JPH10100602A - 段差を乗降できる車輪 - Google Patents
段差を乗降できる車輪Info
- Publication number
- JPH10100602A JPH10100602A JP29224796A JP29224796A JPH10100602A JP H10100602 A JPH10100602 A JP H10100602A JP 29224796 A JP29224796 A JP 29224796A JP 29224796 A JP29224796 A JP 29224796A JP H10100602 A JPH10100602 A JP H10100602A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheel
- step difference
- suspensions
- getting
- suspension
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明は、車輪の全周にサスペンションを
取り付けて、段差上の移動をなめらかにするものであ
る。 【構成】中心部品5に多数のサスペンションを取り付け
る。
取り付けて、段差上の移動をなめらかにするものであ
る。 【構成】中心部品5に多数のサスペンションを取り付け
る。
Description
【産業上の利用分野】この発明は車輪のハブの部分を、
車輪の中心の向きに伸縮するダンパー、サスペンション
とした、段差を乗降できる車輪である。車椅子や、荷物
運搬に用いる車輪として応用できるものである。
車輪の中心の向きに伸縮するダンパー、サスペンション
とした、段差を乗降できる車輪である。車椅子や、荷物
運搬に用いる車輪として応用できるものである。
【従来の技術】従来の車輪は、円形で固定されていた。
そのため、走行している時の路面上の段差は直接、車輪
の上下の動きに影響し、それは振動や衝撃の原因になっ
ている。また、車輪の半径に近い高さの段差を乗降する
ことは、非常に大きな力を必要として、さらに、車輪の
上下の動きにも影響するので、非常に困難であった。特
に、車椅子で道路によくある段差などを乗降する場合、
自力では困難であり、また、荷物運搬に用いる台車で段
差を越える時なども、荷物が落ちそうになり、従来の車
輪やタイヤは不便であった。
そのため、走行している時の路面上の段差は直接、車輪
の上下の動きに影響し、それは振動や衝撃の原因になっ
ている。また、車輪の半径に近い高さの段差を乗降する
ことは、非常に大きな力を必要として、さらに、車輪の
上下の動きにも影響するので、非常に困難であった。特
に、車椅子で道路によくある段差などを乗降する場合、
自力では困難であり、また、荷物運搬に用いる台車で段
差を越える時なども、荷物が落ちそうになり、従来の車
輪やタイヤは不便であった。
【発明が解決しようとする課題】これまでにも、段差を
克服する機構はあったが、なめらかに段差上を走行でき
るものは皆無であった。よって、段差が致命的な車椅子
や荷物運搬の台車ようにこの発明は考案された。
克服する機構はあったが、なめらかに段差上を走行でき
るものは皆無であった。よって、段差が致命的な車椅子
や荷物運搬の台車ようにこの発明は考案された。
【課題を解決するための手段】その構造を説明する。 1.円筒部品1の内部にバネ3を入れる。 2.一方から棒部品2を差し込む。 3.棒部品2の先端にゴム4を取り付ける。 このように構成されたものを、サスペンションとして用
いる。次に、 4.多数のサスペンションを中心部品5に取り付ける。 以上のようにこの発明は構成される。
いる。次に、 4.多数のサスペンションを中心部品5に取り付ける。 以上のようにこの発明は構成される。
【作用】このような構成により、次のような作用が発生
する。車輪が段差にさしかかった場合、段差の角は車輪
のいずれかのサスペンションにあたることになる。ここ
で、このサスペンションには過重か集中して押し込まれ
る。押し込まれることによって、車輪の中心はほとんど
上下の移動をなしに段差を通過できる。この段差を階段
とした場合にも、この発明はおうようできる。図3の使
用例のように、サスペンションは階段の形にそって押し
込まれて、その結果として車輪の中心の移動の軌跡は、
ほぼ斜めの直線となって車椅子や台車の移動はなめらか
となる。
する。車輪が段差にさしかかった場合、段差の角は車輪
のいずれかのサスペンションにあたることになる。ここ
で、このサスペンションには過重か集中して押し込まれ
る。押し込まれることによって、車輪の中心はほとんど
上下の移動をなしに段差を通過できる。この段差を階段
とした場合にも、この発明はおうようできる。図3の使
用例のように、サスペンションは階段の形にそって押し
込まれて、その結果として車輪の中心の移動の軌跡は、
ほぼ斜めの直線となって車椅子や台車の移動はなめらか
となる。
【実施例】サスペンションの数は、多いほど段差での走
行はなめらかになるが、階段での上りは大きな力が必要
