JP2009014378A - 渦流探傷用マルチコイルプローブ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被検査体の急変部となる溶接部及びその近傍部分をECT検査することができる渦流探傷用マルチコイルプローブ装置を提供する。
【解決手段】被検査体における第1の部材と第2の部材との隅肉溶接部を探傷する複数の渦電流探傷用コイルを有する渦電流探傷用マルチプローブ装置であって、前記溶接部を探傷する第1のマルチコイルプローブユニット2と、前記溶接部近傍の第1の部材を探傷する第2のマルチコイルプローブユニット3と、前記溶接部近傍の第2の部材を探傷する第3のマルチコイルプローブユニット4と、前記第1乃至第3のマルチコイルプローブユニットを前記被検査体の方向にそれぞれ進退させる手段20と、前記第1乃至第3のマルチコイルプローブユニット及びその進退手段を収納するケース29とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、渦電流探傷法に用いられる渦電流探傷用マルチコイルプローブ装置に係り、傾斜角の異なる連続した面の探傷を行うのに好適な渦電流探傷用マルチコイルプローブ装置に関する。
渦電流探傷法(以下ECTと称す)は、非破壊検査の手法の1つで、主に表面検査として、用いられている。このECTにより、管状部材の端部近傍の円周溶接部(隅肉溶接部)を検査するために、渦流探傷プローブを円周溶接部に押し付けながら旋回し、円周溶接部内の探傷検査を行うものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−104206号公報
例えば、大径の管状部材とこの大径の管状部材に挿入された小径の管状部材とを固定接合する場合、小径の管状部材の外周部と大径の管状部材の端面との急変部分に、円周溶接部(隅肉溶接部)を施す場合、この円周溶接部(隅肉溶接部)の熱影響を受けて、管状部材における円周溶接部(隅肉溶接部)の周辺部に熱歪みに伴う傷を生じることがある。
特に、原子炉容器においては、当該溶接部分の信頼性を十分に確認しておく必要があるため、管状部材における円周溶接部(隅肉溶接部)及びその周辺部を、探傷検査することが要求されている。
本発明の目的は、被検査体の急変部となる溶接部及びその近傍部分をECT検査することができる渦流探傷用マルチコイルプローブ装置を提供する。
上記の目的を達成するために、第1の発明は、被検査体における第1の部材と第2の部材との隅肉溶接部を探傷する複数の渦電流探傷用コイルを有する渦電流探傷用マルチプローブ装置であって、前記被検査体の方向に進退自在な前記複数の渦流探傷用コイルを有し、前記溶接部を探傷する第1のマルチコイルプローブユニットと、前記被検査体の方向に進退自在な前記複数の渦流探傷用コイルを有し、前記溶接部近傍の第1の部材を探傷する第2のマルチコイルプローブユニットと、前記被検査体の方向に進退自在な前記複数の渦流探傷用コイルを有し、前記溶接部近傍の第2の部材を探傷する第3のマルチコイルプローブユニットと、前記第1乃至第3のマルチコイルプローブユニットを前記被検査体の方向にそれぞれ進退させる手段と、前記第1乃至第3のマルチコイルプローブユニット及びその進退手段を収納するケースとを備えたことを特徴とする。
また、第2の発明は、第1の発明において、前記ケースにおける前記被検査体側の端面は、前記第1の部材と前記第2の部材とにそれぞれ当接する第1の案内面と第2の案内面とを備えたことを特徴とする。
更に、第3の発明は、第2の発明において、前記ケースは、透明な材質であることを特徴とする。
また、第4の発明は、第1乃至第3の発明のいずれかにおいて、前記第1乃至第3のマルチコイルプローブユニットを前記被検査体の方向にそれぞれ進退させる手段は、前記ケースに固定したエアシリンダであることを特徴とする。
更に、第5の発明は、第1乃至第3の発明のいずれかにおいて、前記第1乃至第3のマルチコイルプローブユニットを前記被検査体の方向にそれぞれ進退させる手段は、前記第1乃至第3のマルチコイルプローブユニットを前記ケースに移動可能及び固定可能に設けたことを特徴とする。
