JP4652105B2 - 撮像素子を使用する監視カメラを用いる監視システム - Google Patents
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Description
撮像素子を使用する監視カメラを用いる監視システムであって、
前記監視カメラで撮像された画像の被写体が侵入者であると判断された場合に電流が供給されて発光する警告用照明装置と、
前記被写体の撮影環境の照度を検出して出力する照度センサ部と、
前記警告用照明装置を前記照度センサ部の出力の変化に対応させて発光させる複数の発光モード用の各電流供給タイミングを記憶する発光モード記憶部と、
前記照度センサ部の出力の変化に基づいて、前記発光モード記憶部から対応する各発光モード用の電流供給タイミングを読み出し、前記警告用照明装置の発光タイミング及び発光量を制御する制御回路部とを備えることを特徴とする。
図1は、本発明の実施の形態1の撮像素子を使用する監視カメラを用いる監視システムを示すブロック図である。
本実施の形態の撮像素子を使用する監視カメラを用いる監視システムは、撮像素子を使用しており、昼夜を問わず監視画像を出力可能なデイナイトカメラである監視カメラ1と、監視カメラ1で撮影された画像が映像信号ケーブル等で入力され、内部動作により侵入者を検知し、点灯制御信号を監視カメラ1(警告用照明装置8を内臓)に出力してその警告用照明装置8を点滅させるカメラ制御部13、及び、不図示の画像蓄積装置あるいは画像表示装置等により構成される。
光学レンズ部2は、被写体(侵入者)19からの入射光(反射光)21等が入力されて撮像素子部3に結像させるものである。
なお、光学レンズ部2の入射光21は、例えば、太陽22からの太陽光23の反射光、あるいは、警告用照明装置8からの警告光18の反射光である。
図2を用いて、以下に、本実施の形態1の監視システムのカメラ制御部13における侵入者検知動作の内容を説明する。
照度センサ部7が、撮影対象の被写体19全体から反射されてくる反射光20の光量の強弱に応じて、被写体19が撮影される撮影環境の明るさ(照度)を検出し、その照度に対応する電圧値10を出力し、その電圧値10が制御回路部5(例えば、マイクロコンピュータのA/D入力ポート)に入力される(S11)。制御回路部5は、その電圧値10から、撮影環境の明るさ(照度)を検出し、その照度から、昼又は夕方であるか否かを判断する(S12)。
制御回路部5は、制御用入力信号14が入力されて、侵入者が侵入した場合の警告照明を点滅させる処理を開始するか否かを判断する(S31)。制御用入力信号14が入力されて警告照明を点滅させる処理を開始する場合(S31:YES)には、発光モードの選定処理を開始する(S32)が、処理を開始しない場合(S31:NO)には、ステップS31に戻って、制御用入力信号14が入力されて警告照明を点滅させる処理が開始されるのを待ち受ける。
なお、発光モード記憶部17には、上記した昼、夕方、夜間の各々の区分の適する発光状態(各発光モード用の電流供給タイミング)を予め記憶させておく。
図7は、本発明の実施の形態2の撮像素子を使用する監視カメラを用いる監視システムを示すブロック図である。
上記した実施の形態1では、撮像素子を使用する監視カメラ1に警告用照明装置8を内蔵させている場合を示したが、本実施の形態では、警告用照明装置64を監視カメラ1の外部に配置し、カメラ制御部63の内部に警告用照明装置駆動回路66を配置させ、監視カメラ61内の信号処理回路部4からの映像信号出力12により、図2のフローチャートに示した侵入者の有無の判断を実施し、制御回路部5で実施された図3及び図4のフローチャートの判断結果信号及びその発光モードの発光(電流供給)タイミング信号67をカメラ制御部63で受信し、カメラ制御部63により警告用照明装置64を制御する信号を出力している。
Claims (11)
- 撮像素子を使用する監視カメラを用いる監視システムであって、
前記監視カメラで撮像された画像の被写体が侵入者であると判断された場合に電流が供給されて発光する警告用照明装置と、
前記被写体の撮影環境の照度を検出して出力する照度センサ部と、
前記警告用照明装置を前記照度センサ部の出力の変化に対応させて発光させる複数の発光モード用の各電流供給タイミングを記憶する発光モード記憶部と、
