JPH10107999A - 画像処理装置及びその方法と、コンピュータ可読メモリ - Google Patents

画像処理装置及びその方法と、コンピュータ可読メモリ

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JPH10107999A
JPH10107999A JP8254914A JP25491496A JPH10107999A JP H10107999 A JPH10107999 A JP H10107999A JP 8254914 A JP8254914 A JP 8254914A JP 25491496 A JP25491496 A JP 25491496A JP H10107999 A JPH10107999 A JP H10107999A
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image
synthesizing
unit
synthesized
filtering
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JP8254914A
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Masaki Hara
正樹 原
Shunpei Takenaka
駿平 竹中
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Canon Inc
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少なくとも2つの画像を合成する際に、少な
くとも一方の画像に対して画像処理を施して合成するこ
とにより、より多彩な画像表現を簡単な操作で可能とす
る画像処理装置及びその方法を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 画像Aと画像Bを合成する際に、画像A
の透過画像A′を作成し、画像Bをフィルタ処理した画
像B′を作成する。そして、画像A′と画像B′とを合
成して画像B″を作成し、更に、画像B″と画像Aとを
合成することにより、遠近感を表現した最終合成画像C
を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理装置及びそ
の方法と、コンピュータ可読メモリに関し、例えば少な
くとも2つの画像を合成する画像処理装置及びその方法
と、その画像処理方法が格納されたコンピュータ可読メ
モリに関する。
【0002】
【従来の技術】近年の画像処理技術の発達に伴い、画像
処理装置によって作成される画像への要求も高まりつつ
ある。
【0003】例えば、イメージスキャナ等で読み込んだ
自然画像をユーザが作成したテキスト画像に合成して出
力する等、少なくとも2つの画像を合成して1つの画像
を作成する画像合成機能は、特にDTP(デスクトップ
パブリッシング)を実現する画像処理装置においては不
可欠となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の画
像処理装置においては、上記画像合成を行う際に、単純
な合成しかできなかった。即ち、例えば合成対象の画像
について互いに遠近感を表現したい等、合成対象画像の
関係を変更したい場合においても、それぞれの画像をそ
のまま合成することしかできないため、所望するような
画像合成は行なえなかった。
【0005】即ち、合成対象画像のそれぞれに対して異
なる画像処理を施した後に合成することによって、より
多彩な表現を実現することは困難であった。
【0006】本発明は上述した問題点を解決するために
なされたものであり、少なくとも2つの画像を合成する
際に、少なくとも一方の画像に対して画像処理を施して
合成することにより、より多彩な画像表現を簡単な操作
で可能とする画像処理装置及びその方法を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ための一手段として、本発明の画像処理装置は以下の構
成を備える。
【0008】即ち、少なくとも2つの画像を合成する合
成手段と、前記合成手段によって合成される少なくとも
2つの画像のうち、少なくとも一方に対してフィルタ処
理を施すフィルタ手段とを有することを特徴とする。
【0009】また、上述した目的を達成するための一手
法として、本発明の画像処理方法は以下の工程を備え
る。
【0010】即ち、画像に対してフィルタ処理を施すフ
ィルタ工程と、前記フィルタ処理が施された画像を含む
少なくとも2つの画像を合成する合成工程とを有するこ
とを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る一実施形態に
ついて、図面を参照して詳細に説明する。
【0012】<第1実施形態>本実施形態においては、
画像合成処理として2つの画像を合成する場合を例と
