JPH10108204A - カラービデオカメラ、テレビドアホン及び監視装置 - Google Patents

カラービデオカメラ、テレビドアホン及び監視装置

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JPH10108204A
JPH10108204A JP8256043A JP25604396A JPH10108204A JP H10108204 A JPH10108204 A JP H10108204A JP 8256043 A JP8256043 A JP 8256043A JP 25604396 A JP25604396 A JP 25604396A JP H10108204 A JPH10108204 A JP H10108204A
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video camera
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Kazuhiro Okada
量裕 岡田
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光弘 松田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低照度時の被写体の照明用の光源として近赤
外線を発光する発光ダイオードを用いた場合でも、見や
すい映像を得ること。 【解決手段】 訪問者100の周囲が暗くなって、近赤
外線を発光するLED5点灯する頃、判定部4はCdS
センサー3が検出する照度が基準照度を下回ったことを
判定して、判定信号70を映像信号処理部2に出力す
る。映像信号処理部2は前記判定信号70が入力される
と、映像信号処理部2より出力するビデオ信号から色信
号を除いてモノクロビデオ信号60として出力する。こ
れにより、近赤外光により照明された訪問者100を撮
像部1により撮像して得られる不自然で見にくい色合い
の映像信号50が映像信号処理部2によりモノクロビデ
オ信号に変えられて出力されるため、図示されないカラ
ーテレビモニタに近赤外光により照明された訪問者10
0のモノクロ映像を写すことができ、見やすい映像を得
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は近赤外線領域まで感
度があるカラービデオカメラ、このカラービデオカメラ
を用いたテレビドアホン及び監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、訪問者の映像情報をも知るこ
とができるテレビドアホンが公知である。このテレビド
アホンは室外側の子機にモノクロビデオカメラが取り付
けられ、このモノクロビデオカメラにより訪問者等を撮
像して得たビデオ信号を室内側に設置された親機に取り
付けてあるテレビモニタに送り、このテレビモニタの画
面に訪問者の映像を写し出すものである。
【0003】このような従来のモノクロのテレビドアホ
ンでは、夜間或いは夕方などの自然光が低照度の時の被
写体に対する照明として、発光ダイオード(LED)を
採用してきた。これは前記モノクロビデオカメラの撮像
素子であるCCDが近赤外線領域にも感度を有している
ため、近赤外線で照明された被写体を撮像できることを
利用したものである。このように近赤外線で照明された
訪問者のような被写体は、照明されることに気付かない
ため、訪問者に不快感を与えず撮像することができる。
しかも、このLEDは電球などに比べて安価で長寿命で
あるという長所もある。
【0004】ところで、訪問者の色彩情報も得て更に詳
しく訪問者をチェックするには、室内側の子機に取り付
けてあるテレビカメラをカラー化し、室外側の親機に取
り付けてあるテレビモニタをカラー化して、テレビドア
ホンをカラー化すればよい。これには、室外側の子機に
カラービデオカメラを用い、室内側の親機にカラーテレ
ビモニタを用いればよい。
【0005】このカラービデオカメラはカラー用のCC
Dにより光学像から映像信号を得る構成を有している。
このCCDの分光感度が図13に示すように波長700
nm以上の近赤外光領域まであるため、カラーテレビド
アホンでも、上記のような低照度時に近赤外線を発光す
るLEDを光源として用いることにより、モノクロテレ
ビドアホンと同様なメリットを得ることができる。
【0006】しかし、近赤外光により照明された被写体
をカラービデオカメラにより撮像して、カラーテレビモ
ニタでその映像を写し出すと、例えば青一色の不自然な
色となる。又、上記近赤外光の他に自然光のような外光
が混ざって前記被写体を照明すると、上記したカラーテ
レビモニタで写し出される映像は、青一色のモノトーン
の映像に斑状に他のモノトーンの色が混ざるという極め
て不自然且つ見にくい映像となる。
【0007】又、上記したモノクロテレビドアホン及び
カラーテレビドアホンの両方とも、LEDからの赤外光
の照度は常に一定にしてあるため、周囲の状況によって
被写体の照度が変わった場合には、ビデオカメラのシャ
ッターコントロール機能で調整することにより、適正な
露出の映像を得ていた。しかし、このようなシャッター
コントロール機能による調整だけでは追従できず、場合
によっては適切な露出の映像が得られないという不具合
があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにテレビド
アホンをカラー化するために、カラービデオカメラを用
い、夜間などのような自然光が低照度の時に発光ダイオ
ードから照射される近赤外光により被写体を照明して、
この被写体をカラービデオカメラにより撮像した場合、
例えば青一色の不自然な色となる。しかも、上記近赤外
光の他に自然光のような外光が混ざって前記被写体を照
明すると、上記したカラーテレビモニタで写し出される
映像は、青一色のモノトーンの映像に斑状に他のモノト
ーンの色が混ざるという極めて不自然な且つ見にくい映
像となるという課題があった。又、上記したLEDから
の赤外光の照度は常に一定にしてあるため、周囲の状況
によって被写体の照度が変わった場合には、ビデオカメ
ラのシャッターコントロール機能による調整だけでは追
従できず、場合によっては適切な露出の映像が得られな
いという課題があった。
【0009】そこで本発明は上記のような課題を解決す
るためになされたもので、自然光が低照度の時の被写体
の照明用の光源として近赤外線を発光する発光ダイオー
ドを用いた場合でも、見やすい映像を得ることができる
と共に、常に適切な露出の映像を得ることができるカラ
ービデオカメラ、このカラービデオカメラを用いること
により、夜間などの周囲が暗い時にも、訪問者などの被
写体を見やすい画面で容易に監視することをができるテ
レビドアホン及び監視装置を提供することを目的として
いる。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、光を
集光するレンズと;このレンズにより集光された光を光
電変換してカラー映像信号を得るCCDと;このCCD
を駆動することにより得られる前記カラー映像信号に各
種処理を加えて輝度信号と色信号を有するビデオ信号を
作成する映像信号処理部と;可視光線の照度を検出する
センサーと;このセンサーにより検出された照度が設定
値以下になったことを判定する判定部と;この判定部に
より前記照度が設定値以下になったと判定されると、前
記映像信号処理部で作成されたビデオ信号から色信号を
除去する信号処理手段と;を具備している。
【0011】このような構成により、夕方や夜間のよう
な暗い時、被写体を近赤外光で照射して照明した場合、
前記判定部は前記センサーにより検出された可視光線
(自然光)の照度が設定値以下になったと判定する。こ
れにより、前記信号処理手段は前記映像信号処理部で作
成された前記被写体を撮像して得たビデオ信号から色信
号を除去するため、ビデオ信号はモノクロ信号に替わ
る。これをカラーテレビモニタで映した場合、モノクロ
の映像になり、近赤外光照射よる色彩に関するトラブル
は全て除去される。
【0012】請求項2の発明は、光を集光するレンズ
と;このレンズにより集光された光を光電変換してカラ
ー映像信号を得るCCDと;このCCDを駆動すること
により得られる前記カラー映像信号に各種処理を加えて
輝度信号と色信号を有するビデオ信号を作成する映像信
号処理部と;可視光線の照度を検出するセンサーと;こ
のセンサーにより検出された照度が第1の設定値以下に
なったことを判定する第1の判定部と;この第1の判定
部により前記照度が第1の設定値以下になったと判定さ
れると、前記映像信号処理部で作成されたビデオ信号か
ら色信号を除去する信号処理手段と;照明用の赤外線を
照射する光源と;前記センサーにより検出された照度が
第2の設定値以下になったことを判定する第2の判定部
と;この第2の判定部により前記照度が第2の設定値以
下になったと判定されると、前記光源を点灯して赤外線
を照射する光源制御部と;を具備している。
【0013】このような構成により、前記第2の判定部
が前記センサーにより検出された照度が第2の設定値以
下になったと判定すると、前記光源制御部は前記光源
(例えば発光ダイオード)を点灯して赤外線を照射す
る。ここで、第1の設定値≦第2の設定値とすると、前
記光源を点灯すると同時、或いはその後に、前記第1の
判定部により前記照度が第1の設定値以下になったと判
定されたことにより、前記信号処理手段は前記映像信号
処理部で作成されたビデオ信号から色信号を除去するた
め、ビデオ信号はモノクロ信号に替わり、これをカラー
テレビモニタで映した場合、モノクロの映像になり、近
赤外光照射よる色彩に関するトラブルは全て除去され
る。
【0014】請求項3の発明の前記第1の判定部は前記
第1の設定値を変化させて設定する第1の可変設定手段
を備え、前記第2の判定部は前記第2の設定値を変化さ
せて設定する第2の可変設定手段を備えている。
【0015】このような構成により、例えば利用者は前
記第1の可変設定手段により第1の設定値を任意の値に
設定して、前記映像信号処理部から出力されるビデオ信
号をカラービデオ信号からモノクロビデオ信号に変える
自然光の照度を任意に設定する。又、同利用者は前記第
2の可変設定手段により第2の設定値を任意の値に設定
して、前記光源制御部により前記光源を点灯させる自然
光の照度を任意に設定する。
【0016】請求項4の発明は、前記第1の判定部の前
記第1の設定値と前記第2の判定部の前記第2の設定値
が異なっている。
【0017】このような構成により、例えば、前記光源
が点灯して赤外線を照射した後、前記映像信号処理部で
作成されたビデオ信号がモノクロビデオ信号に替わる。
【0018】請求項5の発明は、前記第1の判定部の前
記第1の設定値と前記第2の判定部の前記第2の設定値
