JP3677127B2 - 写真用ロールフイルム - Google Patents
写真用ロールフイルム Download PDFInfo
- Publication number
- JP3677127B2 JP3677127B2 JP26079296A JP26079296A JP3677127B2 JP 3677127 B2 JP3677127 B2 JP 3677127B2 JP 26079296 A JP26079296 A JP 26079296A JP 26079296 A JP26079296 A JP 26079296A JP 3677127 B2 JP3677127 B2 JP 3677127B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- film
- tape
- shielding paper
- paper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Adhesive Tapes (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、写真用ロールフイルムに関し、更に詳しくは接着剤を舐める作業をなくして衛生的に迅速,確実に封印できる写真用ロールフイルムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
写真用ロールフイルムとしては、約6cm幅の帯状の写真フイルムのベース面側を帯状の遮光紙で覆い、これをスプールにロール状に巻きつけて遮光紙の先端部を紙テープで止めた120タイプのブローニーフイルムが知られている。この写真用ロールフイルムを使用するには、まずカメラのフイルム巻取り室に同形状のスプールをセットしておく。
【0003】
写真用ロールフイルムをフイルム装填室にセットしてから、紙テープを剥がして遮光紙の先端部をフイルム巻取り室のスプールのスリットに挿入した後、巻上げ操作を行ってスプールに遮光紙を所定量巻き取る。遮光紙の表面に印刷してある矢印マークがカメラのスタートマークに合ったら、巻上げ操作を止めてカメラの裏蓋を閉じる。更に巻上げ操作を行うと、フイルムカウンタに最初のコマがアパーチャにセットされたことを示すカウンタ数字「1」が表示されるとともに、巻上げ操作が阻止され、撮影順次が完了する。
【0004】
撮影が進むにつれて露光済みの写真フイルムが遮光紙ごとフイルム巻取り室のスプールに巻き取られてゆく。全てのコマを撮影し終わった後、更に巻上げ操作を行うと、フイルム装填室のスプールから遮光紙の後端部が離脱して、写真フイルム及び遮光紙の全てがフイルム巻取り室のスプールに巻き取られる。この後、カメラの裏蓋を開け、遮光紙が緩まないように指で押さえながら露光済みの写真用ロールフイルムをフイルム巻取り室から取り出す。この写真用ロールフイルムには、遮光紙の後端部の表面に封印用テープがその一端部が貼着されて設けられている。この封印用テープの他端部の内面には、再湿により活性化する接着剤が塗布されているから、これを舐めて遮光紙もしくは封印用テープの表面に押しつけると、遮光紙が巻き緩まないように露光済みの写真用ロールフイルムが封印される。
【0005】
ところが、本数を多く撮るカメラマンは、封印用テープの接着剤を頻繁に舐めることになり、気分が悪くなることがあった。また、最近はPL法(製造物責任法)の制定もあり、舐めて活性化する接着剤は衛生上好ましくないとの意見が出ている。そこで、封印用テープに離型紙を設け、使用する際に離型紙を剥がして封印するものが提案されている(実開平5−47944号公報)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記公報記載のような写真用ロールフイルムでは、カメラ内で離型紙が剥がれた場合には、封印用テープがフイルム圧板に貼りつく等のトラブルが発生する可能性がある。また、フイルム生産時の巻き込み工程で離型紙が剥離するおそれもあり、実用化が困難であった。
【0007】
本発明は、接着剤を舐める作業をなくして衛生的に迅速,確実に封印できるとともに、カメラ内や巻き込み工程で封印用テープがフイルム圧板に貼りつく等のトラブルを解消した写真用ロールフイルムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の写真用ロールフイルムは、帯状の写真フイルムの少なくとも両端部に遮光紙が設けられ、この遮光紙が外側になるようにスプールの周りにロール状に巻きつけられた写真用ロールフイルムであって、前記遮光紙のスプール近傍の端部に封印用テープがその一端部を遮光紙の表面に貼着して設けられている写真用ロールフイルムにおいて、前記封印用テープは、テープ基材の遮光紙側の面に粘着剤層と離型層とを隣接して設け、これらの境界線でテープ基材を折り曲げることにより両層を重ね合わせたものである。
【0009】
