JPH10108275A - 音響システム - Google Patents

音響システム

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Publication number
JPH10108275A
JPH10108275A JP8259475A JP25947596A JPH10108275A JP H10108275 A JPH10108275 A JP H10108275A JP 8259475 A JP8259475 A JP 8259475A JP 25947596 A JP25947596 A JP 25947596A JP H10108275 A JPH10108275 A JP H10108275A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
unit
audio
headphone
main
Prior art date
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Pending
Application number
JP8259475A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Hayashi
好典 林
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Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本体装置に付属したリモコン装置にイヤホン
等を接続することにより聴取中に聴き手の行動範囲が制
限されない音響システムを提供する。 【解決手段】 本体装置1を遠隔制御するためのリモコ
ン装置2に音声出力のための音声受信出力部22及びヘ
ッドホンジャック225を設け、このヘッドホンジャッ
ク225にヘッドホン4を接続可能に構成する。これに
より、本体装置1からの距離に依存せずに、聴き手は自
由なポジションでのリスニングが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、テレビジョン受
信機,ビデオ機器,オーディオ機器,カラオケ装置,ゲ
ーム機等,音声を音響的に出力できる各種の音響システ
ムに適用され、本体装置に対して別体制御装置、いわゆ
るリモコン装置による遠隔操作が可能な音響システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン受信機,ビデオ機器,オー
ディオ機器,カラオケ装置,ゲーム機など音声出力機能
を備える各種の音響システムには、近隣に対する騒音に
配慮して、聴き手以外の他人に音が聴こえないように、
イヤホン,ヘッドホン等の発音装置を介して音声を聴く
ための機能が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の音響システムでは、聴き手に装着されるイヤホ
ン等が本体装置と直接的に有線接続されるものであるた
め、聴取中は聴き手の行動範囲が制限されるという問題
がある。聴き手の行動範囲を広くするためには、有線接
続するためのケーブルを長くすることが考えられるが、
長いケーブルはもつれ易い。そこで、発音装置をワイヤ
レスヘッドホンで構成することにより、聴き手の行動範
囲が制限されないようにしたもの(特開昭53−122
14号)が考えられているが、このシステムでは、ヘッ
ドホン専用の受信部を備える分だけヘッドホン本体が大
きくなってしまい不便となる。
【0004】この発明は、このような問題点に鑑みなさ
れたもので、本体装置に付属したリモコン装置にイヤホ
ン等を接続することにより聴取中に聴き手の行動範囲が
制限されない音響システムを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この種の音響システムに
は、操作性の観点から、通常、所定の動作指令信号を赤
外線などで無線送信するリモコン装置が付属している。
この発明は、この点に着目し、本体装置に前記音声信号
を無線送信する送信手段を設け、リモコン装置に前記送
信手段から送信された音声信号を受信する受信手段と、
音声出力手段及び出力端子とを設けて、この出力端子に
発音装置を接続することにより、リモコン装置を介して
前記本体装置側からの音声信号を聴取可能に構成したも
のである。
【0006】また、この発明は、前記リモコン装置に前
記発音装置が接続された場合に前記本体装置側の音声信
号の音響的な出力動作を抑制するように音声ミュートを
かけるものである。
【0007】更に、この発明は、前記本体装置及びリモ
コン装置が、それぞれチャネル選択手段を備え、これら
本体装置とリモコン装置とでそれぞれ異なるチャネルの
音声信号を同時又は択一的に聴取可能に構成したもので
ある。
【0008】この発明によれば、本体装置を遠隔制御す
