JPH1010811A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH1010811A JPH1010811A JP8182797A JP18279796A JPH1010811A JP H1010811 A JPH1010811 A JP H1010811A JP 8182797 A JP8182797 A JP 8182797A JP 18279796 A JP18279796 A JP 18279796A JP H1010811 A JPH1010811 A JP H1010811A
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- JP
- Japan
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- reflected light
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- Pending
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- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 経時での光量変動に伴うAえモードの不具合
の発生を防止できる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 出力信号の値がAの部分が原稿の地肌部
の出力値でありBの部分が原稿の画像部の出力値であ
る。経時でAEセンサの基準値を変更するためのデータ
を取り込む場合あらかじめ決められたタイミング、例え
ば1000枚毎に基準値を変更しそのために変更前10
0枚目の原稿のデータを取り込みそこから基準値を決定
する場合には900、1900、2900、・・・枚目
の原稿でデータを取り込む。このデータの取り込み位置
は先端10mm、原稿のスキャン方向全部など任意に決定
してよい。例えば図3のD〜Eの間で取り込んだ場合そ
の中でもっとも反射光量の多い部分に相当する出力値A
を基準として採用する。
の発生を防止できる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 出力信号の値がAの部分が原稿の地肌部
の出力値でありBの部分が原稿の画像部の出力値であ
る。経時でAEセンサの基準値を変更するためのデータ
を取り込む場合あらかじめ決められたタイミング、例え
ば1000枚毎に基準値を変更しそのために変更前10
0枚目の原稿のデータを取り込みそこから基準値を決定
する場合には900、1900、2900、・・・枚目
の原稿でデータを取り込む。このデータの取り込み位置
は先端10mm、原稿のスキャン方向全部など任意に決定
してよい。例えば図3のD〜Eの間で取り込んだ場合そ
の中でもっとも反射光量の多い部分に相当する出力値A
を基準として採用する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、AEモード時の基
準値を経時で変更することにより、経時での基準値のず
れによる不具合の発生を抑制する画像形成装置に関す
る。
準値を経時で変更することにより、経時での基準値のず
れによる不具合の発生を抑制する画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、AEモードにおいては露光ランプ
による原稿からの反射光を光学センサにより取り込み、
その出力をあらかじめ設定してある(主に製造時の調整
で決める)値(基準値)と比較しその比率に応じて現像
バイアスの出力を基準値からずらすことにより原稿の地
肌が飛ぶように制御されていた。また、電光ランプは経
時でランプ光量が低下したり光学系の汚れにより反射光
が低下するためー定枚数毎にランプ電圧を高くすること
により経時での光量低下を防止していた。
による原稿からの反射光を光学センサにより取り込み、
その出力をあらかじめ設定してある(主に製造時の調整
で決める)値(基準値)と比較しその比率に応じて現像
バイアスの出力を基準値からずらすことにより原稿の地
肌が飛ぶように制御されていた。また、電光ランプは経
時でランプ光量が低下したり光学系の汚れにより反射光
が低下するためー定枚数毎にランプ電圧を高くすること
により経時での光量低下を防止していた。
【0003】例えば、特開昭53−95031号公報で
