JPH0998448A - マトリクスボード - Google Patents
マトリクスボードInfo
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- JPH0998448A JPH0998448A JP7253595A JP25359595A JPH0998448A JP H0998448 A JPH0998448 A JP H0998448A JP 7253595 A JP7253595 A JP 7253595A JP 25359595 A JP25359595 A JP 25359595A JP H0998448 A JPH0998448 A JP H0998448A
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- hole
- connection pin
- matrix board
- connection
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- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/0286—Programmable, customizable or modifiable circuits
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/0296—Conductive pattern lay-out details not covered by sub groups H05K1/02 - H05K1/0295
- H05K1/0298—Multilayer circuits
Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のマトリクスボードでは接続ピンは別個
に設けたボードから供給されるので、回線接続や切り離
し動作に時間が多くかかっていた。 【解決手段】 マトリクスボードの端子部２に接続ピン
の収容エリア３を設けることとし、このエリアに、複数
本設けたＸ方向のパターンとそれぞれ同一ライン上に位
置するように接続ピン収容ホール５を設ける。
に設けたボードから供給されるので、回線接続や切り離
し動作に時間が多くかかっていた。 【解決手段】 マトリクスボードの端子部２に接続ピン
の収容エリア３を設けることとし、このエリアに、複数
本設けたＸ方向のパターンとそれぞれ同一ライン上に位
置するように接続ピン収容ホール５を設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話交換機と加入
者線を結ぶ主配線盤（ＭＤＦ）のジャンパリングをロボ
ットを用いて自動で行えるようにした自動ＭＤＦ装置に
用いられたり、配線システムとして、専用線網間の配
線、中継線間の配線、交換機と伝送装置間の配線等に利
用されるマトリクスボードに関するものである。
者線を結ぶ主配線盤（ＭＤＦ）のジャンパリングをロボ
ットを用いて自動で行えるようにした自動ＭＤＦ装置に
用いられたり、配線システムとして、専用線網間の配
線、中継線間の配線、交換機と伝送装置間の配線等に利
用されるマトリクスボードに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】マトリクスボードは、複数本のＸ方向の
パターンが設けられた層と複数本のＹ方向のパターンが
設けられた層と複数本のＸ方向のパターンが設けられた
層と複数本のＹ方向のパターンが設けられた層とを各パ
ターン間で絶縁が保たれるように重ね、Ｘ方向のパター
ンとＹ方向のパターンの各交差点に格子ホールを設け
て、所要の格子ホールに接続ピンを挿入することで、Ｘ
方向のパターンとＹ方向のパターンとを電気的に接続す
るものである。
パターンが設けられた層と複数本のＹ方向のパターンが
設けられた層と複数本のＸ方向のパターンが設けられた
層と複数本のＹ方向のパターンが設けられた層とを各パ
ターン間で絶縁が保たれるように重ね、Ｘ方向のパター
ンとＹ方向のパターンの各交差点に格子ホールを設け
て、所要の格子ホールに接続ピンを挿入することで、Ｘ
方向のパターンとＹ方向のパターンとを電気的に接続す
るものである。
【０００３】このような構成のマトリクスボードにおい
