JPH10101087A - 把手付合成樹脂ボトル - Google Patents
把手付合成樹脂ボトルInfo
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- JPH10101087A JPH10101087A JP26042496A JP26042496A JPH10101087A JP H10101087 A JPH10101087 A JP H10101087A JP 26042496 A JP26042496 A JP 26042496A JP 26042496 A JP26042496 A JP 26042496A JP H10101087 A JPH10101087 A JP H10101087A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handle
- bottle
- synthetic resin
- fitting
- support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D23/00—Details of bottles or jars not otherwise provided for
- B65D23/10—Handles
- B65D23/104—Handles formed separately
- B65D23/106—Handles formed separately the gripping region of the handle extending between the neck and the base of the bottle or jar and being located in a radial plane comprising the axis of the bottle or jar
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 リサイクルして再利用する場合などに把手体
がボトル本体より容易に取外しできるようにした把手付
合成樹脂ボトルを提供する。 【解決手段】 胴部に形成した把手取付用凹部1の対向
内壁面にそれぞれ把手嵌着用の係合部2を設けたボトル
本体Aと、握り部4両端から側方に嵌着腕5を形成し、
嵌着腕5それぞれの端部に、前記係合部2に嵌合する係
止部3を設けると共に、嵌着腕5それぞれの端部の間に
橋掛け状に支持体6を備えた把手体Bとからなり、把手
取付用凹部1の奥部縦面11の一部を凹ませて支持体6
との間に間隙7を形成してあることを特徴とする把手付
合成樹脂ボトル。
がボトル本体より容易に取外しできるようにした把手付
合成樹脂ボトルを提供する。 【解決手段】 胴部に形成した把手取付用凹部1の対向
内壁面にそれぞれ把手嵌着用の係合部2を設けたボトル
本体Aと、握り部4両端から側方に嵌着腕5を形成し、
嵌着腕5それぞれの端部に、前記係合部2に嵌合する係
止部3を設けると共に、嵌着腕5それぞれの端部の間に
橋掛け状に支持体6を備えた把手体Bとからなり、把手
取付用凹部1の奥部縦面11の一部を凹ませて支持体6
との間に間隙7を形成してあることを特徴とする把手付
合成樹脂ボトル。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、合成樹脂ボトル本
体に、それとは別体の把手体が取り外し可能に装着して
ある把手付合成樹脂ボトルに関する。
体に、それとは別体の把手体が取り外し可能に装着して
ある把手付合成樹脂ボトルに関する。
【0002】
【従来の技術】合成樹脂ボトルは、軽量性および耐衝撃
性などに優れていることより液体容器として広く利用さ
れている。この合成樹脂ボトルはその取扱いの容易性か
ら把手を取り付けて使用されるようになっている。
性などに優れていることより液体容器として広く利用さ
れている。この合成樹脂ボトルはその取扱いの容易性か
ら把手を取り付けて使用されるようになっている。
【0003】従来、把手付合成樹脂ボトルとしては、予
め別体に成形してある把手体を、ボトル成形用金型内に
配置して置き、ボトル本体成形用のプリフオームを延伸
ブローしてボトル本体を成形すると共に、把手体の上端
および下端にある突起状の係止部にボトル壁をからみつ
かせて埋め込んで、把手体をボトル本体の胴部の上部側
面に設けた把手取付用凹部に固定して成形したものがあ
った。
め別体に成形してある把手体を、ボトル成形用金型内に
配置して置き、ボトル本体成形用のプリフオームを延伸
ブローしてボトル本体を成形すると共に、把手体の上端
