JPH10109734A - 鶏卵等の被処理物移替方法およびその装置 - Google Patents

鶏卵等の被処理物移替方法およびその装置

Info

Publication number
JPH10109734A
JPH10109734A JP26614096A JP26614096A JPH10109734A JP H10109734 A JPH10109734 A JP H10109734A JP 26614096 A JP26614096 A JP 26614096A JP 26614096 A JP26614096 A JP 26614096A JP H10109734 A JPH10109734 A JP H10109734A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
egg
passage
workpiece
transfer
processed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26614096A
Other languages
English (en)
Inventor
Manabu Hashimoto
本 學 橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
QP Corp
Original Assignee
QP Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by QP Corp filed Critical QP Corp
Priority to JP26614096A priority Critical patent/JPH10109734A/ja
Publication of JPH10109734A publication Critical patent/JPH10109734A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 被処理物を一時停止させることなく連続的に
かつ安定して移替させることができるようにする。 【解決手段】傘形状の上面を有する台盤4の中央位置に
鶏卵等の被処理物を供給し、この台盤4の傾斜にそって
被処理物を台盤4の周辺へ向け転動させてその台盤4の
周辺部上面に放射状に配列した被処理物通路6へ分配し
て導き、所定箇所の通路6の末端から被処理物の処理箇
所へ搬送するための搬送コンベア40の被処理物受入れ
部41上へ受渡すようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鶏卵をはじめ、こ
れに類する略球形状をなす被処理物を処理箇所へ搬送す
る搬送コンベアの所定箇所に確実に移替するための被処
理物移替方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば加工食品等の原料として使用され
る鶏卵等(以下単に卵という)の処理機として、殻付卵
を自動的に割卵して卵黄、卵白を取出し、必要に応じ卵
黄と卵白とを分離して個別に回収するようにした割卵機
が広く用いられている。
【0003】この種の割卵機では、洗卵処理された卵を
供給して割卵機側の無端回動する割卵コンベアまたは割
卵コンベアへ卵を供給するための搬送コンベアの卵受入
れ部上へ移替し、割卵コンベアの回動で所定の割卵位置
に至ったとき割卵されて卵黄、卵白が取出されるように
なされている(特公昭61−59089号、特公平6−
59931号の各公報参照)。
【0004】上記従来の割卵機における卵の移替装置
は、洗卵済みの卵を横方向に複数個並んだ状態で搬送す
る搬送コンベアの末端を割卵機側の割卵コンベアまたは
搬送コンベアの直線搬送箇所の側部に向き合わせ、供給
コンベアの末端から該コンベアの卵受入れ部上へ移替さ
せるようになされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに上記従来の技
術では、搬送コンベアを介する場合は被処理物である卵
を供給コンベアの末端から搬送コンベアに対し直交する
方向で移替することになるので、被処理物を安定した姿
勢で移替させるためには搬送コンベアを一時的に停止さ
せなければならず、そのため移替処理数に制限を受ける
ばかりでなく高速化を達成するうえでの縊路となってい
