JPH10105261A - 電力変換装置 - Google Patents
電力変換装置Info
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- JPH10105261A JPH10105261A JP8259537A JP25953796A JPH10105261A JP H10105261 A JPH10105261 A JP H10105261A JP 8259537 A JP8259537 A JP 8259537A JP 25953796 A JP25953796 A JP 25953796A JP H10105261 A JPH10105261 A JP H10105261A
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- axis current
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Abstract
(57)【要約】
【課題】フィルタ回路2のコンデンサ2cに流れる進み
電流I0 の補償制御を行い、交流系統側に生じる無効電
力を完全に零に制御する。 【解決手段】電流基準補正手段17がq軸電流基準Iq
* 及びゼロで与えられるd軸電流基準Id* と、q軸電
圧基準Vq* 及びd軸電圧基準Vd* と交流系統1の電
圧位相θに基づいてコンデンサ2cに流れる進み電流I
0 を補償するように補正されたq軸電流基準Icq* 及び
d軸電流基準Icd* を出力し、q軸電流制御手段14a
及びd軸電流制御手段14bが補正されたq軸電流基準
Icq* 及びd軸電流基準Icd* とベクトル演算器13で
検出されたq軸電流成分Iq及びd軸電流成分Idとを
それぞれ比較してq軸電圧基準Vq* 及びd軸電圧基準
Vd* を出力し、PWMコンバータ3を制御して交流系
統1に流れる無効電流をゼロに制御する。
電流I0 の補償制御を行い、交流系統側に生じる無効電
力を完全に零に制御する。 【解決手段】電流基準補正手段17がq軸電流基準Iq
* 及びゼロで与えられるd軸電流基準Id* と、q軸電
圧基準Vq* 及びd軸電圧基準Vd* と交流系統1の電
圧位相θに基づいてコンデンサ2cに流れる進み電流I
0 を補償するように補正されたq軸電流基準Icq* 及び
d軸電流基準Icd* を出力し、q軸電流制御手段14a
及びd軸電流制御手段14bが補正されたq軸電流基準
Icq* 及びd軸電流基準Icd* とベクトル演算器13で
検出されたq軸電流成分Iq及びd軸電流成分Idとを
それぞれ比較してq軸電圧基準Vq* 及びd軸電圧基準
Vd* を出力し、PWMコンバータ3を制御して交流系
統1に流れる無効電流をゼロに制御する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は交流系統と直流系統
との間で電力の授受を行なう電力変換装置に係り、特に
交流系統側の運転力率を改善した電力変換装置に関す
る。
との間で電力の授受を行なう電力変換装置に係り、特に
交流系統側の運転力率を改善した電力変換装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】商用(交流)系統から交流電力の供給を
受け、直流電力に変換する電力変換システムや、変換さ
れた直流電力をインバータを用いて所望の周波数の交流
電力に変換し誘導電動機を駆動する電動機駆動システム
が一般的に用いられている。また、太陽電池や燃料電池
により発電された直流電力を交流電力に変換して商用
(交流)系統へ供給する電力変換システムが一般的に用
いられている。また、交流電力を直流電力に変換する場
合、或いは直流電力を交流電力に変換する場合、一般
に、交流系統側に無効電力や高調波が発生するのでこれ
らを抑制することが求められている。
受け、直流電力に変換する電力変換システムや、変換さ
れた直流電力をインバータを用いて所望の周波数の交流
電力に変換し誘導電動機を駆動する電動機駆動システム
が一般的に用いられている。また、太陽電池や燃料電池
により発電された直流電力を交流電力に変換して商用
(交流)系統へ供給する電力変換システムが一般的に用
いられている。また、交流電力を直流電力に変換する場
合、或いは直流電力を交流電力に変換する場合、一般
に、交流系統側に無効電力や高調波が発生するのでこれ
らを抑制することが求められている。
【0003】図4はこのようなシステムに用いられるパ
ルス幅変調制御(PWM)コンバータを示したものであ
る。交流系統1から供給される交流電圧は高調波を抑制
するためのフィルタ回路2を介してPWMコンバータ3
に供給され、PWMコンバータ3により交流電圧がPW
M制御され正弦波の交流電流を流しながら直流電圧に変
換され、コンデンサ4で平滑された直流電圧Vdcが負荷
5に供給される。
