JP2003035945A - 帯状体留めシール及び写真用ロールフイルム - Google Patents

帯状体留めシール及び写真用ロールフイルム

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JP2003035945A
JP2003035945A JP2001209490A JP2001209490A JP2003035945A JP 2003035945 A JP2003035945 A JP 2003035945A JP 2001209490 A JP2001209490 A JP 2001209490A JP 2001209490 A JP2001209490 A JP 2001209490A JP 2003035945 A JP2003035945 A JP 2003035945A
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sticking
seal
fastening
light
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JP2001209490A
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English (en)
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Naoki Yoshikawa
直紀 吉川
Takashi Komine
孝士 小峰
Seiji Tabuchi
政治 田淵
Yukio Seto
幸男 瀬戸
Hironori Sasaki
浩徳 佐々木
Mototada Yasui
元忠 安井
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より確実にかつより容易に写真フイルムを固
定できる帯状体留めシールを提供する。 【解決手段】 ロール状に巻かれた帯状体の巻き終わり
となる端部を、当該帯状体本体に固定する帯状体留めシ
ールであって、帯状体の端部に貼り付ける第1貼付部
と、端部を、帯状体本体に固定すべく、帯状体本体に貼
り付ける貼付面を有する第2貼付部と、第2貼付部から
延び、貼付面を、当該貼付面を覆う覆面から引き上げ
て、貼付面を露出させるつまみ部とを備える。帯状体留
めシールのつまみ部付近が湾曲したときに、つまみ部本
体は、ロールの接線に沿うように立ち上がる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、帯状体留めシール
及び写真用ロールフイルムに関する。特に本発明は、ロ
ール状に巻かれた帯状体の巻き終わりを留める帯状体留
めシール、及び帯状体留めシールを含むロール状に巻か
れた写真用ロールフイルムに関する。
【0002】
【従来の技術】ブローニータイプのロールフイルムは、
約6cm幅の帯状の写真フイルムをスプールに巻き付
け、遮光紙の先端をテープ止めしたもので、120タイ
プと220タイプが知られている。撮影後、ユーザは、
ロールフイルムの巻き終わりに帯状体止めシールを貼り
付けて、巻き終わりを固定する。従来の帯状体止めシー
ルは、加湿によって活性化する接着剤が使用されてい
た。従って、ユーザは、帯状体止めシールを舐めるなど
して加湿させて、使用していた。しかし、舐めることに
よって活性化する接着剤は衛生上好ましくないため、他
の接着方法が望まれていた。
【0003】そこで、特開平10―10483号公報で
は、シール基材を折り曲げた間に粘着層を収納する写真
用ロールフイルムが開示されている。また、特開平11
―271935号公報では、Z字型に折り曲げた間に粘
着層を収納する写真用ロールフイルムが開示されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】写真用ロールフイルム
の巻き終わりをより確実に、またより簡単に留めるシー
ルが望まれている。
【0005】そこで本発明は、上記の課題を解決するこ
とのできる帯状体止めシール及び写真用ロールフイルム
を提供することを目的とする。この目的は特許請求の範
囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成
される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規
定する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の第1の形態は、ロール状に巻かれた帯状体
の巻き終わりとなる端部を、当該帯状体本体に固定する
帯状体留めシールであって、帯状体の端部に貼り付ける
第1貼付部と、端部を、帯状体本体に固定すべく、帯状
体本体に貼り付ける貼付面を有する第2貼付部と、第2
貼付部から延び、貼付面を、当該貼付面を覆う覆面から
引き上げて、貼付面を露出させるつまみ部とを備え、帯
状体留めシールのつまみ部付近が湾曲したときに、つま
み部本体は、ロールの接線に沿うように立ち上がること
を特徴とする帯状体留めシールを提供する。
【0007】本発明の第2の形態は、ロール状に巻かれ
る帯状体の巻き終わりとなる端部を、当該帯状体本体に
固定する帯状体留めシールであって、帯状体の端部に貼
り付ける第1貼付部と、端部を、帯状体本体に固定すべ
く、帯状体本体に貼り付ける貼付面を有する第2貼付部
と、第2貼付部から延び、貼付面を、当該貼付面を覆う
覆面から引き上げて、貼付面を露出させるつまみ部とを
備え、つまみ部は、当該つまみ部の縁部が自由であっ
て、当該縁部に頂点部を有し、頂点部に向けて狭まる形
状を有することを特徴とする帯状体留めシールを提供す
る。
【0008】上記2つの形態において、つまみ部の先端
は、帯状体が巻かれる巻き取り方向に折り返されていて
もよい。帯状紙が湾曲したときに、つまみ部本体は、つ
まみ部の縁部の一点から順に立ち上がってもよい。第2
の形態において、頂点部は、当該つまみ部の略中央にあ
ってもよい。上記2つの形態において、つまみ部の先端
付近におけるつまみ部のロールの軸方向の幅は、つまみ
部の縁部の両端におけるつまみ部のロールの軸方向の幅
の約3割であってもよい。縁部は、略凸形であってもよ
い。縁部は、つまみ部側の一点を中心とした円の略円弧
形であってもよい。縁部は、当該縁部の一点を頂点とす
る略三角形状であってもよい。上記2つの形態におい
て、当該帯状体留めシール本体の一部を切り離して、つ
まみ部とする第1切込部をさらに備えてもよい。この場
合、帯状体留めシール本体に、つまみ部本体と重ならな
いように設けられ、つまみ部の周辺を貼り付ける貼付面
を有する第3貼付部をさらに備えてもよい。また、第1
切込部の末端は、当該帯状体留めシールの縁には届か
ず、つまみ部が引き上げられた場合に、第1切込部との
間の当該帯状体シールが破断することで第1切込部と一
体化する第2切込部をさらに備えてもよい。更にこの場
合、 第2切込部は、当該帯状体留めシールの縁から内
側に向けて設けられていてもよい。第2切込部の一端
は、ロールの軸方向において、第1切込部の端よりも中
