JPH10105465A - マイクロプロセッサ - Google Patents

マイクロプロセッサ

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Publication number
JPH10105465A
JPH10105465A JP8255634A JP25563496A JPH10105465A JP H10105465 A JPH10105465 A JP H10105465A JP 8255634 A JP8255634 A JP 8255634A JP 25563496 A JP25563496 A JP 25563496A JP H10105465 A JPH10105465 A JP H10105465A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ram
cache
primary cache
decoder
buffer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8255634A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Ihara
正典 伊原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP8255634A priority Critical patent/JPH10105465A/ja
Publication of JPH10105465A publication Critical patent/JPH10105465A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、同じウエハー上に1次キャッシュ
メモリが設けられたマイクロプロセッサに関する。従来
は、キャッシュメモリのように高速でランダムなアクセ
スに対しS−RAMに比べて効率が低下するため、D−
RAMをキャッシュメモリに用いるマイクロプロセッサ
は無かった。 【解決手段】 本発明では、D−RAMのセンスアンプ
部分に着目しセンスアンプ部分から、直接マイクロプロ
セッサの命令デコーダにD−RAMのデータを渡すこと
により、従来どうしても低速になりがちだったD−RA
Mのアクセスを高速化するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同じウエハー上に
1次キャッシュメモリが設けられたマイクロプロセッサ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図2に示すように、命令の取り込
みや実行に伴い、メモリをアクセスする必要が生じた場
合、キャッシュコントローラ52が、そのメモリの内容
が既に1次キャッシュ81に含まれているかどうかを判
断し、含まれている場合は内部の1次キャッシュ81へ
アクセスを行い、含まれていない場合はバスコントロー
ラ52により外部メモリ(図示せず)へアクセスを行っ
ていた。
【0003】この際、従来はマイクロプロセッサと同一
のLSI上に形成する1次キャッシュ81にはスタティ
ック・ランダム・アクセス・メモリ(以下、S−RAM
と略記する。)を用いることが一般的であり、同一面積
に倍以上の容量を設けられるダイナミック・ランダム・
アクセス・メモリ(以下、D−RAMと略記する。)は
用いられていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来はD−RAMをア
クセスするために、CAS,RASと呼ばれる行と列を
選択するアドレスを2回に分けて発行するため、どうし
てもアクセススピードが遅く、且つリフレッシュやプリ
チャージと呼ばれる内部情報確保のための信号処理の時
間も必要なため、S−RAMのように時間的に自由にア
クセスする事が不可能な構造であった。
【0005】このため、キャッシュメモリのように高速
でランダムなアクセスが必要な場合、S−RAMに比べ
て効率が低下するため、D−RAMをキャッシュメモリ
に用いるマイクロプロセッサは存在しなかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】D−RAMのセンスアン
プ部分から、命令を解釈する命令デコーダに受け渡すた
めに一時的にD−RAMの情報を保持するデコーダバッ
ファにデータを保持する。この際、D−RAMは従来で
あればロウアドレス、カラムアドレスという2回のアド
レス入力により目的のデータを取得していたが、本発明
ではデコーダバッファの幅をD−RAMのカラムビット
幅のデータを取得し、その後マイクロプロセッサの命令
デコーダに必要なビット幅に切り分けてデータを渡すこ
とにより、従来どうしても低速であったD−RAMのア
クセスを高速化しキャッシュとして利用出来るようにし
た。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
に基づいて説明する。なお、図1において上記図3の従
来例と同一部分には同一の符号を付し、その説明は省略
する。
【0008】マイクロプロセッサ上にD−RAMで形成
された1次キャッシュ11を構築する。この1次キャッ
シュ11を仮に、1024ビット*256ビットの構成
とする。この1次キャッシュ11はD−RAMに必要な
リフレッシュ処理がD−RAMの性能に応じて一定間隔
でリフレッシュコントローラ6により繰り返されてい
る。
【0009】まず、実行ユニット4からメモリへのアク
セスが発生し、そのアクセス先がキャッシュ内にある場
合、キャッシュコントローラ5が1次キャッシュ11に
対し読み出しを行う。この際、1次キャッシュ11のD
−RAMに対しリフレッシュ処理が行われていたり、リ
フレッシュを必ず行わなければならないタイミングの場
合、実行ユニット4からの読み出しは暫く待機させられ
る。逆にリフレッシュを行うための時間に余裕がある場
合は、リフレッシュの処理を遅延させ、実行ユニット4
からの読み出しを優先させる。
【0010】この結果、実行ユニット4からの読み出し
が可能になると1次キャッシュ11のD−RAMに対し
ロウアドレスをキャッシュコントローラ5は発生する。
そして目的のロウアドレスに有るカラムデータがセンス
アンプ12に入力され1024ビット分の情報がデコー
ダバッファ2に格納される。
【0011】このため、従来であれば、ロウ、カラムと
いった2回のアドレス発生がロウのみの1回で済むと共
