JPH10104650A - 液晶表示素子及びその異方性導電部材 - Google Patents

液晶表示素子及びその異方性導電部材

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JPH10104650A
JPH10104650A JP25493796A JP25493796A JPH10104650A JP H10104650 A JPH10104650 A JP H10104650A JP 25493796 A JP25493796 A JP 25493796A JP 25493796 A JP25493796 A JP 25493796A JP H10104650 A JPH10104650 A JP H10104650A
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coating layer
metal coating
transparent
liquid crystal
electrode
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JP25493796A
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Yuichi Kondo
雄一 近藤
Kazuto Fukazawa
一登 深澤
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/321Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by conductive adhesives

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異方性導電部材の導電粒子の形状に工夫を凝
らし、平坦化膜へのめり込みを無くしつつ液晶セルの接
続端部と外部回路接続部材の接続端部との接続を良好に
行うようにした液晶表示素子及びその異方性導電部材を
提供する。 【解決手段】 異方性導電フィルムの導電粒子32は弾
性樹脂ファイバーからなる円柱状樹脂コア32aと、こ
の樹脂コア32の外表面にニッケルでメッキ処理した金
属被覆層32bと、この金属被覆層32bの外表面に金
でメッキ処理した酸化防止層32cとによって形成され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶表示素子及びそ
の異方性導電部材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶表示素子においては、液晶セ
ルの電極基板がカラーフィルタ電極基板により構成され
ているものがある。このカラーフィルタ電極基板は、図
11にて示すごとく、透明基板1と、この透明基板1の
内表面に順次形成した複数条のカラーフィルタ層(図示
しない)、平坦化膜2及び複数条の透明導電膜3とを備
えている。
【0003】そして、複数条の透明導電膜3をテープキ
ャリアパッケージ4(以下、TCPという)に接続する
にあたっては、各透明導電膜3の接続端部上に異方性導
電フィルム5を介しTCP4の各接続端部を熱圧着す
る。ここで、TCP4は、樹脂膜4aに複数状の銅箔膜
4bを設けて構成されており、異方性導電フィルム5
は、絶縁性のある熱可塑性接着樹脂膜5a内に多数の球
状の導電粒子5bを混入して構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、液晶
セルの高精細化に伴い、各透明導電膜3の接続端部及び
TCP4の各接続端部も狭ピッチ化している。従って、
異方性導電フィルム5に含まれる球状の導電粒子5bの
直径も、隣接接続端部間の短絡を防止するために、小さ
くなっている。
【0005】よって、このように導電粒子5bが小さく
なると、平坦化膜2はアクリル樹脂等の柔らかい材質で
あるため、上記熱圧着時に、導電粒子5bが、図11に
て示すごとく、透明導電膜3を介し平坦化膜2にめり込
んでしまい、透明導電膜3の断線等を招く。その結果、