し、以下説明を行う。
【0013】図1は本実施形態を適用する画像処理装置
の構成を示すブロック図である。
【0014】同図において1は中央処理装置(CPU)
であり、バスライン(BL)7を介して以下に説明する
各種構成と接続されている。CPU1は読出し専用メモ
リ(ROM)8に記憶されたプログラム(PRG)8a
に従って、RAM9をワークメモリとして使用しながら
各種の処理/制御を行う。2はキーボード(KBD)で
あり、カーソル移動や一般的な文字や画像入力および編
集処理のためのキーを備えている。3はカラー表示装置
(LCD)であり、表示用書き込み専用メモリであるV
RAM4に書き込まれた多値カラーデータを表示する。
5はイメージスキャナであり、カラー原稿画像等を走査
して光学的に読み取り、読み取った画像をデータ化し
て、後述する画像メモリGA9b,GA9cに格納す
る。
【0015】また、6はカラー画像等を印刷するための
カラープリンタ(PRT)である。10はフロッピーデ
ィスク装置(FDD)、11はハードディスク装置(H
DD)であり、他の機器との間のやりとりするデータ
や、スキャナ5で読み取った画像を記憶保持するもので
ある。尚、上記のごとく、各種の処理/制御を行うPR
G8aはROM8内に予め記憶されているが、該プログ
ラムをFDD10やHDD11に記憶することも可能で
ある。例えば、該プログラムをFDD10に記憶した場
合、該プログラムは本画像処理装置に着脱可能となる。
【0016】12はマウスであり、LCD3の表示画面
上におけるポインティングデバイスとして、位置指示を
行うものである。
【0017】また、RAM9の内部はいくつかに分割さ
れ、各々固有の目的のために使用される。WORK9a
は上記のごとくプログラムを動作させるために使用する
ワークエリアである。GA9bおよびGB9cは合成す
る画像をそれぞれ格納するための画像メモリである。画
像編集メモリ9fは各種画像編集を行う際に、ワークエ
リアとして使用される画像メモリである。
【0018】また、RAM9内のPA9dおよびPB9
eは、本実施形態において合成対象となる2画像につい
て、その指定領域外を透過画像に変換してそれぞれ格納
する、透過画像メモリである。この透過画像変換および
透過画像メモリPA9d,PB9eについての詳細は後
述する。
【0019】尚、本実施形態における画像メモリGA9
b,GA9c、及び透過画像メモリPA9d,PA9e
は、それぞれ1画面分の画像データを格納可能な容量で
ある。画像メモリGA9b,GA9cに対し、画像デー
タの各々の画素は、図2において21,22,23で示
される様に、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン
(C)の各色毎に8ビットで記憶される。また、本実施
形態の特徴である透過画像メモリPA9d,PA9eに
対しては、図2において24で示される様に、画像の透
過度情報が、各画素毎に8ビットのビットパターンとし
て記憶される。
【0020】尚、本実施形態における透過度情報として
は、画素に対する8ビットが全て「1」であれば該画素
は透過画素であり、透過度=1と定義する。一方、8ビ
ットが全て「0」であれば該画素は不透過画素であり、
透過度=0と定義する。また、8ビットの全てが「0」
または「1」でない場合、該画素は半透過画素であり、
透過度は0から1の間の中間値をとるものと定義する。
【0021】次に、本実施形態における画像合成処理
を、図3のフローチャートを参照して詳細に説明する。
また、図4に本実施形態における画像合成処理の概念を
示す。
【0022】以下、画像Aと画像Bの2つの画像につい
て、画像Bを背景画像とし、その前面に画像Aを合成す
る場合について説明する。尚、いずれの画像を背景画像
とするかは、例えばKBD2を介してユーザが指定す
る。また、画像内における任意の画素を座標(m,n)
で表し、該画素における階調値をf(m,n)で表すと
する。
【0023】図3において、まずステップS301でス
キャナ5から画像Aを読み込み、画像メモリGA9bに
格納する。尚、例えば該画像AをFDD10やHDD1
1に格納しておき、必要に応じてFDD10又はHDD
11から検索してGA9bに読み込むことも可能であ
る。また、周知の技術により、画像AをKBD2より入
力/編集することも可能である。GA9bに格納された
画像AはVRAM4に転送され、LCD3に表示され
る。この表示画像の例を、図4に画像Aとして示す。
【0024】次にステップS302に進み、ユーザは画
像Aにおいて切り出したい領域を、LCD3の表示画面
上で指定する。
【0025】ここで、領域の指定方法について説明す
る。例えば図4の画像Aにおいて人物画像401を切り
出す場合には、人物画像401の周囲をマウス12で連
続的に囲んで指示することにより、領域指定を行う。ま
た、背景の特定色(通常は青色)部分を検出し、それ以
外の画像を切り出す、所謂クロマキーと呼ばれる手法も