央に達していてもよい。第1切込部に沿って当該第1切
込部の末端へ向かう方向と第2切込部に沿った方向との
なす角のうち、つまみ部側の角度が30度以上あっても
よい。第1切込部に沿って当該第1切込部の末端へ向か
う方向と帯状体留めシールの縁とのなす角のうち、つま
み部の先端側の角度が60度以下であってもよい。上記
第1及び第2の形態において、第1貼付部は、帯状体を
固定するときに第2貼付部が帯状体の巻き終わりよりも
外側に位置するように、帯状体において固定されてもよ
い。第2貼付部は、覆部を有し、さらに第2貼付部の貼
付面と覆面との間が折り返されて、貼付面と覆面とが対
面してもよい。第1貼付部は、当該帯状体留めシールの
第1貼付部側の縁が、第1貼付部よりも巻き取り方向に
位置するように、帯状体に貼り付けられてもよい。
【0009】本発明の第3の形態は、ロール状に巻かれ
た帯状体の巻き終わりとなる端部を、当該帯状体本体に
固定する帯状体留めシールであって、当該帯状体留めシ
ールの一面に設けられ、当該帯状体留めシールを帯状体
の端部に貼付固定する取付用貼付部と、一面かつ取付用
貼付部とは異なる位置に設けられ、ロール状に巻かれた
帯状体本体に貼り付けられて、帯状体を巻き留めする巻
留用貼付部と、取付用貼付部と巻留用貼付部の間に設け
られ、当該帯状体留めシールを折り返して重ねる第1折
り返し部と、一面とは反対の面の少なくとも一部に設け
られ、帯状体に当該帯状体留めシールを仮留めし、巻き
留め時に帯状体から剥がされる仮留め部とを備えること
を特徴とする帯状体留めシールを提供する。
【0010】上記第3の形態において、第1折り返し部
と巻留用貼付部の間に設けられ、当該帯状体留めシール
を第1折り返し部とは逆方向に折り返して重ねる第2折
り返し部を更に備え、第1及び第2折り返し部は、折り
曲げ後の当該帯状体留めシールの両端が重ならないよう
な位置に設けられ、仮留め部は、取付用貼付部及び巻留
用貼付部の間であり、かつ、当該帯状体留めシールの両
端部とは重ならない位置に設けられてもよい。仮留め部
は、互いに離間した複数の接着層又は粘着層をしてもよ
い。この場合、複数の接着層又は粘着層は、当該帯状体
留めシールの幅方向に並んでいてもよい。仮留め部は、
接着層又は粘着層を有し、接着層又は粘着層は、帯状体
への接着力が当該接着層又は粘着層の強度より大きくて
もよい。仮留め部は、接着層又は粘着層を有し、更に、
一面とは反対の面の、接着層又は粘着層と対向する部分
に、離型処理を施した離型部を備えてもよい。
【0011】本発明の第4の形態は、写真用ロールフイ
ルムであって、帯状の写真フイルムと、写真フイルムを
巻き取るスプールと、写真フイルムの少なくとも両端部
に設けられ、写真フイルムとともにスプールに巻き付け
られ、写真フイルムを遮光する遮光紙と、遮光紙の巻き
終わりとなる端部を、遮光紙本体に固定する遮光紙留め
シールとを備え、遮光紙留めシールは、遮光紙の端部に
貼り付ける第1貼付部と、端部を、遮光紙本体に固定す
べく、遮光紙本体に貼り付ける貼付面を有する第2貼付
部と、第2貼付部から延び、貼付面を、当該貼付面を覆
う覆面から引き上げて、貼付面を露出させるつまみ部と
を有し、遮光紙留めシールのつまみ部付近が湾曲したと
きに、つまみ部本体は、ロールの接線に沿うように立ち
上がることを特徴とする写真用ロールフイルムを提供す
る。
【0012】上記第4の形態において、写真用ロールフ
イルムを装着する装着部と、装着部に装着された写真用
ロールフイルムを巻き取る巻取部と、装着部に設けら
れ、装着部に装着された写真用ロールフイルムを、スプ
ール側に押圧するフイルムガイドとを備える撮像装置
に、当該写真用ロールフイルムは装着され、遮光紙留め
シールの第2貼付部は、覆部を有し、さらに第2貼付部
の貼付面と覆面との間が折り返されて、貼付面と覆面と
が対面し、第1貼付部は、遮光紙において、当該遮光紙
留めシールの折り返し辺が、フイルムガイドの少なくと
も一方に当接する位置に固定され、遮光紙留めシール
は、折り返し辺を、巻取部が巻き取る方向に向けてスプ
ールに巻かれており、遮光紙留めシールがカメラ内の装
着部に装着され、巻取部に送り出された場合に、折り返
し辺は、フイルムガイドに係り、巻き取る方向と逆に向
けて折り返されてもよい。
【0013】なお上記の発明の概要は、本発明の必要な
特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群の
サブコンビネーションも又発明となりうる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を通じて
本発明を説明するが、以下の実施形態はクレームにかか
る発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明
されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に
必須であるとは限らない。
【0015】図1は、本実施の形態における写真用ロー
ルフイルム300全体を示す斜視図である。写真用ロー
ルフイルム300は、写真フイルムと、写真用フイルム
よりも長く、写真フイルムのベース面全体を覆い、写真
フイルムを遮光する遮光紙20と、写真フイルム及び遮
光紙20を巻き取る第1スプール10と、遮光紙20の
巻き終わりとなる端部を、遮光紙20本体に固定する遮
光紙留めシール100とを備える。第1スプール10
は、撮影後の写真フイルムを巻き取る。なお、写真フイ
ルムは、遮光紙20の内側に設けられているため、本図
には図示していない。
【0016】未使用の写真フイルムは、第1スプール1
0とは別の第2スプールに巻き付けられてユーザに提供
される。このとき、遮光紙20及び遮光紙留めシール1
00は、互いに重なった状態で第2スプールに巻き付け
られている。第2スプールに巻き付けられた写真フイル
ム、遮光紙20、及び遮光紙留めシール100は、カメ
ラに装着される。カメラでの撮影が進むにつれて、カメ
ラ内に装着された写真フイルム、遮光紙20、及び遮光
紙留めシール100は、第1スプール10に巻き付けら
れる。ユーザは、写真フイルム、遮光紙20、及び遮光
紙留めシール100を第1スプール10ごと取り出す。
そして、遮光紙留めシール100を利用して、撮影後の
写真フイルムを遮光紙20で遮光した状態に、遮光紙2
0を固定する。
【0017】以下、図2から図5を用いて、ユーザに提
供される状態の遮光紙留めシール100、すなわち第2
スプールに巻き付けられる遮光紙留めシール100につ
いて説明する。
【0018】図2は、第2スプール12に巻き取られた
状態の遮光紙留めシール100を示す図である。図2
(A)は、遮光紙20が第1スプール10に巻き付けら
れた状態における、遮光紙留めシール100を外部から
見た図である。図2(B)は、遮光紙留めシール100
の断面図である。
【0019】図2の両図に示すように、遮光紙留めシー
ル100は、第1スプール巻取方向210に略垂直な第
1縁140及び第2縁142を有する。さらに遮光紙留
めシール100は、遮光紙留めシール100を遮光紙2
0に固定する第1貼付部102と、遮光紙20本体に貼
