JPH10108245A - Phs移動局 - Google Patents

Phs移動局

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JPH10108245A
JPH10108245A JP8259748A JP25974896A JPH10108245A JP H10108245 A JPH10108245 A JP H10108245A JP 8259748 A JP8259748 A JP 8259748A JP 25974896 A JP25974896 A JP 25974896A JP H10108245 A JPH10108245 A JP H10108245A
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JP
Japan
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mode
public
base station
private
mobile station
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Pending
Application number
JP8259748A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Fujinaga
仁 藤永
Asami Kuramitsu
麻美 倉光
Toshitaka Hanaura
敏孝 花浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 公衆モードサービスエリアと、PHS移動局
が登録されている自営モードサービスエリアとが重なる
場所においては、自動的に公衆モードおよび自営モード
両方での待ち受けが行えるようなPHS移動局を提供す
ることである。 【解決手段】 PHS移動局2が、公衆モードサービス
エリアと、自局が登録されている自営モードサービスエ
リアとが重なる重複エリアに移動したときは、公衆モー
ドでの待ち受けと自営モードでの待ち受けとを時分割で
行う。これによって、ユーザにモードの切り替えを意識
させることなく、重複エリア内において、公衆モードお
よび自営モードでの呼出を受け付けることが可能とな
る。また、重複エリア内での公衆網への発呼時には、必
ず通話料金が安価に設定されている自営基地局経由で発
呼を行うようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PHS移動局に関
し、より特定的には、パーソナル・ハンディホン・シス
テム(以下、PHSと称す)に用いられ、公衆モードサ
ービスエリア内では公衆用基地局を介した公衆モード通
信が、自局が登録されている自営モードサービスエリア
内では自営用基地局を介した自営モード通信が可能な移
動局に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のごとく、第二世代ディジタルコー
ドレス電話システムであるPHSにおいては、公衆モー
ドと自営モードとが定義され、一台のPHS移動局に両
モードに対応するソフトウェアを実装可能である。
【0003】モードに関して説明すると、公衆モードを
利用するためにはPHSオペレータ(NTTパーソナル
やアステル等)に加入する必要があり、自営モードを利
用するためには個人か会社で自営用基地局を購入しPH
S移動局を自営システムに登録する必要がある。これに
より、PHS移動局は、公衆モードでは携帯電話と同等
の態様で使用でき、自営モードではコードレス電話と同
等の態様で使用することができる。
【0004】ところで、公衆モードと自営モードでは、
PHS基地局(公衆用基地局、自営用基地局)とPHS
移動局とを接続するための通信規約(以下、プロトコル
と称す)が異なっている。また、PHS移動局の呼出番
号は、公衆モードと自営モードでは異なっている。従来
の場合、多くはモード切替を手動で行っている。
【0005】また、オートモード機能を有するPHS移
動局も製品化されている。オートモード機能とは、PH
S移動局が公衆モードサービスエリアと自営モードサー
ビスエリアとが重なる場所に流入した場合、自動的に自
営モード待ち受けに切り替わる機能である。
【0006】しかしながら、自営モード待ち受けに切り
替わった後は、自営モードサービスエリアから流出する
か、手動でモード切替をするしか、公衆モードからの呼
出信号を受信することはできない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
PHSでは、手動でのモード切替およびオートモード切
替によって一度モードを決定すると、そのモードにおけ
