JPH10101810A - シラン架橋樹脂シート状体の製造方法及びシラン架橋性樹脂組成物 - Google Patents

シラン架橋樹脂シート状体の製造方法及びシラン架橋性樹脂組成物

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JPH10101810A
JPH10101810A JP25514596A JP25514596A JPH10101810A JP H10101810 A JPH10101810 A JP H10101810A JP 25514596 A JP25514596 A JP 25514596A JP 25514596 A JP25514596 A JP 25514596A JP H10101810 A JPH10101810 A JP H10101810A
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resin
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JP25514596A
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Kenji Miyazaki
健次 宮崎
Michiaki Sasayama
道章 笹山
Hidefumi Nagara
英史 長良
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 架橋反応速度を高め得るシラン架橋樹脂シー
ト状体の製造方法及びシラン架橋性樹脂組成物を得る。 【解決手段】 ほとんど相溶性を有しない2種類の無架
橋熱可塑性樹脂を合計で100重量部、無架橋熱可塑性
樹脂のうちの一方の無架橋熱可塑性樹脂と同種類である
シラン架橋性熱可塑性樹脂1〜100重量部及びシラン
架橋触媒を含むシラン架橋性樹脂組成物を熱水中に浸漬
して架橋するにあたり、上記熱水中に水溶液が中性を示
す両親媒性化合物を溶解させておき、シラン架橋性樹脂
組成物の濡れ性を高める方法、及び/または上記シラン
架橋性樹脂組成物中にポリビニルアルコールを特定量加
えてシラン架橋性樹脂組成物自体の親水性を高めて架橋
速度を高める方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、種々の成形体や発
泡体等に用い得るシラン架橋樹脂シート状体の製造方法
及びシラン架橋性樹脂組成物に関し、より詳細には、熱
水中に浸漬されることにより架橋されたシラン架橋樹脂
シート状体の製造方法及び該シート状体を得るのに適し
たシラン架橋性樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】シラン架橋熱可塑性樹脂は、耐熱性及び
成形性に優れており、かつ架橋作業が容易であるため、
例えば、電線の被覆用チューブ、給湯管または発泡体な
どの広範な用途で用いられている。
【0003】シラン架橋性熱可塑性樹脂を用いた発泡性
樹脂組成物の一例が、特開昭58−134132号公報
に開示されている。ここでは、均一なセル構造を有する
機械的特性に優れた発泡体を得るための組成物として、
シラン変性プロピレン系樹脂粒状体、プロピレン系樹脂
粒状体及び分解型発泡剤を特定量を含む、水架橋性の発
泡性プロピレン系樹脂組成物が開示されている。上記先
行技術に記載のように、シラン架橋性熱可塑性樹脂を含
む樹脂組成物を架橋する場合、該樹脂組成物を水分に接
触させる必要があり、架橋速度を高めるために熱水に接
触させる方法が用いられている。
【0004】しかしながら、例えば、シラン架橋樹脂シ
ートを得る場合、シラン架橋性熱可塑性樹脂組成物をシ
ート状に賦形したものを単純に熱水に浸漬した場合、シ
ートの厚みにもよるが、架橋に1時間〜1日程度の長時
間を要する。そのため、該シラン架橋性樹脂組成物の押
出工程と架橋工程とをインライン化した場合、架橋ライ
ンを非常に長くしなければならず、全体としてのライン
長が非常に長くなり、大きなスペースを必要とするとい
う問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
