JPH10109062A - 塗膜の乾燥方法 - Google Patents
塗膜の乾燥方法Info
- Publication number
- JPH10109062A JPH10109062A JP26576696A JP26576696A JPH10109062A JP H10109062 A JPH10109062 A JP H10109062A JP 26576696 A JP26576696 A JP 26576696A JP 26576696 A JP26576696 A JP 26576696A JP H10109062 A JPH10109062 A JP H10109062A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【課題】乾燥時間が短縮できるだけでなく塗膜欠陥のな
い仕上りが得られる塗膜の乾燥方法を提供する。 【解決手段】被塗物に有機溶剤系又は水系塗料を塗布し
てなる塗膜を、セッティングタイムを設けることなく、
近赤外光を照射して加熱乾燥させる方法であって、該近
赤外光が、波長0.8〜1.2μmにおいて最大強度を
有し且つ2.0μm以上の波長では強度が最大強度の4
0%以下に減衰する分光分布を有する光源から照射され
るものである。
い仕上りが得られる塗膜の乾燥方法を提供する。 【解決手段】被塗物に有機溶剤系又は水系塗料を塗布し
てなる塗膜を、セッティングタイムを設けることなく、
近赤外光を照射して加熱乾燥させる方法であって、該近
赤外光が、波長0.8〜1.2μmにおいて最大強度を
有し且つ2.0μm以上の波長では強度が最大強度の4
0%以下に減衰する分光分布を有する光源から照射され
るものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塗膜の乾燥方法に
関し、詳しくは特定の光源から照射される近赤外光によ
って加熱乾燥させることにより乾燥時間が短縮できるだ
けでなく塗膜欠陥のない仕上りが得られる塗膜の乾燥方
法に関する。
関し、詳しくは特定の光源から照射される近赤外光によ
って加熱乾燥させることにより乾燥時間が短縮できるだ
けでなく塗膜欠陥のない仕上りが得られる塗膜の乾燥方
法に関する。
【0002】
【従来技術及びその課題】従来、有機溶剤系又は水系塗
料による塗膜を短時間に乾燥させる方法として、近赤外
線を照射して乾燥させる方法が種々提案されている(例
えば特開平6−170327号公報など)。
料による塗膜を短時間に乾燥させる方法として、近赤外
線を照射して乾燥させる方法が種々提案されている(例
えば特開平6−170327号公報など)。
【0003】近赤外光を塗膜に照射すると、その大部分
は塗膜を透過して被塗物面で吸収され、被塗物面が加熱
され被塗物面側から塗膜の乾燥が進む。これに対して中
・遠赤外光は塗膜表面や塗膜内部で吸収されるため塗膜
内部・表面から乾燥が進むものである。従って近赤外光
により塗膜を乾燥すれば、溶剤や水などの揮発分がスム
−ズに塗膜内から抜け出るため、ワキ、ピンホ−ル等が
形成される事なく良好な塗面状態が得られることが期待
できる。厚膜の乾燥を迅速に行う場合には近赤外光に中
赤外光を併用して乾燥させることも提案されている(例
えば、特開平7−116593号公報など)。
は塗膜を透過して被塗物面で吸収され、被塗物面が加熱
され被塗物面側から塗膜の乾燥が進む。これに対して中
・遠赤外光は塗膜表面や塗膜内部で吸収されるため塗膜
内部・表面から乾燥が進むものである。従って近赤外光
により塗膜を乾燥すれば、溶剤や水などの揮発分がスム
−ズに塗膜内から抜け出るため、ワキ、ピンホ−ル等が