適用できる。尚、本実施形態における領域指定は上記の
例に限定されるものではなく、ユーザの所望する特定領
域が指定可能であれば、周知のどのような方法を用いて
も良い。
【0026】次にステップS303に進み、画像Aから
指定した画像領域401を切り出すことによって透過画
像A′に変換し、透過画像メモリPA9dに転送して格
納する。
【0027】ここで、透過画像への変換処理について説
明する。まず、図2に示す透過度情報24のビット構成
において、画像Aにおける切り出し部分の画素位置の透
過度情報ビットを全て「0」(透過度=0,不透過)に
設定し、またY,M,Cの各色情報(21〜23)も、
全て「0」に設定する。一方、画像Aの切り出し部分以
外の画素については、透過度情報ビットを全て「1」
(透過度=1,完全透過)に設定し、Y,M,Cの各色
情報は全て「0」に設定する。
【0028】以上の変換により、画像Aにおいて切り出
した画像701に対応する領域403の画素は不透過
で、それ以外の画像領域402の画素は完全透過として
定義された透過画像A′が生成される。
【0029】そしてステップS304において、合成対
象となるもう一方の画像B(背景画像)を、同じくスキ
ャナ5から読み込み、画像編集メモリ9fに格納する。
尚、画像Aの場合と同様に、予め読み込んだ画像Bを例
えばFDD10やHDD11に格納しておき、必要に応
じて検索して画像編集メモリ9fに読み込むことも可能
である。また、KBD2を用いて画像Bを入力/編集す
ることも可能である。画像編集メモリ9fに格納された
画像BはVRAM4に転送され、LCD3に表示され
る。図4に、この画像Bの例を示す。
【0030】次にステップS305において、画像編集
メモリ9fに格納された画像Bに対してフィルタ処理を
行う。
【0031】ここで、本実施形態におけるフィルタ処理
について、図5を参照して説明する。尚、本実施形態の
フィルタ処理は、ROM8に記憶されたフィルタ処理プ
ログラムに基づいてCPU1により実行される。
【0032】本実施形態においては、画像Bに対して線
形平滑化フィルタ処理を施すことにより、画像にぼかし
処理(ソフトフォーカス)を行う。その原理としては、
画像上の任意の注目画素(m,n)の階調値f(m,
n)について、その近傍画素の階調値から新しい階調値
g(m,n)を決定する処理を、全ての画素について実
行する。このフィルタ処理は、以下の演算式によって実
行される。
【0033】
【数1】 上式は、図5に示す注目画素(m,n)と該注目画素の
8方向に隣接する画素の階調値の単純平均値を、注目画
素(m,n)の新しい階調値g(m,n)として設定す
るものである。
【0034】このフィルタ処理により、画像Bにおける
各画素間の階調値の変化を滑らかにする(平滑化する)
ことができ、従って画像全体にぼかし(ソフトフォーカ
ス)をかけることができる。
【0035】また、上式において係数Kは注目画素
(m,n)の重みを決める係数であり、0,1,2…と
係数Kを大きくするに従って注目画素(m,n)の重み
が増す。図6に、この様子を模式的に示す。図6の
(a)が、中心にある注目画素(m,n)の重みと、そ
の近傍画素(隣接する8方向の近傍画素)の重みを等し
く1にした例、即ち係数K=0にした例であり、一方、
図6の(b)は注目画素(m,n)の重みを近傍画素よ
り1だけ大きくした例、即ち係数K=1にした例であ
る。このように、注目画素(m,n)の重みを大きくす
る、即ち係数Kを大きくするに従って、注目画素(m,
n)は近傍画素の影響を受けにくくなり、ソフトフォー
カスが弱くなって原画像に近づいていく。
【0036】以上のようにステップS305において、
画像編集メモリ9fに格納された画像Bに対し、上記の
線形平滑化フィルタ処理を施した画像を画像メモリGB
9cに転送して格納する。その結果、全体がぼかされた
(ソフトフォーカスされた)画像B′を得ることができ
る。このぼかし画像B′は即ち、本実施形態の画像合成
処理において背景画像となるものであり、原画像Bに対
してソフトフォーカスをかけることによって、遠近感を
表現することを目的とする。
【0037】次に、ステップS306において、画像メ
モリGB9cに格納されたぼかし画像B′と、透過画像
メモリPA9dに格納された透過画像A′との合成処理
を行い、合成画像B″を画像編集メモリ9fに格納す
る。
【0038】この合成処理は、AND(論理積)演算処
理により行われる。つまり、ぼかし画像B′と透過画像
A′に対して各画素毎にAND演算を行い、その演算結
果(合成画像B′)を画像編集メモリ9fに格納するも
のである。透過画像A′は上記のごとく、ステップS3
02で切り出した画像部分は不透過であり、それ以外の
画像部分は完全透過である。従って、本ステップにおけ
る合成処理により、透過画像A′において切り出した画
像部分はぼかし画像(背景画像)B′中で白抜きとさ
れ、それ以外の画像部分はぼかし画像B′そのものとな
