JPH0993114A - レベル変換回路、内部電位発生回路および内部電位発生ユニット、半導体装置およびトランジスタ製造方法 - Google Patents

レベル変換回路、内部電位発生回路および内部電位発生ユニット、半導体装置およびトランジスタ製造方法

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JPH0993114A
JPH0993114A JP7309603A JP30960395A JPH0993114A JP H0993114 A JPH0993114 A JP H0993114A JP 7309603 A JP7309603 A JP 7309603A JP 30960395 A JP30960395 A JP 30960395A JP H0993114 A JPH0993114 A JP H0993114A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 貫通電流を阻止することのできるレベル変換
回路を提供することである。 【解決手段】 この発明によるレベル変換回路は、PM
OSトランジスタ1,9からなる第1の電流遮断回路、
NMOSトランジスタ7,15からなる第2の電流遮断
回路、PMOSトランジスタ3,11とNMOSトラン
ジスタ5,13からなるレベルシフト回路およびインバ
ータ17,19を含む。PMOSトランジスタ1および
NMOSトランジスタ15またはPMOSトランジスタ
9およびNMOSトランジスタ7は、昇圧電位Vppを
有するノードと接地ノードとの間に貫通電流が流れる状
態になる前に、オフになる。このため、昇圧電位Vpp
を有するノードと接地ノードとの間の貫通電流を阻止で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力された信号の
レベルを変換するレベル変換回路、内部電位を発生する
内部電位発生回路、内部電位を発生する内部電位発生ユ
ニット、半導体装置およびトランジスタ製造方法に関
し、特に、貫通電流を阻止することのできるレベル変換
回路、内部電位発生の効率を良くすることのできる内部
電流発生回路、能力の設定を容易にすることのできる内
部電位発生ユニット、信頼性の高い半導体装置および高
耐圧のトランジスタ製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のレベル変換回路は、たとえば、特
開平4−223713号公報、特開平4−269011
号公報および特開平2−37823号公報に開示されて
いる。
【0003】図75は、従来のレベル変換回路の詳細を
示す回路図である。図75において、従来のレベル変換
回路は、PMOSトランジスタ3,9、NMOSトラン
ジスタ5,13およびインバータ17を含む。PMOS
トランジスタ3とNMOSトランジスタ5とは、昇圧電
位Vppを有するノードと接地ノードとの間に直列に接
続される。
【0004】PMOSトランジスタ9とNMOSトラン
ジスタ13とは、昇圧電位Vppを有するノードと接地
ノードとの間に直列に接続される。PMOSトランジス
タ3のゲートは、NMOSトランジスタ13のドレイン
に接続される。PMOSトランジスタ9のゲートは、N
MOSトランジスタ5のドレインに接続される。
【0005】NMOSトランジスタ5のゲートには信号
INが入力される。NMOSトランジスタ13のゲート
には、インバータ17により反転された信号INが入力
される。PMOSトランジスタ9とNMOSトランジス
タ13との間のノードは出力ノードであり、そこからレ
ベル変換された信号OUTが出力される。
【0006】動作について説明する。信号INは、電源
電位Vccと接地電位GNDをそれぞれ、「H」レベル
と「L」レベルとするクロック信号である。信号IN
が、「H」レベルのときには、NMOSトランジスタ5
およびPMOSトランジスタ9がオンになる。このた
め、昇圧電位Vppのレベルを有する信号OUTが出力
されることになる。すなわち、電源電位Vccレベルの
信号INが、それより高いレベルの昇圧電位Vppを有
する信号OUTに変換されたことになる。
【0007】信号INが「L」レベルのときには、PM
OSトランジスタ3およびNMOSトランジスタ13が
オンになる。このため、接地電位のレベルを有する信号
OUTが出力されることになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
レベル変換回路においては、PMOSトランジスタ3と
NMOSトランジスタ5またはPMOSトランジスタ9
とNMOSトランジスタ13とが同時にオンする場合が
ある。信号INが「L」レベルのときには、NMOSト
ランジスタ5およびPMOSトランジスタ9はオフにな
っている。次に信号INが、「H」レベルになったとき
には、PMOSトランジスタ3およびNMOSトランジ
スタ13がオフする前に、PMOSトランジスタ9およ
びNMOSトランジスタ5がオンする場合がある。
【0009】また、信号INが、「H」レベルの場合に
は、PMOSトランジスタ3およびNMOSトランジス
タ13はオフになっている。次に「L」レベルの信号I
Nが入力されたときに、PMOSトランジスタ9および
NMOSトランジスタ5がオフする前にPMOSトラン
ジスタ3およびNMOSトランジスタ13がオンになる
場合もある。
【0010】以上のことから、従来のレベル変換回路に
おいては、昇圧電位Vppを有するノードから接地ノー
ドへ貫通電流が流れるという問題点があった。
【0011】この発明は、このような問題点を解決する
ためになされたもので、貫通電流を阻止することのでき
るレベル変換回路を提供することを目的とする。
【0012】この発明の他の目的は、効率的に内部電位
を発生することのできる内部電位発生回路を提供するこ
とである。
【0013】この発明のさらに他の目的は、能力を容易
に切換えることのできる内部電位発生ユニットを提供す
ることである。
【0014】この発明のさらに他の目的は、信頼性の高
い半導体装置を提供することである。
【0015】この発明のさらに他の目的は、高電圧が印
加された場合でも、破壊されない信頼性の高いトランジ
スタの製造方法を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1のレベ
ル変換回路では、第1のレベルの信号に応じて、第2の
レベルの信号を出力するレベルシフト手段を備え、レベ
ルシフト手段は、第2のレベルの電位を供給する第1の
ノードと、第3のレベルの電位を供給する第2のノード
との間に接続され、第1のレベルの信号が入力される入
力部と、第1のノードと、第2のノードとの間に接続さ
れ、入力部に第1のレベルの信号が入力されたことに応
じて、第2のレベルの信号を出力する出力部とを含み、
入力部または出力部は、第1のレベルの信号の遷移に応
じて、貫通して電流が流れる状態になり、レベルシフト
手段と、第1のノードとの間に接続される第1の電流遮
断手段と、レベルシフト手段と、第2のノードとの間に
接続される第2の電流遮断手段とをさらに備え、第1の
電流遮断手段は、第1のレベルの信号が入力される前
に、第1のノードと入力部との間の電流経路を遮断し、
第1のレベルの信号の入力が停止される前に、第1のノ
ードと出力部との間の電流経路を遮断し、第2の電流遮
断手段は、第1のレベルの信号が入力される前に、第2
のノードと出力部との間の電流経路を遮断し、第1のレ
ベルの信号の入力が停止される前に、第2のノードと入
力部との間の電流経路を遮断する。
【0017】本発明の請求項2のレベル変換回路では、
請求項1に記載のレベル変換回路において、入力部は、
入力部用の第1導電型トランジスタと、入力部用の第1
導電型トランジスタと直列に接続され、第1のレベルの
信号を、その制御電極に受ける入力部用の第2導電型ト
ランジスタとを含み、入力部用の第1導電型トランジス
タと、入力部用の第2導電型トランジスタとは、第1の
レベルの信号の遷移時に、同時にオンし、出力部は、出
力部用の第1導電型トランジスタと、出力部用の第1導
電型トランジスタと直列に接続され、第1のレベルの信
号を反転した信号を、その制御電極に受ける、出力部用
の第2導電型トランジスタとを含み、出力部用の第1導
電型トランジスタと、出力部用の第2導電型トランジス
タとは、第1のレベルの信号の遷移時に、同時にオン
し、第1の電流遮断手段は、第1のノードと、入力部用
の第1導電型トランジスタの一方の電極との間に接続さ
れる入力部電流遮断用の第1導電型トランジスタと、第
1のノードと、出力部用の第1導電型トランジスタの一
方の電極との間に接続される出力部電流遮断用の第1導
電型トランジスタとを含み、第2の電流遮断手段は、第
2のノードと、入力部用の第2導電型トランジスタの一
方の電極との間に接続される入力部電流遮断用の第2導
電型トランジスタと、第2のノードと、出力部用の第2
導電型トランジスタの一方の電極との間に接続される出
力部電流遮断用の第2導電型トランジスタとを含み、入
力部電流遮断用の第1導電型トランジスタおよび出力部
電流遮断用の第2導電型トランジスタは、第1のレベル
の信号が、入力部用の第2の導電型トランジスタに入力
される前に、オフになり、出力部電流遮断用の第1導電
型トランジスタおよび入力部電流遮断用の第2導電型ト
ランジスタは、入力部用の第2導電型トランジスタへ
の、第1のレベルの信号の入力が停止される前にオフに
なる。
【0018】本発明の請求項3のレベル変換回路では、
第1のレベルの信号に応じて第2のレベルの信号を出力
するレベルシフト手段を備え、レベルシフト手段は、第
2のレベルの電位を供給する第1のノードと、第3のレ
ベルの電位を供給する第2のノードとの間に接続され、
第1のレベルの信号が入力される入力部と、第1のノー
ドと、第2のノードとの間に接続され、入力部に第1の
レベルの信号が入力されたことに応じて、第2のレベル
信号を出力する出力部とを含み、入力部または出力部
は、第1のレベルの信号の遷移に応じて、貫通して電流
が流れる状態になり、レベルシフト手段と、第1のノー
ドとの間に接続される第1の電流遮断手段と、レベルシ
フト手段と、第2のノードとの間に接続される第2の電
流遮断手段とをさらに備え、第1の電流遮断手段は、第
1のレベルの信号が入力されるときに、第1のノードと
入力部との間の電流経路を遮断し、第1のレベルの信号
の入力が停止されるときに、第1のノードと出力部との
間の電流経路を遮断し、第2の電流遮断手段は、第1の
レベルの信号が入力されるときに、第2のノードと出力
部との間の電流経路を遮断し、第1のレベルの信号の入
力が停止されるときに、第2のノードと入力部との間の
電流経路を遮断する。
【0019】本発明の請求項4のレベル変換回路では、
請求項3に記載のレベル変換回路において、入力部は、
入力部用の第1導電型トランジスタと、入力部用の第1
導電型と直列に接続され、第1のレベルの信号を、その
制御電極に受ける入力部用の第2導電型トランジスタと
を含み、入力部用の第1導電型トランジスタと、入力部
用の第2導電型トランジスタとは、第1のレベルの信号
の遷移時に、同時にオンし、出力部は、出力部用の第1
導電型トランジスタと、出力部用の第1導電型トランジ
スタと直列に接続され、第1のレベルの信号を反転した
信号を、その制御電極に受ける出力部用の第2導電型ト
ランジスタとを含み、出力部用の第1導電型トランジス
タと、出力部用の第2導電型トランジスタとは、第1の
レベルの信号の遷移時に、同時にオンし、第1の電流遮
断手段は、第1のノードと、入力部用の第1導電型トラ
ンジスタの一方の電極との間に接続される入力部電流遮
断用の第1導電型トランジスタと、第1のノードと、出
力部用の第1導電型トランジスタの一方の電極との間に
接続される出力部電流遮断用の第1導電型トランジスタ
とを含み、第2の電流遮断手段は、第2のノードと、入
力部用の第2導電型トランジスタの一方の電極との間に
接続される入力部電流遮断用の第2導電型トランジスタ
と、第2のノードと、出力部用の第2導電型トランジス
タの一方の電極との間に接続される出力部電流遮断用の
第2導電型トランジスタとを含み、入力部電流遮断用の
第1導電型トランジスタおよび出力部電流遮断用の第2
導電型トランジスタは、第1のレベルの信号が、入力部
用の第2導電型トランジスタに入力されるときに、オフ
になり、出力部電流遮断用の第1導電型トランジスタお
よび入力部電流遮断用の第2導電型トランジスタは入力
部用の第2導電型トランジスタへの、第1のレベルの信
号の入力が停止されるときにオフになる。
【0020】本発明の請求項5のレベル変換回路では、
請求項2または4に記載のレベル変換回路において、第
1の電流遮断手段は、入力部電流遮断用の第1導電型ト
ランジスタと、入力部用の第1導電型トランジスタとの
間のノードの電位を設定するための第1の入力部電位設
定手段と、出力部電流遮断用の第1導電型トランジスタ
と、出力部用の第1導電型トランジスタとの間のノード
の電位を設定するための第1の出力部電位設定手段とを
さらに含み、第2の電流遮断手段は、入力部電流遮断用
の第2導電型トランジスタと、入力部用の第2導電型ト
ランジスタとの間のノードの電位を設定するための第2
の入力部電位設定手段と、出力部電流遮断用の第2導電
型トランジスタと、出力部用の第2導電型トランジスタ
との間のノードの電位を設定するための第2の出力部電
位設定手段とをさらに含む。
【0021】本発明の請求項6のレベル変換回路では、
請求項5に記載のレベル変換回路において、第1の入力
部電位設定手段は、入力部電流遮断用の第1導電型トラ
ンジスタに並列に接続される第1の入力部用の抵抗であ
り、第1の出力部電位設定手段は、出力部電流遮断用の
第1導電型トランジスタに並列に接続される第1の出力
部用の抵抗であり、第2の入力部電位設定手段は、入力
部電流遮断用の第2導電型トランジスタに並列に接続さ
れる第2の入力部用の抵抗であり、第2の出力部電位設
定手段は、出力部電流遮断用の第2導電型トランジスタ
に並列に接続される第2の出力部用の抵抗である。
【0022】本発明の請求項7のレベル変換回路では、
請求項5に記載のレベル変換回路において、第1の入力
部電位設定手段は、入力部電流遮断用の第1導電型トラ
ンジスタに並列に接続される第1導電型トランジスタで
あり、第1の出力部電位設定手段は、出力部電流遮断用
の第1導電型トランジスタに並列に接続される第1導電
型トランジスタであり、第2の入力部電位設定手段は、
入力部電流遮断用の第2導電型トランジスタに並列に接
続される第2導電型トランジスタであり、第2の出力部
電位設定手段は、出力部電流遮断用の第2導電型トラン
ジスタに並列に接続される第2導電型トランジスタであ
る。
【0023】本発明の請求項8のレベル変換回路では、
請求項1に記載のレベル変換回路において、第1のレベ
ルの信号を遅延させて、入力部に入力する遅延手段をさ
らに備え、第1の電流遮断手段は、第1の電流遮断手段
への、遅延前の第1のレベルの信号の入力に応じて、第
1のノードと入力部との間の電流経路を遮断し、第1の
電流遮断手段への、遅延前の第1のレベルの信号の入力
停止に応じて、第1のノードと出力部との間の電流経路
を遮断し、第2の電流遮断手段は、第2の電流遮断手段
への、遅延前の第1のレベルの信号の入力に応じて、第
2のノードと出力部との間の電流経路を遮断し、第2の
電流遮断手段への、遅延前の第1のレベルの信号の入力
停止に応じて、第2のノードと入力部との間の電流経路
を遮断する。
【0024】本発明の請求項9のレベル変換回路では、
請求項8に記載のレベル変換回路において、入力部は、
入力部用の第1導電型トランジスタと、入力部用の第1
導電型トランジスタと直列に接続され、遅延された第1
のレベルの信号を、その制御電極に受ける入力部用の第
2導電型トランジスタとを含み、入力部用の第1導電型
トランジスタと、入力部用の第2導電型トランジスタと
は、第1のレベルの信号の遷移時に、同時にオンし、出
力部は、出力部用の第1導電型トランジスタと、出力部
用の第1導電型トランジスタと直列に接続され、遅延さ
れた第1のレベルの信号を反転した信号を、その制御電
極に受ける出力部用の第2導電型トランジスタとを含
み、出力部用の第1導電型トランジスタと、出力部用の
第2導電型トランジスタとは、第1のレベルの信号の遷
移時に、同時にオンし、第1の電流遮断手段は、第1の
ノードと、入力部用の第1導電型トランジスタの一方の
電極との間に接続される入力部電流遮断用の第1導電型
トランジスタと、第1のノードと、出力部用の第1導電
型トランジスタの一方の電極との間に接続される出力部
電流遮断用の第1導電型トランジスタとを含み、第2の
電流遮断手段は、第2のノードと、入力部用の第2導電
型トランジスタの一方の電極との間に接続される入力部
電流遮断用の第2導電型トランジスタと、第2のノード
