JPH0996298A - 球体モータポンプ - Google Patents

球体モータポンプ

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Publication number
JPH0996298A
JPH0996298A JP25634095A JP25634095A JPH0996298A JP H0996298 A JPH0996298 A JP H0996298A JP 25634095 A JP25634095 A JP 25634095A JP 25634095 A JP25634095 A JP 25634095A JP H0996298 A JPH0996298 A JP H0996298A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spherical
hole
pump
rotor
rotor support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25634095A
Other languages
English (en)
Inventor
Takefumi Hirafuji
武文 平藤
Shigeru Okusaka
茂 奥坂
Tatsuya Hoshino
達也 星野
Tomoaki Inai
友昭 井内
Masaru Tomisaka
勝 冨阪
Atsushi Osawa
敦 大澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP25634095A priority Critical patent/JPH0996298A/ja
Publication of JPH0996298A publication Critical patent/JPH0996298A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 ロータ支持体28を上下に貫通する孔32が
ポンプ吸込口16近傍において上方へ開放される。した
がって、球形軸受22の凹球面に形成された溝および球
形軸受22の中央部に形成された孔38を通して孔32
に与えられた水(潤滑水)が、孔32を真っ直ぐに流れ
てその上端から吐出される。 【効果】 水路を簡単に形成でき、しかも通水性を向上
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は球体モータポンプに関
し、特にたとえば球形の軸と球形軸受とを備える、球体
モータポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】図4に示すこの種の従来の球体モータポ
ンプ1は、モータロータ2を支持するロータ支持体3を
含み、ロータ支持体3の上部には、インペラ4がインペ
ラスクリュー5を用いて固定される。また、ロータ支持
体3の中央部下面には穴6が形成され、穴6には、球形
軸受7が嵌め込まれる。さらに、球形軸受7およびロー
タ支持体3のそれぞれには、孔8aおよび8bが上下方
向へ延びて形成され、インペラスクリュー5には、孔8
cが下面から側面へ向けて略L状に形成される。したが
って、球体モータポンプ1の運転時には、球形軸受7の
凹球面に形成された図示しない溝を通して孔8aに流入
した水が、孔8bおよび8cを通してインペラスクリュ
ー5の側面から横方向へ吐出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、インペ
ラスクリュー5に略L状の水路(孔8c)を形成するよ
うにしていたので、水路の加工が困難であり、また、L
状部分で水流に乱れが生じるため、通水性が悪いという
問題点があった。それゆえに、この発明の主たる目的
は、水路を容易に加工でき、しかも通水性を向上でき
る、球体モータポンプを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、上部にポン
プ吸込口が形成され、かつ側面に吐出口が形成されたポ
ンプハウジング、ポンプハウジング内に配置されたモー
タロータ、ポンプハウジング内に配置され、かつモータ
ロータを支持するロータ支持体、ロータ支持体の上部に
取り付けられたインペラ、およびロータ支持体の下部に
取り付けられた球形軸受を備える球体モータポンプにお
いて、ロータ支持体および球形軸受を上下に貫通してポ
ンプ吸込口近傍において上方に開放される水路を形成し
たことを特徴とする、球体モータポンプである。
【0005】
【作用】ロータ支持体および球形軸受を上下に貫通する
水路がポンプ吸込口近傍において上方向に開放される。
したがって、水路を略L状に加工する手間を省くことが
でき、また、水路内における水流の乱れをなくすことが
できる。
【0006】
【発明の効果】この発明によれば、水路を容易に加工す
ることができ、しかも通水性を向上できる。この発明の
上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を
参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らか
となろう。
【0007】
【実施例】図1に示すこの実施例の球体モータポンプ1
0は、ステータ部12およびステータ部12の上部に取
り付けられるポンプハウジング14を含み、ポンプハウ
ジング14の上部には、ポンプ吸込口16が形成され、
側面には、吐出口18が形成される。そして、ポンプハ
ウジング14の内部では、ロータ20が球形軸受22を
介して球形の軸24上で回転可能に支持される。
【0008】ロータ20は、モータロータ26,モータ
ロータ26を支持するロータ支持体28およびロータ支
持体28の上部に取り付けられるインペラ30を含む。
ロータ支持体28は、砲金等のような金属からなり、こ
の実施例では、モータロータ26と圧入嵌合される。ロ
ータ支持体28の中央部には、水を通すための孔32が
上下に貫通して形成される。また、ロータ支持体28の
中央部下面には、穴34が形成され、この穴34には、
球形軸受22が嵌め込まれる(締り嵌め)。
【0009】球形軸受22は、たとえばカーボンでプレ
ス成形した後に焼結することによって略円柱状に形成さ
れ、球形軸受22の中央部には、水を通すための孔38
が上下に貫通して形成される。また、球形軸受22の下
面には、軸24の球状外表面に沿う凹球面40(図2)
が形成され、凹球面40には、図2からよくわかるよう
に、水を通すための複数(この実施例では6つ)の溝4
2が、孔38の周縁から外側へ向けて略放射状に形成さ
れる。
【0010】インペラ30は、変性PPO樹脂等からな
る本体30aおよび本体30aと一体に結合されるかつ
砲金等のような金属からなるインペラディスク30bを
含み、本体30aおよびインペラディスク30bの中央
部には、孔44aおよび44bが形成される。そして、
インペラ30をロータ支持体28に取り付ける際には、
孔44aおよび44bにロータ支持体28の上部が嵌め
込まれ(締り嵌め)、図3からよくわかるように、イン
ペラディスク30bおよびロータ支持体28の上面にお
いて接合部がかしめられる(図3中のA部)。
【0011】このような球体モータポンプ10(図1)
において、図示しないスタートスイッチをオンすると、
モータロータ26の回転に伴ってインペラ30が回転さ
れ、吸込口16からポンプハウジング14内へ水が吸入
されて、吐出口18から吐出される。また、吸込口16
から吸入された水の一部が図1中矢印で示すように流れ
る。すなわち、インペラ30の下方部分に流入した水
が、球形軸受22の溝42(図2)および孔38を通し
てロータ支持体28の孔32に与えられ、孔32を真っ
直ぐに流れてその上端から上方へ向けて吐出される。こ
の過程において、溝42から軸24と球形軸受22との
接触面に潤滑水が供給される。
【0012】この実施例によれば、水路(孔32)が直
線状に形成されて、ポンプ吸込口16近傍において上方
に開放されるので、水路を簡単に加工でき、しかも通水
性を向上できる。また、従来のようなインペラスクリュ
ーを用いないので、ポンプ吸込口16の近傍において水
流に影響を与える突出物をなくすことができ、ポンプ性
能を向上できる。
【0013】さらに、インペラ30をロータ支持体28
に固定するのにねじを用いないので、孔32の内径をね
じの分だけ大きくすることができ、したがって、水路に
異物が詰まるのを防止できる。なお、上述の実施例で
は、インペラ30とロータ支持体28とをかしめて接合
するようにしているが、たとえばインペラ30(インペ
ラディスク30b)の内周面に雌ねじを形成し、ロータ
支持体28の外周面に雄ねじを形成し、両者を螺合して
接合するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す図解図である。
【図2】球形軸受を示す図解図である。
【図3】インペラをロータ支持体に固定する方法を示す
図解図である。
【図4】従来技術を示す図解図である。
【符号の説明】
10 …球体モータポンプ 12 …ステータ部 14 …ポンプハウジング 16 …吸込口 18 …吐出口 20 …ロータ 22 …球形軸受 24 …軸 26 …モータロータ 28 …ロータ支持体 30 …インペラ 32,38 …孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井内 友昭 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タビニルパイプ工場内 (72)発明者 冨阪 勝 大阪市浪速区敷津東1丁目2番47号 クボ タラング株式会社内 (72)発明者 大澤 敦 大阪市浪速区敷津東1丁目2番47号 クボ タラング株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部にポンプ吸込口が形成され、かつ側面
    に吐出口が形成されたポンプハウジング、 前記ポンプハウジング内に配置されたモータロータ、 前記ポンプハウジング内に配置され、かつ前記モータロ
    ータを支持するロータ支持体、 前記ロータ支持体の上部に取り付けられたインペラ、お
    よび前記ロータ支持体の下部に取り付けられた球形軸受
    を備える球体モータポンプにおいて、 前記ロータ支持体および前記球形軸受を上下に貫通して
    前記ポンプ吸込口近傍において上方に開放される水路を
    形成したことを特徴とする、球体モータポンプ。
JP25634095A 1995-10-03 1995-10-03 球体モータポンプ Pending JPH0996298A (ja)

Priority Applications (1)

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JP25634095A JPH0996298A (ja) 1995-10-03 1995-10-03 球体モータポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25634095A JPH0996298A (ja) 1995-10-03 1995-10-03 球体モータポンプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0996298A true JPH0996298A (ja) 1997-04-08

Family

ID=17291321

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25634095A Pending JPH0996298A (ja) 1995-10-03 1995-10-03 球体モータポンプ

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JP (1) JPH0996298A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005320969A (ja) * 2004-05-07 2005-11-17 Oliver Laing 循環ポンプ、及び電気モータの球面軸受を流体潤滑するための方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005320969A (ja) * 2004-05-07 2005-11-17 Oliver Laing 循環ポンプ、及び電気モータの球面軸受を流体潤滑するための方法

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