JPH10108113A - プリンタ・システムおよびその動作制御方法 - Google Patents

プリンタ・システムおよびその動作制御方法

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JPH10108113A
JPH10108113A JP8276845A JP27684596A JPH10108113A JP H10108113 A JPH10108113 A JP H10108113A JP 8276845 A JP8276845 A JP 8276845A JP 27684596 A JP27684596 A JP 27684596A JP H10108113 A JPH10108113 A JP H10108113A
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弘之 倉瀬
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリンタの内蔵メモリの容量を少なくする。 【構成】 プリント・データの送信に先立ち,プリンタ
・スタンバイ・コマンドがプリンタ・コントローラから
プリンタにアシンクロナス転送で送信される。プリンタ
の準備が完了すると準備完了および転送要求コマンドが
プリンタからプリンタ・コントローラに与えられる。転
送要求コマンドがプリンタからプリンタ・コントローラ
に与えられる。プリンタ・コントローラは転送要求コマ
ンドを入力するとアイソクロナス・データ・パケット・
フォーマットにしたがいプリント・データをプリンタに
送信する。プリント・データは転送要求コマンドに応答
して,プリンタ・コントローラからプリンタに送信され
る。プリンタに一駒分の画像を表わす画像データを記憶
する画像メモリを設けることなく,一定速度でプリント
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】この発明は,バス接続されたプリンタ・コ
ントローラとプリンタとから構成され,プリンタ・コン
トローラは画像データをバスを通してプリンタに供給
し,プリンタはプリンタ・コントローラから供給される
画像データによって表わされる画像を一定速度で印画す
るプリンタ・システムに関する。この発明はまたこのプ
リンタ・システムを構成するプリンタおよびプリンタ・
コントローラに関する。この発明はさらにプリンタ・シ
ステムの動作制御方法,プリンタの動作制御方法および
プリンタ・コントローラの動作制御方法に関する。
【0002】
【発明の背景】プリンタ・コントローラからプリンタに
画像データを送信するにはセントロニクス,SCSI
(Small Computer system interface )などのパラレル
通信,RS232C,RS422,USB(Universal
Serial Bus)などのシリアル通信が利用される。これら
の通信方式ではいずれもプリンタの印画速度と無関係に
プリンタ・コントローラからプリンタに画像データが送
信される。プリンタには少なくとも一駒分の画像(一枚
の用紙上に印画される画像)を表わす画像データを記憶
できる容量をもつ画像メモリを設けておく必要がある。
このためプリンタのコスト・ダウンを図ることは困難で
ある。
【0003】
【発明の開示】この発明は,比較的小容量の画像メモリ
を用いてプリンタを構成できるようにすることを目的と
する。
【0004】この発明は,プリンタ・コントローラから
プリンタに画像データを供給するために,現在検討され
つつある高速シリアル伝送のためのIEEE標準139
4(IEEE Standard 1394,IEEE=The Institut
e of Electrical and Electronic Engineers,Inc.)を
利用するものである。このIEEE標準1394ではア
イソクロナス(Isochronaus )転送とアシンクロナス
(Asynchronaus)転送とが可能である。
【0005】アイソクロナス転送ではバスによって接続
された複数のノードのいずれかからサイクル・スタート
・パケット・データと呼ばれるデータが原則としてアイ
ソクロナス・サイクル( 125μs周期)で発生する。ア
イソクロナス・サイクルごとに,あるノード(このノー
ドは後述のようにサイクル・マスタである)から他のノ
ードにデータが送信される。アイソクロナス転送ではア
イソクロナス・サイクル内に必ずデータ送信を行なうこ
とが可能である。アイソクロナス転送は送信装置から受
信装置に一方的にデータを送信する転送である。アシン
クロナス転送は受信装置が送信データを受信すると,受
信した旨を送り返す転送である。
【0006】この発明はプリンタとプリンタ・コントロ
ーラとから構成されるプリンタ・システムを提供してい
る。このプリンタ・システムにおいてプリンタとプリン
タ・コントローラとはバス接続されており,プリンタ・
コントローラは画像データをバスを通してプリンタに供
給する。プリンタはプリンタ・コントローラから供給さ
れる画像データによって表わされる画像を一定速度で印
画するものである。
【0007】上記プリンタには一駒分の画像を表わす画
像データのデータ量よりも少ない画像データの記憶容量
をもち,かつ上記プリンタ・コントローラから供給され
る画像データを一時記憶するバッファ・メモリおよび画
像データの転送要求を出力する手段が設けられているも
のである。
【0008】上記プリンタ・コントローラは,上記転送
要求の出力に応答して,パケット単位で上記プリンタへ
画像データを送信する画像データ送信制御手段を備えて
いる。
【0009】上記プリンタは,上記プリンタ・コントロ
ーラから送信される画像データを受信し,上記バッファ
・メモリに記憶させる記憶制御手段,および上記バッフ
ァ・メモリに記憶された画像データを読出し,読出され
た画像データによって表わされる画像を一定速度で印画
する印画制御手段をさらに備えている。
【0010】この発明は上記プリンタ・システムに適し
た動作制御方法も提供している。すなわち,バス接続さ
れたプリンタ・コントローラとプリンタとから構成さ
れ,上記プリンタ・コントローラから画像データをバス
を通して上記プリンタに供給し,上記プリンタにおいて
上記プリンタ・コントローラから供給される画像データ
によって表わされる画像を一定速度で印画するプリンタ
・システムの動作を制御する方法である。上記プリンタ
には,一駒分の画像を表わす画像データのデータ量より
も少ない画像データの記憶容量をもち,かつ供給された
画像データを一時記憶するバッファ・メモリおよび画像
データの転送要求を出力する手段を設けておく。
【0011】そして,上記プリンタからの転送要求の出