ルス幅変調制御(PWM)コンバータを示したものであ
る。交流系統1から供給される交流電圧は高調波を抑制
するためのフィルタ回路2を介してPWMコンバータ3
に供給され、PWMコンバータ3により交流電圧がPW
M制御され正弦波の交流電流を流しながら直流電圧に変
換され、コンデンサ4で平滑された直流電圧Vdcが負荷
5に供給される。
【0004】電圧制御回路9は直流電圧基準Vdc* と電
圧検出器8で検出された直流電圧Vdcとの偏差が零にな
るように有効電流基準Iq* を出力する。一方、交流系
統1の交流電圧Vsは電圧検出器10で検出され、PL
L回路11は交流電圧Vsに同期した位相信号θを出力
する。また、フィルタ回路2を介してPWMコンバータ
3に入力される交流電流Icは電流検出器12で検出さ
れる。ベクトル演算器13は検出された交流電流Icを
位相信号θに基づいて交流電圧Vsと同相成分の有効電
流Iqと90°遅れ成分である無効電流Idに分解して
出力する。電流制御回路14aは有効電流基準Iq* と
有効電流Iqとの偏差が零となるようにq軸電圧基準V
q* を出力し、電流制御回路14bは無効電流基準Id
* と無効電流Idとの偏差が零となるようにd軸電圧基
準Vd* を出力する。無効電流基準Id* は零で与えら
れ無効電流Idが零となるようにd軸電圧基準Vd* が
出力される。ベクトル演算器15はq軸電圧基準Vq*
及びd軸電圧基準Vd* と電圧位相θとからPWMコン
バータ3を制御するための電圧基準に変換し、PWM制
御回路16を介してPWMコンバータ3のスイッチング
素子をPWM制御する。このように制御することによ
り、交流系統1に流れる無効電流成分を零に制御しなが
ら直流電圧Vdcを直流電圧基準Vdc* に一致するよう制
御して、交流系統側を高力率に制御している。
圧検出器8で検出された直流電圧Vdcとの偏差が零にな
るように有効電流基準Iq* を出力する。一方、交流系
統1の交流電圧Vsは電圧検出器10で検出され、PL
L回路11は交流電圧Vsに同期した位相信号θを出力
する。また、フィルタ回路2を介してPWMコンバータ
3に入力される交流電流Icは電流検出器12で検出さ
れる。ベクトル演算器13は検出された交流電流Icを
位相信号θに基づいて交流電圧Vsと同相成分の有効電
流Iqと90°遅れ成分である無効電流Idに分解して
出力する。電流制御回路14aは有効電流基準Iq* と
有効電流Iqとの偏差が零となるようにq軸電圧基準V
q* を出力し、電流制御回路14bは無効電流基準Id
* と無効電流Idとの偏差が零となるようにd軸電圧基
準Vd* を出力する。無効電流基準Id* は零で与えら
れ無効電流Idが零となるようにd軸電圧基準Vd* が
出力される。ベクトル演算器15はq軸電圧基準Vq*
及びd軸電圧基準Vd* と電圧位相θとからPWMコン
バータ3を制御するための電圧基準に変換し、PWM制
御回路16を介してPWMコンバータ3のスイッチング
素子をPWM制御する。このように制御することによ
り、交流系統1に流れる無効電流成分を零に制御しなが
ら直流電圧Vdcを直流電圧基準Vdc* に一致するよう制
御して、交流系統側を高力率に制御している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来装置では交流系統側の無効電力を完全に零に制御
することができないという問題がある。すなわち、フィ
ルタ回路2の等価回路を図5(a)のようにリアクトル
2a、2b及びコンデンサ2cでなる回路とした場合、
PWMコンバータ3に入力される交流電流Icの無効電
流成分がゼロに制御され、Icが交流電圧Vsと同相に
制御され、フィルタ回路2のコンデンサ2cに流れる進
み電流I0 がIcに加算されるので、交流系統に流れる
交流電流Isは図5(b)に示すように、交流系統の電
圧Vsより進み位相となり、進みの無効電力が発生す
る。交流系統1とフィルタ回路2の間に別の電流検出器
を設ければこの問題は解決されるが、PWMコンバータ
3を保護するため結局は電流検出器12を設けることに
なり高価になるという問題が生じる。
た従来装置では交流系統側の無効電力を完全に零に制御
することができないという問題がある。すなわち、フィ
ルタ回路2の等価回路を図5(a)のようにリアクトル
2a、2b及びコンデンサ2cでなる回路とした場合、
PWMコンバータ3に入力される交流電流Icの無効電
流成分がゼロに制御され、Icが交流電圧Vsと同相に
制御され、フィルタ回路2のコンデンサ2cに流れる進
み電流I0 がIcに加算されるので、交流系統に流れる
交流電流Isは図5(b)に示すように、交流系統の電
圧Vsより進み位相となり、進みの無効電力が発生す
る。交流系統1とフィルタ回路2の間に別の電流検出器
を設ければこの問題は解決されるが、PWMコンバータ
3を保護するため結局は電流検出器12を設けることに
なり高価になるという問題が生じる。