る呼出信号しか受信できない。つまり、自営用基地局の
サービスエリアと公衆用基地局のサービスエリアとが重
複している環境下において、PHS移動局のモードを、
例えば自営モードに設定した場合、現状では、自営モー
ドの呼出信号は受信できて応答することにより相手と通
話することが可能であるが、公衆モードの呼出信号は受
信できない。また、その逆も起こり得る。
【0008】それ故に、本発明の目的は、公衆モードサ
ービスエリアと、PHS移動局が登録されている自営モ
ードサービスエリアとが重なる場所においては、自動的
に公衆モードおよび自営モード両方での待ち受けが行え
るようなPHS移動局を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段および発明の効果】第1の
発明は、パーソナル・ハンディホン・システム(PH
S)に用いられ、公衆モードサービスエリア内では公衆
用基地局を介した公衆モード通信が、自局が登録されて
いる自営モードサービスエリア内では自営用基地局を介
した自営モード通信が可能な移動局であって、現在、公
衆モードサービスエリアに位置しているか、自営モード
サービスエリアに位置しているか、公衆モードサービス
エリアと自局が登録されている自営モードサービスエリ
アとが重なる重複エリアに位置しているかを検知する位
置検知手段と、位置検知手段による検知の結果、公衆モ
ードサービスエリアに位置しているときは、公衆用基地
局からの自局宛の呼出信号を待ち受ける公衆モード待ち
受け手段と、位置検知手段による検知の結果、自営モー
ドサービスエリアに位置しているときは、自営用基地局
からの自局宛の呼出信号を待ち受ける自営モード待ち受
け手段と、位置検知手段による検知の結果、重複エリア
に位置しているときは、公衆用基地局からの自局宛の呼
出信号と、自営用基地局からの自局宛の呼出信号とを、
時分割で待ち受ける時分割待ち受け手段とを備えてい
る。
【0010】上記のように、第1の発明では、位置検知
手段による検知の結果、重複エリアに位置しているとき
は、公衆用基地局からの自局宛の呼出信号と、自営用基
地局からの自局宛の呼出信号とを、時分割で待ち受ける
ようにしている。つまり、PHS移動局が待ち受けをす
るにあたって、公衆モードサービスエリアと自局が登録
されている自営モードサービスエリアとが重なる場所に
おいては、自営モードでの待ち受けと公衆モードでの待
ち受けとを時分割で実施する。これによって、ユーザに
モードの切り替えを意識させることなく、公衆モードお
よび自営モードでの呼出を受け付けることが可能とな
る。
【0011】第2の発明は、第1の発明において、位置
検知手段は、公衆モード待ち受け手段による待ち受け
時、または自営モード待ち受け手段による待ち受け時
に、周期的に公衆用基地局からの制御キャリアと自営用
基地局からの制御キャリアとを捕捉し、両方の制御キャ
リアが捕捉できれば、重複エリアに位置していると判断
することを特徴とする。
【0012】上記第2の発明によれば、PHS移動局
が、公衆モード待ち受け手段による待ち受け、または自
営モード待ち受け手段による待ち受けをしながら移動
し、公衆モードサービスエリアと自営モードサービスエ
リアとが重なる場所に移動した場合、自動的に時分割待
ち受け手段による待ち受け状態に移行する。
【0013】第3の発明は、第1の発明において、公衆
用基地局または自営用基地局から呼出信号を受信したこ
とに応答して、呼出音を出力する呼出音出力手段をさら
に備え、呼出音出力手段は、公衆用基地局または自営用
基地局のいずれから呼出信号を受信したかに応じて、呼
出音を変更することを特徴とする。
【0014】上記のように、第3の発明では、呼出音を
公衆モードと自営モードとで区別しておくことにより、
ユーザがどのモードでの呼出であるかを音で認識するこ
とが可能である。これにより、どのような相手からの呼
出であるか認識できる。つまり自営モードの呼出ならば
家族からの呼出と推測できるが、公衆モードでの呼出は
家族以外の人(例えば、仕事関係の人)からの呼出であ
ると容易に推測可能である。
【0015】第4の発明は、第1の発明において、公衆
網へ発呼する発呼手段をさらに備え、発呼手段は、時分
割待ち受け手段による時分割待ち受けが行われていると
きには、公衆用基地局および自営用基地局の内、安価な
通話料金が設定されている基地局経由で発呼することを
特徴とする。
【0016】上記のように、第4の発明では、PHSの
公衆モードサービスエリアと自営モードサービスエリア
とが重なる場所における公衆網への発呼時には、必ず安
価な通話料金が設定されている基地局経由で発呼するよ
うにしている。一例を示すと、現在のシステムでは、自
営用基地局の接続先網は一般家庭の電話と同様であり、
通話料金は平日昼間の市内3分間通話で10円である。
これに対して、公衆用基地局経由での通話料金は、同一
