JPH10109016A - 重金属含有排ガス処理方法と装置 - Google Patents

重金属含有排ガス処理方法と装置

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JPH10109016A
JPH10109016A JP8264488A JP26448896A JPH10109016A JP H10109016 A JPH10109016 A JP H10109016A JP 8264488 A JP8264488 A JP 8264488A JP 26448896 A JP26448896 A JP 26448896A JP H10109016 A JPH10109016 A JP H10109016A
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JP
Japan
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exhaust gas
adsorbent
heavy metal
bag filter
filter
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JP8264488A
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English (en)
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Satoki Sasaki
郷紀 佐々木
Kazunori Fujita
一紀 藤田
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Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ごみ焼却炉の排ガス中のHg等の重金属類を
効率よく低減するとともに、排ガス処理に用いる添加剤
の量をできるだけ減らすこと。 【解決手段】 Hgなどの重金属吸着剤として比表面積
の大きいケイソウ土、アルミナ、シリカ、および活性炭
などの粉末の内、少なくとも1種を上記担体とし、Zn
2を活性成分として担持させたろ過助剤兼Hg吸着剤
を用いる。上記重金属吸着剤はろ過助剤を兼ねているの
で、バグフィルタ4上のばいじんは速やかに剥離され、
またバグフィルタ4内部にばいじんが目詰まりするのを
防ぐことができる。さらに、兼用助剤であるため、各々
助剤を添加する場合と比べて、灰の処理量が低減でき、
処理方法が簡略化できる。ばいじんがバグフィルタ4上
に堆積していき、ある一定値以上のフィルタ背圧が生じ
るようになると、バグフィルタ4表面のHg吸着剤と共
にばいじん、Hg等重金属類をパルスジェット、あるい
は逆洗操作により払い落とす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にごみ焼却炉な
どの燃焼装置から排出する排ガス中の重金属類を効率良
く低減する方法と装置及び重金属吸着剤に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、都市ごみ焼却施設の排ガスのばい
じん除去に関しては、電気集塵機を採用しているケース
がほとんどであるが、電気集塵機は本来集塵機能しか有
していない。また、電気集塵機の運転温度300〜35
0℃において排ガス中の未燃分と塩素が反応してダイオ
キシン類を発生するという問題点がある。
【0003】また、バグフィルタ式脱塵装置は、電気集
塵機と比べて集塵機能が高いという特徴がある上、比較
的低い温度150〜230℃で運転されているため、排
ガス中の重金属類やダイオキシン類も除去できることか
ら、ごみ焼却炉などの燃焼装置において、排ガスの処理
には現在バグフィルタ式脱塵装置が脱塵装置として広く
用いられている。
【0004】バグフィルタ式脱塵装置は筒状のろ布と、
その筒内に組み込まれた鋼製のケージ(リテーナ)を有
する。ろ布は基布とフェルト部分から構成されている。
【0005】都市ごみ焼却炉の排ガス中には、通常0.
1〜0.5mg/Nm3の水銀(Hg)が検出される。
このHgの発生源は乾電池、体温計または蛍光灯などに
含まれるHgであり、都市ごみ焼却中の排ガス中に揮散
したものである。Hgの90%以上はHgCl2の形で
存在する。
【0006】このHgなどの重金属を除去する方法は、
吸着と化学反応を利用した2種類の除去方法に分類でき
る。吸着法では多孔性で比表面積の大きな吸着剤、例え
ばシリカ、アルミナ、活性炭、活性コークスまたはEP
灰等を担体として利用する例が多く、主としてメタル水
銀を対象としてその性能が検討されている(日立造船技
報第53巻第2号(1992.6)、安全工学Vol.
