JPH10107584A - トランスインピーダンス関数を発生するための集積回路および方法 - Google Patents

トランスインピーダンス関数を発生するための集積回路および方法

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JPH10107584A
JPH10107584A JP9250139A JP25013997A JPH10107584A JP H10107584 A JPH10107584 A JP H10107584A JP 9250139 A JP9250139 A JP 9250139A JP 25013997 A JP25013997 A JP 25013997A JP H10107584 A JPH10107584 A JP H10107584A
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current
coupled
impedance
transconductance amplifier
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JP9250139A
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William E Main
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    • H03G3/00Gain control in amplifiers or frequency changers without distortion of the input signal
    • H03G3/20Automatic control
    • H03G3/30Automatic control in amplifiers having semiconductor devices

Abstract

(57)【要約】 【課題】 周波数補償される出力信号を与えるための積
分器回路10および方法を提供する。 【解決手段】 集積回路10は、コンデンサ13を介し
てトランスコンダクタンス増幅器14に結合された入力
段11と、補償ダイオード12とを含む。補償ダイオー
ド12は、トランスコンダクタンス増幅器14の出力イ
ンピーダンスを無効にするインピーダンスを与える。積
分器回路10の出力信号は、コンデンサ13によって決
定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に、集積回路に関
し、さらに詳しくは、周波数補償集積回路(frequency c
ompensated integrated circuit)に関する。
【0002】
【従来の技術】集積回路増幅器は、さまざまな線形およ
び非線型回路用途で用いられる。例えば、集積回路増幅
器は、積分回路,微分回路,加算回路,差分回路,イン
ピーダンス変換回路,整流回路,ピーク検出回路などで
用いられる。一般に、これらの回路は大きな利得を有
し、かつ大きな周波数範囲で安定する、すなわち、大き
な帯域幅を有することが望ましい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に、集積回路増幅
器は、入力端子および出力端子を有する。集積回路増幅
器は、補償コンデンサを介して出力端子を入力端子に結
合することによって周波数補償できる。補償コンデンサ
は、出力応答に主低周波数極(dominant low frequency
pole) を導入し、それにより利得を20dB/DEC(d
ecibels per decade of frequency)の勾配でロールオフ
させる。しかし、増幅器は、高周波数にて非ゼロ出力応
答を生成することにより、極のロールオフ効果を無効に
する。従って、位相角が180度になる前に増幅器回路
の利得が1(unity) に達すると、増幅器回路は不安定に
なって、発振する。さらに、出力信号は高周波数、すな
わち、補償コンデンサのインピーダンスが出力トランジ
スタの抵抗よりも小さい周波数にて、非反転になること
があり、それにより高周波数における集積回路増幅器の
効用を制限する。
【0004】従って、高周波数において安定した反転出
力信号を与えるための方法および回路を設けることは有
利である。
【0005】
【実施例】一般に、本発明は、積分器回路と、周波数補
償出力信号を生成する方法とを提供する。積分器回路
は、補償ダイオード,トランスコンダクタンス増幅器お
よびコンデンサを含む。補償ダイオードは、トランスコ
ンダクタンス増幅器のインピーダンスを無効にするイン
ピーダンスを与え、それにより出力信号をコンデンサの
関数にする。本発明の方法に従って、トランスインピー
ダンス関数が生成される。具体的には、トランスコンダ
クタンス値と、反転入力と、出力端子とを有するトラン