【0006】本発明は上記問題を改善しようとしてなさ
れたもので、その目的はフィルタ回路のコンデンサに流
れる進み電流の補償制御を行い、交流系統側に生じる無
効電力を完全に零に制御することのできる電力変換装置
を提供することである。
れたもので、その目的はフィルタ回路のコンデンサに流
れる進み電流の補償制御を行い、交流系統側に生じる無
効電力を完全に零に制御することのできる電力変換装置
を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の電力変換装置は、交流系統からフィルタ回
路を介して与えられる交流電圧をパルス幅変調により直
流電圧に変換するPWMコンバータと、q軸電圧基準及
びd軸電圧基準に基づいて前記PWMコンバータを制御
するPWM制御手段と、電圧基準と前記直流電圧を比較
してq軸電流基準を出力する電圧制御手段と、前記q軸
電流基準及びゼロで与えられるd軸電流基準と、q軸電
圧基準及びd軸電圧基準と前記交流系統の電圧位相に基
づいて補正されたq軸電流基準及びd軸電流基準を出力
する電流基準補正手段と、前記交流系統の電圧位相と前
記コンバータに流れる交流電流からq軸電流成分及びd
軸電流成分を検出するベクトル演算器と、補正されたq
軸電流基準及びd軸電流基準と前記ベクトル演算器で検
出されたq軸電流成分及びd軸電流成分とをそれぞれ比
較して前記q軸電圧基準及びd軸電圧基準を出力するq
軸電流制御手段及びd軸電流制御手段とを備え、交流系
統に流れる無効電流がなくなるように制御する。(請求
項1) 更に、前記電流基準補正手段は、前記q軸電圧基準に所
定値を乗じた値を前記q軸電流基準から減じて補正され
たq軸電流基準を得るq軸電流基準補正手段と、前記d
軸電圧基準に前記所定値を乗じた値を前記d軸電流基準
に加えて補正されたd軸電流基準を得るd軸電流基準補
正手段とを備えて構成し、前記所定値を前記フィルタ回
路に有するコンデンサの容量に基づいて決定する。(請
求項2) 更に、前記所定値は、前記交流系統の角周波数と前記フ
ィルタ回路のコンデンサの容量との積に基づいて決定す
る。(請求項3) また、交流系統からフィルタ回路を介して与えられる交
流電圧をパルス幅変調により直流電圧に変換するPWM
コンバータと、q軸電圧基準及びd軸電圧基準に基づい
て前記PWMコンバータを制御するPWM制御手段と、
電圧基準と前記直流電圧を比較してq軸電流基準を出力
する電圧制御手段と、前記交流系統の電圧位相と前記コ
ンバータに流れる交流電流からq軸電流成分及びd軸電
流成分を検出するベクトル演算器と、q軸電流基準及び
d軸電流基準と前記ベクトル演算器で検出されたq軸電
流成分及びd軸電流成分とをそれぞれ比較して前記q軸
電圧基準及びd軸電圧基準を出力するq軸電流制御手段
及びd軸電流制御手段と、前記PWMコンバータが無負
荷状態のとき前記交流系統に流れる交流電流を保持する
記憶手段とを備え、前記記憶手段に保持された交流電流
の値をd軸電流基準として設定し、前記交流系統に流れ
る無効電流がなくなるように制御する。(請求項4) 更に、前記記憶手段は、前記PWMコンバータが無負荷
状態で運転され、前記交流系統に流れる交流電流の値が
前記フィルタ回路のコンデンサに流れる無効電流の値に
近似した状態で運転されているとき交流電流を保持す
る。(請求項5) 更に、前記記憶手段は、前記PWMコンバータの負荷電
流がゼロに近い所定値以下になったとき無負荷状態と判
定し、前記交流系統に流れる交流電流の値が前記フィル
タ回路のコンデンサに流れる無効電流の値に近似した状
態で交流電流を保持する。(請求項6)
に、本発明の電力変換装置は、交流系統からフィルタ回
路を介して与えられる交流電圧をパルス幅変調により直
流電圧に変換するPWMコンバータと、q軸電圧基準及
びd軸電圧基準に基づいて前記PWMコンバータを制御
するPWM制御手段と、電圧基準と前記直流電圧を比較
してq軸電流基準を出力する電圧制御手段と、前記q軸
電流基準及びゼロで与えられるd軸電流基準と、q軸電
圧基準及びd軸電圧基準と前記交流系統の電圧位相に基
づいて補正されたq軸電流基準及びd軸電流基準を出力
する電流基準補正手段と、前記交流系統の電圧位相と前
記コンバータに流れる交流電流からq軸電流成分及びd
軸電流成分を検出するベクトル演算器と、補正されたq
軸電流基準及びd軸電流基準と前記ベクトル演算器で検
出されたq軸電流成分及びd軸電流成分とをそれぞれ比
較して前記q軸電圧基準及びd軸電圧基準を出力するq
軸電流制御手段及びd軸電流制御手段とを備え、交流系
統に流れる無効電流がなくなるように制御する。(請求
項1) 更に、前記電流基準補正手段は、前記q軸電圧基準に所
定値を乗じた値を前記q軸電流基準から減じて補正され
たq軸電流基準を得るq軸電流基準補正手段と、前記d
軸電圧基準に前記所定値を乗じた値を前記d軸電流基準
に加えて補正されたd軸電流基準を得るd軸電流基準補
