JPH10110775A - 産業用機械脚部への防振装置の取付け方法と同方法を使用して防振装置を取付けた産業用機械 - Google Patents

産業用機械脚部への防振装置の取付け方法と同方法を使用して防振装置を取付けた産業用機械

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JPH10110775A
JPH10110775A JP26197596A JP26197596A JPH10110775A JP H10110775 A JPH10110775 A JP H10110775A JP 26197596 A JP26197596 A JP 26197596A JP 26197596 A JP26197596 A JP 26197596A JP H10110775 A JPH10110775 A JP H10110775A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
body frame
machine
vibration control
main body
industrial machine
Prior art date
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Application number
JP26197596A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Haijima
達也 配島
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Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プレス機械などの産業用機械機械の脚部の床
面からの高さをほとんど変えることなく産業用機械脚部
への防振装置の取付け方法と同方法を使用した産業用機
械を提供することである。 【解決手段】 本体フレーム2下方の脚部3に複数の防
振装置取付けブラケット4を前記本体フレームから側方
向に張出して設け、該防振装置取付けブラケットに取付
けた防振装置を介して前記本体フレームを支持すること
を特徴とする産業用機械。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は産業用機械脚部への
防振装置の取付け方法と同方法を使用して防振装置を取
付けた産業用機械に関する。
【0002】
【従来の技術】産業用機械のなかでも、プレス機械、鍛
造機械、振動バレル研磨装置などは、加工時における振
動および騒音が極めて大きいので、従来から機械の本体
フレームの脚部に防振ゴムまたは皿ばねなどを利用した
防振装置を脚部と床との間に取付けている。例えば図4
に示したプレス機械100では、フレーム101に設け
られたボルスター102の下方に位置する両側のフレー
ム101の脚部104に高さhの防振装置105を取付
けてある。この場合、プレス機械100の床面106か
らボルスター102の上面までの高さH1 または作業位
置の高さH1 は、防振装置105の高さh分だけ高くな
る。
【0003】図5には、前記プレス機械100において
深さがhのピット107を前記床面106に設け、この
ピット107内にプレス機械100を設置して、床面1
06から前記ボルスター102の上面までの高さH2
前記防振装置105の高さh分だけ低くした例である。
なお、図5において前記図5と同一の部品には同一の符
号を付してある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の図4のに示した
如く、産業用機械であるプレス機械において、本体フレ
ームの脚部と床面との間に防振装置を設ける場合におい
ては、床面からボルスターの上面までの高さが防振装置
の高さ分だけ高くなるので、ボルスター上への金型の搬
入またはボルスター上からの金型の搬出、並びに金型へ
の素材の供給や製品の取出し時などにおける操作性が悪
くなるという問題がある。また、防振装置の高さ分だけ
機械の全体の高さが高くなることによって、工場内の障
害物に機械が干渉して機械を設置できないこともあり、
機械の高さを低く設計した特別注文の機械を使用せざる
を得ないことも有り得る。なお、機械の高さを低く設計
した場合、高さ方向のフレームの強度が低下するという
問題があり、フレームの強度を低下させないようにフレ
ームの肉厚を厚くするなどの対応も必要となる。
【0005】前述の図5の例のプレス機械の如く、機械
の大きさに対応させて床面に防振装置の高さに相当する
深さのピットを掘る場合には、前述の様な操作性が悪く
なることはないが、機械の設置費用が大きくなると共
に、機械のサイズの変更または機械の配置を簡単に変更
することができないという問題がある。
【0006】本発明は上述の如き問題を解決するために
成されたものであり、本発明の課題は、プレス機械など
の産業用機械機械の脚部の床面からの高さをほとんど変
えることなく産業用機械脚部への防振装置の取付ける方
法と同方法を使用した産業用機械を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する手段
として、請求項1に記載の産業用機械脚部への防振装置
の取付け方法は、機械本体フレーム下方の脚部に複数の
防振装置取付けブラケットを前記本体フレームから側方
向に張出して設け、該防振装置取付けブラケットに取付
けた防振装置を介して前記本体フレームを支持すること
を要旨とするものである。
【0008】したがって、機械の作業位置の高さをほと
んど変更することなく機械脚部へ防振装置を取付けるこ
とができる。
【0009】請求項2に記載の産業用機械は、機械本体
フレーム下方の脚部に複数の防振装置取付けブラケット
を前記本体フレームから側方向に張出して設け、該防振
装置取付けブラケットに取付けた防振装置を介して前記
本体フレームを支持することを要旨とするものである。
【0010】したがって、機械の床面からの高さをほと
んど変えることなく機械脚部へ防振装置を取付けること
ができる。すなわち、床面から機械の作業位置までの高
さがほとんど同一であるということになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
によって説明する。図1は産業用機械の一つである、プ
レス機械1の本体フレームの部分正面図であり、図2は
図1の左側面図、図3は図2のIII−III線に沿っ
た断面図である。なお、本実施の形態の説明において使
用する産業用機械という用語は、プレス機械、プレスブ
レーキ、または鍛造機械など稼働時の振動が大きく、防
振装置を使用することが望ましい機械全体を意味するも
のとして使用している。
【0012】図1および図2は、前記産業用機械である
プレス機械1の本体フレーム2の下部を示したものであ
り、本体フレーム2以外の構造は省略してある。この本
体フレーム2の下方の左右の本体フレームの脚部3の前
後には、本体フレーム2の図1の例では外方(図1にお
いて左右方向)に張出して防振装置取付けブラケット4
がそれぞれ水平に取付けてある。
【0013】前記防振装置取付けブラケット4には防振
装置5が取付けてある。なお、この防振装置5には、例
えば、市販品である(株)アマダ製の防振装置MAV−
Sシリーズを使用することが可能である。
【0014】前記防振装置5はプレス機械1を設置する
床面6に埋設したスタッドボルト7にナット8によって
固定してある。前記本体フレーム2のベッド9上にはボ
ルスター10が交換可能に取付けてあり、このボルスタ
ー10上にはダイセット(図示省略)などの金型を取付
けてプレス加工が行われる。また、本体フレーム2の下
部の本体フレームの脚部3と床面6との間には若干の間
隙Gが設けてあり、この間隙Gはプレス機械の重量とプ
レス作業による衝撃荷重が作用したときに本体フレーム
の脚部3と床面6とが接触しない程度に設定してある。
【0015】上記構成により、例えばプレス機械などの
機械脚部に機械の床面からの高さをほとんど変更するこ
となく防振装置を取付けることができる。その結果、プ
レス機械においては、床面からボルスターの上面までの
高さ、すなわち作業位置までの高さがほとんど変化しな
いので、ボルスター上への金型の搬入またはボルスター
上からの金型の搬出、並びに金型への素材の供給や製品
の取出し時などにおける操作性が悪くなるということが
ない。
【0016】また、プレス機械の本体フレームの高さは
変化がないので本体フレームの強度が低下することがな
い。また、防振装置を使用しない場合と同一の設置条件
で工場にプレス機械を設置することができる。
【0017】
【発明の効果】以上の如き実施の形態の説明から理解さ
れるように、請求項1に記載の発明によれば、産業用機
械の本体フレーム下方の脚部に防振装置を取付けること
によって機械の操作性を悪化させることがない。
【0018】請求項2に記載の発明によれば、産業用機
械の作業位置の高さにほとんど変化がないので機械の操
作性が悪くなるということがない。また、機械の本体フ
レームの高さが変化しないから本体フレームの強度が低
下することがない。また、防振装置なしの場合と同一の
設置条件で工場に機械を設置することができる利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる産業用機械脚部への防振装置の
取付け方法を用いたプレス機械の本体フレームの部分正
面図。
【図2】図1の左側面図。
【図3】図2のIII−III線に沿った断面図。
【図4】従来のプレス機械脚部への防振装置の取付け方
法を示した図。
【図5】図4に示したプレス機械をピットを掘って設置
した例。
【符号の説明】
1 プレス機械 2 本体フレーム 3 脚部 4 防振装置取付けブラケット 5 防振装置 6 床面 7 スタッドボルト 9 ベッド 10 ボルスター

