JPH0999134A - 遊技機の電飾装置 - Google Patents

遊技機の電飾装置

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JPH0999134A
JPH0999134A JP25900895A JP25900895A JPH0999134A JP H0999134 A JPH0999134 A JP H0999134A JP 25900895 A JP25900895 A JP 25900895A JP 25900895 A JP25900895 A JP 25900895A JP H0999134 A JPH0999134 A JP H0999134A
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light emitting
light emission
power
emitting display
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JP25900895A
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Inventor
Akihiro Isomura
明宏 磯村
Akio Niijima
彰夫 新島
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Heiwa Corp
Original Assignee
Heiwa Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エレクロルミネセンスランプの発光表示の明
るさ又は色の変化を図り、視覚に訴える遊技性を高め
る。 【解決手段】 遊技制御回路11が遊技機能部品を遊技
状況に応じ制御し、ドライバー回路12がエレクトロル
ミネセンスランプからなる発光表示部10a〜10gの
電源として異なる複数の発光動作電力(電圧又は周波
数)を発生し、遊技電力決定手段13がドライバー回路
12に遊技制御回路11からの遊技状況に応じた発光動
作電力の選択を指示することで、エレクロルミネセンス
ランプの蛍光発光表示の明るさ又は色を変化させて、視
覚に訴える遊技性を向上することができる。また、ゲー
ジ盤1又はそれを組み込む機枠の前面に明るさセンサを
設け、その明るさセンサからの出力で上記ドライバー回
路12から発光表示部10a〜10gに供給される発光
動作電力を補正することもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はパチンコ機やスロ
ットマシンなどの遊技機に用いられ、エレクトロルミネ
センスランプを発光表示部として備えた電飾装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機の電飾装置としては、特開平
4−50092号公報、特開平7−16341号公報及
び特開平7−108084号公報に開示されたように、
遊技板の前面に表面電極と発光層と絶縁層と背面電極と
を重ね合わせてなるエレクトロルミネセンスランプを発
光表示部として設けることが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記電飾装置
ではエレクトロルミネセンスランプに単一の発光動作電
力を供給するだけであり、エレクトロルミネセンスラン
プの蛍光発光表示の明るさ又は色が一様で視覚に訴える
遊技性に欠ける問題を内在する。
【0004】そこで、この発明は、遊技状況又は周囲の
明るさのいずれか一方又は両方に応じてエレクトロルミ
ネセンスランプに供給する発光動作電力を変えて、エレ
クトロルミネセンスランプの蛍光発光表示の明るさ又は
色に変化を持たせ、視覚に訴える遊技性を向上すること
ができる遊技機の電飾装置を提供しようとするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の電飾装置は、
遊技板の前面に遊技機能部品とエレクトロルミネセンス
ランプとを備えた遊技機において、遊技制御回路、ドラ
イバー回路及び発光電力決定手段を備え、遊技制御回路
が遊技機能部品を遊技状況に応じ制御し、ドライバー回
路がエレクトロルミネセンスランプの電源として異なる
複数の発光動作電力を発生し、発光電力決定手段がドラ
イバー回路に遊技制御回路からの遊技状況に応じた発光
