JPH10109410A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JPH10109410A
JPH10109410A JP26685596A JP26685596A JPH10109410A JP H10109410 A JPH10109410 A JP H10109410A JP 26685596 A JP26685596 A JP 26685596A JP 26685596 A JP26685596 A JP 26685596A JP H10109410 A JPH10109410 A JP H10109410A
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JP
Japan
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piezoelectric element
head
recording apparatus
ink jet
laminated
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Application number
JP26685596A
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English (en)
Inventor
Hideyuki Makita
秀行 牧田
Michio Umezawa
道夫 梅沢
Osamu Naruse
修 成瀬
Masayuki Iwase
政之 岩瀬
Tsutomu Sasaki
勉 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヘッドの組立作業性、ヘッドの信頼性が十分
でない。 【解決手段】 FPCケーブル16の共通電極部16b
に形成している共通電極パターン45を各積層型圧電素
子12の共通電極43に直接接続し、各個別電極パター
ン46を各積層型圧電素子12の内の駆動部14にのみ
半田接合等により接続することで、FPCケーブル16
を直接積層型圧電素子12の端面電極に直接接続した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインクジェット記録
装置に関し、特に積層型圧電素子の変位でノズルからイ
ンク滴を吐出させるヘッドを備えたインクジェット記録
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録装置は、記録時の振
動、騒音が殆どなく、特にカラー化が容易なことから、
コンピュータ等のデジタル処理装置のデータを出力する
プリンタの他、ファクシミリやコピー機等にも用いられ
るようになっている。このようなインクジェット記録装
置に用いられるインクジェットヘッドは、圧電素子、発
熱抵抗体等のアクチュエータ素子を記録信号に応じて駆
動して、ノズルからインク滴を吐出飛翔させて記録媒体
上に画像記録を行なうものである。
【0003】このような圧電素子を用いるインクジェッ
トヘッドとしては、例えば特開平8−142324号公
報に記載されているように、基板上に複数の積層型圧電
素子を複数列列状に接合して配設すると共に、圧電素子
の周囲に位置するフレーム部材を接合し、これらの圧電
素子及びフレーム部材上に、ダイアフラム部を有する振
動板を積層し、この振動板上に積層型圧電素子でダイア
フラム部を介して加圧される加圧液室及びこの液室にイ
ンクを供給するインク供給路を形成する液室隔壁部材を
積層し、更にこの液室隔壁部材上にノズルを形成したノ
ズルプレートを積層して、積層型圧電素子のd33方向
の変位でノズルからインク滴を吐出させるようにしたも
のがある。
【0004】この積層型圧電素子のd33方向の変位を
用いるインクジェットヘッドを使用するには、ヘッドの
積層型圧電素子の内部電極を交互に接続した両端面の端
面電極と、積層型圧電素子に所要の駆動波形を印加する
ためにドライバ(駆動IC)との間を電気的に接続する
必要がある。そこで、例えば、上述した公報記載のイン
クジェットヘッドにおいては、積層型圧電素子を固定し
た基板上に共通電極パターン及び個別電極(選択電極)
パターンを形成し、積層型圧電素子と各電極パターンと
を導電性接着剤などで電気的に接続すると共に、基板の
各電極パターンにフレキシブルプリントケーブル(以下
「FPCケーブル」という。)を半田接合し、このFP
