JPH1163886A - 鋼球散布装置 - Google Patents

鋼球散布装置

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JPH1163886A
JPH1163886A JP23242397A JP23242397A JPH1163886A JP H1163886 A JPH1163886 A JP H1163886A JP 23242397 A JP23242397 A JP 23242397A JP 23242397 A JP23242397 A JP 23242397A JP H1163886 A JPH1163886 A JP H1163886A
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JP
Japan
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steel balls
steel ball
bundle
steel
stage
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Withdrawn
Application number
JP23242397A
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English (en)
Inventor
Takaoki Ecchu
隆興 越中
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 石炭焚ボイラの排煙脱硫装置のガス・ガスヒ
ータやエコノマイザ等の熱交換器に適用される効率のよ
い鋼球散布装置を提供すること。 【解決手段】 鋼球をバンドル部に散布し、バンドル部
の下に配置された排出手段によって鋼球を回収し、該鋼
球を循環して上記バンドル部に散布するようにした装置
において、鋼球の散布を行う手段として上記バンドル部
の上に多段排出ロータリコンベアを備えたことを特徴と
する鋼球散布装置及び上記バンドル部の下位に多段ホッ
パおよび多段受入ロータリコンベアを設けた上記鋼球散
布装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、石炭焚ボイラの排
煙脱硫装置のガス・ガスヒータやエコノマイザ等の熱交
換器に適用される鋼球散布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、熱交換器40に適用される鋼球散
布による除塵方法では、図6に示すように、鋼球輸送機
41によって運ばれた鋼球は、上部シュート42を通っ
て鋼球分配機44に供給される。鋼球分配機44の下に
は、広い面積のバンドル部43が配置され、これに鋼球
が均一に散布できるように、複数個の分配管45を設け
られており、分配された鋼球は自重でその先端の鋼球散
布口46に達し、そこから鋼球分配器47に衝突して更
に分散され、バンドル部43に散布される。バンドル部
43において鋼球は煤塵を取り除く。一方、鋼球処理側
には鋼球と煤塵の混合物を受ける1個のホッパ48を設
け、その下部に設けた鋼球受入口49が、鋼球と煤塵の
分離を行うロータリセパレータ50に連結されており、
このロータリセパレータ50で分離処理が行なわれ、ロ
ータリセパレータ50から排出された鋼球のみを鋼球輸
送機41に供給し、鋼球は上部シュート42に向けて運
ばれ、循環して使用される。図中、51、52は排煙出
入口であり、排煙が出入口51、52の間を流れ、排煙
と熱媒の熱交換は、バンドル部43を通過する際に行な
われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の鋼球散布による
除塵装置は、鋼球の輸送を主に自重によっているため、
上部シュート42や分配管45などの配管系やホッパ4
8の底を、ある角度以上傾ける必要がある。また、鋼球
をバンドル部43の広い面積に均一に散布させるため、
上下方向に配置された複数の分配用分岐手段が必要であ
る。このため、熱交換器全体として、高さ方向に広い空
間を必要とし、熱交換器の大型化につながっていた。そ
の結果、必然的に高い高さを選ぶ大型の鋼球輸送機41
が必要であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこれらの欠点を
除くためになされたもので、鋼球をバンドル部に散布
し、該部で熱交換を行ない、バンドル部の下に配置され
た排出手段によって鋼球を回収し、該鋼球を循環手段に
よって上記バンドル部に散布するようにした装置におい
て、鋼球の散布を行う手段として多段排出ロータリコン
ベアを備えたことを特徴とする鋼球散布装置又はバンド
ル部の下位に多段ホッパおよび多段受入ロータリコンベ
アを設けたことを特徴とする上記鋼球散布装置を提供す
るものである。
【0005】
【実施例】図1は、本発明の実施例を示し、この実施例
においても、熱交換器1の排煙出入口2、排煙出入口3
の間において、排煙がバンドル部4を通過する際に排煙
と熱媒の熱交換が行われ、鋼球を衝突させることでバン