および下端にある突起状の係止部にボトル壁をからみつ
かせて埋め込んで、把手体をボトル本体の胴部の上部側
面に設けた把手取付用凹部に固定して成形したものがあ
った。
【0004】また、ボトル本体成形用のプリフオームを
ボトル成形用金型で延伸ブローして、ボトル胴部の上部
側面に把手取付用凹部を成形しながら、その凹部の奥部
縦面に周囲に溝状の係合部を有する突起を設けたボトル
本体を成形し、このボトル本体を金型内に残して置き、
後に把手体用の射出成形型を把手取付用凹部に対応して
配置し、前記溝状の係合部を有する突起に対して把手体
のリング状の係止部を射出と同時に取付けて把手体を固
定したものがあった。
ボトル成形用金型で延伸ブローして、ボトル胴部の上部
側面に把手取付用凹部を成形しながら、その凹部の奥部
縦面に周囲に溝状の係合部を有する突起を設けたボトル
本体を成形し、このボトル本体を金型内に残して置き、
後に把手体用の射出成形型を把手取付用凹部に対応して
配置し、前記溝状の係合部を有する突起に対して把手体
のリング状の係止部を射出と同時に取付けて把手体を固
定したものがあった。
【0005】さらに、把手取付用凹部の上下内壁面に穴
状の係合部を設けて成形したボトル本体と、このボトル
本体とは別体に成形してある上端および下端に突起状の
係止部を有する把手体とからなり、この突起状の係止部
をボトル本体の窪部に嵌着すると共に、これの間に平板
状取付体を挟んでその支持によって固定したものがあっ
た。
状の係合部を設けて成形したボトル本体と、このボトル
本体とは別体に成形してある上端および下端に突起状の
係止部を有する把手体とからなり、この突起状の係止部
をボトル本体の窪部に嵌着すると共に、これの間に平板
状取付体を挟んでその支持によって固定したものがあっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】これら把手付合成樹脂
ボトルをリサイクルして再利用する場合、通常、ボトル
本体と把手体とでは使用している合成樹脂が相違してい
ることやリサイクル装置の関係で、把手体をボトル本体
より取外す必要がある。
ボトルをリサイクルして再利用する場合、通常、ボトル
本体と把手体とでは使用している合成樹脂が相違してい
ることやリサイクル装置の関係で、把手体をボトル本体
より取外す必要がある。
【0007】しかし、前記したように現在の把手付合成
樹脂ボトルにあっては、運搬中や使用中に把手体がボト
ル本体より容易に離脱しないように強固に装着してある
ので、把手体を取外す必要がある場合には、それが少数
個の場合には個別に強い力によって把手体を人力や機械
力で引張ったりしてボトル本体から分離しなければなら
なく、またそれが多数個の場合にはボトル本体と共々に
粉砕して分離することで処理しなければならない。
樹脂ボトルにあっては、運搬中や使用中に把手体がボト
ル本体より容易に離脱しないように強固に装着してある
ので、把手体を取外す必要がある場合には、それが少数
個の場合には個別に強い力によって把手体を人力や機械
力で引張ったりしてボトル本体から分離しなければなら
なく、またそれが多数個の場合にはボトル本体と共々に
粉砕して分離することで処理しなければならない。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、リサイクルし
て再利用する場合などに把手体がボトル本体より容易に
取外しできるようにした把手付合成樹脂ボトルを提供せ
んとするものであって、その要旨は、胴部に形成した把
手取付用凹部1の対向内壁面にそれぞれ把手嵌着用の係
合部2を設けたボトル本体Aと、握り部4両端から側方
に嵌着腕5を形成し、嵌着腕5それぞれの端部に、前記
係合部2に嵌合する係止部3を設けると共に、嵌着腕5
それぞれの端部の間に橋掛け状に支持体6を備えた把手
体4とからなり、把手取付用凹部1の奥部縦面11の一
部を凹ませて支持体6との間に間隙7を形成してあるこ
とを特徴とする把手付合成樹脂ボトルである。
て再利用する場合などに把手体がボトル本体より容易に
取外しできるようにした把手付合成樹脂ボトルを提供せ
んとするものであって、その要旨は、胴部に形成した把
手取付用凹部1の対向内壁面にそれぞれ把手嵌着用の係
合部2を設けたボトル本体Aと、握り部4両端から側方
に嵌着腕5を形成し、嵌着腕5それぞれの端部に、前記
係合部2に嵌合する係止部3を設けると共に、嵌着腕5
それぞれの端部の間に橋掛け状に支持体6を備えた把手
体4とからなり、把手取付用凹部1の奥部縦面11の一
部を凹ませて支持体6との間に間隙7を形成してあるこ
とを特徴とする把手付合成樹脂ボトルである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて説明す
る。図1は本発明の把手付合成樹脂ボトルの一例を示す
部分斜視図、図2は図1の把手付合成樹脂ボトルの切取
部を切離す様子を示す部分側面図、図3は本発明の把手
付合成樹脂ボトルの他の例の部分斜視図、図4は図3の
把手付合成樹脂ボトルの切取部を切離す様子を示す部分
側面図である。
る。図1は本発明の把手付合成樹脂ボトルの一例を示す
部分斜視図、図2は図1の把手付合成樹脂ボトルの切取
部を切離す様子を示す部分側面図、図3は本発明の把手
付合成樹脂ボトルの他の例の部分斜視図、図4は図3の
把手付合成樹脂ボトルの切取部を切離す様子を示す部分
側面図である。
【0010】本発明の把手付合成樹脂ボトルは、図1〜
4に示すようにボトル本体Aに、握り部4、嵌着腕5お
よび係止部3からなる把手体Bを装着したものである。
4に示すようにボトル本体Aに、握り部4、嵌着腕5お
よび係止部3からなる把手体Bを装着したものである。
【0011】ボトル本体Aは、口栓部と、肩部と、筒状
の胴部および、底部とからなり、胴部の上部側面には、
把手体Bの握り部4を把持したときに手指が差し込まれ
る把手取付用凹部1が設けてある。
の胴部および、底部とからなり、胴部の上部側面には、
把手体Bの握り部4を把持したときに手指が差し込まれ
る把手取付用凹部1が設けてある。
【0012】把手取付用凹部1は胴部側面をえぐるよう
に形成され、通常は図1〜4に示すように、上下に形成
される対向内壁面にそれぞれ把手嵌着用の係合部2を設
けるのが自然であるが、左右に形成される対向内壁面に
係合部2を設けても良い。
に形成され、通常は図1〜4に示すように、上下に形成
される対向内壁面にそれぞれ把手嵌着用の係合部2を設
けるのが自然であるが、左右に形成される対向内壁面に
係合部2を設けても良い。
【0013】係合部2は、図1〜4に示すように穴状の
ものが強度が大きく好ましいが、突起状のものも形成す
ることができる。
ものが強度が大きく好ましいが、突起状のものも形成す
ることができる。
【0014】把手取付用凹部1の奥部縦面11の一部を
凹ませて支持体6との間に間隙7を形成してあるが、間
隙7は支持体6との間に治具や指を入れて支持体6を引
っ張ったり、あるいは間隙7内に支持体6を押し込んだ
りすることにより、支持体6を大きく変形させたり取り
外したりすることにより、前記係合部2と前記係止部3
との嵌合状態を極めて外れ易くすることができる程度の
大きさでよいが、指を入れられる大きさが好ましい。
凹ませて支持体6との間に間隙7を形成してあるが、間
隙7は支持体6との間に治具や指を入れて支持体6を引
っ張ったり、あるいは間隙7内に支持体6を押し込んだ
りすることにより、支持体6を大きく変形させたり取り
外したりすることにより、前記係合部2と前記係止部3
との嵌合状態を極めて外れ易くすることができる程度の
大きさでよいが、指を入れられる大きさが好ましい。
【0015】把手体Bは、手指が掛かる握り部4と、握
り部4両端の側方に突出して把手取付用凹部1内に配さ
れる嵌着腕5および嵌着腕5それぞれの端部に、前記係
合部2に嵌合する係止部3とを有している。
り部4両端の側方に突出して把手取付用凹部1内に配さ
れる嵌着腕5および嵌着腕5それぞれの端部に、前記係
合部2に嵌合する係止部3とを有している。
【0016】嵌着腕5は、握り部4の上下両端から把手
取付用凹部1の上下に形成される対向内壁面に沿うよう
な形状とすると、バランスよく取り付けられるので好ま
しいが、係合部2が左右に形成される対向内壁面にある
場合は左右両端でも良い。
取付用凹部1の上下に形成される対向内壁面に沿うよう
な形状とすると、バランスよく取り付けられるので好ま
しいが、係合部2が左右に形成される対向内壁面にある
場合は左右両端でも良い。
【0017】係止部3は、前記係合部2が穴状のものの
場合は外方への突起状とし、前記係合部2が突起状のも
のの場合は穴状、リング状などとし、要はボトル本体B
の係合部2に嵌合するものであれば良い。
場合は外方への突起状とし、前記係合部2が突起状のも
のの場合は穴状、リング状などとし、要はボトル本体B
の係合部2に嵌合するものであれば良い。
【0018】嵌着腕5それぞれの端部の間には橋掛け状
の支持体6を備えており、図1〜4に示すように支持体
6は、上方嵌着腕5および下方嵌着腕5の端部に一体的
に連結・支持した態様で固着したり、あるいは上方嵌着
腕5および下方嵌着腕5の端部に係止穴や係止突起を設
けこれに離脱可能に連結・支持した態様で固着しても良
く、要するに前記係合部2と前記係止部3との嵌合状態
を支持するものであればよい。
の支持体6を備えており、図1〜4に示すように支持体
6は、上方嵌着腕5および下方嵌着腕5の端部に一体的
に連結・支持した態様で固着したり、あるいは上方嵌着
腕5および下方嵌着腕5の端部に係止穴や係止突起を設
けこれに離脱可能に連結・支持した態様で固着しても良
く、要するに前記係合部2と前記係止部3との嵌合状態
を支持するものであればよい。
【0019】したがって、支持体6を大きく変形させた
り取り外したりすることにより、前記係合部2と前記係
止部3との嵌合状態が支持を失うこととなり、極めて外
れやすくなるものである。
り取り外したりすることにより、前記係合部2と前記係
止部3との嵌合状態が支持を失うこととなり、極めて外
れやすくなるものである。
【0020】図示しないが、支持体6に切欠きや薄肉部
を形成して、より変形、破断が生じ易くしておいてもよ
い。
を形成して、より変形、破断が生じ易くしておいてもよ
い。
【0021】図1,2の例では、上方嵌着腕5の全体あ
るいは一部を柔軟な材質やスリットを入れることなどし
て撓み部53を形成してあり、また、支持体6は上方嵌
着腕5の端部からヒンジ51により連結され、支持体6
の下端は下方嵌着腕5の端部の上面に形成された抜止突
起52に係合しているものである。
るいは一部を柔軟な材質やスリットを入れることなどし
て撓み部53を形成してあり、また、支持体6は上方嵌
着腕5の端部からヒンジ51により連結され、支持体6
の下端は下方嵌着腕5の端部の上面に形成された抜止突
起52に係合しているものである。
【0022】支持体6の中程の裏側の奥部縦面11の一
部を凹ませて指を入れられる程度の大きさの間隙7を形
成してある。
部を凹ませて指を入れられる程度の大きさの間隙7を形
成してある。
【0023】本例の把手付合成樹脂ボトルから把手体B
を取外すには、特に図2に示すように先ず、間隙7に指
を入れて支持体6をつかみ強く引っ張ることにより、支
持体6を大きく変形させて支持体6の下端を抜止突起5
2から取り外すことにより、前記係合部2と前記係止部
3との嵌合状態を支持する機能を失わせて、極めて外れ
易くすることができる。
を取外すには、特に図2に示すように先ず、間隙7に指
を入れて支持体6をつかみ強く引っ張ることにより、支
持体6を大きく変形させて支持体6の下端を抜止突起5
2から取り外すことにより、前記係合部2と前記係止部
3との嵌合状態を支持する機能を失わせて、極めて外れ
易くすることができる。
【0024】次いで、今まで支持体6によって支持され
ていた把手体Bを、必要に応じて嵌着腕5を撓み部53
から湾曲させながら把手体Bをフリーの状態にして外方
向に引き抜くことにより、把手体Bをボトル本体Aから
取外すものである。
ていた把手体Bを、必要に応じて嵌着腕5を撓み部53
から湾曲させながら把手体Bをフリーの状態にして外方
向に引き抜くことにより、把手体Bをボトル本体Aから
取外すものである。
【0025】また、図3,4の例では上下嵌着腕5の端
部から、支持体6が連結形成されており、支持体6の中
程には、支点部611で連結し、下方に作用部612、
上方に力点部613を有するてこ状のつかみ片61が形
成され、つかみ片61の力点部613付近の奥部縦面1
1の一部を凹ませて間隙7を形成してあり、つかみ片6
1の一部が間隙7内に食い込んでいる。
部から、支持体6が連結形成されており、支持体6の中
程には、支点部611で連結し、下方に作用部612、
上方に力点部613を有するてこ状のつかみ片61が形
成され、つかみ片61の力点部613付近の奥部縦面1
1の一部を凹ませて間隙7を形成してあり、つかみ片6
1の一部が間隙7内に食い込んでいる。
【0026】本例の把手付合成樹脂ボトルから把手体B
を取外すには、図3,4に示すように先ず、間隙7に指
を入れてつかみ片61の力点部613をつかんで強く引
っ張ると、作用部612が強く奥部縦面11を押圧し、
その反作用として支点部611が支持体6を奥部縦面1
1から引き離す。
を取外すには、図3,4に示すように先ず、間隙7に指
を入れてつかみ片61の力点部613をつかんで強く引
っ張ると、作用部612が強く奥部縦面11を押圧し、
その反作用として支点部611が支持体6を奥部縦面1
1から引き離す。
【0027】次いで、点線6に示すようにさらに支持体
6を引っ張って撓ませるにつられて、前記係合部2が内
側に引き込まれて前記係止部3との嵌合状態がはずれ
て、把手体Bをボトル本体Aから取外すものである。
6を引っ張って撓ませるにつられて、前記係合部2が内
側に引き込まれて前記係止部3との嵌合状態がはずれ
て、把手体Bをボトル本体Aから取外すものである。
【0028】本発明の把手付合成樹脂ボトルの成形方法
としては、例えば図1,2に示すように予めボトル本体
成形用のプリフオームを延伸ブローして、ボトル本体A
の上部側面に把手取付用凹部1、穴状の係合部2および
奥部縦面11の一部を凹ませて間隙7を形成してボトル
本体を成形しておき、他方、ボトル本体Aとは別に上方
および下方の嵌着腕5に前記係合部2に嵌合する外向き
突起状の係止部3を設けると共に、上方嵌着腕5の端部
からヒンジ51により支持体6を連結し、下方嵌着腕5
の端部の上面に抜止突起52を形成した把手体Bを準備
する。
としては、例えば図1,2に示すように予めボトル本体
成形用のプリフオームを延伸ブローして、ボトル本体A
の上部側面に把手取付用凹部1、穴状の係合部2および
奥部縦面11の一部を凹ませて間隙7を形成してボトル
本体を成形しておき、他方、ボトル本体Aとは別に上方
および下方の嵌着腕5に前記係合部2に嵌合する外向き
突起状の係止部3を設けると共に、上方嵌着腕5の端部
からヒンジ51により支持体6を連結し、下方嵌着腕5
の端部の上面に抜止突起52を形成した把手体Bを準備
する。
【0029】次いで支持体6を実線6で示す外れた状態
にして上方嵌着腕5を撓ませながら、把手取付用凹部1
に押し込み、さらに支持体6を前方に強く押し込んで、
点線6で示すように支持体6の下端を下方嵌着腕5の端
部の上面に形成された抜止突起52に係合させればよ
い。
にして上方嵌着腕5を撓ませながら、把手取付用凹部1
に押し込み、さらに支持体6を前方に強く押し込んで、
点線6で示すように支持体6の下端を下方嵌着腕5の端
部の上面に形成された抜止突起52に係合させればよ
い。
【0030】または、図3に示すように、あらかじめ上
下嵌着腕5の端部から、支持体6が連結形成されてお
り、支持体6の中程には、支点部611で連結し、下方
に作用部612、上方に力点部613を有するてこ状の
つかみ片61が形成された把手体Bを射出成形などによ
り準備しておく。
下嵌着腕5の端部から、支持体6が連結形成されてお
り、支持体6の中程には、支点部611で連結し、下方
に作用部612、上方に力点部613を有するてこ状の
つかみ片61が形成された把手体Bを射出成形などによ
り準備しておく。
【0031】次いで、この把手体Bを、ボトル成形用金
型内に配置して置き、ボトル本体成形用のプリフオーム
を延伸ブローしてボトル本体Aを成形すると共に、把手
体Bの突起状係止部3を包み込むように成形すると同時
に係合部2を形成し、さらにつかみ片61の横の奥部縦
面11の一部を凹ませて間隙7を形成して、把手体Bを
ボトル本体Aに装着する形成法で行われる。
型内に配置して置き、ボトル本体成形用のプリフオーム
を延伸ブローしてボトル本体Aを成形すると共に、把手
体Bの突起状係止部3を包み込むように成形すると同時
に係合部2を形成し、さらにつかみ片61の横の奥部縦
面11の一部を凹ませて間隙7を形成して、把手体Bを
ボトル本体Aに装着する形成法で行われる。
【0032】また、図示しないが、先にボトル本体のボ
トル胴部の上部側面に把手取付用凹部、係合部および間
隙を有するボトル本体を成形し、このボトル本体を金型
内に残した状態で、把手体の射出成形型を把手取付用凹
部に押し付け、射出成形して同時に固定することによ
り、ボトル本体に装着する方法でも良い。
トル胴部の上部側面に把手取付用凹部、係合部および間
隙を有するボトル本体を成形し、このボトル本体を金型
内に残した状態で、把手体の射出成形型を把手取付用凹
部に押し付け、射出成形して同時に固定することによ
り、ボトル本体に装着する方法でも良い。
【0033】
【発明の効果】本発明は、胴部に形成した把手取付用凹
部の対向内壁面にそれぞれ把手嵌着用の係合部を設けた
ボトル本体と、握り部両端から側方に嵌着腕を形成し、
嵌着腕それぞれの端部に、前記係合部に嵌合する係止部
を設けると共に、嵌着腕それぞれの端部の間に橋掛け状
に支持体を備えた把手体とからなり、把手取付用凹部の
奥部縦面の一部を凹ませて支持体との間に間隙を形成し
てあることを特徴とする把手付合成樹脂ボトルなどであ
るので、把手付合成樹脂ボトルを粉砕したり、押し潰し
たりする必要がある場合に間隙に指を入れて引っ張った
り、間隙内に押し込んだりして支持体を大きく変形させ
たり取り外したりして、容易にボトル本体より把手体を
取外すことができるものである。
部の対向内壁面にそれぞれ把手嵌着用の係合部を設けた
ボトル本体と、握り部両端から側方に嵌着腕を形成し、
嵌着腕それぞれの端部に、前記係合部に嵌合する係止部
を設けると共に、嵌着腕それぞれの端部の間に橋掛け状
に支持体を備えた把手体とからなり、把手取付用凹部の
奥部縦面の一部を凹ませて支持体との間に間隙を形成し
てあることを特徴とする把手付合成樹脂ボトルなどであ
るので、把手付合成樹脂ボトルを粉砕したり、押し潰し
たりする必要がある場合に間隙に指を入れて引っ張った
り、間隙内に押し込んだりして支持体を大きく変形させ
たり取り外したりして、容易にボトル本体より把手体を
取外すことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の把手付合成樹脂ボトルの一例を示す斜
視図
視図
【図2】図1の把手付合成樹脂ボトルの切取部を切離す
様子を示す拡大部分側面図
様子を示す拡大部分側面図
【図3】本発明の把手付合成樹脂ボトルの他の例の拡大
部分斜視図
部分斜視図
【図4】図3の把手付合成樹脂ボトルの切取部を切離す
様子を示す拡大部分側面図
様子を示す拡大部分側面図
1 把手取付用凹部 11 奥部縦面 2 係合部 3 係止部 4 握り部 5 嵌着腕 6 支持体 7 間隙 A ボトル本体 B 把手体
Claims (1)
- 【請求項1】 胴部に形成した把手取付用凹部1の対向
内壁面にそれぞれ把手嵌着用の係合部2を設けたボトル
本体Aと、握り部4両端から側方に嵌着腕5を形成し、
嵌着腕5それぞれの端部に、前記係合部2に嵌合する係
止部3を設けると共に、嵌着腕5それぞれの端部の間に
橋掛け状に支持体6を備えた把手体4とからなり、把手
取付用凹部1の奥部縦面11の一部を凹ませて支持体6
との間に間隙7を形成してあることを特徴とする把手付
合成樹脂ボトル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26042496A JPH10101087A (ja) | 1996-10-01 | 1996-10-01 | 把手付合成樹脂ボトル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26042496A JPH10101087A (ja) | 1996-10-01 | 1996-10-01 | 把手付合成樹脂ボトル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10101087A true JPH10101087A (ja) | 1998-04-21 |
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ID=17347750
Family Applications (1)
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JP (1) | JPH10101087A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006131259A (ja) * | 2004-11-05 | 2006-05-25 | Frontier:Kk | ボトルの把手組付装置 |
JP2007320624A (ja) * | 2006-05-31 | 2007-12-13 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 合成樹脂製容器 |
JP2013055930A (ja) * | 2011-09-07 | 2013-03-28 | Norimasa Sasaki | 容器 |
-
1996
- 1996-10-01 JP JP26042496A patent/JPH10101087A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006131259A (ja) * | 2004-11-05 | 2006-05-25 | Frontier:Kk | ボトルの把手組付装置 |
JP4541838B2 (ja) * | 2004-11-05 | 2010-09-08 | 株式会社フロンティア | ボトルの把手組付装置 |
JP2007320624A (ja) * | 2006-05-31 | 2007-12-13 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 合成樹脂製容器 |
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