JPH1010828A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JPH1010828A
JPH1010828A JP16603696A JP16603696A JPH1010828A JP H1010828 A JPH1010828 A JP H1010828A JP 16603696 A JP16603696 A JP 16603696A JP 16603696 A JP16603696 A JP 16603696A JP H1010828 A JPH1010828 A JP H1010828A
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image forming
light
exposure
image
forming apparatus
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JP16603696A
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Satoru Haneda
哲 羽根田
Hiroyuki Tokimatsu
宏行 時松
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 露光光学系の光量変動の補正及び内部のセッ
ト状態やゴミ等の有無の確認が容易なカラー画像形成装
置を提供する。 【解決手段】 感光体ドラム10と、その内部に複数の
露光光学系12を有するカラー画像形成装置において、
感光体ドラム10は、感光層102を有しないで像露光
に対し透光性を有する透光領域10tを設け、該透光領
域10tを透過する露光光学系12からの露光光をフォ
トセンサPSにより検知して露光制御を行うことを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、FAX等の画像形成装置で、像形成体の周面に帯電
手段、像露光手段と現像手段を配置して画像形成を行う
電子写真方式のカラー画像形成装置に関し、特に像形成
体の周面外側に複数の帯電手段、現像手段を配置し、像
露光手段は像形成体の内側に配置して、カラー画像形成
の場合は像形成体の一回転中にトナー像を重ね合わせて
カラー画像を形成する電子写真方式のカラー画像形成装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、多色のカラー画像を形成する方法
としては、画像を必要な色と同数の像形成体としての感
光体、帯電器、現像器等を備え、それぞれ像形成体であ
る感光体に形成した単色のトナー像を転写体等に重ね合
わせてカラー画像とするカラー画像形成装置や、1つの
感光体を複数回回転して各色毎の帯電、像露光並びに現
像を繰り返してカラー画像を形成するカラー画像形成装
置、或いは、同じく1つの感光体の一回転以内に各色毎
の帯電、像露光並びに現像を順次行ってカラー画像を形
成するカラー画像形成装置等が知られている。
【0003】しかし、1つの感光体の一回転以内に各色
毎の帯電、像露光並びに現像を順次行ってカラー画像を
形成するカラー画像形成装置は、高速の画像形成を可能
とするものの、感光体の一周内に帯電器、像露光手段と
現像器を複数組配設する必要があること、像露光を行う
光学系が近接する現像器から洩れるトナーに汚れて画質
を損なうおそれがあり、これを避けるため像露光手段と
現像器の間隔を大きくとる必要があることから必然的に
感光体の径が大きくなって装置を大型化すると云う欠点
がある。この欠点を避ける目的から、感光体の基体を透
明体の素材によって形成し、その内部に複数の像露光手
段を収容して、その露光光を前記の基体を通してその外
周に形成した感光層に露光する形態の装置が、例えば、
特開平5−307307号公報によって提案されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記の提
案による装置は像形成体に対し内部に像露光手段、外側
に帯電器、現像器を数多く配置するために構造が複雑化
し、像露光手段の点検や、疲労や温度上昇による光源の
光量変動の検知が困難になるという問題点及び感光層を
透過した露光光が散乱して形成される画像の解像力を低
下させる等の問題点がある。
【0005】本発明はこの点を解決して、第1に露光光
学系の光量検知と、内部の観察が容易で、露光光学系の
光量変動の補正と内部のセット状態の確認、ゴミ等の有
無の確認が容易なカラー画像形成装置を提供すること、
第2に内部の観察が容易で、かつ感光体に有感な波長範
囲の露光光の成分が感光層を透過して散乱するのを防止
し解像力の良好な画像の得られるカラー画像形成装置の
提供を目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的は、像形