スコンダクタンス増幅器が設けられる。さらに、第1お
よび第2インピーダンスが設けられ、ここで信号電流は
第1インピーダンスを流れて、第1インピーダンス両端
に電圧を生成し、また信号電流は第2インピーダンスを
流れて、第2インピーダンス両端に電圧を生成する。第
2インピーダンスの値は、トランスコンダクタンス増幅
器のトランスコンダクタンス値の逆数の関数である。第
1および第2インピーダンス両端の電圧と、トランスコ
ンダクタンス増幅器の反転入力に現れる電圧とは加算さ
れ、第1インピーダンスおよび入力電流の関数である電
圧となる。
【0006】図1は、本発明の第1実施例による積分器
回路10の一例の概略図である。積分器回路10は、ト
ランスコンダクタンス増幅器11,補償ダイオード1
2,コンデンサ13およびバイアス段14を含む。一例
として、トランスコンダクタンス増幅器11はNPNバ
イポーラ・トランジスタ15からなり、ここでトランジ
スタ15のベース端子は、増幅器11の制御電極として
機能し、トランジスタ15のコレクタ端子およびエミッ
タ端子は増幅器11の電流伝達電極として機能する。ト
ランジスタ15のエミッタは、例えば、グランドなど、
電源電圧または動作電位源を受けるべく結合される。ト
ランジスタ15のベース端子は、補償ダイオード12の
カソードに接続される。補償ダイオード12のアノード
は、コンデンサ13を介してトランジスタ15のコレク
タ端子に結合される。すなわち、コンデンサ13の第1
端子は補償ダイオード12のアノードに接続され、コン
デンサ13の第2端子はトランジスタ15のコレクタに
接続される。一例として、補償ダイオード12はダイオ
ード接続トランジスタである。
【0007】入力段14は、電流源16,17,18を
含む。電流源16の第1端子は補償ダイオード12のカ
ソードに接続され、電流源16の第2端子は、グランド
などの電源電圧を受けるべく結合される。電流源16
は、積分器10の電流を沈め、電流シンク(current sin
k)ともいう。電流源(または電流シンク)16は、補償
ダイオード12が順方向導通モードで動作することを保
証する。電流源17の第1端子は、補償ダイオード12
のアノードと、コンデンサ13の第1端子とに共通接続
される。電流源17の第2端子は、例えば、VCCなど、
電源電圧または動作電位源を受けるべく結合される。電
流源18の第1端子は、コンデンサ13の第2端子と、
トランジスタ15のコレクタ端子とに共通接続される。
電流源18の第2端子は、例えば、VCCなど、電源電圧
を受けるべく結合される。トランジスタ15のコレクタ
端子と、コンデンサ13の第2端子と、電流源18の第
1端子との共通接続によって形成されるノード19は、
出力信号vo10 が現れる出力ノードまたは出力端子とし
て機能する。バイアス段14の適切な回路構成は、電流
源と2トランジスタ電流ミラーでもよい。これは、トラ
ンジスタの平均直流(dc)電流が電流ミラー・トラン
ジスタの2倍のとき、トランジスタ15のベース電流を
効果的に相殺し、平衡を改善する。
【0008】動作時に、バイアス段14は、電流源1
6,17,18を介してバイアス電流または零入力電流
16,I17,I18をそれぞれ与える。さらに、電流源1
6,17は協働して、差分小信号電流「id16 」および
「id17 」をそれぞれ与える。好ましくは、バイアス電
流I16,I17は等しい値であり、バイアス電流I18はバ
イアス電流I16,I17の値の2倍である。従って、トラ
ンジスタ15のエミッタ抵抗は、ダイオード接続トラン
ジスタ12のエミッタ抵抗の半分である。なお、小信号
電流「id16 」,「id17 」は、交流(ac)または仮
想グランドであるノード33に流れ込む差分電流である
ことに留意されたい。よって、コンデンサ13は電流i
d16 とid17 との和である差分電流を受けるべく結合さ
れる。本発明の第1実施例に従って、電流id16 ,i
d17 は等しい値であり、一般に文字「i」によって表さ
れる。電流id16 ,id17 を表すために記号「i」を利
用すると、コンデンサ13に流れる電流は値「2*i」
を有し、補償ダイオード12に流れる電流は値「i」を
有する。従って、積分器10の伝達関数は数1によって
与えられる:
【0009】
【数1】 vo10 =ΔVbe15+ΔVbe12−(2*i/s*C13) ここでvo10 は、積分器回路10の出力電圧であり;Δ
be15は、トランジスタ15のベース・エミッタ間電圧
の小信号変化であり;ΔVbe12は、ダイオード12の小
信号電圧変化であり; 2*iは、小信号電流であり;
sは、複素周波数を表す複素数であり;C13は、コンデ
ンサ13の容量値である。数1は数2のように書き直す
ことができる:
【0010】
【数2】vo12 =2*i*re15 −i*re12 −2*i
/s*C13 ここでre15 は、トランジスタ15のエミッタ抵抗であ