動作電力の選択を指示することを特徴としている。この
請求項1の構成によれば、複数の発光動作電力の中から
遊技状況応じた発光動作電力を選択してエレクトロルミ
ネセンスランプに供給することにより、エレクトロルミ
ネセンスランプの蛍光発光表示の明るさの変化又は色の
変化を図り、視覚に訴える遊技性を向上することができ
る。請求項2の電飾装置は、請求項1に記載の遊技板の
前面側周囲の明るさを検出する明るさ検出手段と、この
明るさ検出手段からの出力に応じた発光動作電力の補正
をドライバー回路に指示する補正手段とを備えたことを
特徴としている。この請求項2の構成によれば、エレク
トロルミネセンスランプを複数の発光動作電力の中から
周囲の明るさに応じた発光動作電力で以て遊技状況に応
じて点灯することにより、エレクトロルミネセンスラン
プの蛍光発光表示の明るさ又は色を遊技機の周囲の照明
に合わせて変化させ、視覚に訴える遊技性を向上するこ
とができる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は実施形態1のパチンコ機の
電飾装置を示している。この図1において、1は店の島
に取り付けられる外枠とこれに開閉可能に装着された内
枠とからなるパチンコ機の図外の機枠の内部に着脱自在
に組み付けられたゲージ盤で、このゲージ盤1はほぼ方
形のベニヤ板に構成された遊技板の前面の全域にデザイ
ン図の描かれたセルシートを一体に結合してあり、その
セルシート上に図外の発射装置から発射された図外の遊
技球を遊技領域に誘導するバンド2、センタ役物3、風
車4、始動口5、一般入賞口6、大入賞口7、アウト口
8及び多数の遊技釘9を備えている。セルシートは、大
まかには、光透過性を有する透明なポリエチレンテレフ
タレートフィルム(PETフィルムと俗称されている)
製の表面パネルの裏面に、点線で示すように点在配置さ
れたエレクトロルミネセンスランプからなる複数の発光
表示部10a,10b,10c,10d,10e,10
f,10gと、発光表示部10a〜10g以外の部分で
ある通常の塗料印刷にて形成された非発光表示部10h
とからなる、デザイン図を有している。また、ゲージ盤
1の裏面又は機枠の裏面には遊技制御回路11やドライ
バー回路12及び発光電力決定手段13を設置してあ
る。
【0007】遊技制御回路11は予め設定されたプログ
ラムに従って動作するマイクロコンピュータに構成され
ており、始動口5や一般入賞口6への入賞検出による遊
技状況に応じてセンタ役物3や図外の賞球機構を動作す
る一方、遊技状況に応じて発光表示部10a〜10gと
同数の点灯信号を発生してフレキシブルフラットケーブ
ルのような電線によりドライバー回路12に供給する。
【0008】ドライバー回路12は発光表示部10a〜
10gの電源を構成するものであって、遊技制御回路1
1の発光表示部10a〜10gと同数の点灯信号の論理
和出力によって動作を開始することにより、遊技制御回
路11から供給される直流24Vを交流100V〜12
0Vで880Hzに変換した異なる第1・第2・第3な
どの複数の発光動作電力12a,12b,12cを発生
し、発光電力決定手段13からの選択信号により、複数
の発光動作電力12a〜12cの中から遊技制御回路1
1で遊技状況に基づき生成される遊技信号に応じた発光
動作電力を選択し、その発光動作電力を遊技制御回路1
1で遊技状況に基づき生成される点灯信号に応じて発光
表示部10a〜10gごとに供給する。
【0009】発光電力決定手段13は、予め設定された
プログラムに従って動作するマイクロコンピュータに構
成されており、遊技制御回路11からの遊技信号に応じ
た発光動作電力の選択信号をドライバー回路12に指示
することにより、ドライバー回路12が複数の発光動作
電力12a〜12cの中から遊技制御回路11で遊技状
況に基づき生成される遊技信号に応じた発光動作電力を
選択し、その発光動作電力を遊技制御回路11で遊技状
況に基づき生成される点灯信号に応じて発光表示部11
a〜11gごとに供給することを、ドライバー回路12
に促す。
【0010】図2は、上記ドライバー回路12から上記
複数の発光表示部10a〜10gの中の1つの発光表示
部としての発光表示部10に、選択された発光動作電力
を供給する回路を示している。この図2において、14
はドライバー回路12の例えば交流120Vで880H
zに変換された電力を出力し得る電源、15はドライバ
ー回路12の電力切替部であって、この電力切替部15