20、No.1,1981、 Chemie-Ingenieur-Techi
k、Vol.64、No5、p442−444、44
6、1992、特開平7−75718号公報、特開平7
−31847号公報、特開平5−220338号公報、
特開平4−87624号公報、特開平4−156920
号公報、特開平6−509272号公報、特開昭61−
293531号公報など)。
【0007】また、化学反応を利用する方法では、硫黄
化合物を使い硫化水銀として回収する方法(Environ Sc
i. Technol.、Vol.22,No.6、1988、p
708−711、Environ Technol. Vol.Environ T
echnol.、No. Environ Technol.、p314−322、
1987、大気汚染学会誌 Vol.23、No.6、
p329−334、1988)や、亜鉛、鉛などとアマ
ルガム化合物を生成させて回収する方法(VDI Bericht
e、No.729、p307−310、1982)、キ
レート化合物として回収する方法(Carbon、Vol.2
6,No.6、p903−905、1988)が報告さ
れている。
【0008】また、実機ではバグフィルタコート剤とし
ての役割の他、通気性の向上やばいじん層厚の増加によ
る排ガスとの接触時間の拡大効果、ばいじんの剥離性の
向上などを目的として、ろ過助剤が添加されている。ろ
過助剤の剥離性はパルスジェット方式のバクフィルタの
圧力損失の上昇を抑え、逆洗回数を低減するための有効
な因子であり、逆洗時の機械的な疲労も低減できる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は下記の
点について配慮がされていない。すなわち、実機の排ガ
ス処理には、重金属除去用に吸着剤をバグフィルタ上流
の煙道より投入するだけでなく、HCl、SOx除去用
に消石灰を投入し、さらにバグフィルタ上のばいじん剥
離性を向上させるためのろ過助剤も投入する必要がある
ことである。複数の添加剤を投入する結果、バグフィル
タで除去されるばいじん中に前記添加剤が多く含まれる
ことになり、ばいじんの全体量が増加し、そのばいじん
の処理負荷が増加する。焼却灰の処理問題が深刻な現状
を鑑みれば、上記排ガス処理方法には問題点が多い。本
発明の課題は、ごみ焼却炉の排ガス中のHg等の重金属
類を効率よく低減するとともに、排ガス処理に用いる添
加剤の量をできるだけ減らすことである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、下記の方法
により達成される。燃焼装置から排出される排ガス中に
吸着剤担体と吸着活性成分とからなる重金属吸着剤をバ
グフィルタの前流側の排ガス煙道に投入して脱塵する重
金属含有排ガス処理方法において、吸着剤担体としてケ
イソウ土、アルミナ、シリカおよび活性炭のうち少なく
とも1種を使用し、吸着活性成分としてヨウ化亜鉛を用
いる重金属含有排ガス処理方法である。
【0011】このとき重金属吸着剤をバグフィルタ上に
プレコートした後に、排ガス処理を開始し、排ガス処理
中にも吸着剤の投入を続けて行うことが望ましい。ま
た、重金属吸着剤の外に排ガス中の酸性ガス除去用に消
石灰を投入しても良い。
【0012】さらに、燃焼装置からの排ガス煙道中に吸
着剤担体と吸着活性成分とからなる重金属吸着剤の投入
部とその後流側の排ガス煙道にバグフィルタを設けた重
金属含有排ガス処理装置において、吸着剤担体としてケ
イソウ土、アルミナ、シリカおよび活性炭のうち少なく
とも1種を使用し、吸着活性成分としてヨウ化亜鉛を用
い、バグフィルタには該吸着剤をプレコートした重金属
含有排ガス処理装置も本発明に含まれる。
【0013】言い換えると本発明は次のような構成を有
することに特徴がある。 (a)重金属(Hgなど)吸着剤の担体がろ過助剤とな
る担体を用いる。 (b)重金属吸着除去に有効な活性成分を上記担体に担
持させる。 (c)比表面積の大きいケイソウ土、アルミナ、シリカ
および活性炭などの粉末の内、少なくとも1種を上記担
体とし、ヨウ化亜鉛(Znl2)を活性成分として担持
させたろ過助剤兼Hg吸着剤を用いる。 (d)バグフィルタ上流煙道より、上記重金属吸着剤を
投入し、バグフィルタ表面上にプレコート層を形成させ
る。さらに重金属吸着剤を投入しつつ排ガスを流通さ
せ、バグフィルタ表面上でHg等の重金属類の効率的な
除去を行う。
【0014】
【作用】Hgなどの重金属吸着剤として比表面積の大き
いケイソウ土、アルミナ、シリカおよび活性炭などの粉
末の内、少なくとも1種を上記担体とし、ヨウ化亜鉛
(Znl2)を活性成分として担持させたろ過助剤兼H
g吸着剤を用いる。
【0015】これはバグフィルタ上流側の排ガス煙道か
ら吹き込まれ、まずバグフィルタの表面上にプレコート
層が形成される。また、排ガス処理中にも絶えず適当量
が煙道より投入され、排ガスと混合し、Hgなどの重金
属類を吸着する。
【0016】排ガスがバグフィルタを通過すると、この
