JPH10104206A - 管状部材端部近傍の円周溶接部検査装置 - Google Patents

管状部材端部近傍の円周溶接部検査装置

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JPH10104206A
JPH10104206A JP8259091A JP25909196A JPH10104206A JP H10104206 A JPH10104206 A JP H10104206A JP 8259091 A JP8259091 A JP 8259091A JP 25909196 A JP25909196 A JP 25909196A JP H10104206 A JPH10104206 A JP H10104206A
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JP
Japan
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tubular member
probe
circumferential weld
eddy current
support plate
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Pending
Application number
JP8259091A
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English (en)
Inventor
Kenji Nishikawa
賢二 西川
Fumihiro Hosoe
文弘 細江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 加圧水型原子炉の制御棒駆動装置の上端部に
あるキャノピーシール部を遠隔的に精度良く探傷検査す
る。 【解決手段】 制御棒駆動装置の駆動軸ハウジング9の
端部近傍のキャノピーシール部を検査する検査装置20
は、緊締機構23を備え駆動軸ハウジング9のキャップ
13の端面に取り付けられる固定スリーブ21、固定ス
リーブ21の外端面部に回転自在に取り付けられたベー
スプレート39、ベースプレート39上に配設された駆
動用マイクロモータ41と位置検出用エンコーダ43、
ベースプレート39に基端が支持されキャップ13の外
周部のキャノピーシール部15近傍へ延びた連結支持板
59及び連結支持板59の先端に取り付けられた渦流探
傷プローブを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶接部の探傷検査
装置に関し、特に管状部材の端部近傍の外周部に形成さ
れた円周溶接部を遠隔的に探傷検査する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】円周溶接は機械構造部材の接合に多用さ
れているが、機械装置の一部として組み込まれ、使用さ
れている間にその探傷検査をすることは、製造段階にお
ける同種の検査に比してそう簡単ではない。例えば、加
圧水型原子炉の制御棒駆動装置の上部キャノピーシール
の十分な検査を求められているが、必ずしもその要求を
十分に満たすものにはなっていない。これを説明する
と、図5において、原子炉容器1は主として燃料集合体
からなる炉心3を収納し、上部が取り外し自在の原子炉
容器蓋5で閉じられている。炉心3に制御棒を挿脱する
制御棒駆動装置7が複数、原子炉容器蓋5に狭い間隔で
隣接して立設されている。この制御棒駆動装置7は、原
子炉容器1内の高温高圧冷却材空間に連通した空間内に
ある制御棒駆動軸を電磁コイルを用いて線状に駆動する
もので、図6及び図7に示すようにその駆動軸ハウジン
グ9の上端部には、プラグ11付のキャップ13が螺着
され、両者の間には円周溶接部即ちキャノピーシール部
15が形成されている。このキャノピーシール部15
は、専ら高温高圧の硼素含有冷却材が漏れることを防止
するためのものであるが、長期間の使用により疲労破損
をする虞れがあり、冷却材の漏洩が発生しないように検
査することが必要である。このような検査は、従来検査
員が接近して目視により外観検査として行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、原子炉
容器蓋の上方は比較的放射線レベルが高いので、検査員
の目視による検査は被爆線量の管理の面から制限が大き
く、順次交代のために多数の検査員の待機を要したり、