と、出力部用の第2導電型トランジスタの一方の電極と
の間に接続される出力部電流遮断用の第2導電型トラン
ジスタとを含み、入力部電流遮断用の第1導電型トラン
ジスタおよび出力部電流遮断用の第2導電型トランジス
タは、遅延前の第1のレベルの信号に応じてオフにな
り、出力部電流遮断用の第1導電型トランジスタおよび
入力部電流遮断用の第2導電型トランジスタは、遅延前
の第1のレベルの信号の入力停止に応じてオフになる。
【0025】本発明の請求項10の内部電位発生回路で
は、パルスとして入力される第1のレベルの信号に応じ
て、第2のレベルの信号をパルスとして出力するレベル
変換手段を備え、レベル変換手段は、そこから出力され
る第2のレベルの信号の供給源となる第2のレベルの電
位を有する第1のノードと、第3のレベルの電位を有す
る第2のノードとの間に接続され、レベル変換手段は、
第1のレベルの信号に応じて第2のレベルの信号を出力
するレベルシフト手段を含み、レベルシフト手段は、第
1のレベルの信号が入力される入力部と、入力部に第1
のレベルの信号が入力されたことに応じて、第2のレベ
ルの信号を出力する出力部とを含み、入力部または出力
部は、第1のレベルの信号の遷移に応じて、貫通して電
流が流れる状態になり、レベルシフト手段は、レベルシ
フト手段と、第1のノードとの間に接続される第1の電
流遮断手段と、レベルシフト手段と、第2のノードとの
間に接続される第2の電流遮断手段とをさらに含み、第
1の電流遮断手段は、第1のレベルの信号が入力される
前に、第1のノードと入力部との間の電流経路を遮断
し、第1のレベルの信号の入力が停止される前に、第1
のノードと出力部との間の電流経路を遮断し、第2の電
流遮断手段は、第1のレベルの信号が入力される前に、
第2のノードと出力部との間の電流経路を遮断し、第1
のレベルの信号の入力が停止される前に、第2のノード
と入力部との間の電流経路を遮断し、レベル変換手段か
らパルスとして出力される第2のレベルの信号に応じ
て、電荷を断続的に出力するポンプ手段をさらに備え、
ポンプ手段の出力ノードである第3のノードは、断続的
に出力される電荷により、内部電位としての第2のレベ
ルの電位にされ、第1のノードと第3のノードとが接続
され、ポンプ手段は、レベル変換手段からパルスとして
出力される第2のレベルの信号に応答して、その電位が
変化する第4のノードに、その制御電極が接続される電
荷伝達トランジスタを含み、電荷伝達トランジスタは、
第4のノードの電位が、第2のレベルの信号の出力に応
じた第4のレベルになったときにオンし、電荷を第3の
ノードに出力し、第4のレベルの電位と第2のレベルの
電位との電位差の絶対値は、電荷伝達トランジスタのし
きい値電圧の絶対値より大きい。
【0026】本発明の請求項11の内部電位発生回路
は、パルスとして入力される第1のレベルの信号に応じ
て、第2のレベルの信号をパルスとして出力するレベル
変換手段を備え、レベル変換手段は、そこから出力され
る第2のレベルの信号の供給源となる第2のレベルの電
位を有する第1のノードと第3のレベルの電位を有する
第2のノードとの間に接続され、レベル変換手段は、第
1のレベルの信号に応じて第2のレベルの信号を出力す
るレベルシフト手段を含み、レベルシフト手段は、第1
のレベルの信号が入力される入力部と、入力部に第1の
レベルの信号が入力されたことに応じて、第2のレベル
の信号を出力する出力部とを含み、入力部または出力部
は、第1のレベルの信号の遷移に応じて、貫通して電流
が流れる状態になり、レベルシフト手段は、レベルシフ
ト手段と、第1のノードとの間に接続される第1の電流
遮断手段と、レベルシフト手段と、第2のノードとの間
に接続される第2の電流遮断手段とをさらに含み、第1
の電流遮断手段は、第1のレベルの信号が入力されると
きに、第1のノードと入力部との間の電流経路を遮断
し、第1のレベルの信号の入力が停止されるときに、第
1のノードと出力部との間の電流経路を遮断し、第2の
電流遮断手段は、第1のレベルの信号が入力されるとき
に、第2のノードと出力部との間の電流経路を遮断し、
第1のレベルの信号の入力が停止されるときに、第2の
ノードと入力部との間の電流経路を遮断し、レベル変換
手段からパルスとして出力される第2のレベルの信号お
よびパルスとして入力されるポンプ駆動信号に応じて、
電荷を断続的に出力するポンプ手段をさらに備え、ポン
プ手段の出力ノードである第3のノードは、断続的に出
力される電荷により、内部電位としての第2のレベルの
電位にされ、第1のノードと第3のノードとは接続さ
れ、ポンプ手段は、レベル変換手段からパルスとして出
力される第2のレベルの信号に応答して、その電位が変
化する第4のノードに、その制御電極が接続される電荷
伝達トランジスタを含み、電荷伝達トランジスタは、第
4のノードの電位が、第2のレベルの信号の出力に応じ
た第4のレベルになったときにオンし、電荷を第3のノ
ードに出力し、第4のレベルの電位と第2のレベルの電
位との電位差の絶対値は、電荷伝達トランジスタのしき
い値電圧の絶対値より大きい。
【0027】本発明の請求項12の内部電位発生回路で
は、請求項10または11に記載の内部電位発生回路に
おいて、ポンプ手段は、レベル変換手段からパルスとし
て出力される第2のレベルの信号に応答して、その電位
が変化する第4のノードの電位の変化の絶対値が、所定
値よりも小さく変化するように、第4のノードの電位を
決定する電位決定手段を含む。
【0028】本発明の請求項13の内部電位発生回路で
は、請求項12に記載の内部電位発生回路において、電
位決定手段は、第3のノードと、第4のノードとの間に
直列に接続される少なくとも1つのトランジスタであ
り、少なくとも1つのトランジスタはダイオード接続さ
れる。
【0029】本発明の請求項14の内部電位発生回路で
は、請求項10または11に記載の内電位発生回路にお
いて、ポンプ手段は、その一方の電極が、レベル変換手
段からパルスとして出力される第2のレベルの信号に応
答して、その電位が変化する第4のノードに接続される
トランジスタを含み、トランジスタは、第4のノードに
接続された一方の電極に第4のレベルの電位が繰り返し
印加されても、破壊されない。
【0030】本発明の請求項15の内部電位発生回路で
は、パルスとして入力される第1のレベルの信号に応じ
て、第2のレベルの信号をパルスとして出力するレベル
変換手段を備え、レベル変換手段は、そこから出力され
る第2のレベルの信号の供給源となる第2のレベルの電
位を有する第1のノードと、第3のレベルの電位を有す
る第2のノードとの間に接続され、レベル変換手段は、
第1のノードと、第2のノードとの間に接続され、第1
のレベルの信号が入力される入力部と、第1のノード
と、第2のノードとの間に接続され、入力部に第1のレ
ベルの信号が入力されることに応じて、第2のレベルの
信号を出力する出力部とを含み、入力部は、その一方電
極が第1のノードに接続される入力部用の第1導電型ト
ランジスタと、その一方電極が第2のノードに接続さ
れ、第1のレベルの信号を、その制御電極に受ける入力
部用の第2導電型トランジスタと、入力部用の第1導電
型トランジスタの他方電極と第3のノードとの間に接続
される入力部用の第1電流遮断手段と、入力部用の第2
導電型トランジスタの他方電極と第3のノードとの間に
接続される入力部用の第2電流遮断手段とを含み、入力
部用の第1電流遮断手段は、第1のレベルの信号が入力
される前に入力部用の第1導電型トランジスタと第3の
ノードとの間の電流経路を遮断し、第1のレベルの信号
の入力が停止される前に、入力用の第1導電型トランジ
スタと第3のノードとの間を導通させ、入力部用の第2
電流遮断手段は、第1のレベルの信号の入力が停止され
る前に、入力部用の第2導電型トランジスタと第3のノ
ードとの間の電流経路を遮断し、第1のレベルの信号が
入力される前に、入力部用の第2導電型トランジスタと
第3のノードとの間を導通させ、出力部は、その一方電
極が第1のノードに接続される出力部用の第1導電型ト
ランジスタト、その一方電極が第2のノードに接続さ
れ、第1のレベルの信号を反転した信号を、その制御電
極に受ける出力部用の第2導電型トランジスタと、出力
部用の第1導電型トランジスタの他方電極と第4のノー
ドとの間に接続される出力部用の第1電流遮断手段と、
出力部用の第2導電型トランジスタの他方電極と第4の
ノードとの間に接続される出力部用の第2電流遮断手段
とを含み、出力部用の第1電流遮断手段は、第1のレベ
ルの信号の入力が停止される前に出力部用の第1導電型
トランジスタと第4のノードとの間の電流経路を遮断
し、第1のレベルの信号が入力される前に、出力部用の
第1導電型トランジスタと前記第4のノードとの間を導
通させ、出力部用の第2電流遮断手段は、第1のレベル
の信号が入力される前に、出力部用の第2導電型トラン
ジスタと第4のノードとの間に電経路を遮断し、第1の
レベルの信号の入力が停止される前に、出力部用の第2
導電型トランジスタと第4のノードとの間を導通させ、
入力部用の第1導電型トランジスタの制御電極は、第4
のノードに接続され、出力部用の第1導電型トランジス
タの制御電極は、第3のノードに接続され、レベル変換
手段からパルスとして出力される第2のレベルの信号に
応じて、電荷を断続的に出力するポンプ手段をさらに備
え、ポンプ手段の出力ノードである第5のノードは断続
的に出力される電荷により、内部電位としての前記第2
のレベルの電位にされ、第1のノードと第5のノードと
が接続され、ポンプ手段は、レベル変換手段からパルス
として出力される第2のレベルの信号に応答して、その
電位が変化する第6のノードに、その制御電極が接続さ
れる電荷伝達トランジスタを含み、電荷伝達トランジス
タは、第6のノードの電位が、第2のレベルの信号の出
力に応じて第4のレベルになったときにオンし、電荷を
第5のノードに出力し、第4のレベルの電位と第2のレ
ベルの電位との電位差の絶対値は、電荷伝達トランジス
タのしきい値電圧の絶対値より大きい。
【0031】本発明の請求項16の内部電位発生回路で
は、パルスとして入力される第1のレベルの信号に応じ
て、第2のレベルの信号をパルスとして出力するレベル
変換手段を備え、レベル変換手段は、そこから出力され
る第2のレベルの信号の供給源となる第2のレベルの電
位を有する第1のノードと第3のレベルの電位を有する
第2のノードとの間に接続され、レベル変換手段は、第
1のノードと、第2のノードとの間に接続され、第1の
レベルの信号が入力される入力部と、第1のノードと、
第2のノードとの間に接続され、入力部に第1のレベル
の信号が入力されたことに応じて、第2のレベルの信号
を出力する出力部とを含み、入力部は、その一方電極が
第1のノードに接続される入力部用の第1導電型トラン
ジスタと、その一方電極が第2のノードに接続され、第
1のレベルの信号をその制御電極に受ける入力部用の第
2導電型トランジスタと、入力部用の第1導電型トラン
ジスタの他方電極と第3のノードとの間に接続される入
力部用の第1電流遮断手段と、入力部用の第2導電型ト
ランジスタの他方電極と第3のノードとの間に接続され
る入力部用の第2電流遮断手段とを含み、入力部用の第
1電流遮断手段は、第1のレベルの信号が入力されると
きに、入力部用の第1導電型トランジスタと第3のノー
ドとの間の電流経路を遮断し、第1のレベルの信号の入
力部が停止されるときに、入力部用の第1導電型トラン
ジスタと第3のノードとの間を導通させ、入力部用の第
2電流遮断手段は、第1のレベルの信号の入力が停止さ
れるときに、入力部用の第2導電型トランジスタと第3
のノードとの間の電流経路を遮断し、第1のレベルの信
号が入力されるときに、入力第用の第2導電型トランジ
スタと第3のノードとの間を導通させ、出力部は、その
一方電極が第1のノードに接続される出力部用の第1導
電型トランジスタと、その一方電極が第2のノードに接
続され、第1のレベルの信号を反転した信号をその制御
電極に受ける出力部用の第2導電型トランジスタと、出
力部用の第1導電型トランジスタの他方電極と第4のノ
ードとの間に接続される出力部用の第1電流遮断手段
と、出力部用の第2導電型トランジスタの他方電極と第
4のノードとの間に接続される出力部用の第2電流遮断
手段とを含み、出力部用の第1電流遮断手段は、第1の
レベルの信号の入力が停止されるときに出力部用の第1
導電型トランジスタと第4のノードとの間の電流経路を
遮断し、第1のレベルの信号が入力されるときに、出力
部用の第1導電型トランジスタと第4のノードとの間を
導通させ、出力部用の第2電流遮断手段は、第1のレベ
ルの信号が入力されるときに、出力部用の第2導電型ト
ランジスタと第4のノードとの間の電流経路を遮断し、
第1のレベルの信号の入力が停止されるときに、出力部
用の第2導電型トランジスタと第4のノードとの間を導
通させ、入力部用の第1導電型トランジスタの制御電極
は第4のノードに接続され、出力部用の第1導電型トラ
ンジスタの制御電極は、第3のノードに接続され、レベ
ル変換手段からパルスとして出力される第2のレベルの
信号に応じて、電荷を断続的に出力するポンプ手段をさ
らに備え、ポンプ手段の出力ノードである第5のノード
は、断続的に出力される電荷により、内部電位としての
第2のレベルの電位にされ、第1のノードと第5のノー
ドとは接続され、ポンプ手段は、レベル変換手段からパ
ルスとして出力される第2のレベルの信号に応答して、
その電位が変化する第6のノードに、その制御電極が接
続される電荷伝達トランジスタを含み、電荷伝達トラン
ジスタは、第6のノードの電位が、第2のレベルの信号
の出力に応じた第4のレベルになったときにオンし、電
荷を第5のノードに出力し、第4のレベルの電位と第2
のレベルの電位との電位差の絶対値は、電荷伝達トラン
ジスタのしきい値電圧の絶対値より大きい。
【0032】本発明の請求項17の内部電位発生回路で
は、請求項15または16に記載の内部電位発生回路に
おいて、ポンプ手段は、レベル変換手段からパルスとし
て出力される第2のレベルの信号に応答して、その電位
が変化する第6のノードの電位の変化の絶対値が、所定
値よりも小さく変化するように、第6のノードの電位を
決定する電位決定手段を含む。
【0033】本発明の請求項18の内部電位発生回路で
は、請求項17に記載の内部電位発生回路において、電
位決定手段は、第5のノードと、第6のノードとの間に
直列に接続される少なくとも1つのトランジスタであ
り、少なくとも1つのトランジスタはダイオード接続さ
れる。
【0034】本発明の請求項19の内部電位発生回路で
は、請求項15または16に記載の内部電位発生回路に
おいて、ポンプ手段は、その一方電極が、レベル変換手
段からパルスとして出力される第2のレベルの信号に応
答して、その電位が変化する第6のノードに接続される
トランジスタを含み、そのトランジスタは、第6のノー
ドに接続された一方の電極に第4のレベルの電位が繰返
し印加されても破壊されない。
【0035】本発明の請求項20の内部電位発生回路で
は、請求項13、14、18または19のいずれか1項
に記載の内部電位発生回路において、そのトランジスタ
においては、異方性エッチングを経て、その制御電極の
側壁に絶縁膜を形成し、その絶縁膜に覆われていない不
純物を含む領域の表面上にレジストを形成し、不純物を
含む領域の濃度より高い不純物を、レジストが形成され
ていない、不純物を含む領域に注入することにより、不
純物を含む領域に濃度の高い部分が作られる。
【0036】本発明の請求項21の内部電位発生回路で
は、請求項10、11、15または16のいずれか1項
に記載の内部電位発生回路において、ポンプ手段は、チ
ャージポンプを行なう少なくとも1つのキャパシタと、
少なくとも1つのノードを所定の電位に固定する少なく
とも1つの電位固定MOSトランジスタとを含み、キャ
パシタはMOSトランジスタであり、キャパシタ、電位
固定MOSトランジスタまたは電荷伝達トランジスタ
は、ウェルを形成することなく、半導体基板上に直接、
第1電極および第2電極が形成される。
【0037】本発明の請求項22の内部電位発生回路で
は、請求項10、11、15または16のいずれか1項
に記載の内部電位発生回路において、ポンプ手段は、チ
ャージポンプを行なうキャパシタを含み、キャパシタ
は、ディプリーショントランジスタである。
【0038】本発明の請求項23の内部電位発生回路で
は、請求項22に記載の内部電位発生回路において、デ
ィプリーショントランジスタは、ウェルを形成すること
なく、半導体基板上に直接、第1および第2電極が形成
される。
【0039】本発明の請求項24の内部電位発生ユニッ
トでは、第1のノードに第1の内部電位を出力する第1
の内部電位発生手段と、第1のノードに第2の内部電位
を出力する第2の内部電位発生手段と、第1の内部電位
発生手段を駆動させるための第1の駆動信号をパルスと
して発生する第1の駆動信号発生手段と、第2の内部電