透明導電膜3とTCP4との電気的接続が信頼性よく行
われないという不具合を招く。
【0006】これは、導電粒子5が、元来、球状であっ
て接触面積が小さいため、上記のように直径が小さくな
ると、より接触面積が小さくなって平坦化膜2にめり込
むからである。これに対しては、平坦化膜2を、透明導
電膜3の接続端部に相当する部分だけ無くすることも考
えられるが、透明導電膜3の裏面側における平坦化膜2
の端部に段差ができて、上記熱圧着時に当該透明導電膜
3が断線するという不具合を生ずる。
【0007】また、特開平6−139823号公報にて
示されているように、合成樹脂材料中に導電性繊維と絶
縁性繊維とが互いに垂直に交わるように編まれて形成さ
れる接続部材を含むように形成した異方性導電部材を採
用することも考えられる。しかし、このような異方性導
電部材を採用した場合、平坦化膜にめり込むという不具
合は発生しないとしても、導電性繊維が、断面円形状の
合成繊維の表面に導電被膜を形成した長手状のものであ
るため、この導電性繊維の長手方向と透明導電膜の接続
端部方向とが一致しないと、接続端部間で短絡を招くと
いう不具合を生ずる。
【0008】そこで、本発明は、以上のようなことに対
処するため、異方性導電部材の導電粒子の形状に工夫を
凝らし、平坦化膜へのめり込みを無くしつつ液晶セルの
接続端部と外部回路接続部材の接続端部との接続を良好
に行うようにした液晶表示素子及びその異方性導電部材
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1乃至3に記載の発明によれば、異方性導電
部材の導電粒子が、円柱状樹脂コアと、この樹脂コアを
被覆してなる金属被覆層とを有する。このため、上下両
電気的素子の各接続端部の間に異方性導電部材を介装し
てこれら両接続端部を異方性導電部材を介し熱圧着する
と、樹脂コアが円柱状であるため、導電粒子が容易に変
形して両接続端部間に線接触又は面接触する。
【0010】従って、上記熱圧着によって導電粒子を介
し上記接続端部のうち下側の接続端部に加わる力が小さ
くなる。よって、下側の接続端部が柔らかい部材上に位
置していても、導電粒子が下側の接続端部を通り柔らか
い部材にめり込むことがない。その結果、下側の接続端
部に損傷を招くことなく、両接続端部に対する異方性導
電部材により電気的接続が良好になされ得る。
【0011】ここで、請求項2に記載の発明のように、
金属被覆層を金属からなる酸化防止層により被覆すれ
ば、金属被覆層の酸化を酸化防止層により防止しつつ請
求項1に記載の発明の作用効果を達成できる。請求項4
乃至7に記載の発明によれば、異方性導電部材の導電粒
子が、樹脂コアと、この樹脂コアを被覆してなる金属被
覆層とを備え、この金属被覆層には亀裂が形成されてい
る。
【0012】このため、上下両電気的素子の各接続端部
の間に異方性導電部材を介装してこれら両接続端部を異
方性導電部材を介し熱圧着すると、金属被覆層に亀裂が
形成されているため、導電粒子が容易に変形して両接続
端部間に面接触する。これにより、請求項1に記載の発
明と同様の作用効果を達成できる。ここで、請求項5に
記載の発明によれば、導電粒子が、金属被覆層を被覆す
る金属からなる酸化防止層を備え、上記亀裂が金属被覆
層及び酸化防止層のうち少なくとも金属被覆層に形成さ
れている。
【0013】これにより、金属被覆層の酸化を酸化防止
層に防止しつつ請求項4に記載の発明と同様の作用効果
を達成できる。また、請求項8乃至11に記載の発明に
よれば、異方性導電部材の導電粒子が、円柱状樹脂コア
と、この樹脂コアを被覆する金属被覆層とを有し、第2
電極基板の各透明電極の接続端部上に対応する導電粒子
が熱圧着により変形している。
【0014】この場合、樹脂コアが円柱状であるから、
上記熱圧着により導電粒子が容易に変形して第2電極基
板の各透明電極の接続端部上線接触又は面接触する。従
って、上記熱圧着によって導電粒子及び各透明電極の接
続端部を介し平坦化膜にに加わる力が小さくなる。よっ
て、導電粒子が平坦化膜にめり込むことがない。
【0015】その結果、第2電極基板の各透明電極の接