条件で3分40円である。当然ユーザは、安い通話料金
を望むから、自動的に自営モードで発呼することが好ま
しい。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明が適用されるPH
Sサービスエリアの構成の一例を示す図である。図1に
おいて、本例では、公衆用基地局1が提供する公衆モー
ドサービスエリアと、自営用基地局2が提供する自営モ
ードサービスエリアとが一部において重複している。公
衆用基地局1からは、公衆モードサービスエリア内に属
するPHS移動局3に対して、公衆モード制御キャリア
4が特定周波数上で送信されている。また、自営用基地
局2からは、自営モードサービスエリア内に属するPH
S移動局3に対して、自営モード制御キャリア5が特定
周波数上で送信されている。これら公衆モード制御キャ
リア4および自営モード制御キャリア5の周波数は、互
いに異なっている。また、各モードの制御キャリアによ
り、呼出信号が送信される。
【0018】前述したように、PHSでは、公衆モード
と自営モードとがあり、各モードで異なったプロトコル
が定義され、また各モードでは異なった呼出番号が定義
されている。現状では、PHS移動局に対し、公衆モー
ドでは10桁の呼出番号が付与されており、自営モード
では数桁(4桁以下)の番号が付与されている。
【0019】つまり、PHS移動局3は、特定モードの
制御キャリア上の報知信号を受信しながら、そのモード
で付与されている自分宛の呼出信号を待ち受けている。
報知信号は、制御キャリア構成を示した無線チャネル報
知情報や、PHS移動局の呼び出しに使用される呼出信
号等から構成されている。
【0020】図2は、本発明の一実施形態に係るPHS
移動局3の構成を示すブロック図である。図2におい
て、本実施形態のPHS移動局3は、無線部31と、P
HSチャネルコーディック32と、出力部33と、入力
部34と、RAM35と、ROM36と、CPU37と
を備えている。
【0021】無線部31は、PHS移動局3と公衆用基
地局1との間、またはPHS移動局3と自営用基地局2
との間で、PHS制御信号や情報信号(音声データ、非
音データ)の送受信を実施する。ここで、非音声データ
とは、画像データやデータベースデータやFAXデータ
等である。
【0022】PHSチャネルコーディック32は、無線
部31で送受信するためのPHSフレームの組み立てや
分解を行うと同時に、フレーム受信時のCPU37への
割り込みの発生等を行う。CPU37は、ROM36に
記憶されているソフトウェアプログラムに従って動作
し、受信信号がPHS制御信号であるか情報信号である
かの解析を行い、PHS制御信号ならばPHSプロトコ
ル処理を行う。このとき、PHS移動局3が公衆モード
ならば公衆モードプロトコル処理を実施し、自営モード
ならば自営モードプロトコル処理を実施する。また、無
線部31で受信した信号が情報信号ならば、さらに音声
データであるか非音声データであるかの判定を行い、当
該データを出力部33から出力する。
【0023】出力部33は、スピーカ装置や液晶表示装
置等から構成される。出力部33は、無線部31で受信
した情報信号が音声データならばスピーカを通じて音声
出力を実施し、非音声データならば液晶表示装置に表示
させる。
【0024】入力部34は、マイクやデータ入力装置等
から構成され、マイクからは音声信号が入力され、デー
タ入力装置からは非音声データが入力される。入力され
た音声信号および非音声データは、PHSチャネルコー
ディック32に送られ、PHSプロトコルに従って無線
部31から送信される。
【0025】なお、プロトコル処理、モード切替処理、
タイマ管理、呼出音切替は、ROM36に記憶されたソ
フトウェアプログラムに従って、CPU37によって実
行される。
【0026】図3は、図2に示すPHS移動局3の動作
を示すフローチャートである。以下、この図3を参照し
て、PHS移動局3の動作を説明する。
【0027】本処理ルーチンは、PHS移動局3の電源
を投入した場合や、PHS移動局3が移動して、基地局
からの制御キャリアの受信電界レベルが低下した場合に
起動される。処理起動後、CPU37は、自営用位置登
録フラグおよび公衆用位置登録フラグをOFFにする
(ステップS101)。次に、CPU37は、自営モー
ド制御キャリア5を捕捉できたか否か、すなわちPHS
移動局3が自営モードサービスエリア内に入っているか
否を判断する(ステップS102)。
【0028】自営モード制御キャリア5を捕捉できた場
合、すなわちPHS移動局3が自営モードサービスエリ
ア内に入っている場合、CPU37は、自営用基地局2
に対する位置登録を実施する。位置登録とは、PHS移
動局3が、現在どの基地局のエリア下にいるかを網側に