正手段とを備えて構成し、前記所定値を前記フィルタ回
路に有するコンデンサの容量に基づいて決定する。(請
求項2) 更に、前記所定値は、前記交流系統の角周波数と前記フ
ィルタ回路のコンデンサの容量との積に基づいて決定す
る。(請求項3) また、交流系統からフィルタ回路を介して与えられる交
流電圧をパルス幅変調により直流電圧に変換するPWM
コンバータと、q軸電圧基準及びd軸電圧基準に基づい
て前記PWMコンバータを制御するPWM制御手段と、
電圧基準と前記直流電圧を比較してq軸電流基準を出力
する電圧制御手段と、前記交流系統の電圧位相と前記コ
ンバータに流れる交流電流からq軸電流成分及びd軸電
流成分を検出するベクトル演算器と、q軸電流基準及び
d軸電流基準と前記ベクトル演算器で検出されたq軸電
流成分及びd軸電流成分とをそれぞれ比較して前記q軸
電圧基準及びd軸電圧基準を出力するq軸電流制御手段
及びd軸電流制御手段と、前記PWMコンバータが無負
荷状態のとき前記交流系統に流れる交流電流を保持する
記憶手段とを備え、前記記憶手段に保持された交流電流
の値をd軸電流基準として設定し、前記交流系統に流れ
る無効電流がなくなるように制御する。(請求項4) 更に、前記記憶手段は、前記PWMコンバータが無負荷
状態で運転され、前記交流系統に流れる交流電流の値が
前記フィルタ回路のコンデンサに流れる無効電流の値に
近似した状態で運転されているとき交流電流を保持す
る。(請求項5) 更に、前記記憶手段は、前記PWMコンバータの負荷電
流がゼロに近い所定値以下になったとき無負荷状態と判
定し、前記交流系統に流れる交流電流の値が前記フィル
タ回路のコンデンサに流れる無効電流の値に近似した状
態で交流電流を保持する。(請求項6)
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明の請求項1〜3に対
応する一実施例を示したものである。この実施例では、
交流系統1の電圧Vsの位相信号θに基づいて有効電流
基準Iq* と無効電流基準Id* を補正して新たな有効
電流基準Icq* と無効電流基準Icd*を出力する電流基
準補正回路17が設けられている。電流制御回路14a
は補正された有効電流基準Icq* と有効電流Iqとの偏
差が零となるようにq軸電圧基準Vq* を出力し、電流
制御回路14bは補正された無効電流基準Icd* と無効
電流Idとの偏差が零となるようにd軸電圧基準Vd*
を出力し、q軸電圧基準Vq* とd軸電圧基準Vd* は
電流基準補正回路17へフィードバックされる。その他
は従来(図4)と同じもので構成され、同一符号を付し
て示している。
応する一実施例を示したものである。この実施例では、
交流系統1の電圧Vsの位相信号θに基づいて有効電流
基準Iq* と無効電流基準Id* を補正して新たな有効
電流基準Icq* と無効電流基準Icd*を出力する電流基
準補正回路17が設けられている。電流制御回路14a
は補正された有効電流基準Icq* と有効電流Iqとの偏
差が零となるようにq軸電圧基準Vq* を出力し、電流
制御回路14bは補正された無効電流基準Icd* と無効
電流Idとの偏差が零となるようにd軸電圧基準Vd*
を出力し、q軸電圧基準Vq* とd軸電圧基準Vd* は
電流基準補正回路17へフィードバックされる。その他
は従来(図4)と同じもので構成され、同一符号を付し
て示している。
【0009】上記構成において、先ず、電流基準補正回
路17が行う補正原理について説明する。交流系統1の
交流電圧をVs、交流系統1に流れる交流電流をIs、
PWMコンバータ3に入力される交流電圧をVc、交流
電流をIc、フィルタ回路2のコンデンサ2cの容量を
C、リアクトル2bのインダクタンスをL、角周波数を
ωとすると、コンデンサ2cに流れる電流I0 は、
路17が行う補正原理について説明する。交流系統1の
交流電圧をVs、交流系統1に流れる交流電流をIs、
PWMコンバータ3に入力される交流電圧をVc、交流
電流をIc、フィルタ回路2のコンデンサ2cの容量を
C、リアクトル2bのインダクタンスをL、角周波数を
ωとすると、コンデンサ2cに流れる電流I0 は、
【0010】
【数1】 I0 =jωC(Vc+jωLIc) (1) となり、交流系統1に流れる交流電流をIsは、
【0011】
【数2】 Is=I0 +Ic (2) となる。(1)(2)式からIcを求めると、
【0012】
【数3】 Ic=(Is−jωCVc)/(1−ω2 CL) (3) となる。更に、Is、Vc、Icを、
【0013】
【数4】 Is=Isq+jIsd (4) Vc=Vcq+jVcd (5) Ic=Icq+jIcd (6) のように交流電圧Vsのdq座標軸上におけるd軸成分
とq軸成分に別けて表現すると、
とq軸成分に別けて表現すると、
【0014】