外観検査を急いで行うために不具合箇所の見過ごしの虞
れが大きいといった問題を有していた。従って、遠隔操
作が可能で検査員の被爆線量が小さく、且つ検査精度の
良い円周溶接部の検査装置が求められていた。本発明は
このようなニーズに応じてなされたものであり、管状部
材への取り付けが容易であり、遠隔操作が可能であると
共に検査精度の良い管状部材端部近傍の円周溶接部検査
装置を提供することを課題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】如上の課題を解決するた
め、本発明によれば、管状部材端部近傍の円周溶接部検
査装置は、緊締機構を備えその管状部材端面に取り付け
られる管状台座、この管状台座の外端面部に回転自在に
取り付けられたベースプレート、このベースプレートに
配設された駆動用マイクロモータと位置検出用エンコー
ダ、そのベースプレートに基端が支持され前記管状部材
の外周部の円周溶接部近傍に延びた連結支持板及びその
連結支持板の先端に取り付けられた渦流探傷プローブか
ら構成される。そして、前記連結支持板と前記渦流探傷
プローブとの間に弾性支持機構を介装し、渦流探傷プロ
ーブが円周溶接部に押し付けられて旋回されるようにす
ると、検査の間に渦流探傷プローブが円周溶接部から離
れることがなく、検査精度の向上に好適である。
【0005】
【発明の実施の形態】以下添付の図面を参照して本発明
の実施形態を説明する。先ず図1において、検査対象で
ある円周溶接部即ちキャノピーシール部15を構成する
駆動軸ハウジング9、キャップ13、プラグ11が2点
鎖線で示されている。そのキャノピーシール部15を検
査する検査装置20は、キャップ13の端面に接して取
り付けられる環状台座即ち固定スリーブ21を有し、こ
れは緊締機構23によりキャップ13の円筒形外周面に
固定される。緊締機構23は、図3に示すようにほぼ等
円周間隔で固定スリーブ21に配設された2個の押し付
けシリンダ25と1個の押さえビス27とから構成さ
れ、押さえビス27の突き出し量の調整により固定スリ
ーブ21とキャップ13の中心が整列される、いわゆる
芯出しされるようになっている。 固定スリーブ21の
上端面には、相対的に大きな歯車31が固定され、これ
に軸受33を介して中空軸35が回転自在に設けられて
いる。中空軸35には、押し付けシリンダ25から延び
た配管37が貫通し、更にベースプレート39が固定さ
れている。
【0006】図1に図2を併せ参照するに、中空軸33
を挟んで駆動用マイクロモータ41とエンコーダ43が
配設され、その軸に填め込まれ固定されたピニオン歯車
45,47がそれぞれ固定大歯車31に噛み合ってい
る。マイクロモータ41については、取付けブラケット
49と共締めで支持ブラケット51がベースプレート3
9の下面に固定され、ピニオン歯車45の回転軸の先端
を軸受53を介して支持している。このような構成で
は、マイクロモータ41を作動させてピニオン歯車45
を回転させると、これに噛み合う歯車31が固定してい
るので、歯車31の周りをピニオン歯車45即ちマイク
ロモータ41が回転する。マイクロモータ41はベース
プレート39に固定されているから、ベースプレート3
9及び中空軸35が固定歯車31の軸回りに回転し、こ
の回転変位はベースプレート39と一緒に回転するエン
コーダ47により検出される。その回転基準位置は、後
述の近接センサにより得られる。一方、固定スリーブ2
1の基端部にL形の支持プレート53が固定され、これ
に近接センサ55が取り付けられ、これから図示しない
遠隔操作部に信号線57が延びている。更に、連結支持
板59の基端がベースプレート39の外縁にねじ止めさ
れている。
【0007】次に、図4を参照するに検査対象のキャノ
ピーシール部15に接触して支持される渦流探傷プロー
ブ61は、取付けピン63によりガイド金物65に取り
付けられ、この延長部は筒状のばねケース67に挿通さ
れている。前述の連結支持板59に固定されたブラケッ
ト69に取着されているばねケース67の中に圧縮コイ
ルばね71が設けられ、これがガイド金物65ひいては
渦流探傷プローブ61をキャノピーシール部15の方へ
偏倚している。ガイド金物65の延長部の先端に螺合し
たナット73が、圧縮コイルばね71による偏倚力を適
正にする。以上の説明から理解されるように、ガイド金
物65、ばねケース67、ブラケット69、圧縮コイル
ばね71及びナット73が弾性支持機構を構成してい
る。
【0008】前述のような制御棒駆動装置5の先端近傍