また、前記粘着剤層は、テープ基材の縁より内側に設けられたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の写真用ロールフイルム1の露光済み状態を示す図2において、スプール2には、露光済みの写真フイルムを内側にして遮光紙3がロール状に巻きつけられており、この後端部3aの表面には、封印用テープ5がテープ基材6の一端部6aを貼着して設けられている。なお、テープ基材6の表面には、商品名や現像プロセス名等が印刷されている。
【0011】
封印用テープ5を側方から観た図1において、テープ基材6の一端部6aの裏面には、後端部3aの表面にテープ基材6を貼着するための感熱接着剤層8が設けられている。テープ基材6の他端部6bは二つ折りにされており、この内側には互いに重ね合わされて粘着剤層10と離型層11が設けられている。
【0012】
封印用テープ5を作成するには、図3に示すように、長尺のテープ基材6の片面に感熱接着剤層8及び離型層11を直線状に連続して塗布する。また、粘着剤層10は、離型層11から僅かに離した位置に封印用テープ5の縁より内側になるように間欠的に塗布する。そして、粘着剤層10と離型層11との間の一点鎖線Sで折ってから、粘着剤層10の各間を二点鎖線Mで切断にすることにより封印用テープ5が得られる。
【0013】
このようにして得られた封印用テープ5は、遮光紙3の後端部3a表面の所定位置に位置決めされた後、一端部6aが加熱及び加圧され、感熱接着剤層8が活性化して後端部3aの所定位置に接着される。写真用ロールフイルム1の生産工程では、封印用テープ5が貼着された遮光紙3の後端部3aを内側にして遮光紙3がスプール2の周りに巻きつけられる。このとき、封印用テープ5は層状になった遮光紙3の間に挟まれて強く押されるが、粘着剤層10はテープ基材6の縁より十分に内側に配置されているため、粘着剤層10がテープ基材6の縁からはみ出して層状の遮光紙3同士を接着するおそれはなく、安全,確実に遮光紙3をスプール2に巻きつけることができる。
【0014】
写真用ロールフイルム1をカメラに装填して全ての撮影を終了した後、カメラの巻上げ操作を継続すると、フイルム巻取り室のスプールに全ての遮光紙3が露光済みの写真フイルムとともに巻きつけられる。カメラの裏蓋を開けて、フイルム巻取り室から写真用ロールフイルム1を取り出した後、遮光紙3の後端部3aを所定の幅だけ内側に折り曲げる。この後、テープ基材6の他端部6bを捲り上げ、離型層11が塗布されたテープ基材6の端を引っ張ると、離型層11が粘着剤層10から引き剥がされる。これにより、粘着剤層10が露呈されるから、これを遮光紙3が巻き緩まないように注意しながら遮光紙3もしくは封印用テープ5の表面に押しつけると、粘着剤層10によってテープ基材6の他端部6bが遮光紙3もしくは封印用テープ5の表面に貼着され、遮光紙3の後端部3aが封止される。
【0015】
以上説明した実施形態では、離型層11がテープ基材6の端寄りに配置されていたが、図4に示すように、粘着剤層10と離型層11との位置を入れ替えて粘着剤層10をテープ基材6の端寄りに配置してもよい。この場合も、上記実施形態と同様に、粘着剤層10をテープ基材6の縁より内側にすることにより、粘着剤層10がテープ基材6の縁からはみ出すことが防止される。
【0016】
また、上記実施形態は、120タイプのブローニーフイルムであったが、ベース面側を覆う遮光紙を省略し、リーダーペーパー,トレーラーと称される遮光紙を写真フイルムの両端部に固定した220タイプのブローニーフイルムであってもよい。
【0017】
【発明の効果】
以上のように、本発明の写真用ロールフイルムによれば、テープ基材の遮光紙側の面に粘着剤層と離型層とを隣接して設け、これらの境界線でテープ基材を折り曲げ両層を重ね合わせた封印用テープを用いたので、接着剤を舐める作業をなくすことができ、衛生的になる。また、粘着剤層と離型層とを引き剥がして封印用テープを遮光紙に押しつけるだけの簡単な作業で粘着剤による確実な封印ができるから、封印作業を迅速,確実に行うことができ、撮影作業の効率化に寄与できる。また、テープ基材の他端部の端は、遮光紙の表面に倒伏した封印用テープの内側に隠れているから、カメラ内やフイルム巻き込み工程で粘着剤層と離型層とが剥がれるおそれがなく、カメラのフイルム圧板に封印用テープが貼りついたり、フイルム巻き込み工程で遮光紙同士が貼り着いたり、巻き込み装置に封印用テープが貼りつくような事故が防止できる。
【0018】
また、粘着剤層をテープ基材の縁より内側に設けたから、遮光紙をスプールに巻きつけた際に封印用テープが層状の遮光紙によって挟まれて強く押されても、粘着剤がテープ基材の縁からはみ出すことがなく、遮光紙同士が貼りつく事故が防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る封印用テープの構造を示す遮光紙後端部の部分側面図である。
【図2】本発明の写真用ロールフイルムを示す斜視図である。
【図3】封印用テープの各塗布層のパターンを示す説明図である。
【図4】封印用テープの各塗布層の別のパターンを示す説明図である。
【符号の説明】
1 写真用ロールフイルム
2 スプール
3 遮光紙
5 封印用テープ
6 テープ基材
8 感熱接着剤層
10 粘着剤層
11 離型層
【発明の属する技術分野】