続端部に損傷を招くことなく、この接続端部と外部回路
接続部材の接続端部との異方性導電部材による電気的接
続が良好になされ得る。また、請求項10に記載の発明
によれば、金属被覆層を金属からなる酸化防止層により
被覆してなるから、金属被覆層の酸化を酸化防止層によ
り防止しつつ請求項8、9に記載の発明の作用効果を達
成できる。
【0016】また、請求項12乃至17に記載の発明に
よれば、異方性導電部材の導電粒子が、樹脂コアと、こ
の樹脂コアを被覆する金属被覆層とを備え、金属被覆層
には亀裂が形成されており、第2電極基板の各透明電極
の接続端部上に対応する導電粒子が、熱圧着により変形
している。この場合、金属被覆層には亀裂が形成されて
いるから、上記熱圧着により導電粒子が容易に変形して
第2電極基板の各透明電極の接続端部上に面接触する。
【0017】これにより、請求項8に記載の発明と同様
の作用効果を達成できる。また、請求項13に記載の発
明によれば、導電粒子が、金属被覆層を被覆する金属か
らなる酸化防止層を備え、上記亀裂が金属被覆層及び酸
化防止層のうち少なくとも金属被覆層に形成されてい
る。これにより、金属被覆層の酸化を酸化防止層に防止
しつつ請求項12に記載の発明と同様の作用効果を達成
できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明に係る液晶表示素子
の一実施形態を示している。この液晶表示素子は、液晶
セル10と、この液晶セル10に接続した複数のTCP
20、20aとを備えている。
【0019】液晶セル10は、図1乃至図3にて示すご
とく、カラーフィルタ電極基板10aと,これに対向す
る対向電極基板10bとの間に、スメクチック液晶10
c、スペーサ10d及び接着微粒子10eを介装して構
成されている。なお、スメクチック液晶10cは、カラ
ーフィルタ電極基板10aと対向電極基板10bとの間
にシール(図示しない)を介し封入されている。
【0020】カラーフィルタ電極基板10aは、図3に
て示すごとく、透明基板11を備えており、この透明基
板11の内表面には、赤色のカラーフィルタ層R、緑色
のカラーフィルタ層G及び青色のカラーフィルタ層B
が、それぞれ、各ブラックマスク12と交互に複数条形
成されている。また、平坦化膜13が、各カラーフィル
タ層R、G、B及び各ブラックマスク12を介し透明基
板11の内表面に形成されている。この平坦化膜13
は、各カラーフィルタ層R、G、Bの層の厚さの差によ
る液晶セル10のセルギャップの差を吸収する役割を果
たすもので、当該平坦化膜13のうち、カラーフィルタ
電極基板10aの対向電極基板10bからの延出端部
は、透明基板11の内表面上に直接形成されている。
【0021】ここで、平坦化膜13の形成材料としては
アクリル系材料が採用されており、このアクリル系材料
のヤング率は200N/mm2 程度であって非常に柔ら
かい。また、平坦化膜13はSiO2 系材料により形成
してもよく、SiO2 による形成にあたっては、例え
ば、コロイダルシリカ(触媒化成工業株式会社製)をカ
ラーフィルタ層R、G、B及びブラックマスク12上に
スピンコート法やオフセット印刷法により1.5μm乃
至5μmの範囲の厚さにて塗布し、その後、200℃乃
至250℃の範囲で1時間の間加熱して硬化させると、
SiO2 の平坦化膜13ができる。
【0022】また、複数条の透明導電膜14及び配向膜
15が、平坦化膜13の内表面に形成されている。な
お、図3にて符号11aは、透明基板11の外表面に貼
着した偏光板を示す。一方、対向電極基板10bは、透
明基板16を有しており、この透明基板16の内表面に
は、複数条の透明導電膜17及び配向膜18が形成され
ている。なお、複数条の透明導電膜17は、複数条の透
明導電膜14と共に格子状の複数の画素を構成する。ま
た、図3にて符号16aは、偏光板11aとクロスニコ
ルの位置にて透明基板16の外表面に貼着した偏光板を
示している。なお、透明導電膜17は透明導電膜14と
共にITOにより形成されている。
【0023】各TCP20は、図4及び図5にて例示す
るごとく、帯状の樹脂膜21の裏面に複数条の銅箔膜2
