JPH10104803A - 写真用ロールフイルム - Google Patents
写真用ロールフイルムInfo
- Publication number
- JPH10104803A JPH10104803A JP26079296A JP26079296A JPH10104803A JP H10104803 A JPH10104803 A JP H10104803A JP 26079296 A JP26079296 A JP 26079296A JP 26079296 A JP26079296 A JP 26079296A JP H10104803 A JPH10104803 A JP H10104803A
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- Japan
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- tape
- light
- adhesive layer
- film
- shielding paper
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【解決手段】 テープ基材6の一端部6aの片面に感熱
接着剤層8を設け、他端部6bの同じ側の面に粘着剤層
10と離型層11とを隣接して設けた。粘着剤層10は
テープ基材6の縁より内側に設けた。粘着剤層10と離
型層11の境界線でテープ基材6を折り曲げ、両層を重
ね合わせて封印用テープ5を作成し、これを感熱接着剤
層8により遮光紙3の後端部3aに貼着した。 【効果】 接着剤を舐める作業をなくすことができ、衛
生的になると共に粘着剤による迅速,確実な封印がで
き、撮影作業の効率化に寄与できる。また、封印用テー
プがフイルム圧板に貼りつく等のトラブル及び遮光紙同
士が貼りつく事故が防止できる。
接着剤層8を設け、他端部6bの同じ側の面に粘着剤層
10と離型層11とを隣接して設けた。粘着剤層10は
テープ基材6の縁より内側に設けた。粘着剤層10と離
型層11の境界線でテープ基材6を折り曲げ、両層を重
ね合わせて封印用テープ5を作成し、これを感熱接着剤
層8により遮光紙3の後端部3aに貼着した。 【効果】 接着剤を舐める作業をなくすことができ、衛
生的になると共に粘着剤による迅速,確実な封印がで
き、撮影作業の効率化に寄与できる。また、封印用テー
プがフイルム圧板に貼りつく等のトラブル及び遮光紙同
士が貼りつく事故が防止できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真用ロールフイ
ルムに関し、更に詳しくは接着剤を舐める作業をなくし
て衛生的に迅速,確実に封印できる写真用ロールフイル
ムに関するものである。
ルムに関し、更に詳しくは接着剤を舐める作業をなくし
て衛生的に迅速,確実に封印できる写真用ロールフイル
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】写真用ロールフイルムとしては、約6c
m幅の帯状の写真フイルムのベース面側を帯状の遮光紙
で覆い、これをスプールにロール状に巻きつけて遮光紙
の先端部を紙テープで止めた120タイプのブローニー
フイルムが知られている。この写真用ロールフイルムを
使用するには、まずカメラのフイルム巻取り室に同形状
のスプールをセットしておく。
m幅の帯状の写真フイルムのベース面側を帯状の遮光紙
で覆い、これをスプールにロール状に巻きつけて遮光紙
の先端部を紙テープで止めた120タイプのブローニー
フイルムが知られている。この写真用ロールフイルムを
使用するには、まずカメラのフイルム巻取り室に同形状
のスプールをセットしておく。
【0003】写真用ロールフイルムをフイルム装填室に
セットしてから、紙テープを剥がして遮光紙の先端部を
フイルム巻取り室のスプールのスリットに挿入した後、
巻上げ操作を行ってスプールに遮光紙を所定量巻き取
る。遮光紙の表面に印刷してある矢印マークがカメラの
スタートマークに合ったら、巻上げ操作を止めてカメラ
の裏蓋を閉じる。更に巻上げ操作を行うと、フイルムカ
ウンタに最初のコマがアパーチャにセットされたことを
示すカウンタ数字「1」が表示されるとともに、巻上げ
操作が阻止され、撮影順次が完了する。
セットしてから、紙テープを剥がして遮光紙の先端部を
フイルム巻取り室のスプールのスリットに挿入した後、
巻上げ操作を行ってスプールに遮光紙を所定量巻き取
る。遮光紙の表面に印刷してある矢印マークがカメラの
スタートマークに合ったら、巻上げ操作を止めてカメラ
の裏蓋を閉じる。更に巻上げ操作を行うと、フイルムカ
ウンタに最初のコマがアパーチャにセットされたことを
示すカウンタ数字「1」が表示されるとともに、巻上げ