本発明は、写真用ロールフイルムに関し、更に詳しくは接着剤を舐める作業をなくして衛生的に迅速,確実に封印できる写真用ロールフイルムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
写真用ロールフイルムとしては、約6cm幅の帯状の写真フイルムのベース面側を帯状の遮光紙で覆い、これをスプールにロール状に巻きつけて遮光紙の先端部を紙テープで止めた120タイプのブローニーフイルムが知られている。この写真用ロールフイルムを使用するには、まずカメラのフイルム巻取り室に同形状のスプールをセットしておく。
【0003】
写真用ロールフイルムをフイルム装填室にセットしてから、紙テープを剥がして遮光紙の先端部をフイルム巻取り室のスプールのスリットに挿入した後、巻上げ操作を行ってスプールに遮光紙を所定量巻き取る。遮光紙の表面に印刷してある矢印マークがカメラのスタートマークに合ったら、巻上げ操作を止めてカメラの裏蓋を閉じる。更に巻上げ操作を行うと、フイルムカウンタに最初のコマがアパーチャにセットされたことを示すカウンタ数字「1」が表示されるとともに、巻上げ操作が阻止され、撮影順次が完了する。
【0004】
撮影が進むにつれて露光済みの写真フイルムが遮光紙ごとフイルム巻取り室のスプールに巻き取られてゆく。全てのコマを撮影し終わった後、更に巻上げ操作を行うと、フイルム装填室のスプールから遮光紙の後端部が離脱して、写真フイルム及び遮光紙の全てがフイルム巻取り室のスプールに巻き取られる。この後、カメラの裏蓋を開け、遮光紙が緩まないように指で押さえながら露光済みの写真用ロールフイルムをフイルム巻取り室から取り出す。この写真用ロールフイルムには、遮光紙の後端部の表面に封印用テープがその一端部が貼着されて設けられている。この封印用テープの他端部の内面には、再湿により活性化する接着剤が塗布されているから、これを舐めて遮光紙もしくは封印用テープの表面に押しつけると、遮光紙が巻き緩まないように露光済みの写真用ロールフイルムが封印される。
【0005】
ところが、本数を多く撮るカメラマンは、封印用テープの接着剤を頻繁に舐めることになり、気分が悪くなることがあった。また、最近はPL法(製造物責任法)の制定もあり、舐めて活性化する接着剤は衛生上好ましくないとの意見が出ている。そこで、封印用テープに離型紙を設け、使用する際に離型紙を剥がして封印するものが提案されている(実開平5−47944号公報)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記公報記載のような写真用ロールフイルムでは、カメラ内で離型紙が剥がれた場合には、封印用テープがフイルム圧板に貼りつく等のトラブルが発生する可能性がある。また、フイルム生産時の巻き込み工程で離型紙が剥離するおそれもあり、実用化が困難であった。
【0007】
本発明は、接着剤を舐める作業をなくして衛生的に迅速,確実に封印できるとともに、カメラ内や巻き込み工程で封印用テープがフイルム圧板に貼りつく等のトラブルを解消した写真用ロールフイルムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の写真用ロールフイルムは、帯状の写真フイルムの少なくとも両端部に遮光紙が設けられ、この遮光紙が外側になるようにスプールの周りにロール状に巻きつけられた写真用ロールフイルムであって、前記遮光紙のスプール近傍の端部に封印用テープがその一端部を遮光紙の表面に貼着して設けられている写真用ロールフイルムにおいて、前記封印用テープは、テープ基材の遮光紙側の面に粘着剤層と離型層とを隣接して設け、これらの境界線でテープ基材を折り曲げることにより両層を重ね合わせたものである。
【0009】
また、前記粘着剤層は、テープ基材の縁より内側に設けられたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の写真用ロールフイルム1の露光済み状態を示す図2において、スプール2には、露光済みの写真フイルムを内側にして遮光紙3がロール状に巻きつけられており、この後端部3aの表面には、封印用テープ5がテープ基材6の一端部6aを貼着して設けられている。なお、テープ基材6の表面には、商品名や現像プロセス名等が印刷されている。
【0011】
封印用テープ5を側方から観た図1において、テープ基材6の一端部6aの裏面には、後端部3aの表面にテープ基材6を貼着するための感熱接着剤層8が設けられている。テープ基材6の他端部6bは二つ折りにされており、この内側には互いに重ね合わされて粘着剤層10と離型層11が設けられている。
【0012】
封印用テープ5を作成するには、図3に示すように、長尺のテープ基材6の片面に感熱接着剤層8及び離型層11を直線状に連続して塗布する。また、粘着剤層10は、離型層11から僅かに離した位置に封印用テープ5の縁より内側になるように間欠的に塗布する。そして、粘着剤層10と離型層11との間の一点鎖線Sで折ってから、粘着剤層10の各間を二点鎖線Mで切断にすることにより封印用テープ5が得られる。
【0013】