り付き、遮光紙20を固定する第2貼付部104と、第
3貼付部106と、第1貼付部102に設けられた第1
貼付面150と、第2貼付部104に設けられた第2貼
付面152と、第3貼付部106に設けられた第3貼付
面154と、第2貼付面152を覆う覆部108と、第
1折返部130と、第2折返部132とを有する。ここ
で、第1スプール巻取方向210とは、第1スプール1
0が遮光紙20を巻き取る方向である。ここで、第1貼
付部102は、本発明に係る取付用貼付部の一例であ
り、第2貼付部104は、本発明に係る巻留用貼付部の
一例である。第2貼付部104は、第1貼付部102と
同一面かつ長手方向に異なる位置に設けられる。
【0020】また、第1貼付面150、第2貼付面15
2、及び第3貼付面154は、接着剤または粘着剤を有
する。接着剤としては例えばEVA系やポリアミド系の
ホットメルト接着剤を有する。また、覆部108には、
シリコーン層など、接着剤または粘着剤と接着しにくい
層を設ける等して、離型処理を施してもよい。
【0021】第1貼付面150は、遮光紙20に貼り付
けられる。すなわち、遮光紙留めシール100を遮光紙
20に貼り付ける為の部分である。第1貼付面150
は、遮光紙20が第1スプール10に巻き取られた場合
に、巻き終わり側となる遮光紙20の端部に貼り付けら
れている。第1貼付面150はさらに、第1貼付部10
2側の第1縁140が、第1貼付部102よりも第1ス
プール巻取方向210に位置するように、遮光紙20に
貼り付けられている。
【0022】第1折返部130は、第1貼付部102を
残して遮光紙留めシール100を第1スプール巻取方向
210に折り返す。このとき、第1折返部130は、第
2縁142が表面に位置するように折り返す。第1折返
部130は、第1貼付部102よりも第2縁142側で
遮光紙留めシール100を折り返すことで形成される。
すなわち、第1折返部130は、第1貼付部102及び
第2貼付部104の間に設けられ、遮光紙留めシール1
00を折り返して互いに重ねる。
【0023】第2折返部132は、第1スプール巻取方
向210に折り返された遮光紙留めシール100のう
ち、覆部108よりも第2縁142側を第1スプール引
出方向200に折り返す。このとき第1折返部130
は、第2縁142が表面に位置するように折り返す。す
なわち、第2折返部132は、遮光紙留めシール100
のうち、覆部108よりも第2縁142側を第1スプー
ル引出方向200に折り返すことで形成される。ここ
で、第1スプール引出方向200とは、第1スプール巻
取方向210と反対の方向である。
【0024】第2貼付面152は、ロール状に巻かれた
遮光紙20本体に貼り付けられる。これにより、遮光紙
20の端部は、ロール状に巻かれた遮光紙20本体に留
められる。覆部108は、第2折返部132が折り返さ
れた場合に、第2貼付面152に対面する位置に設けら
れている。覆部108は、第2貼付面152を露出させ
ないために設けられる。覆部108は、第2貼付面15
2に離脱可能に貼り付けられている。すなわち、第2貼
付部104と覆部108の間が折り返されて、第2貼付
面152と覆部108とが対面している。
【0025】つまみ部118は、第2貼付部104から
延び、貼付面のない領域に設けられている。つまみ部1
18は、第2貼付部104を引き上げて、第2貼付面1
52を覆部108から離脱させる。すなわち、つまみ部
118は、第2貼付面152を露出させる。
【0026】このように、つまみ部118は、貼付面を
有さず、かつ第2貼付部104と一体に設けられてい
る。従って、ユーザは、つまみ部118を引き上げるこ
とによって、容易に第2貼付部104の第2貼付面15
2を露出させることができる。
【0027】本実施の形態の第3貼付部106は、遮光
紙留めシール100のうち第1縁140と反対側の第2
縁142側に設けられている。第3貼付部106は、つ
まみ部118の周辺を遮光紙留めシール100に貼り付
ける第3貼付面154を有する。第3貼付部106は、
遮光紙留めシール100本体に、つまみ部118本体と
重ならないように設けられている。
【0028】図3(A)は、つまみ部118付近の詳細
な構成を示す。遮光紙留めシール100は、つまみ部1
18の縁に沿った第1切込部110を備える。第1切込
部110は、遮光紙留めシール100本体の一部をつま
み部118として切り離す。
【0029】第1切込部110は、先端側に略凸形状に
切り込まれている。さらに、本実施の形態の第1切込部
110は、円弧形状に切り込まれている。このように、
第1切込部110は、頂点部を有し、第1切込部110
の末端の第1末端112及び第2末端114から頂点に
向けて狭まる形状である。本実施の形態の第1切込部1
10は、第1切込部110の略中央部分に頂点部を有す
る。
【0030】また、つまみ部118の先端付近における
つまみ部118の第1スプール10の軸方向の幅150
は、つまみ部118の縁部である第1切込部110の両
端におけるつまみ部118の軸方向の幅152の約3割
であることが好ましい。このように、つまみ部118の
付け根部分の軸方向の幅が、つまみ部118の先端領域
の軸方向の幅に比べて長く設けられている。従って、つ
まみ部118が引き上げられた場合に、つまみ部118
にかかる力によってつまみ部118の途中が破断するの
を防ぐことができる。
【0031】このように、つまみ部118は、第1切込
部110によって、第3貼付部106から切り離され
る。また、第1切込部110は、第3貼付部106と接
しない。すなわち、つまみ部118は、対面する遮光紙
留めシール100に固定されず、自由な状態に設けられ
ている。従って、ユーザは、つまみ部118のみを容易
に引き上げることができる。
【0032】遮光紙留めシール100は、第1末端11
2及び第2末端114の延長線上にそれぞれ第2切込部
120を備える。一方、第1切込部110は、遮光紙留
めシール100の途中まで切れ込んでいる。すなわち、
第1切込部110の第1末端112及び第2末端114
は、遮光紙留めシール100の縁には達していない。
【0033】第2切込部120は、つまみ部118が引
き上げられた場合に、第1切込部110との間の遮光紙
留めシール100が破断することで第1切込部110と
一体化する。第2切込部120は、遮光紙留めシール1
00の縁から内側に向けて切り込まれており、さらに、
第2切込部120の一端は、第1スプール10の軸方向
において、第1末端112よりも中央に達している。
【0034】従って、つまみ部118が引き上げられ
て、第1切込部110が第1末端112からさらに破断
された場合に、第2切込部120に達することができ
る。
【0035】図3(B)は、図3(A)のうち第2切込
部120の領域を拡大して示す。本図を用いて、第1切
込部110と第2切込部120の関係を説明する。第1
切込部110に沿って第1末端112へ向かう方向と第
2切込部120に沿った方向とのなす角のうち、つまみ
部118側の角度154は、30度以上ある。さらに好
ましくは、角度154は、60度以上あってもよい。ま
た、第1切込部110に沿って第1末端112へ向かう