問題を解消し、架橋時間を大幅に短縮し得るシラン架橋
樹脂シート状体の製造方法を提供することにある。
【0006】本発明の他の目的は、水架橋に際しての架
橋速度を大幅に高め得るシラン架橋性樹脂組成物を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、シラン架橋に
際しての架橋時間を短縮することを課題としてなされた
ものであり、本願発明者は、大別して2つの架橋時間短
縮手段を想到した。
【0008】本発明における架橋時間短縮手段の1つ
は、請求項1に記載のように、水溶時にその水溶液が中
性を示す両親媒性化合物をシラン架橋性樹脂組成物シー
ト状体を浸漬する熱水中に溶解しておき、それによって
シラン架橋性樹脂表面の濡れ性を高めて水のシラン架橋
性樹脂組成物中への浸透速度を高めたものである。
【0009】すなわち、請求項1に記載の発明は、少な
くともシラン架橋性熱可塑性樹脂を一成分として含むシ
ラン架橋性樹脂組成物を溶融混練し、シート状物に賦形
したものを、水溶時にその水溶液が中性を示す両親媒性
化合物を溶解させてなる熱水中に浸漬して架橋すること
を特徴とするシラン架橋樹脂シート状体の製造方法であ
る。
【0010】また、他の架橋時間短縮手段は、請求項5
に記載のように、シラン架橋性樹脂組成物中に、ポリビ
ニルアルコールを特定量含有させたものであり、それに
よってシラン架橋性樹脂組成物の親水性を高めてシラン
架橋性樹脂組成物中における水の拡散速度を高めたもの
である。
【0011】すなわち、請求項5に記載の発明は、ほと
んど相溶性を有しない2種類の無架橋熱可塑性樹脂を合
計で100重量部と、前記無架橋熱可塑性樹脂のうちの
一方の無架橋熱可塑性樹脂と同種類であるシラン架橋性
熱可塑性樹脂1〜100重量部と、シラン架橋触媒と、
ポリビニルアルコール0.1〜3重量部とを含むことを
特徴とするシラン架橋性樹脂組成物である。以下、本発
明の詳細を説明する。
【0012】請求項1に記載の発明にかかるシラン架橋
樹脂シート状体の製造方法 請求項1に記載の発明では、少なくともシラン架橋性熱
可塑性樹脂を1成分として含むシラン架橋性樹脂組成物
が用いられる。この場合、シラン架橋性熱可塑性樹脂と
しては、従来より公知のシラン架橋性熱可塑性樹脂を適
宜用いることができ、例えば、シラン架橋性ポリエチレ
ンやシラン架橋性ポリプロピレンなどのシラン架橋性ポ
リオレフィンやシラン架橋性ポリスチレンなどを挙げる
ことができる。
【0013】請求項1に記載の発明において、上記シラ
ン架橋性樹脂組成物は、好ましくは、上記シラン架橋性
熱可塑性樹脂の他に、無架橋熱可塑性樹脂や後述のシラ
ン架橋触媒などが含まれる。このような無架橋熱可塑性
樹脂としては特に限定されるものではなく、例えば、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリ塩化
ビニル、酢酸ビニル、エチレン−酢酸ビニル共重合体な
どを挙げることができる。また、上記シラン架橋性熱可
塑性樹脂としては、好ましくは、上記無架橋熱可塑性樹
脂と同種のものが用いられる。
【0014】請求項1に記載の発明において、上記シラ
ン架橋性樹脂組成物を溶融混練する方法は、特に限定さ
れるものではなく、例えば、一軸押出機、二軸のパラレ
ル押出機などを用いて溶融混練する方法を挙げることが
できる。
【0015】また、溶融混練後に、シラン架橋性熱可塑
性樹脂組成物をシート状物に賦形するが、この賦形方法
についても、特に限定されるものではなく、例えば、T
ダイから押し出されたシラン架橋性樹脂組成物を、所定
のクリアランスを有するように対向配置された一対の冷
却回転ロール間に通す方法などを挙げることができる。
【0016】請求項1に記載の発明では、シラン架橋性
樹脂組成物をシート状に賦形したものを、上記両親媒性
化合物を溶解させてなる熱水中に浸漬して架橋を施す。
この両親媒性化合物としては、長炭化水素鎖を有する第
四級アンモニウム塩、長炭化水素鎖を有するカルボン酸
塩またはリン脂質などを挙げることができる。
【0017】より具体的には、上記長炭化水素鎖を有す
る第四級アンモニウム塩の例としては、ヘキサデシルト