は、電源14に接続された高出力部16、電源14に抵
抗器R1を介して接続された中出力部17、電源14に
抵抗器R2を介して接続された低出力部18、発光電力
決定手段13からの出力で出力部16〜18と選択的に
接触する状態に可動する可動部19を備えている。抵抗
器R1,R2の抵抗値は例えばR1<R2の関係にある
ものとする。20は電力切替部15の出力端を構成する
可動部19に発光表示部10を接続した電力線である。
【0011】発光表示部10は、表面パネルの裏面の全
面に真空蒸着にて敷設された光透過性を有する表面電極
10iと、この表面電極10iの裏面に局部的に印刷に
て敷設された発光層10jと、この発光層10jの裏面
に印刷にて敷設されていると共に電力線19に接続され
た背面電極10kとの積層体に形成されている。表面電
極10iは図1に示す複数の発光表示部10a〜10g
に共通する接地電極になっている。発光層10j及び背
面電極10kは上記複数の発光表示部10a〜10gご
とに個別に設けられている。
【0012】この実施形態1では、発表示部10は遊技
機のセルシートに組み込まれたエレクトロルミネセンス
ランプに構成されていることから、図示は省略するが、
実際には、セルシートが表面電極10iの裏面に発光層
10jと印刷にて並設状態に配置された非発光層、この
非発光層の裏面及び発光層10jの裏面を覆う状態で印
刷された絶縁層、この発光層10jと対応する位置で絶
縁層の裏面に印刷にて形成された背面電極10kの裏面
及び絶縁層を覆う状態で印刷された保護層、保護層の裏
面に接着層で接着されたケント紙のような定着用紙を有
する積層体になっており、このセルシートの定着用紙の
裏面を接着剤で遊技板の前面に一体に結合して、図1に
示すゲージ盤1を形成している。
【0013】従って、この実施形態1の構造によれば、
図外の電源が投入されると、遊技制御回路11が起動し
て遊技可能な状態となり、この状態において、遊技者が
図外の上皿セットに遊技球を入れ、グリップを一方向に
回転操作して発射装置で遊技球を弾き、その弾かれた遊
技球がバンド2に沿ってバンド2より内部の遊技領域に
導かれ、その遊技球の上向きの推力がその遊技球の重力
よりも小さくなることによって、遊技球は遊技領域を下
方に向けて転がり、その転がる途中で遊技釘9、センタ
役物3、風車4などに当たりながら一般入賞口6に入っ
て定数の遊技球を上皿セットに出玉(当たり球)として
供給する定数供給球となったり、始動口5に入ってセン
タ役物3の動作を開始する始動球およびその後に発生す
る可能性の有る大入賞口7を開閉する権利発生球となっ
たり、始動口5や一般入賞口6に入らなかった遊技球は
アウト口8に入ってアウト球となる。
【0014】上記始動口5に遊技球が入ると、遊技制御
回路11が遊技信号を発生し、その遊技信号でセンタ役
物3や図外の賞球機構を動作すると共に当該遊技信号を
発光電力決定手段13に出力する一方、点灯信号を発生
し、その点灯信号をドライバー回路12に出力する。そ
して、発光電力決定手段13が遊技制御回路11からの
始動口5への入賞、センタ役物3による当たり、大入賞
口7の開閉中、又は打ち止めなどの各種の遊技信号に応
じた選択信号をプログラムに従って発生し、その選択信
号で図2に示す可動部19を移動停止して出力部16〜
18のうちの1つに接触させる。
【0015】例えば、可動部19が高出力部16に接触
した状態ではドライバー回路12の電源14から120
Vで800Hzの高電圧の発光動作電力が発光表示部1
0に印加し、可動部19が中出力部17に接触した状態
ではドライバー回路12の電源14から110Vで80
0Hzの中電圧の発光動作電力が発光表示部10に印加
し、可動部19が低出力部18に接触した状態ではドラ
イバー回路12の電源14から100Vで800Hzの
低電圧の発光動作電力が発光表示部10に印加する。
【0016】要するに、この実施形態1によれば、発光
電力決定手段13が、ドライバー回路12で発生した高
・中・低の複数の発光動作電力の中から、遊技制御回路
11からの遊技信号に応じた発光動作電力を選択する。
そして、ドライバー回路12が、上記選択された発光動
作電力に応じた発光動作電力を、可動部19と接触状態
の出力部16〜18のうちの1つを介して、発光表示部
10に、遊技制御回路11からの点灯信号に応じて供給
するので、発光表示部10が選択された高・中・低の発
光動作電力に応じた変化に富む明るさ又は色を以て蛍光