成体と、その内部に像露光手段を有し、前記像形成体上
に像露光を行うカラー画像形成装置において、前記像形
成体は、像露光に対し透光性を有する透光領域を設け、
該透光領域を透過する像露光手段からの透過光を検知し
て露光制御を行うことを特徴とするカラー画像形成装置
(請求項1の第1発明)。及び像形成体と、その内部に
像露光手段を有し、前記像形成体上に像露光を行うカラ
ー画像形成装置において、前記像形成体の両端にフラン
ジ部材を有すると共に、前記像形成体の感光層の回転軸
方向の長さは前記フランジ部材の圧入部間の長さより短
く設けられていることを特徴とするカラー画像形成装置
(請求項3の第2発明)によって達成される。
【0007】また、第2の目的は、像形成体と、その内
部に像露光手段を有し、前記像形成体上に像露光を行う
カラー画像形成装置において、前記像形成体は、可視光
に対しては吸光度の低い波長領域を有することを特徴と
するカラー画像形成装置(請求項5の第3発明)によっ
て達成される。
【0008】
【発明の実施の形態】前記第1発明ないし第3発明の説
明に先立って各発明に共通するカラー画像形成装置の基
本構成と画像形成プロセスについて図2〜図6により説
明する。
【0009】図2はカラー画像形成装置の断面構成図で
あり、図3は感光体ドラムの支持構造を示す正面断面図
であり、図4は感光体ドラムの支持構造を示す断面図で
あり、図5はドラムユニットの外観図であり、図6は中
間転写ベルトの支持構造を示す正面断面図である。
【0010】ドラム状の像形成体である感光体ドラム1
0は、例えば、透明アクリル樹脂の透明部材によって形
成される円筒状の透明基体を内側に設け、透明の導電層
及び有機感光体層(OPC)を該基体の外周に形成した
ものであり、接地された状態で図1の矢印で示す方向に
回転される。
【0011】本実施形態では、感光体ドラムの光導電体
層において適切なコントラストを付与できる露光光量を
有していればよい。従って、本実施形態における感光体
ドラムの透明基体の光透過率は、100%である必要は
なく、露光光の透過時にある程度の光が吸収されるよう
な特性であっても構わない。透光性基体の素材として
は、アクリル樹脂、特にメタクリル酸メチルエステルモ
ノマーを用い重合したものが、透明性、強度、精度、表
面性等において優れており好ましく用いられるが、その
他一般光学部材などに使用されるフッ素、ポリエステ
ル、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート、
などの各種透光性樹脂が使用可能である。また、露光光
に対し透光性を有していれば、着色していてもよい。こ
れらの樹脂の屈折率はほぼ1.5である。透光性導電層
の成膜法としては、真空蒸着法、活性反応蒸着法、各種
スパッタリング法、各種CVD法を用いて、インジウム
・スズ・酸化物(ITO)、アルミナ、酸化錫、酸化
鉛、酸化インジウム、ヨウ化銅や、Au、Ag、Ni、
Al等からなる透光性を維持した薄膜が用いられたり、
浸漬塗工法、スプレー塗布法等を用いて上記金属の微粒
子とバインダー樹脂とからなる導電性樹脂等が用いられ
る。また、光導電体層としては、各種有機感光体層(O
PC)が使用可能である。
【0012】以下に好ましい像形成体の例を示す。
【0013】プラスチック材料モノマーを合成し、重合
させるための触媒を添加した後、円筒状の型に注ぎ、側
板にて密封して固定し、これを高速に回転させると共
に、適度に加熱することにより均一な重合を促進させ
る。重合終了後は冷却し、得られた透明な樹脂基体を型
より取り出し、切断し、必要ならば仕上げ工程を経て画
像形成装置の感光体ドラム用の透明基体が製造される
(遠心重合法)。
【0014】遠心重合によって成型される透明なプラス
チックの透明基体の素材としては、上記のごとくメタク
リル酸メチルエステルモノマーを用い重合したものが、
透明性、強度、精度、表面性等において最も良いが、そ
の他ポリメタクリル酸エチル、ポリメタクリル酸ブチ
ル、ポリアクリル酸エチル、ポリアクリル酸ブチル、ポ
リスチレン、ポリイミド、ポリエステル或いはポリ塩化
ビニル等、又はこれらの共重合体などが使用され得る。
遠心重合法では真円度が成型に用いられる型で決まるの
で、高精度の基体を得ることができる。また、偏肉は重
合時の回転ムラや粘度や重合時の加熱条件で変化する。
【0015】基体上に設ける透光性導電層としては、イ
ンジウム・スズ・酸化物(ITO)、酸化錫、酸化鉛、
酸化インジウム、アルミナ、ヨウ化銅や、Au、Ag、
Ni、Alなどからなる導電性微粒子と樹脂とを混合し
た導電性樹脂が用いられ、成膜法としては、浸漬塗工
法、スプレー塗布法などが好ましく利用される。
【0016】有機感光体層は、電荷発生物質(CGM)
を主成分とする電荷発生層(CGL)と電荷輸送物質
(CTM)を主成分とする電荷輸送層(CTL)とに機