力に応答して,パケット単位で上記プリンタ・コントロ
ーラから画像データを送信し,上記プリンタにおいて,
上記プリンタ・コントローラから送信される画像データ
を受信して上記バッファ・メモリに記憶させ,かつ上記
バッファ・メモリに記憶された画像データを読出し,読
出された画像データによって表わされる画像を一定速度
で印画させる。
【0012】この発明によると,プリンタには一駒の画
像(一駒分の画像とは上述のように一枚の用紙上に印画
される画像をいう)を表わす画像データのデータ量より
も少ない画像データの記憶容量をもつバッファ・メモリ
が備えられている。
【0013】上記プリンタ・コントローラにおいて,プ
リンタからの転送要求の出力に応答してパケット単位で
の上記プリンタへの送信が行なわれる。
【0014】プリンタでは送信された画像データをパケ
ット単位で受信し,バッファ・メモリに一時記憶する。
バッファ・メモリに記憶された画像データが読出され,
読出された画像データによって表わされる画像が一定速
度で印画される。
【0015】プリンタには一駒分の画像を表わす画像デ
ータのデータ量を記憶できる大きな容量をもつメモリを
設ける必要がなく,容量の少ないバッファ・メモリを備
えれば足りコスト・ダウンを図ることができる。
【0016】上記転送要求はたとえば一駒分の画像のほ
ぼ1ライン分の印画ごとに上記プリンタから出力すれば
よい。
【0017】また上記バッファ・メモリに記憶されてい
る画像データが無くならないように,上記プリンタが上
記画像データの転送要求を出力することにより画像デー
タの連続性を保つことができる。
【0018】さらに上記バッファ・メモリに記憶されて
いる画像データが無くならないように,上記パケットに
含まれる画像データ量を変更して上記コントローラから
画像データを送信してもよい。この場合も画像データの
連続性を保つことができる。
【0019】上記プリンタ・コントローラによって,上
記転送要求の出力に応答して上記画像データ送信制御手
段によって画像データが送信された後次の上記転送要求
出力までの間,空データの送信をパケット単位で繰返す
ようにしてもよい。
【0020】これによりバッファ・メモリに記憶される
画像データの量を調整することができる。
【0021】好ましくは上記プリンタは,印画準備設定
要求コマンドを入力したことにより印画に関する準備
(プリンタのヒートアップ,印画用紙の位置決め,印画
ヘッドの位置決めなど)を行なう。この場合には印画に
関する準備の終了後に上記転送要求を出力することとな
ろう。印画に関する準備が終了しないうちにプリンタ・
コントローラから画像データが転送されることを防止で
きる。
【0022】上記印画準備設定要求コマンドは,プリン
タ・コントローラから出力されるようにしてもよい。こ
の場合には上記プリンタ・コントローラは,上記印画準
備設定要求コマンドの出力後から上記転送要求の出力ま
での間,空データの送信をパケット単位で繰返す。
【0023】画像データの送信のためのルーチンを変更
することなく,あらかじめ定められたルーチンを用いる
ことができる。
【0024】上記プリンタ・コントローラに上記プリン
タを複数台接続してもよい。この場合には,上記プリン
タは,すべての上記プリンタからの上記転送要求の出力
があったことに応答して,パケット単位で上記プリンタ
へ画像データを送信することとなろう。
【0025】さらに,上記プリンタ・システムを構成す
るプリンタおよびプリンタ・コントローラをそれぞれ単
独で構成することもできる。
【0026】
【実施例の説明】
(1) IEEE標準1394にもとづくデータ転送 この実施例によるプリンタ・システムについて説明する
前にIEEE標準1394にもとづくデータ転送につい
て説明する。
【0027】図9はバスを用いて複数の機器(コンピュ
ータ,プリンタ,ディジタル・ビデオ・テープ・レコー
ダなど)A,B,C,D,EおよびFを接続した様子を
示している。各機器は1または複数個のポートをもつこ
とができる(図9の例ではすべての機器が3個のポート
をもっている)。各機器のポートを接続することによ
り,最大63台の機器の接続が可能である。IEEE標準
1394ではデイジー・チェイン接続が16を越えない限
り機器を接続できる。ループ接続は無い。
【0028】IEEE標準1394ではアイソクロナス
転送とアシンクロナス転送との2種類のデータ転送が可
能である。アイソクロナス転送およびアシンクロナス転
送のいずれにおいてもパケット単位でデータ転送が行な
われる。
【0029】図12はサイクル・スタート・パケットのフ
ォーマットを示している。サイクル・スタート・パケッ
ト・データはアイソクロナス・サイクル周期(この期間
は原則として 125μs)の開始を表わすもので,後述の
ようにサイクル・マスタからアイソクロナス転送によっ
て送信される。
【0030】サイクル・スタート・パケットには,送信
先のID(機器に固有のものである),トランザクショ
ン・ラベル,リトライ・コード,アシンクロナス転送デ
ータかアイソクロナス転送データかを示すtコード,送
信データの優先度を示すプライオリティ,送信元ID,
読書きするアドレスのオフセット,データ長,拡張トラ
ンザクション・コード,サイクル・タイム・データおよ
びデータCRC(Cyclic Redundansy Check )が含まれ
ている。
【0031】IEEE標準1394では,後述のサイク
ル・マスタが電源立上げ時から時間の計測を開始する。
この計測時間を表わすデータがサイクル・タイム・デー
タである。後述の各ノードはカウンタを有しており,時
間の計測ができる。各ノードのカウンタはサイクル・マ
スタから送信されるサイクル・スタート・パケット・デ
ータを受信するとリセットされる。サイクル・スタート
・パケットは上述のように 125μsごとに出力されるの
が原則であるが,遅延することも許される(詳しくは後
述する)。この遅延時間はサイクル・スタート遅延時間
と呼ばれる。サイクル・スタート遅延時間は,サイクル
・タイム・データによって表わされるサイクル・マスタ
の計測時間と,各ノードの計測時間との差にもとづいて
各ノードにおいて算出される。例えばサイクル・マスタ
の計測時間が 130μsであり,サイクル・スタート・パ
ケット・データが与えられたときの各ノードの計測時間
が125μsであれば,サイクル・スタート遅延時間は130
μs− 125μs=5μsとなる。
【0032】1台の被制御機器に対してこれを制御する
2台以上の制御機器がある場合,1台の制御機器のみが
被制御機器を制御することも可能であり,これを排他的
制御という。この排他的制御が行なわれているかどうか