通知する機能である。網は、この位置登録情報を利用し
て、PHS移動局3が発呼した場合は課金処理を行い、
呼出時には目的のPHS移動局3が存在する範囲の基地
局からのみ呼出信号を送信させる。その後、CPU37
は、自営用基地局2に対する位置登録が完了したか否か
を判断する(ステップS103)。自営用基地局2に対
する位置登録が正常に完了した場合、自営用基地局2か
ら正常終了したことがわかるPHS制御信号が送信され
てくる。従って、このPHS制御信号に基づいて、CP
U37は、自営用基地局2に対する位置登録が完了した
か否かを判断することができる。なお、位置登録失敗の
原因としては、位置登録規制や電波状況劣悪などがあ
る。また、位置登録済基地局のエリアから外に出て、他
の基地局に対して位置登録せずに、再びもとの基地局エ
リアに戻ってきた場合、CPU37は、位置登録せずに
位置等録完了と判定する。
【0029】上記ステップS103で自営用基地局2に
対する位置登録が正常に完了した場合、CPU37は、
自営用位置登録完了フラグをONにする(ステップS1
04)。
【0030】上記ステップS102で自営モード制御キ
ャリア5を捕捉できない場合、または上記ステップS1
04の後、CPU37は、公衆モード制御キャリア4が
捕捉できたか否か、すなわちPHS移動局3が公衆モー
ドサービスエリア内に入っているか否を判断する(ステ
ップS105)。公衆モード制御キャリア4が捕捉でき
た場合、すなわちPHS移動局3が公衆モードサービス
エリア内に入っている場合、CPU37は、公衆用基地
局1に対する位置登録を実施する。その後、CPU37
は、公衆用基地局1に対する位置登録が完了したか否か
を判断する(ステップS106)。ステップS106の
詳細は、前述のステップS103と同様である。公衆用
基地局1に対する位置登録が完了した場合、CPU37
は、公衆用位置登録完了フラグをONにする(ステップ
S107)。
【0031】上記ステップS107で公衆用位置登録完
了フラグがONされた後、上記ステップS105で公衆
モード制御キャリア4が捕捉できなかった場合、または
上記ステップS106で公衆用基地局1に対する位置登
録を失敗した場合、CPU37は、自営用位置登録完了
フラグを参照して、自営モードでの位置登録が完了して
いるか否かを判断する(ステップS108)。自営モー
ドでの位置登録が完了している場合、CPU37は、さ
らに公衆用位置登録完了フラグを参照して、公衆モード
での位置登録が完了しているか否かを判断する(ステッ
プS109)。上記ステップS108において、自営モ
ードでの位置登録が完了していない場合、CPU37
は、公衆用位置登録完了フラグを参照して、公衆モード
での位置登録が完了しているか否かを判断する(ステッ
プS110)。
【0032】自営モードでも公衆モードでも位置登録が
完了していない場合、CPU37は、PHS移動局3が
両モードのサービスエリアの範囲外にあると判断し、圏
外タイマをセットする(ステップS111)。この圏外
タイマの値は、任意であって良いが、電池消費を考慮す
ると、少し長めの値が好ましい(例えば、3分程度)。
CPU37は、圏外タイマをセットすると、低消費電力
状態に移行する。すなわち、CPU37は、3分間は動
作しなくなる。そして、3分経過後に圏外タイマが計時
動作を終了すると(ステップS112)、CPU37は
通常状態に戻り、再びステップS102の処理から動作
を開始する。
【0033】自営モードでの位置登録は完了している
が、公衆モードでの位置登録が完了していない場合、C
PU37は、自営モード待ち受けを実施する(ステップ
S113)。また、自営モードおよび公衆モードでの位
置登録が完了している場合、CPU37は、時分割によ
る公衆と自営の2モード待ち受けを実施する(ステップ
S114)。また、自営モードでの位置登録は完了して
いないが、公衆モードでの位置登録が完了している場
合、CPU37は、公衆モード待ち受けを実施する(ス
テップS115)。
【0034】上記のように、CPU37は、自営モード
待ち受け、公衆モード待ち受け、または時分割による2
モード待ち受けのいずれかの状態に移行する。ここで、
待ち受け状態とは、基地局から送信されている制御キャ
リアにおいて、自分宛の呼出信号を待ち受けている状態
である。
【0035】本実施形態の特徴は、公衆モードサービス
エリアと自営モードサービスエリアとが重なる場所にお
いて、時分割による2モード待ち受けを実施することで
ある。従って、自営モード待ち受けまたは公衆モード待
ち受けに移行した場合は、一定間隔で他モードのサービ
スエリアにPHS移動局3が流入したか否かの判定をす
る必要がある。つまり、現在、公衆モードのみの待ち受
け状態ならば、一定間隔で自営モードサービスエリアに
流入したか否かの判定を実施する。その処理アルゴリズ