能分離された2層構成の感光体層とされる。2層構成の
有機感光体層は、CGLが薄いために像露光光の透過性
が良く本発明に適する。なお有機感光体層は、電荷発生
物質(CGM)と電荷輸送物質(CTM)を1つの層中
に含有する単層構成とされてもよく、該単層構成又は前
記2層構成の感光体層には、通常バインダー樹脂が含有
される。
【0017】前記2層構成の有機感光体層を有する感光
体ドラムにおいて、CGLに含有されるCGMとして
は、LED,LD等の光源光に感光性を有するアゾ系顔
料、アズレニウム顔料、フタロシアニン系顔料、ペリレ
ン系顔料が用いられ、なかでも赤から赤外光(600n
m〜850nm)に感光するOPC感光体のCGMとし
ては、銅フタロシアニン顔料やチタニルフタロシアニン
顔料等が好ましく用いられる。
【0018】CGLに用いられるバインダー樹脂として
は、ポリビニルブチラール樹脂又はポリカーボネート樹
脂が用いられ、感度、繰り返し使用時の電位変化等にお
いて優れる。これらのバインダー樹脂は、単独で或いは
2種以上の混合物として用いることができる。
【0019】CGLの形成に用いられる溶媒或いは分散
媒としては、ケトン系又はハロゲン系溶剤が好ましく用
いられ、感度、繰り返し使用時の電位変化等が更に良好
となる。また、これらの溶媒は単独或いは2種以上の混
合溶媒として用いることもできる。
【0020】CGL中のCGMとバインダー樹脂との重
量比は100:1〜1000とされ、該CGLの膜厚は
0.01〜10μmとされ、該CGLの形成のための塗
布方法としては、ブレード塗布、ワイヤーバー塗布、ス
プレー塗布、ディップ塗布、スライドホッパー塗布等の
各塗布方法がある。
【0021】次に前記CTLに含有されるCTMとして
は、ヒドラゾン系化合物、スチリル系化合物、ベンジジ
ン系化合物、スチルベン系化合物等が用いられる。
【0022】前記CTLに用いられるバインダー樹脂と
しては、広範囲な絶縁性樹脂から適時選択して使用する
ことができ、好ましい結着樹脂としては、シリコン−ア
ルキッド樹脂、フェノール−ホルムアルデヒド樹脂、ポ
リ−N−ビニルカルバゾール、ポリシラン等の絶縁性樹
脂を挙げることができ、これらの結着樹脂は単独或いは
2種以上混合して用いることができる。
【0023】バインダー樹脂とCTMとの配合比は1:
10〜500とされ、更には1:20〜150が好まし
い。CTLの膜厚は1:100μmとされるが、更に5
〜50μmが好ましい。
【0024】塗布方法としては、CGLと同様な方法を
用いることができる。
【0025】また、有機感光体層と透光性導電層との間
に必要により中間層が設けられるが、中間層としては、
例えば塩ビ酢ビ共重合体、塩ビ酢ビマレイン酸共重合
体、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、
共重合タイプ若しくは変性タイプのアルコール可溶性ポ
リアミド樹脂等の0.01〜2μm厚の樹脂層とされ
る。
【0026】前記の製造方法によって造られたプラスチ
ックの円筒状の透明基体を用いることにより、肉厚が均
一で、円筒状の基体の円筒度、真円度に優れ、像露光光
の焦点ズレのない感光体ドラムが提供される。
【0027】11はスコロトロン帯電器(以後単に帯電
器という)で感光体ドラム10の前述した有機感光体層
に対し所定の電位に保持されたグリッドと放電ワイヤに
よるコロナ放電とによって帯電作用を行い、感光体ドラ
ム10に対し一様な電位を与える。
【0028】12は像露光手段即ち感光体ドラム10の
軸方向に配列した例えば波長680〜800nmのLE
D等の発光素子と等倍結像系であるセルフォックレンズ
(商品名)とから構成される露光光学系で、後述する各
色の画像信号がメモリより順次取り出されて前記の各露
光光学系12にそれぞれ電気信号として入力される。
【0029】前記の各露光光学系12は何れも光学系支
持手段として設けた支持部材20に取り付けられて前記
感光体ドラム10の基体内部に収容される。
【0030】13Yないし13Kはイエロー(Y),マ
ゼンタ(M),シアン(C)及びK(黒色)の各現像剤
を収容する現像器で、それぞれ感光体ドラム10の周面
に対し所定の間隙を保って同方向に回転する現像スリー
ブ130を備えている。
【0031】前記の各現像器13は、前述した帯電器1
1による帯電,露光光学系12による像露光によって形
成される感光体ドラム10上の静電潜像を現像バイアス
電圧の印加により非接触の状態で反転現像する。
【0032】本装置とは別体の画像読み取り装置におい
て、原稿画像より撮像素子により読み取られた画像デー
タ、或いはコンピュータで編集された画像データは、
Y,M,C及びKの各色別の画像信号として一旦メモリ
に記憶・格納される。
【0033】画像記録のスタートにより感光体駆動モー
タは始動し感光体ドラム10を反時計方向へと回転し、