リメチルアンモニウムクロライド、ヘキサデシルトリメ
チルアンモニウムブロマイド、ヘキサデシルピリジニウ
ムブロマイドなどを挙げることができる。
【0018】上記長炭化水素鎖を有するカルボン酸塩と
しては、ミリスチン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリ
ウム、ステアリン酸ナトリウムなどを挙げることができ
る。上記リン脂質としては、ホスファチジルコリン、ホ
スファチジルエタノールアミン、ホスファチジルグリセ
ロールなどを挙げることができる。
【0019】なお、水溶時にその水溶液が中性を示す両
親媒性化合物なる表現において、水溶時に中性とは、p
Hが6〜8の範囲をいうものとする。シラン架橋性樹脂
が架橋する場合、通常、加水分解反応と縮合反応との2
段階の反応を伴う。pHが6より小さいと、加水分解反
応が妨げられることがあり、逆にpHが8より大きいと
縮合反応が妨げられることがあり、何れの場合において
も架橋反応が完結し難くなる。
【0020】両親媒性化合物を水に溶解させる際の両親
媒性化合物濃度は、臨界ミセル濃度以上にすることが好
ましい。臨界ミセル濃度とは、水中に両親媒性化合物の
ミセルが形成され始める濃度をいい、化合物に固有の値
である。臨界ミセル濃度以上の濃度で架橋させれば、臨
界ミセル濃度以上で水の表面張力が最低となり、シラン
架橋性樹脂組成物の濡れ性が最も高まるからである。従
って、両親媒性化合物を臨界ミセル濃度以上に溶解させ
れば、本発明による架橋速度増大効果が特に顕著とな
り、好ましい。
【0021】請求項1に記載の発明では、上記両親媒性
化合物を溶解させてなる熱水中にシラン架橋性樹脂組成
物をシート状物に賦形したものを浸漬することにより架
橋反応が進行するが、両親媒性化合物の作用によりシラ
ン架橋性樹脂組成物の表面の濡れ性が高められ、水分の
シラン架橋性樹脂組成物中への浸透速度が高められるの
で、架橋反応速度が大幅に高められる。本願発明者の実
験によれば、従来1時間〜1日要した架橋時間を、30
分以下に短縮し得ることが確かめられている。
【0022】請求項1に記載の発明にかかるシラン架橋
樹脂シート状体の製造方法の好ましい実施態様として
は、請求項2に記載のように、シラン架橋性樹脂組成物
として、ほとんど相溶性を有しない2種類の無架橋熱可
塑性樹脂を合計で100重量部と、無架橋熱可塑性樹脂
のうちの一方の無架橋熱可塑性樹脂と同種類であるシラ
ン架橋性熱可塑性樹脂1〜100重量部と、シラン架橋
触媒とを含むものを用いる方法が挙げられる。
【0023】この場合、ほとんど相溶性を有しない2種
類の無架橋熱可塑性樹脂としては、上述した無架橋熱可
塑性樹脂の適宜のものが用いられるが、より具体的に
は、以下の組み合わせを用いることができる。すなわ
ち、ポリエチレンとポリプロピレン、ポリプロピレンと
ポリスチレン、ポリスチレンとエチレン−酢酸ビニル共
重合体とをブレンドしたものが挙げられる。2種類の無
架橋熱可塑性樹脂のブレンド比(重量比)は特に限定さ
れるものではない。また、一方の無架橋熱可塑性樹脂と
して2種以上の無架橋熱可塑性樹脂を混合したものを用
いてもよい。
【0024】また、シラン架橋性熱可塑性樹脂として
は、上記無架橋熱可塑性樹脂のうちの一方の無架橋熱可
塑性樹脂と同種類のものが用いられるが、上記のよう
に、無架橋熱可塑性樹脂合計100重量部に対し、1〜
100重量部の割合でシラン架橋性熱可塑性樹脂が用い
られる。シラン架橋性熱可塑性樹脂の配合割合が1重量
部未満の場合には、架橋反応が十分に進行し難いことが
あり、100重量部を超えると溶融粘度が高くなりすぎ
て発泡性が低下することがある。
【0025】また、上記シラン架橋触媒としては、シラ
ン架橋性熱可塑性樹脂の架橋反応を促進し得るものであ
れば特に限定されるものではなく、例えば、ジブチル錫
ジアセテート、ジブチル錫ジラウレート、ジオクチル錫
ジラウレートなどを挙げることができる。シラン架橋触
媒の添加量が少なすぎると、架橋反応速度が低下するこ
とがあり、多すぎたとしても架橋速度がそれ以上大きく
ならないため、シラン架橋触媒は、好ましくは、シラン
変性熱可塑性樹脂100重量部に対し、0.01〜0.