た。すなわち上記装置により高速で被処理物の移替を行
うと、搬送コンベアの受入れ部での被処理物の傾きが生
じたりして姿勢が定まらず、その後の処理工程(割卵
等)において不良品の発生率が高くなり、高速化を望む
ことができなかった。
【0006】また供給コンベア側に被処理物を横並び状
に供給する必要があるため、予め整列させて供給コンベ
ア上へ補給する装置が別途必要となり、機構的に複雑か
つ大型化をもたらし、加えて前述のように被処理物の移
替のために稼動と停止を繰返すことにより機構部分が損
傷しやすく、メンテナンスも容易でないなどの種々の問
題点があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、被処理物の移
替を搬送コンベアを一時停止させることなしに連続的に
かつ円滑に行え、高速処理に対応することができるよう
にすることを課題とするもので、傘形状の上面を有する
台盤の中央位置に鶏卵等の被処理物を供給し、この台盤
の傾斜にそって被処理物を台盤の周辺へ向け転動させて
その周辺部上面に放射状に配列した被処理物通路へ分配
して導き、所定箇所の通路の末端から被処理物の処理箇
所へ搬送するための搬送コンベアの被処理物受入れ部上
へ受渡すようにしたことにある。
【0008】そのための装置として、上面が中心部から
周辺部にかけて緩かに下り傾斜する傘形状を有し水平面
内で回転可能に設けられた台盤と、この台盤の周辺領域
の上面に放射状に配列されて台盤の回転と同期回転され
被処理物を列状にして通過させるための被処理物通路
と、被処理物を1箇単位で受入れる受入れ部を所定のピ
ッチをもって備え、所定範囲に位置する被処理物通路の
末端に対応して配設された水平回動自在な無端状の搬送
コンベアとを具有する構成としたものである。
【0009】好ましくは、上記被処理物通路の構成を、
断面が略V字状をなすようにガイド壁を設け、そのガイ
ド壁間下部に該通路の底部を構成するように被処理物の
移送方向に軸線を有する一対の回転ロールを設けるか、
あるいは無端ベルトを設けるのがよい。また前記被処理
物通路の長手方向に被処理物を1個単位で移動させるた
めの移送部材を列設し、この移送部材を間欠送り動作自
在として被処理物を一定ピッチをもって移送するように
することが望ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態を参照して説明する。図1は本発明を鶏卵用割卵機
に適用した場合のレイアウトの一例を示す平面図で、図
1においては本発明による被処理物移替装置1と、この
移替装置1に洗卵済みの卵を補給する卵供給装置2と、
上記移替装置1から移替された卵を受入れて割卵処理す
る割卵機の割卵コンベア3とで構成される場合を示して
いる。
【0011】前記被処理物移替装置1は、図2に平面
を、図3に断面を示すように、上面が中心部から周辺部
にかけて緩かに下り傾斜(10度前後)する傘形状(中
心部上面所要領域が平坦状のものも本発明でいう傘形状
に含まれる)をなし水平面内で回転可能に設けられた台
盤4を備え、この台盤4の中心部から所要の半径領域が
平滑な表面を有する卵受入れ面部5とされ、この受入れ
面部5の周辺外の領域には卵Eを一列状態として通過さ
せるための通路6,6…が放射方向に多数配設されてお
り、これら通路6,6…は前記卵受入れ面部5と共に軸
7を中心に回転するようになっている。
【0012】上記軸7は、基台8に軸受9を介して回転
自在に支持され、この軸7の上端には台盤4の中心部の
軸受部10が挿通固定されている。また軸7の上下方向
中間位置に固着されたスプロケット11と基台8上に設
置されたモータMにより回転するスプロケット12とに
チエン13が巻装され、モータMの回動で台盤4が図1
の矢印方向に回転されるようになっている。
【0013】前記台盤4の外周部には、図4に拡大示す
るように前記各通路6,6…と対応して少くとも周面が
ゴム等の摩擦材で構成された支持ローラ14が軸着さ
れ、この支持ローラ14は前記基台8上に固設の台座1
5の外周縁上面に当接されていて台盤4の回転を円滑な
らしめている。
【0014】前記通路6は、図示の実施形態ではその一
つを上記図4に拡大断面として示すように、前記卵受入
れ面部5の周縁に続いて設けられ卵Eの移動方向が縦長
方向となるように卵Eの姿勢を揃えるための方向揃え部