同時に帯電器11(Y)の帯電作用により感光体ドラム
10に電位の付与が開始される。
【0034】感光体ドラム10は電位を付与されたあ
と、前記の露光光学系12(Y)において第1の色信号
即ちイエロー(Y)の画像信号に対応する電気信号によ
る露光が開始されドラムの回転走査によってその表面の
感光層に原稿画像のイエロー(Y)の画像に対応する静
電潜像を形成する。
【0035】前記の潜像は現像器13(Y)により現像
スリーブ130上の現像剤が非接触の状態で反転現像さ
れ感光体ドラム10の回転に応じイエロー(Y)のトナ
ー像が形成される。
【0036】次いで感光体ドラム10は前記イエロー
(Y)のトナー像の上に更に帯電器11(M)の帯電作
用により電位を付与され、露光光学系12(M)の第2
の色信号即ちマゼンタ(M)の画像信号に対応する電気
信号による露光が行われ、現像器13(M)による非接
触の反転現像によって前記のイエロー(Y)のトナー像
の上にマゼンタ(M)のトナー像が順次重ね合わせて形
成していく。
【0037】同様のプロセスにより帯電器11(C)、
露光光学系12(C)及び現像器13(C)によって更
に第3の色信号に対応するシアン(C)のトナー像が、
また帯電器11(K)、露光光学系12(K)及び現像
器13(K)によって第4の色信号に対応する黒色
(K)のトナー像が順次重ね合わせて形成され、感光体
ドラム10の一回転以内にその周面上にカラーのトナー
像が形成される。
【0038】これ等各露光光学系12による感光体ドラ
ム10の有機感光層に対する露光はドラムの内部より前
述した露光波長に対し透明の基体を通して行われる。従
って第2,第3及び第4の色信号に対応する画像の露光
は何れも先に形成されたトナー像の影響を全く受けるこ
となく行われ、第1の色信号に対応する画像と同等の静
電潜像を形成することが可能となる。なお各露光光学系
12の発熱による感光体ドラム10内の温度の安定化及
び温度上昇の防止は、前記支持部材20に熱伝導性の良
好な材料を用い、低温の場合はヒータを用い、高温の場
合はヒートパイプを介して外部に放熱する等の措置を講
ずることにより支障のない程度迄抑制することができ
る。また各現像器13による現像作用に際しては、それ
ぞれ現像スリーブ130に対し直流或いは更に交流を加
えた現像バイアス電圧が印加され、現像器13の収容す
る一成分或いは二成分現像剤によるジャンピング現像が
行われて、透明電導層を接地する感光体ドラム10に対
して非接触の反転現像が行われるようになっている。
【0039】かくして感光体ドラム10の周面上に形成
されたカラーのトナー像は一旦中間転写手段として設け
た中間転写ベルト14の周面に転写される。
【0040】中間転写ベルト14は厚さ0.5〜2.0
mmの無端状のゴムベルトで、シリコンゴム或いはウレ
タンゴムの108〜1012Ω・cmの抵抗値をもつ半導
電性基体と、ゴムの基体の外側にトナーフィルミング防
止層として厚さ5〜50μmのフッ素コーティングを行
った2層構成とされる。この層も同様な半導電性が好ま
しい。ゴムベルト基体の代わりに厚さ0.1〜0.5m
mの半導電性のポリエステルやポリスチレン、ポリエチ
レン、ポリエチレンテレフタレート等を使用することも
できる。中間転写ベルト14がローラ14A,14B,
14C及び14Dの間に張架され、ローラ14Dに伝達
される動力により感光体ドラム10の周速度に同期して
時計方向に循環して搬送される。
【0041】前記の中間転写ベルト14はローラ14A
とローラ14Bの間のベルト面を感光体ドラム10の周
面に接し、一方ローラ14C外周のベルト面を転写部材
である転写ローラ15に接していてそれぞれの接点にお
いてトナー像の転写域を形成している。
【0042】感光体ドラム10周面に付着した状態にあ
るカラートナー像は、先ず前記の中間転写ベルト14と
の間の接点においてローラ14Bへのトナーと反対極性
のバイアス電圧の印加により順次中間転写ベルト14の
周面側に転写される。即ちドラム上のカラートナー像は
接地したローラ14Aの案内によりトナーを散らすこと
なく転写域へと搬送され、ローラ14Bに対する1〜2
kVのバイアス電圧の印加によって中間転写ベルト14
側に効率良く転写される。
【0043】一方では給紙カセット(図示せず)の給紙
ローラ17の作動により転写紙Pが搬出されてタイミン
グローラ18に給送され、中間転写ベルト14上のカラ
ートナー像の搬送に同期して転写ローラ15の転写域へ
と給紙される。
【0044】転写ローラ15は前記中間転写ベルト14
の周速度に同期して反時計方向に回動されていて、給紙
された転写紙Pは転写ローラ15と前記の接地状態にあ
るローラ14Cの間のニップ部の形成する転写域におい
て中間転写ベルト14上のカラートナー像に密着され転
写ローラ15への1〜2kVのトナーと反対極性のバイ
アス電圧の印加により順次カラートナー像は転写紙P上
に転写される。