り;re12 は、ダイオード接続トランジスタ12のエミ
ッタ抵抗である。トランジスタ15のエミッタ抵抗はダ
イオード接続トランジスタ12のエミッタ抵抗の半分な
ので、数2は数3のように書くことができる:
【0011】
【数3】vo10 =−2*i/s*C13 従って、補償ダイオード12は、トランジスタ15のエ
ミッタ抵抗を無効にするインピーダンスを与える。具体
的には、トランジスタ11および補償ダイオード12
は、補償ダイオード12のインピーダンスおよびトラン
ジスタ15のエミッタ抵抗と、これらに流れる小信号電
流とを組み合わせて、互いに相殺しあうようにバイアス
される。従って、出力信号はコンデンサ13の関数に過
ぎない。なお、積分器10の出力信号は反転であり、勾
配が20dB/DECの利得ロールオフを有することに
留意されたい。よって、積分器回路10は、フィードバ
ック用途で用いるのに適している。
【0012】フィードバック素子13はコンデンサとし
て示したが、これは本発明の制限ではないことに留意さ
れたい。フィードバック素子13は、抵抗器,抵抗器と
コンデンサの直列接続など、負荷インピーダンスでもよ
い。好ましくは、フィードバック素子13のインピーダ
ンスは、トランスコンダクタンス増幅器14の小信号抵
抗のほぼ10倍以下である。
【0013】図2は、本発明の第1実施例による積分器
回路20の別の例の概略図である。なお、図面を通じ
て、同じ要素を表すために同じ参照番号が用いられるこ
とが理解される。積分器回路20は、電界効果トランジ
スタ21がトランスコンダクタンス増幅器14として機
能し、ダイオード23は好ましくはダイオード接続電界
効果トランジスタから形成されることを除いて、図1の
積分器回路10と同様である。従って、電界効果トラン
ジスタ21のゲートは、トランスコンダクタンス増幅器
14の制御電極として機能し、ドレインおよびソースは
電流導通電極として機能する。また、トランジスタ21
のドレインは、コンデンサ13を介して補償ダイオード
23のアノードに結合される。コンデンサ13の第2端
子と、トランジスタ21のドレインと、電流源18の第
1端子とに共通のノード22は、出力信号vo20 が現れ
る出力ノードまたは出力端子として機能する。積分器回
路20の伝達関数は、数4によって与えられる:
【0014】
【数4】 vo20 =ΔVds21+ΔVds23−(2*i/s*C13) ここでvo20 は、積分器回路20の出力電圧であり;Δ
ds21は、トランジスタ21のドレイン・ソース間電圧
の小信号電圧変化であり;ΔVds23は、ダイオード23
の電圧の小信号電圧変化であり;2*iは、小信号電流
であり;sは、複素周波数を表す複素数であり;C
13は、コンデンサ13の容量値である。数4は数5のよ
うに書き換えることができる:
【0015】
【数5】vo20 =2*i*rd21 −i*rd23 −2*i
/s*C13 ここでrd21 は、トランジスタ21のエミッタ抵抗であ
り;rd23 は、ダイオード接続トランジスタ23のエミ
ッタ抵抗である。トランジスタ21のドレイン・ソース
間抵抗はダイオード接続トランジスタ23のドレイン・
ソース間抵抗の半分なので、数5は数6のように書くこ
とができる:
【0016】
【数6】vo20 =−2*i/s*C13 なお、積分器回路10と同様に、積分器回路20の出力
は反転であり、勾配が20dB/DECの利得ロールオ
フを有することに留意されたい。
【0017】図3は、本発明の第2実施例による積分器
回路30の概略図である。積分器回路30は、トランス
コンダクタンス増幅器11,コンデンサ13,補償ダイ
オード32およびバイアス段14を含む。なお、図面を
通じて、同じ要素を表すために同じ参照番号が用いられ
ることが理解される。一例として、トランスコンダクタ
ンス増幅器11はNPNバイポーラ・トランジスタ15
からなり、ここでトランジスタ15のベース端子はトラ
ンスコンダクタンス増幅器11の制御電極として機能
し、トランジスタ15のコレクタ端子およびエミッタ端
子はトランスコンダクタンス増幅器11の電流伝達電極
として機能する。トランジスタ15のエミッタは、例え
ば、グランドなど電源電圧を受けるべく結合される。ト
ランジスタ15のベース端子は、コンデンサ13の第1
端子に接続される。コンデンサ13の第2端子は、コン
デンサ13を介してトランジスタ15のコレクタ端子に
結合される。すなわち、コンデンサ13の第1端子は、
トランジスタ15のベースに接続され、コンデンサ13
の第2端子は、補償ダイオード32のアノードに接続さ
れる。
【0018】入力段14は、電流源16,17,18を
含む。電流源16の第1端子はトランジスタ15のベー
ス端子に接続され、電流源の第2端子は、例えば、グラ
ンドなど電源電圧または動作電位源を受けるべく結合さ
れる。電流源17の第1端子は、コンデンサ13の第1
端子と、トランジスタ15のベース端子とに共通接続さ