て、従来のマトリクスボードは、接続ピンを収容するエ
リアは設けず、接続ピンを収容するピン供給ボードを別
個に設け、必要に応じてこのピン供給ボードから接続ピ
ンを取り出して、マトリクスボードの所望の格子ホール
に挿入していた。また、マトリクスボードの格子ホール
に挿入されていた接続ピンを抜き取ると、この接続ピン
をピン供給ボードに収容していた。
て、従来のマトリクスボードは、接続ピンを収容するエ
リアは設けず、接続ピンを収容するピン供給ボードを別
個に設け、必要に応じてこのピン供給ボードから接続ピ
ンを取り出して、マトリクスボードの所望の格子ホール
に挿入していた。また、マトリクスボードの格子ホール
に挿入されていた接続ピンを抜き取ると、この接続ピン
をピン供給ボードに収容していた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のマトリクスボードであると、ピン供給ボードが
別個に設けられているので、マトリクスボードにおける
回線接続あるいは切り離し動作の際には、マトリクスボ
ードとピン供給ボードとの間で接続ピンを移動させる動
作が必要であり、回線接続や切り離し動作に時間が多く
かかっていた。上述した接続ピンの移動時間を短くする
ため、ロボットは数ｍの距離を高速で移動し、接続ピン
を確実に所定の格子ホールに挿入するためのトルクや、
位置決め精度や、フレームの直線性精度等、様々な厳し
い負荷をおわせられ、装置全体のコスト高の要因となっ
ていた。
た従来のマトリクスボードであると、ピン供給ボードが
別個に設けられているので、マトリクスボードにおける
回線接続あるいは切り離し動作の際には、マトリクスボ
ードとピン供給ボードとの間で接続ピンを移動させる動
作が必要であり、回線接続や切り離し動作に時間が多く
かかっていた。上述した接続ピンの移動時間を短くする
ため、ロボットは数ｍの距離を高速で移動し、接続ピン
を確実に所定の格子ホールに挿入するためのトルクや、
位置決め精度や、フレームの直線性精度等、様々な厳し
い負荷をおわせられ、装置全体のコスト高の要因となっ
ていた。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明は、複数本のＸ方向のパターンが設けられ
た層と複数本のＹ方向のパターンが設けられた層とを各
パターン間で絶縁が保たれるように交互に複数重ね、Ｘ
方向のパターンとＹ方向のパターンの各交差点に格子ホ
ールを設けて、所要の格子ホールに接続ピンが挿入され
ることでＸ方向のパターンとＹ方向のパターンとが電気
的に接続されるマトリクス回路を内蔵したマトリクスボ
ードにおいて、前記接続ピンの収容用のホールを設けた
もので、この収容用ホールは、前記Ｘ方向のパターンか
Ｙ方向のパターンと同一ライン上に設けることとする。
ため、本発明は、複数本のＸ方向のパターンが設けられ
た層と複数本のＹ方向のパターンが設けられた層とを各
パターン間で絶縁が保たれるように交互に複数重ね、Ｘ
方向のパターンとＹ方向のパターンの各交差点に格子ホ
ールを設けて、所要の格子ホールに接続ピンが挿入され
ることでＸ方向のパターンとＹ方向のパターンとが電気
的に接続されるマトリクス回路を内蔵したマトリクスボ
ードにおいて、前記接続ピンの収容用のホールを設けた
もので、この収容用ホールは、前記Ｘ方向のパターンか
Ｙ方向のパターンと同一ライン上に設けることとする。
【０００６】
【発明の実施の形態】図１は本発明のマトリクスボード
の第１の実施の形態を示す平面図である。図において、
１はＸ方向のパターンとＹ方向のパターンの各交差点に
設けられた格子ホールで、この格子ホール１に図示しな
い接続ピンが挿入されることで、該格子ホール１を通過
するＸ方向のパターンとＹ方向のパターンが電気的に接
続される。２はマトリクスボードの２辺に設けられる端
子部で、上下でペアとなっているＸ方向のパターンおよ
びＹ方向のパターンに対応して、１ラインに対して２個
の端子２ａ，２ｂが設けられている。３は前記端子部２
に設けられる基本接続用接続ピンの収容エリアで、Ｘ方
向のパターンかＹ方向のパターンに対して同一ライン上
に接続ピンを挿入できる接続ピン収容ホール５を設ける
ものである。
の第１の実施の形態を示す平面図である。図において、
１はＸ方向のパターンとＹ方向のパターンの各交差点に