に、32ビットの実行ユニット4が1次キャッシュ81
のS−RAMのキャッシュから32ビット幅のデータを
毎回取り出していた方法と比べると、アクセスの対象と
なるデコーダバッファのメモリサイズが縮小されている
事により高速化が図られる。
【0012】この結果、従来であれば低速であったD−
RAMへのアクセスが高速化される。デコーダバッファ
2と命令デコーダ3の間は従来のS−RAMと命令デコ
ーダと同様に捕らえることが出来る。
【0013】このデコーダバッファ2はラッチにより構
成されており、このデコーダバッファ2内から命令デコ
ーダ3で必要とする情報が取り出され命令が解析され
る。解析された命令は実行ユニット4で演算やメモリ転
送、命令の流れの分岐等の実際の処理が行われる。
【0014】この間、D−RAMで構成された1次キャ
ッシュ11は暫くアクセスされる事が無いのでリフレッ
シュ等の時間を必要とする処理を行う。
【0015】また、図2に示すように、命令デコーダ3
の直前にデコーダバッファ21を複数個設け、現在処理
しているバッファの内容と継続する前後のアドレスの内
容をバッファ内に確保することで、バッファの内容を継
続的にアクセスできるようにすることでD−RAMへの
アクセスを減らす事で高速化を図ることもできる。
【0016】また、リフレッシュの間隔は最低限必要と
される時間より短い間隔で繰り返される事によって、1
次キャッシュ11へのアクセスが行われる事をリフレッ
シュ処理よりも優先させたい場合、ある程度のリフレッ
シュ処理の遅延を可能とし、1次キャッシュ11のD−
RAMへのキャッシュとしてのアクセスとリフレッシュ
処理の時間的重複を減らしキャッシュアクセスの際にリ
フレッシュによる遅延の発生を回避させる事も可能であ
る。
【0017】また、命令長固定のプロセッサなどはビッ
ト比較器を用いてデコーダバッファ上でプログラムカウ
ンタを変更する分岐命令等とのビットパターンの一致を
検出できる。また、可変長命令でも複雑ではあるがプロ
グラムカウンタを変更する分岐命令等の検出は可能であ
るため、分岐命令等が実際に命令デコーダで実行される
前に分岐を予測できる。分岐によるプログラムカウンタ
の変更は実行する処理の流れの変更でもあるため、命令
デコーダバッファに再度データを充填する必要が考えら
れる。
【0018】このような場合、プログラムカウンタ変更
命令の終了までリフレッシュを可能な限り遅延させるこ
とで、命令デコーダバッファの再充填の際にリフレッシ
ュタイミングとの時間の重複を回避し、再充填を迅速に
行える機能を持たせることで処理速度の向上を図る。
【0019】
【発明の効果】従来、低速であるがゆえにキャッシュの
対象とならなかったD−RAMを用いたマイクロプロセ
ッサシステムの構築が可能となるため、同一面積内によ
り多くの容量を持つキャッシュが可能となり、結果的に
プロセッサ性能の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブロック回路図である。
【図2】本発明の他の実施の形態のブロック回路図であ
る。
【図3】従来例のブロック回路図である。
【符号の説明】
1 キャッシュメモリ部 2 デコーダバッファ 3 命令デコーダ 4 実行ユニット 5 キャッシュコントローラ 6 リフレッシュコントローラ 7 バスコントローラ 11 1次キャッシュ 12 センスアンプ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイナミック・ランダム・アクセス・メ
    モリからなる1次キャッシュと、前記1次キャッシュに
    接続されたセンスアンプとを備えたマイクロプロセッサ
    において、 前記センスアンプにデコーダバッファを介して命令デコ
    ーダが接続されており、1回のロウアドレスアクセスで
    カラムアドレスビット幅のデータを前記デコーダバッフ
    ァに取り込むようにしたことを特徴とするマイクロプロ
    セッサ。
  2. 【請求項2】 前記請求項1記載のマイクロプロセッサ
    において、前記命令デコーダの処理がプログラムカウン
    タ変更命令の実行中は前記1次キャッシュのリフレッシ
    ュを可能な範囲で遅延させることを特徴とするマイクロ
    プロセッサ。
  3. 【請求項3】 前記請求項2記載のマイクロプロセッサ
    において、前記命令デコーダのデコードバッファ終端に
    近づいたら前記1次キャッシュのリフレッシュタイミン
    グを可能な限り遅延させることを特徴とするマイクロプ
    ロセッサ。
  4. 【請求項4】 前記請求項1記載のマイクロプロセッサ
    において、前記デコーダバッファを複数個備えたことを
    特徴とするマイクロプロセッサ。
  5. 【請求項5】 前記請求項1記載のマイクロプロセッサ
    において、現在デコード中のデコードバッファの処理が
    終端に近づいたら、他のデコードバッファ充填を自動的
    に行うことを特徴とするマイクロプロセッサ。
  6. 【請求項6】 前記請求項1記載のマイクロプロセッサ
    において、過去に処理されたデコードバッファ内の情報
    を残しておくことを特徴とするマイクロプロセッサ。
JP8255634A 1996-09-27 1996-09-27 マイクロプロセッサ Pending JPH10105465A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8255634A JPH10105465A (ja) 1996-09-27 1996-09-27 マイクロプロセッサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8255634A JPH10105465A (ja) 1996-09-27 1996-09-27 マイクロプロセッサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10105465A true JPH10105465A (ja) 1998-04-24

Family

ID=17281480

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8255634A Pending JPH10105465A (ja) 1996-09-27 1996-09-27 マイクロプロセッサ

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