【数5】 Icd=(Isd+ωCVcq)/(1−ω2 CL) (4) Icq=(Isq−ωCVcd)/(1−ω2 CL) (5) と表現することができる。
【0015】電流基準補正回路17は位相信号θとフィ
ードバックされたq軸電圧基準Vq* 、d軸電圧基準V
d* に基づいて(4)(5)式の演算を行い、このIsd
がゼロとなるように電流基準を補正してフィルタ回路2
に流れる進み電流の影響を間接的に打ち消すように補正
制御を行い、これにより交流系統1に流れる電流Isの
無効成分を完全にゼロに制御するものである。
ードバックされたq軸電圧基準Vq* 、d軸電圧基準V
d* に基づいて(4)(5)式の演算を行い、このIsd
がゼロとなるように電流基準を補正してフィルタ回路2
に流れる進み電流の影響を間接的に打ち消すように補正
制御を行い、これにより交流系統1に流れる電流Isの
無効成分を完全にゼロに制御するものである。
【0016】図2(a)は電流基準補正回路17の具体
的な実施例を示したものである。位相信号θは微分回路
17aにより角周波数ωに変換され、乗算器17b、1
7cはフィードバックされた電圧基準Vq* と電圧基準
Vd* にそれぞれωCを乗じてωCVd* 、ωCVq*
を出力する。演算器17dは電流基準Iq* からωCV
q* を減じると共に(1−ω2 CL)で除算して補正さ
れた電流基準Icq* を出力し、演算器17eは無効電流
基準Id* にωCVd* を加算すると共に(1−ω2 C
L)で除算して補正された電流基準Icd* を出力する。
的な実施例を示したものである。位相信号θは微分回路
17aにより角周波数ωに変換され、乗算器17b、1
7cはフィードバックされた電圧基準Vq* と電圧基準
Vd* にそれぞれωCを乗じてωCVd* 、ωCVq*
を出力する。演算器17dは電流基準Iq* からωCV
q* を減じると共に(1−ω2 CL)で除算して補正さ
れた電流基準Icq* を出力し、演算器17eは無効電流
基準Id* にωCVd* を加算すると共に(1−ω2 C
L)で除算して補正された電流基準Icd* を出力する。
【0017】このようにして(4)(5)式の演算が行
われ、この状態でId* がゼロに設定されると、補正さ
れた電流基準Icd* はコンデンサ2cに流れる進み電流
I0を相殺するように与えられ、交流系統1に流れる電
流Isの無効成分を完全にゼロにすることができる。
われ、この状態でId* がゼロに設定されると、補正さ
れた電流基準Icd* はコンデンサ2cに流れる進み電流
I0を相殺するように与えられ、交流系統1に流れる電
流Isの無効成分を完全にゼロにすることができる。
【0018】また、リアクトル2a、2b及びコンデン
サ2cの値は固定値であり、交流系統1の角周波数ωが
一定とすると、ωC及び(1−ω2 CL)を一定値とお
くことができるので、乗算器17b、17c及び演算器
17d、17eを係数器とすることができ、電流基準補
正回路17を簡潔な構成とすることができる。また、こ
のようなフィルタ回路の場合、ω2 CLの値は1より充
分小さくなるので、
サ2cの値は固定値であり、交流系統1の角周波数ωが
一定とすると、ωC及び(1−ω2 CL)を一定値とお
くことができるので、乗算器17b、17c及び演算器
17d、17eを係数器とすることができ、電流基準補
正回路17を簡潔な構成とすることができる。また、こ
のようなフィルタ回路の場合、ω2 CLの値は1より充
分小さくなるので、
【0019】
【数6】 1/(1−ω2 CL)=1 (6) と近似することができ、電流基準補正回路17は図2
(b)に示すように更に簡潔な構成とすることができ
る。
(b)に示すように更に簡潔な構成とすることができ
る。
【0020】図3(a)は本発明の請求項4〜6に対応
する一実施例を示したものである。図3(a)におい
て、12aはPWMコンバータ3から出力される直流電
流Idcを検出する電流検出器、12bは交流系統1に流
れる交流電流Isを検出する電流検出器、19は検出さ
れた電流信号Idc、Isに基づいてd軸電流基準Id*
を決定するd軸電流基準決定手段である。その他は従来
と同じもので構成される。
する一実施例を示したものである。図3(a)におい
て、12aはPWMコンバータ3から出力される直流電
流Idcを検出する電流検出器、12bは交流系統1に流
れる交流電流Isを検出する電流検出器、19は検出さ
れた電流信号Idc、Isに基づいてd軸電流基準Id*
を決定するd軸電流基準決定手段である。その他は従来
と同じもので構成される。
【0021】この実施例の場合、d軸電流基準Id* は
従来のように零とせず、d軸電流基準決定手段19によ
ってフィルタ回路2のコンデンサ2cに流れる進み電流
を相殺する値となるように自動的に設定される。
従来のように零とせず、d軸電流基準決定手段19によ
ってフィルタ回路2のコンデンサ2cに流れる進み電流
を相殺する値となるように自動的に設定される。