は、原稿からの光を検出して原稿の地肌濃度を検出し、
その出力によって現像バイアス電圧を制御することによ
り装置を簡易にし、自動制御ができるようにした電子写
真装置における現像バイアス制御方法が開示されてい
る。また、特開昭58−106572号公報では、複写
する原稿からの反射光量に応じて現像バイアスおよび露
光量の少なくとも一方をあらかじめ決められた値で制御
する電子複写機の自動露光装置が開示されている。さら
に、特開昭58−118662号公報では、基準反射部
と原稿の先端部との濃度差により複写条件を制御するこ
とによりコピーの地肌汚れをなくし、検出時間を短縮し
た画像制御装置が開示されている。
は、原稿からの光を検出して原稿の地肌濃度を検出し、
その出力によって現像バイアス電圧を制御することによ
り装置を簡易にし、自動制御ができるようにした電子写
真装置における現像バイアス制御方法が開示されてい
る。また、特開昭58−106572号公報では、複写
する原稿からの反射光量に応じて現像バイアスおよび露
光量の少なくとも一方をあらかじめ決められた値で制御
する電子複写機の自動露光装置が開示されている。さら
に、特開昭58−118662号公報では、基準反射部
と原稿の先端部との濃度差により複写条件を制御するこ
とによりコピーの地肌汚れをなくし、検出時間を短縮し
た画像制御装置が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、画像形成装
置の光学系の汚れによる光量低下は、各ミラーの汚れに
よる光量低下の和となっているが、光学センサが光学系
の上流に位置している場合、ランプ電圧のアップにより
光量が増加したとき感光体到達時の光量は初期の値に近
いかもしれないが上流側での光量は初期の頃よりも増加
する場合があり、そのために地肌の濃い原稿の反射光量
がアップして基準値との比率が小さくなってしまう。そ
れにより経時で地肌が飛ばなくなってしまうといった不
具合が発生することがある。そこで、本発明の目的は上
記のような経時での光量変動に伴うAEモードの不具合
の発生のない画像形成装置を提供することにある。
置の光学系の汚れによる光量低下は、各ミラーの汚れに
よる光量低下の和となっているが、光学センサが光学系
の上流に位置している場合、ランプ電圧のアップにより
光量が増加したとき感光体到達時の光量は初期の値に近
いかもしれないが上流側での光量は初期の頃よりも増加
する場合があり、そのために地肌の濃い原稿の反射光量
がアップして基準値との比率が小さくなってしまう。そ
れにより経時で地肌が飛ばなくなってしまうといった不
具合が発生することがある。そこで、本発明の目的は上
記のような経時での光量変動に伴うAEモードの不具合
の発生のない画像形成装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の画像形成
装置では、原稿を照射する露光ランプの原稿からの反射
光量を読み取りその光量に応じて出力する反射光量読み
取り手段と、AEモード時に複写原稿に対する出力信号
とあらかじめ記憶している比較データの比に基づいて現
像バイアスを制御する現像バイアス制御手段とを具備
し、前記比較データを経時で変更する場合に、前記反射
光量読み取り手段が光学系の移動方向で原稿の全面また
は一部の反射光量データを取り込み、そのデータより新
たな基準値を決定し、前記現像バイアス制御手段の現像
バイアス制御の新たな比較データとすることにより前記
の目的を達成する。
装置では、原稿を照射する露光ランプの原稿からの反射
光量を読み取りその光量に応じて出力する反射光量読み
取り手段と、AEモード時に複写原稿に対する出力信号
とあらかじめ記憶している比較データの比に基づいて現
像バイアスを制御する現像バイアス制御手段とを具備
し、前記比較データを経時で変更する場合に、前記反射
光量読み取り手段が光学系の移動方向で原稿の全面また
は一部の反射光量データを取り込み、そのデータより新
たな基準値を決定し、前記現像バイアス制御手段の現像
バイアス制御の新たな比較データとすることにより前記
の目的を達成する。
【0006】請求項2記載の画像形成装置では、原稿を
照射する露光ランプの原稿からの反射光量を読み取りそ
の光量に応じて出力する反射光量読み取り手段と、AE
モード時に複写原稿に対する出力信号とあらかじめ記憶
している比較データの比に基づいて現像バイアスを制御
する現像バイアス制御手段とを具備し、前記比較データ
を経時で変更する場合に、前記反射光量読み取り手段が