5重量部の範囲で配合される。
【0026】本発明にかかるシラン架橋樹脂シート状体
の製造方法のさらに好ましい実施態様では、請求項3に
記載のように、シラン架橋性樹脂組成物として、ほとん
ど相溶性を有しない2種類の無架橋熱可塑性樹脂を合計
で100重量部と、無架橋熱可塑性樹脂のうちの一方の
無架橋熱可塑性樹脂と同種類であるシラン架橋性熱可塑
性樹脂1〜100重量部と、シラン架橋触媒と、ポリビ
ニルアルコール0.1〜3重量部とを含むものが用いら
れる。すなわち、請求項2に記載の方法で用いられるシ
ラン架橋性樹脂組成物に、さらに、ポリビニルアルコー
ル0.1〜3重量部が配合される。
【0027】上記ポリビニルアルコールは、シラン架橋
性樹脂組成物の親水性を高めるように作用するため、シ
ラン架橋性樹脂組成物をシート状に賦形したものの内部
における水の拡散速度が高められ、それによって架橋反
応速度がより一層高められる。
【0028】ポリビニルアルコールの配合割合を0.1
〜3重量部としたのは、0.1重量部未満ではポリビニ
ルアルコールを添加したことによる親水性向上効果が十
分でないことがあり、3重量部を超えて配合すると、得
られるシラン架橋性樹脂組成物の機械的強度が変化し、
シラン架橋樹脂シート状体を使用する際に支障をきたす
ことがある。
【0029】請求項1に記載の発明にかかるシラン架橋
樹脂シート状体の製造方法は、種々のシラン架橋樹脂シ
ートの製造に用い得るものであるが、例えば、シラン架
橋樹脂発泡シートを得るのに好適に用いることができ
る。この場合、請求項4に記載のように、シラン架橋性
樹脂組成物に、熱分解型の化学発泡剤を含有させておけ
ばよい。すなわち、請求項1〜3の各製造方法におい
て、シート状発泡体を得る場合には、熱分解型の化学発
泡剤がシラン架橋性樹脂組成物にさらに配合される。
【0030】熱分解型の化学発泡剤としては、発泡体の
製造に一般に用いられるものであれば特に限定されるも
のではない。例えば、アゾジカルボンアミド、アゾビス
イソブチロニトリル、N,N´−ジニトロソペンタメチ
レンテトラミン、P,P´−オキシビスベンゼンスルホ
ニルヒドラジド、アゾジカルボン酸バリウム、トリヒド
ラジノトリアジンなどを挙げることができ、分解ピーク
温度が鋭敏であるため、なかでもアゾジカルボンアミド
を用いることが好ましい。
【0031】上記熱分解型の化学発泡剤の添加量は、得
ようとする発泡体の発泡倍率により決定される。具体的
には、アゾジカルボンアミドを用いる場合を例にとる
と、1g当たり239ccのガス発生するため、全樹脂
分100重量部に対し、1重量部のアゾジカルボンアミ
ドを加えることより、発泡倍率を2.39倍とすること
ができる。
【0032】請求項5に記載の発明にかかるシラン架橋
性樹脂組成物 請求項5に記載の発明にかかるシラン架橋性樹脂組成物
は、シート状体に限らず、種々の形状のシラン架橋樹脂
成形体や発泡体を製造するのに適したシラン架橋性樹脂
組成物である。
【0033】請求項5に記載の発明において、上記ほと
んど相溶性を有しない2種類の無架橋熱可塑性樹脂とし
ては、請求項1に記載の発明の説明において上述した無
架橋熱可塑性樹脂を用いることができ、ほとんど相溶性
を有しない2種類の無架橋熱可塑性樹脂の組み合わせと
しても、前述したものを用い得る。また、2種類の無架
橋熱可塑性樹脂の混合比についても、特に限定されるも
のではない。
【0034】また、請求項5に記載の発明において、上
記シラン架橋性熱可塑性樹脂としても、請求項1に記載
の発明の説明において上述した適宜のシラン架橋性熱可
塑性樹脂を用いることができ、上記無架橋熱可塑性樹脂
のうちの一方の無架橋熱可塑性樹脂と同種類のものが用
いられる。
【0035】また、シラン架橋性熱可塑性樹脂を2種類
の無架橋熱可塑性樹脂の合計100重量部に対し1〜1
00重量部を配合したのは、1重量部未満では、十分に
架橋反応を進行させることができないからであり、10
0重量部を超えると溶融粘度が高くなりすぎて発泡性が
低下するからである。
【0036】また、シラン架橋触媒についても、請求項
1に記載の発明の説明において上述した適宜のシラン架
橋触媒を用いることができ、この場合においても、シラ
ン架橋触媒は、前述した理由と同様の理由によりシラン
変性熱可塑性樹脂100重量部に対し、0.01〜0.