Cケーブルをドライバに接続することで電気的な接続を
とるようにしている。
【0005】また、複数の積層型圧電素子を用いるイン
クジェットヘッドにおいては、上記公報にも記載されて
いるように、加圧液室を加圧する駆動部になる積層型圧
電素子と液室隔壁部材等を支持する非駆動部になる積層
型圧電素子とを交互に配置することによって、1つのノ
ズルから吐出されたときのインク滴の速度と多数のノズ
ルから同時に吐出されたインク滴の速度の比率として表
わされる相互干渉を低減するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したインクジェッ
トヘッドのように、基板上に電極パターンを形成して、
積層型圧電素子及びFPCケーブルと接続するようにし
た場合、電極パターンの形成、電極パターンと積層型圧
電素子の端面電極との接続、電極パターンとFPCケー
ブルとの接続を行わなければならないので、組立効率が
良くなく、コストの点で不利である。
【0007】また、積層型圧電素子からなる駆動部と非
駆動部とを交互に配置した構造にした場合には、導電性
のゴミが電極間にブリッジされたり、FPCケーブル等
の半田接合時の半田の飛散などによって駆動部と非駆動
部とが電気的に接続されると、駆動部に電圧を印加した
ときに非駆動部が作動してしまうことになる。この非駆
動部の作動が行われると、インク滴に飛翔速度の低下や
バラツキが発生して画像品質が低下するなど、ヘッドの
信頼性が低下することになる。このような2つの積層型
圧電素子の電極間ブリッジの問題は駆動部のみを配置し
た構造のヘッドについても生じ得る。
【0008】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、組立効率を向上すると共に、ヘッドの電気的接続
の信頼性を向上したインクジェット記録装置を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1のインクジェットヘッドは、積層型圧電素
子のd33方向の変位でノズルからインク滴を吐出させ
るヘッドを備えたインクジェット記録装置において、前
記ヘッドの積層型圧電素子の端面電極に直接フレキシブ
ルプリントケーブルを接続した構成とした。
【0010】請求項2のインクジェット記録装置は、駆
動部になる積層型圧電素子と非駆動部になる積層型圧電
素子とを交互に配置し、前記駆動部のd33方向の変位
でノズルからインク滴を吐出させるヘッドを備えたイン
クジェット記録装置において、前記ヘッドの駆動部にな
る積層型圧電素子の端面電極にのみ選択的に直接フレキ
シブルプリントケーブルを接続した構成とした。
【0011】請求項3のインクジェット記録装置は、上
記請求項1又は2のインクジェット記録装置において、
前記ヘッドの積層型圧電素子を固定した基板の長さが前
記積層型圧電素子の配列方向の長さよりも長い構成とし
た。
【0012】請求項4のインクジェット記録装置は、上
記請求項1乃至3のいずれかのインクジェット記録装置
において、前記ヘッドの積層型圧電素子を固定した基板
の幅を前記積層型圧電素子の幅と略同じである構成とし
た。
【0013】請求項5のインクジェット記録装置は、上
記請求項4又は5のインクジェット記録装置において、
前記ヘッドは積層型圧電素子を固定する基板と積層型圧
電素子を取り囲むフレーム部材とによってノズルに対す
る積層型圧電素子の位置決めがなされている構成とし
た。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照して説明する。図1は本発明を適用したイン
クジェット記録装置のヘッド部の分解斜視図、図2は図
1のノズル配列方向と直交する方向の要部拡大断面図、
図3は図1のノズル配列方向の要部拡大断面図である。
【0015】このインクジェットヘッド記録装置のヘッ
ドは、駆動ユニット1と、液室ユニット2と、ヘッドカ
バー3とを備えている。駆動ユニット1は、基板11,
11上にそれぞれ複数の積層型圧電素子12を列状に接
合して配置し、これらの基板11,11及び複数の積層
型圧電素子12の周囲を取り囲むように2つの穴部13
a,13aを形成したフレーム部材13を配置してい
る。
【0016】基板11はセラミック、ガラスエポキシ樹
脂等からなる絶縁性の基板であり、この基板11上に1
つの積層型圧電素子を接合した後スリット加工を施する
ことで、複数の積層型圧電素子12を分割形成してい
る。これらの複数の積層型圧電素子12は、駆動波形を