ドル部4の汚れを取り除き熱交換率を維持している。バ
ンドル部4は梁5によって支えられている。鋼球輸送機
6により運ばれた鋼球は、図2に示すように、多岐管7
により水平方向に配置された複数(図では3本)の経路
に分けられ、それぞれの経路に概ね水平に設けた、多段
排出ロータリコンベア8に供給される。
【0006】多段排出ロータリコンベア8は、図2と図
4(a) 〜(e) に示すように、バンドル部4上方に配置さ
れ、内部にらせん状のガイド9が一体的に取付けられた
スクリューコンベア10が設けられており、このスクリ
ューコンベア10をモータ11により回転することがで
きる。上記ガイド9は、図4(a) では、概念的に表現さ
れているが、具体的には、図4(e) に示すとおりであ
る。スクリューコンベア10の側壁には、軸方向に適宜
の間隔で複数個の鋼球排出口12が設けてある。回転時
に鋼球排出口12より排出された鋼球は鋼球案内管13
を通って鋼球散布口14から下方に排出される。鋼球散
布口14にはその開口面積を調整すべく、スライドゲー
ト15がハンドル16の操作により開閉作動を行うこと
ができる。
【0007】スクリューコンベア10は、図4(c) に示
すように、まず支持ローラ17によって支持され、ロー
ラの支持枠は弾性体18によって支持されている。図4
(d)に示すように、スクリューコンベア10のエンドプ
レート19には、空気と鋼球が出入りできる空間20が
形成されている。空気取入口21から入った空気の一部
は鋼球とともに排出され、他はエンドプレート19を通
りスクリューコンベア10内に供給される。スクリュー
コンベア10に供給された鋼球は、概ね、全量の1/4
づつが各鋼球排出口12から排出される。水平方向に配
置された多段受入口ロータリコンベア22は、図3、図
5(a) 〜(d) に示すように、複数個のホッパ23下部に
それぞれ鋼球受入口24があり、その下部には、内部に
らせん状ガイド25が一体に取付けられたスクリューコ
ンベア26が設けられ、スクリューコンベア26は、モ
ータ27により回転する。また、上記らせん状ガイド2
5は、鋼球受入口24に設けたことにより不足した動力
伝達の強度を補うためと、スクリューコンベア26のた
わみ防止のため、複数枚を用いる。
【0008】スクリューコンベア26は、図5(b) に示
すように、回転支持ローラ28によって支持されてお
り、ローラ28の支持枠は弾性体29によって支持され
ている。エンドプレート30には図5(c) に示すよう
に、空気と鋼球が出入りできる空間31を設けてある。
空気取入口32から入った空気はエンドプレート30を
通りスクリューコンベア26に供給される。図示のらせ
ん状ガイドは概念的に示されているが、具体的には、図
4(e) と同じである。図5(d) に示すように、鋼球受入
れ口24は、スクリューコンベア26の一部35を除い
てほぼ全周にわたって開口しており、支持環状部材33
によって回転に耐えうる強度を持たせてある。上記各ホ
ッパ23は、概ね、鋼球全量の1/4づつを受入れる。
【0009】
【作用】図4に従い、多段排出ロータリコンベア8の作
用を説明すると、多岐管7を通って供給された鋼球は、
モータ11により回転されるスクリューコンベア10に
よって鋼球排出口12まで運ばれる。スクリューコンベ
ア10内では鋼球とダストの分離が行われ、分離された
ダストは内部を流れる空気によって飛ばされる。鋼球散
布量の調整は、ハンドル16を動かしスライドゲート1
5を開閉させて行う。
【0010】図5において、多段受入ロータリコンベア
22は、落下してきた鋼球をそれぞれ、複数個のホッパ
23により回収し、鋼球を、スクリューコンベア26に
よって鋼球輸送機6まで運ぶ。多段受入ロータリコンベ
ア22内では、空気取入口32から入った空気がスクリ
ューコンベア26に送られる。また、鋼球に付着したダ
ストは、多段受入ロータリコンベア22内で鋼球がスク
リューコンベア26によりかきまわされることによりダ
ストから分離され、ダストは内部を流れる空気によって
飛ばされる。鋼球受入口24のスクリューコンベア26
の翼を複数枚とすることで、鋼球受入口24に設けた開
口部によって不足した動力伝達の強度を補うとともに、
スクリューコンベア26のたわみ防止を行っている。
【0011】
【発明の効果】図1に示すように、バンドル部4上方に
多段排出ロータリコンベア8を設けるか、又はバンドル
部4下方に多段受入ロータリコンベア22を設けること
で、図6に示す熱交換器40に比べ、高さ方向の設置空
間が低くなり熱交換器の小型化につながる。また、図2
に示すように、多段排出ロータリコンベア8を複数個設
けることで、バンドル部4全域に鋼球が散布されるよう
にする。これによって、排煙通過時にバンドル部4に付
着した汚れを全体的に取り払うことができ、熱交換率を
維持できる。図1、図3に示すように、多段受入ロータ
リコンベア22に複数個のホッパ23と鋼球受入口24
を設けることによって、ホッパ23の高さを低くするこ
とができ、図6に示す従来の熱交換器40に比べ、高さ
方向の設置スペースが低くなり、熱交換器の小型化でき