形成される事なく良好な塗面状態が得られることが期待
できる。厚膜の乾燥を迅速に行う場合には近赤外光に中
赤外光を併用して乾燥させることも提案されている(例
えば、特開平7−116593号公報など)。
【0004】このような加熱目的に使用されていた近赤
外線の光源は、主に、近赤外域0.8〜2μmに最大エ
ネルギ−波長を持つものであるが、通常、それ以上に長
波長側の光も有するブロ−ドな分光分布を有するもので
あるため、実際には塗膜表面が長波長の光を吸収し加熱
・乾燥が進むためワキ、ピンホ−ルの形成が避けられ
ず、上塗り塗装などの高仕上りが要求される場合の乾燥
には使用しにくいという問題があった。
外線の光源は、主に、近赤外域0.8〜2μmに最大エ
ネルギ−波長を持つものであるが、通常、それ以上に長
波長側の光も有するブロ−ドな分光分布を有するもので
あるため、実際には塗膜表面が長波長の光を吸収し加熱
・乾燥が進むためワキ、ピンホ−ルの形成が避けられ
ず、上塗り塗装などの高仕上りが要求される場合の乾燥
には使用しにくいという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記問題
を解決すべく鋭意検討した結果、塗膜において近赤外光
の透過とそれ以上の波長域の光の吸収とのバランスのと
りうる光源を用いて、塗膜を加熱乾燥することにより乾
燥時間が短縮できるだけでなく塗膜欠陥のない仕上りが
得られることを見出し本発明に到達した。
を解決すべく鋭意検討した結果、塗膜において近赤外光
の透過とそれ以上の波長域の光の吸収とのバランスのと
りうる光源を用いて、塗膜を加熱乾燥することにより乾
燥時間が短縮できるだけでなく塗膜欠陥のない仕上りが
得られることを見出し本発明に到達した。
【0006】即ち本発明は、被塗物に有機溶剤系又は水
系塗料を塗布してなる塗膜を、セッティングタイムを設
けることなく、近赤外光を照射して加熱乾燥させる方法
であって、該近赤外光が、波長0.8〜1.2μmにお
いて最大強度を有し且つ2.0μm以上の波長では強度
が最大強度の40%以下に減衰する分光分布を有する光
源から照射されるものであることを特徴とする塗膜の乾
燥方法を提供するものである。
系塗料を塗布してなる塗膜を、セッティングタイムを設
けることなく、近赤外光を照射して加熱乾燥させる方法
であって、該近赤外光が、波長0.8〜1.2μmにお
いて最大強度を有し且つ2.0μm以上の波長では強度
が最大強度の40%以下に減衰する分光分布を有する光
源から照射されるものであることを特徴とする塗膜の乾
燥方法を提供するものである。
【0007】以下、本発明について説明する。
【0008】本発明において使用される有機溶剤系又は
水系塗料は、従来公知の常温乾燥型や加熱硬化型の有機
溶剤系又は水系塗料のものであれば特に制限なく適用可
能である。
水系塗料は、従来公知の常温乾燥型や加熱硬化型の有機
溶剤系又は水系塗料のものであれば特に制限なく適用可
能である。
【0009】本発明において使用される近赤外光の光源
は、波長0.8〜1.2μm、好ましくは0.8〜1.
0μmにおいて最大強度を有し且つ2.0μm以上の波
長では強度が最大強度の40%以下、好ましくは35%
以下に減衰する分光分布を有するものである。その一例
を図1のaに示す。最大強度を有する波長が1.2μm
を越えると塗膜の内部乾燥より表面乾燥の方が早くなる
ので好ましくなく、また2.0μm以上の波長で強度が
最大強度の40%を越えてブロ−ドに減衰する分光分布
を有すると、塗膜の表面乾燥が優先するためワキなどが
発生しやすくなり好ましくない。
は、波長0.8〜1.2μm、好ましくは0.8〜1.