印加する駆動部14と駆動波形を印加しない非駆動部1
5とを交互に構成している。そして、これらの各列の複
数の積層型圧電素子12の少なくとも駆動部14には、
駆動IC(ドライバ)からの駆動波形を印加するための
FPCケーブル16,16を直接接続しているが、その
詳細は後述する。
【0017】液室ユニット2は、金属或いは樹脂の薄膜
からなる振動板21と、液室隔壁部材を構成する2層構
造のフォトレジストフィルムからなる感光性樹脂層2
2,23と、ノズル孔24を形成した金属、樹脂等から
なるノズルプレート25とを順次に積層し、熱融着して
形成している。これらの各部材によってノズル孔24が
連通する加圧液室26と、この加圧液室26の両側に位
置する共通インク室27,27と、共通液室27から加
圧液室26へインクを供給するための流体抵抗部になる
インク供給路28,28を形成している。
【0018】振動板21は同一平面上に位置出し又は研
削加工した積層型圧電素子12及びフレーム部材13上
に接着剤29で接合している。この振動板21は変位部
となるダイアフラム部31、積層型圧電素子12の内の
非駆動部15に接合する梁32及びフレーム部材13に
接合するベース33とから形成し、またダイアフラム部
31は積層型圧電素子12の内の駆動部14に接合する
島状凸部34と、この凸部34の周囲に形成した薄膜部
分35とからなる。また、ノズルプレート25の表面に
は、撥水性の表面処理膜である撥水膜36を形成し、こ
の撥水膜36の周囲には撥水処理を施していない非撥水
処理面37を設けている。
【0019】ノズルカバー(ヘッドカバー)3は、ノズ
ルプレート25の周縁部及びヘッド側面を覆う箱状に形
成したものであり、ノズルプレート25の撥水膜36に
対応した開口部を形成し、ノズルプレート25の非撥水
処理面37に接着剤にて接着接合している。なお、この
インクジェットヘッドには、図示しないインクカートリ
ッジからのインクを液室に供給するため、フレーム部材
13及び振動板21にそれぞれインク供給穴38、39
を設けている。
【0020】ここで、積層型圧電素子12とFPCケー
ブル16との接続に関して図4以降をも参照して説明す
る。まず、積層型圧電素子12としては10層以上の積
層型圧電素子を用いている。この積層型圧電素子12
は、例えば図2及び図3に示すように、厚さ10〜50
μm/1層のPZT(=Pb(Zr・Ti)O3)41と、
厚さ数μm/1層の銀・パラジューム(AgPd)等から
なる内部電極42とを交互に積層したものである。圧電
素子12を厚さ10〜50μm/1層の積層型とするこ
とによって駆動電圧の低電圧化を図れ、例えば10〜5
0Vのパルス電圧で圧電素子の電界強度1000V/mm
を得ることができる。なお、圧電素子として用いる材料
は上記に限られるものでなく、一般に圧電素子材料とし
て用いられるBaTiO3、PbTiO3、(NaK)NbO3
等の強誘電体などの電気機械変換素子を用いることもで
きる。
【0021】この積層型圧電素子12の内部電極42は
1層おきに左右の端面に取り出してAgPd等からなる端
面電極である共通電極43、個別電極(選択電極)44
に接続している。なお、圧電素子12の端面に端面電極
を別途形成することなく、外部に取り出した内部電極4
2の端面をそのまま端面電極として後述するようにFP
Cケーブル16を直接接続するようにすることもでき
る。
【0022】一方、FPCケーブル16は、図4にも示
すように、本体部16a及びこの本体部16から延ばし
て形成した共通電極部16bを有し、各積層型圧電素子
12の共通電極43に接続する共通電極パターン45を
本体部16aを経て共通電極部16bにかけて形成し、
各積層型圧電素子12の個別電極44に接続する複数の
個別電極パターン46を本体部16aに形成している。
【0023】ここで、共通電極パターン45は各積層型
圧電素子12の列設方向に1本のライン状に形成し、ま
た個別電極パターン46は各積層型圧電素子12の内の
駆動部14にのみ対応させて形成している。また、FP
Cケーブル16には両端部の領域47,48の部分で各
電極パターン45,46に半田メッキを施している。な
お、領域47は積層型圧電素子側、領域48は駆動IC
側に対応する。
【0024】そして、図1及び図2に示すようにFPC
ケーブル16の共通電極部16bを曲げ、FPCケーブ
ル16の共通電極パターン45を各積層型圧電素子12
の端面電極である共通電極43に半田接合等により接続