5重量部の割合で配合される。
【0037】請求項5に記載の発明にかかるシラン架橋
性樹脂組成物は、2種類の無架橋熱可塑性樹脂合計10
0重量部に対し、ポリビニルアルコールを0.1〜3重
量部の割合で含有させたことに特徴を有する。ポリビニ
ルアルコールは、前述した通り、シラン架橋性樹脂組成
物の親水性を向上し、該シラン架橋性樹脂組成物を熱水
中に浸漬した場合、水分のシラン架橋性樹脂組成物中へ
の分散速度を高めるよう作用する。従って、請求項5に
記載の発明ではポリビニルアルコールの添加により架橋
反応速度が大幅に高められる。
【0038】ポリビニルアルコール配合割合が0.1重
量部未満の場合には、ポリビニルアルコール添加による
架橋反応速度を増大させる効果が十分に得られず、3重
量部を超えると得られるシラン架橋樹脂の機械的強度が
変化し、使用に際し支障をきたすため、好ましくない。
【0039】請求項5に記載の発明にかかるシラン架橋
性樹脂組成物においても、最終的にシラン架橋樹脂発泡
体を得る場合には、請求項6に記載のように、熱分解型
化学発泡剤がさらに含有される。熱分解型化学発泡剤と
しては、前述した適宜の熱分解型発泡剤を、前述した割
合で用いることができる。
【0040】請求項5に記載の発明にかかるシラン架橋
性樹脂組成物を用いてシラン架橋樹脂成形体を得る場合
には、該シラン架橋性樹脂組成物を適宜の形状に賦形
し、熱水中に浸漬すればよい。このような請求項5に記
載の発明にかかるシラン架橋樹脂組成物を用いたシラン
架橋樹脂成形体の製造方法の実施態様としては、請求項
7に記載のように請求項5または6に記載のシラン架橋
性樹脂組成物を溶融混練し、シート状に賦形したものを
熱水中に浸漬して架橋するシラン架橋樹脂シート状体の
製造方法を挙げることができる。
【0041】
【実施例】実施例1 高密度ポリエチレン1(三菱化学社製、品番;HY34
0)25kg、高密度ポリエチレン2(三菱化学社製、
品番;HJ381P)25kg、ポリプロピレン(三菱
化学社製、品番;MA3)29kg、シラン架橋性ポリ
プロピレン(三菱化学社製、品番;XPM800HM)
21kg、シラン架橋触媒としてジブチル錫ジラウレー
ト100g及び熱分解型化学発泡剤としてアゾジカルボ
ンアミド(大塚化学社製、品番;SO−20、分解温度
201℃)10kgをドライブレンドし、二軸のパラレ
ル押出機に供給し、Tダイから押し出し、4mmのクリ
アランスを隔てて対向している一対の冷却ロール間に通
すことにより、厚み4mmのシート状物を得た。
【0042】該シート状物を30cm角に切り出し、水
82.8リットルに対して、両親媒性化合物として40
gのヘキサデシルトリメチルアンモニウムクロライド
(Mw=320)を溶解させて臨界ミセル濃度(=1.