0μmにおいて最大強度を有し且つ2.0μm以上の波
長では強度が最大強度の40%以下、好ましくは35%
以下に減衰する分光分布を有するものである。その一例
を図1のaに示す。最大強度を有する波長が1.2μm
を越えると塗膜の内部乾燥より表面乾燥の方が早くなる
ので好ましくなく、また2.0μm以上の波長で強度が
最大強度の40%を越えてブロ−ドに減衰する分光分布
を有すると、塗膜の表面乾燥が優先するためワキなどが
発生しやすくなり好ましくない。
【0010】また光源から塗装面までの照射距離は、4
0〜90cm、好ましくは45〜85cmの範囲内が好
適である。該照射距離が40cmよりも短いと被塗物の
表面温度が上昇しすぎるため素材がプラスチック等の場
合には変形・劣化する場合があり望ましくない。一方9
0cmより離れると被塗物の表面温度が低くなり乾燥時
間を長く要するので望ましくない。
0〜90cm、好ましくは45〜85cmの範囲内が好
適である。該照射距離が40cmよりも短いと被塗物の
表面温度が上昇しすぎるため素材がプラスチック等の場
合には変形・劣化する場合があり望ましくない。一方9
0cmより離れると被塗物の表面温度が低くなり乾燥時
間を長く要するので望ましくない。
【0011】被塗物が特にプラスチックなどの熱変形す
る素材の場合には光照射時に加熱乾燥温度の急激な上昇
を防止するため送風を併用することで表面温度を調節す
ることもできる。
る素材の場合には光照射時に加熱乾燥温度の急激な上昇
を防止するため送風を併用することで表面温度を調節す
ることもできる。
【0012】本発明では、上記塗料を塗布してなる塗膜
をセッティングタイムを設けることなく、上記光源を用
いて近赤外光を照射して加熱乾燥せしめるものである。
セッティングタイムを設けると塗膜の表面乾燥のみ進行
させるので望ましくない。加熱条件としては、金属素材
の被塗物の場合には、例えば有機溶剤系塗料では被塗物
の表面温度が80〜180℃で5〜10分間、水系塗料
では90〜180℃で5〜10分間程度が適当であり、
プラスチック素材の被塗物の場合には、例えば有機溶剤
系塗料では被塗物の表面温度が80〜120℃で5〜1
0分間、水系塗料では90〜120℃で5〜10分間程
度が適当である。
をセッティングタイムを設けることなく、上記光源を用
いて近赤外光を照射して加熱乾燥せしめるものである。
セッティングタイムを設けると塗膜の表面乾燥のみ進行
させるので望ましくない。加熱条件としては、金属素材
の被塗物の場合には、例えば有機溶剤系塗料では被塗物
の表面温度が80〜180℃で5〜10分間、水系塗料
では90〜180℃で5〜10分間程度が適当であり、
プラスチック素材の被塗物の場合には、例えば有機溶剤
系塗料では被塗物の表面温度が80〜120℃で5〜1
0分間、水系塗料では90〜120℃で5〜10分間程
度が適当である。
【0013】また被塗物に塗料を複数回塗布して積層塗
膜を形成する場合には、複数回塗装後、近赤外光を照射
して一度に加熱乾燥することもできるが、各塗装ごとに
数分間光照射し乾燥を促進しておく方が望ましい。
膜を形成する場合には、複数回塗装後、近赤外光を照射
して一度に加熱乾燥することもできるが、各塗装ごとに
数分間光照射し乾燥を促進しておく方が望ましい。
【0014】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に
説明する。
説明する。
【0015】実施例1 「レタンPG2Kワンパッククリヤ−」(関西ペイント
社製、1液型ウレタンクリヤ−)を鋼板上に乾燥膜厚で
約60μmになるように塗装し、セッティングタイムを
おかずに直ちにハロゲンランプ「PAR36 110
V500W MF」(岩崎電気社製、図1のaに示すよ
うに波長0.8〜1.0μmに最大強度を有し2.0μ
m以上の波長では強度が最大強度の約35%に減衰する
分光分布を有する)を用いて照射距離50cmで10分
間光照射し乾燥させた。得られた塗面状態を観察したと
ころ、ワキなどの欠陥もなく、良好な仕上り外観を有
し、鉛筆硬度はFであり十分硬化していた。
社製、1液型ウレタンクリヤ−)を鋼板上に乾燥膜厚で
約60μmになるように塗装し、セッティングタイムを
おかずに直ちにハロゲンランプ「PAR36 110
V500W MF」(岩崎電気社製、図1のaに示すよ
うに波長0.8〜1.0μmに最大強度を有し2.0μ
m以上の波長では強度が最大強度の約35%に減衰する
分光分布を有する)を用いて照射距離50cmで10分
間光照射し乾燥させた。得られた塗面状態を観察したと
ころ、ワキなどの欠陥もなく、良好な仕上り外観を有
し、鉛筆硬度はFであり十分硬化していた。
【0016】実施例2 自動車補修用の水性メタリックベ−ス塗料(関西ペイン
ト社製)を鋼板上に乾燥膜厚で約20μmになるように
塗装し、セッティングタイムをおかずに直ちに実施例1