を同一とし、且つ前記第1の判定部と前記第2の判定部
を共通にしている。
【0019】このような構成により、前記光源が点灯し
て赤外線を照射すると同時に、前記映像信号処理部で作
成されたビデオ信号がモノクロビデオ信号に替わる。
【0020】請求項6の発明の前記光源制御部は前記セ
ンサーにより検出される照度に応じて前記光源に供給す
る電流を制御する調光回路を備えている。
【0021】このような構成により、前記光源が点灯し
て赤外線を照射した後、前記光源制御部の調光回路は前
記センサーにより検出される可視光線(自然光)の照度
に応じて前記光源に供給する電流を制御するため、この
光源から照射される赤外線の照度が可視光線の照度に応
じて変化する。従って、段々辺りが暗くなれば、それに
つれて、光源から照射される赤外線の照度が増大するた
め、前記レンズと前記CCDにより撮像される被写体は
照明不足になることがなく、前記CCDのシャッターコ
ントロール機能に追従できる範囲の明るさで常に照明さ
れる。
【0022】請求項7の発明は、光を集光するレンズ
と;このレンズにより集光された光を光電変換してカラ
ー映像信号を得るCCDと;このCCDを駆動すること
により得られる前記映像信号に各種処理を加えてビデオ
信号を作成する映像信号処理部と;可視光線の照度を検
出するセンサーと;照明用の光源と;前記センサーによ
り検出された照度に応じて前記光源に供給する電流を制
御する調光回路と;を具備している。
【0023】このような構成により、前記照明用の光源
(白熱電球等)が例えば可視光で点灯した後、前記光源
制御部の調光回路は前記センサーにより検出される可視
光線の照度に応じて前記光源に供給する電流を制御する
ため、この光源から照射される赤外線の照度が可視光線
の照度に応じて変化する。従って、段々辺りが暗くなれ
ば、それにつれて、光源の照度が増大するため、前記レ
ンズと前記CCDにより撮像される被写体は照明不足に
なることがなく、前記CCDのシャッターコントロール
機能に追従できる範囲の明るさで照明される。
【0024】請求項8の発明は、請求項1乃至6いずれ
か1記載のカラービデオカメラと;このカラービデオカ
メラで撮像する被写体を照明する赤外線を発光する光源
と;を有する子機と;前記カラービデオカメラから出力
されるビデオ信号を処理して前記カラービデオカメラで
撮像した被写体の映像を画面に写しだすカラーテレビモ
ニタを有する親機と;を具備している。
【0025】このような構成により、夜間時に、前記カ
ラービデオカメラで前記光源となる発光ダイオードから
の赤外線で照明された被写体を撮像して、この映像を前
記カラーテレビモニタにてモノクロ映像として監視す
る。昼間の自然光下では、前記カラービデオカメラによ
り被写体を撮像して、この映像を前記カラーテレビモニ
タにてカラー映像として監視する。
【0026】請求項9の発明は、請求項1乃至6いずれ
か1記載のカラービデオカメラと;このカラービデオカ
メラで撮像する被写体を照明する赤外線を発光する光源
と;前記カラービデオカメラから出力されるビデオ信号
を処理して前記カラービデオカメラで撮像した被写体の
映像を画面に写しだすカラーテレビモニタと;を具備し
ている。
【0027】このような構成により、夜間時に、前記カ
ラービデオカメラで前記光源となる発光ダイオードから
の赤外線で照明された被写体を撮像して、この映像を前
記カラーテレビモニタにてモノクロ映像として監視す
る。昼間の自然光下では、前記カラービデオカメラによ
り被写体を撮像して、この映像を前記カラーテレビモニ
タにてカラー映像として監視する。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明のカラービデオカメ
ラの第1の実施の形態の構成を示したブロック図であ
る。1は被写体である訪問者100を撮像して映像信号
50を得る撮像部で、訪問者100の反射光を集光する
レンズ11と、レンズ11により集光されて入射される
光を光電変換してカラーの映像信号50にするCCD1
2を有している。2はCCD12を駆動すると共に、C
CD12から得られる映像信号50に各種処理を施して
輝度信号と色信号から成るビデオ信号60を作成して出
力し、且つ判定部4の判定信号70によって、作成する
ビデオ信号から色信号成分を除去する機能を有する映像
信号処理部、3は可視光線を検出するCdSセンサー
(センサー)、4はCdSセンサー3により検出された
可視光線の照度レベルが設定値を下回ったかどうかを判
定する判定部、5は訪問者100を照明するための近赤
外線を発光する発光ダイオード(LED)、100は被
写体である訪問者である。但し、映像信号処理部2は信
号処理手段を内蔵している。また、発光ダイオード(L
ED)は光源を構成している。
【0029】図2はCdSセンサー3の分光特性例で、
波長が400nmから700nmの範囲の可視光線領域
には感度があるが、波長が700nm以上の赤外線に対
しては感度がないのが分かる。
【0030】図3はCdSセンサー3の抵抗値と照度の
関係を示した特性図である。CdSセンサー3は照度が
高くなると、その抵抗値が低くなる特性を有している。
図中の番号はパラメータで、CdSセンサー3の種類を
示している。
【0031】次に本実施の形態の動作についてを説明す
る。昼間の自然光により被写体である訪問者100が照
明されている時のように、自然光の照度が十分高い時、
撮像部1のレンズ11は訪問者100の反射光を集光し