し、各個別電極パターン46を各積層型圧電素子12の
内の駆動部14にのみ半田接合等により接続すること
で、FPCケーブル16を直接積層型圧電素子の端面電
極に接続している。
【0025】このようにヘッドの積層型圧電素子の端面
電極に直接フレキシブルプリントケーブルを接続するこ
とによって、積層型圧電素子のd33方向の変位を利用
する場合でも、積層型圧電素子からの電極取出しをFP
Cケーブルで直接行うことができて、従前のように圧電
素子と基板上の電極パターン、基板上の電極パターンと
FPCケーブルとの電気的接続を行う場合よりも、組立
作業が容易で、組立効率が向上すると共に、電気的接続
部分が減少することで非駆動部と駆動部とが電気的にブ
リッジされることが低減し、ヘッドの電気的接続の信頼
性が向上し、更にコストの低減を図ることができる。
【0026】ここで、FPCケーブル16の他の例につ
いて図5を参照して説明する。このFPCケーブル16
は、共通電極ライン45aから積層型圧電素子12の内
の各駆動部14に対応して櫛歯状に電極ライン45bを
引出した共通電極パターン45を形成している。このよ
うに、共通電極パターン45を櫛歯状パターンに形成す
ることによって、個別電極パターン46と同様に、積層
型圧電素子12の内の各駆動部14に選択的に接続する
ことができ、積層型圧電素子12の内の非駆動部15に
電極が接続されることがなくなり、電気的な接続信頼性
が向上して一層ヘッドの信頼性を向上することができ
る。
【0027】また、基板11と積層型圧電素子12の列
設方向の長さの関係については、図6(a)に示すよう
にスリット分割前の積層型圧電素子12’の長さ、即ち
積層型圧電素子12の列設方向の長さL1よりも基板1
1の長さL2を長くする(L1<L2)。このようにす
れば、組立作業上基板11を掴み易くなり、組立作業性
が向上する。すなわち、液室ユニット2を接合するため
にフレーム部材13及び積層型圧電素子12の上面を同
一平面上に位置出しする場合、フレーム部材13内に基
板11を挿入するために基板11を掴む必要があるが、
上述のようにすることで同図(b)に示すように基板1
1の側面下部51をつかむ部分とすることができて、組
立作業が容易になる。
【0028】さらに、基板11と積層型圧電素子12の
幅の関係については、図7に示すように、基板11の幅
L4を圧電素子12の幅L3と略同じにする。このよう
にすれば、基板11の側面と圧電素子12端面との段差
がなくなり、FPCケーブル16を圧電素子12の端面
に半田接合する際の加熱・加圧を容易に行うことができ
て、電気的接続の信頼性が向上する。
【0029】次に、図8を参照して本発明の他の実施例
について説明する。同図は、駆動ユニットの平面図であ
る。この実施例では、フレーム部材53に穴部53aの
両端側に基板11の両端部をそれぞれ嵌め合わせる溝部
54,54を形成したものである。これらの溝部54の
各辺が基板11の位置を決める位置決め部となる。これ
によって積層型圧電素子12とノズル24との位置決め
を高精度に行うことができる。
【0030】すなわち、積層型圧電素子12と基板11
との位置決めは、ダイシングソー、ワイヤーソーなどの
スリット加工を行う加工装置の加工精度が高いので、高
精度に行うことができる。したがって、基板11とフレ
ーム部材53との位置決めを高精度に行うことで、圧電
素子12とノズル24とを高精度に位置決めすることが
できる。
【0031】なお、圧電素子を複数個使用する場合に
は、位置決め箇所が複数個となり、位置決め箇所の位置
精度自体も高精度であることが要求されるので、フレー
ム部材は精密成形材料を使用した成形部品、例えば熱硬
化性エポキシ系樹脂を使用するとより効果的である。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1のインク
ジェット記録装置によれば、積層型圧電素子の変位でノ
ズルからインク滴を吐出させるヘッドを備え、このヘッ
ドの積層型圧電素子の端面電極に直接フレキシブルプリ
ントケーブルを接続したので、組立効率が向上してコス
トの低減を図ることができると共に、ヘッドの電気的接
続の信頼性を向上することができる。
【0033】請求項2のインクジェット記録装置によれ
ば、駆動部になる積層型圧電素子と非駆動部になる積層
型圧電素子とを交互に配置し、駆動部の変位でノズルか
らインク滴を吐出させるヘッドを備え、このヘッドの駆
動部になる積層型圧電素子の端面電極にのみ選択的に直