位発生手段を駆動させるための第2の駆動信号をパルス
として発生する第2の駆動信号発生手段と、第2の駆動
信号発生手段を制御する制御信号を発生する制御信号発
生手段とを備え、第2の駆動信号発生手段は、制御信号
に応じて、第2の駆動信号の発生を制御する。
【0040】本発明の請求項25の内部電位発生ユニッ
トでは、第1のノードに第1の内部電位を出力する第1
の内部電位発生手段と、第1のノードに第2の内部電位
を出力する第2の内部電位発生手段と、第1および第2
の内部電位発生手段を駆動させるための駆動信号を発生
する駆動信号発生手段と、第2の内部電位発生手段への
駆動信号の入力を制御する制御信号を発生することによ
り、第2の内部電位発生手段の駆動を制御する制御手段
とを備える。
【0041】本発明の請求項26のレベル変換回路で
は、第1のレベルの信号に応じて、第2のレベルの信号
を出力するレベル変換回路であって、第2のレベルの電
位を供給する第1のノードと、第3のレベルの電位を供
給する第2のノードとの間に接続され、第1のレベルの
信号が入力される入力部と、第1のノードと、第2のノ
ードとの間に接続され、入力部に第1のレベルの信号が
入力されたことに応じて、第2のレベルの信号を出力す
る出力部とを含み、入力部は、その一方電極が第1のノ
ードに接続される入力部用の第1導電型トランジスタ
と、その一方電極が第2のノードに接続され、第1のレ
ベルの信号を、その制御電極に受ける入力部用の第2導
電型トランジスタと、入力部用の第1導電型トランジス
タの他方電極と第3のノードとの間に接続される入力部
用の第1電流遮断手段と、入力部用の第2導電型トラン
ジスタの他方電極と第3のノードとの間接続される入力
部用の第2電流遮断手段とを含み、入力部用の第1電流
遮断手段は、第1のレベルの信号が入力される前に入力
部用の第1導電型トランジスタと第3のノードとの間の
電流経路を遮断し、第1のレベルの信号の入力が停止さ
れる前に、入力部用の第1導電型トランジスタと第3の
ノードとの間を導通させ、入力部用の第2電流遮断手段
は、第1のレベルの信号の入力が停止される前に、入力
部用の第2導電型トランジスタと第3のノードとの間の
電流経路を遮断し、第1のレベルの信号が入力される前
に、入力部用の第2導電型トランジスタと第3のノード
との間を導通させ、出力部はその一方電極が第1のノー
ドとに接続される出力部用の第1導電型トランジスタ
と、その一方電極が第2のノードに接続され、第1のレ
ベルの信号を反転した信号を、その制御電極に受ける出
力部用の第2導電型トランジスタと、出力部用の第1導
電型トランジスタの他方電極と第4のノードとの間に接
続される出力部用の第1電流遮断手段と、出力部用の第
2導電型トランジスタの他方電極と第4のノードとの間
に接続される出力部用の第2電流遮断手段とを含み、出
力部用の第1電流遮断手段は、第1のレベルの信号の入
力が停止される前に出力部用の第1導電型トランジスタ
と第4のノードとの間の電流経路を遮断し、第1のレベ
ルの信号が入力される前に、出力部用の第1導電型トラ
ンジスタと第4のノードとの間を導通させ、出力部用の
第2電流遮断手段は、第1のレベルの信号が入力される
前に、出力部用の第2導電型トランジスタと第4のノー
ドとの間の電流経路を遮断し、第1のレベルの信号の入
力が停止される前に、出力部用の第2導電型トランジス
タと第4のノードとの間を導通させ、入力部用の第1導
電型トランジスタの制御電極は、第4のノードに接続さ
れ、出力部用の第1導電型トランジスタの制御電極は、
第3のノードに接続される。本発明の請求項27のレベ
ル変換回路では、請求項26に記載のレベル変換回路に
おいて、入力部用の第1電流遮断手段および出力部用の
第1電流遮断手段は、第1導電型トランジスタであり、
その第1導電型トランジスタは、その制御電極に、第4
のレベルの信号が入力されたときにオフになり、第4の
レベルの信号の入力が停止されたときにオンになり、入
力部用の第2電流遮断手段および出力部用の第2電流遮
断手段は、第2導電型トランジスタであり、その第2導
電型トランジスタは、その制御電極に第4のレベルの信
号が入力されたときにオンになり、第4のレベルの信号
の入力が停止されたときにオフになり、第4のレベルの
信号は、第1のレベルの信号よりも早いタイミングで入
力または停止される。
【0042】本発明の請求項28のレベル変換回路で
は、第1のレベルの信号に応じて、第2のレベルの信号
を出力するレベル変換回路であって、第2のレベルの電
位を供給する第1のノードと、第3のレベルの電位を供
給する第2のノードとの間に接続され、第1のレベルの
信号が入力される入力部と、第1のノードと、第2のノ
ードとの間に接続され、入力部に第1のレベルの信号が
入力されることに応じて、第2のレベルの信号を出力す
る出力部とを含み、入力部は、その一方電極が第1のノ
ードに接続される入力部用の第1導電型トランジスタ
と、その一方電極が第2のノードに接続され、第1のレ
ベルの信号を、その制御電極に受ける入力部用の第2導
電型トランジスタと、入力部用の第1導電型トランジス
タの他方電極と第3のノードとの間に接続される入力部
用の第1電流遮断手段と、入力部用の第2の導電型トラ
ンジスタの他方電極と第3のノードとの間に接続される
入力部用の第2電流遮断手段とを含み、入力部用の第1
電流遮断手段は、第1のレベルの信号が入力されるとき
に入力部用の第1導電型トランジスタと第3のノードと
の間の電流経路を遮断し、第1のレベルの信号の入力が
停止されるときに、入力部用の第1導電型トランジスタ
と第3のノードとの間を導通させ、入力部用の第2電流
遮断手段は、第1のレベルの信号の入力が停止されると
きに、入力部用の第2導電型トランジスタと第3のノー
ドとの間の電流経路を遮断し、第1のレベルの信号が入
力されるときに、入力部用の第2導電型トランジスタと
第3のノードとの間を導通させ、出力部は、その一方電
極が第1のノードに接続される出力部用の第1導電型ト
ランジスタと、その一方電極が第2のノードに接続さ
れ、第1のレベルの信号を反転した信号を、その制御電
極に受ける出力部用の第2導電型トランジスタと、出力
部用の第1導電型トランジスタの他方電極と第4のノー
ドとの間に接続される出力部用の第1電流遮断手段と、
出力部用の第2導電型トランジスタの他方電極と第4の
ノードとの間に接続される出力部用の第2電流遮断手段
とを含み、出力部用の第1電流遮断手段は、第1のレベ
ルの信号の入力が停止されるときに出力部用の第1導電
型トランジスタと第4のノードとの間の電流経路を遮断
し、第1のレベルの信号が入力されるときに、出力部用
の第1導電型トランジスタと第4のノードとの間を導通
させ、出力部用の第2電流遮断手段は、第1のレベルの
信号が入力されるときに、出力部用の第2導電型トラン
ジスタと第4のノードとの間の電流経路を遮断し、第1
のレベルの信号の入力が停止されるときに、出力部用の
第2導電型トランジスタと前記第4のノードとの間を導
通させ、入力部用の第1導電型トランジスタの制御電極
は第4のノードに接続され、出力部用の第1導電型トラ
ンジスタの制御電極は、第3のノードに接続される。
【0043】本発明の請求項29のレベル変換回路で
は、請求項28に記載のレベル変換回路において、入力
部用の第1電流遮断手段および出力部用の第1電流遮断
手段は、第1導電型トランジスタであり、その第1導電
型トランジスタは、その制御電極に第4のレベルの信号
が入力されたときにオフになり、第4のレベルの信号が
停止されたときにオンになり、入力部用の第2電流遮断
手段および出力部用の第2電流遮断手段は、第2導電型
トランジスタであり、その第2導電型トランジスタは、
その制御電極に第4のレベルの信号が入力されたときに
オンになり、第4のレベルの信号の入力が停止されたと
きにオフになり、第4のレベルの信号は、第1のレベル
の信号と同じタイミングで、入力または停止される。
【0044】本発明の請求項30の半導体装置では、第
1のトランジスタと、第2のトランジスタとを備え、第
1のトランジスタは、制御電極と、第1電極と、第2電
極とを含み、第1電極は、第1不純物領域と、第2電極
側に設けられ、第1不純物領域より低い濃度を有する第
2不純物領域とを含み、第2不純物領域の、制御電極長
方向の長さは、制御電極の側壁に異方性エッチングを経
て形成された絶縁膜の制御電極長方向の長さによって決
定され、第2のトランジスタは、制御電極と、第1電極
と、第2電極とを含み、第2電極は、第1不純物領域
と、第2電極側に設けられ、第1不純物領域より低い濃
度を有する第2不純物領域とを含み、第2のトランジス
タの第2不純物領域の、制御電極長方向の長さは、第1
のトランジスタの第2不純物領域の、制御電極長方向の
長さより長い。
【0045】本発明の請求項31の半導体装置では、外
部信号に応答して動作を開始し、基板電位を発生する基
板電位発生手段と、内部信号に応答して動作を開始し、
昇圧電位を発生する昇圧電位発生手段と、外部信号の入
力より遅いタイミングで内部信号を発生する内部信号発
生手段とを備える。
【0046】本発明の請求項32の半導体装置では、請
求項31に記載の半導体装置において、外部信号は、外
部電源電位であり、内部信号は、内部電源電位であり、
内部信号発生手段は、外部電源電位に基づき、内部電源
電位を発生する内部電源電位発生手段である。
【0047】本発明の請求項33のトランジスタ製造方
法では、半導体基板に形成された制御電極および不純物
を含む領域の表面上に絶縁膜を形成するステップと、異
方性エッチングして、制御電極の側壁に、絶縁膜を残す
ステップと、側壁の絶縁膜に覆われていない不純物を含
む領域の表面上に、レジストを形成するステップと、不
純物を含む領域より濃度の高い不純物を、レジストが形
成されていない不純物の領域に注入し、不純物を含む領
域に濃度の高い部分を形成するステップとを含む。
【0048】請求項1のレベル変換回路においては、第
1および第2の電流遮断手段は、レベルシフト手段の入
力部または出力部に貫通電流が流れる状態になる前に、
第1のノードと第2のノードとの間の電流経路を遮断す
る。
【0049】本発明の請求項2のレベル変換回路におい
ては、入力部電流遮断用の第1導電型トランジスタおよ
び出力部電流遮断用の第2導電型トランジスタは第1の
レベルの信号が入力される前にオフになる。出力部電流
遮断用第1導電型トランジスタおよび入力部電流遮断用
の第2導電型トランジスタは、第1のレベルの信号の入
力が停止される前にオフになる。
【0050】すなわち、入力部電流遮断用の第1導電型
トランジスタ、出力部電流遮断用の第2導電型トランジ
スタ、出力部電流遮断用第1導電型トランジスタまたは
入力部電流遮断用の第2導電型トランジスタは、レベル
シフト手段の入力部または出力部に貫通電流が流れる状
態になる前に、第1のノードと第2のノードとの間の電
流経路を遮断する。
【0051】本発明の請求項3のレベル変換回路におい
ては、第1および第2の電流遮断手段は、レベルシフト
手段の入力部または出力部に貫通電流が流れる状態にな
るときに、第1のノードと第2のノードとの間の電流経
路を遮断する。
【0052】本発明の請求項4のレベル変換回路におい
ては、入力部電流遮断用の第1導電型トランジスタおよ
び出力部電流遮断用の第2導電型トランジスタは、第1
のレベルの信号が入力されるときにオフになる。出力部
電流遮断用の第1導電型トランジスタおよび入力部電流
遮断用の第2導電型トランジスタは、第1のレベルの信
号の入力が停止されるときにオフになる。
【0053】すなわち、入力部電流遮断用の第1導電型
トランジスタ、出力部電流遮断用の第2導電型トランジ
スタ、出力部電流遮断用の第1導電型トランジスタまた
は入力部電流遮断用の第2導電型トランジスタは、レベ
ルシフト手段の入力部または出力部に貫通電流が流れる
状態になるときに、第1のノードと第2のノードとの間
の電流経路を遮断する。
【0054】本発明の請求項5のレベル変換回路におい
ては、第1の入力部電位設定手段、第1の出力部電位設
定手段、第2の入力部電位設定手段および第2の出力部
電位設定手段は、それぞれ、入力部電流遮断用の第1導
電型トランジスタと入力部第1導電型トランジスタの間
のノード、出力部電流遮断用の第1導電型トランジスタ
と出力部第1導電型トランジスタとの間のノード、入力
電流遮断用の第2導電型トランジスタと入力部第2導電
型トランジスタとの間のノードおよび出力部電流遮断用
第2導電型トランジスタと出力部第2導電型トランジス
タとの間のノードの電位を所定の電位に設定する。
【0055】本発明の請求項6のレベル変換回路におい
ては、第1の入力部用の抵抗、第1の出力部用の抵抗、
第2の入力部用の抵抗および第2の出力部用の抵抗は、
それぞれ、入力部電流遮断用の第1導電型トランジスタ
と入力部第1導電型トランジスタとの間のノード、出力
部電流遮断用の第1導電型トランジスタと出力部第1導
電型トランジスタとの間のノード、入力部電流遮断用の
第2導電型トランジスタと入力部第2導電型トランジス
タとの間のノードおよび出力部電流遮断用の第2導電型
トランジスタと出力部第2導電型トランジスタとの間の
ノードの電位を所定の電位に設定する。
【0056】本発明の請求項7のレベル変換回路におい
ては、第1の入力部電位設定手段としての第1導電型ト
ランジスタ、第1の出力部電位設定手段としての第1導
電型トランジスタ、第2の入力部電位設定手段としての
第2導電型トランジスタおよび第2の出力部電位設定手
段としての第2導電型トランジスタは、それぞれ、入力
部電流遮断用の第1導電型トランジスタと入力部第1導
電型トランジスタとの間のノード、出力部電流遮断用の
第1導電型トランジスタと出力部第1導電型トランジス
タとの間のノード、入力部電流遮断用の第2導電型トラ
ンジスタと入力部第2導電型トランジスタとの間のノー
ドおよび出力部電流遮断用の第2導電型トランジスタと
出力部第2導電型トランジスタとの間のノードの電位を
所定の電位に設定する。
【0057】本発明の請求項8のレベル変換回路におい
ては、遅延手段により、遅延させた第1のレベルの信号
がレベルシフト手段に入力される。すなわち、レベルシ
フト手段の入力部または出力部は、遅延後の第1のレベ
ルの信号に基づいて、貫通電流が流れる状態になる。
【0058】第1および第2の電流遮断手段は、遅延前
の第1のレベルの信号に基づき、第1のノードと第2の
ノードとの間の電流経路を遮断する。
【0059】本発明の請求項9のレベル変換回路におい
ては、遅延手段により、遅延させた第1のレベルの信号
がレベルシフト手段に入力される。すなわち、レベルシ
フト手段の入力部または出力部は、遅延後の第1のレベ
ルの信号に基づいて貫通電流が流れる状態になる。
【0060】入力部電流遮断用第1導電型トランジスタ
および出力部電流遮断用の第2導電型トランジスタは、
遅延前の第1のレベルの信号の入力に応じてオフにな
る。出力部電流遮断用の第1導電型トランジスタおよび
入力部電流遮断用の第2導電型トランジスタは、遅延前
の第1のレベルの信号の入力停止に応じてオフになる。
【0061】すなわち、入力部電流遮断用の第1導電型
トランジスタ、出力部電流遮断用の第2導電型トランジ
スタ、出力部電流遮断用の第1導電型トランジスタまた
は入力部電流遮断用の第2導電型トランジスタは、遅延
前の第1のレベルの信号に応じて、レベルシフト手段の
入力部または出力部に貫通電流が流れる状態になる前
に、第1のノードと第2のノードとの間の電流経路を遮
断する。
【0062】本発明の請求項10のレベル変換回路にお
いては、レベル変換手段は、そこに貫通電流が流れる状
態になる前に、第1のノードと第2のノードとの間の電
流経路を遮断する。このため、レベル変換手段に流れる
貫通電流を抑えることができる。
【0063】ポンプ手段の電荷伝達トランジスタは、そ
の制御電極に、第4のレベルの電位を受けたときにオン
し、電荷を第3のノードに出力する。これにより、第3
のノードは、第2のレベルの内部電位になる。
【0064】第4のレベルの電位と第2のレベルの電位
との電位差の絶対値は、電荷伝達トランジスタのしきい
値電圧の絶対値よりも大きい。第3のノードと第1のノ
ードとは接続されており、レベル変換手段は、第3のノ
ードの第2のレベルの電位に基づき、第2のレベルの信
号を出力する。
【0065】本発明の請求項11の内部電位発生回路に
おいては、レベル変換手段は、そこに貫通電流が流れる
状態になるときに、第1のノードと第2のノードとの間
の電流経路を遮断する。このため、レベル変換手段に流
れる貫通電流を抑えることができる。
【0066】ポンプ手段の電荷伝達トランジスタは、そ
の制御電極に、第4のレベルの電位を受けたときにオン
し、電荷を第3のノードに出力する。これにより、第3
のノードは、第2のレベルの内部電位になる。
【0067】第4のレベルの電位と第2のレベルの電位