設けられた格子ホールで、この格子ホール１に図示しな
い接続ピンが挿入されることで、該格子ホール１を通過
するＸ方向のパターンとＹ方向のパターンが電気的に接
続される。２はマトリクスボードの２辺に設けられる端
子部で、上下でペアとなっているＸ方向のパターンおよ
びＹ方向のパターンに対応して、１ラインに対して２個
の端子２ａ，２ｂが設けられている。３は前記端子部２
に設けられる基本接続用接続ピンの収容エリアで、Ｘ方
向のパターンかＹ方向のパターンに対して同一ライン上
に接続ピンを挿入できる接続ピン収容ホール５を設ける
ものである。
【０００７】図２は第１の実施の形態のマトリクスボー
ドの要部平面図で、以下に第１の実施の形態における接
続ピンの収容エリアの詳細を説明する。ここで、図２
（ａ）はマトリクスボードの表面を表し、図２（ｂ）は
内層の第１層目、図２（ｃ）は第２層目、図２（ｄ）は
第３層目、図２（ｅ）は第４層目を表している。図にお
いて、４ａは第１層目に設けられるＸ方向のパターン、
４ｂは第２層目に設けられるＹ方向のパターン、４ｃは
第３層目に設けられるＸ方向のパターン、４ｄは第４層
目に設けられるＹ方向のパターンであり、第１層目と第
３層目のパターン同士、第２層目と第４層目のパターン
同士はそれぞれ重なりあう位置にあってペアになってお
り、Ｘ方向のパターンとＹ方向のパターンのそれぞれの
交差点に格子ホール１が設けられている。そして、Ｘ方
向のパターンにおいては、第１層目に設けられるパター
ン４ａと端子２ａが接続され、第３層目に設けられるパ
ターン４ｃと端子２ｂが接続されている。
ドの要部平面図で、以下に第１の実施の形態における接
続ピンの収容エリアの詳細を説明する。ここで、図２
（ａ）はマトリクスボードの表面を表し、図２（ｂ）は
内層の第１層目、図２（ｃ）は第２層目、図２（ｄ）は
第３層目、図２（ｅ）は第４層目を表している。図にお
いて、４ａは第１層目に設けられるＸ方向のパターン、
４ｂは第２層目に設けられるＹ方向のパターン、４ｃは
第３層目に設けられるＸ方向のパターン、４ｄは第４層
目に設けられるＹ方向のパターンであり、第１層目と第
３層目のパターン同士、第２層目と第４層目のパターン
同士はそれぞれ重なりあう位置にあってペアになってお
り、Ｘ方向のパターンとＹ方向のパターンのそれぞれの
交差点に格子ホール１が設けられている。そして、Ｘ方
向のパターンにおいては、第１層目に設けられるパター
ン４ａと端子２ａが接続され、第３層目に設けられるパ
ターン４ｃと端子２ｂが接続されている。
【０００８】５は接続ピン収容ホールである。この接続
ピン収容ホール５は、Ｘ方向のパターンと同一ライン上
に設けられる。このように、接続ピン収容ホール５をＸ
方向のパターンかＹ方向のパターンと同一ライン上に設
けることで、ロボットが接続ピンを所望の格子ホール１
へ移動させる場合に１軸移動で済み、制御が簡単とな
る。ここで、Ｘ方向のパターンとＹ方向のパターンの各
交差点には格子ホール１が設けられているので、この部
分には接続ピン収容ホール５は設けられない。このた
め、端子部２に接続ピン収容ホール５を設けることとす
る。このとき、端子２ａ，２ｂがペア毎に千鳥状に配置
されていれば、接続ピン収容ホール５を設けるための特
別な面積の増加は必要ない。
ピン収容ホール５は、Ｘ方向のパターンと同一ライン上
に設けられる。このように、接続ピン収容ホール５をＸ
方向のパターンかＹ方向のパターンと同一ライン上に設
けることで、ロボットが接続ピンを所望の格子ホール１
へ移動させる場合に１軸移動で済み、制御が簡単とな
る。ここで、Ｘ方向のパターンとＹ方向のパターンの各
交差点には格子ホール１が設けられているので、この部
分には接続ピン収容ホール５は設けられない。このた
め、端子部２に接続ピン収容ホール５を設けることとす
る。このとき、端子２ａ，２ｂがペア毎に千鳥状に配置
されていれば、接続ピン収容ホール５を設けるための特
別な面積の増加は必要ない。
【０００９】なお、マトリクスでの基本接続は、Ｘ方向
のパターンあるいはＹ方向のパターンのどちらから見て
も、パターン１本当たり１本の接続ピンのみが挿入され
るので、Ｘ方向のパターンとＹ方向のパターンのうちパ
ターン数の少ない方のみに接続ピン収容ホール５を設け
ることとしてもよい。例えば、図１であると、Ｘ方向の