5×10-3mol/l)にした100℃の熱水溶液中
に、下記の表2に示す各時間浸漬した後、取り出し、そ
れぞれシラン架橋樹脂シートを得た。これらのシラン架
橋樹脂シートのメルトフローレート(MFR)をJIS
K 7210 B法に準じて測定した。その結果を、
下記の表2に示す。
【0043】また、30分間熱水に浸漬した該シラン架
橋樹脂シート状体を10cm角の大きさに切り、210
℃に加熱し、発泡させた後、発泡倍率を求めた。その結
果を、下記の表3に示す。なお、発泡倍率は密度の逆数
として求めた。
【0044】実施例2 高密度ポリエチレン1(三菱化学社製、品番;HY34
0)25kg、高密度ポリエチレン2(三菱化学社製、
品番;HJ381P)25kg、ポリプロピレン(三菱
化学社製、品番;MA3)29kg、シラン架橋性ポリ
プロピレン(三菱化学社製、品番;XPM800HM)
21kg、シラン架橋触媒としてジブチル錫ジラウレー
ト100g、熱分解型化学発泡剤としてアゾジカルボン
アミド(大塚化学社製、品番;SO−20、分解温度2
01℃)10kg及びポリビニルアルコール1kgをド
ライブレンドし、二軸のパラレル押出機に供給し、Tダ
イから押し出し、4mmのクリアランスを隔てて対向さ
れた一対の冷却ロール間に通すことにより、厚み4mm
のシート状物を得た。
【0045】該シート状物を30cm角に切り出し、1
00℃の熱水中に下記の表2に示す各時間浸漬し、取り
出し、それぞれ、シラン架橋樹脂シートを得た。これら
のシラン架橋樹脂シートのMFRを実施例1と同様にし
て測定した。結果を下記の表2に示す。
【0046】また、30分間熱水に浸漬して得られたシ
ラン架橋樹脂シート状体を10cm角の大きさに切り、
実施例1と同様にして発泡させた後、発泡倍率を求め
た。結果を下記の表3に示す。
【0047】実施例3 高密度ポリエチレン1(三菱化学社製、品番;HY34
0)25kg、高密度ポリエチレン2(三菱化学社製、
品番;HJ381P)25kg、ポリプロピレン(三菱
化学社製、品番;MA3)29kg、シラン架橋性ポリ
プロピレン(三菱化学社製、品番;XPM800HM)
21kg、シラン架橋触媒としてジブチル錫ジラウレー
ト100g、熱分解型化学発泡剤としてアゾジカルボン
アミド(大塚化学社製、品番;SO−20、分解温度2
01℃)10kg及びポリビニルアルコール1kgをド
ライブレンドし、二軸のパラレル押出機に供給し、Tダ
イから押し出し、4mmのクリアランスを隔てて対向さ
れた一対の冷却ロール間に通すことにより、厚み4mm
のシート状物を得た。
【0048】上記シート状物を30cm角に切り出し、
82.8リットルに対して、両親媒性化合物として40
gのヘキサデシルトリメチルアンモニウムクロライド
(Mw=320)を溶解し、臨界ミセル濃度(=1.5
×10-3mol/l)とした100℃の熱水中に下記の
表2に示す各時間浸漬した後、取り出し、各シラン架橋
樹脂シートを得た。これらのシラン架橋樹脂シートのM
FRを実施例1と同様にして測定した。結果を下記の表
2に示す。
【0049】また、30分間熱水に浸漬して得られた該
シラン架橋樹脂シート状体を10cm角の大きさに切
り、実施例1と同様にして発泡させた後、発泡倍率を求
めた。結果を下記の表3に示す。
【0050】比較例1 高密度ポリエチレン1(三菱化学社製、品番;HY34
0)25kg、高密度ポリエチレン2(三菱化学社製、
品番;HJ381P)25kg、ポリプロピレン(三菱
化学社製、品番;MA3)29kg、シラン架橋性ポリ
プロピレン(三菱化学社製、品番;XPM800HM)
21kg、シラン架橋触媒としてジブチル錫ジラウレー
ト100g及び熱分解型化学発泡剤としてアゾジカルボ
ンアミド(大塚化学社製、品番;SO−20、分解温度
201℃)10kgをドライブレンドし、二軸のパラレ
ル押出機に供給し、Tダイから押し出し、4mmのクリ
アランスを隔てて対向された一対の冷却ロール間に通す
ことにより、厚み4mmのシート状物を得た。
【0051】該シート状物を30cm角に切り出し、1
00℃の熱水中に下記の表2に示す各時間浸漬し、取り