6Aと、これに続いて卵Eを1個宛間欠的に通路6の末
端に至らしめる間欠移送部6Bとからなっている。
【0015】そして上記方向揃え部6Aの末端位置まで
を包含するように台盤4の上面に卵Eの飛び出しを防ぐ
ためのホッパ16が設けられており、方向揃え部6Aの
末端位置のホッパ16には卵Eを通すための窓孔16a
が開口されている。
【0016】前記通路6の方向揃え部6Aおよび間欠移
送部6Bの各底部を構成する部位には、卵Eの移送方向
に軸線を有し少くとも外周面がゴム等の摩擦材からなる
左右一対ずつの回転ロール17,18をそれぞれ有し、
間欠移送部6Bの回転ロール18,18の末端に固着さ
れた少くとも周面がゴム等の摩擦材からなる受動ローラ
19,19が前記支持ローラ14の外周面に接触されて
いて、台盤4の回転に伴い該移送部6Bの回転ロール1
8,18に回転が与えられるようになっている。また方
向揃え部6Aの回転ロール17,17には、前記間欠移
送部6Bの回転ロール18,18からギヤ20,21を
介して回転が伝達されるようになっており、前記回転ロ
ール18,18と同様に回転が与えられるようになって
いる。
【0017】前記方向揃え部6Aの回転ロール17,1
7の両側には、一端を台盤4側に軸22により枢支され
て上下に揺動するアーム23の先端に揺動板24,24
が設けられ、これら揺動板24,24の上下揺動により
台盤4の卵受入れ面部5上を転動する卵Eを縦長方向に
揃えるようになされている。
【0018】また前記方向揃え部6Aの末端位置には、
卵Eの転出を防ぎかつ必要時に間欠移送部6Bへ受渡す
ための本発明でいう移送部材としてのストッパ25が設
けられている。このストッパ25は、軸部26を中心に
揺動自在に支持されるアーム27を有し、そのアーム2
7の接触部27aが前記台座15に設置されたカムレー
ル28の側部に当接され、このカムレール28の平面視
波形状のカム形状により図において実線図示位置と鎖線
図示位置とにわたり揺動され、これによりストッパ25
が卵Eを留める位置と通過させる位置とにわたり出没す
るように構成されている。
【0019】前記間欠移送部6Bの回転ロール18,1
8の両側には、図5に略示するように断面略V字状をな
すようにガイド壁29,29が設けられるとともに、卵
Eを一定の間隔をおいて末端に至らしめるための複数個
(図では3個)のストッパ30,30…(移送部材)が
等間隔に配設されている。
【0020】このストッパ30は、軸部31を中心に揺
動自在に支持されたアーム32を有し、そのアーム32
の接触部32aが前記台座15に設置されたカムレール
33の側部に当接され、このカムレール33のカム形状
により図4において実線図示位置と鎖線図示位置とにわ
たり揺動され、これによりストッパ30が卵Eを留める
位置(実線図示)と通過させる位置(鎖線図示)とにわ
たり出没するように構成されている。
【0021】前記台盤4の外周には無端状の搬送コンベ
ア40の一部が巡り、この搬送コンベア40の他部は割
卵コンベア3の受卵領域Aの外側に所要長さ範囲にわた
って添う経路を有するように配設される。
【0022】上記搬送コンベア40は、図6にその一つ
を示すように、1個の卵Eを受入れて搬送する卵受入れ
部を構成する搬送ユニット41を多数有して前記の経路
に配設されるもので、平帯状の搬送ユニット走行用ガイ
ドレール42が台盤4の半周乃至はそれ以上の範囲の外
周部を巡り、割卵コンベア3の受卵領域Aの始端位置
A′から終端位置A″にかけて該コンベア3と平行にな
り、上記終端位置A″からスプロケット43の周囲を巡
って反転し、中間スプロケット44を経由して台盤4の
周囲に戻るようループ状に配設されている。
【0023】前記搬送ユニット41は、平面視角形状の
フレーム45を有し、このフレーム45の下面四隅部に
両面フランジ付きの4個のホイル46,46…が水平面
内で回転自在に軸着されており、これらホイル46,4
6…が前記ガイドレール42の両側縁に係合して搬送ユ
ニット41がガイドレール42にそって走行自在とされ
ている。そして上記フレーム45の一側、すなわち台盤
4の外周に対向する側に凹部47が形成されており、こ
の凹部47にはこの凹部側のホイル46,46の周面の
一部が突出され、この凹部47に前記折返し位置のスプ
ロケット43の図示しない歯が係合して搬送ユニット4
