JPH0993701A - 電力変換装置 - Google Patents
電力変換装置Info
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- JPH0993701A JPH0993701A JP7252415A JP25241595A JPH0993701A JP H0993701 A JPH0993701 A JP H0993701A JP 7252415 A JP7252415 A JP 7252415A JP 25241595 A JP25241595 A JP 25241595A JP H0993701 A JPH0993701 A JP H0993701A
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- Japan
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- converter
- power
- auxiliary
- main
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/72—Electric energy management in electromobility
Landscapes
- Rectifiers (AREA)
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
- Inverter Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】電力変換装置の高力率化,高調波低減と同時
に、信頼性向上を実現することにある。 【解決手段】主コンバータ(41,42)と駆動用イン
バータ(61,62)間にあるフィルタコンデンサ(5
1〜54)と、補助コンバータ82と補助インバータ9
および直流負荷901,902間のフィルタコンデンサ
(55,56)は直流ブス10で接続する。また、補助
コンバータ82はスイッチ81で変圧器との接続を開閉
する。通常時は駆動用インバータ(61,62)だけで
なく、補助インバータ9および直流負荷(901,90
2)にも主コンバータ(41,42)より給電する。万
一、主コンバータ(41,42)が壊れて動作できない
場合には、スイッチ81を閉じ補助コンバータ82で給
電する。
に、信頼性向上を実現することにある。 【解決手段】主コンバータ(41,42)と駆動用イン
バータ(61,62)間にあるフィルタコンデンサ(5
1〜54)と、補助コンバータ82と補助インバータ9
および直流負荷901,902間のフィルタコンデンサ
(55,56)は直流ブス10で接続する。また、補助
コンバータ82はスイッチ81で変圧器との接続を開閉
する。通常時は駆動用インバータ(61,62)だけで
なく、補助インバータ9および直流負荷(901,90
2)にも主コンバータ(41,42)より給電する。万
一、主コンバータ(41,42)が壊れて動作できない
場合には、スイッチ81を閉じ補助コンバータ82で給
電する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交流架線から電力
を供給する鉄道車両用電力変換器に関わる。
を供給する鉄道車両用電力変換器に関わる。
【0002】
【従来の技術】たとえば、「電気車の科学」1990年
11月号第33頁から第38頁「JR東海新幹線300
系(下)」記載の電力変換器のように、車両駆動用のイ
ンバータに電力を供給する、交流を直流に変換する電力
変換器(以下、主コンバータと称する)においては、力
率向上、高調波低減のため、GTOなどの自己消弧能力
を持った素子によるPWMコンバータが用いられる場合
が、近年多くなっている。
11月号第33頁から第38頁「JR東海新幹線300
系(下)」記載の電力変換器のように、車両駆動用のイ
ンバータに電力を供給する、交流を直流に変換する電力
変換器(以下、主コンバータと称する)においては、力
率向上、高調波低減のため、GTOなどの自己消弧能力
を持った素子によるPWMコンバータが用いられる場合
が、近年多くなっている。
【0003】しかしながら、上記のように、制御装置の
電源,冷暖房,照明などの旅客用の設備の電源(以下、
簡単のため、総称して補助電源と称する)に電力を供給
するため、交流を直流に変換する電力変換器(以下、補
助コンバータと称する)においては、低コスト、小形軽
量化の観点から、サイリスタ,ダイオード等の自己消弧
能力を持たない素子(以下、サイリスタ等と称する)が
用いられるのが普通である。これは、自己消弧素子の方
がサイリスタ等に比べ壊れやすいことから、電力変換器
の信頼性向上にも好ましい。
電源,冷暖房,照明などの旅客用の設備の電源(以下、
簡単のため、総称して補助電源と称する)に電力を供給
するため、交流を直流に変換する電力変換器(以下、補
助コンバータと称する)においては、低コスト、小形軽