て、CCD12上に光学像を結ぶため、CCD12は訪
問者100のカラーの映像信号50を映像信号処理部2
に出力する。映像信号処理部2は入力される映像信号5
0に各種処理を施して、輝度信号と色信号から成るビデ
オ信号60を作成し、このビデオ信号60を出力する。
【0032】ここで、訪問者100の回りの自然光の照
度が十分高い時、CdSセンサー3の抵抗値も低くなっ
ている。判定部4はCdSセンサー3の抵抗値の変化か
ら現在の可視光線の照度を検出し、検出した照度が予め
設定してある基準照度以下になったと判定すると、判定
信号70を映像信号処理部2に出力する。但し、CdS
センサー3は図2に示すように可視光線にその感度があ
り、赤外線にはその感度がないため、CdSセンサー3
が感知する照度とは可視光線のことである。従って、可
視光線の照度が十分高い時、映像信号処理部2からはカ
ラービデオ信号60が出力されることになる。
【0033】図4は上記した判定部4の詳細例を示した
回路図である。CdSセンサー3には抵抗R1を介して
電圧が印加されているため、このCdSセンサー3に入
力される自然光の照度が変わると、CdSセンサー3の
抵抗値が変わり、その端子電圧が変化する。比較器41
はこの端子電圧と基準照度を与える基準電圧Vfとを比
較する。即ち、前記照度が低くなって、CdSセンサー
3の抵抗値が図3に示すように上昇してくると、前記端
子電圧が上昇し、この端子電圧が前記基準電圧Vfを越
えると、比較器41はその出力をハイレベルにする。こ
のため、トランジスタ42がオンになって、そのコレク
タからローレベルの判定信号70が出力される。映像信
号処理部2はこのローレベルの判定信号70により色信
号を接地側に流して、ビデオ信号60から色信号を除去
して輝度信号のみのモノクロビデオ信号にする。尚、ボ
リュームVR(第1の可変設定手段)を調整することに
より前記基準照度を与える基準電圧Vfを任意の値に設
定することができる。
【0034】また、前記自然光の照度が高くなって、C
dSセンサー3の抵抗値が図3に示すように下降してく
ると、前記端子電圧が下降し、この端子電圧が前記点灯
基準電圧Vfを下回ると、比較器41の端子電圧がロー
レベルになって、トランジスタ42がオフになり、その
コレクタから出力されていたローレベルの判定信号70
がハイレベルに反転する。これにより、映像信号処理部
2の色信号が復帰し、ビデオ信号60は輝度信号と色信
号を含むカラービデオ信号に戻る。
【0035】ところで、夕方や夜間などのように、訪問
者100の回りの自然光の照度が低くなってくると、C
CD12のシャッター機能の速度を最も遅くしても、C
CD12に入射される光量がたりなく、得られる映像が
暗くなってしまうので、LED5が点灯し、このLED
5から照射される近赤外線により訪問者100を照明す
る。本例のCCD12は近赤外線に感度を持っているた
め、LED5から近赤外線が発光されると、その分、C
CD12に入射される光量が増大するため、適正な露出
の映像を得ることができる。なお、夜間のように、全く
自然光がない場合でも、LED5から照射される近赤外
線のみで、訪問者100を十分撮像できるだけの光量を
LED5は発光できるものとする。
【0036】図5は上記したLED5から発光される近
赤外光のスペクトラム例を示した特性図である。LED
5から発光される近赤外線は中心波長が860nmであ
ることが分かる。
【0037】本例では、LED5が点灯される自然光の
照度に対して、判定部4が上記した判定信号70を出力
する自然光の照度を等しくするか、それ以下にしてあ
る。従って、LED5が点灯すると同時に、あるいはL
ED5が点灯してからまもなく、映像信号処理部2から
出力されるビデオ信号60はカラービデオ信号からモノ
クロビデオ信号に切り替わる。
【0038】ところで、明け方のように、訪問者100
の回りの自然光の照度が低い状態から高い状態に変化す
ると、判定部4から出力されていた判定信号70はハイ
レベルに戻る。このため、映像信号処理部2は色信号を
輝度信号と共に出力して、ビデオ信号60をカラービデ
オ信号にする。この時には、LED5も消灯し、訪問者
100は自然光だけで照明され、ビデオ信号60を入力
するカラーテレビモニタの画面には、訪問者100のカ
ラーの映像が写しだされる。
【0039】本実施の形態によれば、LED5が点灯し
て、自然光に近赤外光が混ざった光で、あるいは近赤外
光だけで訪問者100が照明されると、映像信号処理部
2から出力されるビデオ信号60がモノクロビデオ信号
になることにより、カラーテレビモニタの画面には訪問
者100のモノクロ映像が写るため、上記した近赤外光
の照射による不自然な色彩となるトラブルがなくなり、
訪問者の映像を見やすくすることができる。
【0040】なお、自然光の割合がLED5から発光さ
れる近赤外光の割合に比べて大きい間は、カラー映像で
もそれ程見にくはないため、必ずしも、LED5の点灯
タイミングとモノクロ映像への切替えタイミングとを一
致させなくともよい。このため、映像信号処理部2から
出力されるビデオ信号60がモノクロのビデオ信号に変
わるタイミングを、LED5が点灯した自然光の照度よ
りも、多少低い自然光の照度になった時点としても、上
記効果を得ることができる。
【0041】図6は本発明のカラービデオカメラの第2
の実施の形態の構成を示したブロック図である。本例