ムを図4および図5に示す。
【0036】図4は、図3におけるサブルーチンステッ
プS113、すなわち自営モード待ち受け処理の詳細を
示すフローチャートである。以下、この図4を参照し
て、自営モード待ち受け処理について説明する。
【0037】まず、図3の処理により本ルーチンが呼び
出され、処理が開始される(ステップS201)。次
に、CPU37は、自営報知信号受信カウンタと自営報
知信号未受信カウンタとをクリアする(ステップS20
2)。ここで、自営報知信号とは、自営用基地局2が送
信している自営モード制御キャリア5上に乗せられてい
る信号である。本実施形態では、これら自営報知信号受
信カウンタや自営報知信号未受信カウンタをインクリメ
ントすることで、自営モード制御キャリア5や公衆モー
ド制御キャリア4の再捕捉を実施する契機として使用す
る。
【0038】次に、CPU37は、正常な自営報知信号
が受信できたか否かを判定する(ステップS203)。
報知信号が受信できなかったり、受信した報知信号中に
ビット誤りが有れば、CPU37の処理は、ステップS
209に移行する。正常な報知信号が受信できれば、C
PU37の処理は、ステップS204に移行する。
【0039】ステップS204において、CPU37
は、受信した報知信号が自分宛の呼出信号であるか否か
を判断する。自分宛の呼出信号であれば、CPU37の
処理は、ステップS205に移行する。自分宛の呼出信
号でない場合や、呼出信号以外の報知信号であれば、C
PU37の処理は、ステップS207に移行する。
【0040】ステップS205において、CPU37
は、出力部33から自営用呼出音を出力させる。これに
より、ユーザは、どのモードでの着信であるかを認識す
ることが可能となる。次に、CPU37は、自営用基地
局2経由での通話処理を実施する(ステップS20
6)。通話処理が終了すると、CPU37の処理は、ス
テップS213に移行する。これは、PHS移動局3が
通話しながら移動したことを考慮した場合、通話終了後
の最適な待ち受け状態が変化することに対処するためで
ある。
【0041】ステップS207において、CPU37
は、自営報知受信信号カウンタをインクリメントする。
次に、CPU37は、自営報知信号受信カウンタが設定
値N1に到達したか否かを判定する(ステップS20
8)。設定値N1の値により、ステップS213に移行
する周期が決定される。具体的数値で説明すると、1.
2秒周期のタイミングでPHS移動局3が報知信号を受
信して待ち受けている場合、N1=500と設定し、途
中で通話がなかった場合、自営モード待ち受けをしなが
ら10分に一回の周期で、ステップS213の処理に移
行する。
【0042】ステップS209において、CPU37
は、前回の受信でも自営報知信号が未受信であったか否
かを判定する。連続して自営報知信号が未受信の場合、
PHS移動局3が自営モードサービスエリア外に移動し
てしまったことを意味する。この場合、CPU37の処
理は、ステップS210に移行する。一方、前回の受信
タイミングでは自営報知信号を受信できなかったが、今
回は受信できた場合については、前回はビット誤りによ
り自営報知信号が無効になった可能性が大きいので、C
PU37の処理は、ステップS212に移行する。
【0043】ステップS210において、CPU37
は、自営報知信号未受信カウンタをインクリメントす
る。次に、CPU37は、自営報知信号未受信カウンタ
が設定値N2に到達したか否かを判定する(ステップS
211)。自営報知信号未受信カウンタの計数値によ
り、連続して未受信となった報知信号の数が認識でき、
N2との比較によりサービスエリア外に移動したことが
認識できる。自営報知信号未受信カウンタの計数値がN
2に到達したならば、CPU37は、ステップS213
で自営用位置登録完了フラグをOFFにした後、図3の
ステップS102の処理に戻る。具体的数値で説明する
と、1.2秒周期のタイミングでPHS移動局3が報知
信号を受信して待ち受けている場合、N2=3と設定し
た場合、3.6秒後には図3のステップS102の処理
に移行する。一方、設定値N2に到達しなかった場合、
CPU37の処理は、ステップS203に移行する。
【0044】ステップS212において、CPU37
は、自営報知信号未受信カウンタをクリアし、ステップ
S203に移行する。その後、CPU37の処理は、ス
テップS203に移行する。
【0045】ステップS213から図3のステップS1
02の処理に移行した後、CPU37は、待ち受け方法
を決定し、その時点における最適な待ち受け状態に移行
する。図3の処理において、再び同一基地局の制御キャ
リアを捕捉した場合、CPU37は、位置登録処理無し
で位置登録完了したと判断する。
【0046】図5は、図3におけるサブルーチンステッ