操作が阻止され、撮影順次が完了する。
【0004】撮影が進むにつれて露光済みの写真フイル
ムが遮光紙ごとフイルム巻取り室のスプールに巻き取ら
れてゆく。全てのコマを撮影し終わった後、更に巻上げ
操作を行うと、フイルム装填室のスプールから遮光紙の
後端部が離脱して、写真フイルム及び遮光紙の全てがフ
イルム巻取り室のスプールに巻き取られる。この後、カ
メラの裏蓋を開け、遮光紙が緩まないように指で押さえ
ながら露光済みの写真用ロールフイルムをフイルム巻取
り室から取り出す。この写真用ロールフイルムには、遮
光紙の後端部の表面に封印用テープがその一端部が貼着
されて設けられている。この封印用テープの他端部の内
面には、再湿により活性化する接着剤が塗布されている
から、これを舐めて遮光紙もしくは封印用テープの表面
に押しつけると、遮光紙が巻き緩まないように露光済み
の写真用ロールフイルムが封印される。
ムが遮光紙ごとフイルム巻取り室のスプールに巻き取ら
れてゆく。全てのコマを撮影し終わった後、更に巻上げ
操作を行うと、フイルム装填室のスプールから遮光紙の
後端部が離脱して、写真フイルム及び遮光紙の全てがフ
イルム巻取り室のスプールに巻き取られる。この後、カ
メラの裏蓋を開け、遮光紙が緩まないように指で押さえ
ながら露光済みの写真用ロールフイルムをフイルム巻取
り室から取り出す。この写真用ロールフイルムには、遮
光紙の後端部の表面に封印用テープがその一端部が貼着
されて設けられている。この封印用テープの他端部の内
面には、再湿により活性化する接着剤が塗布されている
から、これを舐めて遮光紙もしくは封印用テープの表面
に押しつけると、遮光紙が巻き緩まないように露光済み
の写真用ロールフイルムが封印される。
【0005】ところが、本数を多く撮るカメラマンは、
封印用テープの接着剤を頻繁に舐めることになり、気分
が悪くなることがあった。また、最近はPL法(製造物
責任法)の制定もあり、舐めて活性化する接着剤は衛生
上好ましくないとの意見が出ている。そこで、封印用テ
ープに離型紙を設け、使用する際に離型紙を剥がして封
印するものが提案されている(実開平5−47944号
公報)。
封印用テープの接着剤を頻繁に舐めることになり、気分
が悪くなることがあった。また、最近はPL法(製造物
責任法)の制定もあり、舐めて活性化する接着剤は衛生
上好ましくないとの意見が出ている。そこで、封印用テ
ープに離型紙を設け、使用する際に離型紙を剥がして封
印するものが提案されている(実開平5−47944号
公報)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報記載のような写真用ロールフイルムでは、カメラ内で
離型紙が剥がれた場合には、封印用テープがフイルム圧
板に貼りつく等のトラブルが発生する可能性がある。ま
た、フイルム生産時の巻き込み工程で離型紙が剥離する
おそれもあり、実用化が困難であった。
報記載のような写真用ロールフイルムでは、カメラ内で
離型紙が剥がれた場合には、封印用テープがフイルム圧
板に貼りつく等のトラブルが発生する可能性がある。ま
た、フイルム生産時の巻き込み工程で離型紙が剥離する
おそれもあり、実用化が困難であった。
【0007】本発明は、接着剤を舐める作業をなくして
衛生的に迅速,確実に封印できるとともに、カメラ内や
巻き込み工程で封印用テープがフイルム圧板に貼りつく
等のトラブルを解消した写真用ロールフイルムを提供す
ることを目的とする。
衛生的に迅速,確実に封印できるとともに、カメラ内や
巻き込み工程で封印用テープがフイルム圧板に貼りつく
等のトラブルを解消した写真用ロールフイルムを提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の写真用ロールフイルムは、帯状の写真フイ
ルムの少なくとも両端部に遮光紙が設けられ、この遮光
紙が外側になるようにスプールの周りにロール状に巻き
つけられた写真用ロールフイルムであって、前記遮光紙
のスプール近傍の端部に封印用テープがその一端部を遮
光紙の表面に貼着して設けられている写真用ロールフイ
ルムにおいて、前記封印用テープは、テープ基材の遮光
紙側の面に粘着剤層と離型層とを隣接して設け、これら
の境界線でテープ基材を折り曲げることにより両層を重
ね合わせたものである。
に、本発明の写真用ロールフイルムは、帯状の写真フイ
ルムの少なくとも両端部に遮光紙が設けられ、この遮光
紙が外側になるようにスプールの周りにロール状に巻き
つけられた写真用ロールフイルムであって、前記遮光紙
のスプール近傍の端部に封印用テープがその一端部を遮
光紙の表面に貼着して設けられている写真用ロールフイ
ルムにおいて、前記封印用テープは、テープ基材の遮光
紙側の面に粘着剤層と離型層とを隣接して設け、これら