る。図4によれば、透過画像A′とぼかし画像B′に対
してAND演算を行い、合成画像B″が得られることが
分かる。
【0039】そして更にステップS307において、上
記合成画像B″と画像メモリGA9bに格納された原画
像Aとの合成処理を行い、最終合成画像Cを画像編集メ
モリ9fに格納する。
【0040】この合成処理は、OR(論理和)演算処理
により行われる。つまり、合成画像B″と画像Aに対し
て、各画素毎にOR演算を行い、その演算結果(最終合
成画像C)を画像編集メモリ9fに再格納するものであ
る。
【0041】この合成処理により、前ステップで生成さ
れた合成画像B″の白抜き部分に対して、画像Aの切り
出し画像401が合成される。図4によれば、画像Aと
合成画像B″に対してOR演算を行い、最終合成画像C
が得られることが分かる。
【0042】そして最後にステップS308において、
画像編集メモリ9fに格納された最終合成画像CをVR
AM4に転送してLCD3上に表示したり、PRT6で
記録媒体上に印刷する等、最終合成画像Cの出力を行
う。もちろん、最終合成画像Cの出力方法として、FD
D10やHDD11に格納保持することも可能である。
【0043】以上の動作処理により、図4からも分かる
様に、あたかも山(画像B)を背景にした人物(画像A
における切り出し画像401)に焦点を合わせて写真撮
影したかのような、遠近感のある合成画像(最終合成画
像C)を得ることができる。
【0044】以上説明した様に本実施形態によれば、画
像合成を行う際に背景画像にソフトフォーカス処理を施
してから合成することにより、遠近感を表現した自然な
合成画像を得ることができる。またこの際に、ユーザは
合成指示以外に特別な操作を行う必要がないため、より
操作性が向上する。
【0045】更に、画像の透過度情報記憶し、合成対象
となる一画像を透過画像に変換することにより、画像の
重なりを意識した合成が可能になる。
【0046】尚、本実施形態においては画像合成処理を
ROM8内の制御プログラムに従って、CPU1により
ソフトウェア的に実現する例について説明を行ったが、
勿論、各種処理を行う構成をそれぞれ設け、ハードウェ
ア的に実現することも可能である。この構成例を図7に
示す。図7に示す構成は、図3におけるステップS30
2,S303の処理を行う透過画像作成部141、ステ
ップS305の処理を行うフィルタ処理部142、ステ
ップS306の処理を行う第1合成部143、ステップ
S307の処理を行う第2合成部144、及びRAM9
に相当する画像メモリ145等を、それぞれハードウェ
アにより構成すれば良い。このようにハードウェア化す
ることにより、処理速度の向上が望める。
【0047】<第2実施形態>以下、本発明に係る第2
実施形態について説明する。
【0048】上述した第1実施形態においては、合成対
象となる2つの画像のうち、背景画像Bにフィルタ処理
を行う例について説明を行なった。第2実施形態におい
ては、逆に背景画像Bは原画像のままとし、前面に配さ
れる画像Aに対してフィルタ処理を行い、背景画像Bと
合成する例について説明する。
【0049】尚、第2実施形態における画像処理装置の
構成は第1実施形態における図1と同様であるため、説
明を省略する。
【0050】第2実施形態における画像合成処理を、図
8のフローチャートを参照して詳細に説明する。また、
図9に第2実施形態における画像合成処理の概念を示
す。
【0051】まず図8のステップS701において、第
1実施形態と同様、スキャナ5等から画像Aを入力し、
画像編集メモリ9fに格納する。そして、画像編集メモ
リ9fに格納された画像AをVRAM4に転送し、LC
D3に表示する。図9に、LCD3に表示された画像A
の例を示す。
【0052】そしてステップS702において、第1実
施形態と同様に画像Aにおいて切り出したい領域を表示
画面上で指定する。
【0053】次にステップS703に進み、第1実施形
態と同様に画像Aから指定した画像領域701を切り出
すことによって透過画像A′に変換し、透過画像メモリ
PA9dに転送して格納する。即ち、画像Aにおいて切
り出した画像701に対応する領域703の画素は不透
過で、それ以外の画像部分702の画素は完全透過とし
て定義された透過画像A′が生成される。
【0054】そしてステップS704において、画像編
集メモリ9fに格納された画像Aに対してフィルタ処理
を行う。このフィルタ処理は、ROM8に記憶されたフ
ィルタ処理プログラムに基づき、CPU1により実行さ
れる。第2実施例においても、画像Aに対して線形平滑
化フィルタ処理によりソフトフォーカスをかける処理を
行い、画像メモリGA9bに格納する。その結果、人物
画像がぼかされた(ソフトフォーカスされた)画像A″
を得ることができる。即ち第2実施形態においては、人
物画像Aに対してソフトフォーカスをかけることによっ
て、遠近感を表現することを目的とする。
【0055】次にS705において、合成対象となるも
