JPH10102779A - 重量物昇降機の組立方法及びその装置 - Google Patents

重量物昇降機の組立方法及びその装置

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JPH10102779A
JPH10102779A JP25874896A JP25874896A JPH10102779A JP H10102779 A JPH10102779 A JP H10102779A JP 25874896 A JP25874896 A JP 25874896A JP 25874896 A JP25874896 A JP 25874896A JP H10102779 A JPH10102779 A JP H10102779A
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JP
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mast
constitutional
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lifter
heavy
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JP25874896A
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Yutaka Fujita
胖 藤田
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 「A.横架材3を昇降させるシリンダー
を備えたマスト構成体1を四箇所以上の適宜箇所にそれ
ぞれ搬送する工程」、「B.適宜箇所の前記マスト構成
体1、1間に横架材3を架設する工程」、「C.前記適
宜箇所に搬送したマスト構成体1を同時に上昇させる工
程」、「D.前記上昇させたマスト構成体1のそれぞれ
の下段に次のマスト構成体1を送り込む工程」、「E.
前記上昇させたマスト構成体1を下降させて下段のマス
ト構成体1に重ねる工程」、「F.前記C、D、Eの工
程を数回繰り返し、必要な高さまでマスト構成体1を段
積みする工程」を備えたものとしている。 【効果】 重量物昇降機を組み立てる場合において、施
工現場の敷地の縮小化が図れると共に、揚重又は降荷作
業の簡便化が図れるものとなった。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、造船用の各種機
械類、船殻ブロック、工作機械、橋桁類、大型橋梁、建
築物の屋根、ガスタンク等の重量物の昇降機の組立方法
およびその組立装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の重量物昇降機を組み立て
る場合には、四箇所以上の適宜箇所において、図13に
示したように、大型移動式クレーン10による揚重又は
降荷作業によりマスト構成体1を次々に積み上げてマス
トを組み立て、これらマスト間にガーダやビームを架設
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の重量物昇降機を組み立てる場合においては、前図に
示したように、転倒防止用にサポートワイヤー11を用
いているため、このサポートワイヤー11のデッドゾー
ンが必要となったり、大型移動式クレーン10の設置場
所が必要となるため、施工現場に広い敷地を必要とする
いう課題を有しており、国土事情からして我が国では不
適当な方法であった。
【0004】さらに、上記従来の重量物昇降機を組み立
てる場合の大型移動式クレーン10のクレーン操作によ
る、前記マスト構成体1の揚重又は降荷作業は、非常に
困難であり熟練を要した作業者でないと行えないという
課題を有していた。
【0005】そこで、この発明は、上記従来の課題を解
決するためになされたものであり、施工現場の敷地の縮
小化を図ると共に、揚重又は降荷作業の簡便化を図るこ
とのできる重量物昇降機の組立方法及びその装置を提供
することを目的としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明の重
量物昇降機の組立方法は、「A.横架材3を昇降させる
シリンダーを備えたマスト構成体1を四箇所以上の適宜
箇所にそれぞれ搬送する工程」、「B.適宜箇所の前記
マスト構成体1、1間に横架材3を架設する工程」、
「C.前記適宜箇所に搬送したマスト構成体1を同時に
上昇させる工程」、「D.前記上昇させたマスト構成体
1のそれぞれの下段に次のマスト構成体1を送り込む工
程」、「E.前記上昇させたマスト構成体1を下降させ
て下段のマスト構成体1に重ねる工程」、「F.前記