【0022】図3(b)はd軸電流基準決定手段19の
具体的な構成例を示したもので、比較器19aは電流検
出器12aで検出された直流電流Idcが所定値Idc0 以
下の範囲において、PWMコンバータ3の負荷が無負荷
状態であると判断して論理信号S1 をアクティブ状態と
する。増幅器19bは電流検出器12bで検出された交
流電流Isを比例増幅してd軸電流基準Icd* として出
力する。ラッチ回路19cは論理信号S1 がアクティブ
状態のときはゼロの値のd軸電流基準Id* を出力し、
論理信号S1 がインアクティブ状態になるとその直前に
保持されたd軸電流基準Icd* を出力する。
具体的な構成例を示したもので、比較器19aは電流検
出器12aで検出された直流電流Idcが所定値Idc0 以
下の範囲において、PWMコンバータ3の負荷が無負荷
状態であると判断して論理信号S1 をアクティブ状態と
する。増幅器19bは電流検出器12bで検出された交
流電流Isを比例増幅してd軸電流基準Icd* として出
力する。ラッチ回路19cは論理信号S1 がアクティブ
状態のときはゼロの値のd軸電流基準Id* を出力し、
論理信号S1 がインアクティブ状態になるとその直前に
保持されたd軸電流基準Icd* を出力する。
【0023】上記構成において、PWMコンバータ3の
負荷が殆ど無負荷状態になり、直流電流Idcが所定値I
dc0 より小さい範囲になると、比較器19aはIdc<I
dc0を判断し、論理信号S1 をアクティブ状態とする。
論理信号S1 がアクティブ状態になると、ラッチ回路1
9cはゼロの値のd軸電流基準Id* を出力すると共に
増幅器19bから出力されるd軸電流基準Icd* の値を
内部メモリに記憶させ所定周期で更新する。このような
無負荷状態のとき、交流系統1に流れる交流電流Isの
殆どはフィルタ回路2のコンデンサ2cに流れる進み電
流I0 となり、d軸電流成分Isdのみとなる。直流電流
Idcが所定値Idc0 を越える範囲になり、論理信号S1
がインアクティブ状態になると、ラッチ回路19cは保
持されたd軸電流基準Icd* の値を内部メモリから読み
出してd軸電流基準Id* として設定される。このd軸
電流基準Id* はフィルタ回路2のコンデンサ2cに流
れる進み電流I0 にほぼ対応するのでd軸電流基準Id
* を遅れ電流として与えることにより上記進み電流I0
を相殺し、交流系統1に流れる交流電流Isの無効電流
をゼロに制御することができる。
負荷が殆ど無負荷状態になり、直流電流Idcが所定値I
dc0 より小さい範囲になると、比較器19aはIdc<I
dc0を判断し、論理信号S1 をアクティブ状態とする。
論理信号S1 がアクティブ状態になると、ラッチ回路1
9cはゼロの値のd軸電流基準Id* を出力すると共に
増幅器19bから出力されるd軸電流基準Icd* の値を
内部メモリに記憶させ所定周期で更新する。このような
無負荷状態のとき、交流系統1に流れる交流電流Isの
殆どはフィルタ回路2のコンデンサ2cに流れる進み電
流I0 となり、d軸電流成分Isdのみとなる。直流電流
Idcが所定値Idc0 を越える範囲になり、論理信号S1
がインアクティブ状態になると、ラッチ回路19cは保
持されたd軸電流基準Icd* の値を内部メモリから読み
出してd軸電流基準Id* として設定される。このd軸
電流基準Id* はフィルタ回路2のコンデンサ2cに流
れる進み電流I0 にほぼ対応するのでd軸電流基準Id
* を遅れ電流として与えることにより上記進み電流I0
を相殺し、交流系統1に流れる交流電流Isの無効電流
をゼロに制御することができる。
【0024】本実施例では、無負荷状態を判断して自動
的にd軸電流基準Id* を設定する例で示したが、d軸
電流基準Id* の設定は試運転時に一度行えば良いの
で、電流検出器12a、12bとd軸電流基準決定手段
19は、試運転時にのみ設け、通常時には試運転で決定
されたd軸電流基準Id* を設定するメモリのみを設け
るように構成することができる。また、図5では無負荷
状態を判定するための機能を備えた例で示したが、予め
無負荷状態を確認して運転できる場合には比較器19a
を省略し、ラッチ回路19cを無負荷状態においてd軸
電流基準Icd* の値を記憶するメモリ機能で実施するこ
とができる。
的にd軸電流基準Id* を設定する例で示したが、d軸
電流基準Id* の設定は試運転時に一度行えば良いの
で、電流検出器12a、12bとd軸電流基準決定手段
19は、試運転時にのみ設け、通常時には試運転で決定
されたd軸電流基準Id* を設定するメモリのみを設け
るように構成することができる。また、図5では無負荷
状態を判定するための機能を備えた例で示したが、予め
無負荷状態を確認して運転できる場合には比較器19a
を省略し、ラッチ回路19cを無負荷状態においてd軸
電流基準Icd* の値を記憶するメモリ機能で実施するこ