出し、各シラン架橋樹脂シートを得た。これらのシラン
架橋樹脂シートのMFRを実施例1と同様にして測定し
た。結果を下記の表2に示す。
【0052】また、60分間熱水に浸漬したシラン架橋
樹脂シート状体を10cm角の大きさに切り、実施例1
と同様にして発泡させた後、発泡倍率を求めた。結果を
下記の表3に示す。
【0053】なお、下記の表1に実施例1〜3及び比較
例1におけるポリビニルアルコールと、両親媒性化合物
の使用状態をまとめる。
【0054】
【表1】
【0055】
【表2】
【0056】
【表3】
【0057】比較例1では、MFR値が60g/10分
以下となるのに60分を要し、さらに25g/10分と
なるのに120分を要していた。これに対して実施例1
では、シラン架橋性樹脂組成物を賦形してなるシート状
物を、両親媒性化合物であるヘキサデシルトリメチルア
ンモニウムクロライド熱水溶液中に浸漬して架橋したた
めか、20分でMFR値が100g/10分未満とな
り、30分浸漬で62g/10分となり、60分浸漬で
25g/10分となっていることがわかる。
【0058】また、実施例2では、シラン架橋性樹脂組
成物中にポリビニルアルコールが無架橋熱可塑性樹脂の
合計100重量部に対し1.27重量部の割合で添加さ
れていたため、同様に、20分浸漬しただけでMFR値
が100g/10分未満となり、30分浸漬で58g/
10分、60分浸漬した場合25g/10分となり、架
橋反応が速やかに進行したことがわかる。
【0059】さらに、実施例3では、シラン架橋性樹脂
組成物中にポリビニルアルコールが無架橋熱可塑性樹脂
組成物の合計100重量部に対し1.27重量部の割合
で含有されており、かつ熱水中に両親媒性化合物が溶解
されていたため、5分浸漬しただけでMFR値が100
g/10分未満となり、20分浸漬で58g/10分、
30分浸漬した場合に50g/10分、60分浸漬した
場合に25g/10分と、より一層架橋速度が高められ
ていることがわかる。
【0060】さらに、表2から明らかなように、実施例
1〜3においては、上記のような両親媒性化合物を熱水
中に溶解させる方法及び/またはシラン架橋性樹脂組成
物中にポリビニルアルコールを上記特定量含有させる方
法を用いて浸漬時間の短縮を図った場合でも、熱分解型
の発泡剤を含有させることにより、比較例1の場合と同
様に所望通りの発泡倍率を有する発泡体の得られること
がわかる。
【0061】
【発明の効果】請求項1に記載の発明では、シラン架橋
性樹脂組成物をシート状物に賦形したものを熱水中に浸
漬して架橋するに際し、該熱水中に上記両親媒性化合物
が溶解されているため、シート状物表面の濡れ性が高め
られ、それによって水分のシート状物への浸透速度が高
められる。そのため、架橋反応の速度を大幅に高め得
る。
【0062】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明においてシラン架橋性樹脂組成物が、ほとんど
相溶性を有しない2種類の無架橋熱可塑性樹脂を合計1
00重量部と、無架橋熱可塑性樹脂のうちの一方の無架
橋熱可塑性樹脂と同種類のシラン架橋性熱可塑性樹脂1
〜100重量部と、シラン架橋触媒とを含むため、架橋
反応速度をより効果的に高め得る。
【0063】請求項3に記載の発明では、請求項2に記
載の発明において用いられるシラン架橋性樹脂組成物
に、さらにポリビニルアルコールが特定の割合で配合さ
れているため、該ポリビニルアルコールの配合によりシ
ラン架橋性熱可塑性樹脂組成物の親水性が高められ、そ
れによっても架橋反応速度が大幅に高められる。従っ
て、シラン架橋に際しての架橋反応速度をより一層高め
ることができる。
【0064】請求項4に記載の発明では、上記請求項1
〜3に記載の発明において、シラン架橋性樹脂組成物中
に熱分解型の化学発泡剤がさらに含有されているため、
加熱により化学発泡剤を分解させることにより、所望と
するシラン架橋樹脂シート状発泡体を得ることができ
る。
【0065】請求項5に記載の発明では、ほとんど相溶
性を有しない2種類の無架橋熱可塑性樹脂を合計100
重量部と、無架橋熱可塑性樹脂のうちの一方の無架橋熱