2を固着して形成されており、これら各TCP20は、
各異方性導電フィルム30及び各透明導電膜14の接続
端部14aを介し平坦化膜13の対向電極基板10aか
らの延出端部上に熱圧着されている。ここで、TCP2
0毎に、各銅箔膜22が異方性導電フィルム30を介し
各透明導電膜13の接続端部上に熱圧着されている。
【0024】各異方性導電フィルム30は、絶縁性のあ
る熱硬化性接着樹脂膜31内に多数の円柱状導電粒子3
2を混入して形成されている。本実施形態では、接着樹
脂膜31の形成材料としては、例えば、熱硬化性エポキ
シ樹脂が採用されている。導電粒子32は、図6にて示
すごとく、弾性樹脂ファイバーからなる円柱状樹脂コア
32aと、この樹脂コア32の外表面にニッケルでメッ
キ処理した金属被覆層32bと、この金属被覆層32b
の外表面に金でメッキ処理した酸化防止層32cとによ
って形成されている。
【0025】但し、本実施形態では、導電粒子32の軸
長及び外径をL及びR(図6参照)とすると、R≦L≦
10μm及び3μm≦R≦10μmとしてある。これ
は、液晶セル10の高精細化に伴う透明導電膜11、1
4の狭ピッチ化(例えば、100μmピッチ)を考慮し
て、導電粒子32との接触による透明導電膜間の短絡を
防止するようにしたものである。
【0026】なお、導電粒子32の外形寸法は、透明導
電膜のピッチに合わせて、透明導電膜間の短絡を防止で
きる範囲で適宜変更して実施してもよい。次に、異方性
導電フィルム30の製造工程につき図7を参照して説明
する。まず、樹脂コア形成工程S1にて、ナイロンファ
イバー等の弾性樹脂ファイバーを用いて上記寸法(L、
R)の円柱状樹脂コア32aを形成する。そして、金属
被覆層形成工程S2において、樹脂コア32aの外表面
にニッケルの無電解メッキ処理により金属被覆層32b
を形成する。これにより、樹脂コア32aの外表面全体
が金属被覆層32bにより一様に被覆される。なお、こ
の金属被覆層32bの層の厚さは、0.1μm乃至0.
4μmの範囲の値とする。
【0027】さらに、酸化防止層形成工程S3におい
て、金属被覆層32bの外表面に金のメッキ処理により
酸化防止層32cを形成する。この酸化防止層32c
は、金属被覆層32bの酸化を防止する役割を果たす。
このため、この酸化防止層32cの層の厚さは、0.1
μm程度とする。その後、導電粒子混入工程S4におい
て、絶縁性のある熱硬化性接着樹脂(例えば、熱硬化性
エポキシ樹脂)内に多数の導電粒子32を混入して、異
方性導電フィルム30を製造する。
【0028】次に、液晶セル10に各異方性導電フィル
ム30を介し各TCP20を熱圧着する方法について図
5を参照して説明する。この熱圧着は各TCP20につ
いて同様であるから、一例を挙げて説明する。まず、液
晶セル10をカラーフィルタ電極基板10a側から加熱
装置の固定台上に置く。ついで、異方性導電フィルム3
0を、TCP20と接続すべき一群の透明導電膜14の
各接続端部を介し平坦化膜13の対向電極基板10aか
らの延出端部上に載置する。
【0029】ついで、TCP20の各銅箔膜22が異方
性導電フィルム30を介し各透明導電膜14の接続端部
上に位置するように、TCP20の接続端部を異方性導
電フィルム30上に載置する。然る後、熱圧着装置によ
り、TCP20の接続端部を異方性導電フィルム30及
び各透明導電膜14の接続端部を介し平坦化膜13の延
出端部上に熱圧着する。
【0030】この場合、TCP20の銅箔膜22が、異
方性導電フィルム30の接着樹脂膜31内に侵入して導
電粒子32を透明導電膜14の接続端部上に押し付け
る。このとき、導電粒子32が円柱形状であるため、こ
の導電粒子32の外表面が銅箔膜22と透明導電膜14
と間に挟持されて長楕円形状に弾性変形し透明導電膜1
4の接続端部上に線接触又は面接触した状態に保持され
る。
【0031】これにより、導電粒子32の透明導電膜1
4に対する押圧力が、従来の球状導電粒子の点接触に比
べてかなり小さくなるので、導電粒子32が透明導電膜
14の接続端部を介し平坦化膜13の延出端部内にめり
込むことがない。よって、透明導電膜14の接続端部が