とができる。
【0025】
【発明の効果】本発明の電力変換装置によれば、フィル
タ回路のコンデンサに流れる進み電流の補償制御を容易
に行うことが可能となり、交流系統側に生じる無効電力
を完全に零に制御することが可能となり、交流系統側の
力率を1に制御することが可能になる。
タ回路のコンデンサに流れる進み電流の補償制御を容易
に行うことが可能となり、交流系統側に生じる無効電力
を完全に零に制御することが可能となり、交流系統側の
力率を1に制御することが可能になる。
【図1】本発明の請求項1〜3に対応する実施例の構成
図。
図。
【図2】上記実施例で用いる電流基準補正回路17の具
体的な構成図。
体的な構成図。
【図3】本発明の請求項4〜6に対応する実施例を示す
図で、(a)はその構成図、(b)はd軸電流基準決定
手段19の詳細構成図。
図で、(a)はその構成図、(b)はd軸電流基準決定
手段19の詳細構成図。
【図4】従来の電力変換装置の構成図。
【図5】従来装置の問題点を説明するための図で、
(a)は主回路系統図、(b)はベクトル図。
(a)は主回路系統図、(b)はベクトル図。
1…交流系統(商用電源) 2…フィルタ回路 2a,2b…リアクトル 2c…コンデンサ 3…PWMコンバー夕 4…平滑コンデン
サ 5…負荷 6… 8…電圧検出器 9…電圧制御器 10…電圧検出器 11…PLL回路 12、12a、12b…電流検出器 13…ベクトル演算器 14a、14b…
電流制御器 15…ベクトル演算器 16…PWM制御
回路 17…電流基準補正回路 19…d軸電流基準決定手段
サ 5…負荷 6… 8…電圧検出器 9…電圧制御器 10…電圧検出器 11…PLL回路 12、12a、12b…電流検出器 13…ベクトル演算器 14a、14b…
電流制御器 15…ベクトル演算器 16…PWM制御
回路 17…電流基準補正回路 19…d軸電流基準決定手段
Claims (6)
- 【請求項1】交流系統からフィルタ回路を介して与えら
れる交流電圧をパルス幅変調により直流電圧に変換する
PWMコンバータと、q軸電圧基準及びd軸電圧基準に
基づいて前記PWMコンバータを制御するPWM制御手
段と、電圧基準と前記直流電圧を比較してq軸電流基準
を出力する電圧制御手段と、前記q軸電流基準及びゼロ
で与えられるd軸電流基準と、q軸電圧基準及びd軸電
圧基準と前記交流系統の電圧位相に基づいて補正された
q軸電流基準及びd軸電流基準を出力する電流基準補正
手段と、前記交流系統の電圧位相と前記コンバータに流
れる交流電流からq軸電流成分及びd軸電流成分を検出
するベクトル演算器と、補正されたq軸電流基準及びd
軸電流基準と前記ベクトル演算器で検出されたq軸電流
成分及びd軸電流成分とをそれぞれ比較して前記q軸電
圧基準及びd軸電圧基準を出力するq軸電流制御手段及
びd軸電流制御手段とを備え、交流系統に流れる無効電
流がなくなるように制御することを特徴とする電力変換
装置。 - 【請求項2】請求項1に記載の電力変換装置において、
前記電流基準補正手段は、前記q軸電圧基準に所定値を
乗じた値を前記q軸電流基準から減じて補正されたq軸
電流基準を得るq軸電流基準補正手段と、前記d軸電圧
基準に前記所定値を乗じた値を前記d軸電流基準に加え
て補正されたd軸電流基準を得るd軸電流基準補正手段
とを備えて構成し、前記所定値を前記フィルタ回路に有
するコンデンサの容量に基づいて決定することを特徴と
する電力変換装置。 - 【請求項3】請求項2に記載の電力変換装置において、
前記所定値は、前記交流系統の角周波数と前記フィルタ
回路のコンデンサの容量との積に基づいて決定すること
を特徴とする電力変換装置。 - 【請求項4】交流系統からフィルタ回路を介して与えら
れる交流電圧をパルス幅変調により直流電圧に変換する
PWMコンバータと、q軸電圧基準及びd軸電圧基準に
基づいて前記PWMコンバータを制御するPWM制御手
段と、電圧基準と前記直流電圧を比較してq軸電流基準
を出力する電圧制御手段と、前記交流系統の電圧位相と
前記コンバータに流れる交流電流からq軸電流成分及び
d軸電流成分を検出するベクトル演算器と、q軸電流基
準及びd軸電流基準と前記ベクトル演算器で検出された
q軸電流成分及びd軸電流成分とをそれぞれ比較して前
記q軸電圧基準及びd軸電圧基準を出力するq軸電流制
御手段及びd軸電流制御手段と、前記PWMコンバータ
が無負荷状態のとき前記交流系統に流れる交流電流を保
持する記憶手段とを備え、前記記憶手段に保持された交
流電流の値をd軸電流基準として設定し、前記交流系統
に流れる無効電流がなくなるように制御することを特徴
とする電力変換装置。 - 【請求項5】請求項4に記載の電力変換装置において、
前記記憶手段は、前記PWMコンバータが無負荷状態で
運転され、前記交流系統に流れる交流電流の値が前記フ
ィルタ回路のコンデンサに流れる無効電流の値に近似し