また、第6の発明は、第1乃至第5の発明のいずれかにおいて、前記第1乃至第3のマルチコイルプローブユニットは、その移動方向に対して反対方向に傾斜させたことを特徴とする。
本発明によれば、被検査体の急変部となる溶接部及びその近傍部分をECT検査することができるので、被検査体の検査精度を向上させることができる。
以下、本発明の渦流探傷用マルチコイルプローブ装置の実施の形態を図面を用いて説明する。
図1乃至図4は、本発明の渦流探傷用マルチコイルプローブ装置の一実施の形態を示すもので、図1は本発明の渦流探傷用マルチコイルプローブ装置の一実施の形態を分解して示す斜視図、図2は図1のII−II矢視図、図3は図1のIII−III矢視図、図4は図1に示す本発明の渦流探傷用マルチコイルプローブ装置の一実施の形態に用いたブローブ先端部分を示す断面図である。
図2、図3において、1は被検査体で、この被検査体1はこの例では大径の管状部材1Aと、この大径の管状部材1Aに一部部分を挿入した小径の管状部材1Bとを、大径の管状部材1Aの上端面と小径の管状部材1Bの外周面との隅部に形成した溶接部1Cで重ね継手溶接した例を示している。
上述した被検査体1の溶接部1C及びその近傍部分を探傷検査するために、本発明の渦流探傷用マルチコイルプローブ装置の一実施の形態は、図1及び図3に示すように、被検体1の溶接部1Cを探傷検査する第1のマルチコイルプローブユニット2と、図1及び図2に示すように、被検査体1の溶接部1C上方の小径の管状部材1B部分を探傷検査する第2のマルチコイルプローブユニット3と、被検査体1の溶接部1C下方の大径の管状部材1A部分を探傷検査する第3のマルチコイルプローブユニット4とを備えている。
上述した第1乃至第3のマルチコイルプローブユニット2,3,4は、図4に示すように、渦流探傷用コイル5と、この渦流探傷用コイル5を先端部に保持するコイルホルダ6と、このコイルホルダ6の後端側を案内する案内筒7と、この案内筒7内に設けられ、コイルホルダ6を先端側に押圧するばね8と、案内筒7内に設けられたコイルホルダ6のストッパ9と、案内筒7内に設けられたばね8のストッパ10とで構成されている。渦流探傷用コイル5は、励磁コイルと検出コイルとからなり、これらのコイルは電源、処理装置に結線されている。
各第1乃至第3のマルチコイルプローブユニット2,3,4は、図1乃至図3に示すように、ユニット保持板11,12,13にそれぞれ固定されている。各ユニット保持板11,12,13は、連結ロッド14,15,16を介して移動板17,18,19にそれぞれ連結されている。各移動板17,18,19は、それぞれエアシリンダ20,21,22のピストンロッド23,24,25の先端に固定されている。エアシリンダ20,21,22と移動板17,18,19との各間には、各移動板17,18,19を被検査体1側に押圧するためにばね26,27,28がそれぞれ設けられている。エアシリンダ20,21,22には、空気圧を加えるためのエアチューブ接続されている。
第1乃至第3のマルチコイルプローブユニット2,3,4、ユニット保持板11,12,13、連結ロッド14,15,16、移動板17,18,19、及びエアシリンダ20,21,22は、図1乃至図3に示すように、ケース29内に収納されている。ケース29は、第1の側板29Aと、第2の側板29Bと、第1の側板29Aと第2の側板29Bとの間に位置する仕切板29Cと、上板29D、下板29E、及び背面板29Fとで構成されている。
第1の側板29Aの内側には、図1及び図2に示すように、第2のマルチコイルプローブユニット3における渦流探傷用コイル5が溶接部1Cの上側の近傍部分に該当する小径の管状部材1Bの外周面に当接するように、エアシリンダ20がボルト等で固定されている。また、第1の側板29Aの内側には、第3のマルチコイルプローブユニット4における渦流探傷用コイル5が溶接部1Cの下側の近傍部分に該当する大径の管状部材1Aの外周面に当接するように、エアシリンダ21がボルト等で固定されている。
第2の側板29Bの内側には、図1及び図3に示すように、第1のマルチコイルプローブユニット2における渦流探傷用コイル5が溶接部1Cに当接するように、エアシリンダ19がボルト等で固定されている。