接フレキシブルプリントケーブルを接続したので、組立
効率が向上してコストの低減を図ることができると共
に、ヘッドの電気的接続の信頼性を向上することができ
る。
【0034】請求項3のインクジェット記録装置によれ
ば、上記請求項1又は2のインクジェット記録装置にお
いて、積層型圧電素子を固定した基板の長さが積層型圧
電素子の配列方向の長さよりも長い構成としたので、組
立作業が一層容易になって更に組立効率が向上する。
【0035】請求項4のインクジェット記録装置によれ
ば、上記請求項1乃至3のいずれかのインクジェット記
録装置において、積層型圧電素子を固定した基板の幅を
積層型圧電素子の幅と略同じである構成としたので、F
PCケーブルの接続が容易になり、電気的信頼性が向上
する。
【0036】請求項5のインクジェット記録装置によれ
ば、上記請求項4又は5のインクジェット記録装置にお
いて、積層型圧電素子を固定する基板と積層型圧電素子
を取り囲むフレーム部材とによってノズルに対する積層
型圧電素子の位置決めがなされている構成としたので、
圧電素子とノズルとを高精度に位置決めすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したインクジェット記録装置のイ
ンクジェットヘッドの分解斜視図
【図2】図1のノズル配列方向と直交する方向の要部拡
大断面図
【図3】図1のノズル配列方向の要部拡大断面図
【図4】FPCケーブルの一例を示す説明図
【図5】FPCケーブルの他の示す説明図
【図6】基板の長さの説明に供する斜視説明図
【図7】基板の幅の説明に供する模式的説明図
【図8】本発明の他の実施例を示す駆動ユニットの平面
【符号の説明】
1…駆動ユニット、2…液室ユニット、11…基板、1
2…積層型圧電素子、13…フレーム部材、14…駆動
部、15…非駆動部、16…FPCケーブル、21…振
動板、22,23…感光性樹脂層、24…ノズル、28
…ノズルプレート、16…FPCケーブル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩瀬 政之 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 佐々木 勉 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積層型圧電素子のd33方向の変位でノ
    ズルからインク滴を吐出させるヘッドを備えたインクジ
    ェット記録装置において、前記ヘッドの積層型圧電素子
    の端面電極に直接フレキシブルプリントケーブルを接続
    したことを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 駆動部になる積層型圧電素子と非駆動部
    になる積層型圧電素子とを交互に配置し、前記駆動部の
    d33方向の変位でノズルからインク滴を吐出させるヘ
    ッドを備えたインクジェット記録装置において、前記ヘ
    ッドの駆動部になる積層型圧電素子の端面電極にのみ選
    択的に直接フレキシブルプリントケーブルを接続したこ
    とを特徴とするインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のインクジェット
    記録装置において、前記ヘッドの積層型圧電素子を固定
    した基板の長さが前記積層型圧電素子の配列方向の長さ
    よりも長いことを特徴とするインクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載のイン
    クジェット記録装置において、前記ヘッドの積層型圧電
    素子を固定した基板の幅が前記積層型圧電素子の幅と略
    同じであることを特徴とするインクジェット記録装置。
  5. 【請求項5】 請求項4又は5に記載のインクジェット
    記録装置において、前記ヘッドは積層型圧電素子を固定
    する基板と積層型圧電素子を取り囲むフレーム部材とに
    よってノズルに対する積層型圧電素子の位置決めがなさ
    れていることを特徴とするインクジェット記録装置。
JP26685596A 1996-10-08 1996-10-08 インクジェット記録装置 Pending JPH10109410A (ja)

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