JPH10109269A - ショットブラストのダスト分離装置 - Google Patents

ショットブラストのダスト分離装置

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JPH10109269A
JPH10109269A JP8266111A JP26611196A JPH10109269A JP H10109269 A JPH10109269 A JP H10109269A JP 8266111 A JP8266111 A JP 8266111A JP 26611196 A JP26611196 A JP 26611196A JP H10109269 A JPH10109269 A JP H10109269A
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JP
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steel ball
dust
rotary cylinder
discharge port
scavenging
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JP8266111A
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English (en)
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Toshio Hara
俊夫 原
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Ishikawajima Inspection and Instrumentation Co Ltd
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Ishikawajima Inspection and Instrumentation Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ショットブラストに使用した鋼球とダストを
効率良く分離する。 【解決手段】 ダスト・鋼球投入口20とダストの掃気
排出口18とを有する管17に一端が回転可能に接続さ
れた回転筒11と、回転筒11の他端側の周囲に穿設さ
れた鋼球排出口16と、回転筒11の一端から鋼球排出
口16に亘って回転筒11の内周面に固着され回転筒1
1の回転駆動に伴って内容物を回転筒11の一端から鋼
球排出口16に向かって搬送する方向の螺旋に形成され
た搬送用スクリューと、鋼球排出口16から回転筒11
の内部に掃気用の加圧空気を供給する掃気給気口22と
を備え、ダスト・鋼球投入口20から投入した鋼球を搬
送用スクリューによって鋼球排出口16へ搬送する際の
振動、衝撃によって鋼球とダストを分離し、ダストは加
圧空気でダストの掃気排出口18から排出し、鋼球は鋼
球排出口16から取り出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダストを除去する
被除塵面に散布した鋼球からダストを分離するショット
ブラストのダスト分離装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】熱交換器等の装置、機器の表面に付着し
たダストを除去するため、ダストを除去する箇所に鋼球
を散布し、鋼球と共にダストを除去するショットブラス
トが従来から行われている。
【0003】図7は、このようなショットブラストの一
例として、ボイラ燃焼排ガス用熱交換器の伝熱管の表面
に付着した煤を除去する装置を示しており、熱交換器本
体1の内部には多数の伝熱管2が設けられていて、燃焼
ガスはガス入口3から熱交換器本体1の内部に入って伝
熱管2を加熱し、ガス出口4から排出されるようになっ
ている。
【0004】5は、バケットコンベア等の鋼球輸送装置
であって、伝熱管2の表面に付着した煤等のダストを除
去するため、伝熱管2に対して散布した鋼球を熱交換器
本体1の下部から取り出し、その鋼球を上方にある鋼球
供給分配装置6に輸送するものである。
【0005】鋼球供給分配装置6には複数の鋼球供給管
7の上端が接続されていて、各鋼球供給管7の下端には
鋼球分散散布器8が取り付けられている。