【0045】カラートナー像の転写を受けた転写紙Pは
除電され、搬送板19を介して定着装置91に搬送さ
れ、熱ローラ91Aと圧着ローラ91Bとの間に挟持搬
送して加熱され、トナーを溶着して定着がなされたのち
排紙ローラ92を介して装置外部に排出される。
【0046】前述した感光体ドラム10及び中間転写ベ
ルト14にはそれぞれクリーニング装置100及び14
0が設置され、それぞれの備えるブレードが常時圧接さ
れていて、残留した付着トナーの除去がなされて周面は
常に清浄な状態に保たれている。
【0047】前記の支持部材20は図3及び図4に示す
ように感光体ドラム10の回転支持軸30に固定された
前後一対の部材により構成されていて、各露光光学系1
2は、それぞれの両端部が貼付部材21を介し感光面に
対する距離が所定の位置関係になるよう調節されて、接
着により調節位置に固定されている。
【0048】一方感光体ドラム10は両端部に備えるフ
ランジ部材10A及び10Bがそれぞれ軸受Bを介して
前記の支持部材20に回動自在に支持されていて、フラ
ンジ部材10Bの備える歯車10Gの駆動により固定状
態にある回転支持軸30を回転中心として回動される。
【0049】前記の回転支持軸30は感光体ドラム10
並びに各露光光学系12を支持した状態で、コの字状に
形成して一体に接続された対称形の前後の各側板40の
間に軸受け支持されている。
【0050】前記の側板40は前後の接続部に吊り下げ
手段としてのレール部材50を設けていて、前記のレー
ル部材50を装置本体の備えるガイド部材60に挿入し
係合して吊り下げ状態にすることにより前記の回転支持
軸30は、従って感光体ドラム10並びに各露光光学系
12はほぼ所定の設定位置に置かれる。
【0051】更に前記の回転支持軸30は正規の位置ま
で挿入されると、前述した吊り下げ状態から後方の側板
40より突出する軸端部30Bが装置基板の備える受座
71に嵌合し、前方の側板40より突出する軸端部30
Aが支持基板80の備える受座81に対しテーパー嵌合
するネジ部材82に支持されることにより、感光体ドラ
ム10を正規の設定位置に正確に規制して歯車10Gを
駆動側の歯車に噛合し、一方各露光光学系12が更に軸
端部30Bの備える貫通ピンP1を前記の受座71に形
成した断面計状V字型の溝に係合されることにより、装
置本体に対する所定の角度位置に正確に規制され固定状
態となる。しかる後各光学系のリード線が前面側の支持
部材20の各窓20Aから側板40の切欠部40Aを経
て電源部へと接続される。
【0052】前記の支持基板80は、上下の各基準穴H
1が前方の装置基板70の備える一対の基準ピンP2に
係合してその取付位置が決定された上で複数個所のネジ
止メにより前方の装置基板70に固定されるもので、更
に複数の窓80Aを開口していて前述した棒状をなす各
帯電器11を支持基板80の外部より挿入して感光体ド
ラム10に対して所定の間隔位置に設定すると共に電極
を接続した状態でネジ止メにより固定し支持している。
【0053】従って前記の支持基板80は、各帯電器1
1を前記の窓80Aを経て取り外した状態で前記のネジ
部材82を取り除くと複数個所のネジ止メを解除するの
みにして装置基板70より分離されることとなり、その
状態から前記の側板40はガイド部材60の案内により
レール部材50をスライドして感光体ドラム10並びに
各露光光学系12を一体として水平方向に移動し、装置
基板70の開口部70Aより装置本体の外部へと取り出
すことが可能となる。
【0054】前記の側板40によって支持された感光体
ドラム10の装置本体への着脱操作の開始に先立って
は、感光体ドラム10の周面に対する各現像器13、中
間転写ベルト14並びにクリーニング装置100のブレ
ードの各圧接作用が事前に解除され、1〜10mm程度
退避状態とされており、装着後再び圧接状態に後帰され
るものとする。
【0055】なお、前記の側板40は、装置本体からの
取り外し後図5に示す如くレール部材50を下側にして
感光体ドラム等が床面に接することのないようバランス
良く置くことができるようにした置き台として機能し、
感光体面の保護にも利用される。
【0056】前記の各ローラ14Aないし14Dは前記
の中間転写ベルト14をテンションローラTの付勢によ
り張架した状態で、コの字状に形成して一体に接続され
た前後の各側板45の間に軸受け支持されている。
【0057】前記の側板45は、更にコの字状に形成し
て一体に接続された非対称形の前後の各支持基板85の
間に前記のクリーニング装置140と共に挟持して一体
とされている。
【0058】前記の前方の支持基板85は上下の立上り
部85Aに吊り下げ手段としての基準穴H2を設け、一
方後方の支持基板85は背面に同じく吊り下げ手段とし
ての一対の基準ピンP4を備えていて、前記の基準穴H
2に前方の装置基板70の備える基準ピンP3を、一方