をチェックするのに用いられる演算を特定するのが拡張
トランザクション・コードである。
【0033】アシンクロナス転送によってデータを送信
する場合に用いられるのが図13に示すアシンクロナス・
データ・パケット・フォーマットである。このフォーマ
ットはサイクル・スタート遅延時間を表わすデータに代
えて送信データがパケットに含まれる点でのみサイクル
・スタート・パケット・フォーマットと異なっている。
【0034】図14および図15はアイソクロナス転送で用
いられるパケットのフォーマットを示すものである。図
14はコマンドを送る場合に用いられるアイソクロナス・
コマンド・パケットのフォーマットを,図15は画像デー
タを送信する場合に用いられるアイソクロナス・データ
・パケットのフォーマットをそれぞれ示している。
【0035】これらのパケット・フォーマットには,デ
ータの長さを示すデータ長,コマンドまたは画像データ
に付与されるチャネル番号,tコード,同期ビットを示
すSy ,データ長から同期ビットSy までのデータの誤
り検出コードであるヘッダCRC,コマンドまたは画像
データ,およびコマンドまたは画像データの誤り検出コ
ードであるデータCRCが含まれている。後述のように
アイソクロナス転送ではチャネル番号が各機器に割当て
られ,機器に割当てられたチャネル番号と送信されるパ
ケットに含まれているチャネル番号とが一致するとき
に,その一致するチャネル番号が割当てられた機器が送
信されたコマンドまたは画像データを受信する。またT
g は現在のIEEE標準1394の規格では使用目的は
定められておらず,「00」が記録される。
【0036】図9に戻ってIEEE標準1394ではバ
スによって接続された各機器間における親子関係が決定
される。この親子関係の決定方法は次の通りである。
【0037】各装置の電源が投入されると,ある装置か
ら他の機器に親子関係の問い合わせが行なわれる。親子
関係を問い合わせた機器が子となり,親子関係の問い合
わせを受けた機器が親となる。
【0038】すべての機器について親子関係が決まる
と,図10に示すように,全体はツリー構造となる。図10
の例では,機器Bが親(ルート)である。機器Aおよび
Cは機器Bの子となっており,機器DおよびFは機器A
の子(機器Bからみれば孫),機器Eは機器Cの子(機
器Bからみれば孫)となっている。
【0039】IEEE標準1394では上述のようにア
イソクロナス転送のデータを受信するために各機器にチ
ャネル番号が割当てられ,かつアシンクロナス転送のデ
ータを受信するために各機器にIDが割当てられる。図
示の例では機器Aにチャネル番号AおよびIDa が割当
てられ,機器Bにチャネル番号BおよびIDb が割当て
られ,機器Cにチャネル番号CおよびIDc が割当てら
れ,機器Dにチャネル番号DおよびIDd が割当てら
れ,機器Eにチャネル番号EおよびIDe が割当てら
れ,機器Fにチャネル番号FおよびIDf が割当てられ
ている。
【0040】図11はアイソクロナス転送のタイム・チャ
ートである。
【0041】アイソクロナス転送の制御はサイクル・マ
スタと呼ばれる機器によって行なわれる。ルートがサイ
クル・マスタとなる。
【0042】サイクル・スタート・パケットがサイクル
・マスタ(ルート)から出力されることによりサイクル
期間が開始する。サイクル・スタート・パケットはルー
トに接続されているすべての機器(孫の機器を含む)に
与えられる。
【0043】サイクル・スタート・パケットの送出の後
にアイソクロナス・データの転送が開始する。
【0044】サイクル・スタート・パケットの送出後か
ら第1の期間(ショート・ギャップの期間)Sg 経過す
ると,アイソクロナス転送したいすべての機器の間でア
ービトレーションが行なわれる。アービトレーションは
バスの使用許可を受けることであり,次のようにして行
なわれる。
【0045】まずアイソクロナス転送をしようとする機
器からその親機器にバスの使用の要求信号が送信され
る。この要求信号はルートに近い機器から順に送信され
る。要求信号を受信した親機器はさらにその親機器に要
求信号を中継する。結果的には,アイソクロナス転送し
たいすべての機器からの要求信号がサイクル・マスタに
まで到達する。サイクル・マスタにはどの機器が優先的
にバスの使用をできるかが記憶されており,その優先順
位にしたがってショート・ギャップSg の経過時点でバ
スを使用できる機器が決定される。この決定された機器
にのみ,バスの使用を許可する信号がショート・ギャッ
プSg の経過時点のタイミングでサイクル・マスタから
出力される。他の機器にはショート・ギャップSg の経
過時点のタイミングにおいてバスの使用を拒否する信号
がサイクル・マスタから送信される。バスの使用を許可
する信号を受信した機器がデータを送信できる。
【0046】図10に示す例では,機器A,CおよびFか
らバスの使用を要求する要求信号が送信され,これらの
要求信号はルートである機器Bが受信している。ルート
である機器Bから機器Cにバスの使用を許可する許可信
号が送信され,機器Cからデータの送信が可能となる。
機器Aおよび機器Fにはバスの使用を拒否する拒否信号
が送信され,機器Aおよび機器Fからはその時点におい
てデータの送信はできないこととなる。機器Aおよび機
器Fは,機器Cが1パケット分のデータを送信した後,
再びアービトレーションを行ない,バスの使用を許可す
る許可信号を受信したときにデータの送信を行なうこと
となる。
【0047】図11に戻ってサイクル・スタート・パケッ
トの送出後からショート・ギャップSg の経過の時点に
おいてバスの使用権を得た機器からアイソクロナス転送
データがパケット単位で送信される。このパケット(図
14または図15に示すフォーマットをもつ)のデータの前
にはデータの始まりを表わすプレフィクス・データが付
加され,パケットの後にはデータの終りを表わすエンド
・データが付加される。
【0048】エンド・データはすべての機器に与えられ
る。これによりすべての機器はバスが空いていることを
認識する。エンド・データの受信後からショート・ギャ
ップSg の期間が経過した時点においてアイソクロナス
転送データを送信したい機器が上述のように再びバスの
使用の要求信号を送信する(アービトレーション)(ア
イソクロナス・サイクル期間内において1度バスの使用
権を得た機器はそのアイソクロナス・サイクル期間内で
は再び要求信号は出力しない。アイソクロナス転送する
すべての機器がアイソクロナス・サイクル期間内のいず
れかの時点において1パケット分のデータを送信でき
る)。
【0049】アイソクロナス期間内における,アイソク
ロナス転送が終ると第2の期間(ロング・ギャップlg
