JPH0996566A - コンテナ装置の庫内温度記録装置 - Google Patents

コンテナ装置の庫内温度記録装置

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JPH0996566A
JPH0996566A JP7253220A JP25322095A JPH0996566A JP H0996566 A JPH0996566 A JP H0996566A JP 7253220 A JP7253220 A JP 7253220A JP 25322095 A JP25322095 A JP 25322095A JP H0996566 A JPH0996566 A JP H0996566A
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滋人 田中
Akira Horikawa
昭 堀川
Kenji Tanimoto
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Hiroyuki Hatamori
裕之 畑森
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 温度記録装置の容量を大きくして、複数回の
貨物輸送における各蓄積データを温度記録装置に一括保
持させることを可能としながら、必要に応じて所望の蓄
積データのみを表示可能とする。 【解決手段】 コンテナの庫内温度の履歴を記録するメ
モリ部61を備えた庫内温度記録装置に対し、貨物輸送
の都度、メモリ部61に対して開始時点出力手段62か
らの開始時点信号を入力しながら、このメモリ部61に
複数回の貨物輸送の温度蓄積データを保持させる。この
温度蓄積データを開始時点信号の入力箇所で区切り、こ
の区切られた各データを各々個別に独立したデータとす
る。データ表示時には、この各データ毎をグラフ化して
パソコンPCに表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍装置を備えた
例えば海上輸送用のコンテナに対し、その庫内温度の履
歴を記録し、必要に応じて表示する温度記録装置に係
り、特に、この庫内温度の履歴表示の視認性を向上する
対策に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば実開平4−96033
号公報に開示されているような、冷凍装置を備えた海上
輸送用のコンテナでは、輸送時の庫内温度の履歴(輸送
開始時から輸送終了時までの庫内温度の変化状態)を記
録しておく温度記録装置が備えられている。そして、輸
送終了後に、この記録されたデータを確認することによ
って貨物(食料品など)の輸送状態が適切であったか否
かを容易に認識できるようにしている。
【0003】また、この種の温度記録装置の一般的なも
のとしては、庫内温度を検出する温度センサからの温度
信号を増幅等した後、サーボアンプを介して記録ペンの
サーボモータに入力し、これによって記録ペンを駆動さ
せて、記録用紙に庫内温度の変化を描くようにしたもの
や、メモリ装置を備えさせ、これに一定時間毎の庫内温
度を入力し、この入力された蓄積データを必要に応じて
順次数値表示するようにしたものなどがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の温
度記録装置にあっては、輸送終了毎に記録用紙を交換し
たりメモリ装置の初期設定を行ったりする必要をなくす
ために、温度記録装置の蓄積データの容量を大きくする
ことが考えられる。つまり、例えば、データの蓄積容量
を2カ月から2年に延長することによって、複数回の輸
送における各蓄積データを温度記録装置に一括保持させ
ることである。
【0005】しかし、このように温度記録装置の容量を
大きくした場合、前回の輸送と今回の輸送との各蓄積デ
ータが連続したデータとなり、確認したい輸送の蓄積デ
ータの開始点を認識することができず、貨物の輸送状態
の認識が極めて困難になってしまう。具体的に説明する
と、例えば、温度記録装置に輸送10回分の蓄積データ
が連続して保持されている状況において、半年前に行っ
た貨物輸送の際の庫内温度変化を確認したいような場合
に、その半年前の貨物輸送における輸送開始時から輸送
終了時までの温度変化を示すデータが全蓄積データのう
ち何れの部分に保持されているかを認識することは極め
て困難であって、蓄積データの読み違いを引き起こして
しまう虞れがある。
【0006】本発明は、この点に鑑みてなされたもので
あって、温度記録装置の容量を大きくして、複数回の輸
送における各蓄積データを温度記録装置に一括保持させ
ることを可能としながら、必要に応じて所望の蓄積デー
タのみを表示可能とすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、連続して温度蓄積データを保持する
際、貨物輸送の開始時毎に開始時点信号を入力してお
き、この信号の入力時点を境としてデータを区切って、
この区切られた各データを各々個別に保持するようにし
た。
【0008】具体的に、請求項1記載の発明は、図1に
示すように、圧縮機(41)、凝縮器(42)、膨張機構(45)及
び蒸発器(43)が順に接続されてなる冷媒回路(40)を備
え、該冷媒回路(40)での冷媒循環動作によって庫内温度
を設定温度に調整するようにしたコンテナ装置に設けら
れ、コンテナの庫内温度を検出する庫内温度検出手段(4
4)を備え、該庫内温度検出手段(44)によって検出される
庫内温度の変化状態を温度蓄積データとして保持するよ
うにした庫内温度記録装置を前提としている。そして、
コンテナ輸送開始の都度、温度蓄積データの蓄積開始時
点信号を出力する開始時点出力手段(62)と、上記庫内温
度検出手段(44)及び開始時点出力手段(62)の信号を受
け、該開始時点出力手段(62)が出力した蓄積開始時点信
号と次の蓄積開始時点信号との間の温度蓄積データを各
々個別に保持するデータ保持手段(61)とを備えさせた構
成としている。
【0009】このような構成により、冷媒回路(40)にお
いて、圧縮機(41)から吐出された冷媒が、凝縮器(42)で
凝縮され、膨張機構(45)で減圧された後、蒸発器(43)で
蒸発することにより、コンテナの庫内温度が設定温度に
調整される。そして、このような状態において、庫内温
度検出手段(44)は庫内温度を検出してデータ保持手段(6
1)に出力し、該データ保持手段(61)は庫内温度の変化状
態を温度蓄積データとして保持することになる。また、
コンテナ輸送開始時には、その都度、開始時点出力手段
(62)が温度蓄積データの蓄積開始時点信号をデータ保持
手段(61)に出力する。そして、これら信号を受けたデー
タ保持手段(61)は、開始時点出力手段(62)が出力した蓄
積開始時点信号と次の蓄積開始時点信号との間の温度蓄
積データを各々個別に保持する。つまり、各貨物輸送毎
に各々独立したデータを保持することになるので、デー
タを呼び出す際には、各データ毎、つまり各貨物輸送毎
にデータが表示されることになって所望の貨物輸送時の
庫内温度の確認が容易に行える。
【0010】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
のコンテナ装置の庫内温度記録装置において、開始時点
出力手段(62)が、コンテナ輸送開始時に操作される操作
手段(7K-5)からの信号により蓄積開始時点信号を出力す
る構成としている。
【0011】この構成により、コンテナ輸送開始時に操
作手段(7K-5)を操作することで、この操作手段(7K-5)か
らの信号を受けた開始時点出力手段(62)は、データ保持
手段(61)に蓄積開始時点信号を出力することになる。こ
のため、データ保持手段(61)に蓄積開始時点信号を確実
に入力することができる。
【0012】請求項3記載の発明は、上記請求項1記載
のコンテナ装置の庫内温度記録装置において、コンテナ
輸送開始時を判定する輸送開始判定手段(65)を設け、開
始時点出力手段(62)が、この輸送開始判定手段(65)から
の信号により蓄積開始時点信号を出力する構成としてい
る。
【0013】この構成により、輸送開始判定手段(65)が
コンテナ輸送開始時を判定した時、この輸送開始判定手
段(65)が開始時点出力手段(62)に判定信号を出力し、こ
の信号を受けた開始時点出力手段(62)は、データ保持手
段(61)に蓄積開始時点信号を出力することになる。この
ため、自動的にデータ保持手段(61)に蓄積開始時点信号
を入力することができる。
【0014】請求項4記載の発明は、上記請求項1、2
または3記載のコンテナ装置の庫内温度記録装置におい
て、データ表示呼出し信号を受けた時、データ保持手段
(61)に入力された各蓄積開始時点信号の入力時点を一覧
表示する一覧表示手段(63)を備えさせた構成としてい
る。
【0015】この構成により、一覧表示手段(63)が外部
(例えば接続されたパソコン等)からデータ表示呼出し
信号を受けると、データ保持手段(61)に入力されている
各蓄積開始時点信号の入力時点を一覧表示する。つま
り、各貨物輸送時において開始時点出力手段(62)からデ
ータ保持手段(61)へ蓄積開始時点信号が出力された際の
各時点(例えば日付等)が一覧表示され、各貨物輸送の
開始日が容易に認識できる。
【0016】請求項5記載の発明は、上記請求項1、2
または3記載のコンテナ装置の庫内温度記録装置におい
て、データ表示呼出し信号を受けた時、データ保持手段
(61)に保持されている各温度蓄積データを個別に表示す
る個別表示手段(64)を備えさせた構成としている。
【0017】この構成により、個別表示手段(64)が外部
からデータ表示呼出し信号を受けると、データ保持手段
(61)に保持されている各温度蓄積データを個別に表示す
る。このため、各データ毎、つまり各貨物輸送毎に温度
蓄積データが表示されることになって1回分の貨物輸送
時の庫内温度の変化状態が容易に確認できる。
【0018】請求項6記載の発明は、上記請求項5記載
のコンテナ装置の庫内温度記録装置において、データ保
持手段(61)が、冷媒循環動作中の冷媒回路(40)の運転状
態データを保持するようにし、個別表示手段(64)が、温
度蓄積データの個別表示に合わせて、冷媒回路(40)の運
転状態データも個別表示する構成としている。
【0019】この構成により、個別表示手段(64)が、温
度蓄積データの個別表示に合わせて、冷媒回路(40)の運
転状態データをも個別表示することで、1回分の貨物輸
送時の庫内温度の変化状態ばかりでなく、冷媒循環動作
中の冷媒回路(40)の運転状態をも容易に確認できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。
【0021】図2及び図3に示すように、冷凍コンテナ
(10)は、各種の荷物が積み込まれ、該荷物を冷却状態の
ままコンテナ船やコンテナ車によって運搬するものであ
る。
【0022】該冷凍コンテナ(10)は、コンテナ本体(11)
にコンテナ用冷凍装置(20)が取り付けられて構成されて
おり、コンテナ本体(11)は、一面(図2における左側の
側面)が開口された矩形状箱体に形成されている。
【0023】上記冷凍装置(20)は、コンテナ本体(11)の
開口面を閉鎖する蓋体を兼用しており、厚さ寸法が所定
薄さに形成されたケーシング(30)の内部に冷媒回路(40)
が収納されて構成されている。該ケーシング(30)は、本
体壁(31)の内側に隔壁(32)が平行に取り付けられて形成
されており、該本体壁(31)は、断熱材等で形成されてコ
ンテナ本体(11)に密着固定されると共に、下半部には、
内側に凹む機器類の収納空間(33)が形成されている。
【0024】また、上記本体壁(31)と隔壁(32)との間
は、収納空間(33)の上方に位置して冷却空間部(34)が形
成されると共に、収納空間(33)の内側に位置して空気通
路部(35)が冷却空間部(34)に連続して形成されており、
上記冷却空間部(34)の上端及び空気通路部(35)の下端が
それぞれコンテナ本体(11)の内部である庫内に連通して
いる。
【0025】上記冷媒回路(40)は、圧縮機(41)と凝縮器
(42)と膨張機構としての膨張弁(45)と蒸発器(43)とが順
に接続されて成り、圧縮機(41)、凝縮器(42)及び膨張弁
(45)が凝縮器ファン(42-F)と共に収納空間(33)に設置さ
れ、蒸発器(43)が蒸発器ファン(43-F)と共に冷却空間部
(34)に設置されている。そして、上記冷媒回路(40)は、
圧縮機(41)で圧縮した冷媒を凝縮器(42)で凝縮させ、膨
張弁(45)で減圧した後に蒸発器(43)で蒸発させて圧縮機
(41)に戻る循環を行わせる一方、コンテナ本体(11)の庫
内空気は冷却空間部(34)に流れて蒸発器(43)で冷却され
た後、空気通路部(35)を流れてコンテナ本体(11)に吹き
出し、庫内が冷却されている。また、上記冷却空間部(3
4)には、蒸発器(43)を通過した空気の温度によって庫内
の温度を検出する庫内温度検出手段としての温度センサ
(44)が設けられている。
【0026】上記冷媒回路(40)の冷却運転を制御するコ
ントローラ(50)は、収納空間(33)に設置されており、圧
縮機(41)の容量等を制御して庫内温度が設定温度になる
ようにしており、該コントローラ(50)は、図4に示すよ
うに、中央制御部であるCPU(60)に表示入力部(70)が
連係されて構成されている。
【0027】上記表示入力部(70)は、設定温度の入力や
庫内温度の表示を行っており、入力キー群(71)の他、第
1表示部(72)と第2表示部(73)とランプ表示部(74)とが
設けられている。該入力キー群(71)は、設定温度等を入
力するセットキー(7K-1)と、表示内容を切り換えるアッ
プキー(7K-2)及びダウンキー(7K-3)と、モードを切り換
えるエンターキー(7K-4)と、運転制御の開始を書き込む
トリップスタートキー(7K-5)とが設けられている。
【0028】上記第1表示部(72)は、4桁のセグメント
表示部(7S)の他、発光素子で表示事項を示す吹出温度表
示部(7L-1)とリターン温度表示部(7L-2)とアラーム表示
部(7L-3)とセット表示部(7L-4)とが設けられている。
【0029】上記第2表示部(73)は、設定温度などの情
報データを表示するように構成されている。
【0030】上記ランプ表示部(74)は、発光素子で運転
状況を示す圧縮機表示部(7M-1)とデフロスト表示部(7M-
2)とインレンジ表示部(7M-3)とが設けられている。
【0031】そして、本発明の特徴として、上記CPU
(60)には、上記温度センサ(44)からの出力信号を受け、
庫内温度の変化状態を温度蓄積データとして保持するデ
ータ保持手段としてのメモリ部(61)、輸送開始時点を認
識して開始時点信号をメモリ部(61)に送信する開始時点
出力手段(62)を備えている。尚、この開始時点出力手段
(62)は、上記トリップスタートキー(7K-5)に連繋されて
いて該キー(7K-5)がON操作された時に輸送開始時点であ
ると認識して開始時点信号をメモリ部(61)に送信する。
また、この開始時点出力手段(62)は、冷凍装置(20)の図
示しない電源スイッチが所定期間(例えば3日間)ONさ
れない状況からONされると、この場合にも開始時点信号
をメモリ部(61)に送信するようになっている。また、上
記メモリ部(61)は、複数回の貨物輸送の温度蓄積データ
が保持可能となるように比較的大容量(例えば2年間)
のものであり、上記開始時点出力手段(62)の信号を受
け、該開始時点出力手段(62)が出力した開始時点信号と
次の開始時点信号との間の温度蓄積データを各々個別に
保持する構成となっている。また、このメモリ部(61)
は、冷凍装置(20)の運転状態データをも保持するように
なっている。具体的には、この冷凍装置(20)の運転中に
おける運転モードの変更、入力キー群(71)の操作、運転
状態の異常発生等を認識し、これを運転状態データとし
て保持するようになっている。
【0032】更に、このCPU(60)には、一覧表示手段
(63)及び個別表示手段(64)を備えている。この一覧表示
手段(63)は、例えばCPU(60)にパーソナルコンピュー
タ(PC)(以下パソコンと言う)が接続され、該パソコン
(PC)からのデータ表示呼出し信号を受けた時、メモリ部
(61)に入力されている開始時点信号の入力時点(日付)
をパソコン(PC)のディスプレイに一覧表示するようにな
っている。また、個別表示手段(64)は、上記パソコン(P
C)からのデータ表示呼出し信号を受けた時、メモリ部(6
1)に保持されている各温度蓄積データをパソコン(PC)の
ディスプレイに個別に表示するようになっている。そし
て、この個別表示手段(64)は、温度蓄積データをグラフ
化して表示するものであって、図7の如く、横軸を運行
時間、縦軸を庫内温度として表示する。更に、この個別
表示手段(64)は、上記メモリ部(61)に保持されている冷
凍機(20)の運転状態データをも温度蓄積データと同時に
個別表示可能となっている。
【0033】次に、この冷凍コンテナ(10)による貨物輸
送動作について説明する。先ず、コンテナ本体(11)に荷
物が積み込まれ、輸送が開始されて冷凍装置(20)の運転
が開始される。そして、これと同時に作業者がトリップ
スタートキー(7K-5)をON操作すると、開始時点出力手段
(62)が開始時点信号を出力し、これがメモリ部(61)に書
き込まれ、該メモリ部(61)はその時の日付を記憶すると
共に温度センサ(44)が検出する庫内温度データの蓄積動
作を開始する。
【0034】そして、この冷凍装置(20)の運転開始時に
は、圧縮機(41)がフルロードで運転し、庫内の急速冷却
が行われる(プルダウン運転)。これにより、庫内温度
が制御温度範囲(以下、インレンジという。)に急速に
低下する。
【0035】そして、このプルダウン運転によって庫内
温度が一旦インレンジ内に低下すると通常の冷却運転を
実行し、庫内温度がインレンジを維持するように冷媒回
路(40)の冷媒循環状態を制御する。尚、このインレンジ
は、設定温度に対して所定の温度範囲をもって設定さ
れ、例えば、設定温度に対して±1℃の温度範囲に設定
されており、この設定温度が0℃の場合、チルドモード
(冷蔵モード)に、−20℃の場合、フローズンモード
(冷凍モード)になる。
【0036】一方、このような運転状態において、蒸発
器(43)がフロスト(着霜)するとデフロスト運転を実行
する。また、このデフロスト運転は、例えば、プルダウ
ン運転中は4時間ごとに実行し、庫内温度がインレンジ
内に維持された冷却運転時は、12時間又は24時間ご
とに実行する。更に、庫内温度がインレンジより高温に
なり、且つこのインレンジより高温の状態が30分継続
した際にもデフロスト運転を実行する。
【0037】このような運転動作が行われている間、常
に、温度センサ(44)が庫内温度を検出しており、この検
出された庫内温度データは、蓄積温度データとして上記
メモリ部(61)に記憶されていく。
【0038】そして、輸送が終了して冷凍装置(20)の運
転が停止され、荷物がコンテナ(10)から搬出されると、
庫内温度データの蓄積動作が終了する。このようにして
1回の輸送において輸送開始時から輸送終了時までの庫
内の温度変化が蓄積温度データとしてメモリ部(61)に保
持される。
【0039】そして、次の輸送時にあっては、上述と同
様に、輸送の開始と同時に作業者がトリップスタートキ
ー(7K-5)をONし、メモリ部(61)に運転開始時点が書き込
まれ、庫内温度データの蓄積動作が開始され、輸送終了
までの庫内の温度変化がデータとして蓄積される。
【0040】また、本形態では、上述したように、開始
時点入力手段(62)が自動的に開始時点信号をメモリ部(6
1)に出力できるようになっている。この動作を図5のフ
ローチャートに沿って説明する。つまり、冷凍装置(20)
の電源ユニットスイッチがONされ、ステップST1で庫内
温度データの蓄積動作(ロギング)が開始された時点に
おいて、現在の時刻は、前回の輸送において庫内温度デ
ータの蓄積が終了した時刻から3日以上経過しているか
否かが判定され、この判定がNOである場合には、一時的
に電源スイッチがOFF されていた状況であって、この電
源スイッチの切換え動作の前後では輸送が継続して行わ
れていると判断し、開始時点信号を出力することなくそ
のまま終了する。一方、3日以上経過しているYES の場
合には、今回の電源スイッチのON動作は輸送開始のため
のものであると判断してメモリ部(61)に自動的に運転開
始時点が書き込まれる。この動作によれば、輸送開始の
度に作業者がトリップスタートキー(7K-5)をONする必要
がなくなる。尚、本装置には、乾電池により駆動するタ
イマが備えられており、上記冷凍装置(20)の電源ユニッ
トスイッチがOFF 状態であった期間の検出は、このタイ
マによる時間計測によって行われるようになっている。
このため、電源ユニットスイッチのOFF 動作に拘りなく
正確に上記期間を検出することができる。
【0041】そして、上述したように、メモリ部(61)
は、開始時点出力手段(62)が出力した開始時点信号と次
の開始時点信号との間の温度蓄積データを各々個別に保
持する構成となっているので、前回の貨物輸送の温度蓄
積データと、今回の貨物輸送の温度蓄積データとは、各
々個別に独立したデータして保持されることになる。
【0042】以上のような動作が繰り返され、メモリ部
(61)には複数回の貨物輸送に対応した夫々の温度蓄積デ
ータが個別に保持されることになる。つまり、温度蓄積
データ全体に対し、運転開始時点が書き込まれている部
分の前後では別の貨物輸送が行われている状態であると
認識し、各貨物輸送夫々に対応した温度蓄積データが個
別に保持されている。
【0043】次に、この複数の温度蓄積データのうち所
望の貨物輸送の温度蓄積データを確認する場合の動作に
ついて説明する。先ず、コントローラ(50)に設けられた
図示しないパソコン接続用ジャックにパソコン(PC)を接
続し、温度蓄積データ確認ソフトを立ち上げる。そし
て、図6に示すディスプレイのようにメインメニューに
おいてデータダウンロード(斜線部分に表示)を選択
し、サブメニューにおいてトリップデータ(斜線部分に
表示)を選択すると、メモリ部(61)に保持されている複
数の温度蓄積データ夫々の蓄積開始日の一覧表が表示さ
れる(図6のA部分)。つまり、上記各貨物輸送時にお
いて開始時点出力手段(62)からメモリ部(61)へ開始時点
信号が出力された際の各日付が一覧表として表示され
る。これにより、メモリ部(61)に温度蓄積データが保持
されている各貨物輸送の開始日が容易に認識できる。
【0044】この状態から、所望の温度蓄積データを確
認する場合には、その確認したい貨物輸送の輸送開始日
にカーソルを移動して選択し実行させることで、図7に
示すように、この選択した貨物輸送の輸送開始から輸送
終了までの庫内温度の変化状態がグラフ化されてディス
プレイに表示される。尚、この図7では、庫内の設定温
度を0℃としたチルドモードで貨物輸送を行ったものを
示している。
【0045】そして、この貨物輸送における冷凍装置(2
0)の運転状態の詳細を確認する場合には、表示モードの
変更により、図8に示すように、この貨物輸送途中での
冷凍装置の運転状態の異常発生の有無を示す異常コード
がグラフ下部に表示される。例えば、この図8では冷媒
回路(20)の低圧側が所定値以下に低下した状態(コード
E107)、センサ異常が発生した状態(コードE111)、圧
縮機吐出側の高圧保護用の開閉器が作動した状態(コー
ドE103)が夫々表示されている。
【0046】更に、この貨物輸送における冷凍装置(20)
の運転モードや各種キーの操作状況の詳細を確認する場
合には、表示モードを更に変更することにより、図9に
示すように、この貨物輸送途中での冷凍装置(20)の運転
モード状態及び各種キーの操作状況がグラフ下部に表示
される。例えば、この図9では、時間T1はデフロスト
運転状態を、時間T2はサーモオフ状態を、それ以外は
サーモオン状態を夫々示しており、また、一時的にユニ
ット電源がOFF された状態(U.OFF )、設定温度が変更
された状態(S.P.C )が夫々表示されている。また、こ
の図7〜図9では、最長30日間の庫内温度変化を一画
面で表示しているが、表示モードの変更により、60日
或いは90日間の庫内温度変化を一画面で表示すること
もできる。
【0047】このように、本形態のコンテナ装置にあっ
ては、開始時点出力手段(62)が出力する開始時点信号に
よって温度蓄積データが区切られ、この区切られた各デ
ータが個別にメモリ部(61)に保持され、且つ夫々を個別
に表示可能となっているので、従来のように各データが
連続していることが原因となって蓄積データの読み違い
を引き起こすといったことがなくなり、温度記録装置の
容量を大きくして、複数回の輸送における各蓄積データ
を温度記録装置に一括保持させることを可能としなが
ら、必要に応じて所望の蓄積データのみを表示可能とす
ることができ、庫内温度の履歴表示の視認性が良好にな
り、庫内温度の解析を容易に行うことができる。
【0048】尚、本形態では、コントローラ(50)にパソ
コン(PC)を接続してデータの呼び出しを行うようにして
いたが、本発明はこれに限らず、表示入力部(70)等にデ
イスプレイを備えさせ、これによりデータ表示を行うよ
うにしてもよい。このようにすれば、コンテナ装置自身
にデータ表示部を備えさせることになるので、パソコン
(PC)の必要性やその接続作業を不要にすることができ
る。
【0049】また、温度蓄積データの表示としては各デ
ータをグラフ化していたが、本発明は、これに限らず、
各温度蓄積データ毎に個別に数値表示するようにしても
よい。
【0050】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば以下に述べるような効果が発揮される。請求項1記載
の発明によれば、コンテナ輸送開始の都度、温度蓄積デ
ータの蓄積開始時点信号を出力する開始時点出力手段
と、該開始時点出力手段が出力した蓄積開始時点信号と
次の蓄積開始時点信号との間の温度蓄積データを各々個
別に保持するデータ保持手段とを備えさせたために、デ
ータ保持手段が各貨物輸送毎に各々独立したデータを保
持することになり、これによって、データを呼び出す際
には、各データ毎、つまり各貨物輸送毎にデータが表示
されることになるので、所望の貨物輸送時の庫内温度の
確認が容易に行える。従って、温度記録装置の容量を大
きくして、複数回の輸送における各蓄積データを温度記
録装置に一括保持させることを可能としながら、必要に
応じて所望の蓄積データのみを表示可能とすることがで
き、庫内温度の履歴表示の視認性が良好になり、庫内温
度の解析を容易に行うことができる。
【0051】請求項2記載の発明によれば、開始時点出
力手段が、コンテナ輸送開始時に操作される操作手段か
らの信号により蓄積開始時点信号を出力する構成とした
ために、データ保持手段に蓄積開始時点信号を確実に入
力することができ、データ保持手段に保持される各温度
蓄積データを各々個別に独立して保持するといった保持
動作の信頼性が向上できる。
【0052】請求項3記載の発明によれば、開始時点出
力手段が、輸送開始判定手段からの信号により蓄積開始
時点信号を出力する構成としたために、自動的にデータ
保持手段に蓄積開始時点信号を入力することができ、デ
ータ保持手段に保持される各温度蓄積データを各々個別
に独立して保持させるための特別な作業が必要なくな
る。
【0053】請求項4記載の発明によれば、データ保持
手段に入力された各蓄積開始時点信号の入力時点を一覧
表示する一覧表示手段を備えさせたために、各貨物輸送
時において開始時点出力手段からデータ保持手段へ蓄積
開始時点信号が出力された際の各時点が一覧表示され、
データ保持手段に保持されている各温度蓄積データに対
応した各貨物輸送の開始日の確認を容易に行うことがで
きる。
【0054】請求項5記載の発明によれば、データ保持
手段に保持されている各温度蓄積データを個別に表示す
る個別表示手段を備えさせたために、各データ毎、つま
り各貨物輸送毎に温度蓄積データが表示可能となって1
回分の貨物輸送時の庫内温度の変化状態の確認を容易に
行うことができる。
【0055】請求項6記載の発明によれば、個別表示手
段が、温度蓄積データの個別表示に合わせて、冷媒回路
の運転状態データも個別表示するようにしたために、1
回分の貨物輸送時の庫内温度の変化状態ばかりでなく、
冷媒循環動作中の冷媒回路の運転状態の確認も容易に行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示す図である。
【図2】冷凍コンテナの斜視図である。
【図3】冷凍装置の収容部分を示す断面図である。
【図4】表示入力部を示す図である。
【図5】トリップスタートの自動記録動作を示すフロー
チャート図である。
【図6】輸送開始日の一覧表示状態のパソコンディスプ
レイを示す図である。
【図7】庫内温度の変化をグラフ化したパソコンディス
プレイを示す図である。
【図8】アラーム発生を追加表示したパソコンディスプ
レイを示す図である。
【図9】冷凍機運転状態を追加表示したパソコンディス
プレイを示す図である。
【符号の説明】
(10) 冷凍コンテナ (40) 冷媒回路 (41) 圧縮機 (42) 凝縮器 (43) 蒸発器 (44) 温度センサ(庫内温度検出手段) (45) 膨張機構 (61) メモリ部(データ保持手段) (62) 開始時点出力手段 (63) 一覧表示手段 (64) 個別表示手段 (65) 輸送開始判定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷本 憲治 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内 (72)発明者 畑森 裕之 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機(41)、凝縮器(42)、膨張機構(45)
    及び蒸発器(43)が順に接続されてなる冷媒回路(40)を備
    え、該冷媒回路(40)での冷媒循環動作によって庫内温度
    を設定温度に調整するようにしたコンテナ装置に設けら
    れ、 コンテナの庫内温度を検出する庫内温度検出手段(44)を
    備え、該庫内温度検出手段(44)によって検出される庫内
    温度の変化状態を温度蓄積データとして保持するように
    した庫内温度記録装置において、 コンテナ輸送開始の都度、温度蓄積データの蓄積開始時
    点信号を出力する開始時点出力手段(62)と、 上記庫内温度検出手段(44)及び開始時点出力手段(62)の
    信号を受け、該開始時点出力手段(62)が出力した蓄積開
    始時点信号と次の蓄積開始時点信号との間の温度蓄積デ
    ータを各々個別に保持するデータ保持手段(61)とを備え
    ていることを特徴とするコンテナ装置の庫内温度記録装
    置。
  2. 【請求項2】 開始時点出力手段(62)は、コンテナ輸送
    開始時に操作される操作手段(7K-5)からの信号により蓄
    積開始時点信号を出力するものであることを特徴とする
    請求項1記載のコンテナ装置の庫内温度記録装置。
  3. 【請求項3】 コンテナ輸送開始時を判定する輸送開始
    判定手段(65)が設けられ、開始時点出力手段(62)は、こ
    の輸送開始判定手段(65)からの信号により蓄積開始時点
    信号を出力するものであることを特徴とする請求項1記
    載のコンテナ装置の庫内温度記録装置。
  4. 【請求項4】 データ表示呼出し信号を受けた時、デー
    タ保持手段(61)に入力された各蓄積開始時点信号の入力
    時点を一覧表示する一覧表示手段(63)を備えていること
    を特徴とする請求項1、2または3記載のコンテナ装置
    の庫内温度記録装置。
  5. 【請求項5】 データ表示呼出し信号を受けた時、デー
    タ保持手段(61)に保持されている各温度蓄積データを個
    別に表示する個別表示手段(64)を備えていることを特徴
    とする請求項1、2または3記載のコンテナ装置の庫内
    温度記録装置。
  6. 【請求項6】 データ保持手段(61)は、冷媒循環動作中
    の冷媒回路(40)の運転状態データを保持するようになっ
    ており、 個別表示手段(64)は、温度蓄積データの個別表示に合わ
    せて、冷媒回路(40)の運転状態データも個別表示するも
    のであることを特徴とする請求項5記載のコンテナ装置
    の庫内温度記録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH10307759A (ja) * 1997-05-01 1998-11-17 Daikin Ind Ltd 運転制御装置
JP2003097858A (ja) * 2001-09-21 2003-04-03 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 陸上輸送用冷凍装置及びその運転制御方法

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