前記の基準ピンP4を後方の装置基板に設けた基準穴H
3に係合した上ネジ止メして固定することにより中間転
写ベルト14は所定の位置に設定され、感光体ドラム1
0の周面に圧接して感光体ドラム10から中間転写ベル
ト14へのトナー像の転写を行う第1の転写域を構成
し、更に前記の転写ローラ15の圧接により中間転写ベ
ルト14から転写材に対するトナー像の転写を行う第2
の転写域が構成される。
【0059】前記の支持基板85は前後の装置基板70
に対し、アキュライドレール(商品名)と呼ばれる2段
階に伸縮可能の一対のガイドレール200を介し装置本
体の前面側に引き出し可能に支持されている。
【0060】支持基板85は、左右の側部に設けたそれ
ぞれ前後一対の案内板86が前記のガイドレール200
の可動部200Aを上下方向に摺動可能に挟持してい
て、引き出し方向に対しては前記の可動部200Aを一
体とするが、上下方向に対しては突当板87が可動部2
00Aに突き当たる迄下降出来るように構成されてい
る。
【0061】前記の支持基板85はネジ止メを解除した
上で装置本体の前面側に僅かに引き出す操作により前述
した各基準ピンと各基準穴の係合が解除されて僅かに下
方へとさがり、従って前記の各突当板87が前記の可動
部200Aに乗った状態でガイドレール200の伸長作
動により装置基板70の開口部70Aより装置本体の前
面に大きく引き出される。その結果中間転写ベルト14
は感光体ドラム10の周面より退避して圧接を解除した
状態で引き出され、再度の装着に当たってもガイドレー
ル200の伸長状態からの復帰と各基準ピンのテーパ部
の案内により僅かに上方へと移動して感光体ドラム10
への圧接状態への復帰動作が自動的かつ確実に行われ
る。
【0062】従って支持基板85の極めて簡単な着脱操
作により感光体ドラム10は中間転写ベルト14に干渉
することなく取り出しが可能の状態となり、更に支持基
板85の引き出しにより搬送路に滞留したジャム紙の取
り出し処理や中間転写ベルト14の交換、点検等のメン
テナンスも容易に行えることとなる。
【0063】なお支持基板85は装置本体からの引き出
し操作に先立って中間転写ベルト14を張架するローラ
14Cに対する前記の転写ローラの圧接作用を前もって
解除され、所定の設定位置への復帰後再び圧接状態に置
かれる。
【0064】(実施の形態1)前記図2〜図6に示す構
成のカラー画像形成装置の請求項1,2の第1発明につ
いて図1に基づいて説明する。
【0065】図1において、10は前記の感光体ドラ
ム、10Aは前記感光体ドラム10の両側を支持するフ
ランジ部材、12は前記の露光光学系、20は前記の支
持部材、30は前記の回転支持軸、101は前記の透明
基体、102は前記の感光層で、前記の透光性導電層1
03の上に電荷発生層(CGL)104と電荷輸送層
(CTL)105を重ねて塗布した2層型等の感光層、
PSは露光光に感度を有するフォトセンサ、82は支持
基板80に固設したフォトセンサPS支持用の支持金具
である。感光体ドラム10の両端のフランジ部材10A
又は10B近傍の部分は透光性導電層103のみ塗布さ
れていて、上記CGL104やCTL105が塗布され
ていない透光性を有する透光領域10tが設けられてい
る。この透光領域10tは内部の露光光学系12の端部
に対向した位置にある。
【0066】かかる構成により、感光体ドラム10の両
端部の透光領域10tから感光体ドラム10の内部の露
光光学系12等を観察することができると共に、露光光
学系12の端部からの露光光は感光体ドラム10の両端
部の透光性導電層103のみ塗布されている透光領域1
0tを透過しフォトセンサPSに入射する。従って、フ
ォトセンサPSからは露光光学系12の露光量の増減に
応じた信号が出力される。この出力信号を例えば図示し
ないCPUにおいて基準となる露光光量に対応した基準
電圧と比較し、その結果により温度変動や使用頻度によ
って光量が変動する露光光学系12のLEDの駆動電流
を変更・制御して露光光学系12の露光量を常に一定に
維持するように制御する。
【0067】(実施の形態2)前記図2〜図6に示す構
成のカラー画像形成装置の請求項3,4の第2発明につ
いて図1に基づいて説明する。
【0068】図1に示す構成により、感光体ドラム10
の感光層102の回転軸方向の長さは、透光領域10t
があるのでフランジ部材10Aの圧入部間の長さより更
に短く設けられることになる。この感光層102の設け
てない透光領域10tを通して、感光体ドラム10の内
部の観察と、露光光学系12からの露光光をフォトセン
サPSにより測定することが可能となる。
【0069】フランジ部材10A又は10Bの端より感
光層102の端部までの感光体ドラム10の軸平行の長
さLは短い程良いが、露光光学系12の露光量測定或い
は内部観察のためにはL=5〜30mmであることが好
ましい。