との電位差の絶対値は、電荷伝達トランジスタのしきい
値電圧の絶対値よりも大きい。第3のノードと第1のノ
ードとは接続されており、レベル変換手段は、第3のノ
ードの第2のレベルの電位に基づき、第2のレベルの信
号を出力する。
【0068】本発明の請求項12の内部電位発生回路に
おいては、ポンプ手段に含まれる電位決定手段は、レベ
ル変換手段からパルスとして出力される第2のレベルの
信号に応答して、その電位が変化する第4のノードの電
位の変化の絶対値が、所定値よりも小さく変化するよう
に、第4のノードの電位を決定する。
【0069】本発明の請求項13の内部電位発生回路に
おいては、ダイオード接続されたトランジスタは、レベ
ル変換手段からパルスとして出力される第2のレベルの
信号に応答して、その電位が変化する第4のノードの電
位の変化の絶対値が、所定値よりも小さく変化するよう
に、第4のノードの電位を決定する。
【0070】本発明の請求項14の内部電位発生回路に
おいては、トランジスタは、その制御電極に第4のレベ
ルの電位が繰り返し印加されても、破壊されない、高耐
圧トランジスタである。
【0071】本発明の請求項15の内部電位発生回路に
おいては、レベル変換手段は、そこに貫通電流が流れる
状態になる前に、第1のノードと第2のノードとの間の
電流経路を遮断する。このため、レベル変換手段に流れ
る貫通電流を抑えることができる。
【0072】ポンプ手段の電荷伝達トランジスタは、そ
の制御電極に、第2のレベルの電位を受けたときにオン
し、電荷を第5のノードに出力する。これにより、第5
のノードは、第2のレベルの内部電位になる。
【0073】第4のレベルの電位と第2のレベルの電位
との電位差の絶対値は、電荷伝達トランジスタのしきい
値電圧の絶対値よりも大きい。第5のノードと第1のノ
ードとは接続されており、レベル変換手段は、第5のノ
ードの第2のレベルの電位に基づき、第2のレベルの信
号を出力する。
【0074】本発明の請求項16の内部電位発生回路に
おいては、レベル変換手段は、そこに貫通電流が流れる
状態になるときに、第1のノードと第2のノードとの間
の電流経路を遮断する。このためレベル変換手段に流れ
る貫通電流を抑えることができる。
【0075】ポンプ手段の電荷伝達トランジスタは、そ
の制御電極に、第4のレベルの電位を受けたときにオン
し、電荷を第5のノードに出力する。これにより、第5
のノードは、第2のレベルの内部電位になる。
【0076】第4のレベルの電位と第2のレベルの電位
との電位差の絶対値は、電荷伝達トランジスタのしきい
値電圧の絶対値よりも大きい。第5のノードと第1のノ
ードとが接続されており、レベル変換手段は、第5のノ
ードの第2のレベルの電位に基づき、第2のレベルの信
号を出力する。
【0077】本発明の請求項17の内部電位発生回路に
おいては、ポンプ手段に含まれる電位決定手段は、レベ
ル変換手段からパルスとして出力される第2のレベルの
信号に応答して、その電位が変化する第6のノードの電
位の変化の絶対値が、所定値よりも小さく変化するよう
に、第6のノードの電位を決定する。
【0078】本発明の請求項18の内部電位発生回路に
おいては、ダイオード接続されたトランジスタは、レベ
ル変換手段からパルスとして出力される第2のレベルの
信号に応答し、その電位が変化する第6のノードの電位
の変化の絶対値が、所定値よりも小さく変化するよう
に、第6のノードの電位を決定する。
【0079】本発明の請求項19の内部電位発生回路に
おいては、トランジスタは、その制御電極に第4のレベ
ルの電位が繰返し印加されても、破壊されない高耐圧ト
ランジスタである。
【0080】本発明の請求項20の内部電位発生回路に
おいては、トランジスタの不純物を含む領域の濃度の高
い部分と制御電極のエッジとの間の距離が、制御電極の
側壁に形成された絶縁膜により、制御電極のエッジと不
純物を含む領域の濃度の高い部分との間の距離が決定さ
れるトランジスタに比し、長い。
【0081】本発明の請求項21の内部電位発生回路に
おいては、キャパシタ、電位固定MOSトランジスタま
たは電荷伝達トランジスタは、ウェルを形成することな
く、半導体基板上に直接、第1電極および第2電極が形
成されるため、しきい値電圧の絶対値が小さくなる。
【0082】本発明の請求項22の内部電位発生回路に
おいては、チャージポンプを行なうキャパシタがディプ
リーショントランジスタであるため、内部電位発生回路
の動作範囲で、常にチャネルが形成されている。
【0083】本発明の請求項23の内部電位発生回路に
おいては、チャージポンプを行なうキャパシタとしての
ディプリーショントランジスタは、ウェルを形成するこ
となく、半導体基板上に直接、第1電極および第2電極
が形成されるため、しきい値電圧の絶対値が小さくな
る。
【0084】本発明の請求項24の内部電位発生ユニッ
トにおいては、第2の駆動信号発生手段は、制御信号発
生手段からの制御信号に応じて、第2の駆動信号の発生
を制御する。すなわち、制御信号により第2の内部電位
発生手段のオン/オフを制御する。
【0085】本発明の請求項25の内部電位発生ユニッ
トにおいては、制御手段は、第2の内部電位発生手段へ
の駆動信号の入力を制御する制御信号を発生することに
より、第2の内部電位発生手段の駆動を制御する。すな
わち、制御信号により、第2の内部電位発生手段のオン
/オフを制御する。
【0086】本発明の請求項26のレベル変換回路にお
いては、入力部用の第1および第2電流遮断手段は、入
力部用の第1および第2導電型トランジスタが同時にオ
ンになる前に、第1のノードと第2のノードとの間の電
流経路を遮断する。さらに、出力部用の第1および第2
の電流遮断手段は、出力部用の第1および第2導電型ト
ランジスタが同時にオンになる前に、第1のノードと第
2のノードとの間の電流経路を遮断する。
【0087】本発明の請求項27のレベル変換回路にお
いては、第1導電型トランジスタである入力部用の第1
電流遮断手段および第2導電型トランジスタである入力
部用の第2電流遮断手段は、入力部用の第1および第2
導電型のトランジスタが同時にオンになる前に、第1の
ノードと第2のノードとの間の電流経路を遮断する。さ
らに、第1導電型トランジスタである出力部用の第1電
流遮断手段および第2導電型トランジスタである出力部
用の第2電流遮断手段は、出力用の第1および第2導電
型のトランジスタが同時にオンになる前に、第1のノー
ドと第2のノードとの間の電流経路を遮断する。
【0088】本発明の請求項28のレベル変換回路にお
いては、入力部用の第1および第2の電流遮断手段は、
入力部用の第1および第2導電型のトランジスタが同時
にオンになるときに、第1のノードと第2のノードとの
間の電流経路を遮断する。さらに、出力部用の第1およ
び第2の電流遮断手段は、出力部用の第1および第2導
電型のトランジスタが同時にオンになるときに、第1の
ノードと第2のノードとの間の電流経路を遮断する。
【0089】本発明の請求項29の内部電位発生回路に
おいては、第1導電型トランジスタである入力部用の第
1電流遮断手段および第2導電型トランジスタである入
力部用の第2電流遮断手段は、入力部用の第1および第
2導電型のトランジスタが同時にオンになるときに、第
1のノードと第2のノードとの間の電流経路を遮断す
る。さらに、第1導電型トランジスタである出力部用の
第1電流遮断手段および第2導電型トランジスタである
出力部用の第2電流遮断手段は、出力部用の第1および
第2導電型のトランジスタが同時にオンになる前に、第
1のノードと第2のノードとの間の電流経路を遮断す
る。
【0090】本発明の請求項30の半導体装置において
は、第2のトランジスタの第2不純物領域の、制御電極
長方向の長さは、第1のトランジスタの第2不純物領域
の、制御電極長方向の長さより長いため、第2のトラン
ジスタに高電圧が印加されても、第1のトランジスタに
比し、パンチスルーが生じにくく高電圧が印加されても
破壊されにくい。
【0091】本発明の請求項31の半導体装置において
は、基板電位発生手段に入力される外部信号より遅いタ
イミングで、昇圧電位発生手段に内部信号が入力される
ため、基板電位発生手段が動作を開始した後に、昇圧電
位発生手段が動作を開始する。
【0092】本発明の請求項32の半導体装置において
は、基板電位発生手段を動作させるために入力される外
部電源電位に基づいて発生される内部電源電位により昇
圧電位発生手段は動作を開始するため、基板電位発生手
段が動作を開始した後に、昇圧電位発生手段は動作を開
始する。
【0093】本発明に請求項33のトランジスタ製造方
法においては、制御電極の側壁に、絶縁膜を形成すると
ともに、その側壁の絶縁膜に覆われていない不純物を含
む領域の表面上にレジストを形成して、濃度の高い不純
物を、不純物を含む領域に注入するため、制御電極の側
壁に絶縁膜のみを形成して、濃度の高い不純物を、不純
物を含む領域に注入する場合に比し、不純物を含む領域
の濃度の高い部分と制御電極のエッジとの間の距離を、
長くすることができる。
【0094】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるレベル変換回
路、内部電位発生回路および内部電位発生ユニットにつ
いて図面を参照しながら説明する。
【0095】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1によるレベル変換回路を詳細に示す回路図であ
る。
【0096】図1において、実施の形態1によるレベル
変換回路は、入力部電流遮断用PMOSトランジスタ
1、入力部用PMOSトランジスタ3、入力部用NMO
Sトランジスタ5、入力部電流遮断用NMOSトランジ
スタ7、出力部電流遮断用PMOSトランジスタ9、出
力部用PMOSトランジスタ11、出力部用NMOSト
ランジスタ13、出力部電流遮断用NMOSトランジス
タ15およびインバータ17,19を含む。
【0097】ここで、入力部電流遮断用PMOSトラン
ジスタ1、入力部用PMOSトランジスタ3、出力部電
流遮断用PMOSトランジスタお9よび出力部用PMO
Sトランジスタ11は、それぞれ、PMOSトランジス
タ1,3,9,11と呼ぶことにする。入力部用NMO
Sトランジスタ5、入力部電流遮断用NMOSトランジ
スタ7、出力部用NMOSトランジスタ13および出力
部電流遮断用NMOSトランジスタ15は、それぞれ、
NMOSトランジスタ5,7,13,15と呼ぶことに
する。
【0098】PMOSトランジスタ1およびPMOSト
ランジスタ9は、第1の電流遮断回路を構成する。PM
OSトランジスタ3,11およびNMOSトランジスタ
5,13は、レベルシフト回路を構成する。PMOSト
ランジスタ3およびNMOS5は、入力部を構成する。
【0099】PMOSトランジスタ11およびNMOS
トランジスタ13は、出力部を構成する。NMOSトラ
ンジスタ7およびNMOSトランジスタ15は、第2の
電流遮断回路を構成する。ここで、図75と同一の部分
については、同一の参照符号を付し、その説明を適宜省
略する。
【0100】PMOSトランジスタ1は、昇圧電位Vp
pを有するノードと、PMOSトランジスタ3との間に
接続される。PMOSトランジスタ9は、昇圧電位Vp
pを有するノードとPMOSトランジスタ11との間に
接続される。NMOSトランジスタ7は、NMOSトラ
ンジスタ5と接地ノードとの間に接続される。NMOS
トランジスタ15は、NMOSトランジスタ13と接地
ノードとの間に接続される。
【0101】NMOSトランジスタ5に入力される信号
IN1は、図22の信号INに対応する。PMOSトラ
ンジスタ1およびNMOSトランジスタ7のゲートに
は、信号IN2が入力される。PMOSトランジスタ9
およびNMOSトランジスタ15のゲートには、インバ
ータ19を介して、信号IN2が反転して入力される。
次に、動作をタイミング図に基づいて説明する。
【0102】図2は、図1のレベル変換回路の動作を説
明するためのタイミング図である。図1および図2を参
照して、電源電位Vccを「H」レベル、接地電位GN
Dを「L」レベルとする。NMOSトランジスタ5のゲ
ートに、「H」レベルの信号IN1が入力される前に、
「H」レベルの信号IN2が、PMOSトランジスタ1
およびNMOSトランジスタ7のゲートに入力される。
このため、「H」レベルの信号IN1の入力に応じて、
PMOSトランジスタ3およびNMOSトランジスタ5
が同時にオンする場合でも、その前に、PMOSトラン
ジスタ1がオフになり、昇圧電位Vppを有するノード
と接地ノードとの間の貫通電流を阻止できる。
【0103】「H」レベルの信号IN1がNMOSトラ
ンジスタ5のゲートに入力される前に、PMOSトラン
ジスタ9およびNMOSトランジスタ15のゲートに
は、信号IN2を反転した信号、すなわち、「L」レベ
ルの信号が入力される。すなわち、「H」レベルの信号
IN1の入力に応じて、PMOSトランジスタ11およ
びNMOSトランジスタ13が同時にオンする場合で
も、その前に、NMOSトランジスタ15がオフにな
り、昇圧電位Vppのノードと接地ノードとの間の貫通
電流を阻止できる。
【0104】NMOSトランジスタ5のゲートに入力さ
れている「H」レベルの信号IN1が、「L」レベルに
なる前に、PMOSトランジスタ1およびNMOSトラ
ンジスタ7のゲートに入力されている「H」レベルの信
号IN2を「L」レベルにする。すなわち、「H」レベ
ルから「L」レベルになる信号IN1に応じて、PMO
Sトランジスタ3およびNMOSトランジスタ5が同時
にオンする場合でも、その前に、NMOSトランジスタ
7がオフになり、昇圧電位Vppを有するノードと接地
ノードとの間の貫通電流を阻止できる。
【0105】NMOSトランジスタ5のゲートに「H」
レベルの信号IN1を「L」レベルにする前に、PMO
Sトランジスタ9およびNMOSトランジスタ15のゲ
ートに入力されている信号IN2を反転した「L」レベ
ルの信号を「H」レベルにする。すなわち、「H」レベ
ルから「L」レベルになる信号IN1に応じて、PMO
Sトランジスタ11およびNMOS13が同時にオンす
る場合でも、その前に、PMOSトランジスタ9がオフ
になり、昇圧電位Vppを有するノードと接地ノードと
の間の貫通電流を阻止できる。
【0106】なお、「H」レベルの信号IN1が入力さ
れているときには、信号OUTの電位は、電源電位Vc
cよりも高いレベルの昇圧電位Vppである。すなわ
ち、電源電位Vccを有する信号IN1が、昇圧電位V
ppを有する信号OUTに変換されたことになる。
【0107】以上のように、実施の形態1によるレベル
変換回路においては、PMOSトランジスタ3およびN
MOSトランジスタ5またはPMOSトランジスタ11
およびNMOSトランジスタ13が同時にオンする前
に、PMOSトランジスタ1およびNMOSトランジス
タ15または、PMOSトランジスタ9およびNMOS
トランジスタ7がオフになるため、昇圧電位Vppを有
するノードと接地ノードとの間の貫通電流を阻止するこ
とができる。
【0108】信号IN1を「H」レベルにするタイミン
グと信号IN2を「H」レベルにするタイミングを同時
にし、信号IN1を「L」レベルにするタイミングと信
号IN2を「L」レベルにするタイミングとを同時にす
ることによっても、上記したと同様の効果を奏する。
【0109】すなわち、この場合には、PMOSトラン
ジスタ3およびNMOSトランジスタ5または、PMO
Sトランジスタ11およびNMOSトランジスタ13が
同時にオンする場合でも、それと同時に、PMOSトラ
ンジスタ1およびNMOSトランジスタ15またはPM
OSトランジスタ9およびNMOSトランジスタ7がオ
フすることになり、昇圧電位Vppを有するノードと接
地ノードとの間の貫通電流を阻止できる。
【0110】(実施の形態2)図3は、本発明の実施の
形態2によるレベル変換回路の詳細を示す回路図であ
る。
【0111】図1のレベル変換回路は、電源電位Vcc
のレベルを、それより高いレベルの昇圧電位Vppのレ
ベルにするものであったが、本実施の形態のレベル変換
回路は、接地電位GNDのレベルを、それよりも低い降
圧電位Vbbのレベルにするものである。
【0112】図3を参照して、本実施の形態のレベル変
換回路は、入力部電流遮断用NMOSトランジスタ2
1、入力部用NMOSトランジスタ23、入力部用PM
OSトランジスタ25、入力部電流遮断用PMOSトラ
ンジスタ27、出力部電流遮断用NMOSトランジスタ
29、出力部NMOSトランジスタ31、出力部PMO
Sトランジスタ33、出力部電流遮断用PMOSトラン
ジスタ35およびインバータ37,39を含む。
【0113】以下、入力部電流遮断用NMOSトランジ
スタ21、入力部NMOSトランジスタ23、出力部電
流遮断用NMOSトランジスタ29および出力部NMO
Sトランジスタ31を、それぞれ、NMOSトランジス