可塑性樹脂と同種類のシラン架橋性熱可塑性樹脂1〜1
00重量部と、シラン架橋触媒とを含み、さらにポリビ
ニルアルコール0.1〜3重量部とを含むため、該ポリ
ビニルアルコールの添加により親水性が高められたシラ
ン架橋性樹脂組成物を得ることができる。従って、この
シラン架橋性樹脂組成物を用いて例えば熱水中に浸漬す
ることにより水架橋した場合、水の樹脂組成物中への分
散速度が高められるため、架橋反応速度を大幅に高め得
る。
【0066】請求項6に記載の発明では、上記請求項5
に記載のシラン架橋性樹脂組成物に、熱分解型化学発泡
剤がさらに含有されているので、シラン架橋性樹脂組成
物を所望の形状に賦形した後、架橋の前後に加熱するこ
とにより、所望とするシラン架橋樹脂発泡体を容易に得
ることができる。
【0067】また、請求項7に記載の発明では、上記請
求項5または6に記載のシラン架橋性樹脂組成物を溶融
混練し、シート状に賦形したものを熱水中に浸漬して架
橋するため、架橋反応を速やかに行わせることができ、
従って、生産性に優れたシラン架橋樹脂シート状体の製
造方法を提供することができる。
【0068】以上のように、本発明にかかるシラン架橋
樹脂シート状体の製造方法及びシラン架橋樹脂組成物を
用いれば、架橋速度を大幅に高め得るため、例えば、押
出工程と架橋工程とをインラインで行う場合、架橋に必
要のライン長を短縮することができ、生産スペースの低
減を効果的に図り得る。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともシラン架橋性熱可塑性樹脂を
    一成分として含むシラン架橋性樹脂組成物を溶融混練
    し、シート状物に賦形したものを、水溶時にその水溶液
    が中性を示す両親媒性化合物を溶解させてなる熱水中に
    浸漬して架橋することを特徴とするシラン架橋樹脂シー
    ト状体の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記シラン架橋性樹脂組成物が、ほとん
    ど相溶性を有しない2種類の無架橋熱可塑性樹脂を合計
    で100重量部と、前記無架橋熱可塑性樹脂のうちの一
    方の無架橋熱可塑性樹脂と同種類であるシラン架橋性熱
    可塑性樹脂1〜100重量部と、シラン架橋触媒とを含
    むことを特徴とする請求項1に記載のシラン架橋樹脂シ
    ート状体の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記シラン架橋性樹脂組成物が、ほとん
    ど相溶性を有しない2種類の無架橋熱可塑性樹脂を合計
    で100重量部と、無架橋熱可塑性樹脂のうちの一方の
    無架橋熱可塑性樹脂と同種類であるシラン架橋性熱可塑
    性樹脂1〜100重量部と、シラン架橋触媒と、ポリビ
    ニルアルコール0.1〜3重量部とを含むことを特徴と
    する請求項1に記載のシラン架橋樹脂シート状体の製造
    方法。
  4. 【請求項4】 前記シラン架橋性樹脂組成物が、熱分解
    型の化学発泡剤をさらに含むことを特徴とする請求項1
    〜3の何れかに記載のシラン架橋樹脂シート状体の製造
    方法。
  5. 【請求項5】 ほとんど相溶性を有しない2種類の無架
    橋熱可塑性樹脂を合計で100重量部と、前記無架橋熱
    可塑性樹脂のうちの一方の無架橋熱可塑性樹脂と同種類
    であるシラン架橋性熱可塑性樹脂1〜100重量部と、
    シラン架橋触媒と、ポリビニルアルコール0.1〜3重
    量部とを含むことを特徴とするシラン架橋性樹脂組成
    物。
  6. 【請求項6】 熱分解型化学発泡剤をさらに含むことを
    特徴とする請求項5に記載のシラン架橋性樹脂組成物。
  7. 【請求項7】 請求項5または6に記載のシラン架橋性
    樹脂組成物を溶融混練し、シート状に賦形したものを熱
    水中に浸漬して架橋することを特徴とするシラン架橋樹
    脂シート状体の製造方法。
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