と同じハロゲンランプを用いて、照射距離50cmで
3分間光照射し乾燥後、「レタンPGクリヤ−A」(関
西ペイント社製、2液型ウレタンクリヤ−)を鋼板上に
乾燥膜厚で約60μmになるように塗装し、セッティン
グタイムをおかずに直ちに上記と同じハロゲンランプ
を用いて、照射距離50cmで10分間光照射し乾燥さ
せた。得られた塗面状態を観察したところ、ワキなどの
欠陥もなく、良好な仕上り外観を有し、鉛筆硬度はFで
あり十分硬化していた。
ト社製)を鋼板上に乾燥膜厚で約20μmになるように
塗装し、セッティングタイムをおかずに直ちに実施例1
と同じハロゲンランプを用いて、照射距離50cmで
3分間光照射し乾燥後、「レタンPGクリヤ−A」(関
西ペイント社製、2液型ウレタンクリヤ−)を鋼板上に
乾燥膜厚で約60μmになるように塗装し、セッティン
グタイムをおかずに直ちに上記と同じハロゲンランプ
を用いて、照射距離50cmで10分間光照射し乾燥さ
せた。得られた塗面状態を観察したところ、ワキなどの
欠陥もなく、良好な仕上り外観を有し、鉛筆硬度はFで
あり十分硬化していた。
【0017】比較例1 実施例1と同様の塗料を鋼板上に乾燥膜厚で約60μm
になるように塗装し、セッティングタイムをとらない場
合とセッティングタイムを10分間とった場合の2種類
の塗板を、予め80℃に調整した熱風乾燥炉中に入れ、
夫々30分間乾燥させた。得られた塗面状態を観察した
ところ、セッティングタイムをとらなかった塗板にはワ
キが多くみられたが、セッティングタイムを設けた塗板
にはワキなどの欠陥はみられなかった。しかし両塗板と
も鉛筆硬度は6B以下であり硬化性は不十分であった。
になるように塗装し、セッティングタイムをとらない場
合とセッティングタイムを10分間とった場合の2種類
の塗板を、予め80℃に調整した熱風乾燥炉中に入れ、
夫々30分間乾燥させた。得られた塗面状態を観察した
ところ、セッティングタイムをとらなかった塗板にはワ
キが多くみられたが、セッティングタイムを設けた塗板
にはワキなどの欠陥はみられなかった。しかし両塗板と
も鉛筆硬度は6B以下であり硬化性は不十分であった。
【0018】比較例2 実施例1と同様の塗料を鋼板上に乾燥膜厚で約60μm
になるように塗装し、セッティングタイムをとらない場
合とセッティングタイムを5分間とった場合の2種類の
塗板に、出力110V500Wのハロゲンランプ(図
1のbに示すように波長1.5〜2.0μmに最大強度
を有した分光分布を有する)を用いて照射距離50cm
で10分間光照射し乾燥させた。得られた塗面状態を観
察したところ、両塗板ともワキがみられ鉛筆硬度はBで
あった。
になるように塗装し、セッティングタイムをとらない場
合とセッティングタイムを5分間とった場合の2種類の
塗板に、出力110V500Wのハロゲンランプ(図
1のbに示すように波長1.5〜2.0μmに最大強度
を有した分光分布を有する)を用いて照射距離50cm
で10分間光照射し乾燥させた。得られた塗面状態を観
察したところ、両塗板ともワキがみられ鉛筆硬度はBで
あった。
【0019】比較例3 実施例1と同様の塗料を鋼板上に乾燥膜厚で約60μm
になるように塗装し、セッティングタイムをおかずに直
ちに出力110V500Wのハロゲンランプ(図1の
cに示すように波長0.8〜1.2μmに最大強度を有
し2.0μm以上の波長で強度が最大強度の約50%に
減衰する分光分布を有する)を用いて照射距離50cm
で10分間光照射し乾燥させた。得られた塗面状態を観
察したところ、一部にワキの発生がみられ、また鉛筆硬
度はHBであった。
になるように塗装し、セッティングタイムをおかずに直
ちに出力110V500Wのハロゲンランプ(図1の
cに示すように波長0.8〜1.2μmに最大強度を有
し2.0μm以上の波長で強度が最大強度の約50%に
減衰する分光分布を有する)を用いて照射距離50cm
で10分間光照射し乾燥させた。得られた塗面状態を観
察したところ、一部にワキの発生がみられ、また鉛筆硬
度はHBであった。
【0020】比較例4 実施例2において、乾燥方法を光照射でなく80℃熱風
乾燥炉を用いてベ−ス30分間・クリヤ−40分間乾燥
する以外は実施例2と同様に行った。得られた塗面状態
を観察したところ、メタルのモドリムラが見られ、また
クリヤ−面の一部にワキの発生がみられた。また鉛筆硬
度はHBであった。
乾燥炉を用いてベ−ス30分間・クリヤ−40分間乾燥
する以外は実施例2と同様に行った。得られた塗面状態
を観察したところ、メタルのモドリムラが見られ、また
クリヤ−面の一部にワキの発生がみられた。また鉛筆硬
度はHBであった。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、特定の光源から照射さ
れる近赤外光によって加熱乾燥させることにより、乾燥
時間が短縮できるだけでなく良好な仕上り外観を有する