量化の観点から、サイリスタ,ダイオード等の自己消弧
能力を持たない素子(以下、サイリスタ等と称する)が
用いられるのが普通である。これは、自己消弧素子の方
がサイリスタ等に比べ壊れやすいことから、電力変換器
の信頼性向上にも好ましい。
【0004】また、駆動用電力変換器と補助電力変換装
置の構成を示した例として、「第30回鉄道におけるサ
イバネティクス利用国内シンポジウム論文集」第310
頁から第314頁「韓国鉄道庁果川線用 主回路システ
ム」や、特開昭64−69201号公報に記載の技術があげら
れる。
置の構成を示した例として、「第30回鉄道におけるサ
イバネティクス利用国内シンポジウム論文集」第310
頁から第314頁「韓国鉄道庁果川線用 主回路システ
ム」や、特開昭64−69201号公報に記載の技術があげら
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで交流車両に関
しては、近年、高調波をさらに低減するため、主コンバ
ータにIGBTなどの高周波素子が使用され始めてい
る。これに対し、冷暖房能力向上によるサービス向上等
のため、補助電源容量は増加傾向を呈するが、低コスト
化、小形軽量化の観点から、補助コンバータには依然と
してサイリスタ等の自己消弧能力を持たない素子が用い
られている。
しては、近年、高調波をさらに低減するため、主コンバ
ータにIGBTなどの高周波素子が使用され始めてい
る。これに対し、冷暖房能力向上によるサービス向上等
のため、補助電源容量は増加傾向を呈するが、低コスト
化、小形軽量化の観点から、補助コンバータには依然と
してサイリスタ等の自己消弧能力を持たない素子が用い
られている。
【0006】以上のような傾向のため、補助電源の発生
する高調波による誘導障害、あるいは無効分電流による
力率低下が問題となるケースが発生している。
する高調波による誘導障害、あるいは無効分電流による
力率低下が問題となるケースが発生している。
【0007】この問題解決のため、補助コンバータもP
WMコンバータとすることも考えられるが、装置のコス
トおよび重量増大、大形化を招く。また、一般に主コン
バータと出力電力が一致しないので、スイッチング周波
数近傍の高調波の相殺は期待できず、これらの高調波が
残留するという問題が考えられる。したがって、総合的
に見て、得策ではない。
WMコンバータとすることも考えられるが、装置のコス
トおよび重量増大、大形化を招く。また、一般に主コン
バータと出力電力が一致しないので、スイッチング周波
数近傍の高調波の相殺は期待できず、これらの高調波が
残留するという問題が考えられる。したがって、総合的
に見て、得策ではない。
【0008】さらに、主コンバータと補助コンバータの
他に、高調波補償のみを行う、いわゆるアクティブフィ
ルタを設けることも考えられる。この場合も、上記同様
装置のコストおよび重量増大、大形化を招くと考えら
れ、車両用電力変換器としては、適用に問題があるとい
わざるを得ない。
他に、高調波補償のみを行う、いわゆるアクティブフィ
ルタを設けることも考えられる。この場合も、上記同様
装置のコストおよび重量増大、大形化を招くと考えら
れ、車両用電力変換器としては、適用に問題があるとい
わざるを得ない。
【0009】「第30回鉄道におけるサイバネティクス
利用国内シンポジウム論文集」第310頁から第314
頁「韓国鉄道庁果川線用 主回路システム」では、補助
電源用インバータが主コンバータから給電される技術が
記載されている。本技術においては、補助コンバータが
ないので、これによる高調波の発生、力率の低下は起こ
らないという利点がある。しかしながら、主コンバータ
の自己消弧素子が壊れた際には、補助電源も給電できな
いと言う問題がある。この場合、制御装置や保護装置も
動作できないので、システムとしての信頼性が十分では
ない。
利用国内シンポジウム論文集」第310頁から第314
頁「韓国鉄道庁果川線用 主回路システム」では、補助
電源用インバータが主コンバータから給電される技術が
記載されている。本技術においては、補助コンバータが
ないので、これによる高調波の発生、力率の低下は起こ
らないという利点がある。しかしながら、主コンバータ
の自己消弧素子が壊れた際には、補助電源も給電できな
いと言う問題がある。この場合、制御装置や保護装置も
動作できないので、システムとしての信頼性が十分では
ない。
【0010】特開昭64−69201 号公報には、直流電車の
列車全体において、駆動用電力変換器と補助電力変換装
置の構成が記載されている。しかしながらこれらは、高
速大量輸送に適した交流電化区間で用いられる、いわゆ
る交流電気車に適用できないだけでなく、電源側に発生
する高調波の低減に関しては、いっさい考慮されていな
いという問題がある。
列車全体において、駆動用電力変換器と補助電力変換装
置の構成が記載されている。しかしながらこれらは、高
速大量輸送に適した交流電化区間で用いられる、いわゆ
る交流電気車に適用できないだけでなく、電源側に発生