た状態で運転されているとき交流電流を保持することを
特徴とする電力変換装置。 - 【請求項6】請求項4に記載の電力変換装置において、
前記記憶手段は、前記PWMコンバータの負荷電流がゼ
ロに近い所定値以下になったとき無負荷状態と判定し、
前記交流系統に流れる交流電流の値が前記フィルタ回路
のコンデンサに流れる無効電流の値に近似した状態で交
流電流を保持することを特徴とする電力変換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8259537A JPH10105261A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 電力変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8259537A JPH10105261A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 電力変換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10105261A true JPH10105261A (ja) | 1998-04-24 |
Family
ID=17335494
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8259537A Pending JPH10105261A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 電力変換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10105261A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005229723A (ja) * | 2004-02-13 | 2005-08-25 | Toyo Electric Mfg Co Ltd | 交流/直流コンバータの無効電流制御装置 |
WO2006040899A1 (ja) * | 2004-10-14 | 2006-04-20 | Daikin Industries, Ltd. | コンバータの制御方法及びコンバータの制御装置 |
JP2008234298A (ja) * | 2007-03-20 | 2008-10-02 | Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp | 半導体電力変換装置 |
JP2009195059A (ja) * | 2008-02-15 | 2009-08-27 | Kyosan Electric Mfg Co Ltd | 電力変換方法および電力変換装置 |
JP2013225987A (ja) * | 2012-04-20 | 2013-10-31 | Yaskawa Electric Corp | 電源回生装置および電力変換装置 |
JP2015527044A (ja) * | 2012-08-20 | 2015-09-10 | 日本テキサス・インスツルメンツ株式会社 | 入力電力及び電流測定のシステム及び方法 |
CN112997395A (zh) * | 2018-11-14 | 2021-06-18 | 东芝三菱电机产业系统株式会社 | 电力转换装置 |
-
1996
- 1996-09-30 JP JP8259537A patent/JPH10105261A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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EP1811644A1 (en) * | 2004-10-14 | 2007-07-25 | Daikin Industries, Ltd. | Converter control method and converter control device |
EP1811644A4 (en) * | 2004-10-14 | 2009-11-18 | Daikin Ind Ltd | CONVERTER CONTROL METHOD AND CONVERTER CONTROL DEVICE |
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CN112997395A (zh) * | 2018-11-14 | 2021-06-18 | 东芝三菱电机产业系统株式会社 | 电力转换装置 |
CN112997395B (zh) * | 2018-11-14 | 2024-01-02 | 东芝三菱电机产业系统株式会社 | 电力转换装置 |
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