の境界線でテープ基材を折り曲げることにより両層を重
ね合わせたものである。
【0009】また、前記粘着剤層は、テープ基材の縁よ
り内側に設けられたものである。
り内側に設けられたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の写真用ロールフイルム1
の露光済み状態を示す図2において、スプール2には、
露光済みの写真フイルムを内側にして遮光紙3がロール
状に巻きつけられており、この後端部3aの表面には、
封印用テープ5がテープ基材6の一端部6aを貼着して
設けられている。なお、テープ基材6の表面には、商品
名や現像プロセス名等が印刷されている。
の露光済み状態を示す図2において、スプール2には、
露光済みの写真フイルムを内側にして遮光紙3がロール
状に巻きつけられており、この後端部3aの表面には、
封印用テープ5がテープ基材6の一端部6aを貼着して
設けられている。なお、テープ基材6の表面には、商品
名や現像プロセス名等が印刷されている。
【0011】封印用テープ5を側方から観た図1におい
て、テープ基材6の一端部6aの裏面には、後端部3a
の表面にテープ基材6を貼着するための感熱接着剤層8
が設けられている。テープ基材6の他端部6bは二つ折
りにされており、この内側には互いに重ね合わされて粘
着剤層10と離型層11が設けられている。
て、テープ基材6の一端部6aの裏面には、後端部3a
の表面にテープ基材6を貼着するための感熱接着剤層8
が設けられている。テープ基材6の他端部6bは二つ折
りにされており、この内側には互いに重ね合わされて粘
着剤層10と離型層11が設けられている。
【0012】封印用テープ5を作成するには、図3に示
すように、長尺のテープ基材6の片面に感熱接着剤層8
及び離型層11を直線状に連続して塗布する。また、粘
着剤層10は、離型層11から僅かに離した位置に封印
用テープ5の縁より内側になるように間欠的に塗布す
る。そして、粘着剤層10と離型層11との間の一点鎖
線Sで折ってから、粘着剤層10の各間を二点鎖線Mで
切断にすることにより封印用テープ5が得られる。
すように、長尺のテープ基材6の片面に感熱接着剤層8
及び離型層11を直線状に連続して塗布する。また、粘
着剤層10は、離型層11から僅かに離した位置に封印
用テープ5の縁より内側になるように間欠的に塗布す
る。そして、粘着剤層10と離型層11との間の一点鎖
線Sで折ってから、粘着剤層10の各間を二点鎖線Mで
切断にすることにより封印用テープ5が得られる。
【0013】このようにして得られた封印用テープ5
は、遮光紙3の後端部3a表面の所定位置に位置決めさ
れた後、一端部6aが加熱及び加圧され、感熱接着剤層
8が活性化して後端部3aの所定位置に接着される。写
真用ロールフイルム1の生産工程では、封印用テープ5
が貼着された遮光紙3の後端部3aを内側にして遮光紙
3がスプール2の周りに巻きつけられる。このとき、封
印用テープ5は層状になった遮光紙3の間に挟まれて強
く押されるが、粘着剤層10はテープ基材6の縁より十
分に内側に配置されているため、粘着剤層10がテープ
基材6の縁からはみ出して層状の遮光紙3同士を接着す
るおそれはなく、安全,確実に遮光紙3をスプール2に
巻きつけることができる。
は、遮光紙3の後端部3a表面の所定位置に位置決めさ
れた後、一端部6aが加熱及び加圧され、感熱接着剤層
8が活性化して後端部3aの所定位置に接着される。写
真用ロールフイルム1の生産工程では、封印用テープ5
が貼着された遮光紙3の後端部3aを内側にして遮光紙
3がスプール2の周りに巻きつけられる。このとき、封
印用テープ5は層状になった遮光紙3の間に挟まれて強
く押されるが、粘着剤層10はテープ基材6の縁より十
分に内側に配置されているため、粘着剤層10がテープ
基材6の縁からはみ出して層状の遮光紙3同士を接着す
るおそれはなく、安全,確実に遮光紙3をスプール2に
巻きつけることができる。
【0014】写真用ロールフイルム1をカメラに装填し
て全ての撮影を終了した後、カメラの巻上げ操作を継続
すると、フイルム巻取り室のスプールに全ての遮光紙3
が露光済みの写真フイルムとともに巻きつけられる。カ
メラの裏蓋を開けて、フイルム巻取り室から写真用ロー
ルフイルム1を取り出した後、遮光紙3の後端部3aを
所定の幅だけ内側に折り曲げる。この後、テープ基材6
の他端部6bを捲り上げ、離型層11が塗布されたテー
プ基材6の端を引っ張ると、離型層11が粘着剤層10
から引き剥がされる。これにより、粘着剤層10が露呈
されるから、これを遮光紙3が巻き緩まないように注意
しながら遮光紙3もしくは封印用テープ5の表面に押し
つけると、粘着剤層10によってテープ基材6の他端部
6bが遮光紙3もしくは封印用テープ5の表面に貼着さ
れ、遮光紙3の後端部3aが封止される。