方向と遮光紙留めシール100の縁とのなす角のうち、
つまみ部118の先端側の角度156は、60度以下で
ある。さらに好ましくは、角度156は、30度以下で
あってもよい。
【0036】つまみ部118が引き上げられた場合に、
第1切込部110の切れ込みからさらに遮光紙留めシー
ル100が破断され、第2切込部120に達する。一
方、第1切込部110の切れ込みから延長して破断した
破断線と、第2切込部120の切れ込みの間の角度が制
限されている。従って、第1切込部110からさらに遮
光紙留めシール100が切れ込んだ場合に、その破断線
が第2切込部120に達したときに、第2切込部120
と異なる方向に切れ込むことなく、第2切込部120に
沿ってさらに切れ込むことができる。
【0037】本例の第2切込部120は、遮光紙留めシ
ール100の縁から第2スプール12の軸方向にほぼ平
行な直線状に切り込まれ、さらにつまみ部118の内側
で、もつまみ部118側に折れ曲がって切り込まれてい
る。他の例としては、遮光紙留めシール100の縁か
ら、つまみ部118の内部にかけて、第2スプール12
の軸にほぼ平行な直線よりもつまみ部118側に傾いた
直線状に切り込まれていてもよい。また、他の例として
は、第2切込部120は、遮光紙留めシール100の縁
からつまみ部118の内側にかけて第2貼付部側折り返
し部132側に凸状の曲線に切り込まれてもよい。
【0038】図4は、引き上げられた状態のつまみ部1
18を示す。ユーザによってつまみ部118が引き上げ
られると、引き上げる力によって、つまみ部118より
も第2折返部132側の遮光紙留めシール100が引き
上げられる。このとき、第1切込部110の第1末端1
12及び第2末端114からさらに遮光紙留めシール1
00が破断される。さらに第2折返部132側の遮光紙
留めシール100が引き上げられる。このとき、第1切
込部110から切れ込んだ破断線は、さらに第2切込部
120に達しする。
【0039】第2切込部120は、遮光紙留めシール1
00の縁まで切れ込んでいる。従って、第2切込部12
0に達した破断線は、第2切込部120に沿って遮光紙
留めシール100の縁に達する。このとき、第2切込部
120よりも第2折返部132側の遮光紙留めシール1
00全体が引き上げられる。すなわち、つまみ部118
と一体に設けられた第2貼付部104全体が引き上げら
れる。
【0040】このように、第1切込部110及び第2切
込部120の2段階に切り込まれているので、例えば、
第1切込部110が途中で、切り込みに沿っていない方
向に切れ込んだ場合でも、第2切込部120によって、
切れ込みが遮光紙留めシール100の縁に達することが
できる。従って、ユーザは、つまみ部118を、容易に
かつ適切な方向に引き上げることができる。
【0041】図5は、写真用ロールフイルムの製造工程
を示す。写真用ロールフイルムは、第2スプール12に
巻き付けられて提供される。ユーザは、第2スプール1
2に巻き付けられた写真用ロールフイルムをカメラ内に
装着する。撮影が行われると、写真フイルムは、第1ス
プール10に巻き取られる。
【0042】本図は、第2スプール12に写真フイルム
及び遮光紙20を巻き取る工程における写真用ロールフ
イルムを示す。第2スプール12の脇に、写真フイルム
及び遮光紙20を第2スプール12に押圧する押圧ロー
ル30がセットされている。これによって、第2切込部
120は、写真フイルム及び遮光紙20を弛みなく巻き
取ることができる。
【0043】図5(A)は、遮光紙20に固定された遮
光紙留めシール100が巻き取られ始めるときの写真用
ロールフイルムを示す。遮光紙留めシール100は、第
1貼付部102を第2スプール12に巻き取られる方
向、すなわち第1スプール引出方向200に向けて第1
スプール10に巻き取られる。すなわち、遮光紙留めシ
ール100は、第1貼付部102側から先に第2スプー
ル12に巻き取られる。このとき、遮光紙留めシール1
00も、押圧ロール30に押圧される。従って、第2ス
プール12は、遮光紙留めシール100を遮光紙20と
共に弛みなく巻き取ることができる。
【0044】図5(B)は、図5(A)の状態からさら
に遮光紙留めシール100が第2スプール12に巻き取
られたときの、写真用ロールフイルムを示す。本図のつ
まみ部118は、押圧ロール30に当接している。つま
み部118は、対面する遮光紙留めシール100に固定
されておらず、自由な状態で、第2スプール12に巻き
取られる。従って、遮光紙留めシール100のつまみ部
118付近が第2スプール12に巻き取られ始めると、
つまみ部118は、第2スプール12に沿って湾曲す
る。このとき、つまみ部118本体は、第2スプール1
2の接線に沿うように立ち上がる。さらに、つまみ部1
18は、先端が立ち上がった状態で押圧ロール30に当
接する。従って、つまみ部118の先端は、第1スプー
ル巻取方向210に折り曲げられる。このとき、つまみ
部118の先端は、第2スプール12に巻き取られると
きに外側に向けて折り曲げられている。このように、製
造工程において、つまみ部118の先端が折り曲げら
れ、この状態でユーザに提供される。このように、つま
み部118の先端は折り曲げられているので、ユーザ
は、つまみ部118を容易に引き出すことができる。
【0045】また、本実施形態のつまみ部118の先端
は、円弧形状に設けられている。従って、つまみ部11
8付近の遮光紙留めシール100が湾曲すると、第1切
込部110の円弧形状のうちの一点から順に湾曲し始め
る。従って、つまみ部118付近の遮光紙留めシール1
00が湾曲すると、第1切込部110は、円弧形状のう
ちの一点から順に立ち上がる。従って、押圧ロール30
は、つまみ部118の先端部を安定した形状に折り曲げ
ることができる。
【0046】さらに、第1切込部110は、円弧形状に
設けられているので、先端領域以外がはじめに立ち上が
った場合でも一点から順に立ち上がる。従って、この場
合も押圧ロール30は、つまみ部118の先端部を安定
した形状に折り曲げることができる。
【0047】図6は、カメラ500を背面から見た斜視
図である。本図を用いて、写真用ロールフイルムが装着
されるカメラを説明する。本図のカメラは裏蓋550が
開かれている。カメラ500は、本体510側に第1ス
プール装着室514、第2スプール装着室512を備え
る。第2スプール装着室512は、第2スプール12を
固定する第2スプール固定部514と、遮光紙20を第
2スプール12の軸に向けて押圧するフイルムガイド部
516と、フイルムガイド部516の先端に設けられた
第1ロール部518とを有する。さらにカメラ500
は、裏蓋550側に、遮光紙20をカメラの前面側に押
圧する裏蓋ガイド部550と、裏蓋ガイド部552に設
けられた第2ロール部554とを備える。
【0048】第2スプール装着室512は、カメラの本
体510内部に設けられている。第2スプール装着室5
12は、未使用の写真フイルムが巻き付けられた第2ス
プール12を装着する。第2スプール装着室512は、
第2スプール12を固定する第2スプール固定部514
と、第2スプール12に巻かれた写真フイルム及び遮光