光学系の移動方向で原稿の全面またはー部の反射光量デ
ータを取り込んで記憶するとともにこのプロセスを任意
の複数枚の原稿に対して繰り返し行い、それらのデータ
より新たな基準値を決定し、前記現像バイアス制御手段
の現像バイアス制御の比較データとすることにより前記
の目的を達成する。
照射する露光ランプの原稿からの反射光量を読み取りそ
の光量に応じて出力する反射光量読み取り手段と、AE
モード時に複写原稿に対する出力信号とあらかじめ記憶
している比較データの比に基づいて現像バイアスを制御
する現像バイアス制御手段とを具備し、前記比較データ
を経時で変更する場合に、前記反射光量読み取り手段が
光学系の移動方向で原稿の全面またはー部の反射光量デ
ータを取り込んで記憶するとともにこのプロセスを任意
の複数枚の原稿に対して繰り返し行い、それらのデータ
より新たな基準値を決定し、前記現像バイアス制御手段
の現像バイアス制御の比較データとすることにより前記
の目的を達成する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図1ないし図5を参照して詳細に説明する。図1に
は、本発明の一実施の形態に係る画像形成装置の全体構
成を示してある。この画像形成装置のドラム状の感光体
11の周囲には作像プロセス順に、帯電用コロナチャー
ジャ12、スリット露光装置13、イレーサ14、現像
装置24、転写用コロナチヤージヤ28、クリーニング
装置34、除電器35が配置されている。
を図1ないし図5を参照して詳細に説明する。図1に
は、本発明の一実施の形態に係る画像形成装置の全体構
成を示してある。この画像形成装置のドラム状の感光体
11の周囲には作像プロセス順に、帯電用コロナチャー
ジャ12、スリット露光装置13、イレーサ14、現像
装置24、転写用コロナチヤージヤ28、クリーニング
装置34、除電器35が配置されている。
【0008】スリット露光装置13は、原稿台15の直
下に設けられた露光ランプ16、第1反射ミラー17、
第2反射ミラー18、第3反射ミラー19、結像レンズ
20、第4反射ミラー21、第5反射ミラー22、第6
反射ミラー23を備えている。なお、露光ランプ16、
第1反射ミラー17、第2反射ミラー18、第3反射ミ
ラー19で第1のキャリッジを、また、第4反射ミラー
21、第5反射ミラー22、第6反射ミラー23で第2
のキャリッジを構成している。用紙50は、給紙装置2
5あるいは手差しテーブル27からレジストローラ26
に向けて給紙され、転写部の転写用コロナチャージャ2
8を経て搬送装置31により定着装置32に送られて未
定着トナー画像が定着され、排紙トレイ33に排紙され
るようになっている。
下に設けられた露光ランプ16、第1反射ミラー17、
第2反射ミラー18、第3反射ミラー19、結像レンズ
20、第4反射ミラー21、第5反射ミラー22、第6
反射ミラー23を備えている。なお、露光ランプ16、
第1反射ミラー17、第2反射ミラー18、第3反射ミ
ラー19で第1のキャリッジを、また、第4反射ミラー
21、第5反射ミラー22、第6反射ミラー23で第2
のキャリッジを構成している。用紙50は、給紙装置2
5あるいは手差しテーブル27からレジストローラ26
に向けて給紙され、転写部の転写用コロナチャージャ2
8を経て搬送装置31により定着装置32に送られて未
定着トナー画像が定着され、排紙トレイ33に排紙され
るようになっている。
【0009】図2はスリット露光装置13の要部を説明
するための斜視図である。この図に示すように、露光光
学系のデフォーカス位置には原稿からの反射光、具体的
には第3反射ミラー19からの反射光を読み取る光学セ
ンサ37が配置されている。
するための斜視図である。この図に示すように、露光光
学系のデフォーカス位置には原稿からの反射光、具体的
には第3反射ミラー19からの反射光を読み取る光学セ
ンサ37が配置されている。
【0010】次に、このように構成された本実施の形態
に係る画像形成装置の動作を説明する。まず、ドラム状
の感光体11は、画像形成動作(複写動作)時には、メ
インモータにより回転駆動されて、帯電用コロナチャー
ジャ12により一様に帯電される。その後、スリット露
光装置13により画像露光がなされて感光体11上に静
電潜像が形成され、イレーサ14によりこの静電潜像の
不要領域が除電される。不要領域が除電された感光体1
1上の静電潜像は、現像装置24により現像されてトナ
ー像となる。