は、LED5をCdSセンサー3が検出する照度に応じ
て制御するLED制御部6が設けられている。他の構成
は図1に示した第1の実施の形態の構成と同様で、同様
の動作を行う。但し、LED5は光源を構成し、LED
制御部6は光源制御部を構成して第2の判定部を内蔵し
ている。
【0042】次に本実施の形態の動作について説明す
る。LED制御部6はCdSセンサー3が検出する自然
光の照度が予め設定してある点灯基準照度(第2の設定
値)を下回ると、LED5を点灯する。点灯基準照度は
訪問者100の回りの自然光の照度が低下して来て、撮
像部1のCCD12から得られる映像信号50の露出が
暗くなってくる照度付近に設定されている。従って、夕
方などのように訪問者100の回りの自然光の照度が低
下して来ると、LED制御部6がLED5を自動的に点
灯して、訪問者100を照明するため、CCD12から
得られる映像信号50の露出不足は解消される。ここ
で、LED制御部6に設定してある点灯基準照度を判定
部(第1の判定部)4に設定してある前記基準照度(第
1の設定値)に等しいか、或いは若干大きい値に設定し
ておけば、LED5の点灯の後、映像信号処理部2から
出力されるビデオ信号60がモノクロビデオ信号に変わ
る。
【0043】また、明け方のように、訪問者100の回
りの自然光の照度が低い状態から、高い状態に変化する
と、判定部4から出力されていた判定信号70はハイレ
ベルに戻ると共に、前記自然光の照度が上記した点灯基
準照度を上回る。これにより、LED制御部6はLED
5を消灯する制御を行い、映像信号処理部2は色信号を
輝度信号と共に出力して、ビデオ信号60をカラービデ
オ信号に戻すため、ビデオ信号60を入力するカラーテ
レビモニタの画面には、訪問者100のカラーの映像が
写し出される。
【0044】図7は上記したLED制御部6の詳細構成
例を示した回路図である。CdSセンサー3には抵抗R
1を介して電圧が印加されているため、このCdSセン
サー3に入射される自然光の照度が変わると、CdSセ
ンサー3の抵抗値が図3に示すように変わり、その端子
電圧が変化する。比較器61はこの端子電圧と点灯基準
照度を与える基準電圧Vfとを比較する。即ち、前記照
度が低くなって、CdSセンサー3の抵抗値が上昇して
くると、前記端子電圧が上昇し、この端子電圧が前記点
灯基準電圧Vfを越えると、比較器61はその出力をハ
イレベルにする。このため、トランジスタ62がオンに
なって、LED5に抵抗R5を通して電流が流れLED
5が点灯する。また、前記照度が高くなって、CdSセ
ンサー3の抵抗値が下降してくると、前記端子電圧が降
下し、この端子電圧が前記点灯基準電圧Vfを下回る
と、比較器61の出力電圧がローレベルになって、トラ
ンジスタ42がオフになり、LED5が消灯する。尚、
ボリュームVR(第2の可変設定手段)を調整すること
により前記点灯基準照度を与える基準電圧Vfを任意の
値に調整することができる。
【0045】本実施の形態によれば、LED5は、映像
信号処理部2から出力されるビデオ信号60がモノクロ
ビデオ信号に変化するタイミングに同期するか、あるい
は若干早めに、LED制御部6により点灯するため、利
用者に負担を掛けることなく、CCD12は常に最適な
露出の映像信号を出力することができると共に、映像信
号処理部2は前記LED5の点灯に連動して、前記利用
者が見やすいようにビデオ信号60をカラーからモノク
ロビデオ信号に切り換えることができる。
【0046】なお、上記した第2の実施の形態では、図
6に示すように、LED制御部6はCdSセンサー3で
検出された照度が点灯基準照度より下回ったかどうかを
判定し、判定部4はCdSセンサー3で検出された照度
が基準照度より下回ったかどうかをそれぞれ判定してい
るが、点灯基準照度と基準照度の値を一致させた場合、
LCD制御部6内の判定動作を省略し、図8に示すよう
にLCD制御部6は判定部4の判定結果を用いて、LE
D5のオンオフ制御を行うようにしても、同様の効果を
得ることができる。
【0047】図9は本発明のカラービデオカメラの第4
の実施の形態の構成の要部を示した回路図である。本例
のLED制御部6はLED5のオンオフ制御を行うと共
に、LED5の調光制御も行うようになっている。他の
構成は図7に示した第2の実施の形態と同様である。
【0048】次に本実施の形態の動作について説明す
る。CdSセンサー3には抵抗R1を介して電圧が印加
されているため、自然光の照度が変わると、CdSセン
サー3の抵抗値が図3に示すように変わり、その端子電
圧が変化する。比較器61はこの端子電圧と点灯基準照
度を与える点灯基準電圧Vfとを比較する。即ち、前記
照度が低くなって、CdSセンサー3の抵抗値が上昇し
てくると、前記端子電圧が上昇し、この端子電圧が前記
点灯基準電圧Vfを越えると、比較器61はその出力を
ハイレベルにする。このため、トランジスタ62がオン
になって、抵抗R5、LED5、トランジスタ62及び
トランジスタ64を通って、電流が流れるため、LED
5が点灯する。
【0049】ここで、CdSセンサー3の抵抗値は、図
3に示すように自然光の照度が低ければ低いほど高くな
るため、自然光の照度が低ければ低いほどCdSセンサ
ー3の端子電圧は高くなる。CdSセンサー3の端子電
圧はアンプ63を通してトランジスタ64のベースに印
加されるため、前記照度が低ければ低いほど、トランジ
スタ64のベースに印加される電圧は高くなり、トラン