る。図5に示すスクリューコンベア26の翼を複数枚と
することで、鋼球受入口24に設けた開口部によって不
足した動力伝達の強度を補うとともに、スクリューコン
ベア26のたわみ防止を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1実施例を示す概念的縦断
面図である。
【図2】図2は、図1をII−II方向から見た平面図であ
る。
【図3】図3は、図1をIII-III 方向から見た横断面図
である。
【図4】図4(a) は図1に示した多段排出ロータリコン
ベアの詳細図、(b) は図4(a)のX−X横断面図、(c)
は図4(a) のY−Y横断面図、(d) は図4(a) のZ−Z
横断面図、(e) はスクリューコンベアの要部の拡大斜視
図である。
【図5】図(a) は図1に示した多段受入ロータリコンベ
アの詳細図、(b) は図5(a) のX−X横断面図、(c) は
図(a) のY−Y横断面図、(d) は図5(a) のZ−Z横断
面図である。
【図6】従来の鋼球分配機を利用した散布方式を示す概
念的縦断面図である。
【符号の説明】
1 熱交換器 2 排煙出入口 3 排煙出入口 4 バンドル部 5 梁 6 鋼球輸送機 7 多岐管 8 多段排出ロータリコンベア 9 らせん状のガイド 10 スクリューコンベア 11 モータ 12 鋼球排出口 13 鋼球案内管 14 鋼球散布口 15 スライドゲート 16 ハンドル 17 回転支持ローラ 18 弾性体 19 エンドプレート 20 空間 21 空気取入口 22 多段受入ロータリコンベア 23 ホッパ 24 鋼球受入口 25 らせん状ガイド 26 スクリューコンベア 27 モータ 28 回転支持ローラ 29 弾性体 30 エンドプレート 31 空間 32 空気取入口 40 熱交換器 41 鋼球輸送機 42 上部シュート 43 バンドル部 44 鋼球分配機 45 分配管 46 鋼球散布口 47 鋼球分散器 48 ホッパ 49 鋼球受入口 50 ロータリセパレータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼球を熱交換器のバンドル部に散布し、
    バンドル部の下に配置された排出手段によって鋼球を回
    収し、該鋼球を循環して上記バンドル部に散布するよう
    にした装置において、 鋼球の散布を行う手段として上記バンドル部の上に多段
    排出ロータリコンベアを備えたことを特徴とする鋼球散
    布装置。
  2. 【請求項2】 鋼球を熱交換器のバンドル部に散布し、
    バンドル部の下に配置された排出手段によって鋼球を回
    収し、該鋼球を循環して上記バンドル部に散布するよう
    にした装置において、 バンドル部の下位に多段ホッパおよび多段受入ロータリ
    コンベアを設けたことを特徴とする鋼球散布装置。
  3. 【請求項3】 バンドル部の下位に多段ホッパおよび多
    段受入ロータリコンベアを設けたことを特徴とする請求
    項1に記載の鋼球散布装置。
JP23242397A 1997-08-28 1997-08-28 鋼球散布装置 Withdrawn JPH1163886A (ja)

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JP23242397A JPH1163886A (ja) 1997-08-28 1997-08-28 鋼球散布装置

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JP23242397A JPH1163886A (ja) 1997-08-28 1997-08-28 鋼球散布装置

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JPH1163886A true JPH1163886A (ja) 1999-03-05

Family

ID=16939039

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JP23242397A Withdrawn JPH1163886A (ja) 1997-08-28 1997-08-28 鋼球散布装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100387349C (zh) * 2005-06-01 2008-05-14 上海重型机器厂有限公司 双进双出钢球磨煤机
CN110173718A (zh) * 2019-06-05 2019-08-27 大唐长春第二热电有限责任公司 基于中储式火力发电机组的锅炉启动无油点火系统

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CN100387349C (zh) * 2005-06-01 2008-05-14 上海重型机器厂有限公司 双进双出钢球磨煤机
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Effective date: 20041102