に係る画像形成装置の動作を説明する。まず、ドラム状
の感光体11は、画像形成動作(複写動作)時には、メ
インモータにより回転駆動されて、帯電用コロナチャー
ジャ12により一様に帯電される。その後、スリット露
光装置13により画像露光がなされて感光体11上に静
電潜像が形成され、イレーサ14によりこの静電潜像の
不要領域が除電される。不要領域が除電された感光体1
1上の静電潜像は、現像装置24により現像されてトナ
ー像となる。
【0011】一方、給紙装置25あるいは手差しテーブ
ル27の何れかから用紙が給紙され、レジストローラ2
6へ送られる。レジストローラ26は感光体11上のト
ナー像に合わせて用紙を転写部に向けて送出する。転写
部に送られた用紙50は、転写用コロナチャージャ28
により感光体11上のトナー像が転写されて、曲率分離
され、搬送装置31により定着装置32に搬送される。
そして定着装置32によりトナー像が定着された後にハ
ードコピーとして排紙トレイ33へ排出される。用紙5
0が分離された後の感光体11は、クリーニング装置3
4によりクリーニングされて残留トナーが除去され、除
電器35により除電されて次の画像形成動作に備えるよ
うになっている。
ル27の何れかから用紙が給紙され、レジストローラ2
6へ送られる。レジストローラ26は感光体11上のト
ナー像に合わせて用紙を転写部に向けて送出する。転写
部に送られた用紙50は、転写用コロナチャージャ28
により感光体11上のトナー像が転写されて、曲率分離
され、搬送装置31により定着装置32に搬送される。
そして定着装置32によりトナー像が定着された後にハ
ードコピーとして排紙トレイ33へ排出される。用紙5
0が分離された後の感光体11は、クリーニング装置3
4によりクリーニングされて残留トナーが除去され、除
電器35により除電されて次の画像形成動作に備えるよ
うになっている。
【0012】ところで、スリット露光装置13において
は、前記第1のキャリッジ及び第2のキャリッジがスキ
ャナモータにより2対1の速度で走査範囲を往復動する
ものであるが、本実施の形態においては、その走査過程
で、図2に示すように原稿の反射光が第3の反射ミラー
19により、光学センサ37に受光されるようになって
いる。そして、この光学センサ37の読み取りデータに
基づいて現像バイアスを制御する。
は、前記第1のキャリッジ及び第2のキャリッジがスキ
ャナモータにより2対1の速度で走査範囲を往復動する
ものであるが、本実施の形態においては、その走査過程
で、図2に示すように原稿の反射光が第3の反射ミラー
19により、光学センサ37に受光されるようになって
いる。そして、この光学センサ37の読み取りデータに
基づいて現像バイアスを制御する。
【0013】図3はある原稿の露光ランプの反射光をA
Eセンサで読みとったときのセンサの出力値を原稿と対
比させたものである。また、図4は、本実施の形態に係
る画像形成装置の制御ブロックの一例を示す図であり、
図5は、この制御方法の手順を示すフローチャートであ
る。図4に示すように、この制御ブロックは、メイン制
御系62と操作系60とを備えており、メイン制御系6
2と帯電・転写高圧電源64、現像電源66、露光ラン
プ電源68、定着温度センサ70、AEセンサ72およ
び定着ランプ電源74が接続されている。メイン制御系
62は、この画像形成装置の各部を制御して複写動作
を、操作系60からのスタートスイッチ(図示せず)の
オンにより開始させ、且つ操作系60でユーザーにより
設定された回数だけ連続的に複写動作を行うようになっ
ている。
Eセンサで読みとったときのセンサの出力値を原稿と対
比させたものである。また、図4は、本実施の形態に係
る画像形成装置の制御ブロックの一例を示す図であり、
図5は、この制御方法の手順を示すフローチャートであ
る。図4に示すように、この制御ブロックは、メイン制
御系62と操作系60とを備えており、メイン制御系6
2と帯電・転写高圧電源64、現像電源66、露光ラン
プ電源68、定着温度センサ70、AEセンサ72およ
び定着ランプ電源74が接続されている。メイン制御系
62は、この画像形成装置の各部を制御して複写動作
を、操作系60からのスタートスイッチ(図示せず)の
オンにより開始させ、且つ操作系60でユーザーにより
設定された回数だけ連続的に複写動作を行うようになっ
ている。
【0014】図3において、出力信号の値がAの部分が
原稿の地肌部の出力値でありBの部分が原稿の画像部の
出力値である。経時でAEセンサの基準値を変更するた