する高調波の低減に関しては、いっさい考慮されていな
いという問題がある。
【0011】本発明の目的は、電力変換装置の高力率
化、高調波低減と同時に、信頼性向上を実現することに
ある。
化、高調波低減と同時に、信頼性向上を実現することに
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】交流電源に接続される変
圧器と、この変圧器の巻線に接続されており、自己消弧
能力を持つ素子で構成され、交流を直流に変換する第1
の電力変換器と、第1の電力変換器の直流側に接続さ
れ、少なくともフィルタコンデンサにより構成される直
流ステージ回路と、直流ステージ回路に接続され、直流
を交流に変換する第2の電力変換器と、第2の電力変換
器に接続される駆動用交流電動機と、上記変圧器の別の
巻線に接続され、交流を直流に変換する第3の電力変換
器で構成される電力変換装置において、上記第3の電力
変換器はサイリスタ、ダイオード等の自己消弧能力を持
たない素子で構成され、また上記第1の電力変換器と第
3の電力変換器の直流側を互いに接続したことを特徴と
する。
圧器と、この変圧器の巻線に接続されており、自己消弧
能力を持つ素子で構成され、交流を直流に変換する第1
の電力変換器と、第1の電力変換器の直流側に接続さ
れ、少なくともフィルタコンデンサにより構成される直
流ステージ回路と、直流ステージ回路に接続され、直流
を交流に変換する第2の電力変換器と、第2の電力変換
器に接続される駆動用交流電動機と、上記変圧器の別の
巻線に接続され、交流を直流に変換する第3の電力変換
器で構成される電力変換装置において、上記第3の電力
変換器はサイリスタ、ダイオード等の自己消弧能力を持
たない素子で構成され、また上記第1の電力変換器と第
3の電力変換器の直流側を互いに接続したことを特徴と
する。
【0013】主コンバータと補助コンバータの直流ステ
ージを接続する。また、補助コンバータを停止する手段
を設ける。
ージを接続する。また、補助コンバータを停止する手段
を設ける。
【0014】
【発明の実施の形態】図1に本発明の実施例を示す。
【0015】交流電源1から、集電器2,変圧器3を介
し交流を直流に変換する電力変換器(以下、主コンバー
タと称する)41および42にそれぞれ給電し、フィル
タコンデンサ51および52にそれぞれ直流電圧を与え
る。さらにこれらにそれぞれ接続されたフィルタコンデ
ンサ53および54を介し、直流を交流に変換する電力
変換器(以下、駆動用インバータと称する)61および
62により、駆動用電動機71と72、および73と7
4をそれぞれ駆動し、列車を走行させる。
し交流を直流に変換する電力変換器(以下、主コンバー
タと称する)41および42にそれぞれ給電し、フィル
タコンデンサ51および52にそれぞれ直流電圧を与え
る。さらにこれらにそれぞれ接続されたフィルタコンデ
ンサ53および54を介し、直流を交流に変換する電力
変換器(以下、駆動用インバータと称する)61および
62により、駆動用電動機71と72、および73と7
4をそれぞれ駆動し、列車を走行させる。
【0016】変圧器3の別の巻線から、スイッチ81を
介し、サイリスタ、ダイオード等の自己消弧能力を持た
ない素子で構成され、交流を直流に変換する電力変換器
(以下、補助コンバータと称する)82、フィルタリア
クトル83を介し、フィルタリアクトル55に直流電圧
を供給する。フィルタリアクトル55から、別のフィル
タリアクトル56を介し、補助インバータ9に給電し、
交流負荷91から93に所定の大きさ、周波数の交流電
圧を供給する。さらにフィルタリアクトル55から、直
流負荷901,902に直流電力を供給する。交流負荷
91から93および直流負荷901,902は、具体的
には電力変換器制御器,保護装置,冷暖房などの接客設
備など、車両に搭載されるあらゆる機器である。
介し、サイリスタ、ダイオード等の自己消弧能力を持た
ない素子で構成され、交流を直流に変換する電力変換器
(以下、補助コンバータと称する)82、フィルタリア
クトル83を介し、フィルタリアクトル55に直流電圧
を供給する。フィルタリアクトル55から、別のフィル
タリアクトル56を介し、補助インバータ9に給電し、
交流負荷91から93に所定の大きさ、周波数の交流電
圧を供給する。さらにフィルタリアクトル55から、直
流負荷901,902に直流電力を供給する。交流負荷
91から93および直流負荷901,902は、具体的
には電力変換器制御器,保護装置,冷暖房などの接客設
備など、車両に搭載されるあらゆる機器である。
【0017】また、主コンバータ側のフィルタコンデン
サ51から54と、補助コンバータ側のフィルタコンデ
ンサ55、56との間は、直流ブス10により接続され
る。以上のように、すべてのフィルタコンデンサの端子
間電圧は、直流ブス10により、配線インピーダンスの
僅かな影響を除くと、常に同電位に保たれる。
サ51から54と、補助コンバータ側のフィルタコンデ