重金属吸着剤の効果によりHgなどの重金属類は吸着さ
れる。ばいじんがフィルタ上に堆積していき、ある一定
値以上のフィルタ背圧が生じるようになると、バグフィ
ルタ表面のHg吸着剤と共にばいじん、Hg等重金属類
をパルスジェット、あるいは逆洗操作により払い落と
す。払い落とされたばいじんはバグフィルタ下部などか
ら排出され、埋め立て処理や薬剤固化処理あるいは溶融
処理などが行われる。
【0017】上記重金属吸着剤はろ過助剤を兼ねている
ので、バグフィルタ上のばいじんは速やかに剥離され、
またフィルタ内部にばいじんが目詰まりするのを防ぐこ
とができる。さらに、兼用助剤であるため、各々助剤を
添加する場合と比べて、灰の処理量が低減でき、処理方
法が簡略化できる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、以
下、説明する。本発明の一実施例に基づいて更に詳細に
説明するが、本発明は下記の実施例に何ら限定されるも
のではなく、その要旨を変更しない範囲において適宜変
更して実施することが可能なものである。
【0019】実施例1 図1は本発明による一実施例で主要構成のみを示す。燃
焼炉であるごみ焼却炉2、燃焼ガスの温度を低減するた
めの減温器15および脱塵装置であるバグフィルタ4を
備えており、バグフィルタ4への排ガス導入前の煙道1
2にはHg吸着剤槽6と消石灰槽7が設けられている。
【0020】ごみ14はごみ投入シュート1よりごみ焼
却炉2に投入され、焼却される。バグフィルタ4の耐熱
性が280℃以下であることから、ごみ焼却炉2から排
出される燃焼排ガスは、減温器15で水の気化熱を利用
して冷却され、その温度は低減される。冷却された排ガ
スはバグフィルタ4を経由して煙突5を通じて排煙され
る。バグフィルタ4の下部より捕集されたばいじんはセ
メント固化処理または溶融処理などの方法で安定化処理
された後、廃棄される。
【0021】消石灰槽7内に貯蔵した消石灰9はバグフ
ィルタ4のガス導入口前の煙道12から投入され、バグ
フィルタ4表面上にプレコート層21(図2)が形成さ
れる。また、排ガス処理中にも絶えず適当量が煙道より
投入され、排ガス中の酸性ガス、例えばHCl、SOx
などを中和する。
【0022】本実施例で使用しているろ過助剤兼Hg吸
着剤8はケイソウ土を担体とし、ヨウ化亜鉛を活性成分
として担持したものを使用する。この粉末は、Hg吸着
剤槽6に貯蔵されている。ろ過助剤兼Hg吸着剤8はバ
グフィルタ4の上流の煙道12から吹き込まれる。
【0023】図2に示すように、フィルタ基布23とフ
ィルタろ布22からなるバグフィルタ4表面上には消石
灰槽7中の消石灰9が投入されて消石灰層21が形成さ
れている上にHg吸着剤槽6からの吸着剤層20が形成
される。また、排ガス処理中にも絶えずろ過助剤兼Hg
吸着剤8の適当量が煙道12より投入され、排ガスと混
合されて排ガス中のHgなどの重金属類を吸着する。
【0024】排ガスがバグフィルタ4を通過すると、こ
のろ過助剤兼Hg吸着剤8の投入効果により重金属類は
吸着される。ばいじんがバクフィルタ4上に堆積してい
き、ある一定値以上のフィルタ背圧が生じるようになる
と、バグフィルタ4の表面Hg吸着剤と共にばいじんお
よびHg等の重金属類をパルスジェットあるいは逆洗操
作により払い落とす。払い落とされたばいじんはバグフ
ィルタ4の下部から排出され、埋め立て処理や薬剤固化
処理、あるいは熔融処理などが行われる。
【0025】本発明を実機ごみ焼却炉に適用し、脱塵装
置としてバグフィルタ4を使用し、組成の異なるろ過助
剤兼Hg吸着剤8によるHg吸着容量を測定した。Hg
吸着剤を50−500g/m2となるようにバグフィル
タ4上にプレコートし、バグフィルタ4の温度180℃
の時のバグフィルタ4の入口煙道12、出口煙道13で
のHg濃度の経時変化をそれぞれ観測した。
【0026】図3に時間に対するHgの漏れの度合いを
示す破過曲線を示す。横軸は時間、縦軸はバグフィルタ
4の出口のHg濃度を示す。バグフィルタ4の入口Hg
濃度は約0.17mg/Nm3であったが、バグフィル
タ4の使用開始4時間まではHgの流出は認められず、
十分な吸着性能を有することがわかった。
【0027】以上のようにして、ケイソウ土、アルミ
ナ、シリカまたは活性白土を担体とし、硫黄(S)、C
uCl2またはZnl2のいずれかを活性成分として各吸
着剤を検討した結果、吸着容量の大きい順に並べると、
次のようであった。 Znl2/ケイソウ土>Znl2/シリカ>Znl2/ア
ルミナ>Znl2/活性白土 ただし、例えば、Znl2/ケイソウ土はケイソウ土を
担体とし、Znl2を活性成分とした吸着剤を示す。
【0028】図3に示すHg破過曲線より右側の領域
(イ)の面積から、Hg吸着容量を求めると、Znl2
が活性成分の場合、担体による吸着容量への影響は大き
くなく、ケイソウ土、シリカまたはアルミナを担体とし
たとき、吸着容量は約200μg/g吸着剤であった。
【0029】このように、Hg吸着剤の活性成分はZn
