JPH10107880A - 通話装置 - Google Patents

通話装置

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JPH10107880A
JPH10107880A JP26057596A JP26057596A JPH10107880A JP H10107880 A JPH10107880 A JP H10107880A JP 26057596 A JP26057596 A JP 26057596A JP 26057596 A JP26057596 A JP 26057596A JP H10107880 A JPH10107880 A JP H10107880A
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JP
Japan
Prior art keywords
power supply
microphone
speaker
case
mirror
Prior art date
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Pending
Application number
JP26057596A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadaoki Suzuki
忠興 鈴木
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NIPPON SERINTO KK
Original Assignee
NIPPON SERINTO KK
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Publication date
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車内で場所をとらずに設置して携帯電話
機と接続し、ハンズフリー通話を行うことのできる通話
装置を得る。 【解決手段】 ケース1を取付具2を介してルームミラ
ーに取付けると共に、携帯電話機とコードを介して接続
する。携帯電話機が受信するとケース1内に設けられた
スピーカから相手側の音声が聞こえると共に、運転者が
マイク8を用いて送信することができる。また、必要に
応じて記録釦10、再生釦9を用いて通話内容を記録再
生することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車内で携帯電話
機と接続されて用いられる通話装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】自動車内で携帯電話機を使用する場合
は、どうしても片手ハンドルで運転することになるため
事故を起こし易くなり、社会的な問題となっている。こ
のため従来より車室内に設置して携帯電話機と接続して
用いるようにした通話装置が市販されている。この通話
装置はマイクとスピーカとが設けられているもので、運
転者はこのマイクとスピーカを適当な位置に調整して用
いることにより、携帯電話機を手で持たずにいわゆるハ
ンズフリー通話を行うことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
従来のハンズフリー通話を行う通話装置は、これを設置
するための場所が必要であり、狭い車室内に通話装置を
設置すると却って煩わしく感じる等の問題点があった。
【0004】本発明は上記のような問題点を解決するた
めに成されたもので、場所を塞ぐことなく携帯電話機と
接続してハンズフリー通話を行うことのできる通話装置
を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明においては、携帯
電話機の音声入出力端子と接続される接続手段と、スピ
ーカ及びマイクロホンと、上記接続手段から入力される
音声信号を上記スピーカに伝える受信手段と、上記マイ
クロホンから入力される音声信号を上記接続手段に送る
送信手段と、上記各手段、スピーカ及びマイクロホンを
設けたケースと、上記ケースの前面に設けられたミラー
と、上記ケースをルームミラーに取付ける取付け手段と
を設けている。
【0006】
【作用】本発明によれば、携帯電話機が受信した音声信
号は接続手段を介して受信手段で処理されてスピーカに
加えられる。また、マイクロホンから入力される音声信
号は送信手段で処理され接続手段を介して携帯電話機に
送られる。また通話を行う際は、ルームミラーに向かっ
て会話を行うようにすればよい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。図1は本発明の実施の形態による通話装置
の外観を示す。図1において、1はケース、2は取付具
で、この通話装置を図2について後述するように車室内
に設けられたルームミラー50に取付けるためのもので
ある。この取付具2はケース1に上下一対ずつ設けられ
ており、上側の一対の取付具2は図1、図2に示すよう
にケース1の上面に設けられ、下側の一対の取付具2は
図2に示すようにケース1の後面(背面)1aの下部に
設けられている。
【0008】図1において、3はケース1の前面に設け
られたミラーで、ルームミラーとして用いられる。4は
電源スイッチ、5は電源ランプ、6は通話中であること
を示す通話ランプ、7は音量調整摘み、8はマイク、9
は再生釦、10は記録釦である。また、ケース1内には
後述する図3に示すような回路が設けられると共に、図
2に示すようにスピーカ11が放音面をケース1の後面
1aに向けて設けられている。尚、図示せずもケース1
からは携帯電話機と接続される通話コードと電源コード
とが適宜位置から導出されている。
【0009】図2は上記構成を有する通話装置を車室内
のルームミラーに取付ける構成を示す。図2において、
車室内の天井51にはルームミラー50が支持部材52
を介して取付けられている。本装置を取付ける場合は、
ケース1を手で持って下側の取付具2にルームミラー5
0の下端部を当てがった状態でケース1を矢印方向に押
し上げるようにして上側の取付具2をルームミラー50
の上端部に当接させることにより、上下二対の取付具2
でルームミラー50を弾力的に挟持した状態でケース1
を取付け、固定することができる。この状態では、ミラ
ー3が運転席の運転者と向い合っていてこのミラー3を
ルームミラーとして用いることができる。
【0010】図3は通話装置の回路部分の実施の形態を
示す。図3において、40は車室内に持ち込まれた携帯
電話機であり、本発明による通話装置は、この携帯電話