めのデータを取り込む場合、あらかじめ決められたタイ
ミング、例えば1000枚毎に基準値を変更しそのため
に変更前100枚目の原稿のデータを取り込みそこから
基準値を決定する場合には900、1900、290
0、・・・枚目の原稿でデータを取り込む。
原稿の地肌部の出力値でありBの部分が原稿の画像部の
出力値である。経時でAEセンサの基準値を変更するた
めのデータを取り込む場合、あらかじめ決められたタイ
ミング、例えば1000枚毎に基準値を変更しそのため
に変更前100枚目の原稿のデータを取り込みそこから
基準値を決定する場合には900、1900、290
0、・・・枚目の原稿でデータを取り込む。
【0015】このデータの取り込み位置は先端10mm、
原稿のスキャン方向全部など任意に決定してよい。例え
ば図3のD〜Eの間で取り込んだ場合その中でもっとも
反射光量の多い部分に相当する出力値Aを基準として採
用する。この処理の手順を図5に示すフローチャートを
参照して説明すると、まず、露光ランプをONし(ステ
ップ10)、原稿の先端部(D〜E、図3参照)をスキ
ャンする(ステップ11)。そして、原稿からの反射光
をAEセンサでサンプリングし(ステップ12)、この
サンプリングデータよりmax値を選択し(ステップ1
3)、この値を基準値と比較演算して(ステップ1
4)、露光ランプ電圧を決定する(ステップ15)。
原稿のスキャン方向全部など任意に決定してよい。例え
ば図3のD〜Eの間で取り込んだ場合その中でもっとも
反射光量の多い部分に相当する出力値Aを基準として採
用する。この処理の手順を図5に示すフローチャートを
参照して説明すると、まず、露光ランプをONし(ステ
ップ10)、原稿の先端部(D〜E、図3参照)をスキ
ャンする(ステップ11)。そして、原稿からの反射光
をAEセンサでサンプリングし(ステップ12)、この
サンプリングデータよりmax値を選択し(ステップ1
3)、この値を基準値と比較演算して(ステップ1
4)、露光ランプ電圧を決定する(ステップ15)。
【0016】ところで、前記のような方法により基準値
を決定した場合、たまたまデータ取り込みをおこなった
原稿の地肌が濃い場合にはそのデータを採用したAEモ
ードにおいては以前の基準値(例えば製造時に読み込ま
せた基準値)と比べて地肌が飛びにくくなるといった不
具合が発生することがある。そこで、第2の実施の形態
においては、データの取り込みを任意の原稿1枚ではな
く例えば変更前100枚目から50枚目までの50枚す
べてに対してデータを取り込み各データ中で最も出力値
の大きなものを記憶し、記憶した50の数値の中で最も
大きなものを基準値として採用する。また、本発明の第
3の実施の形態においては、複数枚の原稿データを取り
込むと同時に各原稿データ中で最も出力値が大きいもの
記憶し、それらの値の平均値を基準値として採用する。
さらに、本発明の第4の実施の形態としては、各原稿の
データ中で最も出力値の大きなものがあらかじめ記憶さ
れている値よりも小さい場合にはそのデータを削除して
残りのデータの平均値を基準値として採用する。
を決定した場合、たまたまデータ取り込みをおこなった
原稿の地肌が濃い場合にはそのデータを採用したAEモ
ードにおいては以前の基準値(例えば製造時に読み込ま
せた基準値)と比べて地肌が飛びにくくなるといった不
具合が発生することがある。そこで、第2の実施の形態
においては、データの取り込みを任意の原稿1枚ではな
く例えば変更前100枚目から50枚目までの50枚す
べてに対してデータを取り込み各データ中で最も出力値
の大きなものを記憶し、記憶した50の数値の中で最も
大きなものを基準値として採用する。また、本発明の第
3の実施の形態においては、複数枚の原稿データを取り
込むと同時に各原稿データ中で最も出力値が大きいもの
記憶し、それらの値の平均値を基準値として採用する。
さらに、本発明の第4の実施の形態としては、各原稿の
データ中で最も出力値の大きなものがあらかじめ記憶さ
れている値よりも小さい場合にはそのデータを削除して
残りのデータの平均値を基準値として採用する。
【0017】
【発明の効果】請求項1記載の画像形成装置によれば、
AEモード時の基準値を経時で変更するため、経時での
基準値のずれによる形成する画像の不具合の発生を抑え
ることができる。請求項2記載の画像形成装置によれ
ば、より多くのデータを最適な方法で加工するためAE
モード時の経時の基準値をより高精度に求めることが可
能となる。