断線することがない。その結果、TCP20が異方性導
電フィルム30を介し各透明導電膜14に良好に接続さ
れる。
【0032】また、上記熱圧着時に導電粒子32を弾性
変形させるにあたり、透明基板11の端部に圧力が加わ
る。しかし、導電粒子32は円柱形状であるため従来の
球状のものに比べてかなり弾性変形し易い。従って、導
電粒子32を弾性変形させるに要する圧力は従来に比べ
てかなり小さくてよい。よって、透明基板11にそりや
うねりがあっても、上記力は当該そりやうねりを矯正し
てしまうような値にはならない。その結果、スメクチッ
ク液晶の配向の乱れを招くこともない。
【0033】次に、上記実施形態の変形例について図8
乃至図10を参照して説明する。この変形例において
は、上記実施形態にて述べた異方性導電フィルム30に
代えて異方性導電フィルム30Aが採用されている。こ
の異方性導電フィルム30Aは、上記異方性導電フィル
ム30において、多数の円柱状導電粒子32に代えて、
多数の球状導電粒子33を接着樹脂膜31内に混入した
構成となっている。
【0034】各導電粒子33は、弾性樹脂ファイバーか
らなる球状樹脂コア33aと、この樹脂コア33aの外
表面にニッケルの無電解メッキ処理により形成した球殻
状金属被覆層33bと、この金属被覆層33bの外表面
に金のメッキ処理により形成した球殻状酸化防止層33
cとにより形成されている。ここで、金属被覆層33b
及び酸化防止層33cには、図8にて示すごとく、亀裂
が、符号Pにて示すごとく形成されている。
【0035】次に、本変形例における異方性導電フィル
ム30Aの製造工程について図10を参照して説明す
る。まず、樹脂コア形成工程S1aにて、樹脂コア33
aを上記樹脂コア32aと同様の形成材料により球状に
形成する。そして、金属被覆層形成工程S2aにおい
て、樹脂コア33aの外表面にニッケルの無電解メッキ
処理により球殻状金属被覆層33b(上記金属被覆層3
2bの層の厚さと同じ厚さを有する)を形成する。
【0036】さらに、酸化防止層形成工程S3aにおい
て、金属被覆層33bの外表面に金のメッキ処理により
球殻状酸化防止層33c(上記酸化防止層32cの層の
厚さと同じ厚さを有する)を形成する。その後、亀裂形
成工程S5にて、導電粒子33毎に、酸化防止層33c
に加圧してこの酸化防止層33c及び金属被覆層33b
の双方に亀裂Pを形成する。最後に、導電粒子混入工程
S4aにて、上記熱可塑性接着樹脂内に多数の導電粒子
33を混入して、異方性導電フィルム30Aを製造す
る。
【0037】次に、本変形例において、液晶セル10に
各異方性導電フィルム30Aを介し各TCP20を熱圧
着する方法について図9を参照して説明する。この熱圧
着は各TCP20について同様であるから、一例を挙げ
て説明する。まず、液晶セル10をカラーフィルタ電極
基板10a側から加熱装置の固定台上に置く。ついで、
異方性導電フィルム30Aを、TCP20と接続すべき
一群の透明導電膜14の各接続端部を介し平坦化膜13
の延出端部上に載置する。
【0038】ついで、TCP20の各銅箔膜22が異方
性導電フィルム30Aを介し各透明導電膜14の接続端
部上に位置するように、TCP20の接続端部を異方性
導電フィルム30A上に載置する。然る後、熱圧着装置
によりTCP20の接続端部を異方性導電フィルム30
A及び各透明導電膜14の接続端部を介し平坦化膜13
の延出端部上に熱圧着する。
【0039】この場合、TCP20の銅箔膜22が、異
方性導電フィルム30Aの接着樹脂膜31内に侵入して
導電粒子33を透明導電膜14上に押し付ける。このと
き、導電粒子33が球状であるがその金属被覆層33b
及び酸化防止層33cの双方には予め亀裂Pが形成され
ている。このため、この導電粒子33の外表面が銅箔膜
22と透明導電膜14と間に挟持されて長円形状に弾性
変形し透明導電膜14上に面接触した状態に保持され
る。
【0040】これにより、導電粒子33の透明導電膜1
4に対する押圧力が、点接触に比べてかなり小さくなる
ので、導電粒子33が透明導電膜14の接続端部を介し
平坦化膜13の延出端部内にめり込むことがない。よっ