1を前記台盤4の周速と同一速度で走行させるようにな
っている。
【0024】上記搬送ユニット41のフレーム45の前
記凹部47とは反対側の前後部には軸受部48,48が
立設され、これら軸受部48,48間には円筒状の卵駆
動ローラ49が軸50により回転自在に支持されてい
る。この軸50の一端には傘歯車51が固着されてお
り、この傘歯車51にはその位置にあるホイル46の軸
上に固着された傘歯車52が噛合され、搬送ユニット4
1が図6において矢印(イ)方向に進行するときホイル
46、傘歯車52,51を介して卵駆動ローラ49が矢
印(ロ)方向に従動されるように構成されている。
【0025】上記卵駆動ローラ49の軸50の両端部に
はアーム53,53の基部が固着され、これらアーム5
3,53の先端間には中央部が小径の略鼓形の卵姿勢変
換ローラ54が回転自在に軸着されており、前記卵駆動
ローラ49と姿勢変換ローラ54との間に卵Eを図6に
示しているようにその長手方向で受入れたのち両ローラ
49,54間で進行方向(イ)が長手方向となるように
姿勢が変換されるようになっている。
【0026】前記アーム53,53が水平姿勢にあると
きその先端下部位置に前記ガイドレール42にそって棒
状のカムレール55が配設されており、このカムレール
55は前記割卵コンベア3の受卵領域Aの範囲において
高くなるように形成され、この位置において図7に示す
ようにアーム53,53が水平な(ハ)位置から鎖線で
示す(ニ)位置に立ち上がり、ローラ49,54間で保
持していた卵Eを割卵コンベア3の卵受入れ部3a(図
1示)へ受け渡すように形成されている。
【0027】卵供給装置2は適宜なものでよいが、図1
では洗卵済みの卵を所定量収納する容器56,56…を
コンベア57により搬送し、移替装置1の側方から連続
式トレイピッカ58により上方に移送して台盤4の中央
位置へ移動させ、卵を台盤4の受入れ面部5上へランダ
ムまたは整列状態の下に供給するようになされる。
【0028】割卵機は公知のものを対象としており、割
卵コンベア3が卵を受取って回動する間に割卵、卵黄卵
白の分離回収、検卵等の必要な工程が行われる。
【0029】なお図1において59は卵黄を回収する卵
黄タンク、60は卵白を回収する卵白タンク、61は割
卵コンベア3へ受渡す前に卵をチェックする検卵機、6
2は検卵機61で不良卵と判断された卵のストッカであ
る。また図4において63は通路6の末端から搬送ユニ
ット40上へ卵Eを移替するとき卵Eの飛び出しを防ぐ
ためのクッション板、6aは上記移替を円滑に行わせる
ための渡しプレートである。
【0030】次に上記実施の形態の作用を説明する。供
給装置2により台盤4の卵受入れ面部5上に供給された
卵Eは、その卵受入れ面部5の傘形状の傾斜および台盤
4の回転による遠心力によって四方へ転がって離散す
る。卵受入れ面部5の周辺に至った卵Eは、通路6の始
端の方向揃え部6Aに進入する。
【0031】この方向揃え部6Aでは、該部の左右の揺
動板24,24が揺動することと回転ロール17,17
の回転とにより横向きで進入した卵Eが次第に移送方向
が長手となるよう縦向きに姿勢が変換され、方向揃え部
6Aの末端に至るときには完全に縦向きとされてストッ
パ25に当って止まる。
【0032】上記ストッパ25の間欠的な上下揺動によ
り間欠移送部6Bへ送り込まれ、ここで同様にストッパ
30により卵Eが1個ずつ間隔をおいて縦向きに整列す
る。ここにおいてもストッパ30,30…の交互出没に
より卵Eが1個ずつ間欠的に送られ、間欠移送部6Bの
末端に至る。
【0033】間欠移送部6Bの末端のストッパ30が下
降すると、最前位の卵Eは渡しプレート6a上から搬送
コンベア40の搬送ユニット41の卵姿勢変換ローラ5
4上へ滑り込み、この搬送ユニット41の卵駆動ローラ
49と前記の卵姿勢変換ローラ54との間に跨がって卵
Eが搬送ユニット41の進行方向(イ)に対し直交する
姿勢を崩すことなく両者速度差のない状態で移替され
る。
【0034】移替後は、搬送コンベア40がスプロケッ
ト43の回動により駆動されて搬送ユニット41が走行
する間に、ホイル46の回転が傘歯車52,51を通じ
て卵駆動ローラ49に伝達され、該ローラ49の図6に
おいて矢印(ロ)方向の回動により鼓形状の卵姿勢変換
ローラ54との協働の下に卵Eの先端が下向きになるよ
うに逆立ちになり、完全に逆立ちになったのち卵Eの姿