ジスタ64の導通抵抗が小さくなる。このため、前記照
度が低ければ低いほど、トランジスタ64を流れる電流
が大きくなって、LED5を流れる電流も大きくなり、
LED5から発光される近赤外光の照度が増す。
【0050】本実施の形態によれば、LED制御部6は
図示されない訪問者の周囲の自然光の照度によって、L
ED5の点灯、消灯を行うと共に、前記周囲の照度が低
ければLED5から発光される近赤外光の照度を増大す
るため、常に最適な照度の照明を前記訪問者に対して行
うことができる。これにより、CCD12のシャッター
コントロールが追従できるような照明を訪問者100に
与えて、常に適切な露出の映像を得ることができる。他
の動作は図7に示した第2の実施の形態と同様で、同様
の効果がある。
【0051】図10は本発明のカラービデオカメラの第
5の実施の形態の構成を示したブロック図である。撮像
部1のCCD12はカラー用で、レンズ11により集光
された光学像をカラー映像信号50にして映像信号処理
部2に出力する。映像信号処理部2はカラー映像信号5
0に各種処理を加えてカラービデオ信号60を作成し
て、出力する。訪問者100の周囲が暗くなると、調光
回路7はこれをCdSセンサー3により検出して白熱電
球を点灯する。また、調光回路7はCdSセンサー3が
検出する訪問者100の周囲の自然光の照度の大きさに
応じて、白熱電球30に流す電流を制御する。即ち、訪
問者100の周囲の自然光の照度が低くなると、白熱電
球30に流す電流を大きくして、白熱電球30から照射
される光を強くする。また、訪問者100の周囲の自然
光の照度が高くなると、白熱電球30に流す電流を小さ
くして、白熱電球30から照射される光を弱くする。こ
うして、白熱電球30による訪問者100の照明が常に
適切になるような明るさに調整される。
【0052】本実施の形態によれば、訪問者100の周
囲の照度に応じて、白熱電球30による適切な強さの照
明を訪問者100に与えて、撮像部1のCCD12のシ
ャッターコントロールがどのように場合にも追従できる
ようすることができるため、常に適切な露出の映像を得
ることができる。尚、この例の場合は、CCDをモノク
ロ用として、モノクロビデオカメラとしても同様の効果
がある。
【0053】なお、CCD12をモノクロ用にして、ビ
デオカメラをモノクロにした場合にも、同様の効果を得
ることができ、この場合は、照明用の光源として、白熱
電球のような可視光線を照射するもの以外の他、近赤外
光を発光するLEDなどを用いても、不自然な色彩の映
像にならずに上記効果を得ることができる。
【0054】図11は本発明のテレビドアホンの一実施
の形態の構成を示したブロック図である。テレビドアホ
ンは室内側に設置される親機9と室外側に設置される子
機8とから構成され、両者はケーブル10で接続されて
いる。子機8は図1、図6、図8、図9のいずれかで説
明したものと同じカラービデオカメラ81、呼び鈴のボ
タンスイッチ82、図示されない訪問者の声を収音する
マイクロフォン83、応対者の声を出力するスピーカ8
4及び訪問者を照明するLED(このLEDは図1、図
6、図9で説明したLED5と同様の特性ものである)
85を有している。また、カラービデオカメラ81には
可視光線の照度を検出するCdSセンサー3が接続され
ている。親機9は訪問者の映像を写し出すカラーテレビ
モニタ91と、訪問者の声を出力するスピーカと訪問者
の声を収音するマイクロフォンとが一体に取り付けてあ
るハンドセット92及び呼び出し音を出力するスピーカ
95を有している。
【0055】夜間などの自然光が低照度の期間、LED
85は点灯し、図示されない訪問者を照明する。カラー
ビデオカメラ81はLED85から照射される近赤外光
で照明されている図示されない訪問者を撮像する。この
時、CdSセンサー3により検出される自然光の照度が
上記したLED85を点灯させなければならない程度に
低くなると、カラービデオカメラ81は今まで出力して
いたカラービデオ信号をモノクロビデオ信号に切り換え
て、親器9に送る。親機9は入力されるビデオ信号をカ
ラーテレビモニタ91に入力してその画面に訪問者のモ
ノクロ映像を写し出す。
【0056】尚、訪問者との通話は、子機8のスピーカ
84とマイクロフォン83と、親機9のハンドセット9
2により、支障なく行うことができる。又、訪問者がボ
タンスイッチ82を押せば、親機のスピーカ95から呼
び出し音が発生される。
【0057】本実施の形態によれば、夜間のような自然
光が低照度の時には、LED85からの近赤外光で訪問
者を照明して撮像するが、この時はカラービデオカメラ
81から出力されるビデオ信号はモノクロビデオ信号に
切り替わっているので、カラーテレビモニタ91に写る
訪問者の映像はモノクロであるため、非常に見やすい画
面となって、利用者は容易に訪問者の姿形をチェックす
ることができる。また、夜間などの自然光の照度が低い
時には、LED85からの近赤外光により訪問者を照明
して撮像するため、訪問者に気付かれず且つ不快感を与
えないで訪問者をチェックすることができる。更に、L
ED85のように安価で長寿命の光源を使用できるた
め、装置の保守を容易にでき、ランニングコストを低く
抑えることができる。なお、図6または図9に示したカ
ラービデオカメラを用いた場合は、LED85のオンオ
フや調光も照度に応じて自動制御されるため、使い勝手
が向上する。
【0058】図12は本発明の監視装置の一実施の形態