て全ての撮影を終了した後、カメラの巻上げ操作を継続
すると、フイルム巻取り室のスプールに全ての遮光紙3
が露光済みの写真フイルムとともに巻きつけられる。カ
メラの裏蓋を開けて、フイルム巻取り室から写真用ロー
ルフイルム1を取り出した後、遮光紙3の後端部3aを
所定の幅だけ内側に折り曲げる。この後、テープ基材6
の他端部6bを捲り上げ、離型層11が塗布されたテー
プ基材6の端を引っ張ると、離型層11が粘着剤層10
から引き剥がされる。これにより、粘着剤層10が露呈
されるから、これを遮光紙3が巻き緩まないように注意
しながら遮光紙3もしくは封印用テープ5の表面に押し
つけると、粘着剤層10によってテープ基材6の他端部
6bが遮光紙3もしくは封印用テープ5の表面に貼着さ
れ、遮光紙3の後端部3aが封止される。
【0015】以上説明した実施形態では、離型層11が
テープ基材6の端寄りに配置されていたが、図4に示す
ように、粘着剤層10と離型層11との位置を入れ替え
て粘着剤層10をテープ基材6の端寄りに配置してもよ
い。この場合も、上記実施形態と同様に、粘着剤層10
をテープ基材6の縁より内側にすることにより、粘着剤
層10がテープ基材6の縁からはみ出すことが防止され
る。
テープ基材6の端寄りに配置されていたが、図4に示す
ように、粘着剤層10と離型層11との位置を入れ替え
て粘着剤層10をテープ基材6の端寄りに配置してもよ
い。この場合も、上記実施形態と同様に、粘着剤層10
をテープ基材6の縁より内側にすることにより、粘着剤
層10がテープ基材6の縁からはみ出すことが防止され
る。
【0016】また、上記実施形態は、120タイプのブ
ローニーフイルムであったが、ベース面側を覆う遮光紙
を省略し、リーダーペーパー,トレーラーと称される遮
光紙を写真フイルムの両端部に固定した220タイプの
ブローニーフイルムであってもよい。
ローニーフイルムであったが、ベース面側を覆う遮光紙
を省略し、リーダーペーパー,トレーラーと称される遮
光紙を写真フイルムの両端部に固定した220タイプの
ブローニーフイルムであってもよい。
【0017】
【発明の効果】以上のように、本発明の写真用ロールフ
イルムによれば、テープ基材の遮光紙側の面に粘着剤層
と離型層とを隣接して設け、これらの境界線でテープ基
材を折り曲げ両層を重ね合わせた封印用テープを用いた
ので、接着剤を舐める作業をなくすことができ、衛生的
になる。また、粘着剤層と離型層とを引き剥がして封印
用テープを遮光紙に押しつけるだけの簡単な作業で粘着
剤による確実な封印ができるから、封印作業を迅速,確
実に行うことができ、撮影作業の効率化に寄与できる。
また、テープ基材の他端部の端は、遮光紙の表面に倒伏
した封印用テープの内側に隠れているから、カメラ内や
フイルム巻き込み工程で粘着剤層と離型層とが剥がれる
おそれがなく、カメラのフイルム圧板に封印用テープが
貼りついたり、フイルム巻き込み工程で遮光紙同士が貼
り着いたり、巻き込み装置に封印用テープが貼りつくよ
うな事故が防止できる。
イルムによれば、テープ基材の遮光紙側の面に粘着剤層
と離型層とを隣接して設け、これらの境界線でテープ基
材を折り曲げ両層を重ね合わせた封印用テープを用いた
ので、接着剤を舐める作業をなくすことができ、衛生的
になる。また、粘着剤層と離型層とを引き剥がして封印
用テープを遮光紙に押しつけるだけの簡単な作業で粘着
剤による確実な封印ができるから、封印作業を迅速,確
実に行うことができ、撮影作業の効率化に寄与できる。
また、テープ基材の他端部の端は、遮光紙の表面に倒伏
した封印用テープの内側に隠れているから、カメラ内や
フイルム巻き込み工程で粘着剤層と離型層とが剥がれる
おそれがなく、カメラのフイルム圧板に封印用テープが
貼りついたり、フイルム巻き込み工程で遮光紙同士が貼
り着いたり、巻き込み装置に封印用テープが貼りつくよ
うな事故が防止できる。
【0018】また、粘着剤層をテープ基材の縁より内側
に設けたから、遮光紙をスプールに巻きつけた際に封印
用テープが層状の遮光紙によって挟まれて強く押されて
も、粘着剤がテープ基材の縁からはみ出すことがなく、
遮光紙同士が貼りつく事故が防止できる。
に設けたから、遮光紙をスプールに巻きつけた際に封印
用テープが層状の遮光紙によって挟まれて強く押されて
も、粘着剤がテープ基材の縁からはみ出すことがなく、
遮光紙同士が貼りつく事故が防止できる。
【図1】本発明に係る封印用テープの構造を示す遮光紙
後端部の部分側面図である。
後端部の部分側面図である。
【図2】本発明の写真用ロールフイルムを示す斜視図で
ある。
ある。
【図3】封印用テープの各塗布層のパターンを示す説明
図である。
図である。
【図4】封印用テープの各塗布層の別のパターンを示す
説明図である。
説明図である。