にあるキャノピーシール部15の探傷検査を行う場合、
検査装置20を前述のようにキャップ13の先端部に取
付け、固定する。そしてプローブ61を弾性支持機構を
介して支持する連結支持板59が、近接センサ55の位
置にくるように調整する。検査作業員は、その後制御棒
駆動装置から離れて、遠隔的にマイクロもーた41を駆
動し、エンコーダ43による回転位置データと渦流探傷
プローブ61による探傷データとを並行して遠隔的に入
手し、図示しない探傷器により処理し、適宜記録し、或
いは表示する。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
検査対象の円周溶接部を外周部に備えた管状部材の端部
に管状台座を介して検査装置を取付け、連結支持板の先
端に取り付けた渦流探傷プローブを円周溶接部に押し付
け、接触させて旋回しつつ検査を行い、これらの検査は
遠隔操作的に行われるので、検査員の被爆線量を最小限
に抑えて検査を安全且つ精度良く行うことができる。し
かも渦流探傷プローブは、弾性支持機構により常に円周
溶接部に押し付けられているので、離れて非接触になる
こともなく、精度の良い探傷検査を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の全体を示す立断面図であ
る。
【図2】前記実施形態の上面図である。
【図3】図1のIII−III線に沿う平断面図である。
【図4】図1のIV部の部分拡大図である。
【図5】本発明によって検査される装置の一例を示す部
分断面図である。
【図6】図5の部分を拡大して示す一部切欠き斜視図で
ある。
【図7】図6の部分拡大断面図である。
【符号の説明】
5 制御棒駆動装置 9 駆動軸ハウジング 13 キャップ 15 キャノピーシール部 20 検査装置 21 固定スリーブ 23 緊締機構 25 押し付けシリンダ 27 押さえビス 31 固定歯車 33 軸受 35 中空軸 37 配管 39 ベースプレート 41 マイクロモータ 43 エンコーダ 45,47 ピニオン歯車 49 取付けブラケット 51 支持ブラケット 53 支持プレート 55 近接センサ 59 連結支持板 61 渦流探傷プローブ 63 取付けピン 65 ガイド金物 67 ばねケース 69 ブラケット 71 圧縮コイルばね 73 ナット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管状部材の端部近傍の円周溶接部を検査
    する装置であって、緊締機構を備え前記管状部材の端面
    に取り付けられる管状台座、同管状台座の外端面部に回
    転自在に取り付けられたベースプレート、同ベースプレ
    ート上に配設された駆動用マイクロモータと位置検出用
    エンコーダ、前記ベースプレートに基端が支持され前記
    管状部材の外周部の円周溶接部近傍へ延びた連結支持板
    及び同連結支持板の先端に取り付けられた渦流探傷プロ
    ーブを有してなることを特徴とする管状部材端部近傍の
    円周溶接部検査装置。
  2. 【請求項2】 前記連結支持板に弾性支持機構を介して
    前記渦流探傷プローブを取り付け、同渦流探傷プローブ
    が前記円周溶接部に押し付けられて旋回し、検査が行わ
    れるようになっていることを特徴とする請求項1記載の
    管状部材端部近傍の円周溶接部検査装置。
JP8259091A 1996-09-30 1996-09-30 管状部材端部近傍の円周溶接部検査装置 Pending JPH10104206A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009014378A (ja) * 2007-07-02 2009-01-22 Hitachi Ltd 渦流探傷用マルチコイルプローブ装置
JP2017173144A (ja) * 2016-03-24 2017-09-28 三菱日立パワーシステムズ株式会社 渦電流探傷プローブ及び渦電流探傷装置
CN107339926A (zh) * 2017-06-30 2017-11-10 沈阳透平机械股份有限公司 一种轴流式离心压缩机腹腔机壳膨胀量测量装置
CN108269633A (zh) * 2016-12-30 2018-07-10 核动力运行研究所 核电站反应堆控制棒束组件检查装置检测探头驱动装置

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Effective date: 20020903