プS115、すなわち公衆モード待ち受け処理の詳細を
示すフローチャートである。この公衆モード待ち受け処
理は、図4を参照して行った自営モード待ち受け時の処
理の説明において、「自営」を「公衆」に読み替えるこ
とで説明がつくので、ここでは詳細な説明を省略する。
すなわち、図5におけるステップS301〜S313
は、それぞれ、図4におけるステップS201〜S21
3と対応している。
【0047】図6および図7は、図3におけるサブルー
チンステップS114、すなわち時分割による2モード
待ち受け処理の詳細を示すフローチャートである。な
お、図6は、時分割による2モード待ち受け時の自営モ
ード待ち受け処理を示しており、図7は、時分割による
2モード待ち受け時の公衆モード待ち受け処理を示して
いる。以下、これら図6および図7を参照して、時分割
による2モード待ち受け処理について説明する。
【0048】まず、図3の処理により本ルーチンが呼び
出され、処理が開始される(ステップS401)。次
に、CPU37は、自営報知信号未受信カウンタと公衆
報知信号未受信カウンタとをクリアする(ステップS4
02)。本実施形態では、これら自営報知信号受信カウ
ンタや自営報知信号未受信カウンタをインクリメントす
ることで、自営モード制御キャリア5や公衆モード制御
キャリア4の再捕捉を実施する契機として使用する。
【0049】次に、CPU37は、正常な自営報知信号
が受信できたか否かを判定する(ステップS403)。
報知信号が受信できなかったり、受信した報知信号中に
ビット誤りが有れば、CPU37の処理は、ステップS
408に移行する。正常な報知信号が受信できれば、C
PU37の処理は、ステップS404に移行する。
【0050】ステップS404において、CPU37
は、受信した報知信号が自分宛の呼出信号か否かを判断
し、自分宛の呼出信号であれば、ステップS405の処
理に移行する。自分宛の呼出信号でない場合や、呼出信
号以外の報知信号であれば、CPU37は、ステップS
411で自営報知信号未受信カウンタをクリアした後、
図7のステップS412の処理に移行し、公衆モード待
ち受けを実施する。
【0051】ステップS405において、CPU37
は、出力部33から自営用呼出音を出力させる。これに
より、ユーザは、自営モードでの着信であることを認識
することが可能となる。次に、CPU37は、自営用基
地局2経由での通話処理を実施する(ステップS40
6)。通話処理が終了すると、CPU37の処理は、ス
テップS407に移行する。
【0052】ステップS407において、CPU37
は、自営用位置登録完了フラグと公衆用位置登録完了フ
ラグとをクリアする。これは、通話終了後に自営制御キ
ャリア5または公衆制御キャリア4の再捕捉を実施し、
報知信号が送信されているタイミングを再び取り直す契
機とするためである。
【0053】ステップS408において、CPU37
は、前回の受信タイミングでも自営報知信号を未受信で
あったか否かを判定する。連続して自営報知信号が未受
信の場合、PHS移動局3が自営モードサービスエリア
外に移動してしまったことを意味する。この場合、CP
U37の処理は、ステップS409に移行する。一方、
前回の受信タイミングでは自営報知信号を受信できなか
ったが、今回は受信できた場合については、前回はビッ
ト誤りにより自営報知信号が無効になった可能性が大き
いので、CPU37の処理は、ステップS411に移行
する。また、2モード待ち受けを実施した場合、自営報
知信号を受信できないタイミングも発生する場合もある
が、本処理で対応可能である。
【0054】ステップS409において、CPU37
は、自営報知信号未受信カウンタをインクリメントす
る。次に、CPU37は、自営報知信号未受信カウンタ
が設定値N2に到達したか否かを判定する(ステップS
410)。自営報知信号未受信カウンタの計数値によ
り、連続して未受信となった自営報知信号の数が認識で
き、N2との比較によりサービスエリア外に移動したこ
とが認識できる。自営報知信号未受信カウンタの計数値
がN2に到達したならば、CPU37の処理は、ステッ
プS407を経て図3のステップS102に戻る。カウ
ンタ値がN2に未到達ならば、CPU37は、図7のス
テップS412の処理に移行し、公衆用の待ち受けを実
施する。
【0055】以上が、時分割による2モード待ち受け時
の自営モード待ち受け処理である。2モード待ち受け時
の公衆モード待ち受け処理については、図7に示されて
いるが、アルゴリズム的には、図6の処理において、
「自営」を「公衆」と読み替えることで説明がつくの
で、ここでは詳細な説明を省略する。すなわち、図7の
ステップS412は図6のステップS403に、図7の
ステップS413は図6のステップS404に、図7の
ステップS414は図6のステップS405に、図7の