タ21,23,29,31と呼ぶことにする。
【0114】また、入力部電流遮断用PMOSトランジ
スタ27、入力部用PMOSトランジスタ25、出力部
PMOSトランジスタ33および出力部電流遮断用PM
OSトランジスタ35を、それぞれ、PMOSトランジ
スタ27,25,33,35と呼ぶことにする。
【0115】入力部電流遮断用NMOSトランジスタ2
1および出力部電流遮断用NMOSトランジスタ29
は、第1の電流遮断回路を構成する。入力部電流遮断用
PMOSトランジスタ27および出力部電流遮断用PM
OSトランジスタ35は、第2の電流遮断回路を構成す
る。
【0116】入力部PMOSトランジスタ25、入力部
NMOSトランジスタ23、出力部PMOSトランジス
タ33、出力部NMOSトランジスタ31は、レベルシ
フト回路を構成する。入力部PMOSトランジスタ25
および入力部NMOSトランジスタ23は、入力部を構
成する。出力部PMOSトランジスタ33および出力部
NMOSトランジスタ31は、出力部を構成する。
【0117】PMOSトランジスタ27、PMOSトラ
ンジスタ25、NMOSトランジスタ23およびNMO
Sトランジスタ21は、電源電位Vccを有するノード
と降圧電位Vbbを有するノードとの間に直列に接続さ
れる。PMOSトランジスタ35、PMOSトランジス
タ33、NMOSトランジスタ31およびNMOSトラ
ンジスタ29は、電源電位Vccを有するノードと降圧
電位Vbbを有するノードとの間に直列に接続される。
【0118】Nチャネルトランジスタ23のゲートとP
MOSトランジスタ33のドレインとが接続される。N
MOSトランジスタ31のゲートとPMOSトランジス
タ25のドレインが接続される。PMOSトランジスタ
33とNMOSトランジスタ31との間のノードは、出
力ノードであり、そこから信号OUTが出力される。
【0119】PMOSトランジスタ25のゲートには信
号IN1が入力される。PMOSトランジスタ33のゲ
ートには、インバータ37により反転された信号IN1
が入力される。PMOSトランジスタ27およびNMO
Sトランジスタ21のゲートには、信号IN2が入力さ
れる。PMOSトランジスタ35およびNMOSトラン
ジスタ29のゲートには、インバータ39を介して反転
された信号IN2が入力される。次に、本実施の形態の
レベル変換回路の動作についてタイミング図を用いて説
明する。
【0120】図4は、本発明の実施の形態2によるレベ
ル変換回路の動作を説明するためのタイミング図であ
る。電源電位Vccを「H」レベル、接地電位GNDを
「L」レベルとする。
【0121】PMOSトランジスタ25のゲートに
「L」レベルの信号が入力される前に、PMOSトラン
ジスタ27およびNMOSトランジスタ21のゲートに
「L」レベルの信号IN2が入力される。すなわち、
「L」レベルの信号IN1に応じて、PMOSトランジ
スタ25およびNMOSトランジスタ23が同時にオン
する場合でも、その前に、NMOSトランジスタ21が
オフすることになり、電源電位Vccを有するノードと
降圧電位Vbbを有するノードとの間の貫通電流を阻止
できる。
【0122】PMOSトランジスタ25のゲートに
「L」レベルの信号IN1が入力される前に、PMOS
トランジスタ35およびNMOSトランジスタ29のゲ
ートには、反転された信号IN2、すなわち、「H」レ
ベルの信号が入力される。すなわち、「L」レベルの信
号IN1の入力に応じて、PMOSトランジスタ33お
よびNMOSトランジスタ31が同時にオンする場合で
も、その前に、PMOSトランジスタ35がオフにな
り、電源電位Vccを有するノードと降圧電位Vbbを
有するノードとの間の貫通電流を阻止できる。
【0123】PMOSトランジスタ25のゲートに入力
されている「L」レベルの信号IN1が、「H」レベル
になる前に、PMOSトランジスタ27およびNMOS
トランジスタ21のゲートに入力されている「L」レベ
ルの信号IN2のレベルを「H」レベルの信号にする。
すなわち、「L」レベルから「H」レベルになる信号I
N1に応じて、PMOSトランジスタ25およびNMO
Sトランジスタ23が同時にオンするときでも、その前
に、PMOSトランジスタ27がオフすることになり、
電源電位Vccを有するノードと降圧電位Vbbを有す
るノードとの間の貫通電流を阻止できる。
【0124】PMOSトランジスタ25のゲートに入力
されている「L」レベルの信号IN1を「H」レベルに
する前に、PMOSトランジスタ35およびNMOSト
ランジスタ25のゲートには、反転した信号IN2、す
なわち、「L」レベルの信号が入力される。すなわち、
「L」レベルから「H」レベルになる信号IN1に応じ
て、PMOSトランジスタ33およびNMOSトランジ
スタ31が同時にオンする場合でも、その前に、NMO
Sトランジスタ29がオフすることになり、電源電位V
ccを有するノードと降圧電位Vbbを有するノードと
の間の貫通電流を阻止できる。
【0125】なお、「L」レベルの信号IN1が入力さ
れているときには、信号OUTの電位は接地電位GND
より低いレベルの降圧電位Vbbである。すなわち、接
地電位GNDを有する信号IN1が、降圧電位Vbbを
有する信号OUTに変換されたことになる。
【0126】以上ように、実施の形態2によるレベル変
換回路においては、PMOSトランジスタ25およびN
MOSトランジスタ23またはPMOSトランジスタ3
3およびNMOSトランジスタ31が同時にオンする前
に、NMOSトランジスタ21およびPMOSトランジ
スタ35またはNMOSトランジスタ29およびPMO
Sトランジスタ27をオフにすることにより、電源電位
Vccを有するノードと降圧電位Vbbを有するノード
との間の貫通電流を阻止できる。
【0127】信号IN1を「L」レベルにするタイミン
グと信号IN2を「L」レベルにするタイミングとを同
時にし、信号IN1を「H」レベルにするタイミングと
信号IN2を「H」レベルにするタイミングとを同時に
することによっても、上記したと同様の効果を奏する。
すなわち、PMOSトランジスタ25およびNMOSト
ランジスタ23またはPMOSトランジスタ33および
NMOSトランジスタ31が同時にオンすると同時に、
NMOSトランジスタ21およびPMOSトランジスタ
35またはNMOSトランジスタ29およびPMOSト
ランジスタ27がオフし、電源電位Vccを有するノー
ドと降圧電位Vbbを有するノードとの間の貫通電流を
阻止できる。
【0128】(実施の形態3)図5は本発明の実施の形
態3によるレベル変換回路の詳細を示す回路図である。
【0129】図5を参照して、本発明の実施の形態3に
よるレベル変換回路は、図1のレベル変換回路のPMO
Sトランジスタ1、NMOSトランジスタ7、PMOS
トランジスタ9およびNMOSトランジスタ15のそれ
ぞれに、第1の入力部用抵抗41、第2の入力部用抵抗
43、第1の出力部用抵抗45および第2の出力部用抵
抗47を並列に接続したものである。
【0130】図1と同一の部分については同一の参照符
号を付し、その説明を適宜省略する。第1の入力部用抵
抗41、第2の入力部用抵抗43、第1の出力部用抵抗
45および第2の出力部抵抗47は、それぞれ、抵抗4
1,43,45,47と呼ぶことにする。
【0131】抵抗41がPMOSトランジスタ1に並列
に接続されていない場合、ノードN31の電位は、PM
OSトランジスタ1およびPMOSトランジスタ3がオ
フのときには、決まっていない。
【0132】このため、他のノードの電位の変化による
カップリングなどで他のノードの電位の変化の影響を受
けやすい。すなわち、ノードN31にはノイズが乗りや
すくなり、ラッチアップなどの要因になる。そこで、本
実施の形態においては、PMOSトランジスタ1に抵抗
41を並列に接続することにより、リークパスを付けて
ある程度、ノードN31の電位を固定している。
【0133】これと同様の理由により、NMOSトラン
ジスタ7、NMOSトランジスタ15およびPMOSト
ランジスタ9のそれぞれにも抵抗43,47,45が並
列に接続されている。
【0134】以上のように本発明の実施の形態3による
レベル変換回路においては、PMOSトランジスタ1、
NMOSトランジスタ7、PMOSトランジスタ9およ
びNMOSトランジスタ15のそれぞれに、抵抗41,
43,45,47を並列に接続することにより、ノード
N31、N32、N33およびN34の電位を固定して
いる。このため、ノードN31、N32、N33および
N34にノイズが乗るのを防止でき、ラッチアップなど
の要因を除去できる。
【0135】なお、図3のPMOSトランジスタ27、
NMOSトランジスタ21、PMOSトランジスタ35
およびNMOSトランジスタ29に並列に抵抗を接続す
ることによっても、上記したと同様の効果を奏する。
【0136】図6は、本発明の実施の形態3によるレベ
ル変換回路の変更例の詳細を示す回路図である。
【0137】図6のレベル変換回路においては、図5の
抵抗41,43,45,47の代わりに、MOSトラン
ジスタを用いたものである。すなわち、PMOSトラン
ジスタ1およびPMOSトランジスタ9にはそれぞれ、
並列に、PMOSトランジスタ51およびPMOSトラ
ンジスタ55が接続される。
【0138】NMOSトランジスタ7およびNMOSト
ランジスタ15には、それぞれ、並列にNMOSトラン
ジスタ53およびNMOSトランジスタ57が接続され
る。PMOSトランジスタ51,55およびNMOSト
ランジスタ53,57は、ダイオード接続される。
【0139】このため、ノードN31およびN33は、
昇圧電位Vppよりしきい値電圧Vth高い電位に固定
される。ノードN32およびN34は、接地電位よりし
きい値電圧Vth低い電位に固定される。なお、しきい
値電圧Vthは、PMOSトランジスタ51,55およ
びNMOSトランジスタ53,57のしきい値電圧Vt
hである。
【0140】以上のように構成されているため、実施の
形態3によるレベル変換回路の変更例においても、実施
の形態3と同様の効果を奏する。
【0141】なお、図3のレベル変換回路のPMOSト
ランジスタ27、NMOSトランジスタ21、PMOS
トランジスタ35およびNMOSトランジスタ29に並
列に、PMOSトランジスタを接続することによって
も、上記したと同様の効果を奏する。
【0142】(実施の形態4)図7は、本発明の実施の
形態4によるレベル変換回路の詳細を示す回路図であ
る。
【0143】本実施の形態は、図1のレベル変換回路
に、遅延回路59を設けたものである。図1と同一の部
分については同一の参照符号を付し、その説明を適宜省
略する。
【0144】NMOSトランジスタ5のゲートには、遅
延回路59を介して、遅延された信号INが入力され
る。NMOSトランジスタ13のゲートには、遅延され
た信号INを反転した信号が入力される。PMOSトラ
ンジスタ1およびNMOSトランジスタ7には、遅延前
の信号INが入力される。PMOSトランジスタ9およ
びNMOSトランジスタ15のゲートには、遅延前の、
信号INを反転した信号が入力される。
【0145】遅延回路59を有するため、NMOSトラ
ンジスタ5のゲートに「H」レベルの信号が入力される
前に、PMOSトランジスタ1およびNMOSトランジ
スタ7のゲートに「H」レベルの信号INが入力される
ことになる。遅延回路59を有するため、NMOSトラ
ンジスタ5のゲートに、「H」レベルの信号が入力され
る前に、すなわち、NMOSトランジスタ13のゲート
に「L」レベルの信号INが入力される前に、PMOS
トランジスタ9およびNMOSトランジスタ15のゲー
トには、「L」レベルの信号が入力されることになる。
【0146】このため、「H」レベルの信号INの入力
に応じて、PMOSトランジスタ3およびNMOSトラ
ンジスタ5またはPMOSトランジスタ11およびNM
OSトランジスタ13が同時にオンするときでも、その
前に、PMOSトランジスタ1およびNMOSトランジ
スタ15がオフにされるため、昇圧電位Vppを有する
ノードと接地ノードとの間の貫通電流を阻止できる。
【0147】遅延回路59を有するため、NMOSトラ
ンジスタ5のゲートに入力されている「H」レベルの信
号INを「L」レベルの信号にする前に、PMOSトラ
ンジスタ1およびNMOSトランジスタ7のゲートに入
力されている「H」レベルの信号INを「L」レベルに
する。
【0148】遅延回路59を有するため、NMOSトラ
ンジスタ5のゲートに入力されている「H」レベルの信
号INを「L」レベルの信号にする前に、すなわち、N
MOSトランジスタ13のゲートに入力されている
「L」レベルの信号を「H」レベルの信号にする前に、
PMOSトランジスタ9およびNMOSトランジスタ1
5のゲートに入力されている「L」レベルの信号を
「H」レベルの信号にする。
【0149】このため、「L」レベルの信号INの入力
に応じて、PMOSトランジスタ3およびNMOSトラ
ンジスタ5またはPMOSトランジスタ11およびNM
OSトランジスタ13が同時にオンする場合でも、その
前に、PMOSトランジスタ9およびNMOSトランジ
スタ7がオフになり、昇圧電位Vppを有するノードと
接地ノードとの間の貫通電流を阻止できる。
【0150】以上のように、本発明の実施の形態4によ
るレベル変換回路においては、PMOSトランジスタ3
およびNMOSトランジスタ5またはPMOSトランジ
スタ11およびNMOSトランジスタ13が同時にオン
する前に、PMOSトランジスタ1およびNMOSトラ
ンジスタ15またはPMOSトランジスタ9およびNM
OSトランジスタ7をオフにすることにより、昇圧電位
Vppを有するノードと接地ノードとの間の貫通電流を
阻止できる。
【0151】さらに、実施の形態4によるレベル変換回
路においては、遅延回路59を設けたことにより、1つ
の信号(信号IN)を用いて、レベル変換回路を制御で
きるため、図1のように2つの信号(IN1、信号IN
2)を用いてレベル変換回路を制御する場合に比べ、信
号配線の本数を減らすことができる。
【0152】なお、本実施の形態は、図3、図5および
図6のレベル変換回路においても適用することができ、
その場合にも上記したと同様の効果を奏する。
【0153】(実施の形態5)図8は、一般的な昇圧電
位発生回路の詳細を示す回路図である。
【0154】図8を参照して、一般的な昇圧電位発生回
路は、インバータ61、キャパシタ63〜67、NMO
Sトランジスタ69〜77を含む。NMOSトランジス
タ69,71は、ダイオード接続されている。
【0155】一般的な昇圧電位発生回路は、信号INに
応じて昇圧電位Vppを発生する。なお、信号INは、
電源電位Vccおよび接地電位GNDをそれぞれ「H」
レベルおよび「L」レベルとするクロック信号である。
次に、タイミング図を用いて動作を説明する。
【0156】図9は、図8の一般的な昇圧電位発生回路
の動作を説明するためのタイミング図である。
【0157】図8および図9を参照して、信号INが、
「H」レベルになると、キャパシタ63に「H」レベル
の電位が伝達される。このため、NMOSトランジスタ
73,75がオンする。
【0158】一方、信号INが「H」レベルのときに
は、インバータ61を介して、キャパシタ65,67に
は、「L」レベルの電位が伝達される。このため、ノー
ドN1、N2が降圧されて、NMOSトランジスタ77
がオフする。以上により、ノードN1、N2は、電源電
位Vccにプリチャージされる。なお、キャパシタ6
5,67に、「L」レベルの電位が伝達される前は、ノ
ードN1、N2の電位は、2Vccとしている。
【0159】信号INが、「L」レベルになると、キャ
パシタ63には、「L」レベルの電位が伝達される。こ
のため、NMOSトランジスタ73,75はオフする。
【0160】一方、信号INが「L」レベルになるとき
には、インバータ61により、キャパシタ65,67に
は、「H」レベルの電位が伝達される。このため、ノー
ドN1、N2が、2Vccまで昇圧される。そして、N
MOSトランジスタ77がオンになり、ノードN1の電
位がノードN3に出力される。
【0161】しかし、ノードN1およびN2の電位は2
Vccであるため、ノードN3には、NMOSトランジ
スタ77のしきい値電圧Vthを2Vccから差引いた
電位(2Vcc−Vth)しか伝えることができないと
いう問題点がある。なお、一般的な昇圧電位発生回路
は、以上のような動作を繰り返すことにより、ノードN
3の電位を電源電位Vccより高い昇圧電位Vppにす
る。
【0162】本発明の実施の形態5による内部電位発生
回路としての昇圧電位発生回路は、以上のような問題点
を解決するためになされたものである。
【0163】図10は、本発明の実施の形態5による内
部電位発生回路としての昇圧電位発生回路の詳細を示す
回路図である。図10を参照して、本実施の形態による