【0070】(実施の形態3)前記図2〜図6に示す構
成のカラー画像形成装置の請求項5ないし8の第3発明
について図4及び図5に基づいて説明する。
【0071】本発明は感光層102に使用する材料を選
択して、露光光に対しては感度が高く、かつ低い透光性
を有し、可視光に対しては高い透光性を有するようにし
たもので、図1に示す透光領域10tを特に設けないで
も直接内部の観察が可能とする構成としたものである。
内部の観察を可能とするには、可視領域の中で高い透光
性を有する波長域を設けることになる。
【0072】前記の感光層102としてCGL104に
金属フタロシアニンであるAlClPcClを用い、C
TL105にピラゾリン誘導体を用いた積層型のOPC
を用いる例について説明する。前記の透光性導電層10
3上に厚さ0.2μmのAlClPcClを蒸着により
塗布し、その上にピラゾリン誘導体を塗布すると、この
感光層102の吸収スペクトルは図7(a)の破線で示
すように740nmに吸収の極大を示すグラフとなる。
これをテトラヒドロフランやアセトンの有機溶剤で処理
すると図7(b)の実線で示すように吸収極大値が82
5nmに移動する。これらは波長700〜850nmの
赤外光に感度が高く、波長600nm以上の赤色から赤
外光に対して吸光度が高いが、500nm近傍の緑光を
良く透過する感光層102が得られる。従って、肉眼で
はこの感光層102は緑色に見えると共に透光性を有し
ていて内部の観察が可能となる。また、露光光学系12
から発光する露光光に波長680nmの赤色光や波長8
00nm近傍の赤外光を使用すると、感度が高く露光光
が感光層102に吸収されて無用に散乱することのない
感光体ドラム10が得られる。
【0073】また、感光層102には無金属フタロシア
ニンを用いることもできる。
【0074】図8はCTL105にオキサゾール誘導体
を樹脂に分散したものを用い、CGL104にα,β,
τ型のフタロシアニンを樹脂に分散したものを用いた場
合の吸光度を示すグラフである。α,β型のフタロシア
ニンを用いた場合は吸収の極大が可視域の600〜75
0nmにあるのに対しτ型のフタロシアニンを用いると
800nmに吸収の極大があり、波長600nm以上の
赤色から赤外光に対して吸光度が高く、一方、何れも5
00nm近傍の緑の光を良く透過する感光層102が得
られる。従って、肉眼ではこの感光層102は緑色に見
えることになる。
【0075】図7及び図8に示したフタロシアニンを使
用した感光層102は、可視域400〜700nm中に
おいて緑領域の吸光度は像露光に用いる波長近傍の最大
吸光度の30%以下となり肉眼には緑色系の透光性を有
するものとなる。なお、ここで最大吸光度は、光感度を
有する領域での即ち像露光に用いる波長領域での最大吸
光度を示す。図7及び図8では600〜900nmの領
域の中での最大吸光度で定義される。
【0076】以上のように適当な材料を選択使用するこ
とにより赤色光や赤外光に感度を有し、肉眼には青、青
緑又は緑に見えて内部観察を可能とする感光層102を
得ることができる。好ましい吸光度は最大吸光度に対
し、30%以下である。これより大きいと、実用的に光
を吸収することになり、内部の観察が困難となる。
【0077】以上説明した感光層102を有する感光体
ドラム10は、露光光学系12の発光素子に例えば60
0nm以上の赤色光や赤外光を発するLEDを用いる
と、露光光は感光層102によって十分吸収され無用の
露光光が散乱することがない。また肉眼では感光体ドラ
ム10の内部を観察可能な透光性を有するようになる。
【0078】特に上記CGL104の厚みやCGL中の
CGMの割合を調整して、感光体ドラム10の露光光に
対する透過率が5%以下好ましくは1%以下で、可視光
に対しては特定の波長域での透過率が20%以上となる
ようにすることが好ましい。この様にすることにより内
部の観察が容易で内部から感光体を通して外部へともれ
る露光光の散乱を防止する有用な感光体ドラム10が得
られる。
【0079】上記本発明のカラー画像形成装置として、
像形成体が透明基体を有するドラム状のものについて述
べたが、透明樹脂層をベースとしたベルト状の像形成体
を有する画像形成装置についても同様の効果を奏する。
【0080】
【発明の効果】請求項1によれば、透光領域を通過する
像露光手段の光量をフォトセンサにより検知し、露光光
学系の光量変動の監視と光量変動の補正ができる。ま
た、フォトセンサPSの出力信号により、像露光手段の
疲労や環境条件による露光量の変動を監視してメンテナ
ンスに役立てることもできる。
【0081】請求項2によれば、透光領域が端部にある
のでフォトセンサの設置が容易で、かつ像形成体内部の
セット状態やゴミ等の有無の確認がより容易となる。
【0082】請求項3によれば、像形成体内部の観察が
容易で、かつ露光光学系の光量変動の監視と光量変動の
補正可能な像形成体を有するカラー画像形成装置が提供