C、D、Eの工程を数回繰り返し、必要な高さまでマス
ト構成体1を段積みする工程」を備えたものとしてい
る。
【0007】さらに、この発明の重量物昇降機の組立装
置は、横架材3を昇降させるシリンダーを備えた複数の
マスト構成体1を四箇所以上の適宜箇所に搬送する搬送
手段2と、適宜箇所の前記マスト構成体1、1間に横架
材3が架設された後、これら四箇所以上の適宜箇所に搬
送したマスト構成体1を同時に昇降させるリフター4と
からなるものとしている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の重量物昇降機の
組立方法及びその装置を、図面に基づいて詳細に説明す
る。
【0009】図1、2に示すように、この発明の重量物
昇降機の組立装置は、複数のマスト構成体1を四箇所以
上の適宜箇所に搬送する搬送手段2と、一つ置きに前記
マスト構成体1、1間に横架材3としてのガーダ3aが
架設され、前記ガーダ3aが架設されていないマスト構
成体1、1間に横架材3としてのビーム3bが架設され
た後、これら四箇所に搬送したマスト構成体1を同時に
昇降させるリフター4とからなるものとしている。
【0010】前記マスト構成体1は、図3、4に示すよ
うに、リフター4のフォーク4aにより支持される支持
部1a及びガーダ3aを昇降させるシリンダー(図示せ
ず)を備えたものとしており、その複数を段積みしてマ
スト(図示せず)を構成するもである。
【0011】前記搬送手段2は、実施態様ではスライド
ローラとしているが、マスト構成体1を搬送することが
できるものであれば特に限定されることはない。なお、
この実施態様では、前記マスト構成体1を適宜四箇所に
搬送するものとしているが、五箇所以上の適宜箇所に搬
送するものとしてもよい。また、前記ガーダ3aは、隣
り合うように架設してもよく、さらにマスト構成体1を
五箇所以上の適宜箇所に搬送することができるものとし
た場合には、二つ置き以上に前記マスト構成体1、1間
に架設するものとしてもよい。
【0012】前記ガーダ3aは、重量物の支持体となる
ものであり鉄骨製等としており、マスト構成体1を段積
みして構成したマストを昇降するものである。
【0013】前記ビーム3bは、マスト構成体1を段積
みして構成したマストの転倒防止に用いられており、前
記ガーダ3aが架設されていないマスト構成体1、1間
にその両端を固定して架設されている。
【0014】前記リフター4は、適宜四箇所に搬送した
それぞれのマスト構成体1を、そのフォーク4aにより
マスト構成体1の支持部1aを支持して、昇降させるも
のとしている。さらに、前記各リフター4は、図1に示
すように、油圧ポンプ5にそれぞれが油圧ホース6で結
ばれ、その油圧ポンプ5の操作により、前記マスト構成
体1を同時に昇降させるものとしている。
【0015】このような構成としたこの発明の重量物昇
降機の組立装置により、重量物昇降機は、以下に述べる
ようにして組み立てられる。
【0016】先ず第一に、前記マスト構成体1を搬送手
段2により、適宜四箇所にそれぞれ搬送する。この工程
は、前記マスト構成体1を適宜四箇所に搬送するものと
しているが、五箇所以上の適宜箇所に搬送するものとし
てもよい。
【0017】第二に、一つ置きに前記マスト構成体1、
1間に横架材3としてのガーダ3aを架設する。この工
程において、前記ガーダ3aは、隣り合うようにしても
よく、前記マスト構成体1を五箇所以上の適宜箇所に搬
送した場合には、二つ置き以上にマスト構成体1、1間
に架設してもよい。
【0018】第三に、前記ガーダ3aが架設されていな
いマスト構成体1、1間に横架材3としてのビーム3b
を架設する。この工程により、マスト構成体1を段積み
して構成したマストが互いに支えられて転倒しないもの
なる。
【0019】第四に、前記適宜箇所に搬送したマスト構
成体1をリフター4により同時に上昇させる。この工程
は、図3、4に示したように、リフター4のフォーク4
aにより、マスト構成体1の支持部1aを支持して、マ
スト構成体1を上昇させるものとしている。したがっ
て、前記マスト構成体1の何れかが傾いてバランスを崩
すことはない。
【0020】第五に、前記上昇させたマスト構成体1の
それぞれの下段に搬送手段2により次のマスト構成体1
を送り込む。この工程は、図5に示したように、搬送手
段2をスライドローラとすれば、このスライドローラ上
をマスト構成体1がスムーズに移動し、前記マスト構成
体1のそれぞれの下段に次のマスト構成体1を簡単に送
り込むことができる。
【0021】第六に、前記上昇させたマスト構成体1
を、図6、7に示したように、リフター4により下降さ
せて下段のマスト構成体1に重ねる。
【0022】第七に、前記第四、五、六の工程を、図
8、9、10に示したように、数回繰り返し、必要な高