紙20を第2スプール12の軸に向けて押圧するフイル
ムガイド部516とを有する。第2スプール固定部51
4は、第2スプール12を押圧する板バネであってもよ
い。フイルムガイド部516は、先端に第1ロール部5
18を有する。第1ロール部518は、遮光紙20を第
2スプール12側に押圧する。
【0049】また、裏蓋550は、第2スプール装着室
512から第1スプール装着室520へ送られる写真フ
イルム及び遮光紙20をガイドする裏蓋ガイド552を
有する。さらに裏蓋ガイド部552うち、裏蓋550が
綴じた場合に、遮光紙20に接する位置に第2ロール部
554が設けられている。第2ロール554部は、遮光
紙20をカメラの前面側に押圧する。
【0050】このように、遮光紙20は、フイルムガイ
ド部516、第1ロール部518、裏蓋ガイド部55
2、及び第2ロール部554によって押さえられた状態
で、第1スプール10に送られる。すなわち、遮光紙2
0は、第2スプール12から第1スプール10の方向に
テンションがかかった状態で第1スプール10に送られ
る。従って、第1スプール10は、遮光紙20を弛みな
く巻き取ることができる。
【0051】図7は、第2スプール装着室512に装着
された状態の遮光紙20及び遮光紙留めシール100を
示す。遮光紙20の先端は、カメラの第1スプール装着
室520に予め装着された第2スプール12に係止され
る。カメラで撮影が行われるごとに、遮光紙20は、第
2スプール12に巻き取られる。写真フイルムは、遮光
紙20に固定されており、遮光紙20とともに第2スプ
ール12に巻き取られる。
【0052】図7(A)は、全てのコマの撮影が終了し
たときの遮光紙20及び遮光紙留めシール100を示
す。全てのコマの撮影が終了すると、遮光紙20が第2
スプール12に巻き取られ、遮光紙20のうち第1スプ
ール10に最後に巻き取られる最終縁側に固定された遮
光紙留めシール100が現れる。遮光紙留めシール10
0は、第2折返部132を第1スプール10にはじめに
巻き取られる方向、すなわち第1スプール巻取方向21
0に向けて第2スプール12に巻き付けられている。従
って、遮光紙留めシール100は、第2折返部132か
ら現れる。
【0053】第1ロール518は、フイルムガイド部5
16から突起するように設けられている。遮光紙留めシ
ール100の第2折返部132は、第2スプール12の
表面に現れると、この突起状のフイルムガイド516に
引っかかる。第2折返部132は、遮光紙20に固定さ
れておらず、自由な状態で、第2スプール12に巻き付
けられている。従って、さらに遮光紙留めシール100
が巻き取られたときに、第2折返部132は第1ロール
部518に引っかかった状態を維持する。
【0054】図7(B)は、図7(A)の第2折返部1
32が第1ロール518に引っかかった状態から、さら
に遮光紙留めシール100が第1スプール10側に送ら
れたときの遮光紙留めシール100を示す。第2折返部
132が引っかかった状態で、遮光紙20がさらに第1
スプール10に送られると、遮光紙留めシール100の
うち、遮光紙20に固定された第1貼付部102は、第
2折返部132を引っかけた第1ロール518よりも第
1スプール10側に移動する。このとき、第2折返部1
32と第1貼付部102の間の遮光紙留めシール100
は、めくり返されながら第1ロール518と遮光紙20
の間を通過する。
【0055】このように、遮光紙留めシール100が第
2スプール12から第1スプール10に巻き取られると
きに、第2折返部132は、第1ロール518に引っか
かる。従って、第2折返部132が第1ロール518に
引っかかっている間に、第2折返部132は、第1貼付
部102よりも先に第2スプール12側に移動する。す
なわち、第1貼付部102を残して、遮光紙留めシール
100を折り返していた第1折返部130の折り返しが
戻される。遮光紙留めシール100は、遮光紙20に対
面していた面を表面に向ける。
【0056】このように、第1折返部130が第1ロー
ル部518を通過すると、第1折返部130は、第1貼
付部102よりも第1スプール引き出し方向200に折
り返されている。従って、遮光紙20が第1スプール1
0に巻き取られるときに、遮光紙留めシール100は、
第1貼付部102から巻き取られる。
【0057】図7(C)は、第2折返部132が第1ロ
ール518からはずれたときの遮光紙留めシール100
を示す。遮光紙留めシール100は、第1貼付部102
から第1スプール10に巻き取られる。第1ロール51
8から外れた遮光紙留めシール100は、裏蓋ガイド5
52及び第2ロール554によって、カメラの前面側に
押圧される。これによって、遮光紙留めシール100
は、遮光紙20に沿って伸ばされる。従って、遮光紙留
めシール100は、遮光紙20に沿って、弛みなく第1
スプール10に巻き取られる。また、第1貼付部102
は、遮光紙20に固定されているので、第1スプール1
0に巻き取られるときに、引っかかることがない。従っ
て、カメラ内で、遮光紙留めシール100が絡まるのを
防ぐことができる。
【0058】このように、帯状体留めシール100は、
第1ロール部518を通過するときに、第1折返部13
0の折り返しが延ばされる。従って、帯状体留めシール
100は、第1貼付部102から第1スプール10に巻
き取られる。このように、第1貼付部102は、第1ス
プール10に対して第1貼付部102から巻き取られる
ように固定されている。従って、遮光紙留めシール10
0が、第1スプール10に巻き取られるときに、巻き取
りはじめが絡んだり、折れ曲がったりするのを防ぐこと
ができる。
【0059】また、このように、第1スプール10に巻
かれるときに第1スプール10の表面に位置する面に、
ユーザに対する説明書きが設けられているので、ユーザ
は、第1スプール10を取り出したときに、この説明書
きを参考にして、つまみ部118を引き上げることがで
きる。
【0060】図8は、第1スプール10に巻き取られた
遮光紙20を示す。図8(A)は、遮光紙20に巻き取
られたときの遮光紙留めシール100を示す。このよう
に、第1貼付部102は、第2貼付部104が遮光紙2
0の巻き終わりよりも外側に位置するように、遮光紙2
0に対して固定されている。
【0061】図8(B)は、ユーザによって、つまみ部
118が引き上げられた場合の遮光紙留めシール100
を示す。つまみ部118が引き上げられると、第2貼付
部104と覆部108の間に挟まれた第2貼付面152
が露出する。ユーザは、つまみ部118を、第1スプー
ル10の回転方向に沿って巻き付けて、第2貼付面15
2を遮光紙20本体に固定する。
【0062】このように、遮光紙留めシール100を第
1スプール10に巻き取る方向につまみ部118を巻き
取るので、遮光紙留めシール100は、ゆるむことなく
第1スプール10に巻き付くことができる。従って、撮
影済の写真フイルムをより確実に遮光することができ
る。
【0063】また、つまみ部118と第1貼付部102
は、第2折返部132によって折り返されている。従っ
て、ユーザがつまみ部118を引き上げた場合でも、第