う一方の画像B(背景画像)を、同じくスキャナ5等か
ら入力し、画像メモリGB9cに格納する。そして、画
像メモリGB9cに格納された画像BをVRAM4に転
送し、LCD3に表示する。図9に、LCD3に表示さ
れた画像Bの例を示す。
【0056】そしてステップS706において、画像メ
モリGB9cに格納された画像Bと、透過画像メモリP
A9dに格納された透過画像A′との合成処理を行い、
得られた合成画像B′を画像編集メモリ9fに格納す
る。尚、このステップにおける合成処理は、AND(論
理積)演算処理により行われる。この合成処理により、
透過画像A′において切り出した画像部分は背景画像B
中で白抜きとされ、それ以外の画像部分は背景画像Bそ
のものとなる。図9によれば、透過画像A′と背景画像
Bに対してAND演算を行い、合成画像B′が得られる
ことが分かる。
【0057】そして更にステップS707において、画
像メモリGA9bに格納されたぼかし画像A″と、上記
合成画像B′との合成処理を行い、最終合成画像Cを画
像編集メモリ9fに格納する。尚、このステップにおけ
る合成処理は、OR(論理和)演算処理により行われ
る。
【0058】この合成処理により、前ステップで生成さ
れた合成画像B′の白抜き部分に対して、線形平滑化フ
ィルタ処理されたぼかし画像A″が合成される。図9に
よれば、画像A″と合成画像B′に対してOR演算を行
い、最終合成画像Cが得られることが分かる。
【0059】そして最後にステップS708において、
画像編集メモリ9fに格納された最終合成画像CをLC
D3やPRT6に出力する。
【0060】以上の動作処理により、図9からも分かる
様に、あたかも山(画像B)に焦点を併せて人物(画像
Aにおける切り出し画像701)を写真撮影したかのよ
うな、遠近感のある合成画像(最終合成画像C)を得る
ことができる。
【0061】以上説明した様に第2実施形態によれば、
画像合成を行う際に前面画像にソフトフォーカス処理を
施してから合成することにより、遠近感を表現した自然
な合成画像を得ることができる。
【0062】尚、第2実施形態においては、前面の人物
画像に対してフィルタ処理(ソフトフォーカス化)を行
ったことにより、人物画像の輪郭部において透過度の拡
散現象が発生する。つまり、人物画像の輪郭部におい
て、人物画像と背景画像との混色が起こる。従って、第
2実施形態において前面の人物画像にフィルタ処理をか
け過ぎるとピンぼけ(前ぼけ)の度合が強くなってしま
うため、上記第1実施形態で説明したように、線形平滑
化フィルタ処理において注目画素の重みを大きくし、ソ
フトフォーカスの度合いを弱くすることが好ましい。
【0063】<第3実施形態>以下、本発明に係る第3
実施形態について説明する。
【0064】上述した第2実施形態においては、前面の
人物画像に対してフィルタ処理(ソフトフォーカス化)
を行うことにより、人物画像の輪郭部において透過度の
拡散現象が現れることを説明した。第3実施形態におい
ては、このような拡散現象の発生を考慮して、より自然
な画像合成を行う例について説明する。
【0065】尚、第3実施形態における画像処理装置の
構成は第1実施形態における図1と同様であるため、説
明を省略する。
【0066】第3実施形態における画像合成処理を、図
10のフローチャートを参照して詳細に説明する。
【0067】図10において、ステップS901〜S9
04は、第2実施形態における図8のステップS701
〜S704と同様であるため、説明を省略する。
【0068】ステップS905において、透過画像メモ
リPA9dに格納された透過画像A′に対して、ステッ
プS904で原画像Aに施したと同様のフィルタ処理を
施す。つまり、透過画像A′に対して線形平滑化フィル
タ処理によりソフトフォーカスをかけ、透過画像メモリ
PA9dに透過画像A"′として再格納する。
【0069】このフィルタ処理により、図11に示す様
に、透過画像A"′の輪郭部に拡散が発生する。即ち、
透過画像A"′の透過度は以下の様に変更されたことに
なる。
【0070】切り出し部分の画素の透過度は「0」 切り出し部分の輪郭部の画素の透過度は「0」より大
きく「1」未満 それ以外の部分の画素の透過度は「1」 このように、ステップS905においてフィルタ処理
(ソフトフォーカス)を行うことにより、画像Aの切り
出し部分の輪郭部は半透過状態に設定される。
【0071】次に、ステップS906において画像Bを
入力し、ステップS907で画像Bとフィルタ処理され
た透過画像A"′とを合成する。この合成処理は、透過
度の値に応じて行われる。この合成処理の詳細を図12
のフローチャートに示し、説明する。
【0072】まずステップS111において、透過画像
A"′の各画素の透過度の値を調べる。該透過度が
「0」又は「1」の場合、つまり上記およびに該当
する、切り出し部分又はその外部の合成を行う場合に
は、ステップS112において第2実施形態と同様にA
ND(論理積)演算を行う。