【0006】鋼球輸送装置5で鋼球供給分配装置6に輸
送された鋼球は、複数の鋼球供給管7内を落下し、鋼球
分散散布器8により分散散布されて伝熱管2に衝突し、
伝熱管2の表面に付着している煤等のダストを除去した
後、熱交換器本体1の下部に集められる。
【0007】熱交換器本体1の下部に集められた鋼球に
付着している煤等のダスト、並びに単独で落下したダス
トは、ダスト分離装置9で掃気により鋼球とは分離さ
れ、鋼球のみが鋼球輸送装置5の下端に送られる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来はダスト分離装置
9として篩を使用するのが一般的であったが、能率が悪
く、鋼球に付着しているダストを効率良く分離できない
問題があった。
【0009】本発明はこのような問題を解決し、ショッ
トブラストに使用した鋼球とダストを効率良く分離し、
且つ搬送も兼ねることができるようにしたショットブラ
ストのダスト分離装置を提供することを目的とするもの
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ダス
ト・鋼球投入口とダストの掃気排出口とを有する管に一
端が回転可能に接続された回転筒と、該回転筒の他端側
の周囲に穿設された鋼球排出口と、前記回転筒の一端か
ら鋼球排出口に亘って回転筒の内周面に固着され回転筒
の回転駆動に伴って内容物を回転筒の一端から鋼球排出
口に向かって搬送する方向の螺旋に形成された搬送用ス
クリューと、前記鋼球排出口から回転筒の内部に掃気用
の加圧空気を供給する掃気給気口と、を備えたことを特
徴とするショットブラストのダスト分離装置に係るもの
で、ダスト・鋼球投入口から投入されたダスト並びに鋼
球は、管を通って回転筒の一端から回転筒の内部に入
り、回転筒と共に回転する搬送用スクリューにより回転
筒の他端側に搬送される。
【0011】鋼球に付着しているダストは搬送用スクリ
ューによる搬送中に鋼球の表面から剥離し、鋼球排出口
から供給された掃気用の加圧空気の流れによってダスト
の掃気排出口に飛ばされ、鋼球はダストとは分離されて
鋼球排出口から回転筒の外部に排出される。
【0012】請求項2の発明は、回転筒内面の一端から
鋼球排出口近傍まで回転筒の軸線に平行させて突設した
突条を備えたことを特徴とする請求項1記載のショット
ブラストのダスト分離装置に係るもので、回転筒と共に
回転する搬送用スクリューにより回転筒の一端から他端
側に搬送される鋼球及びダストは突条により掻き上げら
れて落下し、鋼球に付着しているダストは落下の衝撃に
よって鋼球の表面から確実に剥離して分離され、分離さ
れたダストは掃気用の加圧空気により効率良く排出され
る。
【0013】請求項3の発明は、回転筒の外周にケーシ
ングを備えたので、ケーシング内に加圧空気を供給する
ことにより回転筒からダストを含んだ空気が外部に排出
されるのを防止できる。
【0014】請求項4の発明は、管の内部に取り付けら
れ、ダスト・鋼球投入口とダストの掃気排出口とを分離
してダスト・鋼球投入口のみ回転筒の一端側内部まで延
在させるダクトを備えたことを特徴とする請求項1又は
2又は3記載のショットブラストのダスト分離装置に係
るもので、ダスト・鋼球投入口から投入された鋼球は、
空気流によってダストの掃気排出口の方に流されたり、
管と回転筒の一端側との間の隙間に挟まれることなく、
確実に回転筒の一端側内部に搬入される。
【0015】請求項5の発明は、搬送用スクリューの中
心部に、回転筒と平行な中心空間を備えたことを特徴と
する請求項1又は2又は3記載のショットブラストのダ
スト分離装置に係るもので、回転筒内に供給される掃気
用の加圧空気が中心空間を流れることになるので圧力損
失が小さくなり、更に突条により掻き上げられたダスト
は、中心空間を流れる掃気用の加圧空気に乗って効率良
く排出されるようになる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
を参照しつつ説明する。
【0017】図1は、本発明の実施の形態の一例を示す
縦断側面図であって、固定状態で設置されている円筒状
のケーシング10の内部には、回転筒11が、ケーシン
グ10の内面に取り付けられている複数の回転筒支持輪
12により回転自在に支持されている。
【0018】回転筒11の図1における右側端面の中心
軸線上には駆動軸13が固着されていて、駆動軸13は
