JP3000728B2 - バランス配線方式 - Google Patents

バランス配線方式

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JP3000728B2 JP3146419A JP14641991A JP3000728B2 JP 3000728 B2 JP3000728 B2 JP 3000728B2 JP 3146419 A JP3146419 A JP 3146419A JP 14641991 A JP14641991 A JP 14641991A JP 3000728 B2 JP3000728 B2 JP 3000728B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバランス配線方式に関
し、特に配線基板のクロック信号等の配線に用いるバラ
ンス配線方式に関する。
【0002】
【従来の技術】バランス配線とは、常にTrueのパル
ス信号とComplementのパルス信号とを隣接し
て移動させる、例えば、クロック信号のTrueとCo
mplentとを平行に配線し、かつ配線の線長を等し
くする(等長)配線のことであって、従来、このような
バランス配線の設計はすべて人手により行っている。
【0003】図4は従来のバランス配線のイメージを示
す図である。図4において、21a,21bはTrue
端子、2a,22bはComplement端子、23
aは1層のTrueパターン、23bは2層のTrue
パターン、24aは1層のComplementパター
ン、24bは2層のComplementパターン、2
9はヴィアを示す。そして、1層のTrueパターン2
3aと2層のTrueパターン23bとTrue端子2
1a,21b間を接続しており、1層のTrueパター
ン23aと2層のTrueパターン23bとはヴィア2
9を介して接続している。また、1層のComplem
entパターン24aと2層のComplementパ
ターン24bとはComplement端子22a,2
2b間を接続しており、1層のComplementパ
ターン24aと2層のComplementパターン2
4bとはヴィア29を介して接続している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のバラン
ス配線方式は、人手で設計を行うため、以下のような欠
点がある。
【0005】(1)バランス配線の設計に長時間を要す
る。
【0006】(2)等長配線が困難である。
【0007】(3)等長であってもTrueのパルスと
Complementのパルスが隣接して移動しないこ
とがある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、配線基板上に
設けられた第1の接続端子から2つの配線が平行となる
位置までの第1の区間の配線長を等長とする第1の配線
手段と、前記平行となる位置から前記2つの配線が平行
を保つ第2の区間の配線長を等長とし、かつ2つ分の配
線を同時に行う第2の配線手段と、前記第2の区間の配
線が平行をくずす位置から第2の接続端子までの第3の
区間の配線長を等長とする第3の配線手段と、前記第2
の区間のヴィアをバランス配線が交叉するような配置の
ヴィアに変換するヴィア位置変換手段とを備え、接続端
子間の配線を平行に配置させる。
【0009】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0010】図1は本発明の実施例を実現する処理動作
を示す流れ図である。処理ボックス1から処理ボックス
7は本発明のバランス配線方式の処理動作を示してい
る。
【0011】図2は本実施例による等長の2本の配線を
同時に行う(以下太幅配線という)のイメージを示す図
である。図2において、11a,11bはTrue端
子、12a,12bはComplement端子、13
aは1層のTrueパターン、14aは1層のComp
lementパターン、15は配線が平行となるバラン
ス開始点、16は配線の平行がくずれるバランス終了
点、17aは1層の太幅配線、17bは2層の太幅配
線、18は太幅配線ヴィアをそれぞれ示す。そして、1
層のTrueパターン13aはTrue端子11aとバ
ランス開始点15とを接続しており、1層のCompl
ementパターン14aはComplement端子
12aとバランス開始点15とを接続しており、また、
1層の太幅配線17aと2層の太幅配線17bとはバラ
ンス開始点15とバランス終了点16とを接続してお
り、1層の太幅配線17aと2層の太幅配線17bとは
太幅配線ヴィア18を介して接続しており、バランス終
了点16よりそれぞれのパターンを介してTrue端子
11b及びComplement端子12bに接続して
いる。
【0012】図3は本実施例によるバランス配線のイメ
ージを示す図である。図3において、11はTrue端
子、12はComplement端子、13aは1層の
Trueパターン、13bは2層のTrueパターン、
14aは1層のComplementパターン、14b
は2層のComplementパターン、19はヴィア