パターンの方が本数が少ないので、Ｘ方向のパターンと
同一ライン上にのみ接続ピン収容ホール５を設ける。図
１で６は通常使われない接続ピンの収容エリアで、通常
デットスペースとなっていた端子部２の角に複数のホー
ルを設ける。この収容エリア６には、試験用の接続ピ
ン、マルチがけ用接続ピン、予備用接続ピン、不良接続
ピン等を収容する。ここで、この収容エリア６における
ホールの位置は、端子２ａや２ｂと同一線上にするとよ
い。
のパターンあるいはＹ方向のパターンのどちらから見て
も、パターン１本当たり１本の接続ピンのみが挿入され
るので、Ｘ方向のパターンとＹ方向のパターンのうちパ
ターン数の少ない方のみに接続ピン収容ホール５を設け
ることとしてもよい。例えば、図１であると、Ｘ方向の
パターンの方が本数が少ないので、Ｘ方向のパターンと
同一ライン上にのみ接続ピン収容ホール５を設ける。図
１で６は通常使われない接続ピンの収容エリアで、通常
デットスペースとなっていた端子部２の角に複数のホー
ルを設ける。この収容エリア６には、試験用の接続ピ
ン、マルチがけ用接続ピン、予備用接続ピン、不良接続
ピン等を収容する。ここで、この収容エリア６における
ホールの位置は、端子２ａや２ｂと同一線上にするとよ
い。
【００１０】図３は第１の実施の形態のマトリクスボー
ドの他の例を示す平面図である。この図３に示すマトリ
クスボードは、図２で説明した４層からなるマトリクス
回路を高さ方向に上下に積み重ね、かつ格子ホール１の
位置を上下のマトリクス回路間で半格子ずらしたもので
ある。このため、端子部２はマトリクスボードの４辺に
それぞれ設けられる。そして、この端子部２に基本接続
用接続ピンの収容エリア３が設けられ、この基本接続用
接続ピンの収容エリア３は、図２で説明したような接続
ピン収容ホール５で構成される。この場合も、接続ピン
収容ホール５は、Ｘ方向のパターンかＹ方向のパターン
と同一ライン上に設けられるもので、図３では、パター
ンの本数の少ないＸ方向のパターンと同一ライン上にの
み接続ピン収容ホール５を設ける。このように、ダブル
マトリクスのマトリクスボードでも接続ピン収容ホール
５をＸ方向のパターンかＹ方向のパターンと同一ライン
上に設けることで、ロボットが接続ピンを所望の格子ホ
ール１へ移動させる場合に１軸移動で済み、制御を簡単
にできるものである。
ドの他の例を示す平面図である。この図３に示すマトリ
クスボードは、図２で説明した４層からなるマトリクス
回路を高さ方向に上下に積み重ね、かつ格子ホール１の
位置を上下のマトリクス回路間で半格子ずらしたもので
ある。このため、端子部２はマトリクスボードの４辺に
それぞれ設けられる。そして、この端子部２に基本接続
用接続ピンの収容エリア３が設けられ、この基本接続用
接続ピンの収容エリア３は、図２で説明したような接続
ピン収容ホール５で構成される。この場合も、接続ピン
収容ホール５は、Ｘ方向のパターンかＹ方向のパターン
と同一ライン上に設けられるもので、図３では、パター
ンの本数の少ないＸ方向のパターンと同一ライン上にの
み接続ピン収容ホール５を設ける。このように、ダブル
マトリクスのマトリクスボードでも接続ピン収容ホール
５をＸ方向のパターンかＹ方向のパターンと同一ライン
上に設けることで、ロボットが接続ピンを所望の格子ホ
ール１へ移動させる場合に１軸移動で済み、制御を簡単
にできるものである。
【００１１】図４は本発明のマトリクスボードの第２の
実施の形態を示す平面図である。この図４のマトリクス
ボードは、上下でペアとなっているパターンにひねりを
与えるパターンひねり部７を有するパターンが設けられ
ているもので、このパターンひねり部７を構成するスル
ーホール８を接続ピン収容ホールと兼用するものであ
る。図５は第２の実施の形態のマトリクスボードの要部
平面図で、以下に第２の実施の形態における接続ピンの
収容エリアの詳細を説明する。ここで、図５（ａ）はマ
トリクスボードの表面を表し、図５（ｂ）は内層の第１
層目、図５（ｃ）は第２層目、図５（ｄ）は第３層目、
図５（ｅ）は第４層目を表している。図において、４ａ
は第１層目に設けられるＸ方向のパターン、４ｂは第２
層目に設けられるＹ方向のパターン、４ｃは第３層目に
設けられるＸ方向のパターン、４ｄは第４層目に設けら