ケーシング10右側端面の外側まで延びて図示しないモ
ータにより、図1の右方から見て回転筒11をケーシン
グ10内で左回りに回転駆動するようになっている。
【0019】回転筒11の内周面には、図1の右方から
見て左回りの螺旋で回転筒11の左端から右端近傍まで
達する搬送用スクリュー14の外周縁が固着されてお
り、搬送用スクリュー14の中心部分には、回転筒11
の中心軸線上に位置するようにスクリュー軸15が固着
されている。従って駆動軸13により回転筒11が回転
駆動されると、搬送用スクリュー14、スクリュー軸1
5は、回転筒11と共に回転することになる。
【0020】この回転筒11の右端側の周囲には、複数
の鋼球排出口16が穿設されている。
【0021】ケーシング10の左端端面の中心部には、
管17の基端側が貫通するように固着されていて、管1
7のケーシング10外方の斜め上方に延びている先端に
は、ダストの掃気排出口18が設けられており、図示し
ないダスト収集ダクトが接続されるようになっている。
【0022】また、管17の中間部からは上方に向けた
分岐管19が取り付けられていて、分岐管19の上端に
はダスト・鋼球投入口20が設けられており、このダス
ト・鋼球投入口20は図7に示す熱交換器本体1の下部
に接続され、熱交換器本体1の下部に集められた鋼球並
びにダストが投入されるようになっている。
【0023】ケーシング10の左端端面の中心部を貫通
している管17の基端は、回転筒11の左端端面の中心
部まで延びていて、固定状態になっている管17の基端
外周と回転自在な回転筒11の端面との間には、微小間
隔の隙間21が設けられている。
【0024】ケーシング10の右端近傍の上部には、前
述した回転筒11に穿設されている鋼球排出口16のほ
ぼ直上に位置するように、掃気給気口22が設けられて
いて、この掃気給気口22には、加圧空気を供給する空
気管23が接続されている。
【0025】また、ケーシング10の右端近傍の下部に
は、鋼球排出口16のほぼ直下に位置するように、鋼球
搬出口24が設けられていて、この鋼球搬出口24の下
方は、ロータリバルブ等の切出し装置25、鋼球搬出管
26を介して、図7に示す鋼球輸送装置5の下端に接続
されている。
【0026】掃気給気口22及び鋼球搬出口24よりも
左側のケーシング10内面にはシール板27が取り付け
られていて、掃気給気口22及び鋼球搬出口24よりも
左側のケーシング10内面と、鋼球排出口16よりも左
側の回転筒11外周との間を、微小間隔の隙間28をお
いて遮蔽している。
【0027】そして前述した空気管23とは別に、前記
掃気用の加圧空気より少し高い圧力の空気を供給するよ
うにした分岐空気管29を、シール板27よりも左側の
ケーシング10内に接続するようにしており、前記シー
ル板27の隙間28、及び管17と回転筒11との間の
隙間21にダストが侵入しないようケーシング10内の
圧力を高く保持するようにしている。
【0028】回転筒11の内面には図2に示すような突
条30が、回転筒11の図1における左端から鋼球排出
口16の近傍まで、回転筒11の軸線に平行させて突設
されている。
【0029】上述した図1、図2に示す装置を使用する
際には、図示しない空気溜めまたは送風機から空気管2
3に加圧空気を供給し、駆動軸13を図示しないモータ
により回転駆動させる。
【0030】空気管23に供給された加圧空気は、掃気
給気口22からケーシング10の右端側の内部に入り、
さらに鋼球排出口16から回転筒11の右端側の内部に
流入する。そして回転筒11に流入した加圧空気は搬送
用スクリュー14に沿って回転筒11の内部を左端側ま
で流れ、管17内を流動してダストの掃気排出口18か
ら図示しないダスト収集装置等に流入する。
【0031】図7に示した熱交換器本体1の下部に集め
られた鋼球並びにダストは、図1の鋼球投入口20から
分岐管19に投入されて管17内の中間部に落下し、管
17の傾斜に沿って下方へ移動した後、回転筒11の左
端端面の中心部から回転筒11の内部に入るようにな
る。この際鋼球と分離しているダストは、管17の中を
斜め上方に流れる加圧空気に飛ばされて、ダストの掃気
排出口18から図示しないダスト収集ダクトの内部に流
入する。
【0032】管17の基端から回転筒11の左端内部に
入った鋼球並びにダストは、回転駆動している回転筒1
1の内部に固着されている搬送用スクリュー14によっ