このようにして得られた封印用テープ5は、遮光紙3の後端部3a表面の所定位置に位置決めされた後、一端部6aが加熱及び加圧され、感熱接着剤層8が活性化して後端部3aの所定位置に接着される。写真用ロールフイルム1の生産工程では、封印用テープ5が貼着された遮光紙3の後端部3aを内側にして遮光紙3がスプール2の周りに巻きつけられる。このとき、封印用テープ5は層状になった遮光紙3の間に挟まれて強く押されるが、粘着剤層10はテープ基材6の縁より十分に内側に配置されているため、粘着剤層10がテープ基材6の縁からはみ出して層状の遮光紙3同士を接着するおそれはなく、安全,確実に遮光紙3をスプール2に巻きつけることができる。
【0014】
写真用ロールフイルム1をカメラに装填して全ての撮影を終了した後、カメラの巻上げ操作を継続すると、フイルム巻取り室のスプールに全ての遮光紙3が露光済みの写真フイルムとともに巻きつけられる。カメラの裏蓋を開けて、フイルム巻取り室から写真用ロールフイルム1を取り出した後、遮光紙3の後端部3aを所定の幅だけ内側に折り曲げる。この後、テープ基材6の他端部6bを捲り上げ、離型層11が塗布されたテープ基材6の端を引っ張ると、離型層11が粘着剤層10から引き剥がされる。これにより、粘着剤層10が露呈されるから、これを遮光紙3が巻き緩まないように注意しながら遮光紙3もしくは封印用テープ5の表面に押しつけると、粘着剤層10によってテープ基材6の他端部6bが遮光紙3もしくは封印用テープ5の表面に貼着され、遮光紙3の後端部3aが封止される。
【0015】
以上説明した実施形態では、離型層11がテープ基材6の端寄りに配置されていたが、図4に示すように、粘着剤層10と離型層11との位置を入れ替えて粘着剤層10をテープ基材6の端寄りに配置してもよい。この場合も、上記実施形態と同様に、粘着剤層10をテープ基材6の縁より内側にすることにより、粘着剤層10がテープ基材6の縁からはみ出すことが防止される。
【0016】
また、上記実施形態は、120タイプのブローニーフイルムであったが、ベース面側を覆う遮光紙を省略し、リーダーペーパー,トレーラーと称される遮光紙を写真フイルムの両端部に固定した220タイプのブローニーフイルムであってもよい。
【0017】
【発明の効果】
以上のように、本発明の写真用ロールフイルムによれば、テープ基材の遮光紙側の面に粘着剤層と離型層とを隣接して設け、これらの境界線でテープ基材を折り曲げ両層を重ね合わせた封印用テープを用いたので、接着剤を舐める作業をなくすことができ、衛生的になる。また、粘着剤層と離型層とを引き剥がして封印用テープを遮光紙に押しつけるだけの簡単な作業で粘着剤による確実な封印ができるから、封印作業を迅速,確実に行うことができ、撮影作業の効率化に寄与できる。また、テープ基材の他端部の端は、遮光紙の表面に倒伏した封印用テープの内側に隠れているから、カメラ内やフイルム巻き込み工程で粘着剤層と離型層とが剥がれるおそれがなく、カメラのフイルム圧板に封印用テープが貼りついたり、フイルム巻き込み工程で遮光紙同士が貼り着いたり、巻き込み装置に封印用テープが貼りつくような事故が防止できる。
【0018】
また、粘着剤層をテープ基材の縁より内側に設けたから、遮光紙をスプールに巻きつけた際に封印用テープが層状の遮光紙によって挟まれて強く押されても、粘着剤がテープ基材の縁からはみ出すことがなく、遮光紙同士が貼りつく事故が防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る封印用テープの構造を示す遮光紙後端部の部分側面図である。
【図2】本発明の写真用ロールフイルムを示す斜視図である。
【図3】封印用テープの各塗布層のパターンを示す説明図である。
【図4】封印用テープの各塗布層の別のパターンを示す説明図である。
【符号の説明】
1 写真用ロールフイルム
2 スプール
3 遮光紙
5 封印用テープ
6 テープ基材
8 感熱接着剤層
10 粘着剤層
11 離型層
Claims (2)
- 帯状の写真フイルムの少なくとも両端部に遮光紙が設けられ、この遮光紙が外側になるようにスプールの周りにロール状に巻きつけられた写真用ロールフイルムであって、前記遮光紙のスプール近傍の端部に封印用テープがその一端部を遮光紙の表面に貼着して設けられている写真用ロールフイルムにおいて、
前記封印用テープは、テープ基材の遮光紙側の面に粘着剤層と離型層とを隣接して設け、これらの境界線でテープ基材を折り曲げることにより両層を重ね合わせたことを特徴とする写真用ロールフイルム。 - 前記粘着剤層は、テープ基材の縁より内側に設けられていることを特徴とする請求項1記載の写真用ロールフイルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26079296A JP3677127B2 (ja) | 1996-10-01 | 1996-10-01 | 写真用ロールフイルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26079296A JP3677127B2 (ja) | 1996-10-01 | 1996-10-01 | 写真用ロールフイルム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10104803A JPH10104803A (ja) | 1998-04-24 |
