JPH10100665A - 自動車用空気調和装置のフィルタ支持構造 - Google Patents
自動車用空気調和装置のフィルタ支持構造Info
- Publication number
- JPH10100665A JPH10100665A JP25933196A JP25933196A JPH10100665A JP H10100665 A JPH10100665 A JP H10100665A JP 25933196 A JP25933196 A JP 25933196A JP 25933196 A JP25933196 A JP 25933196A JP H10100665 A JPH10100665 A JP H10100665A
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- Japan
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- casing
- air conditioner
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 車輌の状態変化、例えば、車輌が急発進した
場合であっても、フィルタ挿入口からのドレン水の洩れ
を防止できる自動車用空気調和装置のフィルタ支持構造
を提供する。 【解決手段】 自動車用空気調和装置内の空気通路を形
成するケーシング2の側壁に形成したフィルタ挿入口9
を介して、空気通路を横断するように、着脱自在に挿入
された空気濾過用のフィルタ5を支持してなる自動車用
空気調和装置のフィルタ支持構造において、フィルタ5
の下側の支持面11bをフィルタ挿入口9又はその近傍
からケーシング2の内方に向って下り傾斜したことを特
徴とする。
場合であっても、フィルタ挿入口からのドレン水の洩れ
を防止できる自動車用空気調和装置のフィルタ支持構造
を提供する。 【解決手段】 自動車用空気調和装置内の空気通路を形
成するケーシング2の側壁に形成したフィルタ挿入口9
を介して、空気通路を横断するように、着脱自在に挿入
された空気濾過用のフィルタ5を支持してなる自動車用
空気調和装置のフィルタ支持構造において、フィルタ5
の下側の支持面11bをフィルタ挿入口9又はその近傍
からケーシング2の内方に向って下り傾斜したことを特
徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用空気調和
装置のフィルタ支持構造に関し、特に、車輌の状態変
化、例えば、車輌が急発進した場合であっても、フィル
タ挿入口からのドレン水の洩れを防止できる自動車用空
気調和装置のフィルタ支持構造に関する。
装置のフィルタ支持構造に関し、特に、車輌の状態変
化、例えば、車輌が急発進した場合であっても、フィル
タ挿入口からのドレン水の洩れを防止できる自動車用空
気調和装置のフィルタ支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用空気調和装置には、空気通路を
形成するケーシング内の途中にフィルタを設け、インテ
ークユニットで取り込んだ空気中に混入した塵や埃等の
捕集を行い、車室内の快適性を高めるようにしたものが
ある。前記フィルタに設けられた濾過部材は、例えばパ
ルプ材若しくは布材等の素材からなり、この素材を断面
波状に折曲して形成し、濾過表面積が大きくなるように
してある。このようなフィルタは、インテークユニット
内とかクーリングユニット内に設けられるが、クーリン
グユニットに設けられるものは、前記インテークユニッ
トに設けられた送風ファンよりも空気流れの下流側で、
かつ、ヒータユニットに回動自在に設けられたミックス
ドアよりも上流側のクーリングユニットの空気通路中に
内蔵されたエバポレータの下流側に取付けられる。
形成するケーシング内の途中にフィルタを設け、インテ
ークユニットで取り込んだ空気中に混入した塵や埃等の
捕集を行い、車室内の快適性を高めるようにしたものが
ある。前記フィルタに設けられた濾過部材は、例えばパ
ルプ材若しくは布材等の素材からなり、この素材を断面
波状に折曲して形成し、濾過表面積が大きくなるように
してある。このようなフィルタは、インテークユニット
内とかクーリングユニット内に設けられるが、クーリン
グユニットに設けられるものは、前記インテークユニッ
トに設けられた送風ファンよりも空気流れの下流側で、
かつ、ヒータユニットに回動自在に設けられたミックス
ドアよりも上流側のクーリングユニットの空気通路中に
内蔵されたエバポレータの下流側に取付けられる。
【0003】例えば、図3および図4に示すように、ク
ーリングユニットには、上下に分割された一対のケーシ
ングピース2a,2bを最中合わせして合体されたケー
シング2が設けられ、このケーシング2の内部にエバポ
レータ3が収納支持され、このエバポレータ3の下流側