るためのリモコン装置にイヤホン、ヘッドホン等の発音
装置を接続可能にしているので、装置本体からの距離に
依存せずに、聴き手は自由なポジションでのリスニング
が可能である。しかも、リモコン装置は、通常、常に聴
き手の近傍に置かれるので、リモコン装置に接続される
イヤホン、ヘッドホン等の発音装置のケーブルは、もつ
れなどが生じない程度の長さに設定することができる。
更に、音声受信部や増幅部等はリモコン装置の内部に設
けられているので、イヤホンやヘッドホン等を現状の大
きさのまま使用することができる。
【0009】また、この発明によれば、リモコン装置を
介してリスニングするので、このリスニングと、本体装
置に対するミュート指令やチャンネル切換などの制御と
を連動させることができ、例えば本体装置の音を消して
リスニングしたり、二ヵ国語放送を受信した場合は本体
装置と異なるチャンネル(言語)でのリスニングが可能
になる等の様々なリスニング形態が可能になる。
【0010】更に、この発明によれば、リモコン装置と
本体装置とは無線接続されているため、リモコン装置を
複数台用意すれば、複数人が1台の本体装置を共用して
音楽を聴いたり、互いに異なる言語の放送を聴いたりす
ることができ、しかも接続可能な台数の制限もなくな
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。図1は、この発明の一
実施例に係る音響システムを適用したテレビジョン装置
の構成を示す外観図、図2は同じくブロック図である。
【0012】このテレビジョン装置は、テレビジョン信
号を受信してTV画像を表示すると共に、付随音声等を
音響的に出力する本体装置1と、この本体装置1を制御
するための制御信号を生成しこれを赤外線などで光伝送
して本体装置1を遠隔操作するリモコン装置2と、この
リモコン装置2にケーブル3を介して接続されるヘッド
ホン4とにより構成されている。
【0013】図2に示すように、本体装置1は、主回路
11、受信・制御部12及び音声送信部13を備えて構
成されている。また、リモコン装置2は、制御信号送信
部21、音声受信出力部22及びこれらの電源となる蓄
電池23を備えて構成されている。本体装置1の主回路
11は、TV信号から映像信号を抽出してTV画像を表
示する図示しない映像処理回路と、TV信号から音声信
号帯域をFM検波して音声信号を出力する音声回路11
1と、この音声回路111から出力される音声信号を電
気的に増幅するアンプ112と、このアンプ112の出
力を電気音響変換して音響的に出力するスピーカ113
とを備えている。
【0014】リモコン装置2の制御信号送信部21は、
ボタン入力部211の操作に基づいて制御信号生成部2
12で本体装置1の制御のための制御信号を生成し、こ
の制御信号を変調部213で搬送波をアナログAM,F
M、又はパルス変調等の方式で変調し、光送信部214
を介して本体装置1に、例えば赤外線を用いて送信する
ものである。本体装置1の受信・制御部12は、光送信
部214から送信された制御信号を光受信部121で受
信し、検波部122で検波した後、制御信号検出部12
3で制御信号の種別を判別し、この判別結果に応じた動
作指示信号を主回路11の各部に供給するように構成さ
れている。制御信号の一部、例えば音量調整信号や音声
ミュート信号は、主回路11のアンプ112に動作指令
信号として与えられている。
【0015】本体装置1の音声送信部13及びリモコン
装置2の音声受信出力部22は、この発明で新たに追加
された回路である。音声送信部13は、主回路11の音
声回路111からの音声信号により、変調部131で搬
送波をアナログAM(振幅変調),FM(周波数変
調)、又はパルス変調、あるいはより高品質が望まれる
場合にはディジタルPCM(パルスコード変調)等の方
式で変調し、赤外線を用いて光送信部132からリモコ
ン装置2に送信するようになっている。リモコン装置2
の音声受信出力部22は、光送信部132から送信され
た音声信号を光受信部221で受信し、検波・アンプ部
222で検波及び増幅したのち、二ヵ国語放送などの場
合に使用されるチャンネル切換部223で選択された音
声信号をヘッドホンアンプ224で増幅しヘッドホン4
に供給する。また、音声受信出力部22は、ヘッドホン
ジャック225を介してヘッドホン4のプラグ5が挿入
されたことを検出するジャック挿入検出部226と、こ
のジャック挿入検出部226でプラグ5の挿入が検出さ
れたときに制御信号生成部212に音声抑制(ミュー
ト)のための動作指令信号を出力する音量調整信号変更
回路227とを備えている。
【0016】次に、このように構成されたテレビジョン
装置の動作について説明する。まず、ヘッドホン4がリ
モコン装置2に接続されない通常モードの場合について
説明する。この場合、本体装置1に設けられた音声送信
部13及びリモコン装置2に設けられた音声受信出力部
22に供給される電源はそれぞれOFFになっている。