塗膜が形成できる。
れる近赤外光によって加熱乾燥させることにより、乾燥
時間が短縮できるだけでなく良好な仕上り外観を有する
塗膜が形成できる。
【図1】ハロゲンランプ〜の分光分布図
a 本発明方法に使用するハロゲンランプの分光分布 b 従来のハロゲンランプの分光分布 c 従来のハロゲンランプの分光分布
Claims (2)
- 【請求項1】 被塗物に有機溶剤系又は水系塗料を塗布
してなる塗膜を、セッティングタイムを設けることな
く、近赤外光を照射して加熱乾燥させる方法であって、
該近赤外光が、波長0.8〜1.2μmにおいて最大強
度を有し且つ2.0μm以上の波長では強度が最大強度
の40%以下に減衰する分光分布を有する光源から照射
されるものであることを特徴とする塗膜の乾燥方法。 - 【請求項2】 近赤外光を40〜90cmの照射距離で
照射してなる請求項1記載の乾燥方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26576696A JPH10109062A (ja) | 1996-10-07 | 1996-10-07 | 塗膜の乾燥方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26576696A JPH10109062A (ja) | 1996-10-07 | 1996-10-07 | 塗膜の乾燥方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10109062A true JPH10109062A (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=17421734
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26576696A Pending JPH10109062A (ja) | 1996-10-07 | 1996-10-07 | 塗膜の乾燥方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10109062A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007275828A (ja) * | 2006-04-10 | 2007-10-25 | Nippon Steel Corp | 表面処理鋼板の製造方法および加熱乾燥装置 |
JP4819282B2 (ja) * | 2000-05-08 | 2011-11-24 | アドヴァンスト フォトニックス テクノロジーズ アーゲー | 薄層構造の生成方法及び装置 |
JP5567167B1 (ja) * | 2013-02-28 | 2014-08-06 | 日新製鋼株式会社 | 金属サイディングの製造方法および製造装置 |
US10126051B2 (en) | 2013-08-18 | 2018-11-13 | Eran Inbar | Method for drying of a coating and related device |
WO2021161967A1 (ja) * | 2020-02-10 | 2021-08-19 | 日本製鉄株式会社 | 塗装金属板の製造方法 |
-
1996
- 1996-10-07 JP JP26576696A patent/JPH10109062A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4819282B2 (ja) * | 2000-05-08 | 2011-11-24 | アドヴァンスト フォトニックス テクノロジーズ アーゲー | 薄層構造の生成方法及び装置 |
JP2007275828A (ja) * | 2006-04-10 | 2007-10-25 | Nippon Steel Corp | 表面処理鋼板の製造方法および加熱乾燥装置 |
JP5567167B1 (ja) * | 2013-02-28 | 2014-08-06 | 日新製鋼株式会社 | 金属サイディングの製造方法および製造装置 |
WO2014132309A1 (ja) * | 2013-02-28 | 2014-09-04 | 日新製鋼株式会社 | 金属サイディングの製造方法および製造装置 |
US10126051B2 (en) | 2013-08-18 | 2018-11-13 | Eran Inbar | Method for drying of a coating and related device |
WO2021161967A1 (ja) * | 2020-02-10 | 2021-08-19 | 日本製鉄株式会社 | 塗装金属板の製造方法 |
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