される。
【0083】請求項4によれば、透光領域がより適正な
位置に設けられ、露光光学系の光量変動の監視と、像形
成体内部の観察が容易である。
【0084】請求項5によれば、像形成体の感光層の形
成に特に寸法規制を必要とせず像形成体の製造が容易
で、露光光学系の光量検知と内部の観察が容易で、露光
光学系の光量変動の補正と内部のセット状態及びゴミ等
の有無の確認が容易なカラー画像形成装置を得る。
【0085】請求項6,7によれば、像露光手段の発光
波長を赤以上の長波長にするので、感光層の露光光に対
する透過率は極めて低くなり、感光体に有感な波長範囲
の露光光が感光層を透過して散乱するのを防止すること
ができ、解像力の高い良好な画像を得ることができる。
【0086】請求項8によれば、像形成体の感光層の可
視光に対する吸光度は最大吸光度の30%以下となるの
で、肉眼による内部観察が容易になる。
【0087】請求項9によれば、像形成体の感光層に有
感な波長範囲の像露光光が感光層を透過して散乱するの
をより効果的に防止し、解像力の高い良好な画像を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明及び第2発明を説明するための要部拡
大断面図である。
【図2】本発明のカラー画像形成装置の1例を示す概略
断面図である。
【図3】感光体ドラムの支持構造を示す正面断面図であ
る。
【図4】感光体ドラムの支持構造を示す断面図である。
【図5】ドラムユニットの外観図である。
【図6】中間転写ベルトの支持構造を示す正面断面図で
ある。
【図7】第3発明の感光層の吸収スペクトルの1例を示
すグラフである。
【図8】第3発明の感光層の吸収スペクトルの他の例を
示すグラフである。
【符号の説明】
10 感光体ドラム 10A,10B フランジ部材 11 帯電器 12 露光光学系 13 現像器 14 中間転写ベルト 15 転写ローラ 20 支持部材 30 回転支持軸 101 透明基体 102 感光層 103 透光性導電層 104 電荷発生層(CGL) 105 電荷輸送層(CTL) 10t 透光領域 PS フォトセンサ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像形成体と、その内部に像露光手段を有
    し、前記像形成体上に像露光を行うカラー画像形成装置
    において、前記像形成体は、像露光光に対し透光性を有
    する透光領域を設け、該透光領域を透過する前記像露光
    手段からの透過光を検知して露光制御を行うことを特徴
    とするカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記透光領域は前記像露光手段の端部に
    対向する位置であることを特徴とする請求項1記載のカ
    ラー画像形成装置。
  3. 【請求項3】 像形成体と、その内部に像露光手段を有
    し、前記像形成体上に像露光を行うカラー画像形成装置
    において、前記像形成体の両端にフランジ部材を有する
    と共に、前記像形成体の感光層の回転軸方向の長さは前
    記フランジ部材の圧入部間の長さより短く設けられてい
    ることを特徴とするカラー画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記感光層の両端は、前記両端のフラン
    ジ部材より5〜30mm内側にあることを特徴とする請
    求項3記載のカラー画像形成装置。
  5. 【請求項5】 像形成体と、その内部に像露光手段を有
    し、前記像形成体上に像露光を行うカラー画像形成装置
    において、前記像形成体は、像露光手段に対しては吸光
    度の高い波長領域をなし、かつ可視光に対しては吸光度
    の低い波長領域を有することを特徴とするカラー画像形
    成装置。
  6. 【請求項6】 前記像露光手段の露光光は赤又は赤外光
    であることを特徴とする請求項5記載のカラー画像形成
    装置。
  7. 【請求項7】 前記可視光に対する吸光度の低い波長領
    域は青、青緑又は緑であることを特徴とする請求項5又
    は6記載のカラー画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記像形成体の可視領域の吸光度は最大
    吸光度が30%以下の領域を有することを特徴とする請
    求項5〜7の何れか1項記載のカラー画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記感光層の像露光光に対する透過率は
    5%以下であることを特徴とする請求項5〜8の何れか
    1項記載のカラー画像形成装置。
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