には、空気の出口開口4が形成されている。
ーリングユニットには、上下に分割された一対のケーシ
ングピース2a,2bを最中合わせして合体されたケー
シング2が設けられ、このケーシング2の内部にエバポ
レータ3が収納支持され、このエバポレータ3の下流側
には、空気の出口開口4が形成されている。
【0004】このエバポレータ3と出口開口4との間
に、フィルタ5が着脱自在に装着されるように構成され
ている。このフィルタ5は、ケーシング2の側壁に形成
されたフィルタ挿入口9から差し込まれて固定されるよ
うになっており、樹脂成形された矩形状の枠体6を有し
ている。この枠体6の中央部には、濾過部材7が設けら
れ、枠体6の上面および下面には、ケーシング2への挿
入用のレール8a,8b(図4)が形成されている。
に、フィルタ5が着脱自在に装着されるように構成され
ている。このフィルタ5は、ケーシング2の側壁に形成
されたフィルタ挿入口9から差し込まれて固定されるよ
うになっており、樹脂成形された矩形状の枠体6を有し
ている。この枠体6の中央部には、濾過部材7が設けら
れ、枠体6の上面および下面には、ケーシング2への挿
入用のレール8a,8b(図4)が形成されている。
【0005】一方、ケーシング2には、フィルタ挿入口
9から差し込まれたフィルタ5を支持するためのフィル
タ支持部10が形成されている。このフィルタ支持部1
0には、フィルタ5の上下のレール8a,8bに嵌合し
てフィルタ5を案内するためのレール嵌合溝11a,1
1bが夫々上部および下部に設けられている。
9から差し込まれたフィルタ5を支持するためのフィル
タ支持部10が形成されている。このフィルタ支持部1
0には、フィルタ5の上下のレール8a,8bに嵌合し
てフィルタ5を案内するためのレール嵌合溝11a,1
1bが夫々上部および下部に設けられている。
【0006】また、エバポレータ3から斜め下方に延出
された2個の配管12,12との干渉を避けるように、
凹所13,13がフィルタ支持部10に形成されてい
る。これにより、フィルタ5のレール8a,8bがレー
ル嵌合溝11a,11bに嵌合されながら、フィルタ5
がフィルタ挿入口9を介して挿入されて、フィルタ5が
フィルタ支持部10に装着されている。
された2個の配管12,12との干渉を避けるように、
凹所13,13がフィルタ支持部10に形成されてい
る。これにより、フィルタ5のレール8a,8bがレー
ル嵌合溝11a,11bに嵌合されながら、フィルタ5
がフィルタ挿入口9を介して挿入されて、フィルタ5が
フィルタ支持部10に装着されている。
【0007】さらに、図4に示すように、ケーシング2
の下方には、エバポレータ3で凝縮して流下されたドレ
ン水を受けるドレン溝14が形成されており、このドレ
ン溝14に連通されたドレン孔15がケーシング2の最
下部に形成されている。これにより、ドレン水は、ドレ
ン溝14からドレン孔15を介して車室外部に排出され
る。
の下方には、エバポレータ3で凝縮して流下されたドレ
ン水を受けるドレン溝14が形成されており、このドレ
ン溝14に連通されたドレン孔15がケーシング2の最
下部に形成されている。これにより、ドレン水は、ドレ
ン溝14からドレン孔15を介して車室外部に排出され
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように構成された
フィルタ支持構造では、フィルタ支持部10の支持面1
1にドレン水が溜まっているときに、車輌の状態が変化
すると、例えば、車輌が急発進した場合には、下側の支
持面11に溜まっているドレン水は、フィルタ挿入口9
に向かって流れ、このフィルタ挿入口9からケーシング
2の外部に洩れる虞れがある。つまり、このフィルタ挿
入口9はフィルタを交換するために設けられており、乗
員側に開口しているので、車室内に洩れる虞れがある。
フィルタ支持構造では、フィルタ支持部10の支持面1
1にドレン水が溜まっているときに、車輌の状態が変化
すると、例えば、車輌が急発進した場合には、下側の支
持面11に溜まっているドレン水は、フィルタ挿入口9
に向かって流れ、このフィルタ挿入口9からケーシング
2の外部に洩れる虞れがある。つまり、このフィルタ挿
入口9はフィルタを交換するために設けられており、乗
員側に開口しているので、車室内に洩れる虞れがある。
【0009】本発明は、上記従来技術の課題を解決する
ためになされたものであり、車輌の状態変化、例えば、
車輌の急発進や登坂時等であっても、フィルタ挿入口か
らのドレン水の洩れを防止できる自動車用空気調和装置
のフィルタ支持構造を提供することを目的とする。
ためになされたものであり、車輌の状態変化、例えば、
車輌の急発進や登坂時等であっても、フィルタ挿入口か
らのドレン水の洩れを防止できる自動車用空気調和装置