れる。電流源17の第2端子は、例えば、VCCなど電源
電圧または動作電位源を受けるべく結合される。電流源
18の第1端子は、コンデンサ13の第2端子と、ダイ
オード接続トランジスタ32のアノードとに共通接続さ
れる。電流源18の第2端子は、例えば、VCCなど電源
電圧を受けるべく結合される。トランジスタ15のコレ
クタ端子と、補償ダイオード32のアノードとの接続に
よって形成されるノード34は、出力信号vo30 が現れ
る出力ノードまたは出力端子として機能する。
【0019】動作時に、バイアス段14は、電流源1
6,17,18を介してバイアス電流または零入力電流
16,I17,I18をそれぞれ与える。さらに、電流源1
6,17は協働して、差分小信号電流「id16 」および
「id17 」をそれぞれ与える。好ましくは、バイアス電
流I16,I17は等しい値である。従って、ダイオード接
続トランジスタ32およびトランジスタ15のエミッタ
抵抗は同じである。なお、小信号電流「id16 」,「i
d17 」は、交流(ac)または仮想グランドであるノー
ド35に流れ込む差分電流であることに留意されたい。
よって、コンデンサ13に流れる電流は、電流id16
d17 の和である。本発明の第2実施例に従って、電流
d16 ,id17 は等しい値であり、そのためこれらの電
流は値「i」を有するものとして表される。電流i
d16 ,id17 を表すために記号「i」を利用すると、コ
ンデンサ13に流れる電流は値「2*i」を有し、補償
ダイオード32に流れる電流は値「2*i」を有する。
従って、積分器10の伝達関数は数7によって与えられ
る:
【0020】
【数7】 vo30 =ΔVbe15−ΔVbe32−(2*i/s*C13) ここでvo30 は、積分器回路30の出力電圧であり;Δ
be15は、トランジスタ15のベース・エミッタ間電圧
の小信号変化であり;ΔVbe32は、ダイオード32の電
圧の小信号変化であり;2*iは、小信号電流であり;
sは、複素周波数を表す複素値であり;C13は、コンデ
ンサ13の容量値である。数7は、数8のように書き直
すことができる:
【0021】
【数8】vo30 =2*i*re15 −2*i*re32 −2
*i/s*C13 トランジスタ15のエミッタ抵抗はダイオード接続トラ
ンジスタ32のエミッタ抵抗と同じなので、数8は数9
のように書くことができる:
【0022】
【数9】vo30 =−2*i/s*C13 従って、補償ダイオード32は、トランジスタ34のエ
ミッタ抵抗を無効にするインピーダンスを与える。具体
的には、トランジスタ34および補償ダイオード32
は、補償ダイオード32のインピーダンスおよびトラン
ジスタ34のエミッタ抵抗と、これらに流れる小信号電
流とを組み合わせて、互いに相殺しあうようにバイアス
される。従って、出力信号はコンデンサ13の関数に過
ぎない。なお、積分器30の出力信号は反転であり、勾
配が20dB/DECの利得ロールオフを有することに
留意されたい。よって、積分器回路30は、フィードバ
ック用途で用いるのに適している。
【0023】フィードバック素子13はコンデンサとし
て示したが、これは本発明の制限ではないことに留意さ
れたい。フィードバック素子13は、抵抗器,抵抗器と
コンデンサの直列接続など、負荷インピーダンスでもよ
い。
【0024】以上、周波数補償出力信号を与えるための
集積回路および方法が提供されたことが理解される。こ
の集積回路は、積分器,演算増幅器などにおいて有用で
ある。本発明の利点は、積分器回路用途において積分の
範囲を拡大し、かつ増幅器用途において周波数範囲を拡
大することである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による積分器回路の一例の
概略図である。
【図2】本発明の第1実施例による積分器回路の別の例
の概略図である。
【図3】本発明の第2実施例による積分器回路の概略図
である。
【符号の説明】
10 積分器回路 11 トランスコンダクタンス増幅器 12 補償ダイオード 13 コンデンサ 14 バイアス段(入力段) 15 NPNバイポーラ・トランジスタ 16,17,18 電流源 19,33 ノード 20 積分器回路 21 電界効果トランジスタ 22 ノード 23 補償ダイオード 30 積分器回路 32 補償ダイオード 34,35 ノード

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集積回路(10)であって:制御電極
    と、第1電流伝達電極と、第2電流伝達電極とを有する
    トランスコンダクタンス増幅器(11)であって、前記
    第1電流伝達電極はバイアス電流を受けるべく結合さ
    れ、前記第2電流伝達電極は第1動作電位源を受けるべ
    く結合される、トランスコンダクタンス増幅器(1
    1);第1端子および第2端子を有する負荷インピーダ