さまでマスト構成体1を段積みする。この工程は、図8
に示したように、リフター4のフォーク4aにより、最
下段のマスト構成体1の支持部1aを支持して、その上
段のマスト構成体1と共に上昇させるものとしている。
【0023】そして、搬送手段2をこの実施態様のよう
にスライドローラとした場合には、前記段積みした全マ
スト構成体1をリフター4により再度上昇させて、この
スライドローラを排除し、この段積みした全マスト構成
体1をリフター4により下降させて設置面に設置すれば
よい。
【0024】なお、この発明の重量物昇降機の組立方法
及びその装置において、前記横架材3は、ガスタンクの
周囲枠(図示せず)や、図11、12に示したように、
屋根の梁3cとして実施することもできる。
【0025】
【発明の効果】この発明の重量物昇降機の組立方法及び
その装置は、以上に述べたように構成されているため、
重量物昇降機を組み立てる場合において、施工現場の敷
地の縮小化が図れると共に、揚重又は降荷作業の簡便化
が図れるものとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の方法及び装置により重量物昇降機を
組み立てる状態を示す斜視図である。
【図2】この発明の方法及び装置により重量物昇降機を
組み立てる状態を示す側面図である。
【図3】この発明の方法及び装置により重量物昇降機を
組み立てる状態の一部分を示す側面図である。
【図4】この発明の方法及び装置により重量物昇降機を
組み立てる状態の一部分を示す平面図である。
【図5】この発明の方法及び装置により重量物昇降機を
組み立てる状態の一部分を示す側面図である。
【図6】この発明の方法及び装置により重量物昇降機を
組み立てる状態の一部分を示す側面図である。
【図7】この発明の方法及び装置により重量物昇降機を
組み立てる状態の一部分を示す側面図である。
【図8】この発明の方法及び装置により重量物昇降機を
組み立てる状態の一部分を示す側面図である。
【図9】この発明の方法及び装置により重量物昇降機を
組み立てる状態の一部分を示す側面図である。
【図10】この発明の方法及び装置により重量物昇降機
を組み立てる状態を示す側面図である。
【図11】この発明の方法及び装置により重量物昇降機
を組み立てる状態を示す側面図である。
【図12】この発明の方法及び装置により重量物昇降機
を組み立てる状態を示す説明図である。
【図13】従来の方法及び装置により重量物昇降機を組
み立てる状態の一部分を示す側面図である。
【符号の説明】
1 マスト構成体 2 搬送手段 3 横架材 4 リフター

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A.横架材(3)を昇降させるシリンダ
    ーを備えたマスト構成体(1)を四箇所以上の適宜箇所
    にそれぞれ搬送する工程、 B.適宜箇所の前記マスト構成体(1、1)間に横架材
    (3)を架設する工程、 C.前記適宜箇所に搬送したマスト構成体(1)を同時
    に上昇させる工程、 D.前記上昇させたマスト構成体(1)のそれぞれの下
    段に次のマスト構成体(1)を送り込む工程、 E.前記上昇させたマスト構成体(1)を下降させて下
    段のマスト構成体(1)に重ねる工程、 F.前記C、D、Eの工程を数回繰り返し、必要な高さ
    までマスト構成体(1)を段積みする工程、を備えたこ
    とを特徴とする重量物昇降機の組立方法。
  2. 【請求項2】 横架材(3)を昇降させるシリンダーを
    備えた複数のマスト構成体(1)を四箇所以上の適宜箇
    所に搬送する搬送手段(2)と、適宜箇所の前記マスト
    構成体(1、1)間に横架材(3)が架設された後、こ
    れら四箇所以上の適宜箇所に搬送したマスト構成体
    (1)を同時に昇降させるリフター(4)とからなるこ
    とを特徴とする重量物昇降機の組立装置。
JP25874896A 1996-09-30 1996-09-30 重量物昇降機の組立方法及びその装置 Pending JPH10102779A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0932011A2 (en) 1998-01-27 1999-07-28 Calsonic Corporation Oil cooler structure
JP5320499B1 (ja) * 2012-10-04 2013-10-23 株式会社北日本重量 重量物移動装置及び重量物移載装置
CN106609561A (zh) * 2015-10-22 2017-05-03 江苏沪宁钢机股份有限公司 一种球形网壳分块层叠式拼装方法

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