JPH10103379A - クラッチケーブル取付構造 - Google Patents
クラッチケーブル取付構造Info
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- JPH10103379A JPH10103379A JP27883796A JP27883796A JPH10103379A JP H10103379 A JPH10103379 A JP H10103379A JP 27883796 A JP27883796 A JP 27883796A JP 27883796 A JP27883796 A JP 27883796A JP H10103379 A JPH10103379 A JP H10103379A
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Abstract
加し、クラッチケーブル支持用のブラケットを不要とし
てスペースの有効利用を図り、クラッチケーブルの配索
を簡易化し得るとともに、部品点数を削減し得ることを
目的としている。 【構成】 このため、手動変速機用クラッチに連絡され
このクラッチを断続させるクラッチケーブル取付構造に
おいて、エンジンのシリンダブロックと手動変速機とを
保持するスティフナを設け、スティフナに略円形状の座
面を設けるとともに座面中央部位にクラッチケーブルを
支持する支持孔部を設けている。
Description
取付構造に係り、特にスティフナにブラケット機能を付
加し、クラッチケーブル支持用のブラケットを不要とし
てスペースの有効利用を図り、クラッチケーブルの配索
を簡易化し得るとともに、部品点数を削減し得るクラッ
チケーブル取付構造に関する。
のクラッチ操作手段と手動変速機用クラッチ間に配設さ
れ、クラッチ操作手段の断続操作によってクラッチ内の
レリーズフォークを起動し、クラッチを断続させてい
る。
手動変速機とを保持するためにスティフナが設けられて
いる。
実開平6−40465号公報に開示されるものがある。
この公報に開示される摩擦クラッチの防水構造は、クラ
ッチハウジングの上部に形成された開孔から挿入される
クラッチレリーズレバーを有する摩擦クラッチの防水構
造において、クラッチレリーズレバーのクラッチハウジ
ング外側部分に、クラッチハウジング外表面との間に隙
間を形成しつつ開孔を遮蔽し得るプレートを装着し、構
造を簡略し、取り付け作業性を向上させるとともに、十
分な防水性及び放熱性を確保している。
ッチケーブル取付構造においては、四輪駆動車の手動変
速機用のクラッチケーブルを支持する際に、クラッチケ
ーブル支持用のブラケットを別途設け、このブラケット
をエンジン側に固定ボルトによって固定したり、エンジ
ンマウントに溶接していた。
締結等によって組付工数が多く、組付性が悪く、実用上
不利であるという不都合がある。
ントに固着する際には、溶接作業によってコストが大と
なり、経済的に不利であるという不都合がある。
は、ブラケットを使用していることにより、配索スペー
スが小となり、クラッチケーブルのレイアウトが困難と
なるという不都合がある。
述不都合を除去するために、手動変速機用クラッチに連
絡されこのクラッチを断続させるクラッチケーブル取付
構造において、エンジンのシリンダブロックと手動変速
機とを保持するスティフナを設け、このスティフナに略
円形状の座面を設けるとともに座面中央部位には前記ク
ラッチケーブルを支持する支持孔部を設けたことを特徴
とする。
クラッチの遊び調整を行う際には、アウタを回動動作さ
せてスティフナの支持孔部を貫通するクラッチケーブル
の長さを調節し、クラッチの遊び調整を行い、スティフ
ナにブラケット機能を付加し、スペースの有効利用を図
り、クラッチケーブルの配索を簡易化するとともに、ク
ラッチケーブル支持用のブラケットを不要とし、部品点
数を削減している。
に説明する。
のである。図5及び図8において、2はエンジン、4は
シリンダブロック、6は手動変速機である。
スティフナ8によって手動変速機6を保持して設ける。
速機6はクラッチ10を有しており、このクラッチ10
と前記シリンダブロック4間にクラッチハウジングプレ
ート12を介し、クラッチ10と前記シリンダブロック
とを前記スティフナ8によって固定するものである。
このクラッチ10内の図示しないレリーズフォークを起
動してクラッチ10の断続を行うべくクラッチケーブル
14を連絡して設ける。
面16を設けるとともに、座面16の中央部位に前記ク
ラッチケーブル14を支持する支持孔部18を設ける構
成とする。
図8、図10及び図11に夫々示す如く、前記クラッチ
10のクラッチハウジングプレート12に対して面接触
する基部20と、この基部20から前記エンジン2のシ
リンダブロック4側方向である垂直方向に延びる腕部2
2とからなり、前記座面16を基部20に設けるもので
ある。
に示す如く、クラッチケーブル14の外径よりも大なる
内径を有するように形成する。
に設けた支持孔部18にてクラッチケーブル14を支持
するとともに、クラッチ10の遊び調整を行うアウタ2
4の回り止めを行う切欠き部26を有している。
に示す如く、アウタ24と、このアウタ24内に形成し
た螺刻部28に螺合し且つ両端にクラッチケーブル14
が連絡する雌ネジ部材30とによって行われる。
く、スティフナ8の支持孔部18と外周部位とを連絡す
べく形成し、このとき、切欠き部26の深さを、図9及
び図10に示す如く、スティフナ8の基部20の厚みの
略半分とする。
にクラッチケーブル14を貫通支持させる際には、ステ
ィフナ8の基部20とアウタ24間に回り止め部材32
を介設する。
8に嵌入され且つ雌ネジ部材30を挿通させる筒状部3
2aと、筒状部32aの端部に形成した一部がアウタ2
4よりも外側部位に突出する変形フランジ部32bと、
この変形フランジ部32bの突出部位に設けた係合ピン
32cとからなる。
ば6個の円弧状凹部24aを円周等間隔に形成し、アウ
タ24の回動動作にて雌ネジ部材30を進退動作させて
クラッチケーブル14の長さを調節し、前記クラッチ1
0の遊び調整を行った後に、アウタ24の外周部位の円
弧状凹部24aに回り止め部材32の係合ピン32cを
係合させるとともに、係合ピン32cを前記スティフナ
8の切欠き部26にも係合させ、アウタ24の回り止め