になる。棒部品2の先端にゴム4を取り付けたが、車輪
の円周上にゴムなどの弾性の材質のものを巻き付ける
と、平面での走行は安定する。サスペンションが伸び切
った状態での車輪の直径にたいするサスペンションの押
し込まれる大きさは、階段を乗降するためにはおおきい
方がよい。
行はなめらかになるが、階段での上りは大きな力が必要
になる。棒部品2の先端にゴム4を取り付けたが、車輪
の円周上にゴムなどの弾性の材質のものを巻き付ける
と、平面での走行は安定する。サスペンションが伸び切
った状態での車輪の直径にたいするサスペンションの押
し込まれる大きさは、階段を乗降するためにはおおきい
方がよい。
【発明の効果】この発明は、段差をなめらかに乗降でき
るので、車椅子を使用する方の苦労や荷物運搬での労力
を減らすことができる。
るので、車椅子を使用する方の苦労や荷物運搬での労力
を減らすことができる。
【図1】この発明の正面図
【図2】この発明に用いるサスペンションの組立断面図
【図3】この発明の使用例
1は円筒部品 2は棒部品 3はバネ 4はゴム 5は中心部品
Claims (1)
- 【請求項1】車輪のハブの部分を、車輪の中心の向きに
伸縮するサスペンションとした、段差を乗降できる車輪
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29224796A JPH10100602A (ja) | 1996-09-28 | 1996-09-28 | 段差を乗降できる車輪 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29224796A JPH10100602A (ja) | 1996-09-28 | 1996-09-28 | 段差を乗降できる車輪 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10100602A true JPH10100602A (ja) | 1998-04-21 |
Family
ID=17779361
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29224796A Pending JPH10100602A (ja) | 1996-09-28 | 1996-09-28 | 段差を乗降できる車輪 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10100602A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1837204A1 (en) * | 2005-02-09 | 2007-09-26 | Remotec UK Limited | Non pneumatic tyre for a remotely operated stair-climbing vehicle |
WO2009110633A1 (ja) * | 2008-03-07 | 2009-09-11 | 株式会社ブリヂストン | 天体走行車両用車輪 |
JP2009214612A (ja) * | 2008-03-07 | 2009-09-24 | Bridgestone Corp | 天体走行車両用車輪 |
JP2009234558A (ja) * | 2008-03-07 | 2009-10-15 | Bridgestone Corp | 天体走行車両用車輪 |
DE102011052615A1 (de) * | 2011-08-11 | 2013-02-14 | Hochschule Regensburg | Treppengehendes Rad |
JP2013095405A (ja) * | 2011-11-07 | 2013-05-20 | Ihi Aerospace Co Ltd | 車両用車輪 |
CN105686910A (zh) * | 2016-01-25 | 2016-06-22 | 姚仰华 | 一种场景适配式驱动轮结构和驱动方法 |
KR20190103853A (ko) * | 2018-02-28 | 2019-09-05 | 공주대학교 산학협력단 | 차량용 가변휠 장치 |
EP3743290B1 (en) * | 2018-01-26 | 2022-03-09 | Andrea Belli | Wheel with movable elements |
-
1996
- 1996-09-28 JP JP29224796A patent/JPH10100602A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US8640752B2 (en) | 2008-03-07 | 2014-02-04 | Bridgestone Corporation | Celestial body running vehicle wheel |
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