JPH0994379A - 洗濯注湯ユニットの制御方法 - Google Patents

洗濯注湯ユニットの制御方法

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JPH0994379A
JPH0994379A JP7276747A JP27674795A JPH0994379A JP H0994379 A JPH0994379 A JP H0994379A JP 7276747 A JP7276747 A JP 7276747A JP 27674795 A JP27674795 A JP 27674795A JP H0994379 A JPH0994379 A JP H0994379A
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JP
Japan
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water
hot water
washing
pouring
rinsing
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Application number
JP7276747A
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English (en)
Inventor
Yuzo Yamamoto
裕三 山本
Akira Yoshida
晶 吉田
Takashi Ikezawa
剛史 池澤
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Noritz Corp
Original Assignee
Noritz Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Noritz Corp filed Critical Noritz Corp
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Publication of JPH0994379A publication Critical patent/JPH0994379A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B40/00Technologies aiming at improving the efficiency of home appliances, e.g. induction cooking or efficient technologies for refrigerators, freezers or dish washers

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  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗い行程と、すすぎ行程とに風呂の残湯を使
用できるようにして節水効果を高めることのできる洗濯
注湯ユニットの制御方法を提供することである。 【解決手段】 残湯洗いコースを選択すると、初期状態
チェックが行われ、残湯洗い行程に移行して浴槽4内の
残湯を洗濯機27に供給して残湯洗いを開始する。残湯洗
い行程終了後、ディップスイッチがオンしている場合、
残湯すすぎ行程に移行して残湯を洗濯機に注水してすす
ぎを行い、残湯すすぎ行程の終了後、フィルタ逆洗行程
に移行して、フィルタを洗浄してから、水すすぎ行程に
移行して水すすぎを行い、終了後注水電磁弁を閉じ、三
方弁を一旦逆洗位置に回動して注湯管11内の圧力抜きを
行ってから、循環位置に回動して停止させ、待機時間t
経過後洗濯が終了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、風呂循環加熱・給
湯装置を用いて、風呂の残湯、給湯器からの湯、水等を
全自動洗濯機に供給する洗濯注湯ユニットの制御方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、風呂の残湯や給湯器からの湯を全
自動洗濯機に供給することが行われており、給水経路の
