JPH0997323A - 画像処理装置及び方法 - Google Patents

画像処理装置及び方法

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JPH0997323A
JPH0997323A JP7252837A JP25283795A JPH0997323A JP H0997323 A JPH0997323 A JP H0997323A JP 7252837 A JP7252837 A JP 7252837A JP 25283795 A JP25283795 A JP 25283795A JP H0997323 A JPH0997323 A JP H0997323A
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colors
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像処理効率が悪いために処理速度が遅いと
いう問題点を解決することを課題とする。 【解決手段】 対象画像を構成する画像データを入力す
る入力手段と、前記対象画像が白黒画像か、所定値以上
の色数を有するカラー画像か、該所定値以下の色数を有
するカラー画像かを判定する判定手段と、前記判定結果
に基づき、前記入力画像データに対して画像処理を行う
画像処理手段とを有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像の特性に応じ
た画像処理を行う画像処理装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カラープリンタの制御を行うソフ
トウェアであるプリンタドライバでは、アプリケーショ
ンプログラムからRGB(レッド、グリーン、ブルー)
カラーの画像の描画命令を受けてカラー印刷する場合、
出力画像の全領域がカラーであるか否か、すなわち、モ
ノクロの領域を含むか否かに関係なく、描画命令による
画像データの全データについてRGBカラーからプリン
タの印刷可能なCMYK(シアン、マゼンタ、イエロ
ー、黒)カラーへの色変換処理を行ない、更に疑似階調
処理または色補正処理等を行なって出力画像データを形
成し、それをプリンタに出力してカラー印刷を行なわせ
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
プリンタ制御では、出力画像が部分的にだけカラーであ
ってモノクロの領域を含む場合、モノクロ領域の画像デ
ータについてもCMYKへの色変換と疑似階調処理や色
補正処理等を行なうため、モノクロの領域が多い画像の
場合、非常に効率が悪く、処理速度が遅くなるという問
題があった。
【0004】また、これと同様の問題として、従来、モ
ノクロプリンタでグレースケール印刷を行なわせる場
合、出力画像が部分的にだけグレーであるか否か、すな
わち真っ黒または真っ白のモノクロ領域を含むか否かに
かかわらず、全画像データに対してRGBカラーからグ
レーへの色変換処理と疑似階調処理や色補正処理等を行
なっていたので、同様に効率が悪く、処理速度が遅くな
るという問題があった。
【0005】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、対象画像が白黒画像か所定値以上の色数を有する
カラー画像か、所定値以下の色数を有するカラー画像か
に応じて画像処理を行うことにより効率良く、画像処理
を行うことを目的とする。
【0006】また、描画命令を解析し、色数を識別する
ことにより高速に識別可能にすることを他の目的とす
る。
【0007】また、所定領域ごとにカラーか否かを判別
し画像処理することにより効率良く画像処理することを
他の目的とする。
【0008】また、画像処理モードにかかわらず良好な
画像処理結果が得られるようにすることを他の目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本願第1の発明は対象画像を構成する画像データを入
力する入力手段と、前記対象画像が白黒画像か、所定値
以上の色数を有するカラー画像か、該所定値以下の色数
を有するカラー画像かを判定する判定手段と、前記判定
結果に基づき、前記入力画像データに対して画像処理を
行う画像処理手段とを有することを特徴とする。
【0010】また、本願第2の発明は、対象画像を構成
する描画命令を入力する入力手段と、前記描画命令を解
析し、前記対象画像が有する色数を識別する識別手段
と、前記色数に基づく画像処理を前記対象画像に対して
行う画像処理手段とを有することを特徴とする。
【0011】また、本願第4の発明は、対象画像を構成
する描画命令を入力する入力手段と、前記描画命令を解
析し、前記対象画像の所定領域においてカラーか否かを
識別する識別手段と、前記描画命令に基づき前記対象画
像を展開する展開手段と、前記展開された対象画像の所
定領域に対して前記識別に基づいて画像処理を行うこと
を特徴とする。
【0012】また、本願第4の発明は、画像を示す画像
データを入力する入力手段と、前記画像に対して所定領
域ごとにカラー画像データが含まれているか否かを判定
する判定手段と、前記判定結果に基づき前記所定領域ご
とにカラー画像処理モードと白黒画像処理モードを選択
する選択手段とを有し、前記カラー画像処理モードと前
記白黒画像処理モードは所定色に対する処理結果が整合
することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明に係る画像処理装置のハー
ドウェア構成の1例を図2を用いて説明する。