AEモード時の基準値を経時で変更するため、経時での
基準値のずれによる形成する画像の不具合の発生を抑え
ることができる。請求項2記載の画像形成装置によれ
ば、より多くのデータを最適な方法で加工するためAE
モード時の経時の基準値をより高精度に求めることが可
能となる。
【図1】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の構成
を示した図である。
を示した図である。
【図2】スリット露光装置の要部を説明するための斜視
図である。
図である。
【図3】原稿の露光ランプの反射光をAEセンサで読み
とったときのセンサの出力値を原稿と対比させた図であ
る。
とったときのセンサの出力値を原稿と対比させた図であ
る。
【図4】本実施の形態に係る画像形成装置の制御ブロッ
クの一例を示す図である。
クの一例を示す図である。
【図5】本実施の形態の制御方法の手順を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
11 感光体 12 帯電用コロナチャージャ 13 スリット露光装置 14 イレーサ 15 原稿台 16 露光ランプ 17、18、19 反射ミラー 20 結像レンズ 21、22、23 反射ミラー 25 給紙装置 26 レジストローラ 32 定着装置 33 排紙トレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前 亜佐美 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 碓井 則之 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内
Claims (2)
- 【請求項1】 原稿を照射する露光ランプの原稿からの
反射光量を読み取りその光量に応じて出力する反射光量
読み取り手段と、 AEモード時に複写原稿に対する出力信号とあらかじめ
記憶している比較データの比に基づいて現像バイアスを
制御する現像バイアス制御手段とを具備し、 前記比較データを経時で変更する場合に、前記反射光量
読み取り手段が光学系の移動方向で原稿の全面または一
部の反射光量データを取り込み、そのデータより新たな
基準値を決定し、前記現像バイアス制御手段の現像バイ
アス制御の新たな比較データとすることを特徴とする画
像形成装置。 - 【請求項2】 原稿を照射する露光ランプの原稿からの
反射光量を読み取りその光量に応じて出力する反射光量
読み取り手段と、 AEモード時に複写原稿に対する出力信号とあらかじめ
記憶している比較データの比に基づいて現像バイアスを
制御する現像バイアス制御手段とを具備し、 前記比較データを経時で変更する場合に、前記反射光量
読み取り手段が光学系の移動方向で原稿の全面またはー
部の反射光量データを取り込んで記憶するとともにこの
プロセスを任意の複数枚の原稿に対して繰り返し行い、
それらのデータより新たな基準値を決定し、前記現像バ
イアス制御手段の現像バイアス制御の比較データとする
ことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8182797A JPH1010811A (ja) | 1996-06-23 | 1996-06-23 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8182797A JPH1010811A (ja) | 1996-06-23 | 1996-06-23 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1010811A true JPH1010811A (ja) | 1998-01-16 |
Family
ID=16124596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8182797A Pending JPH1010811A (ja) | 1996-06-23 | 1996-06-23 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1010811A (ja) |
-
1996
- 1996-06-23 JP JP8182797A patent/JPH1010811A/ja active Pending
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