)が経過した時点においてアシンクロナス転送のため
のバスの使用権の確保が行なわれる。バスの使用権を得
た機器からアシンクロナス転送のデータがパケット単位
で送信される。アシンクロナス転送においても,パケッ
トの前にデータの始まりを表わすプレフィクス・データ
が付加され,パケットの後にエンド・データが付加され
る。アシンクロナス転送においては,アシンクロナス転
送において受信した機器からアシンクロナス転送データ
を送信した機器に受信した旨を表わすアクナリッジ・デ
ータACKが出力される。このアクナリッジ・データの
前後にもプレフィクス・データおよびエンド・データが
付加される。
【0050】アシンクロナス転送するデータ量が多いと
サイクル・スタート・パケットの送出間隔が 125μsよ
りも遅れる。サイクル・スタート・パケットの送出間隔
が 125μs期間を越えた場合,上述のように送出サイク
ル・スタート・パケットの遅延時間Δtはサイクル・タ
イム・データによって表わされる計測時間と各ノードの
計測時間にもとづいて算出される(図12参照)。
【0051】(2) プリンタ・システム この実施例によるプリンタ・システムは,プリンタ20と
プリンタ20によるプリントを制御するプリンタ・コント
ローラ10とがIEEE標準1394にもとづくケーブル
によって互いに接続されることにより構成される。
【0052】図1はプリンタ・コントローラ10の電気的
構成を示すブロック図である。
【0053】プリンタ・コントローラ10はメインCPU
11によって全体の動作が統括される。プリンタ・コント
ローラ10にはメイン・メモリ12が含まれている。このメ
イン・メモリ12にはプリンタ・コントローラ10の動作プ
ログラム,プリンタ20に送信し,プリンタ20によってプ
リントすべき画像を表わす画像データ,その他のデータ
が格納されている。またプリンタ・コントローラ10には
上述したアイソクロナス転送およびアシンクロナス転送
を行なうための通信制御回路13が含まれている。この通
信制御回路13には送信すべき1パケット分のデータを一
時記憶するための送信用転送メモリ13A,プリンタ20か
ら送信されてきた1パケット分のデータを一時記憶する
ための受信用転送メモリ13B,ならびにプリンタ・コン
トローラ10のIDを表わすデータおよびチャネル番号を
表わすデータを記憶するレジスタ13Cが含まれている。
アイソクロナス転送が行なわれるときは,アイソクロナ
ス期間ごとに通信制御回路13からメインCPU11に割込
みが行なわれる。この割込みに応答してメインCPU11
によってメイン・メモリ12から画像データの読出しが行
なわれる。
【0054】図2はプリンタ20の電気的構成を示すブロ
ック図である。
【0055】プリンタ20の全体の動作はシステム・コン
トローラ21によって統括される。システム・コントロー
ラ21にはプリント用紙の有無を含むプリンタ20の現在の
状態を表わすデータなどを一時記憶するRAM22および
プリンタ20の動作プログラム,プリンタ20の印画速度,
後述する送信用転送メモリ25A,受信用転送メモリ25B
およびFIFO(first in first out)メモリ26のメモリ
容量を含むプリンタの仕様データその他のデータが記憶
されているROM23が接続されている。さらにプリンタ
20には操作キーおよび状態表示回路24が含まれている。
操作キーによる設定を表わす信号はシステム・コントロ
ーラ21に与えられ,かつプリンタ20の状態が状態表示回
路24に表示される。
【0056】プリンタ20にも上述したアイソクロナス転
送およびアシンクロナス転送を行なうための通信制御回
路25が含まれている。この通信制御回路25には送信すべ
き1パケット分のデータを一時記憶するための送信用転
送メモリ25A,およびプリンタ・コントローラ10から送
信されてきた1パケット分のデータを一時記憶するため
の受信用転送メモリ25Bならびにプリンタ20のIDを表
わすデータおよびチャネル番号を記憶するレジスタ25C
が含まれている。通信制御回路25において1パケット分
のデータを受信すると通信割込みが発生しシステム・コ
ントローラ21に与えられる。この割込みに応答して,受
信したデータのFIFOメモリ26への転送が行なわれ
る。
【0057】プリンタ20にはFIFOメモリ26が含まれ
ている。このFIFOメモリ26はプリンタ20によってプ
リントされる画像を表わす画像データのうち2ライン分
の画像データを記憶できる容量をもつものである。
【0058】プリント・エンジン28は印画ヘッドを含
み,システム・コントローラ21からのプリント開始要求
信号に応答してプリントを開始する。システム・コント
ローラ21からプリント・エンジン28にプリント開始要求
信号が与えられると,プリント・エンジン28からデータ
要求信号が発生しFIFOメモリ26に与えられる。プリ
ント・エンジン28からのデータ要求信号に応答して,記
憶している画像データがFIFOメモリ26から出力され
る。1ライン分の画像データがFIFOメモリ26から出
力されると転送完了割込信号が,FIFOメモリ26から
システム・コントローラ21に与えられる。これによりシ
ステム・コントローラ21はFIFOメモリ26から1ライ
ン分の画像データが出力されたことを認識する。
【0059】FIFOメモリ26から出力されたデータは
データ処理回路27に与えられ,システム・コントローラ
21によって設定された色変換係数にもとづく色変換処理
を含むデータ処理が行なわれ,出力される。データ処理
回路27から出力された画像データがプリント・エンジン
28に与えられ,プリント・エンジン28に含まれる印画ヘ
ッドによって一定速度でプリントされる。
【0060】図3は,プリンタ・コントローラ10からプ
リンタ20に画像データを送信するときのタイム・チャー
ト,図4は,プリンタ・コントローラ10からプリンタ20
に画像データを送信するときにプリンタ・コントローラ
10とプリンタ20との間において行なわれるコマンドおよ
びデータの送受信の様子を表わしている。ここでは簡単
のために1台のプリンタ・コントローラ10と1台のプリ
ンタ20とが接続されているものとする。上述したように
IEEE標準1394では合計63台の機器の接続が可能
であるので,プリンタ・コントローラとプリンタを含め
て合計63台の機器を接続し,所望のプリンタに画像デー
タを送信し,プリントすることもできる。図1および図
2の例ではたとえばプリンタ・コントローラ10が親(サ
イクル・マスタ)であり,プリンタ20が子である。
【0061】この実施例では,プリンタ20から画像デー
タの転送要求が出力されプリンタ・コントローラ10に与
えられる。転送要求をプリンタ・コントローラ10が入力
すると,その転送要求に応答して通信制御回路13によっ
てプリント・データがプリンタ・コントローラ10からプ
リンタ20に送信される。
【0062】まず,レディ信号の出力要求コマンドがプ
リンタ・コントローラ10から出力され,プリンタ20に与
えられる。プリンタ20においてレディ信号出力要求信号
が受信されると,システム・コントローラ21によってR
AM22が参照されレディ状態であればレディ信号が出力
される。プリント・コントローラ10においてレディ信号
が受信されると,第1のプリンタ仕様データ要求コマン
ドがプリンタ・コントローラ10から出力されプリンタ20
に与えられる。プリンタ20において第1のプリンタ仕様
データ要求コマンドが受信されるとシステム・コントロ
ーラ21によってプリンタ20の印画速度,FIFOメモリ
26の記憶容量を含むプリンタ20の固定仕様データがRO
M23から読出される。この固定の仕様データはプリンタ
20からプリント・コントローラ10に与えられる。
【0063】つづいてプリンタ・コントローラ10からプ
リンタ20にプリンタ予約データが与えられる。プリンタ
予約データはプリンタ20がプリンタ・コントローラ10か
らの画像データの送信を受付けるようにプリンタを設定
するデータであり,プリンタ20のRAM22に書込まれ
る。さらに第2のプリンタ仕様データ要求コマンドがプ
リンタ・コントローラ10から出力されプリンタ20に与え
られる。プリンタにおいて第2のプリンタ仕様データ要
求コマンドが受信されるとシステム・コントローラ21に
よってプリンタ20の現在の状態を表わすデータがRAM
22から読出される。この現在の状態を表わすデータはプ
リンタ20からプリント・コントローラ10に与えられる。
第2のプリンタ仕様データ要求コマンドの送信から第2
のプリンタ仕様データの受信までの間は,プリンタ・コ
ントローラ10からプリンタ20に空データ(空データとは
図12に示すアシンクロナス・データ・パケット・フォー
マットにおいて送信データが空のデータまたは図15に示
すアイソクロナス・データ・パケット・フォーマットに
おいて画像データが空のデータをいう)を送信してもよ
い。
【0064】ここまでのプリンタ・コントローラ10とプ
リンタ20とのデータまたはコマンドの送受信は図13に示
すフォーマットにしたがってアシンクロナス転送で行な
われる。もっともアシンクロナス転送ではなく,アイソ
クロナス転送を用いるようにしてもよい。次に述べるプ
リント・スタンバイ・コマンド以降の転送データはアイ
ソクロナス転送となる。
【0065】つづいてプリンタ・コントローラ10とプリ
ンタ20との間においてアイソクロナス転送を行なうため
にプリンタ・コントローラ10およびプリンタ20にチャネ
ル番号の設定が行なわれる。プリンタ・コントローラ10
に設定されたチャネル番号を表わすデータはレジスタ13
Cに記憶され,プリンタ20に設定されたチャネル番号を
表わすデータはレジスタ25Cにも記憶される。
【0066】チャネル番号が設定されると,図15に示す
パケット・フォーマットにしたがって,メインCPU11
の制御のもとに通信制御回路13においてプリンタ・スタ
ンバイ・コマンドが生成され,プリンタ・コントローラ
10からプリンタ20に送信される。プリンタ20においてプ
リンタ・スタンバイ・コマンドが受信されると,プリン
タ用紙のホーム・ポジションへの位置決めなどのプリン
ト準備が開始する。プリンタ20においてプリント準備が
終了するとプリント準備完了および転送要求データがプ
リンタ20から出力され,プリンタ・コントローラ10に与
えられる。プリント・スタンバイ・コマンドの送信から
プリント準備完了および転送要求データの受信までの間
も,プリンタ・コントローラ10からプリンタ20に空デー
タが送信される。
【0067】プリント準備完了および転送要求データが
プリンタ20から出力されると,1パケットで送信できる
データ量の送信プリント・データ(画像データ)がメイ
ン・メモリ12から読出され通信制御回路13に含まれる送
信用転送メモリ13Aに与えられ一時記憶される。通信制
御回路13において図14のフォーマットにしたがってパケ
ットが生成される。画像の最初の部分を表わすプリント
・データを送信するときにはその旨を表わすように同期
ビットSy が「1」とされる。このようにして生成され
たプリント・データはプリント準備完了および転送要求
データの出力後にプリンタ・コントローラ10から送信さ
れ,プリンタ20において受信される。
【0068】図1および図2に示す例では1台のプリン
タ・コントローラ10に1台のプリンタ20が接続されてい
るので,アイソクロナス・サイクル期間内におけるデー
タの送受信をこれらのプリント・コントローラ10とプリ
ンタ20とだけで使用できる。プリント・コントローラ10
からプリンタ20に送信する画像データのデータ量をアイ
ソクロナス転送において許容される範囲まで大きくでき
る。画像データの転送が迅速となる。
【0069】プリンタ・コントローラ10から送信された
1パケット分のデータは,通信制御回路25に含まれる受
信用転送メモリ25Bに一時記憶される。通信用制御回路
25において1パケット分のデータに含まれるチャネル番
号を表わすデータとレジスタ25に記憶されているチャネ
ル番号を表わすデータとの比較により自分宛に送信され
たデータかどうかが判断される。自分宛に送信されたデ
ータであることが判断されると通信割込みが発生し,シ
ステム・コントローラ21の制御のもとFIFOメモリ26
に順次書込まれていく。
【0070】FIFOメモり26に格納されたプリント・
データは,プリント・エンジン28からのデータ要求信号
にしたがって読出され,データ処理回路27を介してプリ
ント・エンジン28に与えられる。これによりプリント・
エンジン28に含まれる印画ヘッドによって一定速度で画
像がプリントされていく。
【0071】プリンタ20においてFIFOメモリ26から
システム・コントローラ21に転送完了割込みが入力する
と,システム・コントローラ21から転送要求コマンドが
出力される。この転送要求コマンドは通信制御回路25か
らプリンタ・コントローラ10に与えられる。転送要求コ
マンドがプリンタ・コントローラ10に与えられることに
より再び図15に示すフォーマットにしたがってパケット
が生成され,プリント・データがプリンタ・コントロー
ラ10からプリンタ20に送信される。このようにプリンタ
・コントローラ10からプリンタ20へのプリント・データ
の送信タイミングは,プリンタ20からプリンタ・コント
ローラ10に与えられる転送要求コマンドによって規定さ
れる。プリント・データの送信後転送要求コマンドの入