ケース29を構成する第1の側板29Aと、第2の側板29Bと、仕切板29Cとにおける被検査体1側の端面には、上方から下方に向かって被検査体1の小径の管状部材1Bの外周面に対接する第1の案内面29G、被検査体1の溶接部1Cに対向する傾斜面29H、及び被検査体1の大径の管状部材1Aの外周面に対接する第2の案内面29Iが、それぞれ形成されている。
前述した連結ロッド14,15,16は、撓みや歪みが生じない程度の剛性をもち、非磁性の材質でなくてはならないが、ステンレス鋼等を用いるのが好ましい。また、ケース29、ユニット保持板11,12,13は、軽く硬い合成樹脂で構成することが好ましい。更に、ケース29は、第1乃至第3のマルチコイルプローブユニット2,3,4の動作を監視するために、透明な材質が適しているが、透明なアクリル樹脂板等を用いるのが好ましい。
図5は、図1に示す本発明の渦流探傷用マルチコイルプローブ装置の一実施の形態に用いたブローブ先端部分の他の例を示す断面図である。この図において、図4と同符号のものは同一部分であるので、その詳細な説明は省略する。この例は、図4に示すブローブ先端部分におけるばね8を、ポリウレタン系スポンジ30によって構成したものである。ポリウレタン系スポンジの代わりにゴム等の弾性体を用いてもよい。
次に、上述した本発明の渦流探傷用マルチコイルプローブ装置の一実施の形態の動作を図1乃至図4を用いて説明する。
初期段階では、第1乃至第3のマルチコイルプローブユニット2,3,4における渦流探傷用コイル5は、ケース29内に収納された状態になっている。即ち、第1乃至第3のマルチコイルプローブユニット2,3,4の内部構造を、エアシリンダ20,21,22とばね8とによって2つの位置調整可能としたため、検査時以外には、エアシリンダ20,21,22を縮めることで、探傷用コイル5をケース29内に収納して保護できる構造としている。この状態で、図2及び図3に示すように、ケース29における第1の案内面29Gを被検査体1の小径の管状部材1Bの外周面に対接させ、傾斜面29Hを被検査体1の溶接部1Cに対向させ、更にする、及び第2の案内面29Iを被検査体1の大径の管状部材1Aの外周面に対接させたのち、各エアシリンダ20,21,22に圧気を供給して、その各ピストンロッド23,24,25を伸長させる。
これにより、図2に示すように、第2のマルチコイルプローブユニット3における渦流探傷用コイル5は、溶接部1Cの上側の近傍部分に該当する小径の管状部材1Bの外周面に当接し、第3のマルチコイルプローブユニット4における渦流探傷用コイル5は、溶接部1Cの下側の近傍部分に該当する大径の管状部材1Aの外周面に当接し、また、図3に示すように、第1のマルチコイルプローブユニット2における渦流探傷用コイル5は、溶接部1Cに当接する。この際、各渦流探傷用コイル5は、図4に示すばね8の押圧によって、当該部分の凹凸に追従して密接する。
上記の第1乃至第3のマルチコイルプローブユニット2,3,4における渦流探傷用コイル5の当該箇所への密接により、溶接部1C、この溶接部1Cの上側の近傍部分に該当する小径の管状部材1Bの部分、及び溶接部1Cの下側の近傍部分に該当する大径の管状部材1Aの部分を、探傷検査することができる。
探傷検査終了後は、各エアシリンダ20,21,22に供給した圧気を排出すれば、その各ピストンロッド23,24,25が、縮小するので、第1乃至第3のマルチコイルプローブユニット2,3,4における渦流探傷用コイル5は、ケース29内に収納される。
また、本発明では、ケース29を透明な材質にすることで、検査時およびプローブ設置や取外しにおいて、探傷用コイル5の位置が目視できるため、探傷用コイル5の接触状態の確認が容易である。
また、ケース29の端面側を、被検査体1の外形形状に対接しえる形状としたので、ケース29を被検査体1の検査対象箇所に合わせるだけで、各渦流探傷用コイル5を、当該箇所に位置決めすることができる。このため、その位置決め段取り作業が容易となる。
なお、上述の実施の形態においては、第2及び第3のマルチコイルプローブユニット3,4を被検査体1に進退させる手段である各エアシリンダ21,22を、第1の側板29Aの内面側に固定したが、長孔によって上下方向に移動調整可能にしても良い。