1貼付部102に対して、第1貼付部102を遮光紙2
0から引き上げる力は及ばない。従って、第1貼付部1
02が遮光紙20から剥がれるのを防ぐことができる。
【0064】図9は、つまみ部118の変更例を示す。
図9(A)は、つまみ部118の第1の変更例を示す。
本例のつまみ部118は、第1切込部110のほぼ中央
を頂点とする略三角形状であって、さらに三角形状の頂
点以外の2点からそれぞれ第1末端112及び第2末端
114までは、第1スプール10の半径方向に略平行な
直線に切り込まれている。この場合も、つまみ部118
が引き上げられた場合に、頂点部が立ち上がる。さら
に、つまみ部118が引き上げられた場合に、第1切込
部110からさらに切り込まれ、第1切込部110は、
第2切込部120と一体化する。
【0065】図9(B)は、つまみ部118の第2の変
更例を示す。本例の第1切込部110は、円弧形状を有
し、さらに第1切込部110のほぼ先端領域に、第1切
込部110全体の円弧形状よりも直径の小さな円弧状の
突起部を有する。本例のつまみ部118は、つまみ部1
18付近が湾曲すると、この突起部の円弧形状のうちの
一点から立ち上がる。この点で、本実施の形態で説明し
たつまみ部118と共通する。
【0066】図9(C)は、つまみ部118の第3の変
更例を示す。本例の第1切込部110は、2つの略円形
の頂点を有し、その間に反対に凸の略円形を有する。こ
の場合、つまみ部118が引き上げられた場合に、2つ
の略円形の頂点のうち少なくとも一方が立ち上がる。こ
のように、本例のつまみ部118も、実施の形態におけ
るつまみ部118と同様に一点で立ち上がる。従って、
つまみ部118は、無理なく立ち上がることができる。
【0067】図9(D)は、つまみ部118の第4の変
更例を示す。本例の第1切込部110は、第1切込部1
10の中央部分が、第1スプール10の軸方向に略平行
な直線に切り込まれている。本例のつまみ部118は、
つまみ部118付近が湾曲すると、この直線部分から立
ち上がる。この場合も、つまみ部118は、安定して立
ち上がることができる。
【0068】図9(E)は、つまみ部118の第5の変
更例を示す。本例の第1切込部110は、先端領域は、
略円弧形状に切り込まれている。また第1末端112及
び第2末端114に向けて略円弧形状に切り込まれてい
る。この点では、本例のつまみ部118は、実施の形態
を用いて説明したつまみ部118と同様である。本例の
つまみ部118は、先端領域と第1末端112及び第第
2末端114との間に窪みを有する。この点で、本例の
つまみ部118は、実施の形態を用いて説明したつまみ
部118と異なる。本例のつまみ部118は、つまみ部
118付近が湾曲すると、つまみ部118の先端領域に
設けられた円弧形状の切り込みのうち一点から立ち上が
る。また、本例のつまみ部118も、正確に第1切込部
110から第2切込部120まで帯状体留めシール10
0を切り込むことができる。
【0069】図10は、遮光紙留めシール100の変形
例を示す。本例において、遮光紙留めシール100は、
第1貼付部102と第2貼付部104の間において、第
1貼付部102及び第2貼付部104とは反対の面に仮
留め部156を有し、また、第1貼付部102及び第2
貼付部104と同じ面に、仮留め部156と対向する位
置に離型部158を有する。
【0070】仮留め部156は、粘着層或いは接着層を
有しており、未使用時に遮光紙20に貼り付く。すなわ
ち、仮留め部156は、使用前の遮光紙留めシール10
0を仮留めして遮光紙20から浮き上がるのを防ぐ。仮
留め部156に用いられる接着剤は、例えばEVAやポ
リアミドをベースとしたホットメルト接着剤である。
【0071】また、遮光紙留めシール100が使用され
る場合、ユーザは仮留め部156を遮光紙20から引き
剥がす。このため、仮留め部156が有する粘着層或い
は接着層は、遮光紙20への接着力が、当該粘着層或い
は接着層の強度より強いことが望ましい。この場合、ユ
ーザは仮留め部156を遮光紙20から引き剥がす際
に、粘着層或いは接着層が壊れる。さらに、粘着層或い
は接着層の強度は、遮光紙20或いは遮光紙留めシール
100の強度より弱いことが望ましい。また、仮留め部
156の粘着層又は接着層の種類及び面積を、ユーザが
仮留め部156を引き剥がす際に遮光紙留めシール10
0の表面のみが破れるように設けてもよいし、遮光紙2
0の表面のみが破れるように設けてもよい。また、仮留
め部156の粘着層又は接着層の高さを高くすると、仮
留め部156の仮留め力は大きくなり、逆に低くする
と、仮留め部156の仮留め力は小さくなる。
【0072】離型部158は、シリコーン層など、接着
剤または粘着剤と接着しにくい層を設ける等により、離
型処理が施されている。これにより、製造時等に遮光紙
留めシール100を重ねても、複数の遮光紙留めシール
100が仮留め部156により互いに貼り付くことは生
じにくくなる。
【0073】本例において、第1折返部130及び第2
折返部132は、遮光紙留めシール100の端である第
1縁140及び第2縁142が重ならないような位置に
設けられている。仮留め部156は、遮光紙留めシール
100が一重の部分、すなわち、遮光紙留めシール10
0の両端部とは重ならない位置に設けられている。この
場合、遮光紙留めシール100は適度に浮き上がるた
め、ユーザが、仮留め部156を遮光紙20から剥がし
やすくなる。
【0074】図11は、図10に例示される遮光紙留め
シール100の斜視概略図である。仮留め部156は、
幅方向全体にわたっており、その平面形状は例えば略長
方形である。
【0075】図12は、仮留め部156の第1の変形例
を示す。本例において、仮留め部156は、幅方向の両
端部にのみ設けられる。このように、仮留め部156の
大きさを限定することにより、仮留め部156の仮留め
力を調整できる。また、本例のように両端に仮留め部1
56を設けることで、遮光紙留めシール100の浮き上
がりを効果的に防ぐことができる。なお、両端のみでは
なく、その間にも点状に仮留め部156を設けてもよ
い。
【0076】図13は、仮留め部156の第2の変形例
を示す。本例において、仮留め部156は、第2折返部
132近傍、例えば第2折返部132に接するように設
けられる。本例の構成にすると、遮光紙留めシール10
0が端から浮き上がることを防ぐことができる。
【0077】図14は、仮留め部156の第3の変形例
を示す。本例において、仮留め部156は、第1貼付部
102とは異なる面において、第1貼付部132に覆わ
れていない部分のほぼ全体に設けられている。本例の構
成にすると、遮光紙留めシール100の浮き上がりを確
実に防ぐことができる。
【0078】図15は、仮留め部156の第4の変形例
を示す。本例において、仮留め部156は、複数、互い
に離間して設けられている。各仮留め部156は、図1
1における仮留め部156と概略同じ構成である。本例
の構成にすると、より少ない接着層及び粘着層で、確実
に遮光紙留めシール100の浮き上がりを防ぐことがで
きる。
【0079】なお、仮留め部156を、第1貼付部10
2の裏面に設けてもよい。この場合、図16に例示する