て回転筒11内部の左端から右方へ搬送される。
【0033】搬送用スクリュー14によって回転筒11
内部の左端から右方へ搬送される鋼球に付着しているダ
ストは、搬送用スクリュー14による振動等によって鋼
球の表面から剥離されるようになる。
【0034】さらに回転筒11の内面に軸線方向に突設
されている突条30が回転筒11と共に回転して、搬送
用スクリュー14によって搬送中の鋼球を掻き上げて上
方から落下させるので、鋼球がダストを付着したまま回
転筒11の内部を滑るように搬送されることはなく、突
条30から落下した時の衝撃によって、鋼球に付着して
いるダストは確実に剥離される。
【0035】鋼球から剥離されたダストは、回転筒11
の内部を右端側から左端側まで流れる掃気用の加圧空気
に飛ばされ、回転筒11の左端から管17の基端内部に
入る。この際隙間21からは、ケーシング10内面と回
転筒11外面との間からシール用の加圧空気が回転筒1
1の内部に流入しているので、ダストが隙間21から漏
れ出すことはない。
【0036】管17の中に入ったダストは、掃気用の加
圧空気により鋼球の流れに対抗してダストの掃気排出口
18まで飛ばされ、図示しないダスト収集装置等に流入
する。
【0037】一方、ダストが剥離されて清浄になった鋼
球は、搬送用スクリュー14によって回転筒11内部の
右端側に搬送される。この際、搬送用スクリュー14の
みが回転筒11に対して回転するのではなく、搬送用ス
クリュー14の外周縁が回転筒11の内周面に固着され
ていて、搬送用スクリュー14が回転筒11と一体に回
転するので、鋼球が搬送用スクリュー14の外周縁と回
転筒11との間に噛み込んで鋼球が割れたり搬送用スク
リュー14が破損したりすることがない。
【0038】回転筒11内部の右端側に搬送された鋼球
は鋼球排出口16から回転筒11の外部に排出され、ケ
ーシング10の鋼球搬出口24を経て切出し装置25を
適宜作動させることにより、鋼球搬出管26を通って図
7に示す鋼球輸送装置5の下端に供給され、再び熱交換
器本体1の内部に散布されて、伝熱管2の表面に付着し
ている煤等のダストの除去に使用される。
【0039】次に、図3は本発明の他の実施の形態の一
例の、図1の左側に相当する部分を示す縦断側面図、図
4は図3のIV−IV断面図であって、図1と同一部分
には同一符号を付し、その説明を省略する。
【0040】図3、図4に示す実施形態の管17の内部
には、ダスト・鋼球投入口20とダストの掃気排出口1
8とを分離する樋状のダクト31が、管17の上側に沿
って斜め下方に向けて取り付けられていて、このダクト
31の下端側は回転筒11の内部まで延びている。
【0041】図3、図4に示す実施の形態においては、
回転筒11の左端から管17へ流れる加圧空気並びにダ
ストは、ダクト31の外側を通ってダストの掃気排出口
18に達し、鋼球投入口20から投入された鋼球並びに
ダストは、ダクト31の内部を通って回転筒11の内部
に入ることになるため、回転筒11から排出される加圧
空気並びにダストの流れと、回転筒11の内部に入る鋼
球の移動とが、管17の中で交錯せず、加圧空気並びに
ダストも鋼球も、共に支障を受けることなく円滑に移動
する。
【0042】またダクト31が回転筒11の内部まで延
びているため、鋼球は確実に回転筒11の内部まで導か
れ、左端側に留ることがない。従って、鋼球が管17の
基端外周と回転筒11の左端端面との間の隙間21に噛
み込むことがない。
【0043】図5及び図6は、本発明の更に他の実施の
形態の一例を示したもので、図1及び図2に示したよう
にスクリュー軸15を備えた搬送用スクリュー14の構
成に対して、スクリュー軸15を省略した構成、即ち、
回転筒11内に固定したリボン状の搬送用スクリュー3
2の中心部に、回転筒11と平行な中心空間33を形成
した構成としている。
【0044】図5及び図6に示した構成によれば、回転
筒11内に供給される掃気用の加圧空気が中心空間33
を流れることになるので圧力損失が小さくなり、更に突
条30により掻き上げられたダストは、中心空間33を
流れる掃気用の加圧空気に乗って効率良く管17側へ搬
送されて排出されるようになる。
【0045】本発明のショットブラストのダスト分離装
置は、前記したような熱交換器本体の伝熱管の煤が付着
した鋼球だけでなく、他のダストが付着した鋼球からダ
スト分離する際にも適用することができる。