機40のイヤホンマイク端子と上記通話コードを介して
接続されて用いられる。12は携帯電話機40のイヤホ
ン出力が入力される入力端子、13は通話装置のマイク
入力が出力される出力端子である。14は電源端子で、
車室内のシガーライタソケットに上記電源コードを介し
て接続される。この電源端子14から入力される入力電
圧は上記電源スイッチ4を介して電源部15に加えら
れ、電源部15は入力電圧を所定の電源電圧に変換し安
定化した後、各回路に供給する。
【0011】次に通話装置の動作について上記以外の構
成部分と共に説明する。先ず、通話装置に電源スイッチ
4をONにして電源を投入する。携帯電話機40が受信
していないときは、スイッチ16、17がON、スイッ
チ18がOFFとなっている。
【0012】この状態で携帯電話機40のベルが鳴ると
運転者はその受信釦を押す。これにより、通話の相手側
からの音声信号が入力端子12から入力され、スイッチ
16を通ってリミッタ19で振幅制限を受けた後、波形
整形整流回路20で所定レベルの短形波電圧に変換され
る。この短形波電圧は電圧比較回路21で所定の基準電
圧と比較される。短形波電圧が基準電圧を越えたときの
電圧比較回路21の比較出力が反転回路22を介して通
話ランプ6を点灯させると共に、スイッチ18をONに
する。これによってスイッチ16からの音声信号がスイ
ッチ18及びアンプ23を通ってスピーカ11に加えら
れる。従って、運転者は通話相手の音声を聞くことがで
きる。また、このとき電圧比較回路21の比較出力によ
ってスイッチ17がOFFとなり、マイク8側の回路を
遮断する。
【0013】また、必要に応じて図1の記録釦10を押
しておけば、入力端子12からの音声信号がバッファア
ンプ25を介して記録再生部26により記録される。
尚、この記録再生部26は、半導体メモリ装置とその書
き込み、読み出しの制御を行うメモリ制御装置とを含む
1チップ集積回路で構成することができる。
【0014】次に運転者がルームミラーに取付けられた
通話装置に向かって話しをすると、それがマイク8で集
音され、その音声信号がフィルタ27及びアンプ28を
通って波形整形整流回路29で所定レベルの短形波電圧
に変換される。尚、フィルタ27は、例えば300〜3
KHzの通話帯域を持たせることにより、音声信号のみ
を確実に通過させるようにしている。
【0015】波形整形整流回路29から得られる上記短
形波電圧は電圧比較回路30で所定の基準電圧と比較さ
れ、短形波電圧が基準電圧を越えたときの比較出力によ
ってスイッチ16をOFFとして相手側の音声信号を遮
断する。このときスイッチ17はONになっており、こ
れによってアンプ28からの運転者の音声信号がスイッ
チ17を通って出力端子13から携帯電話機40に入力
されると共に、バッファアンプ31を通じて記録再生部
26で記録される。尚、相手側と運転者の音声信号が同
時に検出された場合は、図3の回路ではスイッチ17が
OFFとなって相手側が優先される。
【0016】以上のように、本実施の形態によれば、運
転者は、携帯電話機40を手で持つことなく、両手でハ
ンドルを持ったままの姿勢で、恰かもルームミラーと対
話する感じで相手側との通話を行うことができる。そし
て通話装置は、ルームミラーに取付けて用いるので何ら
場所をとることがない。また、ミラー3が設けらている
のでルームミラーとしての機能が損なわれることがな
い。
【0017】また、相手側からの音声信号が検出された
ときスイッチ18をON、スイッチ17をOFFにし、
運転者の音声信号が検出されたときスイッチ16をOF
Fにすることにより、スピーカ11からの音声がマイク
8に入力されてハウリングが発生することを防止するこ
とができる。
【0018】さらに必要に応じて運転者と相手側との通
話の内容を記録再生することができる。尚、図3におい
て再生を行う場合は、前記再生釦9を押すことにより、
記録再生部26が再生され、再生音声信号がアンプ23
を通じてスピーカ11に加えられる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、運
転者は携帯電話機を手で持たずにハンズフリー通話を行
うことができる。またルームミラーに取付けて用いるの
で、場所を塞ぐこともなく、さらにルームミラーとして
の機能を損うこともなく、使い勝手の非常に良いものと
なる。
【0020】また、請求項2のような制御手段を設ける
ことにより、送信のみ、受信のみが行われるので、ハウ
リングを起こすことがない。さらに記録再生手段を設け
ることにより、通話の内容を記録再生することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による通話装置の実施の形態を示す外観
斜視図である。
【図2】通話装置をルームミラーに取付ける様子を示す
側面図である。
【図3】通話装置の回路部分の実施の形態を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 ケース 2 取付具 3 ミラー 8 マイク 9 再生釦 10 記録釦 11 スピーカ 12 入力端子 13 出力端子 16、17、18 スイッチ 19 リミッタ 20、29 波形整形整流回路 21、30 電圧比較回路 22 反転回路 26 記録再生部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯電話機の音声入出力端子と接続され
    る接続手段と、 スピーカ及びマイクロホンと、 上記接続手段から入力される音声信号を上記スピーカに
    伝える受信手段と、 上記マイクロホンから入力される音声信号を上記接続手
    段に送る送信手段と、 上記各手段、スピーカ及びマイクロホンを設けたケース
    と、 上記ケースの前面に設けられたミラーと、 上記ケースをルームミラーに取付ける取付け手段とをそ
    れぞれ具備して成る通話装置。
  2. 【請求項2】 上記受信手段及び送信手段のうちの一方
    が動作していることを検出して他方の動作を停止させる
    制御を行う制御手段を設けたことを特徴とする請求項1
    記載の通話装置。
  3. 【請求項3】 上記受信手段及び送信手段の各出力を記
    録再生する記録再生手段を設けたことを特徴とする請求
    項1記載の通話装置。
JP26057596A 1996-10-01 1996-10-01 通話装置 Pending JPH10107880A (ja)

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