2が適切であることを確認した。さらに、担体のばい
じん剥離性の経時変化を検討するため、バグフィルタ4
にばいじん含有ガスを通気させ、フィルタ表裏面間の差
圧が100mmH2Oに到達すると、ばいじんの払い落
としを行うように設定した。
【0030】この時、ばいじんの払い落としは、ある時
間間隔△tで行われることになる。この時間間隔△tは
バグフィルタ4の目詰まりによりフィルタ差圧が上昇す
ると減少することから、バグフィルタ4の目詰まりの指
標とした。
【0031】各Hg吸着剤をそれぞれ添加したときの△
tの変化を図4に示す。このうち、△tの値が高く、か
つ△tの経時変化が少ないものが剥離性に効果がある。
アルミナまたはシリカは△tの変化が無添加時とほぼ同
じで、剥離性に効果があまり見られないのに対して、ケ
イソウ土添加時にはばいじん剥離性が向上し、ろ過助剤
として機能することを確認した。
【0032】20回払い落としを行うまでの経時時間は
ケイソウ土無添加時には127分で、添加時には177
分となった。このように、ケイソウ土添加により、ばい
じん剥離性を向上させ、払い落としの時間間隔△tを延
長できる。
【0033】以上の結果から、上記のHg吸着剤の担体
がろ過助剤として機能する吸着剤を検討した結果、Zn
2/ケイソウ土が最も効果的であることを見出した。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば (1)ろ過助剤を兼ねる重金属吸着剤として機能するた
め、Hg等の重金属類を吸着し、かつばいじんの払い落
とし作業により、速やかにHgとともに払い落とされ、
バグフィルタなどの寿命向上に貢献する。 (2)ろ過助剤兼用の重金属吸着剤であるため、複数助
剤を添加する場合に比べて供給装置の設置面積を節約で
きる。 (3)複数助剤を添加する場合に比べ、ばいじん処理量
を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明をごみ焼却炉に適用したときの系統を
示す図である。
【図2】 本発明によるバグフィルタの断面図を示す図
である。
【図3】 本発明をごみ焼却炉に適用し、Znl2/ケ
イソウ土吸着剤を使用した場合の、バグフィルタ出口煙
道でのHg濃度の経時変化を示した図である。
【図4】 本発明をごみ焼却炉に適用した場合の、払い
落とし回数に対するその時間間隔の変化を示した図であ
る。
【符号の説明】
1 ごみ投入シュート 2 ごみ焼却
炉 4 バグフィルタ 5 煙突 6 Hg吸着剤槽 7 消石灰槽 8 ろ過助剤兼Hg吸着剤 9 消石灰 12、13 煙道 14 ごみ 15 減温器 20 吸着剤
層 21 プレコート層 22 フィル
タろ布 23 フィルタ基布
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B01J 20/10 B01J 20/14 20/14 20/20 B 20/20 B01D 53/34 ZAB

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼装置から排出される排ガス中に吸着
    剤担体と吸着活性成分とからなる重金属吸着剤をバグフ
    ィルタの前流側の排ガス煙道に投入して脱塵する重金属
    含有排ガス処理方法において、 吸着剤担体としてケイソウ土、アルミナ、シリカおよび
    活性炭のうち少なくとも1種を使用し、吸着活性成分と
    してヨウ化亜鉛を用いることを特徴とする重金属含有排
    ガス処理方法。
  2. 【請求項2】 重金属吸着剤をバグフィルタ上にプレコ
    ートした後に、排ガス処理を開始し、排ガス処理中にも
    吸着剤の投入を続けて行うことを特徴とする請求項1記
    載の重金属含有排ガス処理方法。
  3. 【請求項3】 消石灰を排ガス煙道中に投入することを
    特徴とする請求項1または2記載の重金属含有排ガス処
    理方法。
  4. 【請求項4】 燃焼装置からの排ガス煙道中に吸着剤担
    体と吸着活性成分とからなる重金属吸着剤の投入部とそ
    の後流側の排ガス煙道にバグフィルタを設けた重金属含
    有排ガス処理装置において、 吸着剤担体としてケイソウ土、アルミナ、シリカおよび
    活性炭のうち少なくとも1種を使用し、吸着活性成分と
    してヨウ化亜鉛を用い、バグフィルタには該吸着剤をプ
    レコートしたことを特徴とする重金属含有排ガス処理装
    置。
  5. 【請求項5】 排ガス煙道中に消石灰投入部を設けたこ
    とを特徴とする請求項4記載の重金属含有排ガス処理装
    置。
  6. 【請求項6】 吸着剤担体としてケイソウ土、アルミ
    ナ、シリカおよび活性炭のうち少なくとも1種を使用
    し、吸着活性成分としてヨウ化亜鉛を用いることを特徴
    とする重金属吸着剤。
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