【0014】11は本実施例のホストコンピュータ9の
制御を司る制御部(以下、CPUと称する)である。1
2は各種データを入力するキーボード、13は装置全体
を制御する制御手順およびその他の必要な情報をあらか
じめ記憶するリードオンリメモリ(ROM)であり、表
示や印字に使用されるフォントパターンも記憶してい
る。14はキーボード12から入力した各種データを記
憶し、ワークエリアとして利用されるランダムアクセス
メモリ(RAM)である。15はそれぞれキーボード1
2から入力された各種データやRAM4に記憶されたテ
キストを表示する表示器であり、表示器15は、CPU
11から与えられるドットデータを表示し、ドット単位
に点灯表示可能な、カラー表示器であり、表示器15で
文字を形造る文字表示ドットパターンは上述のようにR
OM13に記憶されている。16はプリンタインターフ
ェースでありプリンタ8に接続されている。17はデー
タバスで各種データを転送するために用いられる。18
はハードディスクで各種データを読み書きできる。な
お、アプリケーションプログラム1、OS2、プリンタ
ドライバプログラム8はハードディスク18に記憶され
ており、RAMに読み出してCPU11により制御され
る。
【0015】以下の各実施例において、上述の画像処理
装置で行われる画像処理を具体的に説明する。
【0016】(実施例1)以下、図面を参照して本実施
例を詳細に説明する。
【0017】まず、プリンタドライバの処理の概要を説
明する。図2はアプリケーションプログラム1、OS
2、プリンタドライバ3、プリンタ8の階層を示した図
である。プリンタドライバ3はホストコンピュータ9の
OS2の下位置に位置し、ワードプロセッサ等のアプリ
ケーションプログラム1から描画命令を受け取り、それ
をプリンタ8にわかる印刷命令に変換した後にプリンタ
8に転送するものである。特にラスター系のプリンタの
場合錯雑な描画命令を持っていないため、アプリケーシ
ョンプログラム1からの描画命令を一度ファイルに保存
し、転送の時にはそれを用いてオフスクリーン7上でビ
ットマップ画像を作成し、それをプリンタ8に転送する
ことになる。またビットマップ画像を作成する時にホス
トコンピュータ9のメモリが少ない場合は画像を分割し
て転送処理を行う。なお、描画命令をファイル保存する
処理のことをスプール処理と呼び、そのファイルをスプ
ールファイル6と呼ぶ。画像を分割して転送処理を行う
ことをバンド処理と呼び、分割された画像をバンドと呼
ぶ。
【0018】なお、色数カウンタ4は、画像中の色数を
カウントし、色テーブル5は入力カラー画像データとイ
ンデックスを対応させて格納するテーブルである。
【0019】又、スプールファイル6はハードディスク
18上に構成される。また、オフスクリーン7、色数カ
ウンター4、色テーブル5はRAM上に構成される。ま
た、プリンタ8はカラーインクジェットプリンタであ
る。
【0020】図3は本実施例のプリンタドライバプログ
ラム3により実現される処理のおおまかな流れ図であ
る。図4は図3のスプール処理にあたる流れ図である。
図5は図3の転送処理にあたる流れ図である。
【0021】まず、プリンタドライバ3の制御手段を説
明する。ステップS1でスプール処理を行う。即ち、ア
プリケーションプログラム1から描画命令を取得しスプ
ールファイルに格納するとともに、色数のカウント及び
色テーブルを生成する。次に、ステップS2で転送処理
を行う。ここでは色数に応じた処理によって、オフスク
リーン7上にスプールファイル6の描画命令に応じた画
像データを展開、色処理し、プリンタに転送する。
【0022】全頁の画像データに対して上述の処理を繰
り返す(S3)。
【0023】図4、図5を用いて、スプール処理(S
1)及び転送処理(S2)を具体的に説明する。
【0024】図4のS101は色数カウンタ4を初期化
する。S102は描画の時に使用された色を示す画像デ
ータとインデックスを対応させて格納する色テーブル5
を初期化する。転送処理の関係上256色分の色テーブ
ル5を用意している。S103はスプールファイル6の
初期化である。S104はアプリケーションプログラム
1からの描画命令の取得である。ここで描画する色が指
定されている。S105は指定された色がすでに色テー
ブル5に記録されているか否かのチェックである。記録
されていればS108へ進み、されていなければS10
6へ進む。S106は色数カウンタ4のカウント処理で
ある。S107はS104で指定された色の記録処理で
ある。ただし色テーブル5を越える場合記録しない。S
108は描画命令のスプール処理である。S109は描
画終了のチェックである。1ページ分の描画が終了すれ
ばS110へ進み、終了してなければS104へ進む。
S110は色数カウンタ4のスプールファイルへの保存
処理であり、S111は色テーブル5のスプールファイ
ル6への保存処理である。
【0025】本実施例のスプール処理によれば、入力画
像に応じた色テーブルを生成できる。
【0026】図5のS201からS207は転送処理の
初期化部分であり、S208からS213が実際の転送
処理である。S201はスプールファイル6からの色数
カウンタ取得処理である。これが描画の時に使われた色
数となる。S202はスプールファイル6からの色テー
ブル取得処理である。
【0027】S203からS207は使用された色数か
ら最適な色再現が行えるオフスクリーン7を作成するた
めの処理である。オフスクリーンとは表示画面には見え
ないが描画を行うことができるメモリ空間を意味する。
S203は使用された色数が白と黒の2色かどうかのチ
ェックである。これらの色しか使われてなければS20