昇圧電位発生回路は、レベル変換回路81、キャパシタ
83,85,87,89およびNMOSトランジスタ9
1,93,94,95,97を含む。レベル変換回路8
1は、図1のレベル変換回路と同様である。図1と同一
の部分については、同一の参照符号を付し、その説明を
適宜省略する。
【0164】キャパシタ89は信号IN1を受ける。キ
ャパシタ87は、信号IN2を受ける。キャパシタ85
は、レベル変換回路81からの出力信号を受ける。レベ
ル変換回路81は、信号IN3,IN4を受ける。キャ
パシタ83は、信号IN5を受ける。
【0165】NMOSトランジスタ97は、キャパシタ
89とノードN54との間に接続される。NMOSトラ
ンジスタ95は、電源電位Vccを有するノードとノー
ドN51との間に接続され、そのゲートは、キャパシタ
87に接続される。ノードN52には、キャパシタ8
5、NMOSトランジスタ97のゲートおよびNMOS
トランジスタ93の一方電極に接続される。NMOSト
ランジスタ94は、キャパシタ87とVccを有するノ
ードとの間に接続され、かつ、ダイオード接続される。
【0166】NMOSトランジスタ93のゲートは、キ
ャパシタ83に接続され、他方の電極は、電源電位Vc
cを有するノードに接続される。NMOSトランジスタ
91は、電源電位Vccを有するノードとキャパシタ8
3との間に接続される。なお、NMOSトランジスタ9
1はダイオード接続されている。
【0167】ノードN54とノードN55とが接続され
る。ここで、信号IN4および信号IN3は、それぞ
れ、図1の信号IN1および信号IN2に対応する。信
号IN1〜信号IN5は、電源電位Vccおよび接地電
位GNDをそれぞれ「H」レベルおよび「L」レベルと
するクロック信号である。
【0168】図11は、図10の昇圧電位発生回路の動
作を説明するためのタイミング図である。
【0169】図10および図11を参照して、待機時に
おいては、信号IN1〜IN5はすべて「L」レベルで
ある。このとき、ノードN51、N52は、電源電位V
ccにプリチャージされ、NMOSトランジスタ97は
オフしている。
【0170】「H」レベルの信号IN1、IN4が入力
される前に、レベル変換回路81に「H」レベルの信号
IN3が入力される。このため、PMOSトランジスタ
1はニアリーオフし、NMOSトランジスタ15がオフ
になる。また、このとき、PMOSトランジスタ9およ
びNMOSトランジスタ17はオンである。次に、
「H」レベルの信号IN4がレベル変換回路81に入力
され、NMOSトランジスタ5およびPMOSトランジ
スタ11がオンになり、PMOSトランジスタ3および
NMOSトランジスタ13がオフして、レベル変換回路
81は、ノードN55の電位である昇圧電位Vppを出
力する。このため、ノードN53は、昇圧電位Vppに
なる。なお、図1で説明したように、ノードN55と接
地ノードとの間の貫通電流は阻止されている。
【0171】一方、信号IN1が、「H」レベルになる
と、ノードN51は、2Vccまで昇圧される。このと
き、キャパシタ85により、ノードN53の電位が昇圧
電位Vppになるのに応答して、ノードN52の電位が
電源電位Vcc+昇圧電位Vppにまで昇圧される。こ
れにより、NMOSトランジスタ97がオンし、ノード
N51の電位(2Vcc)がノードN54に伝えられ
る。
【0172】次に、信号IN1および信号IN4が
「L」レベルにされる前に、信号IN3が「L」レベル
にされる。これにより、PMOSトランジスタ9がニア
リーオフし、NMOSトランジスタ7がオフする。さら
に、PMOSトランジスタ1およびNMOSトランジス
タ15はオンする。
【0173】その次に、信号IN4が「L」レベルにさ
れると、NMOSトランジスタ5およびPMOSトラン
ジスタ11がオフし、PMOSトランジスタ3およびN
MOSトランジスタ13がオンする。このため、ノード
N53の電位は、昇圧電位Vppから接地電位GNDに
される。
【0174】一方、信号IN1が「L」レベルにされる
と、ノードN51の電位は、電源電位Vccにされる。
このとき、キャパシタ85により、ノードN53の電位
が接地電位GNDになるのに応答して、ノードN52の
電位が電源電位Vccにされる。そして、NMOSトラ
ンジスタ97がオフになる。
【0175】次に、信号IN2および信号IN5が
「H」レベルにされると、NMOSトランジスタ93お
よびNMOSトランジスタ95がオンになり、ノードN
52およびN51を電源電位Vccにプリチャージす
る。そして、信号IN2およびIN5は、「L」レベル
にされる。
【0176】昇圧電位発生回路は、以上のような動作を
繰り返して、ノードN54を電源電位Vccより高い昇
圧電位Vppにする。
【0177】以上に説明したように、ノードN54に、
ノードN51の電位を出力するときには、NMOSトラ
ンジスタ97のゲートには、レベル変換回路81に基づ
き電源電位Vcc+昇圧電位Vppが与えられる。
【0178】このため、NMOSトランジスタ97のソ
ース電位Vppより、NMOSトランジスタ97のゲー
ト電位が、しきい値電圧Vthより高いので、ノードN
51の電位(2Vcc)はすべて、ノードN54に伝え
られるころになる。なお、NMOSトランジスタ97の
ソースは、ノードN54に接続されており、しきい値電
圧Vthは、NMOSトランジスタ97のしきい値電圧
である。
【0179】さらに、図1で説明したと同様の理由によ
り、レベル変換回路81に流れる貫通電流を阻止できる
ため、昇圧電位発生回路の、効率をよくすることができ
る。すなわち、ノードN54とノードN55が接続され
ているため、レベル変換回路81に貫通電流が流れる
と、昇圧電位Vppが、接地ノードに流れ、昇圧電位発
生回路の効率が悪くなるが、実施の形態5による昇圧電
位発生回路においては、このような弊害がなくなるた
め、昇圧電位Vppの発生の効率をよくすることができ
る。
【0180】なお、レベル変換回路81は、図5、図6
および図7のレベル変換回路を用いることもでき、その
場合にも、上記したと同様の効果を奏する。
【0181】また、このような昇圧電位発生回路によっ
て発生された昇圧電位Vppは、ダイナミックランダム
アクセスメモリ(DRAM)のワード線電位に用いるこ
とができる。さらに、DRAMにおいて、2組のビット
線対に対して1つのセンスアンプ(シェアードセンスア
ンプ)を用いる場合、そのセンスアンプと2組のビット
線対との接続および切離しを制御する信号としても昇圧
電位Vppは用いることができる。
【0182】(実施の形態6)図12は、本発明の実施
の形態6による内部電位発生回路としての降圧電位発生
回路の詳細を示す回路図である。
【0183】図12を参照して、本実施の形態の降圧電
位発生回路は、レベル変換回路101、キャパシタ10
3,105,107,109およびPMOSトランジス
タ111,113,115,117,119を含む。レ
ベル変換回路101は、図3のレベル変換回路と同様で
ある。図3と同一の部分については同一の参照符号を付
し、その説明を適宜省略する。
【0184】キャパシタ103は信号IN1を受ける。
キャパシタ105は信号IN2を受ける。レベル変換回
路101は、信号IN4および信号IN3を受ける。キ
ャパシタ109は信号IN5を受ける。なお、信号IN
3および信号IN4はそれぞれ図3の信号IN2および
信号IN1に対応している。
【0185】PMOSトランジスタ111は、キャパシ
タ103とノードN64との間に接続される。PMOS
トランジスタ113は、ノードN61と接地ノードとの
間に接続され、そのゲートはキャパシタ105に接続さ
れる。PMOSトランジスタ115は、キャパシタ10
5と接地ノードとの間に接続され、かつ、ダイオード接
続される。
【0186】ノードN62は、キャパシタ107、PM
OSトランジスタ111のゲートおよびPMOSトラン
ジスタ117のソースに接続される。PMOSトランジ
スタ117のゲートはキャパシタ109に接続され、そ
のドレインは接地ノードに接続される。PMOSトラン
ジスタ119は、キャパシタ109と接地ノードとの間
に接続され、かつ、ダイオード接続される。ノードN6
4とノードN65とが接続される。
【0187】本実施の形態による降圧電位発生回路は、
信号IN1〜IN5に応じて、電源電位Vccより小さ
い降圧電位Vbbを発生する。なお、レベル変換回路1
01は、電源電位Vcc〜接地電位GND振幅である信
号IN4を電源電位Vcc〜降圧電位Vbb振幅に変換
する。信号IN1〜信号IN5は、電源電位Vccおよ
び接地電位GNDをそれぞれ「H」レベルおよび「L」
レベルとするクロック信号である。
【0188】図13は、図12の降圧電位発生回路の動
作を説明するためのタイミング図である。
【0189】図12および図13を参照して、待機時に
は、信号IN1〜信号IN5はすべて「H」レベルであ
る。このとき、ノードN61およびN62は、接地電位
GNDにプリチャージされており、PMOSトランジス
タ111はオフしている。
【0190】「L」レベルの信号IN1および信号IN
4が入力される前に、レベル変換回路101には、
「L」レベルの信号IN3が入力される。このため、N
MOSトランジスタ21がニアリーオフし、PMOSト
ランジスタ35がオフする。さらに、PMOSトランジ
スタ27およびNMOSトランジスタ29がオンする。
【0191】次に、レベル変換回路101には、「L」
レベルの信号IN4が入力され、PMOSトランジスタ
25およびNMOSトランジスタ31がオンになり、P
MOSトランジスタ33およびNMOSトランジスタ2
3がオフになる。これにより、レベル変換回路101
は、ノードN65からノードN63に降圧電位Vbbを
出力し、ノードN63の電位は、降圧電位Vbbにな
る。なお、図3で説明したと同様の理由により、レベル
変換回路101に流れる貫通電流は阻止されている。
【0192】一方、信号IN1が「L」レベルになる
と、ノードN61は、−Vccまで降圧される。このと
き、キャパシタ107により、ノードN63の電位がV
bbになるのに応答して、ノードN62の電位が−Vc
c+Vbbまで降圧される。このため、PMOSトラン
ジスタ111がオンし、ノードN61の電位(−Vc
c)がノードN64に伝えられる。
【0193】「L」レベルの信号IN1および信号IN
4が「H」レベルにされる前に、「L」レベルの信号I
N3は「H」レベルの信号にされる。これにより、PM
OSトランジスタ27がオフし、NMOSトランジスタ
29がニアリーオフする。さらに、PMOSトランジス
タ35およびNMOSトランジスタ21はオンする。
【0194】次に、信号IN4が、「L」レベルから
「H」レベルにされる。これにより、PMOSトランジ
スタ25およびNMOSトランジスタ31がオフにな
り、PMOSトランジスタ33およびNMOSトランジ
スタ23がオンになって、レベル変換回路は、ノードN
63に電源電位Vccを出力する。なお、図3で説明し
たと同様の理由により、レベル変換回路101に流れる
貫通電流は阻止される。
【0195】信号IN1が、「L」レベルから「H」レ
ベルにされた場合には、ノードN61の電位は、接地電
位GNDにされる。このとき、キャパシタ107によ
り、ノードN63の電位が電源電位Vccにされるのに
応答して、ノードN62の電位が接地電位GNDにされ
る。このため、PMOSトランジスタ111は、オフに
なる。
【0196】次に、信号IN2および信号IN5が
「H」レベルから「L」レベルにされる。このため、P
MOSトランジスタ113およびPMOSトランジスタ
117がオンになり、ノードN61およびノードN62
が接地電位GNDにプリチャージされる。そして、信号
IN2および信号IN5は「H」レベルにされる。
【0197】降圧電位発生回路は、以上のような動作を
繰り返して、ノードN64の電位を降圧電位Vbbにす
る。
【0198】以上に説明したように、ノードN61から
ノードN64に電位を伝達するときには、PMOSトラ
ンジスタ111のゲートには、レベル変換回路101に
より、−Vcc+Vbbが与えられる。
【0199】このため、PMOSトランジスタ111の
ソース電位Vbbの絶対値より、PMOSトランジスタ
111のゲート電位の絶対値が、しきい値電圧Vthの
絶対値より大きいので、ノードN61の電位(−Vc
c)はすべてノードN64に伝えられる。なお、PMO
Sトランジスタ111のソースは、ノードN64に接続
され、しきい値電圧Vthは、PMOSトランジスタ1
11のしきい値電圧である。
【0200】さらに、図3と同様のレベル変換回路10
1を用いているため、図3に説明したと同様の理由によ
り、レベル変換回路101に流れる貫通電流を阻止でき
る。このため、実施の形態6による降圧電位発生回路に
おいては、降圧電位発生の効率をよくすることができ
る。すなわち、ノードN64とノードN65とが接続さ
れているため、レベル変換回路101に貫通電流が流れ
た場合には、降圧電位Vbbが電源電位Vccを有する
ノードNに流れ込むことになるため、降圧電位Vbbを
発生する効率が悪くなるが、本実施の形態においては、
レベル変換回路101に流れる貫通電流を阻止している
ため、降圧電位Vbbの発生効率はよくなる。
【0201】なお、この降圧電位発生回路により発生さ
れた降圧電位は、DRAMの基板電位などに用いること
ができる。
【0202】(実施の形態7)図14は、本発明の実施
の形態7による内部電位発生回路としての昇圧電位発生
回路の詳細を示す回路図である。
【0203】図14を参照して、実施の形態7による昇
圧電位発生回路は、図10の昇圧電位発生回路のノード
N52とノードN54との間に、直列に接続されたNM
OSトランジスタ121,123,125を設けたもの
である。NMOSトランジスタ121,123,125
は、それぞれダイオード接続されている。なお、図10
と同一の部分には、同一の参照符号を付し、その説明を
適宜省略する。
【0204】NMOSトランジスタ121〜125は、
ノードN52の電位がVpp+3Vthより大きくなら
ないように、NMOS52の電位を固定している。すな
わち、ノードN52の電位が、Vpp+3Vthを超え
た場合には、NMOSトランジスタ121〜125がオ
ンして、正電荷をノードN54に流し、ノードN52の
電位を調節する。なお、しきい値電圧Vthは、NMO
Sトランジスタ121〜125のしきい値電圧である。
【0205】ここで、従来においては、ノードN52の
余分な正電荷を、電源電位Vccを有するノードや、接
地電位GNDを有するノードに流していたが、本実施の
形態においては、昇圧電位Vppの出力ノードであるノ
ードN54に正電荷を流しているため、昇圧電位Vpp
の発生効率を損うことはない。
【0206】以上のように、本発明の実施の形態7にお
いては、NMOSトランジスタ121〜125を用い
て、ノードN52の電位を調節している。このため、キ
ャパシタ85により、ノードN52の電位が昇圧される
ときに、ノードN52の電位が高くなりすぎるのを容易
に防止することができる。
【0207】(実施の形態8)図15は、実施の形態8
による内部電位発生回路としての降圧電位発生回路の詳
細を締す回路図である。
【0208】図15を参照して、実施の形態8による降
圧電位発生回路は、図12の降圧電位発生回路のノード
N62とノードN64との間に直列に接続されたPMO
Sトランジスタ127,129,131を設けたもので
ある。なお、PMOSトランジスタ127〜131は、
ダイオード接続されている。図12と同一の部分につい
ては、同一の参照符号を付し、その説明を適宜省略す
る。
【0209】PMOSトランジスタ127〜131は、
ノードN62の電位が、Vbb−3Vthより低くなっ
た場合に、オンになり、余分な負電荷をノードN62か
らノードN64に流す。
【0210】従来は、ノードN62の余分な負電荷を、
電源電位Vccを有するノードや接地電位GNDを有す
るノードに流していたが、本実施の形態においては、降
圧電位Vbbの出力ノードであるノードN64に余分な
負電荷を流しているため、降圧電位Vbbの発生の効率
を損うことはない。なお、しきい値電圧Vthは、PM
OSトランジスタ127〜131のしきい値電圧であ
る。
【0211】以上のように、実施の形態8による降圧電
位発生回路においては、PMOSトランジスタ127〜
131を用いて、ノードN62の電位を調節している。
このため、ノードN62が、キャパシタ107により降
圧されるときに、ノードN62の電位が下がりすぎるの
を容易に防止することができる。
【0212】(実施の形態9)図16は、一般的なNM
OSトランジスタの構成を示す図である。
【0213】図16を参照して、一般的なNMOSトラ
ンジスタは、P型半導体基板の上に、Pウェルを形成し