て、透明導電膜14の接続端部が断線することがない。
その結果、TCP20が異方性導電フィルム30Aを介
し各透明導電膜14に良好に接続される。
【0041】なお、上記変形例では、導電粒子33を球
状にした例について説明したが、これに代えて、上記実
施形態にて述べた円柱状導電粒子32の金属被覆層33
b及び酸化防止層33cに、導電粒子33と同様に亀裂
Pを形成するようにしても、上記変形例と同様の作用効
果を達成できる。また、球状の導電粒子33に代えて、
多面体の樹脂コア、この樹脂コアを被覆する金属被覆層
及びこの金属被覆層を被覆する酸化防止層を有する導電
粒子を採用し、当該金属被覆層及び酸化防止層に加圧に
より亀裂を形成するようにして実施しても、上記変形例
と同様の作用効果を達成できる。
【0042】また、本発明の実施にあたっては、TCP
に代えて、フレキシブル配線基板(所謂、FPC)を外
部回路接続部材として採用してもよい。また、本発明の
実施にあたり、導電粒子32の酸化防止層32cや導電
粒子33の酸化防止層33cの形成材料としては、金に
限ることなく、金属被覆層32bや金属被覆層33bの
酸化を防止できる金属材料であればよく、例えば、鉄、
銅、アルミニウムや銀等を採用してもよい。
【0043】また、本発明の実施にあたり、金属被覆層
32bや金属被覆層33bの形成材料としては、ニッケ
ルに限ることなく、酸化防止層32cや酸化防止層33
cの形成材料よりも硬い材料であればよい。また、本発
明の実施にあたり、導電粒子32や導電粒子33を上記
熱圧着時に弾性変形させる例について説明したが、これ
に代えて、導電粒子32や導電粒子33を上記熱圧着時
に塑性変形させるようにして実施しても上記実施形態や
その変形例と同様の作用効果を達成できる。
【0044】また、上記変形例では、導電粒子33の金
属被覆層33b及び酸化防止層33cの双方に亀裂を形
成するようにしたが、これに代えて、金属被覆層33b
に加圧により亀裂を形成した後に、この金属被覆層33
bを亀裂のない酸化防止層33cにより被覆するように
して実施してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る液晶表示素子の一実施形態を示す
平面図である。
【図2】図1の液晶セルの平面図である。
【図3】図1の液晶セルの要部拡大断面図である。
【図4】図1のTCPの平面図である。
【図5】図1のカラーフィルタ電極基板の接続端部に異
方性導電フィルムを介しTCPを熱圧着した状態を示す
要部拡大断面図である。
【図6】図5の導電粒子の部分破断拡大斜視図である。
【図7】異方性導電フィルムの製造工程図である。
【図8】上記実施形態の変形例を示す部分破断図であ
る。
【図9】図8の変形例においてカラーフィルタ電極基板
の接続端部に異方性導電フィルムを介しTCPを熱圧着
した状態を示す要部拡大断面図である。
【図10】上記変形例における異方性導電フィルムの製
造工程図である。
【図11】従来のカラーフィルタ電極基板の接続端部に
異方性導電フィルムを介しTCPを熱圧着した状態を示
す部分拡大断面図である。
【符号の説明】
10…液晶セル、10a…カラーフィルタ電極基板、1
0b…対向電極基板、11、16…透明基板、20、2
0a…TCP、13…平坦化膜、14、17…透明導電
膜、30、30A…異方性導電フィルム、32、33…
導電粒子、32a、33a…樹脂コア、32b、32
c、33b、33c…金属被覆層、R、G、B…カラー
フィルタ層。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の導電粒子(32)を絶縁性接着樹
    脂(31)に混入してなる異方性導電部材において、 前記導電粒子が、円柱状樹脂コア(32a)と、この樹
    脂コアを被覆してなる金属被覆層(32b)とを有する
    ことを特徴とする異方性導電部材。
  2. 【請求項2】 前記金属被覆層を金属からなる酸化防止
    層(32c)により被覆してなることを特徴とする請求
    項1に記載の異方性導電部材。
  3. 【請求項3】 前記金属被覆層がニッケルからなり、前