の構成を示したブロック図である。21は所定の範囲を
常に撮像して監視する図1、図6、図8、図9のいずれ
かで説明したものと同じカラービデオカメラ、22はカ
ラービデオカメラ21により撮像したカラー映像を写し
だすカラーテレビモニタ、23はカラービデオカメラ2
1により撮像したカラー映像を録画するビデオテープレ
コーダ(VTR)及び24は監視範囲を照明するための
光源である近赤外線を発光するLED(このLED85
は図1、図6、図9で説明したLED5と同様の特性も
のである)である。また、カラービデオカメラ21には
可視光線の照度を検出するCdSセンサー3が接続され
ている。
【0059】次に本実施の形態の動作について説明す
る。カラービデオカメラ11は図1、図6、図8、図9
のいずれかで示したものと同一の構造を有しているた
め、夜間などは、相手に気付かれずにLED24から照
射される近赤外線で照明することにより監視範囲をカラ
ービデオカメラ21により撮像し、得られたモノクロ映
像信号をカラーテレビモニタ22に送って、その画面に
監視範囲のモノクロ映像を写し出す。
【0060】昼間などの照度の十分ある期間、LED2
4は消灯している。カラービデオカメラ21は自然光で
照明されている図示されない訪問者を撮像し、得られた
ビデオ信号をカラーテレビモニタ22の画面に写し出
す。また、VTR23によりカラービデオカメラ21に
より撮像した映像を録画して、後で再生することもでき
る。
【0061】本実施の形態では、夜間のような自然光が
低照度の時には、LED24からの近赤外光で監視範囲
を照明して撮像するが、この時はカラービデオカメラ2
1から出力されるビデオ信号はモノクロビデオ信号に切
り替わっているため、カラーテレビモニタ22に写る侵
入者の映像はモノクロであるため、非常に見やすい画面
となって、監視者は容易に侵入者などの姿形をチェック
することができる。また、夜間などの自然光の照度が低
い時には、LED24の近赤外光により侵入者を照明し
て撮像するため、侵入者に気付かれず且つ不快感を与え
ないで侵入者をチェックすることができる。更に、LE
D24のように安価で長寿命の光源を使用できるため、
装置の保守を容易にでき、ランニングコストを低く抑え
ることができる。なお、図6または図9に示したカラー
ビデオカメラを用いた場合は、LED24のオンオフや
調光も照度に応じて自動制御されるため、使い勝手が向
上する。
【0062】
【発明の効果】以上記述した如く請求項1の発明によれ
ば、自然光の低照度時の被写体の照明用の光源として近
赤外線を発光する発光ダイオードを用いた場合、映像信
号処理部から出力されるビデオ信号をモノクロビデオ信
号に切り換えるため、近赤外光の照射による色彩的なト
ラブルのない見やすい映像を得ることができる。
【0063】請求項2、4、5の発明によれば、自然光
の低照度時に、自動的に被写体を発光ダイオードから発
光される近赤外光により照明すると共に、映像信号処理
部から出力されるビデオ信号をモノクロビデオ信号に切
り換えるため、近赤外光の照射による色彩的なトラブル
のない見やすい映像を利用者に負担を掛けずに容易に得
ることができる。
【0064】請求項3の発明によれば、被写体に光源の
照明を与える自然光の照度を使用状況に応じて最適に調
整することができると共に、撮像して得たビデオ信号を
カラービデオ信号からモノクロビデオ信号にする自然光
の照度を使用状況に応じて最適に調整することができ、
使い勝手を向上させることができる。
【0065】請求項6の発明によれば、自然光の低照度
時に、自動的に被写体を発光ダイオードから発光される
近赤外光により照明すると共に、映像信号処理部から出
力されるビデオ信号をモノクロビデオ信号に切り換える
ため、近赤外光の照射による色彩的なトラブルのない見
やすい映像を利用者に負担を掛けずに容易に得ることが
でき、しかも、前記発光素子から発光される近赤外光の
照度を前記自然光の照度に応じて変化させるため、常に
適正な露出のモノクロ映像信号を得ることができる。
【0066】請求項7の発明によれば、照明用の光源か
ら照射される光の照度を自然光の照度に応じて変化させ
るため、常に適正な露出の映像信号を得ることができ
る。
【0067】請求項8、9の発明によれば、請求項1乃
至6いずれか1記載のカラービデオカメラを用いている
ために、夜間時などの自然光が低照度の時には、監視範
囲を侵入者などに気付かれずに撮像して、見やすいモノ
クロ映像で容易に監視することができ共に、夜間時など
の自然光が低照度の時の光源として、赤外線を発光する
発光ダイオード(LED)を用いることができるため、
装置の保守を容易にすることができ、且つランニングコ
ストを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカラービデオカメラの第1の実施の形
態の構成を示したブロック図。
【図2】図1に示したCdSセンサーの分光特性例。
【図3】図1に示したCdSセンサーの抵抗値と照度の
関係を示した特性図。
【図4】図1に示した判定部の詳細例を示した回路図。
【図5】図1に示したLEDから発光される近赤外光の
スペクトラム例を示した特性図。
【図6】本発明のカラービデオカメラの第2の実施の形
態の構成を示したブロック図。
【図7】図6に示したLED制御部の詳細構成例を示し
た回路図。
【図8】本発明のカラービデオカメラの第3の実施の形
態の構成を示したブロック図。