    ンス(13)であって、前記第1端子は差分電流を受け
    るべく結合され、前記第2端子は前記トランスコンダク
    タンス増幅器(11)の第1電流伝達電極に結合され、
    前記第2端子は前記集積回路(10)の出力として機能
    する、負荷インピーダンス(13);第1端子および第
    2端子を有するダイオード(12)であって、前記第1
    端子は前記負荷インピーダンス(13)の第1端子に結
    合され、前記第2端子は前記トランスコンダクタンス増
    幅器(11)の制御電極に結合される、ダイオード(1
    2);前記ダイオード(12)の第1端子に結合された
    電流源(17);および前記ダイオード(12)が順方
    向導通動作モードにバイアスされるように、前記ダイオ
    ード(12)の第2端子に結合された電流シンク(1
    6);によって構成されることを特徴とする集積回路
    (10)。
  2. 【請求項2】 集積回路(10)であって:入力端子
    と、第1および第2出力端子とを有する入力段(1
    4);制御電極と、第1電流伝達電極と、第2電流伝達
    電極とを有するトランスコンダクタンス増幅器(11)
    であって、前記制御電極は前記入力段(14)の第1出
    力端子に結合され、前記第1電流伝達電極はバイアス電
    流を受けるべく結合され、前記第2電流伝達電極は第1
    動作電位源を受けるべく結合される、トランスコンダク
    タンス増幅器(11);第1端子および第2端子を有す
    る負荷インピーダンス(13)であって、前記負荷イン
    ピーダンス(13)の第1端子は、前記入力段(14)
    の第2出力端子に結合され、前記負荷インピーダンス
    (13)の第2端子は、前記トランスコンダクタンス増
    幅器(11)の第1電流伝達電極に結合され、かつ前記
    集積回路(10)の出力として機能する、負荷インピー
    ダンス(13);および第1および第2端子を有するダ
    イオード(12)であって、前記ダイオード(12)の
    第1端子は、前記負荷インピーダンス(13)の第1端
    子に結合され、前記ダイオード(12)の第2端子は、
    前記入力段(14)の第1出力端子に結合される、ダイ
    オード(12);によって構成されることを特徴とする
    集積回路(10)。
  3. 【請求項3】 集積回路(30)であって:制御電極
    と、第1電流伝達電極と、第2電流伝達電極とを有する
    トランスコンダクタンス増幅器(11)であって、前記
    第1電流伝達電極は第1動作電位源を受けるべく結合さ
    れる、トランスコンダクタンス増幅器(11);第1お
    よび第2端子を有するダイオード(32)であって、前
    記第1端子はバイアス電流を受けるべく結合され、前記
    第2端子は前記トランスコンダクタンス増幅器(11)
    の第2電流伝達電極に結合される、ダイオード(3
    2);および第1端子および第2端子を有する負荷イン
    ピーダンス(13)であって、前記第1端子は、差分電
    流を受けるべく前記トランスコンダクタンス増幅器(1
    1)の制御電極に結合され、前記第2端子は前記ダイオ
    ード(32)の第1端子に結合される、負荷インピーダ
    ンス(13);によって構成されることを特徴とする集
    積回路(30)。
  4. 【請求項4】 トランスインピーダンス関数を生成する
    方法であって:トランスコンダクタンス値と、反転入力
    と、出力端子とを有するトランスコンダクタンス増幅器
    (11)を設ける段階;前記トランスコンダクタンス増
    幅器(11)の出力端子と、前記トランスコンダクタン
    ス増幅器(11)の反転入力との間で第1インピーダン
    ス(13)を設ける段階であって、信号電流は前記第1
    インピーダンス(13)に流れて、前記第1インピーダ
    ンス(13)両端で電圧を生成する、段階;前記トラン
    スコンダクタンス増幅器(11)のトランスコンダクタ
    ンス値の逆数の関数である値を有する第2インピーダン
    ス(12)を設ける段階であって、信号電流は前記第2
    インピーダンス(12)に流れて、前記第2インピーダ
    ンス(12)両端で電圧を生成する、段階;および前記
    第1インピーダンス(13)および第2インピーダンス
    (12)の両端の電圧と、前記トランスコンダクタンス
    増幅器(11)の反転入力に現れる電圧とを加算して、
    前記第1インピーダンス(13)および入力電流の関数
    である電圧を生成する段階;によって構成されることを
    特徴とする方法。
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