4へ進み、1ビットのオフスクリーン7を作成する。
【0028】S205は使用された色数が256色以下
かどうかのチェックである。256色以下ならばS20
6へ進み、8ビットのオフスクリーン7を作成する。す
なわち最大256色を表現することができるメモリ空間
を作成することになる。この場合0番目から255番目
の色に対して別々の色を設定することが可能であるが、
この色として色テーブル5に記録した色を用いる。S2
07は使用された色数が256色を越える場合のステッ
プである。この場合は32ビットのオフスクリーンを作
成する。すなわちホストコンピュータの持つ最大色数を
表現できるメモリ空間を作成する。
【0029】S208は作成されたオフスクリーン7へ
の描画命令に基づくスプール描画処理である。
【0030】S208では、S204、S206もしく
はS207によって生成された入力画像に応じた1画素
当りの深さを有するオフスクリーン上にスプール描画処
理を行う。
【0031】即ち、32ビットのオフスクリーンを作成
した時は描画命令によって指定されるR、G、B画像デ
ータをそのままオフスクリーン上に展開する。
【0032】1ビットのオフスクリーンを作成した時
は、入力画像が白黒2値画像であるので画像データを1
ビットでオフスクリーン上に展開する。
【0033】8ビットのオフスクリーンを作成した時
は、画像データを色テーブルを用いてインデックスに変
換し、該インデックスによってオフスクリーン上に展開
する。
【0034】S209はオフスクリーン7のチェックで
ある。1ビットのオフスクリーン7なら白黒2値画像で
あるので色変換S210及び二値化S211を行う必要
がないので、S212へ進む。
【0035】S210はホストコンピュータ9のRGB
色空間からプリンタ8のCMYK色空間への変換処理を
行う。具体的には輝度濃度変換処理、マスキング処理及
び黒生成処理を行う。
【0036】S211はCMYKデータに対して二値化
処理を行う。S212は二値化されたデータのプリンタ
への転送処理である。S213はバンド処理のチェック
である。全てのバンドの処理が終了するまでS208か
らS213を繰り返す。
【0037】(実施例1の変形例)次に本発明の他の実
施例を示す。先の実施例ではページ毎に色数をカウント
していたが、これをバンド毎に行うことで、バンド単位
で最適なオフスクリーン7を用意することができる。例
えば1ページ中でも画像のある部分と白黒のテキストの
部分が分けられていることが多い。このような場合バン
ド単位で最適なオフスクリーン7を用意することができ
ればさらに効率の良い処理を行うことが可能になる。
【0038】以上のように本実施例によれば、各頁ごと
もしくは各バンドごとに使用される色数に応じてオフス
クリーンを作成するので、色数が少ない場合(S20
4、S206)は、所定のメモリ容量で通常処理(S2
07)に比べて1回の展開処理において多くの描画コマ
ンドを描画展開することができる。
【0039】各ページもしくは各バンドごとに使用され
た色数と実際の色を記録し、それにもっともふさわしい
オフスクリーンの作成、色処理などを行うことで、メモ
リを有効に使用し、より高速に印字させることが可能に
なるものである。
【0040】(実施例2)図6は、本発明の実施例2の
プリンタ制御に関わるホストコンピュータにおけるソフ
トウェアの構成を示しており、ホストコンピュータ9で
用いられるアプリケーションプログラム1、OS(オペ
レーティングシステム)2、プリンタドライバ3と、プ
リンタ8の階層を示している。
【0041】プリンタドライバ10はOS2の下位層に
位置し、アプリケーションプログラム1からOS2を介
して描画命令を受け取り、それをプリンタ8にわかる印
刷命令に変換した後にプリンタ8に転送するものであ
る。
【0042】ここでプリンタ8はドットマトリクス方式
によりビットマップ画像に対応した画像の印刷を行うプ
リンタであって、ビットマップの1ビットに対応する1
ドット(ピクセル)の行単位で描画を行なうラスター系
のプリンタとする。ラスター系のプリンタの場合、複雑
な描画命令を持っていないため、プリンタドライバ3は
アプリケーションプログラム1からの描画命令を一度ス
プールファイル6に保存し、転送の時にはそれを用いて
オフスクリーン7上でビットマップ画像を作成し、その
データをプリンタ8に転送することになる。カラー印刷
の場合はRGBカラーの画像の描画命令に応じてオフス
クリーン7上でR、G、Bそれぞれのビットマップ画像
を形成し、その画像の1行毎のデータを後述の様に処理
してCMYKカラーとモノクロの出力画像データを形成
し、それをプリンタ8に転送してカラー印刷を行なわせ
る。
【0043】なお、モノクロフラグ9は、後述のように
出力画像の1行毎にそれがモノクロかあるいはカラーか
を示すフラグである。
【0044】また、モノクロフラグ9はRAM15に書
き込まれ、必要に応じてハードディスク装置16に書き
込まれたり読み込まれたりする。スプールファイル6は
ハードディスク装置16のディスクに書き込まれる。オ
フスクリーン7はRAM15上の所定エリアに形成され
る。
【0045】次に上記構成においてアプリケーションプ
ログラム1からの描画命令に応じてプリンタドライバ3
がプリンタ8にカラー印刷を行なわせる場合の制御動作
について図7〜図9により説明する。
【0046】まず、図7はプリンタドライバ10の制御
手順の概略を示している。図7に示すように、まずステ
ップS1′でスプール処理を行なう。すなわち、アプリ
ケーションプログラム1から描画命令を取得してスプー
ルファイル6に書き込むが、その時に描画命令による出