のフィルタ支持構造を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明は、自動車用空気調和装置内の空気通路を形
成するケーシングの側壁に形成したフィルタ挿入口より
前記空気通路を横断するように着脱自在に挿入された空
気濾過用のフィルタを支持してなる自動車用空気調和装
置のフィルタ支持構造において、前記フィルタの下側の
支持面をフィルタ挿入口又はその近傍からケーシングの
内方に向って下り傾斜したことを特徴とする。
めの本発明は、自動車用空気調和装置内の空気通路を形
成するケーシングの側壁に形成したフィルタ挿入口より
前記空気通路を横断するように着脱自在に挿入された空
気濾過用のフィルタを支持してなる自動車用空気調和装
置のフィルタ支持構造において、前記フィルタの下側の
支持面をフィルタ挿入口又はその近傍からケーシングの
内方に向って下り傾斜したことを特徴とする。
【0011】このように構成された自動車用空気調和装
置のフィルタ支持構造では、フィルタの下側の支持面が
フィルタ挿入口又はその近傍からケーシングの内方に向
って下り傾斜されているため、車輌の状態変化、例え
ば、車輌が急発進した場合であっても、フィルタの支持
面に溜まっているドレン水は、フィルタ挿入口に向かっ
て流されることがなく、ドレン溝側に流されて排出され
る。そのため、このドレン水がフィルタ挿入口からケー
シングの外部に洩れることがなく、ひいては、空気調和
装置の品質の向上が図られる。
置のフィルタ支持構造では、フィルタの下側の支持面が
フィルタ挿入口又はその近傍からケーシングの内方に向
って下り傾斜されているため、車輌の状態変化、例え
ば、車輌が急発進した場合であっても、フィルタの支持
面に溜まっているドレン水は、フィルタ挿入口に向かっ
て流されることがなく、ドレン溝側に流されて排出され
る。そのため、このドレン水がフィルタ挿入口からケー
シングの外部に洩れることがなく、ひいては、空気調和
装置の品質の向上が図られる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0013】図1は、本発明に係る自動車用空気調和装
置のフィルタ支持構造の実施の形態を示す分解斜視図、
図2は、図1のII−II線に沿う断面図である。
置のフィルタ支持構造の実施の形態を示す分解斜視図、
図2は、図1のII−II線に沿う断面図である。
【0014】図1に示すように、本実施の形態のフィル
タ5は、インテークユニットに設けられた送風ファンよ
りも空気流れの下流側で、かつ、ヒータユニットに回動
自在に設けられたミックスドアよりも上流側の空気通路
中に配置されており、クーリングユニットのケーシング
2に内蔵されたエバポレータ4の下流側に取付けられて
いる。ただし、フィルタ5の取付位置は、特に限定され
るものではなく、インテークユニット内のファンの上流
側あるいは下流側、エバポレータ4の上流側等に配置さ
れていてもよい。
タ5は、インテークユニットに設けられた送風ファンよ
りも空気流れの下流側で、かつ、ヒータユニットに回動
自在に設けられたミックスドアよりも上流側の空気通路
中に配置されており、クーリングユニットのケーシング
2に内蔵されたエバポレータ4の下流側に取付けられて
いる。ただし、フィルタ5の取付位置は、特に限定され
るものではなく、インテークユニット内のファンの上流
側あるいは下流側、エバポレータ4の上流側等に配置さ
れていてもよい。
【0015】フィルタ5は、樹脂成形された矩形状の枠
体6を有しており、この枠体6の中央部には、濾過部材
7が設けられている。濾過部材7は、例えばパルプ材若
しくは布材等の素材からなり、この素材を断面波状に折
曲して形成し、濾過表面積が大きくなるようにしてあ
る。また、濾過部材7に脱臭を行う脱臭層が積層されて
いてもよい。
体6を有しており、この枠体6の中央部には、濾過部材
7が設けられている。濾過部材7は、例えばパルプ材若
しくは布材等の素材からなり、この素材を断面波状に折
曲して形成し、濾過表面積が大きくなるようにしてあ
る。また、濾過部材7に脱臭を行う脱臭層が積層されて
いてもよい。
【0016】また、枠体6の上面および下面には、従来
と同様に、ケーシング2への挿入用のレール8a,8b
(図2)が形成されており、枠体7の一側端には、後述
するフィルタ挿入口9を閉塞するための蓋部16が枠体
6と一体的に樹脂成形されている。
と同様に、ケーシング2への挿入用のレール8a,8b
(図2)が形成されており、枠体7の一側端には、後述
するフィルタ挿入口9を閉塞するための蓋部16が枠体
6と一体的に樹脂成形されている。
【0017】さらに、フィルタ5は、ケーシング2内に
形成される空気通路を横断するように、ケーシング2の
側壁に形成されたフィルタ挿入口9から差し込まれて固
定されるようになっている。ただし、空気調和装置の製
造時に、フィルタ5の有無が設定されている場合には、