れるＹ方向のパターンであり、第１層目と第３層目のパ
ターン同士、第２層目と第４層目のパターン同士はそれ
ぞれ重なりあう位置にあってペアになっており、Ｘ方向
のパターンとＹ方向のパターンのそれぞれの交差点に格
子ホール１が設けられている。
実施の形態を示す平面図である。この図４のマトリクス
ボードは、上下でペアとなっているパターンにひねりを
与えるパターンひねり部７を有するパターンが設けられ
ているもので、このパターンひねり部７を構成するスル
ーホール８を接続ピン収容ホールと兼用するものであ
る。図５は第２の実施の形態のマトリクスボードの要部
平面図で、以下に第２の実施の形態における接続ピンの
収容エリアの詳細を説明する。ここで、図５（ａ）はマ
トリクスボードの表面を表し、図５（ｂ）は内層の第１
層目、図５（ｃ）は第２層目、図５（ｄ）は第３層目、
図５（ｅ）は第４層目を表している。図において、４ａ
は第１層目に設けられるＸ方向のパターン、４ｂは第２
層目に設けられるＹ方向のパターン、４ｃは第３層目に
設けられるＸ方向のパターン、４ｄは第４層目に設けら
れるＹ方向のパターンであり、第１層目と第３層目のパ
ターン同士、第２層目と第４層目のパターン同士はそれ
ぞれ重なりあう位置にあってペアになっており、Ｘ方向
のパターンとＹ方向のパターンのそれぞれの交差点に格
子ホール１が設けられている。
【００１２】パターンひねり部７は、同一面上で一直線
上にあるパターン１ａおよびパターン１ｃを互い違いに
延在させ、かつ上下でペアとなっているパターン１ａと
パターン１ｃの間では逆向きに互い違いとして、パター
ン１ａとパターン１ｃとの間をスルーホール８で接続し
たものである。これにより、第１層目のパターン１ａは
スルーホール８を経て第３層目のパターン１ｃとなり、
第３層目のパターン１ｃはスルーホール８を経て第１層
目のパターン１ａとなる。このとき、スルーホール８の
位置が、パターン１ａおよびパターン１ｃと同一ライン
上にくるように、スルーホール８へ至るパターンの配置
を決め、このスルーホール８を接続ピン収容ホールと兼
用する。例えば、図５に示すように、同一面にあるパタ
ーンで一方を真っ直ぐ延在させてスルーホールを設けた
場合、他方は隣のパターンのライン上まで延在させてス
ルーホールを設ける。これにより、パターン１ａとパタ
ーン１ｃと同一ライン上にスルーホール８が位置するこ
とになる。ここで、パターンひねり部７を設けるパター
ンとパターンひねり部７を設けないパターンを交互に配
置することとすれば、すべてのパターンの同一ライン上
にスルーホール８が存在することになる。
上にあるパターン１ａおよびパターン１ｃを互い違いに
延在させ、かつ上下でペアとなっているパターン１ａと
パターン１ｃの間では逆向きに互い違いとして、パター
ン１ａとパターン１ｃとの間をスルーホール８で接続し
たものである。これにより、第１層目のパターン１ａは
スルーホール８を経て第３層目のパターン１ｃとなり、
第３層目のパターン１ｃはスルーホール８を経て第１層
目のパターン１ａとなる。このとき、スルーホール８の
位置が、パターン１ａおよびパターン１ｃと同一ライン
上にくるように、スルーホール８へ至るパターンの配置
を決め、このスルーホール８を接続ピン収容ホールと兼
用する。例えば、図５に示すように、同一面にあるパタ
ーンで一方を真っ直ぐ延在させてスルーホールを設けた
場合、他方は隣のパターンのライン上まで延在させてス
ルーホールを設ける。これにより、パターン１ａとパタ
ーン１ｃと同一ライン上にスルーホール８が位置するこ
とになる。ここで、パターンひねり部７を設けるパター
ンとパターンひねり部７を設けないパターンを交互に配
置することとすれば、すべてのパターンの同一ライン上
にスルーホール８が存在することになる。
【００１３】なお、接続ピン収容ホールは、第１の実施
の形態で説明したように、Ｘ方向のパターンかＹ方向の
パターンのどちらかの同一ライン上に設ければよいの
で、図５では、パターンの本数の少ないＸ方向のパター
ンと同一ライン上に設けたスルーホール８を接続ピン収
容ホールと兼用する。このように、パターンひねり部７
が設けられたマトリクスボードにおいては、該パターン
ひねり部７を構成するスルーホール８を接続ピン収容ホ
ールと兼用でき、スペースの有効利用が図れるものであ
る。このとき、パターンと同一ライン上にスルーホール