発光表示し、視覚に訴える遊技性を向上することができ
る。なお、エレクトロルミネセンスランプからなる発光
表示部10の明るさ又は色が印加される電圧又は周波数
によって変化することは、発光層10jの成分にもよる
が、日刊工業新聞社発行の著者;内田一三、原島治の
「エレクトロルミネッセンス」に掲載されている。
【0017】図3は実施形態2のドライバー回路12か
ら発光表示部10Aに選択された発光動作電力を供給す
る回路を示している。この図3では、ドライバー回路1
2が複数の電力切替部21,22を有し、実施形態1の
発光表示部10に相当する発光表示部10Aが一つの発
光層10jに対して電力切替部21,22と同数の複数
の背面電極10m,10nを有している。複数の背面電
極10m,10nは相互に電気絶縁された状態に形成さ
れている。電力切替部21は、電源14に接続された高
出力部23、電源14に抵抗器R3を介して接続された
中出力部24、電源14に抵抗器R4を介して接続され
た低出力部25、発光電力決定手段13からの出力で出
力部23〜25と選択的に接触する状態に可動する可動
部26を備えており、この可動部26には電線27で背
面電極10mを接続してある。電力切替部22は、電源
14に接続された高出力部28、電源14に抵抗器R5
を介して接続された中出力部29、電源14に抵抗器R
6を介して接続された低出力部30、発光電力決定手段
13からの出力で出力部28〜30と選択的に接触する
状態に可動する可動部31を備えており、この可動部3
1には電線32で背面電極10nを接続してある。抵抗
器R3,R4の抵抗値は例えばR3<R4の関係にあ
り、抵抗器R5,R6の抵抗値は例えばR5<R6の関
係にあるものとする。
【0018】従って、この実施形態2の構成によれば、
発光電力決定手段13が、遊技制御回路11からの遊技
信号に応じた選択信号をプログラムに従って発生し、そ
の選択信号で可動部26,31を移動停止して電力切替
部21の出力部23〜25のうちの1つに、及び電力切
替部22の出力部28〜30のうちの1つに個別に接触
させる。これにより、ドライバー回路12が、上記選択
された発光動作電力に応じた発光動作電力を、可動部2
6と接触状態の出力部23〜25のうちの1つ及び可動
部31と接触状態の出力部28〜30のうちの1つを介
して、遊技制御回路11からの点灯信号に応じて、発光
表示部10Aの背面電極10m,10nに個別に供給す
るので、発光表示部10Aにおける発光層10jの背面
電極10mに対応する部分及び背面電極10nに対応す
る部分が選択された高・中・低の発光動作電力に応じた
変化に富む明るさ又は色を以て蛍光発光表示し、視覚に
訴える遊技性を向上することができる。
【0019】とりわけ、この実施形態2では、可動部2
6,31を発光電力決定手段13からの出力で非連動に
動作し、発光層10jの背面電極10mに対応する部分
及び背面電極10nに対応する部分相互で明るさ又は色
を異なる意外性の大きな状態に蛍光発光表示し、視覚に
訴える遊技性を向上することができる。
【0020】図4は、実施形態3のドライバー回路12
から複数の発光表示部10a〜10gに相当する複数の
発光表示部としての発光表示部10B,10C,10D
に、選択された発光動作電力を供給する回路を示してい
る。この図4では、ドライバー回路12が複数の電力切
替部40,41,42を有し、発光表示部10B〜10
Dが表面電極10iを共通とし、発光表示部10Bが発
光層10p及び背面電極10qを有し、発光表示部10
Cが発光層10r及び背面電極10sを有し、発光表示
部10Dが発光層10t及び背面電極10uを有してい
る。複数の発光層10p,10r,10t相互及び背面
電極10q,10s,10u相互は電気絶縁された状態
に形成されている。
【0021】電力切替部40は、ドライバー回路12の
電源14に接続された高出力部43、電源14に抵抗器
R7を介して接続された中出力部44、電源14に抵抗
器R8を介して接続された低出力部45、発光電力決定
手段13からの出力で出力部43〜45と選択的に接触
する状態に可動する可動部46を備えており、この可動
部46には電線47で背面電極10qを接続してある。
【0022】電力切替部41は、電源14に接続された
高出力部48、電源14に抵抗器R9を介して接続され
た中出力部49、電源14に抵抗器R10を介して接続
された低出力部50、発光電力決定手段13からの出力