ボタン入力部211で入力操作されると、制御信号生成
部212は、この入力操作に基づいて本体装置1の電源
入力、チャンネル選択、音量調整等の各種動作指令信号
を含む制御信号を生成し、これを変調部213に供給す
る。変調部213は、供給された制御信号で搬送波を変
調し、光送信部214を介して光伝送する。
【0017】これに対し、光受信部121は、リモコン
装置2から伝送される光信号を受信し、これを電気信号
に変換して検波部122に供給する。検波部122に供
給された信号は、ここで原信号が取り出され、制御信号
検出部123に供給される。制御信号検出部123は、
供給された信号から音量調整信号を抽出してアンプ11
2に供給し、その他の制御信号を主回路11の図示しな
い制御部に供給する。アンプ112は、供給された音量
調整信号に基づいて音声回路111から入力される音声
信号を増幅し、スピーカ113を介して音声出力する。
【0018】次に、ヘッドホン4がリモコン装置2に接
続されるヘッドホンモードの場合について説明する。ヘ
ッドホン4のプラグ5がリモコン装置2のヘッドホンジ
ャック225に挿入されると、蓄電池23からの電源電
圧が音声受信出力部22に供給され、これに基づいて音
声受信出力部22が動作可能な状態になる。ジャック挿
入検出部226は、ヘッドホンモードを示す検出信号を
音量調整信号変更回路227に供給する。音量調整信号
変更回路227は、例えばスピーカ113からの音声出
力を予め設定された音量に変更させる動作指令信号を制
御信号生成部212に供給する。制御信号生成部212
は、制御信号に含まれる音量調整信号を供給された動作
指令信号に基づいて音声ミュート信号に変更し、これを
変調部213に供給する。変調部213は、供給された
制御信号で搬送波を変調し、光送信部214を介して赤
外光伝送する。
【0019】これに対し、光受信部121は、リモコン
装置2から伝送されてくる赤外光信号を受信し、これを
電気信号に変換して検波部122に供給する。検波部1
22に供給された信号は、ここで原信号が取り出され、
制御信号検出部123に供給される。制御信号検出部1
23は、供給された制御信号から音声ミュート信号を抽
出してアンプ112に供給し、その他の制御信号を図示
しない各部の制御部に供給する。アンプ112は、供給
された音声ミュート信号に基づいて音声回路111から
入力される音声信号を抑制し、スピーカ113を介して
音声出力をしないか、あるいは聴き取れない程度に音量
を絞って音声出力する。また、制御信号検出部123
は、供給された制御信号から音声ミュート信号が抽出さ
れると、図示しない電源スイッチを介して音声送信部1
3に供給する電源をONにする。これにより、変調部1
31は、音声回路111から入力される音声信号で搬送
波を変調し、光送信部132を介して光伝送する。
【0020】光受信部221は、本体装置1から伝送さ
れる光信号を受信し、これを電気信号に変換して検波・
アンプ部222に供給する。検波・アンプ部222に供
給された信号は、ここで原信号が取り出された後、所定
量だけ増幅され、チャンネル切換部223を介してヘッ
ドホンアンプ部224に供給される。ヘッドホンアンプ
部224は、例えば制御信号生成部から出力される音量
調整信号に基づいて検波・アンプ部222から入力され
る音声信号を増幅し、ヘッドホンジャック225及びヘ
ッドホン4を介してHIFI出力する。
【0021】この実施例によれば、本体装置1を遠隔制
御するためのリモコン装置2に音声出力のためのヘッド
ホンジャック225を設け、このヘッドホンジャック2
25にヘッドホン4を接続可能にしているので、本体装
置1からの距離に依存せずに、聴き手は自由なポジショ
ンでのリスニングが可能である。しかも、リモコン装置
2は、通常、常に聴き手の近傍に置かれるので、リモコ
ン装置2に接続されるヘッドホン4のケーブル3は、も
つれなどが生じない程度の長さに設定することができ
る。更に、音声受信部である光受信部221や増幅部で
あるヘッドホンアンプ224等はリモコン装置2の内部
に設けられているので、ヘッドホン4を現状の大きさの
まま使用することができる。
【0022】また、この実施例によれば、ジャック挿入
検出部226でヘッドホンジャック225の接続を検出
し必要時のみ音声受信出力部22の電源を入れることに
より、リモコン装置2における消費電力を節約してい
る。しかも、リモコン装置2の内部には、蓄電池23が
設けられているので、図3に示すように、未使用時は充
電器41の上にリモコン装置2を載せ、充電端子24を
介して蓄電池23を常時充電しておくようにすれば、リ
モコン装置2に十分な電力を蓄えておくことができる。
【0023】ところで、先の実施例によれば、リモコン
装置2を介してリスニングするので、このリスニング
と、本体装置1に対するミュート指令やチャンネル切換
などの制御とを連動させることができる。このため、本