ように、第1貼付部102の裏面の略全面に設けてもよ
いし、図17に例示するように、互いに離間して複数設
けてもよい。
【0080】以上、本発明を実施の形態を用いて説明し
たが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲
には限定されない。上記実施形態に、多様な変更または
改良を加えることができる。そのような変更または改良
を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ること
が、特許請求の範囲の記載から明らかである。
【0081】
【発明の効果】上記説明から明らかなように、本発明に
よればより確実にかつより容易に写真フイルムを固定す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】写真用ロールフイルム300全体を示す斜視図
である。
【図2】ユーザに提供される遮光紙留めシール100を
示す図である。
【図3】つまみ部118を示す図である。
【図4】引き上げられた状態のつまみ部118を示す図
である。
【図5】写真用ロールフイルムの製造工程を示す図であ
る。
【図6】カメラを背面から見た図である。
【図7】第2スプール装着室512に装着された状態の
遮光紙20及び遮光紙留めシール100を示す図であ
る。
【図8】第1スプール10に巻き取られた遮光紙20を
示す図である。
【図9】つまみ部118の変更例を示す図である。
【図10】遮光紙留めシール100の変形例を示す。
【図11】図10の遮光紙留めシール100の斜視概略
図である。
【図12】仮留め部156の第1の変形例を示す。
【図13】仮留め部156の第2の変形例を示す。
【図14】仮留め部156の第3の変形例を示す。
【図15】仮留め部156の第4の変形例を示す。
【図16】仮留め部156の第5の変形例を示す。
【図17】仮留め部156の第6の変形例を示す。
【符号の説明】
10 第1スプール 12 第2スプール 20 遮光紙 30 押圧ロール 100 遮光紙留めシール 102 第1貼付部 104 第2貼付部 106 第3貼付部 108 覆部 110 第1切込部 118 つまみ部 120 第2切込部 130 第1折返部 132 第2折返部 140 第1縁 142 第2縁 150 第1貼付面 152 第2貼付面 154 第3貼付面 156 仮留め部 158 離型部 500 カメラ 512 第2スプール装着室 514 第2スプール固定部 516 フイルムガイド部 518 第1ロール 520 第2スプール装着室 550 裏蓋 552 裏蓋ガイド 554 第2ロール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 17/30 G03B 17/30 G03C 3/00 540 G03C 3/00 540B 555 555C 555D 560 560A 565 565B 599 599B 599C (72)発明者 田淵 政治 神奈川県南足柄市中沼210番地 富士写真 フイルム株式会社内 (72)発明者 瀬戸 幸男 神奈川県南足柄市中沼210番地 富士写真 フイルム株式会社内 (72)発明者 佐々木 浩徳 神奈川県南足柄市中沼210番地 富士写真 フイルム株式会社内 (72)発明者 安井 元忠 神奈川県南足柄市中沼210番地 富士写真 フイルム株式会社内 Fターム(参考) 2H020 DB00 EA00

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロール状に巻かれた帯状体の巻き終わり
    となる端部を、当該帯状体本体に固定する帯状体留めシ
    ールであって、 前記帯状体の前記端部に貼り付ける第1貼付部と、 前記端部を、前記帯状体本体に固定すべく、前記帯状体
    本体に貼り付ける貼付面を有する第2貼付部と、 前記第2貼付部から延び、前記貼付面を、当該貼付面を
    覆う覆面から引き上げて、前記貼付面を露出させるつま
    み部とを備え、 前記帯状体留めシールの前記つまみ部付近が湾曲したと
    きに、前記つまみ部本体は、前記ロールの接線に沿うよ
    うに立ち上がることを特徴とする帯状体留めシール。
  2. 【請求項2】 ロール状に巻かれる帯状体の巻き終わり
    となる端部を、当該帯状体本体に固定する帯状体留めシ
    ールであって、 前記帯状体の端部に貼り付ける第1貼付部と、 前記端部を、前記帯状体本体に固定すべく、前記帯状体
    本体に貼り付ける貼付面を有する第2貼付部と、 前記第2貼付部から延び、前記貼付面を、当該貼付面を
    覆う覆面から引き上げて、前記貼付面を露出させるつま
    み部とを備え、 前記つまみ部は、当該つまみ部の縁部が自由であって、
    当該縁部に頂点部を有し、前記頂点部に向けて狭まる形
    状を有することを特徴とする帯状体留めシール。
  3. 【請求項3】 前記つまみ部の先端は、前記帯状体が巻
    かれる巻き取り方向に折り返されていることを特徴とす
    る請求項1または2に記載の帯状体留めシール。
  4. 【請求項4】 前記帯状紙が湾曲したときに、前記つま
    み部本体は、前記つまみ部の縁部の一点から順に立ち上
    がることを特徴とする請求項1または2に記載の帯状体
    留めシール。
  5. 【請求項5】 前記頂点部は、当該つまみ部の略中央に
    あることを特徴とする請求項2に記載の帯状体留めシー
    ル。
  6. 【請求項6】 前記つまみ部の前記先端付近における前
    記つまみ部の前記ロールの軸方向の幅は、前記つまみ部
    の縁部の両端における前記つまみ部の前記ロールの軸方
    向の幅の約3割であることを特徴とする請求項1または
    2に記載の帯状体留めシール。
  7. 【請求項7】 前記縁部は、略凸形であることを特徴と
    する請求項1または2に記載の帯状体留めシール。
  8. 【請求項8】 前記縁部は、前記つまみ部側の一点を中
    心とした円の略円弧形であることを特徴とする請求項1
    または2に記載の帯状体留めシール。
  9. 【請求項9】 前記縁部は、当該縁部の一点を頂点とす
    る略三角形状であることを特徴とする請求項1または2
    に記載の帯状体留めシール。
  10. 【請求項10】 当該帯状体留めシール本体の一部を切
    り離して、前記つまみ部とする第1切込部をさらに備え
    ることを特徴とする請求項1または2に記載の帯状体留
    めシール。
  11. 【請求項11】 前記帯状体留めシール本体に、前記つ
    まみ部本体と重ならないように設けられ、前記つまみ部
    の周辺を貼り付ける貼付面を有する第3貼付部をさらに
    備えることを特徴とする請求項10に記載の帯状体留め
    シール。
  12. 【請求項12】 前記第1切込部の末端は、当該帯状体
    留めシールの縁には届かず、 前記つまみ部が引き上げられた場合に、前記第1切込部
    との間の当該帯状体シールが破断することで前記第1切
    込部と一体化する第2切込部をさらに備えることを特徴