【0073】一方、透過画像A"′の画素の透過度が
「0」より大きく「1」未満である場合、つまり上記
に該当する切り出し部分の輪郭部の合成を行う場合に
は、以下のステップS113〜S115で示される合成
処理を行う。
【0074】まずステップS113で、画像Bにおい
て、透過画像A"′の輪郭部に一致する部分画素のYM
C値をRGB値に変換する。次にステップS114にお
いて、このRGB値に透過画像A"′の透過度を各画素
毎に乗算し、ステップS115で、該乗算結果のRGB
値をYMC値に再度変換する。このように、RGBの輝
度信号において各画素毎の透過度を反映させることによ
り、輪郭部と背景画像とのより自然な合成が可能とな
る。
【0075】ステップS907では、以上の2通りの演
算により得られた結果を、透過画像A"′と画像Bとの
合成画像B′として画像編集メモリ9fに格納する。こ
の合成処理により、合成画像B′においては、前面に合
成する人物画像の輪郭部に背景画像が拡散して配色(混
色)されることになる。
【0076】そしてステップS908に進み、合成画像
B’と原画像Aをフィルタ処理した画像A”との合成処
理を行って最終合成画像Cを得、画像編集メモリ9fに
格納する。ステップS908における合成処理は、上述
した図12のステップS112又はステップS115に
おいて得られたYMC値と、画像A″のYMC値との加
算処理により行われる。
【0077】そしてステップS909において、最終合
成画像CをLCD3やPRT6に出力する。
【0078】以上の動作処理により、フィルタ処理(ソ
フトフォーカス)によって発生する輪郭部の拡散現象
(前ぼけ)を利用して、人物画像の輪郭部と背景画像と
をより自然に合成することができる。
【0079】以上説明した様に第3実施形態によれば、
画像合成を行う際に前面画像(透過画像)にソフトフォ
ーカス処理を施し、かつ前面画像の輪郭部を拡散させる
ことにより、遠近感を表現しつつ、特に輪郭部において
より自然な合成を行うことができる。
【0080】また、透過度が「1」または「0」の場合
には単純な合成処理を行い、中間値の場合には乗算処理
により複雑な合成処理を行うといったように、透過度に
応じて合成処理を異ならせることにより、最適な合成処
理を最短時間で行うことができる。
【0081】<第4実施形態>以下、本発明に係る第4
実施形態について説明する。
【0082】上述した第1乃至第3実施形態において
は、そのフィルタ処理の例として、画像をぼかす(ソフ
トフォーカス)効果のある線形平滑化フィルタ処理につ
いて説明を行なった。
【0083】しかしながら本発明において適用可能なフ
ィルタ処理は線形平滑化フィルタ処理に限定されず、そ
の他のフィルタ処理、例えば差分フィルタと呼ばれる画
像中の輪郭を強調(シャープ化)する効果のあるフィル
タ処理や、特定の形状の画像を強調する効果のあるパタ
ーン抽出フィルタ処理等を適用することもできる。
【0084】また、前記線形平滑化フィルタ処理の説明
において、注目画素の重み係数(第1実施形態において
示した演算式における係数K)を種々変化させる例につ
いて説明を行ったが、該重み係数を必要に応じて変化さ
せることにより、例えば合成対象画像に応じてソフトフ
ォーカス度に変化を持たせることも可能である。即ち、
合成画像において表現したい遠近感の度合を所望するよ
うに制御することができる。
【0085】第4実施形態においては、画像合成処理に
おいてフィルタ処理を選択する例について説明する。
【0086】尚、第4実施形態における画像処理装置の
基本的な構成は、第1実施形態における図1と同様であ
る。
【0087】図13に、第4実施形態におけるフィルタ
選択部120の構成を示す。フィルタ選択部120にお
いて、122は第1のソフトフォーカス効果が得られる
フィルタ処理を行い、123は第2のソフトフォーカス
効果が得られるフィルタ処理を行うフィルタ処理部であ
る。また、124は第1のシャープ化を行うフィルタ処
理部である。このように、効果の異なる複数のフィルタ
処理部を、セレクタ121において選択信号Sに応じて
選択し、入力画像Bに対して選択されたフィルタ処理を
施すことによって、出力画像B′を得る。もちろん、入
力画像Aに対してフィルタ処理を施し、出力画像A′を
得ても良い。
【0088】このように、第4実施形態においてフィル
タ選択部を備えることにより、ソフトフォーカス度の選
択やシャープ化の選択を行い、所望の画像を得ることが
可能となる。
【0089】尚、図13においてフィルタ選択部120
の構成例を示したが、フィルタ選択処理をソフトウェア
によって実現する、即ちROM8内にフィルタ処理選択
の制御プログラムを備え、CPU1によって実行するこ
とももちろん可能である。
【0090】また、フィルタ選択部120においてセレ
クタ121における選択を制御する選択信号Sは、不図
示の外部スイッチによる選択の他、例えばLCD3に表
示したフィルタ選択メニューをKBD2やマウス12に