力までの間は,プリンタ・コントローラ10からプリンタ
20には空データが送信される。
【0072】転送要求コマンドの入力に応答してプリン
タ・コントローラ10からプリンタ20にプリント・データ
が送信されるので,プリンタ20には一駒分の画像データ
を格納する大容量の画像メモリを備える必要がない。わ
ずか数ライン分の画像データを格納できるFIFOメモ
リ26を備えておくだけで一定速度のプリントが可能とな
る。
【0073】画像の最後の部分を表わす画像データがメ
イン・メモリ12から読出されると,画像の最後の部分を
表わすように同期ビットSy が「2」に設定されて,通
信制御回路13においてパケット・データが生成される。
この最後の画像データがプリンタ・コントローラ10から
プリンタ20に送信されて一駒分の画像データの送信が終
了する。
【0074】プリント・データの送信が終了すると,プ
リントの終了を表わすデータがプリンタ20からプリンタ
・コントローラ10に与えられる。プリンタ・コントロー
ラ10においてプリンタの終了を表わすデータが受信され
ると,プリンタ動作解除コマンドがプリンタ・コントロ
ーラ10からプリンタ20に与えられる。プリンタ20におい
てプリンタ動作解除コマンドが受信されると,RAM22
に記憶されたプリンタのデータなどが消去され,プリン
タ20は初期化される。
【0075】また空データを送信するときには同期ビッ
トSy を「4」に設定してもよい。これにより同期ビッ
トSy の内容を読取ることによって空データか否かを検
出できる。空データの検出により,プリンタ20が受信し
たデータのFIFOメモリ26への転送が不要となる。
【0076】上述の実施例においては,プリンタ20のシ
ステム・コントローラ21はFIFOメモリ26から出力さ
れる転送完了割込を入力することにより転送要求コマン
ドを出力し,プリンタ・コントローラ10に与えている。
しかしながら,FIFOメモリ26に記憶されているデー
タ量をシステム・コントローラ21が監視し,FIFOメ
モリ26に記憶されているデータ量が少なくなったときに
システム・コントローラ21から転送要求コマンドを出力
するようにしてもよい。
【0077】図5および図6は他の実施例を示してい
る。図5は,プリンタ・コントローラ10からプリンタ20
に画像データを送信するときのタイム・チャート,図6
は,プリンタ・コントローラ10からプリンタ20にプリン
ト・データを送信するときにプリンタ・コントローラ10
とプリンタ20との間において行なわれるコマンドおよび
データの送受信一部の様子を表わしている。
【0078】図5および図6に示す実施例では,プリン
タ20からプリンタ・コントローラ10にプリント・データ
の送信周期を表わす転送レートが与えられる。プリンタ
・コントローラ10はプリンタ20から与えられる転送レー
トにしたがった送信周期によってプリント・データをプ
リンタ20に送信する。
【0079】プリンタ・コントローラ10からプリンタ20
へのプリント・データの送信処理を繰返しているとき
に,プリント・データの受信周期(送信周期)が長いた
めにFIFOメモリ26が空になることがある。図5およ
び図6に示す実施例ではプリンタ20のシステム・コント
ローラ21はFIFOメモリ26を監視し,現在の転送レー
トを維持するとFIFOメモリ26が空になるかどうかを
判断する。FIFOメモリ26が空になる場合には,シス
テム・コントローラ21は転送レートを短縮することを表
わす転送レート短縮要求コマンドを出力し,プリンタ・
コントローラ10に与える。プリンタ・コントローラ10は
転送レート短縮要求コマンドを入力すると,プリント・
データの送信周期を短かくする。これによりFIFOメ
モリ26が空になることを防止でき,画像データの連続性
を保つことができる。
【0080】またプリンタ・コントローラ10からプリン
タ20へのプリント・データの送信処理を繰返していると
きに,プリント・データの受信周期が短かいために受信
したプリント・データがFIFOメモリ26からあふれ,
FIFOメモリ26への記憶ができなくなることがある。
図5および図6に示す実施例ではプリンタ20のシステム
・コントローラ21はFIFOメモリ26を監視し,現在の
転送レートを維持するとプリント・データがFIFOメ
モリ26からあふれるかどうかを判断する。FIFOメモ
リ26から受信したプリント・データがあふれる場合に
は,システム・コントローラは転送レートを延長するこ
とを表わす転送レート延長要求コマンドを出力し,プリ
ンタ・コントローラ10に与える。プリンタ・コントロー
ラ10は転送レート延長要求コマンドを入力すると,プリ
ント・データの送信周期を長くする。これによりプリン
タ20において受信したプリント・データがFIFOメモ
リ26からあふれることを防止でき,画像データの連続性
を保つことができる。
【0081】上述した実施例においては,FIFOメモ
リ26が空になりそうな場合およびFIFOメモリ26から
プリント・データがあふれそうな場合にはプリント・デ
ータの送信の転送レートを変えている。しかしながら,
転送レートを変えなくとも,パケットに含まれるプリン
ト・データのデータ量を調整することにより対処しても
よい。すなわち,FIFOメモリ26が空になりそうな場
合には1パケットに含まれるプリント・データのデータ
量を多くするようなコマンドをプリンタ20からプリンタ
・コントローラ10に与え,FIFOメモリ26からプリン
ト・データがあふれそうな場合には1パケットに含まれ
るプリント・データのデータ量を少なくするようなコマ
ンドをプリンタ20からプリンタ・コントローラ10に与え
る。
【0082】図7および図8はさらに他の実施例を示す
もので,図7はプリンタ・コントローラとプリンタとの
接続例を示し,図8はプリンタ・コントローラ10からプ
リンタ20にプリント・データを送信するときにプリンタ
・コントローラ10をプリンタ20との間において行なわれ
るコマンドおよびデータの送受信の様子を表わしてい
る。
【0083】図7に示すようにプリンタ・コントローラ
10に複数台のプリンタ30,40および50がIEEE139
4にもとづくケーブルによって接続されている。
【0084】図7および図8に示す実施例においてはプ
リンタ・コントローラ10に接続されているすべてのプリ
ンタ30,40および50から転送要求が出力されたときにプ
リント・データを,プリンタ・コントローラ10から送信
する。プリンタ・コントローラ10に接続されているプリ
ンタ30,40および50のうちのいずれかのプリンタから転
送要求が出力されても,プリンタ・コントローラ10に接
続されているすべてのプリンタ30,40および50から転送