前記照度センサ部の出力の変化に基づいて、前記発光モード記憶部から対応する各発光モード用の電流供給タイミングを読み出し、前記警告用照明装置の発光タイミング及び発光量を制御する制御回路部と
を備えることを特徴とする撮像素子を使用する監視カメラを用いる監視システム。 - 前記制御回路部は、前記監視カメラで撮影された画像から侵入者を検知し、前記警告用照明装置に点灯制御信号を出力する機能を有し、
前記照度センサ部の出力の変化に基づいて撮影環境が昼間、夕方及び夜間の何れかの状態であるかが判別されると、各状態に対応させて前記警告用照明装置の発光タイミング及び発光量を制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像素子を使用する監視カメラを用いる監視システム。 - 前記発光モード記憶部は、前記各発光モードとして昼間用、夕方用及び夜間用の各発光モード用の各々の電流供給タイミングを記憶し、
前記制御回路部は、撮影環境が昼間の状態であると判別した場合には、発光モード記憶部から昼間の状態に対応する発光モード用の電流供給タイミングを読み出し、
撮影環境が夕方の状態であると判別した場合には、発光モード記憶部から夕方の状態に対応する発光モード用の電流供給タイミングを読み出し、
撮影環境が夜間の状態であると判別した場合には、発光モード記憶部から夜間の状態に対応する発光モード用の電流供給タイミングを読み出し、
前記警告用照明装置の発光タイミング及び発光量を制御する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像素子を使用する監視カメラを用いる監視システム。 - 前記警告用照明装置の各発光モード用の発光量は、発光モード記憶部に記憶される各電流供給タイミングにおける電流供給時間のパルス幅を変化させることにより制御される
ことを特徴とする請求項1〜3に記載の撮像素子を使用する監視カメラを用いる監視システム。 - 前記制御回路部は、前記撮影環境の照度が低下した場合には、前記撮像素子部あるいは該撮像素子部の後段の信号処理回路部の処理を制御することにより、前記監視カメラを高感度状態にする
ことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の撮像素子を使用する監視カメラを用いる監視システム。 - 前記制御回路部は、前記撮影環境が夜の状態であると判別した場合に、前記監視カメラを高感度状態にする
ことを特徴とする請求項5に記載の撮像素子を使用する監視カメラを用いる監視システム。 - 前記監視カメラの撮像素子部は、
露光時間を制御するために受光により得られた電荷を露光時間は蓄積するが露光時間以外は強制的に掃き出すことができる可変速の電子シャッタを備え、
前記制御回路部は、照度センサ部の出力の変化が所定照度よりも低下した場合に、前記電子シャッタの前記露光時間以外の時間に発光するように、前記警告用照明装置の発光タイミング及び発光量を制御する
ことを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の撮像素子を使用する監視カメラを用いる監視システム。 - 前記発光モード記憶部は、照度センサ部の出力の変化が所定照度よりも低下した場合の発光モード用としては、前記電子シャッタの前記露光時間以外の時間に電流供給するタイミングを記憶する
ことを特徴とする請求項7に記載の撮像素子を使用する監視カメラを用いる監視システム。 - 前記制御回路部は、照度センサ部の出力の変化が所定照度よりも低下した場合に、前記発光モード記憶部から読み出した対応する各発光モード用の電流供給タイミングを、前記電子シャッタの前記露光時間以外の時間に発光するように同期させる
ことを特徴とする請求項7又は8に記載の撮像素子を使用する監視カメラを用いる監視システム。 - 前記制御回路部は、照度センサ部の出力の変化に基づいて撮影環境が夜間の状態であると判別した場合に、前記警告用照明装置の発光タイミング及び発光量を、前記電子シャッタの前記露光時間以外の時間に発光するように制御する
ことを特徴とする請求項7〜9の何れか1項に記載の撮像素子を使用する監視カメラを用いる監視システム。 - 前記警告用照明装置は、監視カメラの外部に別体として設けられる
ことを特徴とする請求項1〜10の何れか1項に記載の撮像素子を使用する監視カメラを用いる監視システム。
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