よってユーザが選択する方法等が考えられる。また、フ
ィルタ選択をソフトウェアによって実現する場合、予め
制御プログラムにおいて、処理対象画像に基づいて最適
なフィルタ処理を自動的に判断する方法等、フィルタ選
択については種々の形態が考えられるが、いずれも本発
明に適用できることは言うまでもない。
【0091】このようにフィルタ処理を選択可能とした
ことにより、例えば人物画像と背景画像とを合成する場
合、例えば背景画像が風景画であれば平滑化フィルタ処
理によりソフトフォーカス表現を行い、背景画像も人物
画像である場合には、差分フィルタ処理によりシャープ
化を行うといったように、より適切に合成画像を作成す
ることが可能となる。
【0092】以上説明した様に第4実施形態によれば、
合成対象の画像特徴に応じてフィルタ処理を選択するこ
とにより、ユーザの所望する最適な合成画像を得ること
ができる。
【0093】尚、上述した各実施形態においては、合成
対象となる2つの画像のうち、一方の画像にのみフィル
タ処理を施す例について説明を行なったが、両方の画像
に対してそれぞれフィルタ処理を施し、その後、該2つ
の画像を合成することも可能である。例えば、背景画像
にソフトフォーカス処理を行い、手前の人物画像にシャ
ープ化処理を行うことにより、更により自然な合成画像
を得ることができる。
【0094】また、本発明において合成対象となる画像
も2つに限定されず、3つ以上の画像の合成についても
同様に適用できることは言うまでもない。
【0095】<他の実施形態>尚、本発明は、複数の機
器(例えばホストコンピュータ,インタフェイス機器,
リーダ,プリンタなど)から構成されるシステムに適用
しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機,フ
ァクシミリ装置,ワードプロセッサなど)に適用しても
よい。
【0096】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0097】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0098】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0099】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0100】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0101】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明した各フローチャートに対応
するプログラムコードを格納することになるが、簡単に
説明すると、図14のメモリマップ例に示す各モジュー
ルを記憶媒体に格納することになる。即ち、少なくとも
「第1画像入力モジュール」「第2画像入力モジュー
ル」「フィルタ処理モジュール」「合成モジュール」
「合成画像出力モジュール」の各モジュールのプログラ
ムコードを記憶媒体に格納すればよい。
【0102】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、少
なくとも2つの画像を合成する際に、少なくとも一つの
画像にフィルタ処理を施してから合成を行うこにより、
遠近感を表現した自然な合成画像を得ることができる。
【0103】また、複数のフィルタ処理を可能とし、画
像に応じて適宣選択することにより、合成画像特徴に応
じた最適な合成、又はユーザの所望するより多彩な表現
が可能となる。
【0104】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態における画像処理装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】本実施形態における各画像メモリのビット構成
を説明するための図である。
【図3】本実施形態における画像合成処理を示すフロー
チャートである。
【図4】本実施形態における画像合成処理の概念を示す
図である。
【図5】本実施形態において使用される線形平滑化フィ
ルタ例を示す図である。
【図6】本実施形態において使用される線形平滑化フィ
ルタ例を示す図である。
【図7】本実施形態をハードウェアにより実現した際の
構成例を示すブロック図である。
【図8】本発明に係る第2実施形態における画像合成処
理を示すフローチャートである。
【図9】第2実施形態における画像合成処理の概念を示
す図である。
【図10】本発明に係る第3実施形態における画像合成
処理を示すフローチャートである。
【図11】第3実施形態における透過画像の拡散状態を
説明するための図である。
【図12】第3実施形態における透過画像の合成処理を
示すフローチャートである。
【図13】本発明に係る第4実施形態におけるフィルタ
選択部の構成を示すブロック図である。