フィルタ挿入口9を開口することなくケーシング2を成
形し、フィルタ5を装着する際に、フィルタ挿入口9を
カッター等で切り取って開口すればよい。
形成される空気通路を横断するように、ケーシング2の
側壁に形成されたフィルタ挿入口9から差し込まれて固
定されるようになっている。ただし、空気調和装置の製
造時に、フィルタ5の有無が設定されている場合には、
フィルタ挿入口9を開口することなくケーシング2を成
形し、フィルタ5を装着する際に、フィルタ挿入口9を
カッター等で切り取って開口すればよい。
【0018】一方、ケーシング2には、従来と同様に、
フィルタ挿入口9から差し込まれたフィルタ5を支持す
るためのフィルタ支持部10が形成されている。このフ
ィルタ支持部10には、フィルタ5の上下のレール8
a,8bに嵌合してフィルタ5を案内するための支持面
11とレール嵌合溝11a,11bが夫々上部および下
部に設けられている。また、エバポレータ3から斜め下
方に延出された2個の配管12,12との干渉を避ける
ように、凹所13,13がフィルタ支持部10に形成さ
れている。
フィルタ挿入口9から差し込まれたフィルタ5を支持す
るためのフィルタ支持部10が形成されている。このフ
ィルタ支持部10には、フィルタ5の上下のレール8
a,8bに嵌合してフィルタ5を案内するための支持面
11とレール嵌合溝11a,11bが夫々上部および下
部に設けられている。また、エバポレータ3から斜め下
方に延出された2個の配管12,12との干渉を避ける
ように、凹所13,13がフィルタ支持部10に形成さ
れている。
【0019】従って、フィルタ5をフィルタ挿入口9に
差し込み、フィルタ5のレール8a,8bをフィルタ支
持部10の支持面11上をレール嵌合溝11a,11b
に嵌合しながら、フィルタ5をスライドすれば、フィル
タ5は、所定位置に位置決めされると共に、レールとの
嵌合構造であるため、風圧や車輌の振動によりフィルタ
にがたつきが生じることもない。この後、フィルタ5の
蓋部16により、図示しないパッキン等を介してフィル
タ挿入口9が閉鎖され、空気洩れが防止されている。
差し込み、フィルタ5のレール8a,8bをフィルタ支
持部10の支持面11上をレール嵌合溝11a,11b
に嵌合しながら、フィルタ5をスライドすれば、フィル
タ5は、所定位置に位置決めされると共に、レールとの
嵌合構造であるため、風圧や車輌の振動によりフィルタ
にがたつきが生じることもない。この後、フィルタ5の
蓋部16により、図示しないパッキン等を介してフィル
タ挿入口9が閉鎖され、空気洩れが防止されている。
【0020】さらに、図2に示すように、ケーシング2
の下方には、従来と同様に、エバポレータ3で凝縮して
流下されたドレン水を受けるドレン溝14が形成されて
いる。このドレン溝14に連通されたドレン孔15は、
ケーシング2の最下部に形成されている。これにより、
ドレン水は、ドレン溝14からドレン孔15を介して外
部に排出される。
の下方には、従来と同様に、エバポレータ3で凝縮して
流下されたドレン水を受けるドレン溝14が形成されて
いる。このドレン溝14に連通されたドレン孔15は、
ケーシング2の最下部に形成されている。これにより、
ドレン水は、ドレン溝14からドレン孔15を介して外
部に排出される。
【0021】さらに、本実施の形態では、図1および図
2に示すように、フィルタ支持部10の支持面11のフ
ィルタ挿入口9の入口近傍では、ケーシング2の内方に
向って下り傾斜されるように成形されている。そして、
薄いフィルタ横ずれ防止リブrが支持部のない部分のフ
ィルタ5のずれ及び空気のバイパスを防いでいる。
2に示すように、フィルタ支持部10の支持面11のフ
ィルタ挿入口9の入口近傍では、ケーシング2の内方に
向って下り傾斜されるように成形されている。そして、
薄いフィルタ横ずれ防止リブrが支持部のない部分のフ
ィルタ5のずれ及び空気のバイパスを防いでいる。
【0022】従って、フィルタ支持部10にドレン水が
溜まらないようになっているので、車輌の状態変化、例
えば、車輌が急発進した場合であっても、ドレン水は、
フィルタ挿入口9に向かって流されることがなく、凹所
13を介してドレン溝14に流されて排出される。その
ため、このドレン水がフィルタ挿入口9からケーシング
2の外部に洩れることがない。
溜まらないようになっているので、車輌の状態変化、例
えば、車輌が急発進した場合であっても、ドレン水は、
フィルタ挿入口9に向かって流されることがなく、凹所
13を介してドレン溝14に流されて排出される。その
ため、このドレン水がフィルタ挿入口9からケーシング
2の外部に洩れることがない。
【0023】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れることなく、本発明の要旨を逸脱しない限りにおいて
種々変形することができる。例えば、図1ではフィルタ