をそれぞれ示す。そして、1層のTrueパターン13
aと2層のTrueパターン13bとはTrue端子1
1a,11b間を接続しており、1層のTrueパター
ン13aと2層のTrueパターン13bとはヴィア1
9を介して接続している。また、1層のComplem
entパターン14aと2層のComplementパ
ターン14bとはComplement12a,12b
間を接続しており、1層のComplementパター
ン14aと2層のComplementパターン14b
とはヴィア19を介して接続している。
【0013】続いて、本実施例の処理動作について説明
する。
【0014】まず、図1において、端子のFrom−T
o、バランスにすべきパターンの組み合わせ、配線長な
どのパラメータを入力する(図1,処理ボックス1)。
【0015】次に、図2のバランス開始点15の位置を
処理ボックス1で入力したバランスにすべきパターンの
組み合わせを基にTrue端子11aとComplem
ent端子12aとの中央に求める。この処理をバラン
スにすべき全てのパターンについて行う(図1,処理ボ
ックス2)。
【0016】次に、図2のTrue端子11a及びCo
mplement端子12aからバランス開始点15ま
で等長配線を行う。この処理をバランスにすべき全ての
パターンについて行う(図1,処理ボックス3)。
【0017】次に、図2のバランス終了点16の位置を
処理ボックス1で入力したバランスにすべきパターンの
組み合わせを基にTrue端子11bとComplem
ent端子12bとの中央に求める。この処理をバラン
スすべき全てのパターンについて行う(図1,処理ボッ
クス4)。
【0018】次に、図2のTrue端子11b及びCo
mplement端子12bからバランス終了点16ま
で等長配線を行う。この処理をバランスにすべき全ての
パターンについて行う(図1,処理ボックス5)。
【0019】次に、図2のバランス開始点15とバラン
ス終了点16との間を等長で太幅配線する。この場合、
バランス開始点15からY方向に2層の太幅配線17b
を行い、太幅配線ヴィア18を介してX方向に1層の太
幅配線17aを行う。そして、これを繰り返してバラン
ス終了点16まで等長の太幅配線を行う。この処理をバ
ランスにすべき全てのパターンについて行う(図1,処
理ボックス6)。
【0020】次に、図2の1層の太幅配線17aを図3
の1層のTrueパターン13aと1層のComple
mentパターン14aとに変換し、図2の2層の太幅
配線17bを図3の2層のTrueパターン13bと2
層のComplementパターン14bとに変換す
る。この場合、常にTrueパターンのパルスとCom
plementのパルスを隣接して移動させるために、
図2の太幅配線ヴィア18を図3のバランス配線が交叉
するような位置関係のヴィア19に変換する。この処理
をバランスにすべき全てのパターンについて行い一連の
処理を終了する(図1,処理ボックス7)。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明のバランス配
線方式は、以下のような効果がある。
【0022】(1)バランス配線の設計が短時間で済
む。
【0023】(2)等長配線を自動で行うため、人手で
試行錯誤する必要がない。
【0024】(3)必ずTrueのパルスComple
mentのパルスが隣接して移動する設計を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を実現する処理動作を示す流れ
図である。
【図2】本実施例による等長太幅配線のイメージを示す
図である。
【図3】本実施例によるバランス配線のイメージを示す
図である。
【図4】従来のバランス配線のイメージを示す図であ
る。
【符号の説明】
11a,11b True端子 12a,12b Complement端子 13a 1層のTrueパターン 13b 2層のTrueパターン 14a 1層のComplementパターン 14b 2層のComplementパターン 15 バランス開始点 16 バランス終止点 17a 1層の太幅配線 17b 2層の太幅配線 18 太幅配線ヴィア 19 ヴィア

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配線基板上に設けられた2つの接続端子
    間を互いに配線を平行に配置するバランス配線方式にお
    いて、第1の接続端子から2つの配線が平行となる位置
    までの第1の区間の配線長を等長とする第1の配線手段
    と、前記平行となる位置から前記2つの配線が平行を保
    つ第2の区間の配線長を等長とし、かつ2つ分の配線を
    同時に行う第2の配線手段と、前記第2の区間の配線が
    平行をくずす位置から第2の接続端子までの第3の区間
    の配線長を等長とする第3の配線手段と、前記第2の区
    間のヴィアをバランス配線が交叉するような配置のヴィ
    アに変換するヴィア位置変換手段とを備えることを特徴
    とするバランス配線方式。
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