    とする請求項10に記載の帯状体留めシール。
  13. 【請求項13】 前記第2切込部は、当該帯状体留めシ
    ールの縁から内側に向けて設けられていることを特徴と
    する請求項12に記載の帯状体留めシール。
  14. 【請求項14】 前記第2切込部の一端は、前記ロール
    の軸方向において、前記第1切込部の端よりも中央に達
    していることを特徴とする請求項12に記載の帯状体留
    めシール。
  15. 【請求項15】 前記第1切込部に沿って当該第1切込
    部の末端へ向かう方向と前記第2切込部に沿った方向と
    のなす角のうち、前記つまみ部側の角度が30度以上あ
    ることを特徴とする請求項12に記載の帯状体留めシー
    ル。
  16. 【請求項16】 前記第1切込部に沿って当該第1切込
    部の末端へ向かう方向と前記帯状体留めシールの前記縁
    とのなす角のうち、前記つまみ部の先端側の角度が60
    度以下であることを特徴とする請求項12に記載の帯状
    体留めシール。
  17. 【請求項17】 前記第1貼付部は、前記帯状体を固定
    するときに前記第2貼付部が前記帯状体の巻き終わりよ
    りも外側に位置するように、前記帯状体において固定さ
    れることを特徴とする請求項1または2に記載の帯状体
    留めシール。
  18. 【請求項18】 前記第2貼付部は、前記覆部を有し、
    さらに前記第2貼付部の前記貼付面と前記覆面との間が
    折り返されて、前記貼付面と前記覆面とが対面すること
    を特徴とする請求項1または2に記載の帯状体留めシー
    ル。
  19. 【請求項19】 前記第1貼付部は、当該帯状体留めシ
    ールの前記第1貼付部側の縁が、前記第1貼付部よりも
    前記巻き取り方向に位置するように、前記帯状体に貼り
    付けられることを特徴とする請求項1または2に記載の
    帯状体留めシール。
  20. 【請求項20】ロール状に巻かれた帯状体の巻き終わり
    となる端部を、当該帯状体本体に固定する帯状体留めシ
    ールであって、 当該帯状体留めシールの一面に設けられ、当該帯状体留
    めシールを前記帯状体の端部に貼付固定する取付用貼付
    部と、 前記一面かつ前記取付用貼付部とは異なる位置に設けら
    れ、ロール状に巻かれた前記帯状体本体に貼り付けられ
    て、前記帯状体を巻き留めする巻留用貼付部と、 前記取付用貼付部と前記巻留用貼付部の間に設けられ、
    当該帯状体留めシールを折り返して重ねる第1折り返し
    部と、 前記一面とは反対の面の少なくとも一部に設けられ、前
    記帯状体に当該帯状体留めシールを仮留めし、巻き留め
    時に前記帯状体から剥がされる仮留め部とを備えること
    を特徴とする帯状体留めシール。
  21. 【請求項21】前記第1折り返し部と前記巻留用貼付部
    の間に設けられ、当該帯状体留めシールを前記第1折り
    返し部とは逆方向に折り返して重ねる第2折り返し部を
    更に備え、 前記第1及び第2折り返し部は、折り曲げ後の当該帯状
    体留めシールの両端が重ならないような位置に設けら
    れ、 前記仮留め部は、前記取付用貼付部及び前記巻留用貼付
    部の間であり、かつ、当該帯状体留めシールの両端部と
    は重ならない位置に設けられることを特徴とする請求項
    20に記載の帯状体留めシール。
  22. 【請求項22】前記仮留め部は、互いに離間した複数の
    接着層又は粘着層を有することを特徴とする請求項20
    に記載の帯状体留めシール。
  23. 【請求項23】前記複数の接着層又は粘着層は、当該帯
    状体留めシールの幅方向に並んでいることを特徴とする
    請求項22に記載の帯状体留めシール。
  24. 【請求項24】前記仮留め部は、接着層又は粘着層を有
    し、前記接着層又は粘着層は、前記帯状体への接着力が
    当該接着層又は粘着層の強度より大きいことを特徴とす
    る請求項20に記載の帯状体留めシール。
  25. 【請求項25】前記仮留め部は、接着層又は粘着層を有
    し、更に、前記一面とは反対の面の、前記接着層又は粘
    着層と対向する部分に、離型処理を施した離型部を備え
    ることを特徴とする請求項20に記載の帯状体留めシー
    ル。
  26. 【請求項26】 写真用ロールフイルムであって、 帯状の写真フイルムと、 前記写真フイルムを巻き取るスプールと、 前記写真フイルムの少なくとも両端部に設けられ、写真
    フイルムとともに前記スプールに巻き付けられ、前記写
    真フイルムを遮光する遮光紙と、 前記遮光紙の巻き終わりとなる端部を、前記遮光紙本体
    に固定する遮光紙留めシールとを備え、 前記遮光紙留めシールは、 前記遮光紙の前記端部に貼り付ける第1貼付部と、 前記端部を、前記遮光紙本体に固定すべく、前記遮光紙
    本体に貼り付ける貼付面を有する第2貼付部と、 前記第2貼付部から延び、前記貼付面を、当該貼付面を
    覆う覆面から引き上げて、前記貼付面を露出させるつま
    み部とを有し、 前記遮光紙留めシールの前記つまみ部付近が湾曲したと
    きに、前記つまみ部本体は、前記ロールの接線に沿うよ
    うに立ち上がることを特徴とする写真用ロールフイル
    ム。
  27. 【請求項27】 前記写真用ロールフイルムを装着する
    装着部と、前記装着部に装着された前記写真用ロールフ
    イルムを巻き取る巻取部と、前記装着部に設けられ、前
    記装着部に装着された前記写真用ロールフイルムを、前
    記スプール側に押圧するフイルムガイドとを備える撮像
    装置に、当該写真用ロールフイルムは装着され、 前記遮光紙留めシールの前記第2貼付部は、前記覆部を
    有し、さらに前記第2貼付部の前記貼付面と前記覆面と
    の間が折り返されて、前記貼付面と前記覆面とが対面
    し、 前記第1貼付部は、前記遮光紙において、当該遮光紙留
    めシールの折り返し辺が、前記フイルムガイドの少なく
    とも一方に当接する位置に固定され、 前記遮光紙留めシールは、前記折り返し辺を、前記巻取
    部が巻き取る方向に向けて前記スプールに巻かれてお
    り、 前記遮光紙留めシールがカメラ内の前記装着部に装着さ
    れ、前記巻取部に送り出された場合に、前記折り返し辺
    は、前記フイルムガイドに係り、前記巻き取る方向と逆
    に向けて折り返されることを特徴とする請求項26に記
    載の写真用ロールフイルム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7816696B2 (en) 2005-03-16 2010-10-19 Panasonic Corporation Nitride semiconductor device and method for manufacturing same

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