水流の状態から全自動洗濯機の動作状態を判別し、その
動作状態に応じて風呂の残湯や給湯器からの湯、水を供
給するものが知られている。例えば、特開平 5−115679
号公報に記載されているものは、全自動洗濯機により制
御される開閉弁に至る給水経路に流水センサを設け、洗
いモードとしての動作開始後、流水センサが流水を連続
して検出しない時間が設定時間を越えるまではこのモー
ドを維持し、加熱・不加熱を選択する加熱選択手段と、
水道水供給手段と浴槽水供給手段の何れかを選択する給
水選択手段の何れも操作可能に制御するとともに、設定
時間を越えた場合はすすぎモードに移行し、給水選択手
段は強制的に水道水供給手段を選択させ、加熱選択手段
のみ操作可能としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の洗濯機への注湯及び注水装置においては、洗いモー
ド、すすぎモードのそれぞれの設定を行った後、全自動
洗濯機の運転を開始するものであるが、残湯洗いモード
を選択した場合、洗濯機の注水電磁弁を開いて残湯注水
を行った後注水電磁弁を閉じて洗い動作を行い、洗い動
作終了後洗濯機の排水電磁弁を開いて排水動作(例え
ば、3分間)に移行し、排水終了後排水電磁弁を閉じ、
注水電磁弁を開いて水道水を注水し、1回目のすすぎを
行い、すすぎ終了後注水電磁弁を閉じ、排水電磁弁を開
いて排水動作(3分間)に移行し、排水終了後排水電磁
弁を閉じ、注水電磁弁を開いて水道水を注水し、2回目
のすすぎを行い、すすぎ終了後注水電磁弁を閉じ、排水
電磁弁を開いて排水動作(3分間)に移行し、排水終了
後脱水動作に入るもの、即ちすすぎ2回のものが多く採
用されている。したがって、洗い動作並びにすすぎ動作
における計3回の注水において、1回目の洗い動作のみ
で残湯を使用し、他の2回のすすぎ動作では水道水を用
いているため、残湯を使用する目的である節水効果が十
分に得られないという問題があった。
【0004】本発明の目的は、洗い行程と、すすぎ行程
とに風呂の残湯を使用できるようにして節水効果を高め
ることのできる洗濯注湯ユニットの制御方法を提供する
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の洗濯注湯ユニットの制御方法は、水道水を加
熱して、或いは加熱せずに洗濯機に供給する手段と、浴
槽の残湯を加熱して、或いは加熱せずに洗濯機に供給す
る手段とを備えた洗濯注湯回路において、残湯を洗濯機
に供給する残湯洗いコースを選択した場合、浴槽の残湯
を洗濯機に供給する残湯洗いコースを選択した場合に、
複数回行われるすすぎ行程の内、少なくとも最後の1回
のすすぎ行程の時に水道水を用いて注水を行い、他のす
すぎ行程は浴槽の残湯を用いて行うことにより、節水効
果の著しい向上を図ることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】図を参照して本発明の実施例を説
明する。図7において、本発明を適用する洗濯注湯ユニ
ットを備えた給水給湯装置の概略構成を説明すると、風
呂給湯装置1は、風呂循環熱交換器2と給湯熱交換器3
を備え、図示しない熱源により加熱される。風呂循環熱
交換器2には、風呂往入管5及び風呂戻り管6が接続さ
れており、浴槽4に他端が連通した風呂戻り管6に循環
ポンプ7が設けられ、風呂往入管5は洗濯注湯ユニット
8の内部に導入されて三方弁9の入水口91に接続され、
三方弁9の風呂側出口92に風呂往出管51が接続され、風
呂往出管51の他端は浴槽4に連通している。また、給湯
熱交換器3には、冷水(水道水)を給湯熱交換器3に供
給する給水管31及び加熱された湯を所定の給湯場所に送
る給湯管32がそれぞれ連通されている。
【0007】洗濯注湯ユニット8において、三方弁9の
注湯側出口93にフィルタ101 を有するフィルタ室10が連
通され、フィルタ室10には、水流スイッチ12を有する注
湯管11が接続され、圧力安全弁14を介して連通管13が風
呂往入管5に連通されるとともに、水抜き栓151 を有す
る排水管15が接続されている。注湯管11は水栓26を介し
て洗濯機27に連通されるとともに、フィルタ室10と水流
スイッチ12との間に給水給湯管16の一端が接続され、給
水給湯管16の他端は直列に配置された逆止弁17及び18を
介して注湯電磁弁19及び注水電磁弁20に接続されてお
り、注湯電磁弁19には給湯熱交換器3の給湯管32から分
岐された給湯分岐管23が逆流抵抗弁21を介して接続さ
れ、注水電磁弁20には給水管31から分岐されてフィルタ
25を有する給水分岐管24が水ガバナ22を介して接続され
ている。
【0008】図8において、三方弁9の切換状態を説明
すると、モータ9Aで回動される弁体90の回動位置はリ
ミッタスイッチ(図示略)で検出するものであり、
(a)は循環位置(例えば、回動角0度)で、入水口91
と風呂側出口92、即ち風呂往入管5と風呂往出管51が連
通され、循環ポンプ7を駆動して加熱を行うことによ
り、浴槽4内の湯水を風呂戻り管6から風呂循環熱交換
器2を経て風呂往入管5、三方弁9、風呂往出管51より
循環させて加熱する。(b)は、残湯注水位置(例え
ば、回動角 180度)で、入水口91と注湯側出口93、即ち
風呂往入管5とフィルタ室10を介して注湯管11が連通さ
れ、循環ポンプ7を駆動することにより、浴槽4内の残
湯を、風呂戻り管6から風呂循環熱交換器2を経て風呂
往入管5、三方弁9、注湯管11から水栓26を介して洗濯
機27に注水するもので、この時必要に応じて図示しない
熱源により加熱する。(c)は、逆洗位置(例えば、回
動角90度)で、入水口91と風呂側出口92及び注湯側出口
93、即ち風呂往入管5と風呂往出管51及び注湯管11が連
通され、給水分岐管24から注湯管11、フィルタ室10を介
して風呂往入管5と風呂往出管51に給水することによ
り、フィルタ室10内のフィルタ101 を洗浄する。
【0009】図9において、洗濯注湯ユニット8のリモ
ートコントローラの一例を説明すると、リモートコント
ローラ33は、運転スイッチ34と運転スイッチ・ランプ34
1 、スタートスイッチ35とスタートスイッチ・ランプ35
1 、浴槽4内の残湯を使用する残湯洗いコース、給湯熱
交換器3からの湯を使用する湯洗いコース、冷水を使用
する水洗いコースのいずれかの注湯コースを選択する選
択スイッチ36、及び選択された注湯コース並びに水すす
ぎコースを表示する注湯コース・ランプ371 を有する表
示部37を備えている。
【0010】動作について説明すると、運転スイッチ34
をオンすると、電源が入り、運転スイッチ・ランプ341
が点灯する。選択スイッチ36を押して注湯コースを選択
すると、選択された注湯コースに対応する注湯コース・
ランプ371 が点灯し、その後スタートスイッチ35を押す
と、選択した注湯コースで洗いを行い、その後水すすぎ
に移行するものである。注湯コースの選択において、残
湯洗いコースを選択した場合、三方弁9が残湯注水位置
(図8b参照)に回動されるとともに循環ポンプ7を運
転し、注湯電磁弁19及び注水電磁弁20は閉止した状態を
保持することにより、浴槽4内の残湯を風呂往入管5よ
りフィルタ室10を介して注湯管11より洗濯機27に供給す
る。
【0011】なお、残湯洗いコースを選択した場合にお
いて、洗濯機27を予約運転にセットすると、予約した時
間が経過するまで洗濯機27は停止しており、注水が行わ
れないから、水流スイッチ12はオフしている。水流スイ
ッチ12のオフが所定時間継続した場合、即ち注湯管11内
に所定時間水流が無い場合は、三方弁9を循環位置(図
8a)に回動して循環ポンプ7を停止させ、注水電磁弁
20を開いて給水分岐管24を注湯管11に連通させる水洗い
コースの状態で待機する。この構成により、循環ポンプ
7の不要な連続運転を防止することができる。
【0012】予約した時間が経過し、注湯管11内に水流
が生じて水流スイッチ12がオンした場合は、先に選択し
た残湯洗い動作に復帰させて、三方弁9が残湯注水位置
(図8b参照)に回動されるとともに循環ポンプ7を運
転を再開し、注水電磁弁20は閉止される。この時、水ガ
バナ22を設けて通水流量を制限しているために、給水分
岐管24は通水状態から注水電磁弁20が閉止される際に発
生するウォータハンマを軽減している。
【0013】残湯洗いが終了し、三方弁9を循環位置
(図8a)に回動して循環ポンプ7を停止させ、注水電
磁弁20を開いて待機し、洗濯機27がすすぎ動作を開始す
ると、注湯管11内に通水があることを確認し(水流スイ
ッチ12がオン)、注水電磁弁20を閉じて循環ポンプ7を
起動し、三方弁9を残湯注水位置(図8b参照)に回動
して、浴槽4内の残湯を洗濯機27に注水して残湯すすぎ
を開始する。次に水流スイッチ12が所定時間(例えば、
3分間)連続してオフすると、残湯すすぎ行程が終了し
たものとしてフィルタ逆洗行程に移行する。フィルタ逆
洗行程では、循環ポンプ7が停止されて三方弁9が逆洗
位置(図8c)に回動され、注水電磁弁20が開放されて
注湯管11からフィルタ室10に冷水が供給されてフィルタ
101 を洗浄(フィルタ逆洗)して残湯洗いコースが終了
し、その後三方弁9を循環位置(図8a)に回動し、水
すすぎ行程に移行する。
【0014】湯洗いコースを選択すると、風呂給湯装置
1の給湯熱交換器3の出湯の給湯設定温度Ts を洗濯注
湯設定温度にTswに変更し(例えば、Ts >40℃の時は
Tsw=40℃、Ts ≦40℃の時はTsw=Ts )、三方弁9
を循環位置(図8a)に保持したまま注湯電磁弁19を開
放して、注湯管11から洗濯機27に湯を供給する。湯洗い
終了後、注湯電磁弁19を閉止し、水すすぎコースに移行
する。
【0015】水洗いコースを選択すると、注水電磁弁20
を開き、水流スイッチ12がオンしている即ち注湯管11内
に水流があることを確認して給水分岐管24から洗濯機27
に注水を行い、注水を行っている時に、所定時間(例え
ば、3分間)の間水流スイッチ12のオフが継続すると、
水洗い行程が終了したものとして水すすぎ行程に移行す
る。水流スイッチ12のオンが予め定めた時間(例えば、
18時間)継続した場合、または所定時間(3分間)継続
していない水流スイッチ12のオフがあってから予め定め
た時間(例えば、2時間)経過した場合には、水すすぎ
行程を省略して注水電磁弁20を閉止し、注水動作を終了
する。
【0016】
【実施例】本発明の制御動作の一例を、図1乃至図6の
フローチャートを参照して説明する。図1において、運
転スイッチ34をオンすると、運転ランプ341 が点灯し、
注湯コースランプ371 が点灯する。点灯する注湯コース
ランプ371 は予め定められており、本実施例では残湯コ
ースの表示ランプが始めに点灯するようにしている。残
湯洗いコースを選択してスタートスイッチ35をオンする
と、スタートスイッチランプ351 が点灯し、初期状態チ
ェックが行われ、残湯洗い行程に移行して浴槽4内の残
湯を洗濯機27に供給して残湯洗いを開始する。
【0017】残湯洗い行程終了後、洗濯注湯ユニット8
の電装基板に設けられて配管施工の際に洗濯機27の種類
をみてオン・オフを選択するディップスイッチがオンし
ている場合、残湯すすぎ行程に移行して残湯を洗濯機27
に注水してすすぎを行い、残湯すすぎ行程の終了後、フ
ィルタ逆洗行程に移行して、フィルタ101 に逆方向から
水を通してフィルタ101 を洗浄してから、水すすぎ行程
に移行して水すすぎを行い、終了後注水電磁弁20を閉
じ、三方弁9を一旦逆洗位置(図8c)に回動して注湯
管11内の圧力抜きを行ってから、循環位置(図8a)に
回動して停止させ、待機時間t(例えば、1時間)経過
後、スタートスイッチランプ351 、運転ランプ341 、注
湯コースランプ371 が消灯して洗濯が終了する。
【0018】湯洗いコースを選択してスタートスイッチ
35をオンすると、スタートスイッチランプ351 が点灯
し、初期状態チェックが行われた後、湯洗い行程に移行
し、注湯電磁弁19を開いて風呂給湯装置1からの湯を洗
濯機27に供給する。湯洗い終了後、上記フィルタ逆洗行
程終了時と同じく、水すすぎ行程に移行して、水すすぎ
終了後洗濯を終了する。水洗いコースを選択してスター
トスイッチ35をオンすると、スタートスイッチランプ35
1 が点灯し、初期状態チェックが行われた後、水洗い行
程に移行し、注水電磁弁20を開いて給水分岐管24からの
水を洗濯機27に供給する。水洗い終了後、上記フィルタ
逆洗行程終了時と同じく、水すすぎ行程に移行して、水
すすぎ終了後洗濯を終了する。
【0019】図2において、初期状態チェックを説明す
ると、水流スイッチ12がオフしている、即ち注湯管11に
通水が無いことを確認した後、三方弁9が循環位置(図
8a)にあることを、三方弁9のリミッタスイッチによ
り、確認して初期状態チェックが終了する。いま、水流
スイッチ12がオンしている、即ち注湯管11に通水がある
という信号がある場合、第1初期時間tF1(例えば、25
秒間)経過しても水流スイッチ12がオンしていると、運
転ランプ341 が1点点滅(点灯及び消灯が一定のリズム
で1回ずつ交互に繰り返される)して警報を発する。ま
た、三方弁9が循環位置(図8a)ではないという信号
が出力された場合には、第2初期時間tF2(例えば、25
秒間)経過しても三方弁9が循環位置(図8a)にある
ことが確認されないと、運転ランプ341 が2点点滅(点
灯が2回ずつ1回の長めの消灯を挟んで交互に繰り返さ
れる)して警報を発する。運転ランプ341 が1点点滅ま
たは2点点滅する警報を確認して、運転スイッチ34をオ
フさせ、スタートスイッチランプ351 、運転ランプ341
及び注湯コースランプ371 を消灯させた後、上記状態を
引き起こした原因を除去してから、再起動を行う。
【0020】図3において残湯洗い行程を説明すると、
循環ポンプ7を駆動するとともに、三方弁9を残湯注水
位置(図8b)に回動してから、三方弁9が残湯注水位
置(図8b)にあることを確認し、水流スイッチ12がオ
ンしている、即ち注湯管11に通水があることを確認した
後、注湯電磁弁19及び注水電磁弁20は閉止した状態を保
持したまま、浴槽4内の残湯を風呂往入管5からフィル
タ室10を介して注湯管11より洗濯機27に供給する。水流
スイッチ12が所定時間(例えば、3分間)の間連続して
オフとなるまで、残湯の供給を継続し、水流スイッチ12
が所定時間(3分間)連続してオフとなると、残湯洗い
行程が終了したものとして、後述の残湯すすぎ行程また
はフィルタ逆洗行程に移行する。
【0021】ところが、第3初期時間tF3(例えば、25
秒間)が経過しても三方弁9が残湯注水位置(図8b)
にない場合は、循環ポンプ7をオフし、運転ランプ341
が2点点滅する警報を確認して、運転スイッチ34をオフ
させ、スタートスイッチランプ351 、運転ランプ341 及
び注湯コースランプ371 を消灯させた後、上記状態を引
き起こした原因を除去してから、再起動を行う。
【0022】なお、残湯洗いコースを選択した場合にお
いて、洗濯機27を予約運転にセットすると、予約した時
間が経過するまで洗濯機27は停止しており、注水が行わ
れなず、水流スイッチ12はオフしているから、三方弁9
が残湯注水位置(図8b)にあっても、洗濯機27の予約
運転により、第1待機時間tW1(例えば、5分間)が経
過しても水流スイッチ12がオンしない、即ち注湯管11内
の通水が検出されない場合は、三方弁9を循環位置(図
8a)に回動し、循環ポンプ7を停止させ、注水電磁弁
20を開放して、水洗いの状態で待機する。
【0023】水洗いの状態で待機してから、第3待機時
間tW3(例えば、18時間)が経過するまでに水流スイッ
チ12がオンする、即ち注湯管11内の通水が検出された場
合には、洗濯機27の予約時間が経過して洗濯が開始され
たものと判定し、注水電磁弁20を閉じて循環ポンプ7を
起動し、三方弁9を残湯注水位置(図8b)に回動さ
せ、浴槽4内の残湯を風呂往入管5からフィルタ室10を
介して注湯管11より洗濯機27に供給する。
【0024】一方、第3待機時間tW3(18時間)が経過
しても水流スイッチ12がオンしない場合、即ち注湯管11
内の通水が検出されない場合は、注水電磁弁20を閉じ、
三方弁9を一旦逆洗位置(図8c)に回動して圧力抜き
動作を行ってから、循環位置(図8a)に回動して停止
させ、待機時間t(1時間)経過後、スタートスイッチ
ランプ351 、運転ランプ341 、注湯コースランプ371 が
消灯して洗濯が終了する。この圧力抜き動作により、洗
濯機27が水すすぎ動作を終了して注水電磁弁20を閉じた
ときに、洗濯機27内の電磁弁(図示略)から逆止弁18及
び三方弁9間での管路内に封じ込められた圧力(洗濯機
27内の電磁弁を閉止することによるウォータハンマのた
めに給水圧よりも大きい)を、三方弁9を一旦逆洗位置
(図8c)に回動して風呂循環回路側に逃がすことがで
き、三方弁9の弁体90の周囲のパッキンの変形、劣化を
防ぎ、三方弁9の耐久性を高めることができる。なお、
フィルタ室10に、圧力安全弁14を介して連通管13が風呂
往入管5に連通されており、上記封じ込められた圧力を
低減させてある程度以下の圧力とすることによって、封
じ込められた圧力が高すぎることによる三方弁9の駆動
モータの負荷が過大になることを防ぐとともに、弁体90
の周囲のパッキンの損傷を防ぐことができる。
【0025】また、水流スイッチ12がオンしたまま、第
2待機時間tW2(例えば、30分間)が経過した場合は、
三方弁9を循環位置(図8a)に回動して循環ポンプ7
を停止させた後、三方弁9を一旦逆洗位置(図8c)に
回動してから循環位置(図8a)に回動して停止させ、
待機時間t(1時間)経過後、スタートスイッチランプ
351 、運転ランプ341 、注湯コースランプ371 が消灯し
て洗濯が終了する。
【0026】図4において残湯すすぎ行程を説明する
と、ディップスイッチがオンして残湯すすぎ行程が選択
されている場合、三方弁9を循環位置(図8a)に回動
して循環ポンプ7を停止させた後、注水電磁弁20を開
き、水流スイッチ12のオン、即ち注湯管11内の通水を確
認してから、注水電磁弁20を閉じた後、循環ポンプ7を
起動させ、三方弁9を残湯注水位置(図8b)に回動さ
せ、浴槽4内の残湯を風呂往入管5からフィルタ室10を
介して注湯管11より洗濯機27に供給し、残湯すすぎを行
う。水流スイッチ12が所定時間(3分間)連続してオフ
すると、残湯洗い行程が終了したものとして、後述のフ
ィルタ逆洗行程に移行する。
【0027】注水電磁弁20を開いた時、第3待機時間t
W3(例えば、18時間)が経過するまで水流スイッチ12が
オンしない場合は、注水電磁弁20をを閉じ、三方弁9を
一旦逆洗位置(図8c)に回動してから循環位置(図8
a)に回動して停止させ、待機時間t(1時間)経過
後、スタートスイッチランプ351 、運転ランプ341 、注
湯コースランプ371 が消灯して洗濯が終了する。また、
第4待機時間tW4(例えば、30分間)が経過するまで、
水流スイッチ12が所定時間(3分間)連続してオフしな
い場合、三方弁9を循環位置(図8a)に回動して循環
ポンプ7を停止させた後、三方弁9を一旦逆洗位置(図
8c)に回動してから循環位置(図8a)に回動して停
止させ、待機時間t(1時間)経過後、スタートスイッ
チランプ351 、運転ランプ341 、注湯コースランプ371
が消灯して洗濯が終了する。
【0028】図5においてフィルタ逆洗行程について説
明すると、三方弁9を循環位置(図8a)に回動して、
循環位置(図8a)にあることを確認した後、循環ポン
プ7を停止させ、注水電磁弁20を開き、三方弁9を逆洗
位置(図8c)に回動させて注水電磁弁20が開放され、
注湯管11からフィルタ室10に冷水が供給されてフィルタ
101 を洗浄(フィルタ逆洗)し、その後三方弁9を循環
位置(図8a)に回動して水すすぎ行程に移行する。
【0029】なお、フィルタ逆洗行程に入る際、始めに
三方弁9を循環位置(図8a)に回動した時に、第4待
機時間tW4(例えば、25秒間)が経過しても循環位置
(図8a)にあることを確認することができなかった場
合、循環ポンプ7を停止させて運転ランプ341 が2点点
滅する警報を確認して、運転スイッチ34をオフさせ、ス
タートスイッチランプ351 、運転ランプ341 及び注湯コ
ースランプ371 を消灯させた後、上記状態を引き起こし
た原因を除去してから、再起動を行う。
【0030】また、三方弁9を逆洗位置(図8c)に回
動させた時に、第5待機時間tW5(例えば、25秒間)が
経過しても三方弁9が逆洗位置(図8c)にあることを
確認できない場合、循環ポンプ7を停止させて運転ラン
プ341 が2点点滅する警報を確認して、運転スイッチ34
をオフさせ、スタートスイッチランプ351 、運転ランプ
341 及び注湯コースランプ371 を消灯させた後、上記状
態を引き起こした原因を除去してから、再起動を行う。
【0031】図6において水すすぎ行程を説明すると、
残湯洗いコースにおけるフィルタ逆洗行程、湯洗い行
程、または水洗い行程が終了した後に移行するものであ
り、注水電磁弁20が開かれているから、洗濯機27が通水
を開始して、水流スイッチ12がオンして通水を確認する
と、水流スイッチ12が設定時間t0 (例えば、15分間)
連続してオフ、即ち注湯管11内に設定時間t0 (15分
間)連続して通水が無い場合、水すすぎ行程が終了した
ものとして注水電磁弁20を閉じて、三方弁9を一旦逆洗
位置(図8c)に回動して圧力抜き動作を行ってから、
循環位置(図8a)に回動して停止させ、待機時間t
(1時間)の経過後、スタートスイッチランプ351 、運
転ランプ341 、注湯コースランプ371 が消灯して洗濯が
終了する。
【0032】なお、水すすぎ行程に移行して直ぐに、水
流スイッチ12がオンしないまま第1設定時間t1 (例え
ば、18時間)が経過するか、または水流スイッチ12が設
定時間t0 (15分間)連続してオフしないまま第2設定
時間t2 (例えば、2時間)が経過した場合、注水電磁
弁20を閉じて、三方弁9を一旦逆洗位置(図8c)に回
動して圧力抜き動作を行ってから、循環位置(図8a)
に回動して停止させ、待機時間t(1時間)経過後、ス
タートスイッチランプ351 、運転ランプ341 、注湯コー
スランプ371 が消灯して洗濯が終了する。
【0033】以上、上記実施例においては、水すすぎ行
程が終了したとき、注水電磁弁20を閉じてから、三方弁
9を一旦逆洗位置(図8c)に回動して圧力抜き動作を
行っているが、風呂給湯装置1側が、浴槽4の水位を圧
力センサで監視して自動運転を行っている場合、洗濯注
湯ユニット8が浴槽4内の水面より高い位置に設置され
ていると、三方弁9を逆洗位置(図8c)に切り替えた
時に、水頭圧の差により洗濯注湯ユニット8内の水が流
出し、逆止弁18が開いて空気を吸い込むことになり、そ
の結果、風呂循環回路(風呂循環熱交換器2、風呂往入
管5、風呂戻り管6等)に空気が混入するため、風呂循
環回路を介して浴槽水位に基づく圧力を検出している圧
力センサは、浴槽4内の水位を誤認することになる問題
があるので、このような風呂循環回路を使用する風呂給
湯装置1の運転中は、前記圧力抜き動作を実行しない。
【0034】
【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されている
から次に述べる効果を奏する。残湯を洗濯機に供給する
残湯洗いコースを選択した場合、浴槽の残湯を洗濯機に
供給する残湯洗いコースを選択した場合に、複数回行わ
れるすすぎ行程の内、少なくとも最後の1回のすすぎ行
程の時に水道水を用いて注水を行い、他のすすぎ行程は
浴槽の残湯を用いて行うことにより、節水効果の著しい
向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の動作を示すフローチャートである。
【図2】 初期状態チェックの動作を示すフローチャー
トである。
【図3】 残湯洗い行程の動作を示すフローチャートで
ある。
【図4】 残湯すすぎ行程の動作を示すフローチャート
である。
【図5】 フィルタ逆洗行程の動作を示すフローチャー
トである。
【図6】 水すすぎ行程の動作を示すフローチャートで
ある。
【図7】 本発明を適用する洗濯注湯回路の概略構成図
である。
【図8】 洗濯注湯ユニットの三方弁の切替説明図であ
る。
【図9】 リモートコントローラの操作面の平面図であ
る。
【符号の説明】
1 風呂給湯装置、2 風呂循環熱交換器、3 給湯熱
交換器、4 浴槽 5 風呂往入管、6 風呂戻り管、7 循環ポンプ、8
洗濯注湯ユニット 9 三方弁、10 フィルタ室、11 注湯管、12 水流ス
イッチ 19 注湯電磁弁、20 注水電磁弁、22 水ガバナ、23
給湯分岐管 24 給水分岐管、26 水栓、27 洗濯機、31 給水管、
32 給湯管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水道水を加熱して、或いは加熱せずに洗
    濯機に供給する手段と、浴槽の残湯を加熱して、或いは
    加熱せずに洗濯機に供給する手段とを備えた洗濯注湯回
    路において、浴槽の残湯を洗濯機に供給する残湯洗いコ
    ースを選択した場合に、複数回行われるすすぎ行程の
    内、少なくとも最後の1回のすすぎ行程の時に水道水を
    用いて注水を行い、他のすすぎ行程は浴槽の残湯を用い
    て行うことを特徴とする洗濯注湯ユニットの制御方法。
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