図6及び図7は、本発明の渦流探傷用マルチコイルプローブ装置を備えた検査装置の一実施の形態を示すもので、図6は、本発明の渦流探傷用マルチコイルプローブ装置を備えた検査装置の一実施の形態を一部断面にて示す正面図、図7は図6の左側面図である。これらの図において、図1乃至図3に示す符号と同符号のものは同一部分であるので、その詳細な説明は省略する。
被検査体1の小径の管状部材1Bの上端には、筒状体60が固定されている。この筒状体60の上部には、軌道レール61が固定されている。この軌道レール61の外周には、外歯車62が設けられている。軌道レール61には、その上下面を覆うように旋回体63が旋回可能に設けられている。この旋回体63には、外歯車62の噛み合うピニオン(図示せず)及びその駆動モータ64が設けられている。また、旋回体63には、例えば、シリンダの如き上下方向の駆動装置65が設けられている。この駆動装置65の下部にはケース29が固定されている。
この検査装置によれば、駆動装置65の上下方向動によって、ケース29の位置を調整しながら、ケース29を被検査体1の検査対象箇所に合わせる。その後、前述した実施の形態と同様に、第1乃至第3のマルチコイルプローブユニット2,3,4における渦流探傷用コイル5を当該箇所に密接させる。渦流探傷用コイル5の当該箇所への密接状態を確認したのち、駆動モータ64を駆動すれば、旋回体63が旋回し、これに伴い、第1乃至第3のマルチコイルプローブユニット2,3,4を備えたケース29が、被検査体1の検査対象箇所に沿って周回動作する。これにより、円周状の溶接部1Cとその上下近傍部分とをECT検査することができる。
図8は、本発明の渦流探傷用マルチコイルプローブ装置の他の実施の形態を示す正面図で、この図8において、図1乃至図3に示す符号と同符号のものは同一部分であるので、その詳細な説明は省略する。
この実施の形態は、第2及び第3のマルチコイルプローブユニット3,4を保持するユニット保持板12,13の上下側部に固定ねじを有するピン軸80をそれぞれ設け、このピン軸80を、ケース29における第1の側板29Aに設けた2条の長孔81に移動可能及び固定可能にしたものである。
なお、作図の都合上、省略しているが、第1のマルチコイルプローブユニット2を保持するユニット保持板11も同様に構成されている。
この実施の形態によれば、前述した実施の形態と同様に、ECT検査が可能である。また、前述した実施の形態におけるエアシリンダが不要になるので、ケース29の軽量化を図ることができる。これに伴い、検査装置に適用した場合にも、その軽量化を図ることができる。
図9は、本発明の渦流探傷用マルチコイルプローブ装置の更に他の実施の形態を示す正面図で、この図9において、図1乃至図3に示す符号と同符号のものは同一部分であるので、その詳細な説明は省略する。
この実施の形態は、第2及び第3のマルチコイルプローブユニット3,4を保持するユニット保持板12,13の上下面を案内する案内体90を、ケース29における第1の側板29Aと仕切板29Cとに設け、ユニット保持板12,13の一方の側部に固定ねじを有するピン軸91をそれぞれ設け、このピン軸91を、ケース29における第1の側板29Aに設けた長孔92に移動可能及び固定可能にしたものである。
なお、作図の都合上、省略しているが、第1のマルチコイルプローブユニット2を保持するユニット保持板11も同様に構成されている。
この実施の形態によれば、前述した実施の形態と同様に、ECT検査が可能である。また、前述した実施の形態におけるエアシリンダが不要になるので、ケース29の軽量化を図ることができる。これに伴い、検査装置に適用した場合にも、その軽量化を図ることができる。
図10は、本発明の渦流探傷用マルチコイルプローブ装置の他の実施の形態を示す平面図で、この図10において、図1乃至図3に示す符号と同符号のものは同一部分であるので、その詳細な説明は省略する。
この実施の形態は、検査時に渦流探傷用コイル5が被検査体1の表面の凹凸に引っかからずに、円滑な走査を可能とするために、渦流探傷用コイル5を有する第1乃至第3のマルチコイルプローブユニット2,3,4を、ケース29の移動方向Xに対して、反対側に傾斜するように、各ユニット保持板11,12,13にそれぞれ配置構成したものである。