ている。Pウェルの上に、ソース電極147およびドレ
イン電極149を形成している。すなわち、ソース電極
147およびドレイン電極149として、N型不純物
を、Pウェルに注入して、N+ 層を形成する。そして、
ポリシリコンなどによりゲート電極145が形成され
る。なお、PMOSトランジスタについても同様であ
る。
【0214】図17は、本発明の実施の形態9による内
部電位発生回路としての昇圧電位発生回路に用いるNM
OSトランジスタの構成を示す図である。
【0215】図17を参照して、NMOSトランジスタ
は、P型半導体基板上に直接、ソース電極147および
ドレイン電極149を形成する。すなわち、P型半導体
基板上に直接、N型不純物を注入して、N+ 層を形成す
ることにより、ソース電極147およびドレイン電極1
49を形成している。ポリシリコンなどによりゲート電
極145が形成される。
【0216】このようにすることで、図17のNMOS
トランジスタは、図16のNMOSトランジスタより、
しきい値電圧Vthが小さくなる。なお、PMOSトラ
ンジスタについても同様のことがいえる。
【0217】実施の形態9による昇圧電位発生回路は、
このような、NMOSトランジスタを、図10または図
14の昇圧電位発生回路のNMOSトランジスタ91,
93,94,95,97に用いたものである。
【0218】以上のことから、本発明の実施の形態9に
よる昇圧電位発生回路においては、小さいしきい値電圧
VthのNMOSトランジスタを用いているため、図1
6のNMOSトランジスタに比し、ドレインからソース
への正電荷の伝達を効率よくすることができる。このた
め、昇圧電位発生回路全体としての効率を良くすること
ができる。さらに、図10または図14の昇圧電位発生
回路の効果に加えて、確実に、昇圧電位Vppを発生す
ることができる。
【0219】さらに、実施の形態9による昇圧電位発生
回路の変更例は、図17の小さいしきい値電圧を有する
NMOSトランジスタをキャパシタとして、図10およ
び図14の昇圧電位発生回路のキャパシタ83,85,
87,89に用いたものである。小さいしきい値電圧を
有するNMOSトランジスタは、ソースからドレインへ
のチャネルが形成されやすいため、低いしきい値電圧を
有するNMOSトランジスタは、キャパシタになりやす
くなる。
【0220】このため、実施の形態9による昇圧電位発
生回路の変更例においては、昇圧電位発生回路全体とし
ての効率をよくすることができる。
【0221】なお、図17のNMOSトランジスタと同
様にして作られた、しきい値電圧の絶対値が小さいPM
OSトランジスタを、図12または図15の降圧電位発
生回路のPMOSトランジスタ111,113,11
5,117,119およびキャパシタ103,105,
107,109に用いることによっても、上記したと同
様の効果を奏する。
【0222】(実施の形態10)実施の形態10による
内部電位発生回路は、図10のNMOSトランジスタ9
3、図12のPMOSトランジスタ117、図14のN
MOSトランジスタ93および図15のPMOSトラン
ジスタ117のそれぞれに、高耐圧のMOSトランジス
タを用いたものである。
【0223】図10の昇圧電位発生回路のNMOSトラ
ンジスタ93に高耐圧NMOSトランジスタを用いた場
合について説明する。図10および図11を参照して、
NMOSトランジスタ93のゲート〜ソース(ノードN
52側)間電位は、最大Vppになり、通常のNMOS
トランジスタでは破損してしまうおそれがある。
【0224】このため、NMOSトランジスタ93は、
ゲート〜ソース間電位が繰り返しVppになったときで
も、容易に破損しない高耐圧NMOSトランジスタであ
る。このことは、図14のNMOSトランジスタ93に
ついても同様である。すなわち、図10のレベル変換回
路81により、繰り返しノードN52の電位がVcc+
Vppに昇圧されるため、それに伴う、NMOSトラン
ジスタ93の破壊を防止したものである。
【0225】次に、図12の降圧電位発生回路のPMO
Sトランジスタ117に、高耐圧PMOSトランジスタ
を用いた場合について説明する。図12および図13を
参照して、PMOSトランジスタ117のゲート〜ソー
ス(ノードN62側)間電位の絶対値は、最大−Vcc
+Vbbの絶対値になる。
【0226】このため、通常のPMOSトランジスタで
は、破損してしまうおそれがある。したがって、PMO
Sトランジスタ117は、そのゲート〜ソース間電位の
絶対値が繰り返し、−Vcc+Vbbの絶対値になって
も、容易に破損しない高耐圧PMOSトランジスタであ
る。すなわち、図12のレベル変換回路101により、
繰り返し、ノードN62の電位が−Vcc+Vbbに降
圧されるため、それに伴う、PMOSトランジスタ11
7の破壊を防止したものである。
【0227】以上のように、本発明の実施の形態10に
よる内部電位発生回路においては、MOSトランジスタ
93,117のゲート〜ソース間電位の絶対値が、Vp
pまたは−Vcc+Vbbの絶対値の大きさに繰り返し
なったときでも、破損しない高耐圧のMOSトランジス
タを用いている。このため、MOSトランジスタ93,
117が破損することはなく、内部電位発生回路の信頼
性が高くなる。
【0228】(実施の形態11)図18は、本発明の実
施の形態11による内部電位発生ユニットを示す概略ブ
ロック図である。
【0229】図18を参照して、実施の形態11による
内部電位発生ユニットは、インバータ151,153、
制御信号発生回路155、NAND回路157、第1の
波形発生部159、第2の波形発生部161、第1の内
電位発生回路163および第2の内部電位発生回路16
5を含む。
【0230】インバータ151の入力ノードにはクロッ
ク信号CSが入力される。NAND回路157の2つの
入力ノードにはそれぞれ、インバータ151の出力ノー
ドおよび制御信号発生回路155の出力ノードが接続さ
れる。第1の波形発生部159は、インバータ153に
接続される。第1の波形発生部159と第1の内部電圧
発生回路163が接続される。NAND回路57の出力
ノードと第2の波形発生部161が接続される。第2の
内部電位発生回路165と第2の波形発生部161が接
続される。第1の内部電位発生回路163と第2の内部
電位発生回路165の出力ノードは共通となっている。
【0231】第1の内部電位発生回路163および第2
の内部電位発生回路165は、たとえば図10または図
14の昇圧電位発生回路や、図12または図15の降圧
電位発生回路などである。第1の波形発生部159およ
び第2の波形発生部161からそれぞれ出力される第1
の駆動信号A1および第2の駆動信号A2は、図示しな
いが複数ある。たとえば、第1の駆動信号A1および第
2の駆動信号A2は、図10、図12、図14または図
15の信号IN1〜IN5などである。
【0232】図19は、図18の内部電位発生ユニット
の動作を説明するためのタイミング図である。
【0233】図18および図19を参照して、クロック
信号CSがインバータ151に入力され、インバータ1
51は、クロック信号CSの反転信号である反転クロッ
ク信号CSOを出力する。ここで、制御信号発生回路1
55から出力される制御信号Cが「H」レベルである場
合には、NAND回路157が、クロック信号CSと同
様のパルス信号である信号NSを第2の波形発生部16
1に出力する。
【0234】第2の波形発生部161は、このパルス信
号である信号NSに応じて、パルス信号である第2の駆
動信号A2を第2の内部電位発生回路165に出力す
る。そして、第2の内部電位発生回路165は、このパ
ルス信号である第2の駆動信号A2に応じて、第2の内
部電位をノードNに出力する。
【0235】一方、第1の波形発生部159は、インバ
ータ151,153を介したクロック信号CSを受け
て、パルス信号である第1の駆動信号A1を発生する。
第1の内部電位発生回路163は、パルス信号である第
1の駆動信号A1に応じて、第1の内部電位をノードN
に出力する。すなわち、ノードNの電位は、第1の内部
電位発生回路163から出力された第1の内部電位と第
2の内部電位発生回路165から出力された第2の内部
電位との和である出力電位Vになる。
【0236】次に、クロック信号CSが入力されている
場合において、制御信号発生回路155からの制御信号
Cが、「L」レベルにされた場合には、NAND回路1
57からのの信号NSは、「H」レベルに固定される。
そして、「H」レベルに固定された信号NSを第2の波
形発生部161は受けて、「H」レベルに固定した第2
の駆動信号A2を第2の内部電位発生回路165に出力
する。これにより、第2の内部電位発生回路165は、
その動作を停止する。なお、「H」レベルの信号NSが
第2の波形発生部161に入力されたときに、「H」レ
ベルに信号A2が固定される場合について説明したが、
第2の駆動信号A2は、「L」レベルに固定してもよ
い。
【0237】一方、第1の波形発生部159には、イン
バータ151,153を介してクロック信号CSが入力
されているため、第1の内部電位発生回路163は動作
しており、第1の内部電位をノードNに出力している。
この場合には、第1の内部電位が出力電位Vとして出力
されることになる。
【0238】以上説明したように、本発明の実施の形態
11による内部電位発生ユニットにおいては、制御信号
発生回路155からの制御信号Cのレベルを変えるだけ
で、第2の内部電位発生回路165のオン/オフを制御
でき、内部電位発生ユニットの能力を容易に切換えるこ
とができる。
【0239】なお、従来の内部電位発生ユニットにおい
ては、内部電位発生ユニットの能力を切換えるときに
は、アルミ配線を切換えることにより行なっていたた
め、手間がかかっていたが、本実施の形態においては、
制御信号Cのレベルを変えることにより、簡易に、その
能力を切換えることができる。
【0240】本実施の形態は、たとえば、DRAMにお
いて、4Kリフレッシュ(4K回で全メモリセルをリフ
レッシュすることをいう)と8Kリフレッシュ(8K回
で全メモリセルをリフレッシュすることをいう)を切換
えるときなどに適用できる。4Kリフレッシュのときに
は、第1の内部電位発生回路163および第2の内部電
位発生回路165をともに動作させる。8Kリフレッシ
ュのときには、第1の内部電位発生回路163のみを動
作させる。
【0241】(実施の形態12)図20は、本発明の実
施の形態12による内部電位発生ユニットを示す概略ブ
ロック図である。
【0242】図20を参照して、実施の形態12による
内部電位発生ユニットは、波形発生部171、制御信号
発生回路173、インバータ175,177、NAND
回路179、第1の内部電位発生回路163および第2
の内部電位発生回路165を含む。
【0243】図18と同一の部分については、同一の参
照符号を付し、その説明を適宜省略する。波形発生部1
71はクロック信号CSを受ける。波形発生部171の
出力ノードは、インバータ175の入力ノードに接続さ
れる。インバータ175の出力ノードは、インバータ1
77の入力ノードおよびNAND回路179の一方の入
力ノードに接続される。
【0244】インバータ177の出力ノードは第1の内
部電位発生回路163に接続される。NAND回路17
9の他方の入力ノードは、制御信号発生回路173と接
続される。NAND回路179の出力ノードは、第2の
内部電位発生回路に接続される。第1の内部電位発生回
路163および第2の内部電位発生回路615の出力ノ
ードは、ノードNである。
【0245】波形発生部171からの出力信号はインバ
ータ175により反転されて駆動信号Aとなる。駆動信
号Aは、実際には複数あり、たとえば、図10、図1
2、図14および図15の信号IN1〜IN5などであ
る。したがって、信号NSも実際には複数ある。
【0246】図21は、図20の内部電位発生ユニット
の動作を説明するためのタイミング図である。
【0247】図20および図21を参照して、波形発生
部171にはクロック信号CSが入力される。そして波
形発生部171は、パルス信号である駆動信号Aを出力
する。
【0248】制御信号発生回路173から、「H」レベ
ルの制御信号CがNAND回路179に入力されている
場合には、NAND回路179は、パルス信号である信
号NSを出力する。なお、パルス信号である信号NS
は、パルス信号である駆動信号Aを反転した信号であ
る。第2の内部電位発生回路165は、パルス信号であ
る信号NSを受けて、第2の内部電位をノードNに出力
する。
【0249】一方、第1の内部電位発生回路163はパ
ルス信号である駆動信号Aを受けて第1の内部電位をノ
ードNに出力する。すなわち、ノードNには、第1の内
部電位と第2の内部電位が出力されるため、第1の内部
電位と第2の内部電位との和が出力電位Vとなる。
【0250】次に、制御信号発生回路173からの制御
信号Cが「L」レベルにされた場合には、信号NSは、
「H」レベルに固定される。したがって、第2の内部電
位発生回路165は、その動作を停止する。このため、
ノードNには、第1の内部電位発生回路163からの第
1の内部電位のみが出力され、第1の内部電位が出力電
位Vとなる。
【0251】以上のように、本発明の実施の形態12に
よる内部電位発生ユニットにおいては、制御信号Cによ
り、第2の内部電位発生回路165のオン/オフを制御
している。このため、内部電位発生ユニットの能力を容
易に切換えることが可能となる。
【0252】DRAMにおいて、4Kリフレッシュの場
合には、第1の内部電位発生回路163および第2の内
部電位発生回路165の双方を動作させるように、制御
信号Cを「H」レベルにする。8Kリフレッシュをする
場合には、制御信号Cを「L」レベルにし第1の内部電
位発生回路163のみを動作させる。
【0253】従来において、内部電位発生ユニットの能
力を切換えるときには、アルミ配線を切換えることで行
なっていたため手間がかかっていた。本実施の形態にお
いては、制御信号Cのレベルを切換えることで、簡易
に、内部電位発生ユニットの能力を切換ることができ
る。
【0254】(実施の形態13)図22は、本発明の実
施の形態13によるレベル変換回路の詳細を示す回路図
である。なお、図1と同様の部分については同一の参照
符号を付しその説明は適宜省略する。また、図22にお
いて、入力される信号IN1、IN2は、図1のレベル
変換回路に入力される信号IN1、IN2と同様であ
る。したがって、実施の形態13によるレベル変換回路
の説明においては、図2のタイミング図を用いて説明す
る。
【0255】図22を参照して、実施の形態13による
レベル変換回路は、PMOSトランジスタ3,11,1
001,1003、NMOSトランジスタ5,13,1
005,1007およびインバータ17,19を含む。
【0256】PMOSトランジスタ3,1001および
NMOSトランジスタ1005,5は入力部を構成す
る。PMOSトランジスタ1001は、入力部用の第1
電流遮断手段である。NMOSトランジスタ1005は
入力部用の第2電流遮断手段である。
【0257】PMOSトランジスタ11,1003およ
びNMOSトランジスタ1007,13は、出力部を構
成する。PMOSトランジスタ1003は、出力部用の
第1電流遮断手段である。NMOSトランジスタ100
7は、出力部用の第2電流遮断手段である。
【0258】PMOSトランジスタ3,1001および
NMOSトランジスタ1005,5は、昇圧電位Vpp
を有するノードN1と接地電位を有するノードN2との
間に直列に接続される。PMOSトランジスタ3のソー
スはノードN1に、ドレインはPMOSトランジスタ1
001のソースに接続される。PMOSトランジスタ1
001のドレインはノードN3に接続される。NMOS
トランジスタ5のソースはノードN2に接続され、ドレ
インはNMOSトランジスタ1005のソースに接続さ
れる。NMOSトランジスタ1005のドレインはノー
ドN3に接続される。PMOSトランジスタ1001お
よびNMOSトランジスタ1005のゲートには信号I
N2が入力される。NMOSトランジスタ5のゲートに
は信号IN1が入力される。
【0259】PMOSトランジスタ11,1003およ
びNMOSトランジスタ13,1007は、ノードN1
とノードN2との間に直列に接続される。PMOSトラ
ンジスタ11のソースはノードN1に接続され、ドレイ
ンはPMOSトランジスタ1003のソースに接続され
る。PMOSトランジスタ1003のドレインはノード
N4に接続される。NMOSトランジスタ13のソース
はノードN2に接続され、ドレインはNMOSトランジ
スタ1007のソースに接続される。NMOSトランジ
スタ1007のドレインはノードN4に接続される。P
MOSトランジスタ1003およびNMOSトランジス
タ1007のゲートには、インバータ19により反転さ
れた信号IN2が入力される。NMOSトランジスタ1