で出力部48〜50と選択的に接触する状態に可動する
可動部51を備えており、この可動部51には電線52
で背面電極10sを接続してある。
【0023】電力切替部42、電源14に接続された高
出力部53、電源14に抵抗器R11を介して接続され
た中出力部54、電源14に抵抗器R12を介して接続
された低出力部55、発光電力決定手段13からの出力
で出力部53〜55と選択的に接触する状態に可動する
可動部56を備えており、この可動部56には電線57
で背面電極10uを接続してある。
【0024】抵抗器R7,R8の抵抗値は例えばR7<
R8の関係にあり、抵抗器R9,R10の抵抗値は例え
ばR9<R10の関係にあり、抵抗器R11,R12の
抵抗値は例えばR11<R12の関係にあるものとす
る。
【0025】従って、この実施形態3の構成によれば、
発光電力決定手段13が、遊技制御回路11からの遊技
信号に応じた選択信号をプログラムに従って発生し、そ
の選択信号で可動部46,51,56を移動停止して電
力切替部40の出力部43〜45のうちの1つに、及び
電力切替部41の出力部48〜50のうちの1つに、さ
らに電力切替部42の出力部53〜55のうちの1つに
個別に接触させる。これにより、ドライバー回路12
が、上記選択された発光動作電力に応じた発光動作電力
を、可動部46と接触状態の出力部43〜45のうちの
1つ、及び可動部51と接触状態の出力部48〜50の
うちの1つ、さらに可動部56と接触状態の出力部53
〜55のうちの1つを介して、遊技制御回路11からの
点灯信号に応じて、発光表示部10B〜10Dの背面電
極10q,10s,10uに個別に供給するので、発光
表示部10B〜10Dのそれぞれが選択された高・中・
低の発光動作電力に応じた変化に富む明るさ又は色を以
て蛍光発光表示し、視覚に訴える遊技性を向上すること
ができる。
【0026】とりわけ、この実施形態3では、可動部4
6,51,56を発光電力決定手段13からの出力で非
連動に動作し、例えば図5に示すように、遊技制御回路
11からの始動口への入賞、センタ役物による当たり、
大入賞口の開閉中、又は打ち止めなどの各種の遊技信号
に対し、発光表示部10B〜10Dに供給する発光動作
電力を高・中・低の発光動作電力に切り替えることによ
り、複数の発光表示部10B〜10D相互で明るさ又は
色を異なる変化に富む状態に蛍光発光表示し、視覚に訴
える遊技性を向上することができる。
【0027】図6は実施形態4のパチンコ機の電飾装置
を示している。この図4において、ゲージ盤1の組み込
まれた機枠60の前面にはフォトトランジスタのような
明るさ検出手段としての明るさセンサ61を設けてあ
る。この明るさセンサ61は機枠60の前面周囲、換言
するならばゲージ盤1の前面側周囲の明るさを検出して
変換された電気信号を補正手段62に出力する。この補
正手段62は、予め設定されたプログラムに従って動作
するマイクロコンピュータに構成されていて、機枠60
の裏面又はゲージ盤1の裏面に遊技制御回路11やドラ
イバー回路12及び発光電力決定手段13と共に設けら
ており、明るさセンサ61からの出力と予め設定された
明るさ基準値との偏差を演算し、その偏差を予め定めた
補正データに照合して補正出力を求め、その補正出力を
明るさセンサ61からの出力に応じた発光動作電力の補
正信号としてドライバー回路12に指示する。なお、図
中の符号63は発射装置を操作するためのグリップ、6
4は上皿セット、65は下皿セットである。
【0028】図7は上記ドライバー回路12からゲージ
盤1中の複数の発光表示部10a〜10dの中の1つの
発光表示部としての発光表示部10に、選択された発光
動作電力を供給する回路を示している。この実施形態4
での明るさ検出による発光動作電力の補正は前記実施形
態1〜3の全部に採用できるけれども、図面及び説明を
簡明にすることから、この図7では、図2に示す実施形
態1の回路に相当する回路を図示してあり、ドライバー
回路12の電力切替部65の高出力部66、中出力部6
7及び低出力部68のぞれぞれを電源14に可変抵抗器
R13,R14,R15を介して個別に接続してある。
各可変抵抗器R13〜R15は抵抗値の可変範囲を同じ
ものを使用することは可能であるが、補正手段62の出
力構成を簡素化することから、各可変抵抗器R13〜R
15の摺動子が同距離移動した状態おいて、R13<R
14<R15の関係にあり、但し、可変抵抗器R13は