【0046】
【発明の効果】請求項1の発明は、鋼球が割れたり搬送
用スクリューが破損したりすることがなく鋼球を搬送し
ながら、鋼球に付着しているダストを鋼球から剥離し、
加圧空気の流れでダストと鋼球とを効率よく分離するこ
とができる効果がある。
【0047】請求項2の発明は、突条によって鋼球を掻
き上げて落下させるため、鋼球に付着しているダストは
落下の衝撃によって鋼球の表面から確実に剥離され、且
つ沈澱しようとするダストは掻き上げて舞上がらせるの
で回転筒内を流動する掃気用の加圧空気によって効率的
に分離できる効果がある。
【0048】請求項3の発明は、回転筒の外周にケーシ
ングを備えたので、ケーシング内に加圧空気を供給する
ことにより回転筒からダストを含んだ空気が外部に排出
されるのを防止できる。
【0049】請求項4の発明は、回転筒から排出される
加圧空気並びにダストの流れと、回転筒の内部に入る鋼
球の移動とが、管の中で交錯せず、加圧空気並びにダス
トも鋼球も、共に支障を受けることなく円滑に移動し、
且つ鋼球が回転筒の一端側内部に滞留せず、管の基端外
周と回転筒の一端端面との間の隙間に噛み込んで回転筒
の回転を阻害しない効果がある。
【0050】請求項5の発明は、回転筒内に供給される
掃気用の加圧空気が中心空間を流れることになるので圧
力損失が小さくなり、更に突条により掻き上げられたダ
ストは、中心空間を流れる掃気用の加圧空気に乗って効
率良く排出されるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示す縦断側面図で
ある。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】本発明の他の実施の形態の一例の要部を示す縦
断側面図である。
【図4】図3のIV−IV断面図である。
【図5】本発明の更に他の実施の形態の一例を示す縦断
側面である。
【図6】図5のVI−VI断面図である。
【図7】ショットブラストの一例を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
10 ケーシング 11 回転筒 14 搬送用スクリュー 16 鋼球排出口 17 管 18 ダストの掃気排出口 20 ダスト・鋼球投入口 22 掃気給気口 31 ダクト 32 搬送用スクリュー 33 中心空間

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダスト・鋼球投入口とダストの掃気排出
    口とを有する管に一端が回転可能に接続された回転筒
    と、該回転筒の他端側の周囲に穿設された鋼球排出口
    と、前記回転筒の一端から鋼球排出口に亘って回転筒の
    内周面に固着され回転筒の回転駆動に伴って内容物を回
    転筒の一端から鋼球排出口に向かって搬送する方向の螺
    旋に形成された搬送用スクリューと、前記鋼球排出口か
    ら回転筒の内部に掃気用の加圧空気を供給する掃気給気
    口と、を備えたことを特徴とするショットブラストのダ
    スト分離装置。
  2. 【請求項2】 回転筒内面の一端から鋼球排出口近傍ま
    で回転筒の軸線に平行させて突設した突条を備えたこと
    を特徴とする請求項1記載のショットブラストのダスト
    分離装置。
  3. 【請求項3】 回転筒の外周を覆うシール用のケーシン
    グを備えたことを特徴とする請求項1又は2記載のショ
    ットブラストのダスト分離装置。
  4. 【請求項4】 管の内部に取り付けられ、ダスト・鋼球
    投入口とダストの掃気排出口とを分離してダスト・鋼球
    投入口のみ回転筒の一端側内部まで延在させるダクトを
    備えたことを特徴とする請求項1又は2又は3記載のシ
    ョットブラストのダスト分離装置。
  5. 【請求項5】 搬送用スクリューの中心部に、回転筒と
    平行な中心空間を備えたことを特徴とする請求項1又は
    2又は3記載のショットブラストのダスト分離装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1327453C (zh) * 2005-07-29 2007-07-18 清华大学 球床高温气冷堆双径球碎球分选装置
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