支持面11は、配管12,12によりいくつかに分けら
れているが、少なくともフィルタ挿入口9に一番近い支
持面を斜めにすれば良い。
れることなく、本発明の要旨を逸脱しない限りにおいて
種々変形することができる。例えば、図1ではフィルタ
支持面11は、配管12,12によりいくつかに分けら
れているが、少なくともフィルタ挿入口9に一番近い支
持面を斜めにすれば良い。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
フィルタの下側の支持面をフィルタ挿入口又はその近傍
からケーシングの内方に向って下り傾斜してあるため、
エバポレータのドレン水がフィルタ挿入口からケーシン
グの外部に洩れることがなく、ひいては、空気調和装置
の品質の向上を図ることができる。
フィルタの下側の支持面をフィルタ挿入口又はその近傍
からケーシングの内方に向って下り傾斜してあるため、
エバポレータのドレン水がフィルタ挿入口からケーシン
グの外部に洩れることがなく、ひいては、空気調和装置
の品質の向上を図ることができる。
【図1】 本発明の実施の形態を示す分解斜視図であ
る。
る。
【図2】 図1のII−II線に沿う断面図である。
【図3】 従来に係る自動車用空気調和装置のフィルタ
支持構造を示す分解斜視図である。
支持構造を示す分解斜視図である。
【図4】 図3のIV−IV線に沿う断面図である。
2…ケーシング、 3…エバポレータ、 5…フィルタ、 9…フィルタ挿入口、 10…フィルタ支持部、 11b…レール嵌合溝(支持面)、 14…ドレン溝。
Claims (1)
- 【請求項1】 自動車用空気調和装置内の空気通路を形
成するケーシング(2)の側壁に形成したフィルタ挿入口
(9)より前記空気通路を横断するように着脱自在に挿入
された空気濾過用のフィルタ(5)を支持してなる自動車
用空気調和装置のフィルタ支持構造において、 前記フィルタ(5)の下側の支持面(11)を前記フィルタ挿
入口(9)又はその近傍からケーシング(2)の内方に向っ
て下り傾斜したことを特徴とする自動車用空気調和装置
のフィルタ支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25933196A JPH10100665A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 自動車用空気調和装置のフィルタ支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25933196A JPH10100665A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 自動車用空気調和装置のフィルタ支持構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10100665A true JPH10100665A (ja) | 1998-04-21 |
Family
ID=17332620
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25933196A Withdrawn JPH10100665A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 自動車用空気調和装置のフィルタ支持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10100665A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106032913A (zh) * | 2015-03-17 | 2016-10-19 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 空气处理系统 |
JP2016196279A (ja) * | 2015-04-06 | 2016-11-24 | 株式会社ヴァレオジャパン | 車両用空調装置 |
-
1996
- 1996-09-30 JP JP25933196A patent/JPH10100665A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106032913A (zh) * | 2015-03-17 | 2016-10-19 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 空气处理系统 |
JP2016196279A (ja) * | 2015-04-06 | 2016-11-24 | 株式会社ヴァレオジャパン | 車両用空調装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031202 |