1 写真用ロールフイルム 2 スプール 3 遮光紙 5 封印用テープ 6 テープ基材 8 感熱接着剤層 10 粘着剤層 11 離型層
Claims (2)
- 【請求項1】 帯状の写真フイルムの少なくとも両端部
に遮光紙が設けられ、この遮光紙が外側になるようにス
プールの周りにロール状に巻きつけられた写真用ロール
フイルムであって、前記遮光紙のスプール近傍の端部に
封印用テープがその一端部を遮光紙の表面に貼着して設
けられている写真用ロールフイルムにおいて、 前記封印用テープは、テープ基材の遮光紙側の面に粘着
剤層と離型層とを隣接して設け、これらの境界線でテー
プ基材を折り曲げることにより両層を重ね合わせたこと
を特徴とする写真用ロールフイルム。 - 【請求項2】 前記粘着剤層は、テープ基材の縁より内
側に設けられていることを特徴とする請求項1記載の写
真用ロールフイルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26079296A JP3677127B2 (ja) | 1996-10-01 | 1996-10-01 | 写真用ロールフイルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26079296A JP3677127B2 (ja) | 1996-10-01 | 1996-10-01 | 写真用ロールフイルム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10104803A true JPH10104803A (ja) | 1998-04-24 |
JP3677127B2 JP3677127B2 (ja) | 2005-07-27 |
Family
ID=17352809
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26079296A Expired - Fee Related JP3677127B2 (ja) | 1996-10-01 | 1996-10-01 | 写真用ロールフイルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3677127B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6100017A (en) * | 1998-03-25 | 2000-08-08 | Fuji Photo Film Co. Ltd. | Roll photo film having seal tape |
EP1258442A3 (en) * | 2001-05-14 | 2005-11-09 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Band-like matter fastening seal, roll photo film, apparatus and methods of manufacturing a band-like matter unit |
-
1996
- 1996-10-01 JP JP26079296A patent/JP3677127B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6100017A (en) * | 1998-03-25 | 2000-08-08 | Fuji Photo Film Co. Ltd. | Roll photo film having seal tape |
EP1258442A3 (en) * | 2001-05-14 | 2005-11-09 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Band-like matter fastening seal, roll photo film, apparatus and methods of manufacturing a band-like matter unit |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3677127B2 (ja) | 2005-07-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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Effective date: 20050411 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
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