ステップS415は図6のステップS406に、図7の
ステップS416は図6のステップS407に、図7の
ステップS417は図6のステップS408に、図7の
ステップS418は図6のステップS409に、図7の
ステップS419は図6のステップS410に、図7の
ステップS420は図6のステップS411に、それぞ
れ対応している。なお、図7において、ステップS41
3の判断がNOの場合、ステップS419の判断がNO
の場合、またはステップS420の終了後、CPU37
の処理は、図6のステップS403に移行する。また、
ステップS416の終了後、CPU37の処理は、図3
のステップS102に移行する。
【0056】以上、待ち受け迄の処理ルーチンや、待ち
受け中の処理ルーチンを説明してきたが、以下には、図
8を参照して、PHS移動局3が報知信号を受信するタ
イミングについて説明する。図8に示すように、自営用
基地局2および公衆用基地局1は、一定間隔で報知信号
を送信している。報知信号は、制御キャリア構成を規定
した報知情報や、呼出信号報知情報等から構成される。
呼出信号は、PHS移動局毎に一定周期で送信されてお
り、PHS移動局3は、一定周期でこの報知信号を捕捉
すればよい。図8の例では、自営に関しては1秒毎に特
定PHS移動局宛の呼出信号を送信しており、公衆に関
しては1.2秒毎に特定PHS移動局宛の呼出信号を送
信している。PHS移動局3は、以下のタイミングで報
知信号を受信し、自分宛の呼出信号か否かを判定する。
【0057】(1)PHS移動局3が自営モード待ち受
けの場合 自営用基地局2から1秒周期で、自PHS移動局宛の報
知信号が送信されてくるので、1秒周期の捕捉を実施す
る。 (2)PHS移動局3が公衆モード待ち受けの場合 公衆用基地局1から1.2秒周期で、自PHS移動局宛
の報知信号が送信されてくるので、1.2秒周期の捕捉
を実施する。 (3)PHS移動局3が2モード待ち受けの場合 自営用基地局2から1秒周期、公衆用基地局1から1.
2秒周期で、自PHS移動局宛の報知信号が送信されて
くるので、そのタイミングで自営の報知信号と公衆の報
知信号とを捕捉する。しかしながら、この例の場合、6
秒周期で自営と公衆の捕捉タイミングが一致する。この
様な場合は、公衆の捕捉を優先させる。図9に、捕捉タ
イミングが一致した場合のタイミングチャートを示す。
この場合、公衆捕捉を実施したタイミングで自PHS移
動局への自営用呼出信号が送信されてきても捕捉できな
いが、基地局からは4秒後に呼出信号が再送されるの
で、着信動作に問題は生じない。
【0058】図10は、2モード待ち受け機能を有する
PHS移動局3からの発呼ルーチンについて示したフロ
ーチャートである。本発呼ルーチンは、オフフック等の
発呼処理により起動され、以下の処理が実施される。
【0059】CPU37は、まず、現在の処理が圏内待
ち受けか否かを判定する(ステップS501)。CPU
37は、圏内待ち受けならばステップS502の処理に
移行し、圏外待ち受けならば発呼不可であるとして図3
のステップS111の処理に移行する。
【0060】ステップS502において、CPU37
は、現在の待ち受け状態を判定する。このとき、自営モ
ード待ち受け状態または2モード待ち受け状態ならば、
CPU37の処理は、ステップS503に移行する。ま
た、公衆モード待ち受け状態ならば、CPU37の処理
は、ステップS507に移行する。
【0061】ステップS503において、CPU37
は、自営用基地局2に対して発呼処理をし、通話路の設
定を実施する。次に、CPU37は、自営用基地局経由
での通話処理を実施する(ステップS504)。次に、
CPU37は、通話処理が終了したか否かを判定する
(ステップS505)。通話処理が終了したならば、C
PU37は、自営用位置登録完了フラグと公衆用位置登
録完了フラグとをクリアし(ステップS506)、図3
のステップS102の処理に移行する。
【0062】ステップS507において、CPU37
は、公衆用基地局1に対して発呼処理をし、通話路の設
定を実施する。次に、CPU37は、公衆用基地局経由
での通話処理を実施する(ステップS508)。次に、
CPU37は、通話処理が終了したか否かを判定する
(ステップS509)。通話処理が終了したならば、C
PU37は、公衆用位置登録完了フラグをクリアして
(ステップS510)、図3のステップS102の処理
に移行する。
【0063】本ルーチンにより、PHSの公衆モードサ
ービスエリアと自営モードサービスエリアとが重なる場
所における公衆網への発呼時には、必ず自営基地局経由
で発呼できるようになる。つまり、自営用基地局2の接
続先網は、一般家庭の電話と同様であり、通話料金は平
日昼間の市内3分間通話で10円である。これに対し
て、公衆用基地局経由では同一条件で3分40円であ