８を設けることで、ロボットが接続ピンを所望の格子ホ
ール１へ移動させる場合に１軸移動で済み、制御が簡単
となる。
の形態で説明したように、Ｘ方向のパターンかＹ方向の
パターンのどちらかの同一ライン上に設ければよいの
で、図５では、パターンの本数の少ないＸ方向のパター
ンと同一ライン上に設けたスルーホール８を接続ピン収
容ホールと兼用する。このように、パターンひねり部７
が設けられたマトリクスボードにおいては、該パターン
ひねり部７を構成するスルーホール８を接続ピン収容ホ
ールと兼用でき、スペースの有効利用が図れるものであ
る。このとき、パターンと同一ライン上にスルーホール
８を設けることで、ロボットが接続ピンを所望の格子ホ
ール１へ移動させる場合に１軸移動で済み、制御が簡単
となる。
【００１４】図６は第２の実施の形態のマトリクスボー
ドの他の例を示す平面図である。この図６に示すマトリ
クスボードは、図２で説明した４層からなるマトリクス
回路を高さ方向に上下に積み重ね、かつ格子ホール１の
位置を上下のマトリクス回路間で半格子ずらしたもので
あり、それぞれのマトリクス回路において、上下でペア
となっているパターンにひねりを与えるパターンひねり
部７を有するパターンを設けたもので、このパターンひ
ねり部７を構成するスルーホール８を接続ピン収容ホー
ルと兼用するものである。ここで、このスルーホール８
はＸ方向のパターンかＹ方向のパターンと同一ライン上
にくるように配置する。このようにダブルマトリクスの
マトリクスボードでも、パターンひねり部７が設けられ
たマトリクスボードにおいては、該パターンひねり部７
を構成するスルーホール８を接続ピン収容ホールと兼用
でき、スペースの有効利用が図れるものである。このと
き、パターンと同一ライン上にスルーホール８を設ける
ことで、ロボットが接続ピンを所望の格子ホール１へ移
動させる場合に１軸移動で済み、制御が簡単となる。
ドの他の例を示す平面図である。この図６に示すマトリ
クスボードは、図２で説明した４層からなるマトリクス
回路を高さ方向に上下に積み重ね、かつ格子ホール１の
位置を上下のマトリクス回路間で半格子ずらしたもので
あり、それぞれのマトリクス回路において、上下でペア
となっているパターンにひねりを与えるパターンひねり
部７を有するパターンを設けたもので、このパターンひ
ねり部７を構成するスルーホール８を接続ピン収容ホー
ルと兼用するものである。ここで、このスルーホール８
はＸ方向のパターンかＹ方向のパターンと同一ライン上
にくるように配置する。このようにダブルマトリクスの
マトリクスボードでも、パターンひねり部７が設けられ
たマトリクスボードにおいては、該パターンひねり部７
を構成するスルーホール８を接続ピン収容ホールと兼用
でき、スペースの有効利用が図れるものである。このと
き、パターンと同一ライン上にスルーホール８を設ける
ことで、ロボットが接続ピンを所望の格子ホール１へ移
動させる場合に１軸移動で済み、制御が簡単となる。
【００１５】以上説明したように、本発明はマトリクス
ボード内に接続ピン収容エリアを設けることにより、ロ
ボットの動作速度の改善、ロボットの小型簡易化を図る
ものであり、このとき、端子部やパターンひねり部に接
続ピン収容エリアを設けることで接続ピンの収容エリア
を設けてもマトリクスボードの面積を増大させることが
なく、また、パターンと同一ライン上に収容エリアを設
けることで接続ピンの抜き差しや移動を行うロボットの
動作制御を容易にできるものである。
ボード内に接続ピン収容エリアを設けることにより、ロ
ボットの動作速度の改善、ロボットの小型簡易化を図る
ものであり、このとき、端子部やパターンひねり部に接
続ピン収容エリアを設けることで接続ピンの収容エリア
を設けてもマトリクスボードの面積を増大させることが
なく、また、パターンと同一ライン上に収容エリアを設
けることで接続ピンの抜き差しや移動を行うロボットの
動作制御を容易にできるものである。
【００１６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、マトリ
クスボード内に接続ピンの収容用ホールを設けたので、
接続ピンの抜き差しや移動を行うロボットは、マトリク
スボードの範囲内を動くだけで各種接続動作が行えるよ