    記酸化防止層が金からなることを特徴とする請求項2に
    記載の異方性導電部材。
  4. 【請求項4】 多数の導電粒子(32、33)を絶縁性
    接着樹脂(31)に混入してなる異方性導電部材におい
    て、 前記導電粒子が、樹脂コア(32a、33a)と、この
    樹脂コアを被覆してなる金属被覆層(32b、33b)
    とを備え、この金属被覆層には亀裂(P)が形成されて
    いることを特徴とする異方性導電部材。
  5. 【請求項5】 前記導電粒子が、前記金属被覆層を被覆
    する金属からなる酸化防止層(32c、33c)を備
    え、前記亀裂が前記金属被覆層及び酸化防止層のうち少
    なくとも前記金属被覆層に形成されていることを特徴と
    する請求項4に記載の異方性導電部材。
  6. 【請求項6】 前記樹脂コアが球状或いは円柱状である
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載の異方性導電部
    材。
  7. 【請求項7】 前記金属被覆層がニッケルからなり、前
    記酸化防止層が金からなることを特徴とする請求項5又
    は6に記載の異方性導電部材。
  8. 【請求項8】 互いに対向する第1及び第2の電極基板
    (10a、10b)と、これら両電極基板の間に介装し
    た液晶(10c)とを備え、 前記第1電極基板(10b)が、透明基板(16)と、
    この透明基板の内表面に形成した複数条の透明電極(1
    7)とを有し、前記第2電極基板(10a)が、透明基
    板(11)と、この透明基板の内表面に順次形成した複
    数条のカラーフィルタ層(12)、平坦化膜(13)、
    及び前記複数条の透明電極と共に格子状画素を構成する
    複数条の透明電極(14)とを有するようにした液晶セ
    ル(10)と、 外部回路接続部材(20)と、 多数の導電粒子(32)を絶縁性接着樹脂(31)に混
    入して形成されて前記平坦化膜の前記第1電極基板から
    の延出端部と前記外部回路接続部材の接続端部との間に
    前記第2電極基板の各透明電極の接続端部を介し熱圧着
    してなる異方性導電部材(30)とを備える液晶表示素
    子において、 前記導電粒子が、円柱状樹脂コア(32a)と、この樹
    脂コアを被覆する金属被覆層(32b)とを有し、 前記第2電極基板の各透明電極の接続端部上に対応する
    前記導電粒子が前記熱圧着により変形していることを特
    徴とする液晶表示素子。
  9. 【請求項9】 互いに対向する第1及び第2の電極基板
    (10a、10b)と、これら両電極基板の間に介装し
    た液晶(10c)とを備え、 前記第1電極基板(10b)が、透明基板(16)と、
    この透明基板の内表面に形成した複数条の透明電極(1
    7)とを有し、前記第2電極基板(10a)が、透明基
    板(11)と、この透明基板の内表面に順次形成した複
    数条のカラーフィルタ層(12)、平坦化膜(13)、
    及び前記複数条の透明電極と共に格子状画素を構成する
    複数条の透明電極(14)とを有するようにした液晶セ
    ル(10)と、 円柱状樹脂コア(32a)及びこの樹脂コアを被覆する
    金属被覆層(32b)をそれぞれ有する多数の導電粒子
    (32)を絶縁性接着樹脂(31)に混入してなる異方
    性導電部材(30)と、 外部回路接続部材(20)とを備えて、 この外部回路接続部材が、その接続端部にて、前記異方
    性導電部材及び前記第2電極基板の各透明電極の接続端
    部を介し、前記第2電極基板の各透明電極の接続端部上
    の前記導電粒子を変形させるように前記平坦化膜の前記
    第1電極基板からの延出端部上に熱圧着される液晶表示
    素子。
  10. 【請求項10】 前記金属被覆層を金属からなる酸化防
    止層(32c)により被覆してなることを特徴とする請
    求項8又は9に記載の液晶表示素子。