その摺動子が可変範囲の最小位置に来たとき抵抗値がゼ
ロになるものとする。また、各可変抵抗器R13〜R1
5の摺動子は補正手段62から同一の補正信号が供給さ
れるように補正手段62の出力部に配線してあり、補正
手段62からの補正信号で同一距離移動する態様になっ
ている。
【0029】従って、この実施形態4の構成によれば、
ドライバー回路12が補正手段62による補正と発光電
力決定手段13による選択との指示によって、ゲージ盤
1の前面側周囲の明るさで補正しかつ遊技状況で選択さ
れた発光動作電力を、可動部69と接触状態の出力部6
6〜68のうちの1つを介して、発光表示部10に供給
することにより、エレクトロルミネセンスランプの蛍光
発光表示の明るさ又は色を遊技機の周囲の照明に合わせ
て変化させ、視覚に訴える遊技性を向上することができ
る。
【0030】この実施形態4において、図7に示した摺
動抵抗器R13を電線とし、摺動抵抗器R14,R15
をそれぞれ抵抗値の違う固定抵抗器に置き換える共に、
図7に示した摺動抵抗器R13〜R15相互の接続点7
0と電源14を結んだ電線に代えて、当該接続点70と
電源14とに摺動抵抗器を接続し、この摺動抵抗器の摺
動子を補正手段62からの補正信号で移動するようにす
れば、回路構成が簡単となる。
【0031】なお、前記実施形態は抵抗器とメカニカル
タイプのスイッチとで発光動作電力を選択する場合を図
示して説明したが、図示は省略するが、ICなどを用い
た回路で選択することも可能である。
【0032】また、発光動作電力として電圧を選択した
が、電源14に一定の電圧を発生させると共に、抵抗器
を周波数変換器と読み替えて、電源14からの電圧の周
波数を可変することにより、発光表示部の明るさ又は色
を可変することもできる。つまり、発光動作電力には発
光動作電圧及び発光動作周波数を含むものとする。
【0033】また、発光表示部10a〜10gをバンド
2の内部に区画されたゲージ盤1の遊技領域に配置した
が、発光表示部をバンド2より外側に位置するゲージ盤
1の非遊技領域又は機枠1における内枠の前面に配置し
ても実施できる。
【0034】また前記実施形態は遊技機として遊技球を
使用するパチンコ機を図示して説明したが、同実施形態
での始動口5や一般入賞口6への入賞検出による遊技状
況をメダル投入による遊技状況と読み替えれることによ
りスロットマシンにも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態1を示す構成図。
【図2】 実施形態1の要部を示す回路図。
【図3】 実施形態2を示す回路図。
【図4】 実施形態3を示す回路図。
【図5】 実施形態3の遊技状況と発光動作電力との関
係を示す図表。
【図6】 実施形態4のを示す構成図。
【図7】 実施形態4の要部を示す回路図。
【符号の説明】
1 ゲージ盤 10,10A〜10D,10a〜10g, 発光表示部 10h 非発光表示部 11 遊技制御回路 12 ドライバー回路 13 発光電力決定手段 14 電源 15,21,22,40〜42,65 電力切替部 61 明るさセンサ(明るさ検出手段) 62 補正手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技板の前面に、役物や飾りなどの遊技
    機能部品と、発光表示部としてのエレクトロルミネセン
    スランプとを備えた遊技機において、遊技機能部品を遊
    技状況に応じ制御する遊技制御回路と、エレクトロルミ
    ネセンスランプの電源として異なる複数の発光動作電力
    を発生するドライバー回路と、このドライバー回路に遊
    技制御回路からの遊技状況に応じた発光動作電力の選択
    を指示する発光電力決定手段とを備えたことを特徴とす
    る遊技機の電飾装置。
  2. 【請求項2】 遊技板の前面側周囲の明るさを検出する
    明るさ検出手段と、この明るさ検出手段からの出力に応
    じた発光動作電力の補正をドライバー回路に指示する補
    正手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の遊技
    機の電飾装置。
JP25900895A 1995-10-05 1995-10-05 遊技機の電飾装置 Pending JPH0999134A (ja)

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