体装置1の音を消してリスニングしたり、二ヵ国語放送
を受信した場合は、本体装置1で選択していたチャンネ
ルを切換えて、それとは異なるチャンネル(言語)での
リスニングが可能になる等の様々なリスニング形態が可
能になる。また、リモコン装置2のチャンネル切換部2
23でチャンネルを切換えると、本体装置1では日本語
の放送を再生し、リモコン装置2側のヘッドホン4では
英語の放送を聴くことができ、例えば家族全員がくつろ
いでいるお茶の間で自分1人だけは英語の勉強をすると
いったような使い方もできる。
【0024】また、先の実施例では、リモコン装置2と
本体装置1とが無線接続されているため、図4に示すよ
うに、リモコン装置2を複数台用意すれば、複数人が1
台の本体装置1を共用して音楽を聴いたり、互いに異な
る言語の放送を聴いたりすることができ、しかも本体装
置2に接続可能な台数の制限もなくなる。
【0025】なお、上述した実施例では、通信媒体が光
である場合について説明したが、その他の波長帯域にお
ける電磁波、例えば電波による通信を利用してもよい。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
本体装置を遠隔制御するための別体制御装置に音声出力
のための出力端子を設け、この出力端子にイヤホン、ヘ
ッドホン等の発音装置を接続可能にしているので、装置
本体からの距離に依存せずに、聴き手は自由なポジショ
ンでのリスニングが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例に係る音響システムを適
用したテレビジョン装置の構成を示す外観図である。
【図2】 同実施例におけるテレビジョン装置の構成を
示すブロック図である。
【図3】 同実施例におけるリモコン装置の一例を示す
斜視図である。
【図4】 この発明における他の実施例に係る音響シス
テムを適用したテレビジョン装置の構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1…本体装置、2…リモコン(別体制御)装置、4…ヘ
ッドホン、5…プラグ、12…受信・制御部、13…音
声送信部、21…制御信号送信部、22…音声受信出力
部、111…音声回路、112…パワーアンプ、113
…スピーカ、121,221…光受信部、122…検波
部、123…制御信号検出部、131,213…変調
部、132,214…光送信部、212…制御信号生成
部、223…チャンネル切換部、224…ヘッドホンア
ンプ、225…ヘッドホンジャック、226…ジャック
挿入検出部、227…音量調整信号変更回路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声信号を音響的に出力できる本体装置
    と、 この本体装置を制御するための制御信号を生成し当該制
    御信号を無線送信して前記本体装置を遠隔操作する別体
    制御装置とを備えた音響システムにおいて、 前記本体装置は、前記音声信号を無線送信する送信手段
    を備えると共に、 前記別体制御装置は、前記送信手段から送信された音声
    信号を受信する受信手段と、この受信手段で受信された
    音声信号を音響的に出力するための音声出力手段及び出
    力端子とを備え、 前記出力端子に発音装置を接続することにより、前記別
    体制御装置を介して前記本体装置側からの音声信号を聴
    取可能に構成したことを特徴とする音響システム。
  2. 【請求項2】 前記別体制御装置は、前記出力端子に前
    記発音装置が接続された場合に前記本体装置側へ音声ミ
    ュートのための制御信号を送信し、 前記本体装置は、前記音声ミュートのための制御信号に
    基づいて音声信号の音響的な出力動作を抑制する音声ミ
    ュート手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の音
    響システム。
  3. 【請求項3】 前記本体装置及び別体制御装置は、それ
    ぞれチャネル選択手段を備え、前記本体装置と別体制御
    装置とでそれぞれ異なるチャネルの音声信号を同時又は
    択一的に聴取可能に構成したことを特徴とする請求項1
    又は2記載の音響システム。
JP8259475A 1996-09-30 1996-09-30 音響システム Pending JPH10108275A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006339856A (ja) * 2005-05-31 2006-12-14 Toshiba Corp テレビ装置および音声データの出力制御方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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