る。ユーザは、安い料金設定の回線を自動的に選択可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】PHSサービスエリアの構成の一例を示す図で
ある。
【図2】本発明の一実施形態に係るPHS移動局の構成
を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るPHS移動局の動作
を示すフローチャートである。
【図4】図3におけるサブルーチンステップS113、
すなわち自営モード待ち受け処理の詳細を示すフローチ
ャートである。
【図5】図3におけるサブルーチンステップS115、
すなわち公衆モード待ち受け処理の詳細を示すフローチ
ャートである。
【図6】図3におけるサブルーチンステップS114、
すなわち時分割による2モード待ち受け処理において、
特に自営モード待ち受け処理の詳細を示すフローチャー
トである。
【図7】図3におけるサブルーチンステップS114、
すなわち時分割による2モード待ち受け処理において、
特に公衆モード待ち受け処理の詳細を示すフローチャー
トである。
【図8】PHS移動局3が報知信号を受信するタイミン
グを示すタイミングチャートである。
【図9】PHS移動局3が報知信号を捕捉するタイミン
グが一致した場合を示すタイミングチャートである。
【図10】2モード待ち受け機能を有するPHS移動局
からの発呼ルーチンについて示したフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 公衆用基地局 2 自営用基地局 3 PHS移動局 4 公衆モード制御キャリア 5 自営モード制御キャリア 31 無線部 32 PHSチャネルコーディック 33 出力部 34 入力部 35 RAM 36 ROM 37 CPU

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パーソナル・ハンディホン・システム
    (PHS)に用いられ、公衆モードサービスエリア内で
    は公衆用基地局を介した公衆モード通信が、自局が登録
    されている自営モードサービスエリア内では自営用基地
    局を介した自営モード通信が可能な移動局であって、 現在、前記公衆モードサービスエリアに位置している
    か、前記自営モードサービスエリアに位置しているか、
    公衆モードサービスエリアと自局が登録されている自営
    モードサービスエリアとが重なる重複エリアに位置して
    いるかを検知する位置検知手段と、 前記位置検知手段による検知の結果、前記公衆モードサ
    ービスエリアに位置しているときは、前記公衆用基地局
    からの自局宛の呼出信号を待ち受ける公衆モード待ち受
    け手段と、 前記位置検知手段による検知の結果、前記自営モードサ
    ービスエリアに位置しているときは、前記自営用基地局
    からの自局宛の呼出信号を待ち受ける自営モード待ち受
    け手段と、 前記位置検知手段による検知の結果、前記重複エリアに
    位置しているときは、前記公衆用基地局からの自局宛の
    呼出信号と、前記自営用基地局からの自局宛の呼出信号
    とを、時分割で待ち受ける時分割待ち受け手段とを備え
    る、PHS移動局。
  2. 【請求項2】 前記位置検知手段は、前記公衆モード待
    ち受け手段による待ち受け時、または前記自営モード待
    ち受け手段による待ち受け時に、周期的に前記公衆用基
    地局からの制御キャリアと前記自営用基地局からの制御
    キャリアとを捕捉し、両方の制御キャリアが捕捉できれ
    ば、前記重複エリアに位置していると判断することを特
    徴とする、請求項1に記載のPHS移動局。
  3. 【請求項3】 前記公衆用基地局または前記自営用基地
    局から呼出信号を受信したことに応答して、呼出音を出
    力する呼出音出力手段をさらに備え、 前記呼出音出力手段は、前記公衆用基地局または前記自
    営用基地局のいずれから呼出信号を受信したかに応じ
    て、呼出音を変更することを特徴とする、請求項1に記
    載のPHS移動局。
  4. 【請求項4】 公衆網へ発呼する発呼手段をさらに備
    え、 前記発呼手段は、前記時分割待ち受け手段による時分割
    待ち受けが行われているときには、前記公衆用基地局お
    よび前記自営用基地局の内、安価な通話料金が設定され
    ている基地局経由で発呼することを特徴とする、請求項
    1に記載のPHS移動局。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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