勢が不安定となることから右または左に傾き、卵駆動ロ
ーラ49が1回転したときには卵Eはその長手方向が進
行方向となるように寝た状態となる。こうして卵駆動ロ
ーラ49の1回転により卵Eは略水平姿勢となり、2回
転で各ローラ49,54の軸線と平行となって以後、卵
駆動ローラ49により回転を受け続け、姿勢を乱すこと
なく運ばれる。
【0035】その後搬送コンベア40のスプロケット4
3の駆動により各搬送ユニット41がガイドレール42
にそって走行し、割卵コンベア3の受卵領域Aに至ると
カムレール55の形状により搬送ユニット41のアーム
53,53が軸50を中心に上方へ回動し、卵駆動ロー
ラ49と卵姿勢変換ローラ54との間に乗っている卵E
を割卵コンベア3の卵受入れ部3a上へ移載する。この
間、卵Eは卵駆動ローラ49に接触しており、受け渡し
時も卵Eは空中で回転しているため姿勢が乱れず、一定
姿勢のまま受け渡しが行われる。以後従来と同様に割卵
され、卵黄、卵白が分離して取出され、各回収タンク5
9,60に回収される。
【0036】なお図示の実施形態では、通路6の間欠移
送部6Bの底部を回転ロール18,18で構成した場合
について示したが、これは卵Eの移送方向に配設する無
端ベルトに代えてもよい。また図示の実施形態では、通
路6を卵姿勢変換部6Aと間欠移送部6Bとに分けて構
成してあるが、これは一連のものとしてもよい。さらに
搬送コンベア40の搬送ユニット41は一例を示したも
ので、卵Eの向きを変換しつつ搬送し得るものであれば
他の構成であってもよいことはもちろんである。そして
取扱う被処理物としては、鶏卵のほか異形球状を有する
物であれば対象とすることができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、回
転する台盤の中央領域に卵等被処理物を受入れ、台盤の
傾斜および回転による遠心力により台盤の周辺に移動さ
せ、その周辺部に設けられた通路へ受入れで台盤の周囲
に同速で走る搬送コンベアの受入れ部へ移替するように
したので、連続的な移替ができ、高速処理を可能とする
ことができる。
【0038】また被処理物を安定した一定姿勢を保持し
た状態で移替することができるので、その後の処理にお
ける不良発生を防ぐことができ、被処理物が卵であるよ
うな場合、その歩留りを著しく高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すレイアウト図。
【図2】本発明の主要部分の一実施形態を示す平面図。
【図3】図2の断面図。
【図4】図3の一部の拡大図。
【図5】図4の通路部分の略示断面図。
【図6】搬送コンベアの一例を示す一部の斜視図。
【図7】同、作動を示す正面図。
【符号の説明】
1 移替装置 2 卵供給装置 3 割卵コンベア 4 台盤 5 卵受入れ面部 6 通路 6A 方向揃え部 6B 間欠移送部 8 基台 14 支持ローラ 15 台座 16 ホッパ 17,18 回転ロール 24 揺動板 25,30 移送部材としてのストッパ 28,33,55 カムレール 29 ガイド壁 40 搬送コンベア 41 搬送ユニット 42 ガイドレール 46 ホイル 47 凹部 49 卵駆動ローラ 54 卵姿勢変換ローラ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】傘形状の上面を有する台盤の中央位置に鶏
    卵等の被処理物を供給し、この台盤の傾斜にそって被処
    理物を台盤の周辺へ向け転動させてその周辺部上面に放
    射状に配列した被処理物通路へ分配して導き、所定箇所
    の通路の末端から被処理物の処理箇所へ搬送するための
    搬送コンベアの被処理物受入れ部上へ受渡すようにした
    ことを特徴とする鶏卵等の被処理物移替方法。
  2. 【請求項2】上面が中心部から周辺部にかけて緩かに下
    り傾斜する傘形状を有し水平面内で回転可能に設けられ
    た台盤と、この台盤の周辺領域の上面に放射状に配列さ
    れて台盤の回転と同期回転され被処理物を列状にして通
    過させるための被処理物通路と、被処理物を1箇単位で
    受入れる受入れ部を所定のピッチをもって備え、所定範
    囲に位置する被処理物通路の末端に対応して配設された
    水平回動自在な無端状の搬送コンベアとを具有すること