JP3677127B2 true JP3677127B2 (ja) | 2005-07-27 |
Family
ID=17352809
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26079296A Expired - Fee Related JP3677127B2 (ja) | 1996-10-01 | 1996-10-01 | 写真用ロールフイルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3677127B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6100017A (en) * | 1998-03-25 | 2000-08-08 | Fuji Photo Film Co. Ltd. | Roll photo film having seal tape |
EP1258442A3 (en) * | 2001-05-14 | 2005-11-09 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Band-like matter fastening seal, roll photo film, apparatus and methods of manufacturing a band-like matter unit |
-
1996
- 1996-10-01 JP JP26079296A patent/JP3677127B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10104803A (ja) | 1998-04-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3677127B2 (ja) | 写真用ロールフイルム | |
JPH08208125A (ja) | 遮光性パッケージ | |
JP2750321B2 (ja) | ラミネータ用フィルムの交換時接続方法 | |
US6100017A (en) | Roll photo film having seal tape | |
JPH11271935A (ja) | 写真用ロールフイルム | |
US6522836B2 (en) | Lens-fitted photo film unit having a recess and ridges in a housing thereof | |
JPH11271936A (ja) | 写真用ロールフイルム | |
US3963496A (en) | Auto-process film unit with removable folded sheet between negative and positive elements | |
US6257777B1 (en) | Photographic roll film | |
JP2001281812A (ja) | 写真用ロールフイルム | |
US6540077B2 (en) | Photographic roll film having sealing tape | |
JP2753161B2 (ja) | 写真フイルムパッケージ | |
JP3498992B2 (ja) | 包装装置及び帯状感光材の包装体 | |
JPS5836899B2 (ja) | ラベルの製造方法 | |
US20220035233A1 (en) | Film assembly | |
US5581320A (en) | Film cartridge with visual indicator for verifying film loading in camera | |
JP4215969B2 (ja) | 帯状体留めシール、写真用ロールフイルム、帯状体ユニット製造装置、及び帯状体ユニット製造方法 | |
JP3568170B2 (ja) | レンズ付きフイルムユニット及び外装体の剥離方法 | |
JPH02235051A (ja) | 接着剤付き遮光紙をもった写真用ロールフィルム | |
JP2003035945A (ja) | 帯状体留めシール及び写真用ロールフイルム | |
JPS6315254Y2 (ja) | ||
JP2001033916A (ja) | 写真用ロールフイルム | |
JPS62109709A (ja) | 密封包装体の製造方法 | |
JPH0554951B2 (ja) | ||
JPH0547944U (ja) | ロールフィルム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050411 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050427 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050506 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |