JPH1010076A - 空燃比センサのヒータ制御装置 - Google Patents

空燃比センサのヒータ制御装置

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JPH1010076A
JPH1010076A JP8164568A JP16456896A JPH1010076A JP H1010076 A JPH1010076 A JP H1010076A JP 8164568 A JP8164568 A JP 8164568A JP 16456896 A JP16456896 A JP 16456896A JP H1010076 A JPH1010076 A JP H1010076A
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    • G01N27/26Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空燃比センサの活性後のヒータの過昇温を防
止することのできる空燃比センサのヒータ制御装置を提
供する。 【解決手段】 内燃機関始動直後はヒータ112の温度
が約1100°Cに達するまで連続通電する。その後は
ヒータ温度を1100°Cに維持するように、さらに空
燃比センサ活性後は検出素子111を710°Cに維持
するように基本電力が定められ、冷却水温度の関数とし
て算出される補正電力が増量補正される。空燃比センサ
活性後に増量補正された電力が1100°C基本電力を
越える場合には1100°C基本電力に制限することに
よりヒータの過昇温および損傷を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空燃比センサのヒー
タ制御装置に係わり、特に空燃比センサの活性後のヒー
タの過昇温を防止することのできる空燃比センサのヒー
タ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の排気エミッションの低減、燃費
向上あるいはドライバビリティ改善のために、排気ガス
中の酸素量に基づいて基本燃料噴射量を補正することに
より内燃機関の各気筒に供給される混合気を目標空燃比
(例えば理論空燃比)に制御することは周知である。
【0003】上記空燃比制御を実現するためには排気ガ
ス中に含まれる酸素量を検出することが不可欠である
が、センサの出力電圧は酸素濃度だけでなくセンサ自体
の温度にも影響されるため、使用に際してはセンサをヒ
ータで加熱してセンサを約650°C以上の一定温度に
保持する必要がある。しかしセンサの温度は排気ガス温
度によって影響されるため内燃機関の運転状態に応じて
ヒータに供給する基本電力を制御するとともに、空燃比
センサの早期活性を図るために空燃比センサの活性前は
基本電力量を増量補正するヒータ制御装置が提案されて
いる(特開平1−158335号公報参照)。
【0004】上記概念を敷衍することによって、空燃比
センサ活性前はヒータが劣化しない範囲で比較的大きい
電力を与える第1の基本電力をヒータに供給し、空燃比
センサ活性後は空燃比の活性を維持することができる比
較的小さい電力を与える第2の基本電力をヒータに供給
することも可能である。しかしながら第1の基本電力お
よび第2の基本電力はともに内燃機関の完全暖機後の運
転状態、すなわち排気ガス温度が高い運転状態に応じて
定められるものであるため、内燃機関暖機中の排気ガス
温度が低い運転状態においては第1の基本電力および第
2の基本電力をヒータに供給した場合にはヒータ発熱量
が不足し空燃比センサの活性化が遅延するおそれがあ
る。
【0005】この課題を解決するために第1の基本電力
および第2の基本電力を増量補正することにより空燃比
センサの活性化の遅延を防止することが可能であり、増
量補正量を排気ガス温度と相関のある内燃機関冷却水温
度に応じて定めることがすでに提案されている(特開平
1−147335号公報参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら第2の基
本電力を冷却水温度によって増量補正した場合には、空
燃比センサ活性後にヒータに供給される電力が増量補正
のない第1の基本電力以上となることを避けることがで
きない。本来、第1の基本電力は空燃比センサ活性前に
ヒータが劣化しない範囲で比較的大きい電力として定め
られたものであり、空燃比センサ活性後に第1の基本電
力以上の電力を供給した場合にはヒータが過昇温し損傷
するおそれがある。
【0007】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
って、空燃比センサの活性後のヒータの過昇温を防止す
ることのできる空燃比センサのヒータ制御装置を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる空燃比セ
ンサのヒータ制御装置は、内燃機関の運転状態を検出す
るための運転状態検出手段と、排気通路に設置され排気
ガスの空燃比を検出する空燃比センサが内燃機関始動後
に活性したことを判定する空燃比センサ活性判定手段
と、空燃比センサ活性判定手段によって内燃機関始動後
空燃比センサが活性していないと判定されている時は運
転状態検出手段によって検出される内燃機関の運転状態
に応じて第1の基本電力を決定し空燃比センサ活性判定
手段によって内燃機関始動後空燃比センサが活性してい
ると判定された後は運転状態検出手段によって検出され
る内燃機関の運転状態に応じて第1の基本電力より小さ
い第2の基本電力を決定する基本電力決定手段と、運転
状態検出手段によって検出される内燃機関冷却水温度に
応じて補正電力を決定する補正電力決定手段と、基本電
力決定手段で決定された基本電力を補正電力決定手段で
決定された補正電力に基づき増量補正する増量補正手段
と、空燃比センサ活性判定手段によって内燃機関始動後
空燃比センサが活性していると判定された後に前記増量
補正手段によって増量補正された電力を第1の基本電力
以下に制限してヒータに供給する電力を制御するヒータ
制御手段と、を具備する。
【0009】本制御装置にあっては、内燃機関始動後空
燃比センサが活性した後にヒータに供給される電力は第
1の基本電力以下に制限される。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明にかかる空燃比セ
ンサのヒータ制御装置の実施例の構成図であって、内燃
機関10には吸気管101を流れる吸気と燃料噴射弁1
02から噴射される燃料との混合気が吸気弁103を介
して供給される。混合気はピストン104によって圧縮
され、ピストン104の上死点近傍で点火栓105によ
って着火されピストン104を押し下げる。そして燃焼
後の排気ガスは排気弁106を介して排気管107に排
出される。
【0011】なお内燃機関10の回転数はディストリビ
ュータ108に内蔵される回転数センサ109によって
検出される。排気管107には排気ガス中の残留酸素濃
度を検出するための限界電流型の空燃比センサ11が設
置されるが、空燃比センサ11は酸素濃度を検出するた
めの検出素子111と検出素子を加熱するためのヒータ
112とから構成される。
【0012】ヒータ112は駆動回路12から電力が供
給されるが、駆動回路12は電源121、スイッチング
素子122、電流検出用抵抗123およびバッファアン
プ124から構成される。即ちヒータ112、スイッチ
ング素子122および電流検出用抵抗123は電源12
1と接地(車体)との間で直列接続される。そしてこの
直列接続を流れる電流は電流検出用抵抗123の両端に
発生する電圧をバッファアンプ124を介して測定する
ことによって検出される。
【0013】制御部13はマイクロコンピュータシステ
ムであり、バス131を中心としてCPU132、メモ
リ133、バッテリバックアップメモリ134、入力イ
ンターフェイス135および出力インターフェイス13
6から構成されている。なおバッテリバックアップメモ
リ134に記憶されているデータは自動車のキーがオフ
とされても(イグニッションキーが引き抜かれた状態で
あっても)、メモリがバッテリから取り外されない限り
(バッテリクリアされない限り)失われることはない。
【0014】入力インターフェイス134には回転数セ
ンサ109および空燃比センサ11の検出素子111が
接続されるほか、吸気管101に設置される吸気圧セン
サ141および冷却水温度センサ142も接続される。
また出力インターフェイス135からは燃料噴射弁10
2の開弁指令のほかスイッチング素子122に対するオ
ン/オフ指令が出力される。
【0015】図2は制御部13で実行されるヒータ制御
ルーチンのフローチャートであって、予め定められた所
定時間間隔毎に実行される。ステップ20において、内
燃機関回転数Ne 、吸気圧PM 、ヒータ下流側電圧
h 、ヒータ電流Ih および冷却水温度Thwを読み込
む。ステップ21においてバッテリ電圧VB 、ヒータ下
流側電圧Vh およびヒータ電流Ih から次式に基づいて
ヒータ抵抗Rh を算出する。
【0016】Rh =(VB −Vh )/Ih ステップ22においてヒータ温度が予め定められた上限
温度(例えば1100゜C)以下であるか、即ちヒータ
抵抗Rh が上限温度に対応する上限抵抗以下であるかを
判定する。ステップ22で肯定判定されたとき、即ちヒ
ータ温度が上限温度以下であるときはステップ23に進
み、内燃機関始動後ヒータ温度が上限温度以上になった
か否かを表すフラグXXが "0" であるか、即ち内燃機
関始動後ヒータ温度が上限温度以上になったことがない
かを判定する。なおフラグXXは内燃機関始動時に図示
しない初期化ルーチンにより "0" に設定されている。
【0017】ステップ23で肯定判定されたとき、即ち
内燃機関始動後ヒータ温度が一度も上限温度以上になっ
ていないときはステップ24に進み、空燃比センサ11
の早期活性化を図るためにデューティ比Dを100%に
設定してステップ27に進む。ステップ22で否定判定
されたとき、即ちヒータ温度が上限温度以上であるとき
はステップ25に進み、フラグXXを "1" に設定し、
ステップ26に進む。なおステップ23で否定判定され
たとき、即ちいったん内燃機関始動後ヒータ温度が上限
温度以上となったときもステップ26に進む。
【0018】ステップ26では電力量算出処理を実行し
てステップ27に進み、ステップ27ではステップ24
あるいはステップ26で決定されたデューティ比Dに基
づいてスイッチング素子122を制御してこのルーチン
を終了する。図3はヒータ制御ルーチンのステップ26
で実行される電力算出処理のフローチャートであって、
ステップ26aにおいて空燃比センサ11が活性したか
を判定する。なお空燃比センサ11が活性したかは、例
えば空燃比センサ11の出力の軌跡長が所定長以上とな
ったかによって判定することが可能である。
【0019】ステップ26aにおいて否定判定されたと
き、即ち空燃比センサ11が活性していないときはステ
ップ26bに進み、空燃比センサ11が活性しているか
否かを表すフラグXFが "0" であるか、即ち内燃機関
始動後空燃比センサ11が内燃機関始動後一度も活性し
ていないときはステップ26cに進む。なお、フラグX
Fは図示しない初期化ルーチンにより "0" に設定され
ている。
【0020】ステップ26cにおいて内燃機関回転数N
e および吸気圧PM の関数であるヒータ温度1100°
Cマップに基づき、ヒータ温度を1100°Cに制御す
るのに必要な1100°C基本電力量PC を求める。 PC =PC (Ne ,PM ) なおこの1100°Cマップは内燃機関が完全に暖機し
て排気ガス温度が十分に高いときにヒータ温度を110
0°Cに維持するのに必要な1100°C基本電力量P
C を決定するものであり、内燃機関暖機中は排気ガス温
度が低であるため1100°C基本電力量PC だけでは
実際にヒータ温度を1100°Cに維持できない。そこ
でステップ26dにおいて補正電力量PP を冷却水温度
hwの関数としてもとめ、ステップ26eにおいて11
00°C基本電力量PC に補正電力量PP を加算して供
給電力量PS を求めた後、ステップ26mに進む。
【0021】PP =PP (Thw) PS =PC +PP ステップ26aで肯定判定されたとき、即ち空燃比セン
サ11が活性化したと判定されたときは、ステップ26
fにおいてフラグXFを "1" に設定した後ステップ2
6gに進む。なお、ステップ26bにおいて否定判定さ
れたとき、即ち内燃機関始動後いったん空燃比センサ1
1が活性化したときは常にステップ26gに進む。
【0022】ステップ26gにおいて内燃機関回転数N
e および吸気圧PM の関数である素子温度710°Cマ
ップに基づき、ヒータ温度を空燃比センサの検出素子1
11をばらつきを含め最低でも約650°Cに維持すべ
く710°Cに制御するのに必要な710°C基本電力
量PB を求める。 PB =PB (Ne ,PM ) なおこの710°Cマップは内燃機関が完全に暖機して
排気ガス温度が十分に高いときに空燃比センサの検出素
子111の温度を710°Cに維持するのに必要な71
0°C基本電力量PB を決定するものであり、内燃機関
暖機中は排気ガス温度が低であるため710°C基本電
力量PB だけでは実際に検出素子111の温度を710
°Cに維持できない。そこでステップ26hにおいて補
正電力量PP を冷却水温度Thwの関数としてもとめ、ス
テップ26iにおいて710°C基本電力量PB に補正
電力量PP を加算して供給電力量PS を求める。
【0023】PP =PP (Thw) PS =PB +PP ステップ26jにおいて内燃機関回転数Ne および吸気
圧PM の関数である1100°Cマップに基づき、ヒー
タ温度を1100°Cに制御するのに必要な1100°
C基本電力量PC を求める。
【0024】PC =PC (Ne ,PM ) ステップ26kにおいて供給電力量PS が1100°C
基本電力量PC 以上であるかを判定する。そして、肯定
判定されたとき、即ち供給電力量PS が1100°C基
本電力量PC 以上であるときは過剰な電力が供給されヒ
ータを損傷するおそれがあるものとして、ステップ26
lで供給電力量PS を1100°C基本電力量PC に制
限してステップ26mに進む。
【0025】なおステップ26kにおいて否定判定され
たとき、即ち供給電力量PS が1100°C基本電力量
C 未満であるときは直接ステップ26mに進む。ステ
ップ26mではデューティ比を100%としたときの供
給電力PA を求め、ステップ26nでは次式によりデュ
ーティ比Dを算出してこの処理を終了する。
【0026】D=PS /PA 図4は基本電力算出マップであって、横軸は内燃機関回
転数Ne 、縦軸は吸気圧力PM を表す。なお、パラメー
タは基本電力量である。ここで、(イ)はヒータ温度1
100°Cマップ、(ロ)は素子温度710°Cマップ
であり、内燃機関回転数および吸気圧力が同じであれば
1100°C基本電力量PC は710°C基本電力量P
B より大きくなる。
【0027】図5は補正電力PP 算出マップであって、
補正電力PP は冷却水温度Thwが高となるに従って減少
する関数となる。図6は本発明に係る空燃比センサのヒ
ータ制御装置の動作説明図であって、(イ)は空燃比セ
ンサ出力の時間変化を、(ロ)は供給電力の時間変化
を、(ハ)は空燃比センサ温度の時間変化を表す。
【0028】時刻t0 において内燃機関が始動される
と、ヒータ112は連続通電(100%デューティ比制
御)されるためヒータ112の温度は急激に上昇する。
時刻t1 においてヒータ112の温度がほぼ1100°
Cに到達すると、ヒータに供給される電力は連続通電制
御から1100°C基本電力PC と補正電力P P を加算
した電力(PC +PP )を目標電力とするデューティ比
制御に切り換わる。
【0029】空燃比センサ11の加熱が進むと時刻t2
以後空燃比センサ11の出力の振幅は徐々に大きくな
り、時刻t3 において空燃比センサ11は活性したもの
と判定される。時刻t3 以後ヒータに供給される電力は
710゜C基本電力PB と補正電力P P を加算した電力
(PB +PP )を目標電力とするデューティ比制御に切
り換わる。
【0030】時刻t3 以後目標電力(PB +PP )をそ
のまま供給すると、時刻t3 から時刻t4 までの間で
(PB +PP )がPC より大となるおそれがあるため、
(ハ)において点線で示されるようにヒータ温度が11
00°Cを越え、ヒータに損傷を与えるおそれがある。
本発明においてはこのような場合、時刻t3 から時刻t
4 までの間の目標電力はPC で制限され(ロ)の斜線部
分の電力が削減されるため、(ハ)において実線で示さ
れるようにヒータ温度は1100°C以下に抑制され、
ヒータが損傷を受けることがない。
【0031】
【発明の効果】本発明にかかる空燃比センサのヒータ制
御装置によれば、内燃機関始動後に空燃比センサが活性
した後にヒータに供給される電力、即ち相対的に小さい
第2の基本電力と冷却水温度に応じて決定される補正電
力とを加算した電力が空燃比センサ活性前にヒータに供
給される相対的に大きい第1の基本電力より大きい場合
にはヒータに供給される電力を第1の基本電力以下に制
限することにより、ヒータが過昇温により損傷を受ける
ことを防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる空燃比センサのヒータ制御装置
の実施例の構成図である。
【図2】ヒータ制御ルーチンのフローチャートである。
【図3】電力算出処理のフローチャートである。
【図4】基本電力算出マップである。
【図5】補正電力算出マップである。
【図6】本発明にかかる空燃比センサのヒータ制御装置
の動作説明図である。
【符号の説明】
10…内燃機関 101…吸気管 102…燃料噴射弁 103…吸気弁 104…ピストン 105…点火栓 106…排気弁 107…排気管 108…ディストリビュータ 109…回転数センサ 11…空燃比センサ 111…検出素子 112…ヒータ 12…駆動回路 121…電源 122…スイッチング素子 123…電流検出抵抗 124…バッファアンプ 141…吸気圧センサ 142…冷却水温度センサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の運転状態を検出するための運
    転状態検出手段と、 排気通路に設置され排気ガスの空燃比を検出する空燃比
    センサが内燃機関始動後に活性したことを判定する空燃
    比センサ活性判定手段と、 前記空燃比センサ活性判定手段によって内燃機関始動後
    空燃比センサが活性していないと判定されている時は前
    記運転状態検出手段によって検出される内燃機関の運転
    状態に応じて第1の基本電力を決定し、前記空燃比セン
    サ活性判定手段によって内燃機関始動後空燃比センサが
    活性していると判定された後は前記運転状態検出手段に
    よって検出される内燃機関の運転状態に応じて第1の基
    本電力より小さい第2の基本電力を決定する基本電力決
    定手段と、 前記運転状態検出手段によって検出される内燃機関冷却
    水温度に応じて補正電力を決定する補正電力決定手段
    と、 前記基本電力決定手段で決定された基本電力を前記補正
    電力決定手段で決定された補正電力に基づき増量補正す
    る増量補正手段と、 前記空燃比センサ活性判定手段によって内燃機関始動後
    空燃比センサが活性していると判定された後に前記増量
    補正手段によって増量補正された電力を第1の基本電力
    以下に制限してヒータに供給する電力を制御するヒータ
    制御手段と、を具備する空燃比センサのヒータ制御装
    置。
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