    を特徴とする鶏卵等の被処理物移替装置。
  3. 【請求項3】前記被処理物通路は、断面略V字状をなす
    ように設けられたガイド壁と、このガイド壁間下部に該
    通路の底部を構成し被処理物移送方向に軸線を有する一
    対の回転ロールとを備えている請求項2記載の鶏卵等の
    被処理物移替装置。
  4. 【請求項4】前記被処理物通路は、断面略V字状をなす
    ように設けられたガイド壁と、このガイド壁間下部にそ
    の長手方向に配設され該通路の底部を構成する無端ベル
    トとを備えている請求項2記載の鶏卵等の被処理物移替
    装置。
  5. 【請求項5】前記被処理物通路の長手方向に被処理物を
    1個単位で移動させるための移送部材を列設し、この移
    送部材を間欠送り動作自在とされている請求項2〜4の
    いずれか1項記載の鶏卵等の被処理物移替装置。
JP26614096A 1996-10-07 1996-10-07 鶏卵等の被処理物移替方法およびその装置 Pending JPH10109734A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26614096A JPH10109734A (ja) 1996-10-07 1996-10-07 鶏卵等の被処理物移替方法およびその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26614096A JPH10109734A (ja) 1996-10-07 1996-10-07 鶏卵等の被処理物移替方法およびその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10109734A true JPH10109734A (ja) 1998-04-28

Family

ID=17426876

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26614096A Pending JPH10109734A (ja) 1996-10-07 1996-10-07 鶏卵等の被処理物移替方法およびその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10109734A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3795565B2 (ja) コンベア機構および搬送方法
CA2055537C (en) Container grouping apparatus
JP4268677B2 (ja) 製品の選別装置を供給するための、製品、特に果実の搬送装置
JPH0662699A (ja) 鶏卵収集装置
KR900007306A (ko) 계란 수집장치
JP7382475B2 (ja) 容器検査装置
JP3556692B2 (ja) 物品搬送装置
US3894628A (en) Bottle unscrambling and erecting apparatus
JPH10109734A (ja) 鶏卵等の被処理物移替方法およびその装置
JPH08198422A (ja) 選別機用ベルトコンベア
JP3874853B2 (ja) 鶏卵の姿勢整列装置およびそれを用いた姿勢整列方法
JP2904446B2 (ja) 円形物品の検査装置
JPS644729Y2 (ja)
US20220332518A1 (en) Process and system for conveying fruit and vegetables with an oriented stalk
JPH08172968A (ja) 卵移送装置
JPS6238243B2 (ja)
JPH08310652A (ja) 物品振分装置
JPS6222505Y2 (ja)
JPH11255330A (ja) 鶏卵等の被処理物移替方法およびその装置
JP2000007141A (ja) 物品供給装置
JPH0912135A (ja) 鶏卵の移し替え装置
US2233960A (en) Container feeding device
JP6650210B2 (ja) ピッチ整列コンベヤ
KR200343362Y1 (ko) 과실 정렬/이송장치
JP2004323210A (ja) 容器搬送装置