力すべき画像をチェックしてモノクロフラグ9を形成す
る。
【0047】次に、ステップS2′で転送処理を行な
う。ここでは、まずオフスクリーン7上にスプールファ
イル6の描画命令に応じたRGBの各カラーのビットマ
ップ画像を描画した後、その画像データを処理して出力
画像データを形成する。ここでビットマップ画像の行毎
にモノクロフラグで示されるカラーかモノクロかに応じ
て異なる処理を行ない、CMYKカラーまたはモノクロ
の出力画像データを形成する。そして形成した行毎の出
力画像データをプリンタ8に転送して印刷を行なわせ
る。
【0048】このようにして1頁分のデータの転送、印
刷が終了したら、ステップS3でアプリケーションプロ
グラム1からの命令による全頁の印刷を終了したか否か
判定し、終了していなければステップS1′、S2′の
処理を繰返し、次の頁の画像の印刷を行なわせる。
【0049】次に、図7のステップS1′のスプール処
理とステップS2′の転送処理の詳細を図8、図9によ
り説明する。
【0050】まずスプール処理は図8の処理手順により
以下のように行なわれる。
【0051】ステップS401では、RAM15上にモ
ノクロフラグの領域を1頁の行数分用意する。ここでい
う行とはビットマップの1ビットに対応する1ドット
(ピクセル)の高さの行である。もし360DPIのプ
リンタで頁長が11インチなら3960個のフラグの配
列を用意する。
【0052】ステップS402では、用意したモノクロ
フラグのデータを初期化する。ここで描画がなければ真
っ白で印字することになるので、全フラグをモノクロと
しておく。
【0053】ステップS403では、スプールファイル
を初期化する。
【0054】ステップS404では、アプリケーション
プログラムから描画命令を取得する。この描画命令に
は、画像の何行目から何行目までというどの領域がどの
色で描かれるかという情報が含まれている。
【0055】続いてステップS405〜S410は、本
発明の特徴に関わる描画色チェックを行なうステップで
ある。
【0056】ステップS405では、変数lineに、
描画命令により指定される描画領域の上端の座標、つま
り1頁のビットマップにおいて上から何行目かという数
値を設定する。
【0057】ステップS406では、描画命令による出
力すべき画像において変数line番目の行が描かれる
色がモノクロかカラーかを判断し、モノクロならステッ
プS407に進み、カラーならステップS408に進
む。ここでいうモノクロとは真っ白と真っ黒だけで描か
れた状態のことであり、カラーとは白黒以外の色を含む
場合であることは勿論として、グレーの色が指定された
場合もカラーとして扱う。
【0058】ステップS407では、モノクロフラグの
配列においてline番目のフラグをモノクロに設定す
る。
【0059】ステップS408では、モノクロフラグの
配列においてline番目のフラグをカラーに設定す
る。
【0060】ステップS409では、次の行のフラグを
設定するために変数lineを+1する。
【0061】ステップS410では、変数lineが描
画領域の下端の座標に達したか、すなわち描画領域分の
全モノクロフラグの設定が終わったか否かをチェックす
る。描画領域分の全モノクロフラグの設定が終わってい
ればステップS411へ進み、まだ設定が終わってなけ
ればステップS206へ戻り、ステップS406〜S4
10の処理を繰り返す。
【0062】ステップS411では、ステップS404
で取得した描画命令をスプールファイルへ記録する。
【0063】ステップS412では、アプリケーション
プログラムからの1頁の描画命令の取得が終了したか否
かをチェックする。そして終了していればステップS4
13へ進み、終了していなければステップS204へ戻
り、ステップS404〜S412の処理を繰り返す。
【0064】ステップS413では、設定されたモノク
ロフラグをスプールファイルに記録し、スプール処理を
終了する。
【0065】次に、転送処理は図5の処理手順により以
下のように行なわれる。
【0066】本実施例におけるスプール処理では行毎に
カラーかモノクロかを示すフラグを設定する。
【0067】図9のステップS301では、RAM15
上にRGB3色分のオフスクリーンを作成する。
【0068】ステップS302では、そのオフスクリー
ンにスプールファイルに記録されている描画命令に応じ
たRGBカラーの画像を描画する。
【0069】ステップS303では、スプールファイル
からモノクロフラグを取得する。
【0070】ステップS304から実際の転送処理であ
り、まず変数lineを初期化して0とする。
【0071】ステップS305では、line番目のモ
ノクロフラグをチェックし、カラーならステップS30
6〜S308へ進み、モノクロならステップS309、
S310へ進む。
【0072】カラーの場合、まずステップS306にお
いてline番目の行の画像をRGBカラーからCMY
Kカラーに変換する。
【0073】次に、ステップS307において、変換し
たCMYKの各色の画像に疑似階調処理を施して二値デ
ータに変換する。疑似階調処理とは誤差拡散処理やディ
ザ処理のことである。このような疑似階調処理の他に色
補正処理等を行なってもよい。
【0074】次に、ステップS308において、二値化
されたCMYKデータを出力画像データとしてプリンタ
8へ転送して1行の印刷を行なわせる。
【0075】一方、モノクロの場合、ステップS30
9、S310で本発明の特徴に関わるモノクロ画像処理
を行なう。まずステップS309において、変数lin
e番目の行のイメージを単純二値化処理で真っ黒ないし
真っ白のモノクロの二値データに変換する。単純二値化
処理とは、ある閾値で0か1かを決める二値化方法であ
る。たとえば、その行のあるビットがRGBいずれも
「1」なら白で「0」、RGBいずれも「0」なら黒で
「1」となる。
【0076】次に、ステップS310において、作成さ
れたモノクロの二値データを出力画像データとしてプリ
ンタへ転送して1行の印刷を行なわせる。
【0077】ステップS308またはS310に続くス
テップS311では、次の行の処理を行うため変数li
neを+1する。
【0078】ステップS312では、画像の全行を印刷
したかどうかをチェックし、全行印刷していないならス
テップS305へ戻り、ステップS305〜S312の
処理を繰返し、全行の印刷が終了したら転送処理を終了
する。
【0079】以上のようにして、スプール処理では、ア
プリケーションプログラムから取得した描画命令による
出力すべき画像について行毎にモノクロかカラーかをチ
ェックしてモノクロフラグを設定し、スプールファイル
へ描画命令を記録するとともにモノクロフラグを記録す
る。また、転送処理では、オフスクリーンに描画命令に
応じたRGBカラーのビットマップ画像を描画した後、
画像の行毎にモノクロフラグによりカラーかモノクロか
をチェックし、カラーならばRGBカラーからCMYK
カラーへの色変換処理と疑似階調処理または色補正処理
などを行ない、モノクロならば単純二値化処理のみ行な
って出力画像データを形成してプリンタに出力し、印刷
を行なわせる。
【0080】すなわち、出力画像データの形成におい
て、出力画像のカラー領域については従来と同様に色変
換処理と疑似階調処理または色補正処理等を行なうが、
モノクロ領域については、色変換処理と疑似階調処理ま
たは色補正処理等を省いて簡単な単純二値化処理のみ行
なうので、出力画像データを形成する処理を効率良く行
なえ、処理速度を向上することができる。
【0081】(実施例2の変形例)上述した実施例では
カラープリンタにカラー印刷を行わせる場合を説明した
が、モノクロプリンタにグレースケール印刷を行わせる
場合も同様の手法を適用できる。
【0082】この場合、スプール処理では、先述の図8
のステップS401〜S405の処理を行なった後、ス
テップS406において、描画命令による出力すべき画
像において変数line番目の行の描画色がモノクロ
(真っ黒ないし真っ白)かあるいはグレーかをチェック
し、その結果によりステップS407、S408でモノ
クロフラグをモノクロかグレーかに設定する。そして後
はステップS409〜S413の処理を同様に行なう。
【0083】また、転送処理では、図9のステップS3
01〜S304の処理を同様に行なった後、ステップS
305でline番目のモノクロフラグをチェックし、
モノクロならステップS309で同様にline番目の
行について単純二値化処理を行なってモノクロの出力画
像データを形成する。またグレーならステップS306
でline番目の行についてRGBからグレーへの色変
換処理を行ない、ステップS307でグレーの疑似階調
処理または色補正処理等を行なって出力画像データとし
てグレーの二値データを形成する。その後のステップS
308、S310〜S312の処理は先述と同様であ
る。
【0084】このような実施例によれば、出力すべき画
像のグレーの行についてはグレーへの色変換処理と疑似
階調処理または色補正処理等を行なうが、モノクロの行
については簡単な単純二値化処理しか行なわないので、
従来のグレースケール印刷の場合のように画像の全領域
についてグレーへの色変換処理と疑似階調処理または色
補正処理等を行なうのに比べて、出力画像データを形成
する処理を効率良く行なえ、処理速度を向上することが
できる。
【0085】なお、スプール処理において、描画命令に
より描画が行われない行について、描画が行われないこ
とを示す情報をスプールファイルに記録し、転送処理の
ときにその情報を参照することで、描画が行なわれない
領域については単純二値化処理すら省くことができるよ
うになる。
【0086】以上の実施例において、カラー印刷の場
合、描画命令によるカラーがRGBカラー、印刷するカ
ラーがCMYKカラーとしてRGBからCMYKへの色
変換処理を行なうものとしたが、描画命令によるカラー
がRGB以外のカラーで印刷のカラーもCMYK以外の
カラーである場合も考えられ、その場合、異なる色変換
処理を行なうことになる。その場合も上述のモノクロフ
ラグにより画像データの処理方法を異ならせる本発明方
法が有効である。
【0087】また、上記実施例では1行の領域毎に、描
画色を調べ、その結果により異なる処理で出力データを
形成したが、複数行の領域毎またはページプリンタ等で
他の所定の領域毎、例えばn>2としてn分の1ページ
の領域毎に、描画色を調べ、その結果により異なる処理
で出力画像データを形成するようにしても良い。
【0088】以上の説明から明らかなように、本発明の
プリンタ制御方法およびプリンタ制御装置によれば、カ
ラープリンタに対し、描画命令に応じてカラー印刷させ
る出力画像データを形成する場合、出力すべき画像の所
定の領域毎に描画色がカラーかモノクロかを調べ、描画
色がカラーの領域についてはカラーに関わる所定処理を
行なって出力画像データを形成するが、モノクロの領域
については簡単な単純二値化処理を行なって出力画像デ
ータを形成するので、出力画像データの形成処理を効率
良く高速に行なうことができる。
【0089】またモノクロプリンタに対し、描画命令に
応じてグレースケール印刷させる出力画像データを形成
する場合、出力すべき画像の所定の領域毎に描画色がグ
レーかモノクロかを調べ、描画色がグレーの領域につい
てはグレーに係る所定の処理を行なって出力画像データ
を形成するが、モノクロの領域については簡単な単純二
値化処理を行なって出力画像データを形成するので、同
様に出力画像データの形成処理を効率良く高速に行なう
ことができるという優れた効果が得られる。
【0090】(実施例3)実施例1では入力画像の特性
に適したオフスクリーンを生成する技術を示し、実施例
2ではオフスクリーンに展開された画像の特性に適した
色変換処理を行う技術を示した。
【0091】実施例3では、実施例1及び実施例2に記
載されている技術を効率良く組み合わせた場合の処理を
示す。
【0092】実施例3のプリンタ制御に関わるホストコ
ンピュータにおけるソフトウェアの構成を図10に示
す。
【0093】ホストコンピュータ9はアプリケーション
プログラム1、OS2、スプールファイル6、オフスク
リーン7、色数カウンタ4、色テーブル5、モノクロフ
ラグ9、描画領域11、及びドライバプログラム12に
より構成される。
【0094】以下、該構成に基づく実施例3の処理を図
11乃至図20を用いて説明する。
【0095】図11にプリンタドライバの制御手順の概
略を示す。
【0096】図12にS1″におけるスプール処理の流
れを示す。
【0097】S1000において、図13に示すよう
に、色数カウンタ(S1100)、色テーブル(S12
00)、モノクログラフ(S1300、S1400)、
描画領域(S1500、S1600)及びスプールファ
イル(S1700)を初期化する。
【0098】ここで、描画領域の初期化処理は、描画命
令に基づく描画領域を行毎に判定するために、描画左座
標列及び描画右座標列をページの行数分用意する(S1
500)とともに、各描画左座標列及び各描画右座標列
を取り得る最大値に設定する(S1600)。
【0099】なお、本実施例では、座標列は15ビット
及び正負を示す1ビットの計16ビットで示す。したが
って、座標列は−32767〜+32768まで示すこ
とができる。
【0100】S2000は入力した描画コマンド及び色
指定コマンドで構成される画像の各オブジェクトを示す
描画命令を順次取得する。
【0101】S3000は、実施例1(Fig4 S1
05〜S107)に相当する、図14に示される色カウ
ント処理を行う。即ち、描画命令を解析し、色数をカウ
ントする(S3200)とともに、動的に所定数まで設
定可能な色テーブルを作成する。
【0102】S4000は(初期化処理で用意された初
期値としてモノクロが設定されている)モノクロフラグ
配列を用いて、実施例2(Fig8 S206〜S21
0)に相当する図15に示されるモノクロフラグ処理を
行う。
【0103】S5000は描画命令を解析し、行毎に描
画領域を判定する描画領域記録処理を行う。
【0104】図16に描画領域記録処理の流れを具体的
に示す。描画領域記録処理は他の処理と同様に描画命令
を解析し、該描画命令に係る各行毎に描画領域を設定す
る。
【0105】S5100は描画命令で示されるオブジェ
クト画像の上座標をlineに設定する。S5200は
描画命令を解析した結果に基づく、所定の行における左
座標が予め設定されている所定の行における描画左座標
より小さいか否かを判定する。
【0106】S5100において小さいと判定された場
合はS5300で描画左座標を更新する。
【0107】S5400は同様に所定の行における右座
標が予め設定されている所定の行における描画右座標よ
り大きいか否かを判定する。
【0108】S5400において大きいと判定された場
合はS5500で描画右座標を更新する。
【0109】S5600は設定する行を変える。以上の
処理を描画命令に係る描画領域の全ての行に対して行う
(S5700)。
【0110】S6000は該処理を行った描画命令をス
プールファイル6に格納する。
【0111】S7000は上述の各処理を全ての描画命
令に対して繰り返す様に制御する。
【0112】S8000は、図17に示す終了処理を行
う。即ち、色数(S8100)、色テーブル(S820
0)、モノクロフラグ(S8300)及び描画領域(S
8400)をスプールファイル6に格納する。
【0113】スプール処理において、色カウント処理
(S3000)、モノクロフラグ処理(S4000)及
び描画領域記録処理(S5000)は描画命令ごとに順
次処理していく。
【0114】本実施例のように該入力画像の特性半別処
理を描画命令解析によって行うことにより、高速に判別
することができる。
【0115】図18にS2″における転送処理の流れを
示す。
【0116】S9000、S9100、S9200、S
9300において、スプールファイル6から、スプール
処理で設定された色数、色テーブル、モノクロフラグ配
列、描画領域(描画左座標配列及び描画右座標配列)を
取得する。
【0117】S9400は、画像がモノクロ画像かカラ
ー画像のいずれかかを色数に基づき判定する。
【0118】カラー画像の場合はS9500でカラー画
像印刷を行う。一方、モノクロ画像の場合はS9600
でモノクロ画像印刷を行う。
【0119】カラー画像印刷及びモノクロ画像印刷に係
る処理を図19及び図20を用いて説明する。
【0120】まず、カラー画像印刷の処理を説明する。
【0121】カラー画像の色数に応じたオフスクリーン
を作成するために実施例1におけるオフスクリーン作成
処理(図5 S205〜S208)に相当する処理を行
う(S9501〜S9505)。
【0122】なお、S9504はlineの初期値を0
に設定している。
【0123】S9506はオフスクリーン上に展開され
た展開画像の所定の行における描画左座標と描画右座標
を比較することにより該所定の行に描画領域が存在する
か否かを判定する。
【0124】即ち、描画左座標が描画右座標より大きい
か否かを判定する。判定結果が小さい場合は、描画領域
が存在すると判定する。
【0125】実施例2における展開画像をプリンタに送
信する二値化データに変換するための処理(図9 S3
05〜S310)に相当する処理を行う(S9507〜
S9509)。
【0126】なお、カラー画像印刷処理で行われる所定
領域対象カラー画像処理(S9508)と、所定領域対
象白黒画像処理(S9510)、更に、モノクロ画像印
刷処理の合計3モードにおける処理結果は、白や黒にお
いて同一の結果になるように各処理のパラメータが設定
されている。
【0127】即ち、所定領域対象カラー画像処理(S9
508)で行われるマスキング処理及び墨入れ処理のパ
ラメータを調整することにより他のモードの処理結果と
整合をとっている。
【0128】本実施例では具体的に黒を示す画像データ
に単しては黒のみで画像形成が行われるように設定され
ている。
【0129】なお、本発明はこれに限らず3モードにお
いて黒及び/もしくは白において整合がとれていれば構
わない。
【0130】以上の処理を全行に対して繰り返し行う
(S9512、S9513)。
【0131】次に、モノクロ画像印刷の処理を図20を
用いて説明する。
【0132】入力画像がモノクロ画像であるので1ビッ
トのオフスクリーンを作成する(S9601)。
【0133】lineの初期値を0に設定する(S96
02)。
【0134】作成されたオフスクリーンに描画命令に基
づき画像を展開する(S9603)。
【0135】行毎に描画領域があるか否かを判定し(S
9604)、描画領域が存在する場合は、描画領域に係
るビットマップをプリンタに送信する(S9605)。
【0136】以上の行毎のモノクロ画像印刷処理を全行
に対して行う(S9606、S9607)。
【0137】なお、上記各実施例においては、プリンタ
ドライバの処理(ホストコンピュータの処理)で説明し
たが、プリンタ本体において形成された出力画像データ
に基づいて画像を印刷する処理を行なうコントローラの
制御にも上記の本発明に関わる構成を適用することがで
きる。
【0138】また、多値データに基づき画像を形成する
画像形成装置のプリンタドライバに本発明を適用しても
構わない。
【0139】また、画像形成装置内のコントローラに本
発明を適用しても構わない。
【0140】また、本発明を達成するソフトウェアのプ
ログラムを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置
に供給し、そのシステムあるいは装置が記憶媒体に格納
されたプログラムを読出し実行することによって、本発
明が達成される場合にも適用できることは言うまでもな
い。プログラムを供給するための記憶媒体としては、例
えば、フロッピディスク、ハードディスク、光ディス
ク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テ
ープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いるこ
とができる。
【0141】
【発明の効果】本発明によれば、対象画像が白黒画像か
所定値以上の色数を有するカラー画像か所定値以下の色
数を有するカラー画像かに応じて画像処理を行うことに
より効率良く画像処理を行うことができる。
【0142】また、描画命令を解析し、色数を識別する
ことにより高速に識別することができる。
【0143】また、所定領域ごとにカラーか否かを判別
し、画像処理することにより効率良く画像処理すること
ができる。
【0144】また、画像処理モードにかかわらず良好な
画像処理結果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ハードウェア構成の1例を示す図。
【図2】実施例1に係るプリンタドライバプログラムの
階層例を示す図。
【図3】実施例1に係る印刷処理の流れの1例を示す
図。
【図4】実施例1に係るスプール処理の流れの1例を示
す図。
【図5】実施例1に係る転送処理の流れの1例を示す
図。
【図6】実施例2に係るプリンタドライバプログラムの
階層例を示す図。
【図7】実施例2に係る印刷処理の流れの1例を示す
図。
【図8】実施例2に係るスプール処理の流れの1例を示
す図。
【図9】実施例2に係る転送処理の流れの1例を示す
図。
【図10】実施例3に係るプリンタドライバプログラム
の階層例を示す図。
【図11】実施例3に係る印刷処理の流れの1例を示す
図。
【図12】実施例3に係るスプール処理の流れの1例を
示す図。
【図13】実施例3に係る初期化処理の流れの1例を示
す図。
【図14】実施例3に係る色カウント処理の流れの1例
を示す図。
【図15】実施例3に係るモノクロフラグ処理の流れの
1例を示す図。
【図16】実施例3に係る描画領域記録処理の流れの1
例を示す図。
【図17】実施例3に係る終了処理の流れの1例を示す
図。
【図18】実施例3に係る転送処理の流れの1例を示す
図。
【図19】実施例3に係るカラー画像の印刷処理の流れ
の1例を示す図。
【図20】実施例3に係るモノクロ画像の印刷処理の流
れの1例を示す図。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象画像を構成する画像データを入力す
    る入力手段と、 前記対象画像が白黒画像か、所定値以上の色数を有する
    カラー画像か、該所定値以下の色数を有するカラー画像
    かを判定する判定手段と、 前記判定結果に基づき、前記入力画像データに対して画
    像処理を行う画像処理手段とを有することを特徴とする
    画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記判定手段は、更に、前記対象画像の
    色数を判定する判定手段を有し、前記色数に応じて前記
    対象画像が白黒画像か、所定値以上の色数を有するカラ
    ー画像か、該所定値以下の色数を有するカラー画像かを
    判定することを特徴とする請求項1記載の画像処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記画像データは描画命令に基づき発生
    することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記画像処理は白黒画像に対しては、該
    白黒画像を示すビットマップデータを出力する処理であ
    ることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 対象画像を構成する描画命令を入力する
    入力手段と、 前記描画命令を解析し、前記対象画像が有する色数を識
    別する識別手段と、 前記色数に基づく画像処理を前記対象画像に対して行う
    画像処理手段とを有することを特徴とする画像処理装
    置。
  6. 【請求項6】 更に、前記描画命令に基づき前記対象画
    像をオフスクリーン上に展開する展開手段とを有する請
    求項5記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 更に、前記色数に基づき前記オフスクリ
    ーンを作成するオフスクリーン作成手段を有することを
    特徴とする請求項5記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記識別手段は前記対象画像に含まれる
    色とインデックスを対応させるテーブルを生成し、 前記画像処理手段は前記色数が所定値以下の場合は前記
    テーブルを用いてインデックスによって前記対象画像を
    前記オフスクリーン上に展開することを特徴とする請求
    項6記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 更に、前記画像処理手段は前記色数に基
    づき白黒画像もしくはカラー画像に対する画像処理を行
    うことを特徴とする請求項5記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 対象画像を構成する描画命令を入力す
    る入力手段と、 前記描画命令を解析し、前記対象画像の所定領域におい
    てカラーか否かを識別する識別手段と、 前記描画命令に基づき前記対象画像を展開する展開手段
    と、 前記展開された対象画像の所定領域に対して前記識別に
    基づいて画像処理を行うことを特徴とする画像処理装
    置。
  11. 【請求項11】 前記識別手段は行ごとに識別すること
    を特徴とする請求項10記載の画像処理装置。
  12. 【請求項12】 画像を示す画像データを入力する入力
    手段と、 前記画像に対して所定領域ごとにカラー画像データが含
    まれているか否かを判定する判定手段と、 前記判定結果に基づき前記所定領域ごとにカラー画像処
    理モードと白黒画像処理モードを選択する選択手段とを
    有し、 前記カラー画像処理モードと前記白黒画像処理モードは
    所定色に対する処理結果が整合することを特徴とする画
    像処理装置。
  13. 【請求項13】 前記所定色は黒であることを特徴とす
    る請求項12記載の画像処理装置。
  14. 【請求項14】 対象画像を構成する画像データを入力
    する入力工程と、 前記対象画像が白黒画像か、所定値以上の色数を有する
    カラー画像か、該所定値以下の色数を有するカラー画像
    かを判定する判定工程と、 前記判定結果に基づき、前記入力画像データに対して画
    像処理を行う画像処理工程とを有することを特徴とする
    画像処理方法。
  15. 【請求項15】 対象画像を構成する描画命令を入力す
    る入力工程と、 前記描画命令を解析し、前記対象画像が有する色数を識
    別する識別工程と、 前記色数に基づく画像処理を前記対象画像に対して行う
    画像処理工程とを有することを特徴とする画像処理方
    法。
  16. 【請求項16】 対象画像を構成する描画命令を入力す
    る入力工程と、 前記描画命令を解析し、前記対象画像の所定領域におい
    てカラーか否かを識別する識別工程と、 前記描画命令に基づき前記対象画像を展開する展開工程
    と、 前記展開された対象画像の所定領域に対して前記識別に
    基づいて画像処理を行う画像処理工程とを有することを
    特徴とする画像処理方法。
  17. 【請求項17】 画像を示す画像データを入力する入力
    工程と、 前記画像に対して所定領域ごとにカラー画像データが含
    まれているか否かを判定する判定工程と、 前記判定結果に基づき前記所定領域ごとにカラー画像処
    理モードと白黒画像処理モードを選択する選択工程とを
    有し、 前記カラー画像処理モードと前記白黒画像処理モードは
    所定色に対する処理結果が整合することを特徴とする画
    像処理方法。
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