要求が出力されるまではプリンタ・コントローラ10は空
データを出力する。
【0085】図7に示す実施例では,プリンタ・コント
ローラ10に接続されているすべてのプリンタ30,40およ
び50から転送要求が出力されたときにプリント・データ
をプリンタ・コントローラ10から送信するのでブロード
・キャスト(同じデータをすべてのノードに対して送信
すること)が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プリンタ・コントローラの電気的構成を示すブ
ロック図である。
【図2】プリンタの電気的構成を示すブロック図であ
る。
【図3】プリンタ・コントローラからプリンタに画像デ
ータを送信する場合のタイム・チャートである。
【図4】プリンタ・コントローラからプリンタに画像デ
ータを送信する場合にプリンタ・コントローラとプリン
タとの間で送受信されるコマンドおよびデータを示して
いる。
【図5】プリンタ・コントローラからプリンタに画像デ
ータを送信する場合のタイム・チャートである。
【図6】プリンタ・コントローラからプリンタに画像デ
ータを送信する場合にプリンタ・コントローラとプリン
タとの間で送受信されるコマンドおよびデータを示して
いる。
【図7】プリンタとプリンタ・コントローラとの接続例
を示している。
【図8】プリンタ・コントローラからプリンタに画像デ
ータを送信する場合にプリンタ・コントローラとプリン
タとの間で送受信されるコマンドおよびデータを示して
いる。
【図9】IEEE1394によって接続された機器のブ
ロック図である。
【図10】IEEE1394によって接続された機器を
ツリー構造にして示すブロック図である。
【図11】アイソクロナス転送のタイム・チャートであ
る。
【図12】サイクル・スタート・パケット・フォーマッ
トを示す。
【図13】アシンクロナス転送されるデータのパケット
・フォーマットを示す。
【図14】アイソクロナス・コマンド・パケット・フォ
ーマットを示す。
【図15】アイソクロナス・データ・パケット・フォー
マットを示す。
【符号の説明】
10 プリンタ・コントローラ 11 メインCPU 12 メイン・メモリ 13,25 通信制御回路 13A,25A 送信用転送メモリ 13B,25B 受信用転送メモリ 20,30,40,50 プリンタ 21 システム・コントローラ 26 FIFOメモリ 28 プリンタ・エンジン

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バス接続されたプリンタ・コントローラ
    とプリンタとから構成され,上記プリンタ・コントロー
    ラは画像データをバスを通して上記プリンタに供給し,
    上記プリンタは上記プリンタ・コントローラから供給さ
    れる画像データによって表わされる画像を一定速度で印
    画するプリンタ・システムにおいて,上記プリンタには
    一駒分の画像を表わす画像データのデータ量よりも少な
    い画像データの記憶容量をもち,かつ上記プリンタ・コ
    ントローラから供給される画像データを一時記憶するバ
    ッファ・メモリおよび画像データの転送要求を出力する
    手段が設けられており,上記プリンタ・コントローラ
    は,上記転送要求の出力に応答して,パケット単位で上
    記プリンタへ画像データを送信する画像データ送信制御
    手段をさらに備え,上記プリンタは,上記プリンタ・コ
    ントローラから送信される画像データを受信し,上記バ
    ッファ・メモリに記憶させる記憶制御手段,および上記
    バッファ・メモリに記憶された画像データを読出し,読
    出された画像データによって表わされる画像を一定速度
    で印画する印画制御手段をさらに備えている,プリンタ
    ・システム。
  2. 【請求項2】 上記プリンタは,一駒分の画像のほぼ1
    ライン分の印画ごとに上記転送要求を出力する,請求項
    1に記載のプリンタ・システム。
  3. 【請求項3】 上記プリンタ・コントローラが,上記転
    送要求の出力に応答して上記画像データ送信制御手段に
    よって画像データが送信された後次の上記転送要求出力
    までの間,空データの送信をパケット単位で繰返す空デ
    ータ送信制御手段をさらに備えている,請求項1に記載
    のプリンタ・システム。
  4. 【請求項4】 上記バッファ・メモリに記憶されている
    画像データが無くならないように,上記プリンタが,上
    記画像データの転送要求を出力するものである,請求項
    1に記載のプリンタ・システム。
  5. 【請求項5】 上記画像データ送信制御手段が,上記バ
    ッファ・メモリに記憶されている画像データが無くなら
    ないように上記パケットに含まれる画像データ量を変更
    して画像データを送信するものである,請求項1に記載
    のプリンタ・システム。
  6. 【請求項6】 上記プリンタが,印画準備設定要求コマ
    ンドを入力したことにより印画に関する準備を行なうも
    のであり,この準備の終了後に上記転送要求を出力する
    請求項1に記載のプリンタ・システム。
  7. 【請求項7】 上記印画準備設定要求コマンドが上記プ
    リンタ・コントローラから出力されるものであり,上記
    プリンタ・コントローラは,上記印画準備設定要求コマ
    ンドの出力後から上記転送要求の出力までの間,空デー
    タの送信をパケット単位で繰返す空データ送信制御手段
    をさらに備えている,請求項6に記載のプリンタ・シス
    テム。
  8. 【請求項8】 上記プリンタ・コントローラには上記プ
    リンタが複数台接続されており,上記プリンタは,すべ
    ての上記プリンタからの上記転送要求の出力があったこ
    とに応答して,パケット単位で上記プリンタへ画像デー
    タを送信するものである,請求項1に記載のプリンタ・
    コントローラ。
  9. 【請求項9】 バス接続されたプリンタ・コントローラ
    とプリンタとから構成され,上記プリンタ・コントロー
    ラは画像データをバスを通して上記プリンタに供給し,
    上記プリンタは上記プリンタ・コントローラから供給さ
    れる画像データによって表わされる画像を一定速度で印
    画し,上記プリンタには一駒分の画像を表わす画像デー
    タのデータ量よりも少ない画像データの記憶容量をも
    ち,かつ上記プリンタ・コントローラから供給される画
    像データを一時記憶するバッファ・メモリおよび画像デ
    ータの転送要求を出力する手段が設けられているプリン
    タ・システムに用いられるプリンタ・コントローラであ
    り,上記プリンタから出力される画像データの転送要求
    に応答してパケット単位で上記プリンタへ画像データを
    送信する画像データ送信制御手段を備えている,プリン
    タ・コントローラ。
  10. 【請求項10】 一駒分の画像を表わす画像データのデ
    ータ量よりも少ない画像データの記憶容量をもち,画像
    データを一時記憶するバッファ・メモリ,印画準備設定
    要求に応答して印画に関する準備を行なう印画準備制御
    手段,上記印画準備制御手段における上記印画に関する
    準備の終了後に上記バッファ・メモリへの画像データの
    記憶を受付ける記憶制御手段,および上記バッファ・メ
    モリに記憶された画像データを読出し,読出された画像
    データによって表わされる画像を一定速度で印画する印
    画制御手段,を備えたプリンタ。
  11. 【請求項11】 バス接続されたプリンタ・コントロー
    ラとプリンタとから構成され,上記プリンタ・コントロ
    ーラは画像データをバスを通して上記プリンタに供給
    し,上記プリンタは上記プリンタ・コントローラから供
    給される画像データによって表わされる画像を一定速度
    で印画するプリンタ・システムにおいて,上記プリンタ
    には一駒分の画像を表わす画像データのデータ量よりも
    少ない画像データの記憶容量をもち,かつ上記プリンタ
    ・コントローラから供給される画像データを一時記憶す
    るバッファ・メモリおよび画像データの転送要求を出力
    する手段が設けられており,上記プリンタ・コントロー
    ラは,上記転送要求の出力に応答して,パケット単位で
    上記プリンタへ画像データを送信し,上記プリンタは,
    上記プリンタ・コントローラから送信される画像データ
    を受信し,上記バッファ・メモリに記憶させ,上記バッ
    ファ・メモリに記憶された画像データを読出し,読出さ
    れた画像データによって表わされる画像を一定速度で印
    画する,プリンタ・システムの動作制御方法。
  12. 【請求項12】 上記プリンタは,一駒分の画像のほぼ
    1ライン分の印画ごとに上記転送要求を出力するもので
    ある,請求項11に記載のプリンタ・システムの動作制御
    方法。
  13. 【請求項13】 上記プリンタ・コントローラは,上記
    転送要求の出力に応答して上記画像データ送信制御手段
    によって画像データが送信された後次の上記転送要求出
    力までの間,空データの送信をパケット単位で繰返すも
    のである,請求項11に記載のプリンタ・システムの動作
    制御方法。
  14. 【請求項14】 上記バッファ・メモリに記憶されてい
    る画像データが無くならないように,上記プリンタが,
    上記画像データの転送要求を出力するものである,請求
    項11に記載のプリンタ・システムの動作制御方法。
  15. 【請求項15】 上記プリンタ・コントローラは,上記
    バッファ・メモリに記憶されている画像データが無くな
    らないように上記パケットに含まれる画像データ量を変
    更して画像データを送信するものである,請求項11に記
    載のプリンタ・システムの動作制御方法。
  16. 【請求項16】 上記プリンタは,印画準備設定要求コ
    マンドを入力したことにより印画に関する準備を行なう
    ものであり,この準備の終了後に上記転送要求を出力す
    るものである,請求項11に記載のプリンタ・システムの
    動作制御方法。
  17. 【請求項17】 上記印画準備設定要求コマンドが上記
    プリンタ・コントローラから出力されるものであり,上
    記プリンタ・コントローラは,上記印画準備設定要求コ
    マンドの出力後から上記転送要求の出力までの間,空デ
    ータの送信をパケット単位で繰返すものである,請求項
    16に記載のプリンタ・システムの動作制御方法。
  18. 【請求項18】 上記プリンタ・コントローラには上記
    プリンタが複数台接続されており,上記プリンタは,す
    べての上記プリンタからの上記転送要求の出力があった
    ことに応答して,パケット単位で上記プリンタへ画像デ
    ータを送信するものである,請求項11に記載のプリンタ
    ・システムの動作制御方法。
  19. 【請求項19】 バス接続されたプリンタ・コントロー
    ラとプリンタとから構成され,上記プリンタ・コントロ
    ーラは画像データをバスを通して上記プリンタに供給
    し,上記プリンタは上記プリンタ・コントローラから供
    給される画像データによって表わされる画像を一定速度
    で印画し,上記プリンタには一駒分の画像を表わす画像
    データのデータ量よりも少ない画像データの記憶容量を
    もち,かつ上記プリンタ・コントローラから供給される
    画像データを一時記憶するバッファ・メモリおよび画像
    データの転送要求を出力する手段が設けられているプリ
    ンタ・システムに用いられるプリンタ・コントローラの
    動作方法であり,上記プリンタから出力される画像デー
    タの転送要求に応答してパケット単位で上記プリンタへ
    画像データを送信する,プリンタ・コントローラの動作
    方法。
  20. 【請求項20】 一駒分の画像を表わす画像データのデ
    ータ量よりも少ない画像データの記憶容量をもち,画像
    データを一時記憶するバッファ・メモリを備えたプリン
    タの動作制御方法であり,プリント準備設定要求に応答
    して印画に関する準備を行ない,上記印画に関する準備
    の終了後に上記バッファ・メモリへの画像データの記憶
    を受付け,上記バッファ・メモリに記憶された画像デー
    タを読出し,読出された画像データによって表わされる
    画像を一定速度で印画する,プリンタの動作制御方法。
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US7062579B2 (en) 1997-02-14 2006-06-13 Canon Kabushiki Kaisha Data transmission apparatus, system and method, and image processing apparatus

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