を行う構成とする。
は、アウタ24を回動動作させて雌ネジ部材30を進退
動作させ、この雌ネジ部材30を進退動作よってクラッ
チケーブル14の長さを調節し、前記クラッチ10の遊
び調整を行う。
った後には、アウタ24の外周部位の円弧状凹部24a
に回り止め部材32の係合ピン32cを係合させるとと
もに、係合ピン32cを前記スティフナ8の切欠き部2
6にも係合させ、アウタ24の回り止めを行う。
ト機能を付加することができ、従来のクラッチケーブル
支持用のブラケットが不要となってスペースの有効利用
が図れ、クラッチケーブル14の配索を簡易化し得て、
実用上有利である。
トが不要となることにより、部品点数を削減し得て、コ
ストダウンを果たし得るとともに、アウタ24や回り止
め部材32の取付性を向上し得る。
央部位に設けた支持孔部18にてクラッチケーブル14
を支持するとともに、クラッチ10の遊び調整を行うア
ウタ24の回り止めを行う切欠き部26を有しているこ
とにより、スティフナ8の切欠き部26によってアウタ
24の回り止めを確実に行うことができ、クラッチ10
の遊び調整を確実に果たし得るものである。
ば、手動変速機用クラッチに連絡されこのクラッチを断
続させるクラッチケーブル取付構造において、エンジン
のシリンダブロックと手動変速機とを保持するスティフ
ナを設け、スティフナに略円形状の座面を設けるととも
に、座面中央部位にクラッチケーブルを支持する支持孔
部を設けたので、前記スティフナにブラケット機能を付
加することができ、スペースの有効利用が図れ、クラッ
チケーブルの配索を簡易化し得て、実用上有利である。
また、クラッチケーブル支持用のブラケットが不要とな
ることにより、部品点数を削減し得て、コストダウンを
果たし得るとともに、アウタ等の取付性を向上し得る。
更に、前記スティフナが、座面の中央部位に設けた支持
孔部にてクラッチケーブルを支持するとともに、クラッ
チの遊び調整を行うアウタの回り止めを行う切欠き部を
有していれば、スティフナの切欠き部によってアウタの
回り止めを確実に行うことができ、クラッチの遊び調整
を確実に果たし得る。
の要部拡大図である。
分の要部拡大図である。
面図である。
の概略図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 手動変速機用クラッチに連絡されこのク
ラッチを断続させるクラッチケーブル取付構造におい
て、エンジンのシリンダブロックと手動変速機とを保持
するスティフナを設け、このスティフナに略円形状の座
面を設けるとともに座面中央部位には前記クラッチケー
ブルを支持する支持孔部を設けたことを特徴とするクラ
ッチケーブル取付構造。 - 【請求項2】 スティフナは、座面中央部位に設けた支
持孔部にてクラッチケーブルを支持するとともに、クラ
ッチの遊び調整を行うアウタの回り止めを行う切欠き部
を有するスティフナである特許請求の範囲の請求項1に
記載のクラッチケーブル取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27883796A JP3637700B2 (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | クラッチケーブル取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27883796A JP3637700B2 (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | クラッチケーブル取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10103379A true JPH10103379A (ja) | 1998-04-21 |
JP3637700B2 JP3637700B2 (ja) | 2005-04-13 |
Family
ID=17602850
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27883796A Expired - Fee Related JP3637700B2 (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | クラッチケーブル取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3637700B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20110017010A1 (en) * | 2007-12-19 | 2011-01-27 | Kongsberg Automotive Ab | Connecting device for transmission cable in vehicle |
JP2019015192A (ja) * | 2017-07-04 | 2019-01-31 | 日産自動車株式会社 | パワープラント |
-
1996
- 1996-09-30 JP JP27883796A patent/JP3637700B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20110017010A1 (en) * | 2007-12-19 | 2011-01-27 | Kongsberg Automotive Ab | Connecting device for transmission cable in vehicle |
US9057400B2 (en) * | 2007-12-19 | 2015-06-16 | Kongsberg Automotive Ab | Connecting device for transmission cable in vehicle |
JP2019015192A (ja) * | 2017-07-04 | 2019-01-31 | 日産自動車株式会社 | パワープラント |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3637700B2 (ja) | 2005-04-13 |
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