  11. 【請求項11】 前記金属被覆層がニッケルからなり、
    前記酸化防止層が金からなることを特徴とする請求項1
    0に記載の液晶表示素子。
  12. 【請求項12】 互いに対向する第1及び第2の電極基
    板(10a、10b)と、これら両電極基板の間に介装
    した液晶(10c)とを備え、 前記第1電極基板(10b)が、透明基板(16)と、
    この透明基板の内表面に形成した複数条の透明電極(1
    7)とを有し、前記第2電極基板(10a)が、透明基
    板(11)と、この透明基板の内表面に順次形成した複
    数条のカラーフィルタ層(12)、平坦化膜(13)、
    及び前記複数条の透明電極と共に格子状画素を構成する
    複数条の透明電極(14)とを有するようにした液晶セ
    ル(10)と、 外部回路接続部材(20)と、 多数の導電粒子(32、33)を絶縁性接着樹脂(3
    1)に混入して形成されて前記平坦化膜の前記第1電極
    基板からの延出端部と前記外部回路接続部材の接続端部
    との間に前記第2電極基板の各透明電極の接続端部を介
    し熱圧着してなる異方性導電部材(30、30A)とを
    備える液晶表示素子において、 前記導電粒子が、樹脂コア(32a、33a)と、この
    樹脂コアを被覆する金属被覆層(32b、33b)とを
    備え、前記金属被覆層には亀裂(P)が形成されてお
    り、 前記第2電極基板の各透明電極の接続端部上に対応する
    前記導電粒子が、前記熱圧着により変形していることを
    特徴とする液晶表示素子。
  13. 【請求項13】 前記導電粒子が、前記金属被覆層を被
    覆する金属からなる酸化防止層(32c、33c)を備
    え、前記亀裂が前記金属被覆層及び酸化防止層のうち少
    なくとも金属被覆層に形成されていることを特徴とする
    請求項12に記載の液晶表示素子。
  14. 【請求項14】 互いに対向する第1及び第2の電極基
    板(10a、10b)と、これら両電極基板の間に介装
    した液晶(10c)とを備え、 前記第1電極基板(10b)が、透明基板(16)と、
    この透明基板の内表面に形成した複数条の透明電極(1
    7)とを有し、前記第2電極基板(10a)が、透明基
    板(11)と、この透明基板の内表面に順次形成した複
    数条のカラーフィルタ層(12)、平坦化膜(13)、
    及び前記複数条の透明電極と共に格子状画素を構成する
    複数条の透明電極(14)とを有するようにした液晶セ
    ル(10)と、 樹脂コア(32a、33a)及びこの樹脂コアを被覆す
    る金属被覆層(32b、33b)とをそれぞれ有し、こ
    の金属被覆層には亀裂を形成してなる多数の導電粒子
    (32、33)を絶縁性接着樹脂(31)に混入してな
    る異方性導電部材(30、30A)と、 外部回路接続部材(20)とを備えて、 この外部回路接続部材が、その接続端部にて、前記異方
    性導電部材及び前記第2電極基板の各透明電極の接続端
    部を介し、前記第2電極基板の各透明電極の接続端部上
    に対応する前記導電粒子を変形させるように前記平坦化
    膜の前記第1電極基板からの延出端部上に熱圧着される
    液晶表示素子。
  15. 【請求項15】 前記導電粒子が前記金属被覆層を被覆
    する金属からなる酸化防止層(32c、33c)を有
    し、前記亀裂が前記金属被覆層及び酸化防止層のうち少
    なくとも金属被覆層に形成されていることを特徴とする
    請求項14に記載の液晶表示素子。
  16. 【請求項16】 前記樹脂コアが球状或いは円柱状であ
    ることを特徴とする請求項12乃至15のいずれか一つ
    にに記載の液晶表示素子。
  17. 【請求項17】 前記金属被覆層がニッケルからなり、
    前記酸化防止層が金からなることを特徴とする請求項1
    3又は15に記載の液晶表示素子。
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