【図9】本発明のカラービデオカメラの第4の実施の形
態の構成の要部を示した回路図。
【図10】本発明のカラービデオカメラの第5の実施の
形態の構成を示したブロック図。
【図11】本発明のテレビドアホンの一実施の形態の構
成を示したブロック図。
【図12】本発明の監視装置の一実施の形態の構成を示
したブロック図。
【図13】カラー用CCDの分光感度特性例を示した特
性図。
【符号の説明】
1 撮像部 2 映像信号処理部 3 CdSセンサー 4 判定部 5、24、85 LED 6 LED制御部 7 調光回路 8 子機 9 親機 11 レンズ 12 CCD 21、81 カラービデオカメラ 22、91 カラーテレビモニタ 30 白熱電球

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光を集光するレンズと;このレンズによ
    り集光された光を光電変換してカラー映像信号を得るC
    CDと;このCCDを駆動することにより得られる前記
    カラー映像信号に各種処理を加えて輝度信号と色信号を
    有するビデオ信号を作成する映像信号処理部と;可視光
    線の照度を検出するセンサーと;このセンサーにより検
    出された照度が設定値以下になったことを判定する判定
    部と;この判定部により前記照度が設定値以下になった
    と判定されると、前記映像信号処理部で作成されたビデ
    オ信号から色信号を除去する信号処理手段と;を具備し
    ていることを特徴とするカラービデオカメラ。
  2. 【請求項2】 光を集光するレンズと;このレンズによ
    り集光された光を光電変換してカラー映像信号を得るC
    CDと;このCCDを駆動することにより得られる前記
    カラー映像信号に各種処理を加えて輝度信号と色信号を
    有するビデオ信号を作成する映像信号処理部と;可視光
    線の照度を検出するセンサーと;このセンサーにより検
    出された照度が第1の設定値以下になったことを判定す
    る第1の判定部と;この第1の判定部により前記照度が
    第1の設定値以下になったと判定されると、前記映像信
    号処理部で作成されたビデオ信号から色信号を除去する
    信号処理手段と;照明用の赤外線を照射する光源と;前
    記センサーにより検出された照度が第2の設定値以下に
    なったことを判定する第2の判定部と;この第2の判定
    部により前記照度が第2の設定値以下になったと判定さ
    れると、前記光源を点灯して赤外線を照射する光源制御
    部と;を具備していることを特徴とするカラービデオカ
    メラ。
  3. 【請求項3】 前記第1の判定部は前記第1の設定値を
    変化させて設定する第1の可変設定手段を備え、前記第
    2の判定部は前記第2の設定値を変化させて設定する第
    2の可変設定手段を備えていることを特徴とする請求項
    2記載のカラービデオカメラ。
  4. 【請求項4】 前記第1の判定部の前記第1の設定値と
    前記第2の判定部の前記第2の設定値が異なることを特
    徴とする請求項2記載のカラービデオカメラ。
  5. 【請求項5】 前記第1の判定部の前記第1の設定値と
    前記第2の判定部の前記第2の設定値を同一とし、且つ
    前記第1の判定部と前記第2の判定部を共通にすること
    を特徴とする請求項4記載のカラービデオカメラ。
  6. 【請求項6】 前記光源制御部は前記センサーにより検
    出される照度に応じて前記光源に供給する電流を制御す
    る調光回路を備えることを特徴とする請求項2乃至5い
    ずれか1記載のカラービデオカメラ。
  7. 【請求項7】 光を集光するレンズと;このレンズによ
    り集光された光を光電変換してカラー映像信号を得るC
    CDと;このCCDを駆動することにより得られる前記
    映像信号に各種処理を加えてビデオ信号を作成する映像
    信号処理部と;可視光線の照度を検出するセンサーと;
    照明用の光源と;前記センサーにより検出された照度に
    応じて前記光源に供給する電流を制御する調光回路と;
    を具備することを特徴とするカラービデオカメラ。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至6いずれか1記載のカラー
    ビデオカメラと;このカラービデオカメラで撮像する被
    写体を照明する赤外線を発光する光源と;を有する子機
    と;前記カラービデオカメラから出力されるビデオ信号
    を処理して前記カラービデオカメラで撮像した被写体の
    映像を画面に写しだすカラーテレビモニタを有する親機
    と;を具備することを特徴とするテレビドアホン。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至6いずれか1記載のカラー
    ビデオカメラと;このカラービデオカメラで撮像する被
    写体を照明する赤外線を発光する光源と;前記カラービ
    デオカメラから出力されるビデオ信号を処理して前記カ
    ラービデオカメラで撮像した被写体の映像を画面に写し
    だすカラーテレビモニタと;を具備することを特徴とす
    る監視装置。
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