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体フレーム下方の脚部に複数の防振装
    置取付けブラケットを前記本体フレームから側方向に張
    出して設け、該防振装置取付けブラケットに取付けた防
    振装置を介して前記本体フレームを支持することを特徴
    とする産業用機械脚部への防振装置の取付け方法。
  2. 【請求項2】 本体フレーム下方の脚部に複数の防振装
    置取付けブラケットを前記本体フレームから側方向に張
    出して設け、該防振装置取付けブラケットに取付けた防
    振装置を介して前記本体フレームを支持することを特徴
    とする産業用機械。
JP26197596A 1996-10-02 1996-10-02 産業用機械脚部への防振装置の取付け方法と同方法を使用して防振装置を取付けた産業用機械 Abandoned JPH10110775A (ja)

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JP26197596A JPH10110775A (ja) 1996-10-02 1996-10-02 産業用機械脚部への防振装置の取付け方法と同方法を使用して防振装置を取付けた産業用機械

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JP26197596A JPH10110775A (ja) 1996-10-02 1996-10-02 産業用機械脚部への防振装置の取付け方法と同方法を使用して防振装置を取付けた産業用機械

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JPH10110775A true JPH10110775A (ja) 1998-04-28

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JP (1) JPH10110775A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102615512A (zh) * 2011-05-12 2012-08-01 纽威数控装备(苏州)有限公司 机床工作台的安装方法
CN104139309A (zh) * 2014-06-27 2014-11-12 赵秋燕 一种减震型机台基座
CN110936180A (zh) * 2019-12-30 2020-03-31 三门县瑶帆自动化科技有限公司 一种大跨度机床的底座机构

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