なお、図9及び図10に示す実施の形態において、長孔81,92の上面又は下面に、波状または鋸歯状の突起を設け、この突起間にピン軸80,91をそれぞれ係止させるようにすることも可能である。
図1は本発明の渦流探傷用マルチコイルプローブ装置の一実施の形態を分解して示す斜視図である。 図2は図1のII−II矢視図である。 図3は図1のIII−III矢視図である。 図4は図1に示す本発明の渦流探傷用マルチコイルプローブ装置の一実施の形態に用いたブローブ先端部分を示す断面図である。 図1に示す本発明の渦流探傷用マルチコイルプローブ装置の一実施の形態に用いたブローブ先端部分の他の例を示す断面図である。 本発明の渦流探傷用マルチコイルプローブ装置を備えた検査装置の一実施の形態を一部断面にて示す正面図である。 図7は図6の左側面図である。 本発明の渦流探傷用マルチコイルプローブ装置の他の実施の形態を示す正面図である。 本発明の渦流探傷用マルチコイルプローブ装置の更に他の実施の形態を示す正面図である。 本発明の渦流探傷用マルチコイルプローブ装置の他の実施の形態を示す平面図である。
符号の説明
1 被検査体
1A 大径の管状部材
1B 小径の管状部材
1C 溶接部
2 第1のマルチコイルプローブユニット
3 第2のマルチコイルプローブユニット
4 第3のマルチコイルプローブユニット
5 渦流探傷用コイル
6 コイルホルダ
7 案内筒
11,12,13 ユニット保持板
14,15,16 連結ロッド
17,18,19 移動板
20,21,22 エアシリンダ

Claims (6)

  1. 被検査体における第1の部材と第2の部材との隅肉溶接部を探傷する複数の渦電流探傷用コイルを有する渦電流探傷用マルチプローブ装置であって、
    前記被検査体の方向に進退自在な前記複数の渦流探傷用コイルを有し、前記溶接部を探傷する第1のマルチコイルプローブユニットと、
    前記被検査体の方向に進退自在な前記複数の渦流探傷用コイルを有し、前記溶接部近傍の第1の部材を探傷する第2のマルチコイルプローブユニットと、
    前記被検査体の方向に進退自在な前記複数の渦流探傷用コイルを有し、前記溶接部近傍の第2の部材を探傷する第3のマルチコイルプローブユニットと、
    前記第1乃至第3のマルチコイルプローブユニットを前記被検査体の方向にそれぞれ進退させる手段と、
    前記第1乃至第3のマルチコイルプローブユニット及びその進退手段を収納するケースとを備えたことを特徴とする渦電流探傷用マルチプローブ装置。
  2. 請求項1に記載の渦電流探傷用マルチプローブ装置において、前記ケースにおける前記被検査体側の端面は、前記第1の部材と前記第2の部材とにそれぞれ当接する第1の案内面と第2の案内面とを備えたことを特徴とする渦電流探傷用マルチプローブ装置。
  3. 請求項2に記載の渦電流探傷用マルチプローブ装置において、前記ケースは、透明な材質であることを特徴とする渦電流探傷用マルチプローブ装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の渦電流探傷用マルチプローブ装置において、前記第1乃至第3のマルチコイルプローブユニットを前記被検査体の方向にそれぞれ進退させる手段は、前記ケースに固定したエアシリンダであることを特徴とする渦電流探傷用マルチプローブ装置。
  5. 請求項1乃至3のいずれかに記載の渦電流探傷用マルチプローブ装置において、前記第1乃至第3のマルチコイルプローブユニットを前記被検査体の方向にそれぞれ進退させる手段は、前記第1乃至第3のマルチコイルプローブユニットを前記ケースに移動可能及び固定可能に設けたことを特徴とする渦電流探傷用マルチプローブ装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の渦電流探傷用マルチプローブ装置において、前記第1乃至第3のマルチコイルプローブユニットは、その移動方向に対して反対方向に傾斜させたことを特徴とする渦電流探傷用マルチプローブ装置。
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