【図14】本発明を記憶媒体に適用した際のメモリマッ
プを示す図である。
【符号の説明】
1 CPU 5 スキャナ 8 ROM 9 RAM 9b,9c 画像メモリ 9d,9e 透過画像メモリ 9f 画像編集メモリ 120 フィルタ選択部 141 透過画像作成部 142 フィルタ処理部 143 第1合成部 144 第2合成部 145 画像メモリ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2つの画像を合成する合成手
    段と、 前記合成手段によって合成される少なくとも2つの画像
    のうち、少なくとも一方に対してフィルタ処理を施すフ
    ィルタ手段と、 を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 更に、前記合成手段によって合成される
    少なくとも2つの画像のうち、第1の画像の透過画像を
    作成する透過画像作成手段を有することを特徴とする請
    求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記透過画像は、画像における全画素の
    透過度情報からなることを特徴とする請求項2記載の画
    像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記フィルタ手段は、前記第1の画像と
    は異なる第2の画像に対してフィルタ処理を行うことを
    特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記合成手段は、前記透過画像と前記フ
    ィルタ処理が施された第2の画像とを合成する第1の合
    成手段と、 該第1の合成手段によって合成された画像と前記第1の
    画像とを合成する第2の合成手段とを有することを特徴
    とする請求項4記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記フィルタ手段は、前記第1の画像に
    対してフィルタ処理を行うことを特徴とする請求項3記
    載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記合成手段は、前記透過画像と前記第
    1の画像とは異なる第2の画像とを合成する第1の合成
    手段と、 該第1の合成手段によって合成された画像と前記フィル
    タ処理が施された第1の画像とを合成する第2の合成手
    段とを有することを特徴とする請求項6記載の画像処理
    装置。
  8. 【請求項8】 更に、前記フィルタ手段は前記透過画像
    に対してフィルタ処理を行い、 前記第1の合成手段は、前記フィルタ処理が施された透
    過画像と前記第2の画像とを合成し、 前記第2の合成手段は、前記第1の合成手段によって合
    成された画像と前記フィルタ処理が施された第1の画像
    とを合成することを特徴とする請求項7記載の画像処理
    装置。
  9. 【請求項9】 前記第1の合成手段は、前記フィルタ処
    理が施された透過画像の画素毎の透過度に応じて、異な
    る合成を行うことを特徴とする請求項8記載の画像処理
    装置。
  10. 【請求項10】 前記フィルタ手段は、少なくとも2つ
    の異なるフィルタ処理のうちの1つを選択可能であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】 画像に対してフィルタ処理を施すフィ
    ルタ工程と、 前記フィルタ処理が施された画像を含む少なくとも2つ
    の画像を合成する合成工程と、 を有することを特徴とする画像処理方法。
  12. 【請求項12】 前記フィルタ工程においては、少なく
    とも2つの異なるフィルタ処理のうちの1つを選択可能
    であることを特徴とする請求項11記載の画像処理方
    法。
  13. 【請求項13】 画像合成処理のプログラムコードが格
    納されたコンピュータ可読メモリであって、 画像に対してフィルタ処理を施すフィルタ工程のコード
    と、 前記フィルタ処理が施された画像を含む少なくとも2つ
    の画像を合成する合成工程のコードと、を有することを
    特徴とするコンピュータ可読メモリ。
  14. 【請求項14】 画像合成処理のプログラムコードが格
    納された着脱可能なコンピュータ可読メモリを有する画
    像処理装置であって、 前記コンピュータ可読メモリは、 画像に対してフィルタ処理を施すフィルタ工程のコード
    と、 前記フィルタ処理が施された画像を含む少なくとも2つ
    の画像を合成する合成工程のコードと、を有し、 前記コンピュータ可読メモリに従って画像合成処理を制
    御することを特徴とする画像処理装置。
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