うになり、移動距離が短くなるので処理時間が短くな
り、かつロボットの所要精度も緩和される。また、前記
収容用ホールは、Ｘ方向のパターンかＹ方向のパターン
と同一ライン上に設けることとしたので、収容用ホール
から接続ピンを抜いて所要の格子ホールに挿入するま
で、あるいは格子ホールから接続ピンを抜いて収容用ホ
ールに挿入するまでのロボットの動作を１軸移動に抑え
ることができ、位置決め等の制御が容易かつ短時間でで
きるようになる。
クスボード内に接続ピンの収容用ホールを設けたので、
接続ピンの抜き差しや移動を行うロボットは、マトリク
スボードの範囲内を動くだけで各種接続動作が行えるよ
うになり、移動距離が短くなるので処理時間が短くな
り、かつロボットの所要精度も緩和される。また、前記
収容用ホールは、Ｘ方向のパターンかＹ方向のパターン
と同一ライン上に設けることとしたので、収容用ホール
から接続ピンを抜いて所要の格子ホールに挿入するま
で、あるいは格子ホールから接続ピンを抜いて収容用ホ
ールに挿入するまでのロボットの動作を１軸移動に抑え
ることができ、位置決め等の制御が容易かつ短時間でで
きるようになる。
【図１】本発明のマトリクスボードの第１の実施の形態
を示す平面図
を示す平面図
【図２】第１の実施の形態のマトリクスボードの要部平
面図
面図
【図３】第１の実施の形態のマトリクスボードの他の例
を示す平面図
を示す平面図
【図４】本発明のマトリクスボードの第２の実施の形態
を示す平面図
を示す平面図
【図５】第２の実施の形態のマトリクスボードの要部平
面図
面図
【図６】第２の実施の形態のマトリクスボードの他の例
を示す平面図
を示す平面図
１ 格子ホール ２ 端子部 ３ 接続ピン収容エリア ５ 接続ピン収容ホール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 孝 東京都千代田区内幸町一丁目１番６号 日 本電信電話株式会社内
Claims (2)
- 【請求項１】 複数本のＸ方向のパターンが設けられた
層と複数本のＹ方向のパターンが設けられた層とを各パ
ターン間で絶縁が保たれるように交互に複数重ね、Ｘ方
向のパターンとＹ方向のパターンの各交差点に格子ホー
ルを設けて、所要の格子ホールに接続ピンが挿入される
ことでＸ方向のパターンとＹ方向のパターンとが電気的
に接続されるマトリクス回路を内蔵したマトリクスボー
ドにおいて、 前記接続ピンの収容用ホールを設けたことを特徴とする
マトリクスボード。 - 【請求項２】 請求項１記載のマトリクスボードにおい
て、 前記収容用ホールは、前記Ｘ方向のパターンかＹ方向の
パターンと同一ライン上に設けたことを特徴とするマト
リクスボード。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7253595A JPH0998448A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | マトリクスボード |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7253595A JPH0998448A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | マトリクスボード |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0998448A true JPH0998448A (ja) | 1997-04-08 |
Family
ID=17253571
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7253595A Pending JPH0998448A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | マトリクスボード |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0998448A (ja) |
-
1995
- 1995-09-29 JP JP7253595A patent/JPH0998448A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |