JPH0997160A - 情報処理方法とその装置 - Google Patents

情報処理方法とその装置

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JPH0997160A
JPH0997160A JP7252793A JP25279395A JPH0997160A JP H0997160 A JPH0997160 A JP H0997160A JP 7252793 A JP7252793 A JP 7252793A JP 25279395 A JP25279395 A JP 25279395A JP H0997160 A JPH0997160 A JP H0997160A
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JP7252793A
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Takashi Yakida
隆 八木田
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、ページデータの転送完了を待たなくて
も、転送された範囲のデータにもとづいてブラウズ処理
を行うことができなかった。 【解決手段】 複数のページのデータを順に入力する入
力工程(入力処理プロセス)と、前記入力工程で入力さ
れたページの範囲で、所定のページの表示を行うページ
表示工程(ブラウズ副プロセス、ブラウズ主プロセス)
とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理方法とそ
の装置、特に、文書の参照を効率的に実行できる情報処
理方法とその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数のページデータを、表示画面
上であたかも、本のページをめくりながら参照するサー
ビスを提供する情報処理装置があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の情報処理装置では、複数のページデータを外部の機
器から入力して、上述のサービスを提供する場合、全て
のページデータの入力の完了を待たねばならず、ユーザ
に効率的なサービスを提供することができなかった。
【0004】本発明は、上記従来例に鑑みてなされたも
ので、ページデータの転送完了を待たなくても、転送さ
れた範囲のデータにもとづいてブラウズ処理を行える情
報処理方法とその装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の方法とその装置は以下の構成を備える。即
ち、複数のページのデータを順に入力する入力工程と、
前記入力工程で入力されたページの範囲で、所定のペー
ジの表示を行うページ表示工程とを備える。
【0006】また、別の発明は、複数のページのデータ
を順に入力し、格納手段に格納する入力手段と、前記格
納手段に格納されたページの範囲で、所定のページの表
示を行うページ表示手段とを備える。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に係る好適な実施の形態を詳細に説明する。 [第1実施の形態]図1は、本発明の第1の実施の形態に
係る通信端末装置の構成を示すブロック図である。同図
中、1はキー入力部であり、オペレータにより操作され
各種情報を入力する。
【0008】2は、表示部であり種々のメッセージや画
像を表示する。3はパネル制御部であって、キー入力部
1及び表示部2を制御する。4はDMAコントローラ
(以下「DMAC」という)で、画像データ等のDMA
転送を制御する。5は画像情報出力部(たとえば、プリ
ンタ)であって、後述の画像入出力制御部7を介して出
力される画像情報を入力している。
【0009】7は画像入出力制御部であり、画像情報出
力部5、画像情報入力部(例えば、イメージスキャナ)
6とシステムバス16との間でインターフェイス制御を
行うと共に画像情報出力部5、画像情報入力部6を制御
する。8は通信部であって、通信回線17を介して通信
を行う。9は通信制御部であって、通信部8を制御す
る。10は補助記憶部であって、通信部8を介して受信
された圧縮画像叉は画像情報入力部6より入力され、後
述の圧縮/伸長部14で圧縮された送信用の画像を記憶
するハードディスク等の大容量メモリを有している。1
1はマイクロプロセッサ等のCPUであって、端末装置
全体の制御を行い、ROM12に格納された制御プログ
ラムに従って、各種データ信号や、制御信号を出力して
装置全体の制御を行っている。12はROM/RAMで
あって、後述の図2、3のフローチャートで示されるよ
うな制御プログラム等がそのROMに格納され、また、
そのRAMはMPU11の実行のためのワークエリアと
して使用され、種々の制御データの一時保存領域として
使用されえる。
【0010】13は画像メモリであり、画像情報入力部
6より入力されるか、或いは通信部8より受信された画
像データを一時的に保存したり、画像情報出力部5に出
力する画像データ等を格納している。14は圧縮/伸長
部であって、通信部8を介して送受信される画像情報を
圧縮/伸長する圧縮/伸長部である。15は、画像情報
入力部6から読み取った画像や通信回線17から通信部
8を介して受信した画像から文字や記号を認識する文字
認識部(以下OCRと呼ぶ)である。
【0011】16はシステムバスである。18はタッチ
パネル信号入力部、19はマウス信号入力部である。以
下、本実施の形態におけるブック型ブラウズ処理手順に
ついて説明する。尚、以下、本実施の形態におけるブッ
ク型ブラウズ処理を行う部分全体をブラウザと呼ぶこと
にする。ブラウザは、図3A、図3Bのフローチャート
に対応する処理プログラムをCPU11によって実行す
る構成を有する。
【0012】図2は、本実施の形態に係る方法において
情報を表示する表示画面に関する図である。尚、以下の
記述では、マウス入力部19の動作として、マウスアッ
プ、マウスダウン、マウスムーブという言葉を使うが、
それぞれ、以下の動作を意味する。 マウスダウン:カーソルの移動の開始を意味する。
【0013】マウスムーブ:マウスダウンの状態から、
カーソルを所定の方向に移動 さ
せることを意味する。 マウスアップ:マウスムーブの状態から、カーソル移動
の停止を意味す る。 201は、情報をブラウズするためのウインドウであ
る。202は、ページを指定するブック型アイコンであ
る。202aはブック型アイコンにおける左側ページア
イコンの表示領域、202bはブック型アイコンにおけ
る右側ページアイコンの表示領域である。203はペー
ジを表示するためのウインドウである。
【0014】ブック型アイコン202の左側ページアイ
コン領域202aと右側ページアイコン領域202b
は、通信部8を介して外部から入力した複数ページのう
ち指定されたページが縮小して表示される領域である。
また、ページ表示画面203には、左側ページアイコン
領域202aか右側ページアイコン領域202bに縮小
表示されたページのいづれかのページの拡大表示がなさ
れる領域である。
【0015】本実施例に係る実施の形態のブラウズ処理
は、基本的に図7のフローチャートで示した通信部を介
して外部からページデータ群入力する入力処理プロセス
と、図3A、図3Bのフローチャートで示したブラウズ
副処理プロセスと、図6A,図6B,図6Cのフローチ
ャートで示したブラウズ主処理プロセスを並列動作させ
ることによって達成される。
【0016】前記入力処理プロセスとブラウズ副プロセ
スとブラウズ主プロセス間の処理の連携の概要について
要約した後、各プロセスの詳細な説明に入る。入力処理
プロセスは、通信部8を介して外部からページデータ群
入力する処理プロセスであり、まず、データ全体の管理
情報であるブックリストを入力し、RAM12の所定の
ブックリスト格納領域に格納する。そして、次に、外部
からページデータを受信するごとに、受信したページデ
ータをRAM12に用意された所定の入力バッファ領域
に格納してゆく。その際、常に次に格納するバッファ領
域の先頭アドレスポインタ(以下、Bufポインタと呼
ぶ)を更新しながら順に格納してゆく。
【0017】一方、ブラウズ副処理プロセスでは、入力
処理プロセスで入力し、ブックリスト格納領域に格納さ
れたブックリストから、RAM12の所定の領域にペー
ジテーブルを生成する。ページテーブルは、各ページ番
号と対応するページのデータが格納されている領域をポ
イントするファイル名と、そのページのデータを表示す
るためのページ表示画面203のデバイス番号と、その
ページのデータを縮小して表示するアイコン領域202
a,202bのデバイス番号を一グループとするリスト
テーブルである。
【0018】ブラウズ副処理プロセスでは、次に、Bu
fポインタを参照して、ページデータが入力されたかチ
ェックし、Bufポインタの所定の初期値より大きけれ
ば、処理待ちのページデータが入力バッファ領域にある
と判断し、そのページデータからイメージデータに変換
し、画像メモリ13に格納する。このイメージデータ
は、直接表示部2に画像として表示できるデータであ
る。また、そのページデータを縮小処理を施して、アイ
コン領域202a,202bに表示できるサイズのアイ
コン用イメージデータを生成し、画像メモリ13に格納
する。そして、再び、Bufポインタを参照して、ペー
ジデータが入力されたかチェックし、次のページに関し
て同様の処理を繰り返す。
【0019】ブラウズ主処理プロセスでは、マウス入力
部19からの表示ページの指定やページめくり指定に基
づいて、ブラウズ副処理プロセスで生成されたイメージ
データとアイコン用イメージデータの範疇で対応する表
示ページの表示やページめくりの処理を行う。以上、説
明したように、3つのプロセスを平行に動作させること
によって、低速の外部デバイスからページデータが順に
入力し、すべてのページデータの入力が完了しないで
も、入力した範疇のページデータに基づいて、ページめ
くりの処理とページの表示ができ、無駄な遊び時間を作
らず、効率的なブラウズ処理が可能となる。
【0020】上述の3つのプロセスを並列動作させるこ
とは、通常のマルチタスクタイプのオペレーティングで
は容易なことであり、図8に示す様に、3つのプロセス
は、オペレーティングシステム800のタスクディスパ
ッチャ(不図示)の機能により、時分割で各プロセスを
実行することによって、仮想的に並列処理を実現でき
る。
【0021】以下、各プロセスの詳細な説明を行う。ま
ず、図7を参照して、通信部を介して外部からページデ
ータ群入力する処理プロセスを説明する。ステップS7
01では、ページデータの格納領域(入力バッファ領
域)を示すアドレスポインタであるBufポインタを入
力バッファ領域の先頭を指すように初期化する。
【0022】ステップS702では、通信部8を介して
外部からデータ入力があるかチェックして、あればステ
ップS703に進む。ステップS703では、入力デー
タがブックリスト(図4参照)であるかどうかチェック
して、そうであれば、ステップS704に進む。また、
入力データがブックリストでなければ、ステップS70
5へ進む。
【0023】ステップS704では、入力したブックリ
ストをRAM12の所定のブックリスト格納領域に格納
する。ステップS705では、入力したデータをページ
データとして、Bufポインタの示す入力バッファ領域
に格納する。ステップS706では、Bufポインタ
を、入力バッファ領域の次の格納空き領域の先頭アドレ
ス値に更新する。そして、ステップS702に戻り、同
様の処理を繰り返す。
【0024】次に、図3A,図3Bは、ブラウズ副処理
プロセスの処理シーケンスを表わすフローチャートであ
る。また、図4は、ブック内のページファイルの管理デ
ータ構造を表わすブックリストである。図5は、ブック
型ブラウズ処理において、参照されるページ情報を持つ
ページテーブルのデータ構造の一例を示す図である。
【0025】以下、図3A、図3Bの処理フローチャー
トの前提をまず説明する。はじめに、ユーザが参照した
いブック名を、キー入力部等から入力し、対応するブッ
クリスト(図4参照)を含む複数ページの文書データが
外部から、例えば、通信部8を介して入力中であるとす
る。この処理は、上述の入力処理プロセスによって実行
されている。また、外部からのデータ転送速度は、本実
施の形態の情報処理装置の実行速度よりも遅い、即ち、
外部から1頁のデータを入力して、次のページのデータ
を入力するまでに、本実施の形態の情報処理装置は、既
に入力したページのデータに関して、平行に処理を行え
るものとする。
【0026】そして、入力文書データの先頭に位置する
ブックリスト、即ち、後で入力される文書全体のブック
名、全ページ番号とその識別名をリストアップしたデー
タリストは既に入力され、RAM12に格納されている
とする。ステップS301では、入力処理プロセスによ
って格納された図4に示したデータ構造のブックリスト
の内容をRAM12に取り込む。
【0027】ステップS302では、その取り出された
ブックリストの情報から、図5に示したデータ構造のペ
ージテーブルを作成する。ここでは、ブックリストから
情報を取り出し、ページ番号とファイル名の対応をと
る。この各ページに対応するファイル名は、前述の入力
バッファ領域に格納されたページデータをポイントする
ものよい。
【0028】ステップS303では、総ページカウンタ
の初期化を行なう。総ページカウンタは、本ブラウズ副
プロセスが入力処理プロセスを介して読み込んだページ
数の総数を表わすカウンタである。この初期化では、総
ページカウンタに0の値を代入する。ステップS304
では、アイコン表示カウンタの初期化を行なう。アイコ
ン表示カウンタは、202のブック型アイコンに表示さ
れているページ画像のページ番号である。但し、見開き
の2ページ分のページが表示されているときは、大きい
ほうのページ番号を表わす。この初期化では、ページ表
示カウンタに0の値を代入する。
【0029】ステップS305では、ページファイル
(ページ内の文書データ)を取り込むためにページテー
ブルを参照する。ページ番号は(総ページカウンタ+
1)の値とし、それに対応するファイルパス(文書デー
タのファイル名)の取得を行なう。ステップS306に
おいて、ステップS305で参照したファイルパスに、
実際にファイルが存在するか判断する。ファイルが存在
すれば、ステップS307においてページファイルを取
得する。このファイルの読み込み処理は、スレッドを発
生させ、ファイル読み込みが終了するまでウエイト状態
になる。スレッドが読み込みを終了すると、読み込み終
了が通知され、ステップS308に処理を移行する。
【0030】ステップS308において、取り込んだペ
ージファイルからページ表示画面203に表示するペー
ジ画像を作成する。このとき、ページ画像が書き込まれ
たデバイスコンテキストの番号を、図5のページテーブ
ルの現在扱っているページに対応させてページ画像DC
の欄に書き込む。尚、デバイスコンテキストとは、所定
のオペレーティングシステムがサポートしている各種デ
バイスの番号を示し、例えば、ステップS308で作成
する画像の領域の識別番号を意味する。本フローチャー
トに対応するプログラムは、ユーティリティソフトウエ
アとしての位置づけであり、各種デバイスを使用する場
合は、オペレーティイングシステムとの間でこのデバイ
スコンテキスト番号でやりとりする。この概念は、一般
のオペレーティイングシステムでは、周知であるため、
これ以上の説明は割愛する。
【0031】次に、ステップS309において、ブック
型アイコン202の左側ページアイコン領域202a、
右側ページアイコン領域202bに表示するためのアイ
コン画像を、ページファイルから作成する。アイコン画
像とは、ステップS308で作成された画像が、アイコ
ン領域202aまたは202bに入るように縮小された
画像である。
【0032】このとき、ページ画像が書き込まれたデバ
イスコンテキスト番号をページテーブル(図5)にペー
ジに対応させてアイコン画像DCの欄に書き込む。ステ
ップS306において、ファイルが存在しなければ、ス
テップS310に進み、エラーページ画像を作成する。
このエラーページ画像は、あらかじめデフォルトのファ
イルを決めておいて、このステップで参照し、画像を作
成する。
【0033】ここで、このエラーページ画像の意味を説
明する。外部から送られてくるページデータの中には、
何らかの原因でエラーのページを含むことがあり、この
ようなエラーのページの存在を明確に表示するために、
所定のエラーアイコン画像を用意し、対応するエラーペ
ージに割り当てる。そして、この画像を表示することに
よって、ユーザは、そのページが何らかの傷害を持って
いることを容易に知ることができるとともに、エラーペ
ージ以降もページの順序(奇数、偶数ページ)が保たれ
る。
【0034】ステップS311では、エラーアイコンの
画像を作成する。エラーアイコンの画像は、ステップS
310で参照したデフォルトのファイルから作成する。
このエラーアイコン画像の意味も、エラーページ画像と
同様である。ステップS312において、図5のページ
テーブルを変更する。即ち、図5のデータ構造のページ
テーブルのエラーページ番号に対応するファイルパスを
エラー情報を格納した所定領域をポイントするように変
更する。
【0035】また、ステップS310、ステップS31
1で作成した画像のデバイスコンテキストをそれぞれ、
図5のページ画像DC、アイコン画像DCの欄にセット
する。ステップS313では、総ページカウンタが2未
満であるかチェックして、2未満であれば、ステップS
314に処理を移行する。
【0036】ステップS314においては、ステップS
309もしくはステップS311で作成したアイコン画
像を表示する。表示場所は、総ページカウンタが偶数0
であれば、202a左側ページアイコン領域である。奇
数であれば202b右側ページアイコン領域に表示す
る。ステップS315では、アイコン表示カウンタをイ
ンクレメントする。
【0037】ステップS316では、総ページカウンタ
が0かどうかチェックする。そして、0の場合、ステッ
プS317に処理を移行する。また、0でなければ、ス
テップS318へ進む。ステップS317では、ページ
番号1のページ画像を図5のページ画像DCから取り出
し、ページ表示画面203に表示する。
【0038】ステップS318において、総ページカウ
ウンタをインクレメントする。ステップS319では、
読み込んでないページファイル(図5)が存在している
か確認し、読み込むページファイルが存在すれば、ステ
ップS305に処理を移行する。ステップS313での
説明に戻って、このステップの判定結果、総ページカウ
ンタが2以上であれば、ステップS320に処理を移行
する。
【0039】ステップS320では、アイコン表示カウ
ンタが奇数であれば、ステップS314に処理を移行す
る。アイコン表示カウンタが偶数であれば、ステップS
318に処理を移行する。以上説明したシーケンスの様
に、複数のページファイルをくり返し読み込み、表示す
る。
【0040】次に、図6A,図6B,図6C,図6D
は、ブラウズ主処理プロセスの処理フローチャートであ
り、以下詳細に説明する。ユーザが、ブック型アイコン
202をマウスでクリックすると、ステップS601に
おいて、発生した割込みがマウスダウンの割り込みであ
るかを判断する。マウスダウンの割込みでなければ処理
を終了し、マウスダウンの割込みであれば、ステップS
602に処理を移行する。
【0041】ステップS602において、マウスダウン
を受け付けたマウスポインタの座標が右側ページアイコ
ン領域202bであれば、ステップS603へ移行す
る。ステップS603では、図3で説明したアイコン表
示カウンタが偶数で、かつ、アイコン表示カウンタが総
ページカウンタ以下であるという条件を満たしていなけ
れば処理を終了する。逆に、アイコン表示カウンタが偶
数で、かつ、アイコン表示カウンタが総ページカウンタ
以下であるという条件を満たしていれば、ステップS6
04へ移行する。
【0042】ステップS604では、次に入ってきた割
込みがマウスムーブであるか判断する。マウスムーブで
あれば、もう一度ステップS604の処理を行なう。マ
ウスムーブの割込み出なければ、ステップS605へ移
行する。ステップS605では、ステップS604で入
ってきた割込みがマウスアップ割り込みであるかを判断
する。マウスアップ割込みでなければ処理を終了する。
逆に、マウスアップであればステップS606に移行す
る。
【0043】ステップS606では、マウスアップが発
生したマウスポインタの座標が左側ページアイコン領域
202aにあるか、右側ページアイコン領域202bに
あるかを判断する。左側ページアイコン領域202aに
あれば、ステップS607に処理を移行する。ステップ
S607では、アイコン表示カウンタが総ページカウン
タ未満であるかという条件を満たしているかを判断す
る。上記の条件を満たしていなければ処理を終了する。
逆に、上記の条件を満たしていれば、ステップS608
へ移行し、総ページカウンタが奇数であるかを判断す
る。奇数でなければステップS609へ移行する。
【0044】ステップS609では、(アイコン表示カ
ウンタ+1)(アイコン表示カウンタ+2)のページ分
のアイコン画像を表示する。ページ(アイコン表示カウ
ンタ+1)のアイコン画像を左側ページアイコン領域2
02aに表示し、ページ(アイコン表示カウンタ+2)
のアイコン画像を右側ページアイコン領域202bに表
示する。
【0045】ステップS610において、アイコン表示
カウンタを+2増加させる。ステップS611では、左
側ページアイコン表示領域202aに表示されているア
イコン画像のページ番号に対応するページ画像をページ
表示画面203に表示し処理を終了する。ステップS6
06において、マウスアップが発生したマウスポインタ
の座標が右側ページアイコン領域202bにあるかチェ
ックし、あれば、ステップS612に処理に移行する。
【0046】ステップS612では、総ページカウンタ
が偶数であるかを判断し、偶数でなければ処理を終了す
る。偶数であれば、ステップS613へ移行する。ステ
ップS613では、右側ページアイコン領域602bに
表示されているアイコン画像のページ番号に対応したペ
ージ画像をページ表示画面203に表示し、処理を終了
する。
【0047】ステップS608では、総ページカウンタ
が奇数であるかチェックし、そうであれば、ステップS
614へ移行する。ステップS614では、ページ(ア
イコン表示カウンタ+1)のアイコン画像を左側ページ
アイコン領域202aに表示する。ステップS615に
おいて、最終ページを表わすアイコンを右側ページアイ
コン領域202bに表示する。
【0048】ステップS616において、アイコン表示
カウンタを+1インクレメントしてステップS611へ
移行する。ステップS602において、マウスダウンを
受け付けたマウスポインタの座標が左側ページアイコン
領域202aであれば、ステップS617へ移行する。
ステップS617では、次に入ってきた割込みがマウス
ムーブであるか判断する。マウスムーブであれば、もう
一度ステップS617の処理を行なう。マウスムーブの
割込み出なければ、ステップS618へ移行する。
【0049】ステップS619では、ステップS618
で入ってきた割込みがマウスアップ割り込みであるかを
判断する。マウスアップ割込み出なければ処理を終了す
る。逆に、マウスアップであればステップS619に移
行する。ステップS619では、マウスアップが発生し
たマウスポインタの座標が左側ページアイコン領域20
2aにあるか、右側ページアイコン領域202bにある
かを判断する。202a左側ページアイコン領域にあれ
ば、ステップS625に処理を移行する。
【0050】ステップS625では、左側ページアイコ
ン表示領域202aに表示されているアイコン画像のペ
ージ番号に対応するページ画像をページ表示画面203
に表示し処理を終了する。ステップS619の説明にも
どって、このステップで右側ページアイコン領域202
bにあると判定すると、ステップS620に処理を移行
する。
【0051】ステップS620において、アイコン表示
カウンタの値が3未満問いう条件を満たしていれば処理
を終了し、アイコン表示カウンタの値が3未満という条
件を満たしていなければ、ステップS621に処理を移
行する。ステップS621で、総ページカウンタが奇
数、かつ、総ページカウンタとアイコン表示カウンタの
値が同じであるかチェックする。そして、この条件を満
足すれば、ステップS622に進み、ページ(アイコン
表示カウンタ−2)のアイコン画像を左側ページアイコ
ン領域202aに表示し、ページ(アイコン表示カウン
タ−1)のアイコン画像を右側ページアイコン領域20
2bに表示する。
【0052】次に、ステップS623において、アイコ
ン表示カウンタを1デクレメントして、ステップS62
4へ移行する。ステップS624では、左側ページアイ
コン表示領域202aに表示されているアイコン画像の
ページ番号に対応するページ画像をページ表示画面20
3に表示し処理を終了する。
【0053】ステップS621の処理の説明に戻って、
このステップで、総ページカウンタが奇数、かつ、総ペ
ージカウンタとアイコン表示カウンタの値が同じである
という条件が満たされていなければ、ステップS626
に進み、ページ(アイコン表示カウンタ−3)のアイコ
ン画像を左側ページアイコン領域202aに表示し、ペ
ージ(アイコン表示カウンタ−2)のアイコン画像を右
側ページアイコン領域202bに表示する。
【0054】次に、ステップS627では、アイコン表
示カウンタから2デクリメントし、ステップS624へ
移行する。以上で、図6のフローチャートの処理手順の
説明を終了する。尚、図6の処理は、所定のイベント1
000が発生した時にステップS601に割り込みエン
トリーするようになっており、ステップS601でその
イベントがマウスダウンであるかチェックし、そうであ
れば、ステップS602以後の処理に入る。
【0055】尚、今まで説明したフローチャートでは、
マウスを使った処理を説明したが、タッチパネルやリモ
ートマウスなどのポインティングデバイスからの入力で
も同様に扱えることは言うまでもない。また、図3A、
図3Bのフローチャートでは、ステップS307のファ
イルを読み込む処理は、スレッドを発生させることによ
り処理を中断できることは言うまでもない。
【0056】また、ステップS310では、エラーファ
イルを読み込むときにスレッドを発生させることで、処
理を中断でき、通知が来た段階で処理を再開することが
できる。図6では、マウスポインタの割込みを受け取る
ときにウエイト状態になり、割込みを受け取ったら処理
を再開でき、この間に処理の中断が行なえる。以上、説
明したように、図3A、図3Bのフローチャートに示し
たように、複数のページファイルを読み込んで表示する
シーケンスと、 図6Aー図6Dに示したブック型アイ
コンを使用し、ページ表示画面に表示するページを指定
する処理をマルチ動作で動作させることにより、ページ
ファイルを読み込んで画像を作成し表示させながら、ペ
ージの指定処理が行なえるようになる。
【0057】尚、上述の説明では、入力処理プロセスに
おいては、通信部8から入力したページデータを処理す
る例を示したが、これは、補助記憶部10からのページ
データの入力でも、同様の処理ができることは言うまで
もない。以上説明したように、本実施の形態の情報処理
方法によれば、多数の情報にアクセスし、多数の情報を
表示するブラウズ処理において情報をローディングする
間に発生するアクセス拒否を省き、情報を読み込みなが
らページの参照ができ効率的なオペレーション環境を提
供できる。
【0058】尚、本発明は、ホストコンピュータ、イン
ターフェイス、プリンタ等の複数の機器から構成される
システムに適用しても、複写機等の1つの機器から成る
装置に適用しても良い。また、本発明は、システム或は
装置に記憶媒体に格納されたプログラムを供給すること
によって達成される場合にも適用できることは言うまで
もない。この場合、本発明に係るプログラムを格納した
記録媒体が、本発明を構成することになる。そして、該
記録媒体からそのプログラムをシステム或いは装置に読
み出すことによって、そのシステム或いは装置が、予め
定められたし方で動作する。
【0059】以上説明したように、本実施の形態の情報
処理方法によれば、情報のアクセス時間や、情報量の大
きさを意識せずに情報にアクセスでき、効率的に目的の
情報を検索できる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ペ
ージデータの転送完了を待たなくても、転送された範囲
のデータにもとづいてブラウズ処理を行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の情報処理装置のハードウエア構
成を示す図である。
【図2】本実施の形態のブラウズ処理での表示画面の様
子を示す図である。
【図3A】ブラウズ副処理プロセスの処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図3B】ブラウズ副処理プロセスの処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図4】本実施の形態のブックリストのデータ構造を示
す図である。
【図5】本実施の形態のページテーブルのデータ構造を
示す図である。
【図6A】ブラウズ主処理プロセスの処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図6B】ブラウズ主処理プロセスの処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図6C】ブラウズ主処理プロセスの処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図6D】ブラウズ主処理プロセスの処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図7】入力処理プロセスの処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図8】オペレーティングシステムを介して、3つのプ
ロセスを平行処理する概念を示す図である。
【符号の説明】
1 キー入力部 2 表示部 3 パネル制御部 4 DMAC 5 画像情報出力部 6 画像情報入力部 7 画像入出力制御部 8 通信部 9 通信制御部 10 補助記憶部 11 MPU 12 ROM/RAM 13 画像メモリ

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のページのデータを順に入力する入
    力工程と、 前記入力工程で入力されたページの範囲で、所定のペー
    ジの表示を行うページ表示工程とを備えることを特徴と
    する情報処理方法。
  2. 【請求項2】 前記ページ表示工程は、前記入力工程で
    入力されたページの範囲で、各ページをページが連続す
    る本の形態で各ページを表示することを特徴とする請求
    項1に記載の情報処理方法。
  3. 【請求項3】 前記本の形態とは、表示画面上で第1の
    表示位置と前記第1の表示位置と所定の境界線にて接す
    る第2の表示位置を備え、前記第1と第2の表示位置
    に、連続するページのデータを表示する形態であること
    を特徴とする請求項2に記載の情報処理方法。
  4. 【請求項4】 前記所定のページは、前記第1または第
    2の位置を指定する指定工程によって指定されることを
    特徴とする請求項3に記載の情報処理方法。
  5. 【請求項5】 前記第1の位置、または、前記第2の位
    置の指定と、前記指定された位置に表示されたページの
    移動指定を行う移動指定工程をさらに備えることを特徴
    とする請求項4に記載の情報処理方法。
  6. 【請求項6】 前記入力工程と、前記表示工程を並列に
    実行させるオペレーティングシステムをさらに備えるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の情報処理方法。
  7. 【請求項7】 前記複数のページのデータは、前記複数
    のページのデータ全体での各ページと対応するページ名
    を含むブックリストと、各ページのデータを備えること
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理方法。
  8. 【請求項8】 前記ページは、エラーのデータを有する
    ページを含むことを特徴とする請求項7に記載の情報処
    理方法。
  9. 【請求項9】 前記表示工程はさらに、エラーのデータ
    を有するページにエラーページであることを知らせるた
    めの所定のイメージを表示することを特徴とする請求項
    8に記載の情報処理方法。
  10. 【請求項10】 複数のページのデータを順に入力し、
    格納手段に格納する入力手段と、 前記格納手段に格納されたページの範囲で、所定のペー
    ジの表示を行うページ表示手段とを備えることを特徴と
    する情報処理装置。
  11. 【請求項11】 前記表示手段は、前記格納手段に格納
    されたページの範囲で、各ページをページが連続する本
    の形態で各ページを表示することを特徴とする請求項1
    0に記載の情報処理装置。
  12. 【請求項12】 前記本の形態とは、表示画面上で第1
    の表示位置と前記第1の表示位置と所定の境界線にて接
    する第2の表示位置を備え、前記第1と第2の表示位置
    に、連続するページのデータを表示する形態であること
    を特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。
  13. 【請求項13】 前記所定のページは、前記第1または
    第2の位置を指定する指定手段によって指定されること
    を特徴とする請求項12に記載の情報処理装置。
  14. 【請求項14】 前記第1の位置、または、前記第2の
    位置の指定と、前記指定された位置に表示されたページ
    の移動指定を行う移動指定手段をさらに備えることを特
    徴とする請求項13に記載の情報処理装置。
  15. 【請求項15】 前記入力手段と、前記表示手段を並列
    に実行させるオペレーティングシステムをさらに備える
    ことを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
  16. 【請求項16】 前記複数のページのデータは、前記複
    数のページのデータ全体での各ページと対応するページ
    名を含むブックリストと、各ページのデータを備えるこ
    とを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
  17. 【請求項17】 前記ページは、エラーのデータを有す
    るページを含むことを特徴とする請求項16に記載の情
    報処理装置。
  18. 【請求項18】 前記表示手段はさらに、エラーのデー
    タを有するページにエラーページであることを知らせる
    ための所定のイメージを表示することを特徴とする請求
    項17に記載の情報処理装置。
JP7252793A 1995-09-29 1995-09-29 情報処理方法とその装置 Withdrawn JPH0997160A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011203956A (ja) * 2010-03-25 2011-10-13 Nec Casio Mobile Communications Ltd 端末装置及びプログラム

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