ンサ55、56との間は、直流ブス10により接続され
る。以上のように、すべてのフィルタコンデンサの端子
間電圧は、直流ブス10により、配線インピーダンスの
僅かな影響を除くと、常に同電位に保たれる。
【0018】この様な構成にすることにより、補助イン
バータ9と直流負荷901,902には、主コンバータ
41、42から給電でき、高調波、力率低下の原因とな
る補助コンバータ82を通常は動作させなくてもよい。
バータ9と直流負荷901,902には、主コンバータ
41、42から給電でき、高調波、力率低下の原因とな
る補助コンバータ82を通常は動作させなくてもよい。
【0019】次に、図2の制御回路の構成を使用し、図
1の実施例の動作を説明する。
1の実施例の動作を説明する。
【0020】まず起動時は、フィルタコンデンサ51か
ら56の電圧が確立しておらず、PWM動作をする主コ
ンバータ41,42を動作させることはできないので、
主コンバータゲートスタート信号はOFFであり、主コ
ンバータ制御器111は動作しない。主コンバータゲー
トスタート信号はOFFであるので、反転器112の出
力はON、またAND回路113の出力もONであるの
で、スイッチ81をONして補助コンバータ83と変圧
器3を接続する。また、補助コンバータ制御器114を
動作させ、ゲート信号を出力して補助コンバータ82を
運転し、フィルタコンデンサ51から56の電圧を所定
値まで上昇するよう、制御する。
ら56の電圧が確立しておらず、PWM動作をする主コ
ンバータ41,42を動作させることはできないので、
主コンバータゲートスタート信号はOFFであり、主コ
ンバータ制御器111は動作しない。主コンバータゲー
トスタート信号はOFFであるので、反転器112の出
力はON、またAND回路113の出力もONであるの
で、スイッチ81をONして補助コンバータ83と変圧
器3を接続する。また、補助コンバータ制御器114を
動作させ、ゲート信号を出力して補助コンバータ82を
運転し、フィルタコンデンサ51から56の電圧を所定
値まで上昇するよう、制御する。
【0021】フィルタコンデンサ51から56の電圧
が、主コンバータ41、42を運転するのに十分な所定
値まで上昇すると、主コンバータゲートスタート信号を
ONし、主コンバータ制御器111を動作させ、パルス
信号を主コンバータ41,42にあたえて、フィルタコ
ンデンサ51から56の電圧を一定に制御する。その
際、反転器112の出力はOFFとなり、AND回路1
13の他の入力がOFFと仮定すると、この出力もOF
Fとなるので、補助コンバータ制御器114を停止し、
また補助コンバータも停止、スイッチ81もOFFとな
る。通常はこの様に補助コンバータを動作させないの
で、高調波の発生,力率の低下を防止することができ
る。
が、主コンバータ41、42を運転するのに十分な所定
値まで上昇すると、主コンバータゲートスタート信号を
ONし、主コンバータ制御器111を動作させ、パルス
信号を主コンバータ41,42にあたえて、フィルタコ
ンデンサ51から56の電圧を一定に制御する。その
際、反転器112の出力はOFFとなり、AND回路1
13の他の入力がOFFと仮定すると、この出力もOF
Fとなるので、補助コンバータ制御器114を停止し、
また補助コンバータも停止、スイッチ81もOFFとな
る。通常はこの様に補助コンバータを動作させないの
で、高調波の発生,力率の低下を防止することができ
る。
【0022】また、主コンバータ41,42が故障した
際、あるいは出力が不足するような場合には、主コンバ
ータ制御器111から、故障信号あるいは出力不足信号
を出力する。この場合、AND回路114の出力はON
となるので、スイッチ81が投入され、補助コンバータ
制御器114が起動して、補助コンバータ82を運転す
る。これにより、補助コンバータ82の容量が許す範囲
で運転を継続できるので、電力変換装置全体が停止する
ことはなく、信頼性が向上する。
際、あるいは出力が不足するような場合には、主コンバ
ータ制御器111から、故障信号あるいは出力不足信号
を出力する。この場合、AND回路114の出力はON
となるので、スイッチ81が投入され、補助コンバータ
制御器114が起動して、補助コンバータ82を運転す
る。これにより、補助コンバータ82の容量が許す範囲
で運転を継続できるので、電力変換装置全体が停止する
ことはなく、信頼性が向上する。
【0023】
【発明の効果】通常は、主コンバータのみで運転を行う
ので、電力変換装置の高力率化、高調波低減が実現でき
る。また、主コンバータの故障の際や、出力が不足する
際には補助コンバータを動作させるので、電力変換器の
信頼性が向上する。
ので、電力変換装置の高力率化、高調波低減が実現でき
る。また、主コンバータの故障の際や、出力が不足する
際には補助コンバータを動作させるので、電力変換器の
信頼性が向上する。
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】図1の実施例における制御装置の構成を示した
図である。
図である。
1…交流電源、2…集電器、3…変圧器、9…補助イン
バータ、10…直流ブス、41,42…主コンバータ、
51〜56…フィルタコンデンサ、61,62…駆動用
インバータ、71〜74…駆動用電動機、81…スイッ
チ、82…補助コンバータ、83…フィルタリアクト
ル、91〜93…交流負荷、111…主コンバータ制御
器、112…反転器、113…AND回路、114…補
助コンバータ制御器、901〜902…直流負荷。
バータ、10…直流ブス、41,42…主コンバータ、
51〜56…フィルタコンデンサ、61,62…駆動用
インバータ、71〜74…駆動用電動機、81…スイッ
チ、82…補助コンバータ、83…フィルタリアクト
ル、91〜93…交流負荷、111…主コンバータ制御
器、112…反転器、113…AND回路、114…補
助コンバータ制御器、901〜902…直流負荷。
Claims (5)
- 【請求項1】交流電源に接続される変圧器と、この変圧
器の巻線に接続されており、自己消弧能力を持つ素子で
構成され、交流を直流に変換する第1の電力変換器と、
第1の電力変換器の直流側に接続され、少なくともフィ
ルタコンデンサにより構成される直流ステージ回路と、
直流ステージ回路に接続され、直流を交流に変換する第
2の電力変換器と、第2の電力変換器に接続される駆動
用交流電動機と、上記変圧器の別の巻線に接続され、交
流を直流に変換する第3の電力変換器で構成される電力
変換装置において、 上記第3の電力変換器はサイリスタ、ダイオード等の自
己消弧能力を持たない素子で構成され、また上記第1の
電力変換器と第3の電力変換器の直流側を互いに接続し
たことを特徴とする電力変換装置。 - 【請求項2】請求項1において、前記変圧器と第3の電
力変換器のあいだにスイッチを設けたことを特徴とする
電力変換装置。 - 【請求項3】請求項1又は2において、前記第1の電力
変換器が動作する間は前記第3の電力変換器を停止する
手段を設けたことを特徴とする電力変換装置。 - 【請求項4】請求項1又は2において、前記第1の電力
変換器が停止する間は前記第3の電力変換器を運転する
手段を設けたことを特徴とする電力変換装置。 - 【請求項5】請求項1又は2において、前記第1の電力
変換器の出力が不足する場合に、前記第3の電力変換器
を運転する手段を設けたことを特徴とする電力変換装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7252415A JPH0993701A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 電力変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7252415A JPH0993701A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 電力変換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0993701A true JPH0993701A (ja) | 1997-04-04 |
Family
ID=17237041
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7252415A Pending JPH0993701A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 電力変換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0993701A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005132534A (ja) * | 2003-10-29 | 2005-05-26 | Ishikawajima Transport Machinery Co Ltd | クレーン給電装置 |
CN104718104A (zh) * | 2012-09-17 | 2015-06-17 | Abb技术有限公司 | 用于轨道车辆的能量管理系统 |
-
1995
- 1995-09-29 JP JP7252415A patent/JPH0993701A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005132534A (ja) * | 2003-10-29 | 2005-05-26 | Ishikawajima Transport Machinery Co Ltd | クレーン給電装置 |
CN104718104A (zh) * | 2012-09-17 | 2015-06-17 | Abb技术有限公司 | 用于轨道车辆的能量管理系统 |
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