3のゲートには、インバータ17により反転された信号
IN1が入力される。
【0260】PMOSトランジスタ3のゲートは、ノー
ドN4に接続される。PMOSトランジスタ11のゲー
トはノードN3に接続される。ノードN4は出力ノード
であり、信号OUTを出力する。
【0261】図22および図2を参照して、NMOSト
ランジスタ5のゲートに、「H」レベルの信号IN1が
入力される前に、「H」レベルの信号IN2が、PMO
Sトランジスタ1001およびNMOSトランジスタ1
005のゲートに入力される。このため、「H」レベル
の信号IN1の入力に応じて、PMOSトランジスタ3
およびNMOSトランジスタ5が同時にオンする場合で
も、その前に、PMOSトランジスタ1001がニアリ
オフになり(高抵抗になり;以下、単に「オフ」とい
う)、ノードN1とノードN2との間の貫通電流を阻止
できる。
【0262】「H」レベルの信号IN1がNMOSトラ
ンジスタ5のゲートに入力される前に、PMOSトラン
ジスタ1003およびNMOSトランジスタ1007の
ゲートには、信号IN2を反転した信号、すなわち、
「L」レベルの信号が入力される。すなわち、入力部へ
の「H」レベルの信号IN1の入力に応じて、PMOS
トランジスタ11およびNMOSトランジスタ13が同
時にオンする場合でも、その前に、NMOSトランジス
タ1007がオフになり、ノードN1とノードN2との
間の貫通電流を阻止できる。
【0263】NMOSトランジスタ5のゲートに入力さ
れている「H」レベルの信号IN1が、「L」レベルに
なる前に、PMOSトランジスタ1001およびNMO
Sトランジスタ1005のゲートに入力されている
「H」レベルの信号IN2を「L」レベルにする。すな
わち、「H」レベルから「L」レベルになる信号IN1
に応じて、PMOSトランジスタ3およびNMOSトラ
ンジスタ5が同時にオンする場合でも、その前に、NM
OSトランジスタ1005がオフになり、ノードN1と
ノードN2との間の貫通電流が阻止できる。
【0264】NMOSトランジスタ5のゲートに「H」
レベルの信号IN1を、「L」レベルにする前に、PM
OSトランジスタ1003およびNMOSトランジスタ
1007のゲートに入力されている信号IN2を反転し
た「L」レベルの信号を「H」レベルにする。すなわ
ち、「H」レベルから「L」レベルになる信号IN1に
応じて、PMOSトランジスタ11およびNMOSトラ
ンジスタ13が同時にオンする場合でも、その前に、P
MOSトランジスタ1003がニアリオフになり(高抵
抗になり;以下、単に「オフ」という)、ノードN1と
ノードN2との間の貫通電流を阻止できる。
【0265】なお、「H」レベルの信号IN1が入力さ
れているときには、信号OUTの電位は、電源電位Vc
cよりも高いレベルの昇圧電位Vppである。すなわ
ち、電源電位Vccを有する信号IN1は、昇圧電位V
ppを有する信号OUTに変換されたことになる。
【0266】以上のように、実施の形態13によるレベ
ル変換回路においては、PMOSトランジスタ3および
NMOSトランジスタ5またはPMOSトランジスタ1
1およびNMOSトランジスタ13が同時にオンする前
に、PMOSトランジスタ1001およびNMOSトラ
ンジスタ1007または、PMOSトランジスタ100
3およびNMOSトランジスタ1005がオフするた
め、ノードN1とノードN2との間の貫通電流を阻止す
ることができる。
【0267】信号IN1を「H」レベルにするタイミン
グと信号IN2を「H」レベルにするタイミングを同時
にし、信号IN1を「L」レベルにするタイミングと信
号IN2を「L」レベルにするタイミングと同時にする
ことによっても、上記したと同様の効果を奏する。
【0268】すなわち、この場合には、PMOSトラン
ジスタ3およびNMOSトランジスタ5または、PMO
Sトランジスタ11およびNMOSトランジスタ13が
同時にオンする場合でも、それと同時に、PMOSトラ
ンジスタ1001およびNMOSトランジスタ1007
または、PMOSトランジスタ1003およびNMOS
トランジスタ1005がオフすることになり、ノードN
1とノードN2との間の貫通電流を阻止できる。
【0269】また、図7に示すように、信号INを遅延
回路59によって遅延した信号を図22の信号IN1と
し、遅延しない信号INを図22の信号IN2とするこ
ともできる。
【0270】(実施の形態14)図23は、本発明の実
施の形態14によるレベル変換回路の詳細を示す回路図
である。なお、図3と同様の部分について同一の参照符
号を付しその説明は適宜省略する。また、図23のレベ
ル変換回路に入力される信号IN1、IN2は、図3の
レベル変換回路に入力される信号IN1、IN2と同様
である。したがって、図23のレベル変換回路の説明で
は、図4のタイミング図を用いる。
【0271】図22のレベル変換回路は、電源電位Vc
cのレベルを、それより高いレベルの昇圧電位Vppの
レベルにするものであったが、本実施の形態のレベル変
換回路は、接地電位GNDのレベルを、それよりも低い
降圧電位Vbbのレベルに刷るもである。
【0272】図23を参照して、本実施の形態のレベル
変換回路は、PMOSトランジスタ25,33,100
9,1011、NMOSトランジスタ1013,23,
1015,31およびインバータ37,39を含む。
【0273】PMOSトランジスタ25,1009およ
びNMOSトランジスタ1013,23は入力部を構成
する。NMOSトランジスタ1013は入力部用の第1
電流遮断手段である。PMOSトランジスタ1009は
入力部用の第2電流遮断手段である。
【0274】PMOSトランジスタ33,1011およ
びNMOSトランジスタ1015,31は出力部を構成
する。NMOSトランジスタ1015は出力部用の第1
電流遮断手段である。PMOSトランジスタ1011
は、出力部用の第2電流遮断手段である。
【0275】PMOSトランジスタ25,1009およ
びNMOSトランジスタ1013,23は、降圧電位V
bbを有するノードN1と電源電位Vccを有するノー
ドN2との間に直列に接続される。NMOSトランジス
タ23のソースはノードN1に接続され、ドレインはN
MOSトランジスタ1013のソースに接続される。N
MOSトランジスタ1013のドレインはノードN3に
接続される。PMOSトランジスタ25のソースはノー
ドN2に接続され、ドレインはPMOSトランジスタ1
009のソースに接続される。PMOSトランジスタ1
009のドレインはノードN3に接続される。PMOS
トランジスタ25のゲートには信号IN1が入力され
る。PMOSトランジスタ1009およびNMOSトラ
ンジスタ1013のゲートには信号IN2が入力され
る。
【0276】PMOSトランジスタ33,1011およ
びNMOSトランジスタ1015,31は、ノードN1
とノードN2との間に直列に接続される。NMOSトラ
ンジスタ31のソースはノードN1に接続され、ドレイ
ンはNMOSトランジスタ1015のソースに接続され
る。NMOSトランジスタ1015のドレインはノード
N4に接続される。PMOSトランジスタ33のソース
はノードN2に接続され、ドレインはPMOSトランジ
スタ1011のソースに接続される。PMOSトランジ
スタ1011のドレインはノードN4に接続される。P
MOSトランジスタ33のゲートには、インバータ37
により反転された信号IN1が入力される。PMOSト
ランジスタ1011およびNMOSトランジスタ101
5のゲートには、インバータ39により反転された信号
IN2が入力される。
【0277】NMOSトランジスタ23のゲートはノー
ドN4と接続される。NMOSトランジスタ31のゲー
トはノードN3と接続される。ノードN4は出力ノード
であり、信号OUTを出力する。
【0278】図23および図4を参照して、PMOSト
ランジスタ25のゲートに「L」レベルの信号が入力さ
れる前に、PMOSトランジスタ1009およびNMO
Sトランジスタ1013のゲートに「L」レベルの信号
IN2が入力される。すなわち、「L」レベルの信号I
N1に応じて、PMOSトランジスタ25およびNMO
Sトランジスタ23が同時にオンする場合でも、その前
に、NMOSトランジスタ1013がニアリオフするこ
とになり(高抵抗になり;以下、単に「オフ」とい
う)、ノードN1とノードN2との間の貫通電流を阻止
できる。
【0279】PMOSトランジスタ25のゲートに
「L」レベルの信号IN1が入力される前に、PMOS
トランジスタ1011およびNMOSトランジスタ10
15のゲートには反転された信号IN2、すなわち、
「H」レベルの信号が入力される。すなわち、「L」レ
ベルの信号IN1の入力に応じて、PMOSトランジス
タ33およびNMOSトランジスタ31が同時にオンす
る場合でも、その前に、PMOSトランジスタ1011
がオフになり、ノードN1とノードN2との間の貫通電
流を阻止できる。
【0280】PMOSトランジスタ25のゲートに入力
されている「L」レベルの信号IN1が、「H」レベル
になる前に、PMOSトランジスタ1009およびNM
OSトランジスタ1013のゲートに入力されている
「L」レベルの信号IN2のレベルを「H」レベルの信
号にする。すなわち、「L」レベルから「H」レベルに
なる信号IN1に応じて、PMOSトランジスタ25お
よびNMOSトランジスタ23が同時にオンするときで
も、その前に、PMOSトランジスタ1009がオフす
ることになり、ノードN1とノードN2との間の貫通電
流を阻止できる。
【0281】PMOSトランジスタ25のゲートに入力
されている「L」レベルの信号IN1を「H」レベルに
する前に、PMOSトランジスタ1011およびNMO
Sトランジスタ1015のゲートには、反転した信号I
N2、すなわち「L」レベルの信号が入力される。すな
わち、「L」レベルから「H」レベルになる信号IN1
に応じて、PMOSトランジスタ33およびNMOSト
ランジスタ31が同時にオンする場合でも、その前に、
NMOSトランジスタ1015がニアリオフすることに
なり(高抵抗になり;以下、単に「オフ」という)、ノ
ードN1とノードN2の間の貫通電流を阻止できる。
【0282】なお、「L」レベルの信号IN1が入力さ
れているときには、信号OUTの電位は接地電位GND
より低いレベルの降圧電位Vbbである。すなわち、接
地電位GNDを有する信号IN1が、降圧電位Vbbを
有する信号OUTに変換されたことになる。
【0283】以上のように、実施の形態14によるレベ
ル変換回路においては、PMOSトランジスタ25およ
びNMOSトランジスタ23または、PMOSトランジ
スタ33およびNMOSトランジスタ31が同時にオン
する前に、PMOSトランジスタ1009およびNMO
Sトランジスタ1015または、PMOSトランジスタ
1011およびNMOSトランジスタ1013をオフに
することにより、ノードN1とノードN2との間の貫通
電流を阻止できる。
【0284】信号IN1を「L」レベルにするタイミン
グと信号IN2を「L」レベルにするタイミングを同時
にし、信号IN1と「H」レベルにするタイミングと信
号IN2を「H」レベルにするタイミングとを同時にす
ることによっても、上記したと同様の効果を奏する。す
なわち、PMOSトランジスタ25およびNMOSトラ
ンジスタ23またはPMOSトランジスタ33およびN
MOSトランジスタ31が同時にオンすると同時に、N
MOSトランジスタ1013およびPMOSトランジス
タ1011または、NMOSトランジスタ1015およ
びPMOSトランジスタ1009がオフし、ノードN1
とノードN2との間の貫通電流を阻止できる。
【0285】また、信号IN1として、信号IN2を図
7に示すような遅延回路59によって遅延させた信号を
用いることもできる。
【0286】(実施の形態15)図24は、一般的な昇
圧電位発生回路の詳細を示す回路図である。なお、図8
と同様の部分については同一の参照符号を付しその説明
を適宜省略する。図24の昇圧電位発生回路が図8の昇
圧電位発生回路と異なるのは、ノードN1とインバータ
61との間に接続されるキャパシタである。すなわち、
図8の昇圧電位発生回路のキャパシタ67と図24の昇
圧電位発生回路のキャパシタ1017とが異なってい
る。
【0287】図24を参照して、キャパシタ1017
は、PMOSトランジスタである。このキャパシタ10
17としてのPMOSトランジスタは、エンハンスメン
ト型である。このエンハンスメント型のPMOSトラン
ジスタ1017のゲートを信号INの入力側、すなわち
ノードN4に接続し、ソースおよびドレインを昇圧電位
発生回路の出力側であるノードN1に接続している。そ
して、エンハンスメント型のPMOSトランジスタ10
17にチャネルを発生させて、ゲート側と、ソースおよ
びドレイン側をキャパシタの平行平板の両サイドとして
用いている。
【0288】図25は、図24のキャパシタ1017の
としてのエンハンスメント型のPMOSトランジスタお
よびNMOSトランジスタ77の構造を示す図である。
なお、図24と同様の部分について同一の参照符号を付
しその説明を適宜省略する。
【0289】図24および図25を参照して、キャパシ
タ1017としてのエンハンスメント型のPMOSトラ
ンジスタは次のようにして形成されている。P型半導体
基板1019にNウェル1021が形成されている。N
ウェル1021には、P+ ソース/ドレイン電極102
7,1029および電位固定相1035が形成されてい
る。チャネルが形成される領域の上には、絶縁膜が形成
されその上にゲート電極1023が形成される。
【0290】NMOSトランジスタ77は以下のように
して形成される。P型半導体基板1019の上にN+
ース/ドレイン電極1031,1033が形成される。
チャネルが形成される領域の上に絶縁膜が形成され、そ
の上にゲート電極1025が形成される。
【0291】図26は、図24の一般的な昇圧電位発生
回路の動作を説明するためのタイミング図である。
【0292】図24、図25および図26を参照して、
時刻t1において、信号INが「H」レベルのとき、ノ
ードN4は接地電位GNDレベルであり、ノードN1は
電源電位Vccレベルである。このため、PMOSトラ
ンジスタ1017のゲート・ソース間電位は、−Vcc
となり、PMOSトランジスタ1017にはチャネルが
形成される(ホール1037が形成される)。すなわ
ち、ゲート1023とチャネルとの間でキャパシタが形
成される。
【0293】時刻t2において、信号INが「L」レベ
ルになると、ノードN4もGNDレベルからVccレベ
ルになる。ノードN4が、GNDレベルからVccレベ
ルに昇圧されるのに応じて、ノードN1も昇圧されるた
め、PMOSトランジスタ1017はチャネルを形成し
たままである。
【0294】時刻t3において、ノードN1の電位がノ
ードN3に伝えられ、ノードN1の電位がVcc(電源
電位)+Vth(PMOSトランジスタ1017のしき
い値電圧)以下に下がると、PMOSトランジスタ10
17のソース・ドレイン間電位Vgsは−Vthより大
きくなる。このため、チャネルが解消され、すなわち、
ゲート電極1023の下に集まってチャネルを形成して
いたホール1037が矢印aに示すようにP型半導体基
板1019を突き抜けて、リーク電流になるおそれがあ
る。実施の形態15による内部電位発生回路としての昇
圧電位発生回路はこのような問題を解消するためになさ
れたものである。
【0295】図27は、本発明の実施の形態15による
内部電位発生回路としての昇圧電位発生回路の詳細を示
す回路図である。なお、図10と同様の部分について同
一の参照符号を付しその説明を適宜省略する。図10の
昇圧電位発生回路と図27の昇圧電位発生回路が異なる
のは、信号IN1が入力されるキャパシタである。すな
わち、図10の昇圧電位発生回路のキャパシタ89と図
27の昇圧電位発生回路のキャパシタ1039が異なっ
ている。
【0296】図27を参照して、実施の形態15による
昇圧電位発生回路は、キャパシタ1039として、ディ
プリーション型(depression型)のPMOSトランジス
タを用いている。ディプリーション型のPMOSトラン
ジスタのゲートはノードN56に接続され、ソースおよ
びドレインはノードN51に接続される。
【0297】図28は、図27の昇圧電位発生回路のキ
ャパシタ1039としてのディプリーション型のPMO
SトランジスタおよびNMOSトランジスタ97の構造
を示す図である。なお、図27と同様の部分について同
一の参照符号を付しその説明を適宜省略する。
【0298】図28を参照して、ディプリーション型の
PMOSトランジスタ1039は以下のようにして形成
されている。P型半導体基板1019にNウェル102
1が形成される。Nウェル1021に、P+ ソース/ド
レイン電極1027,1029および電位固定相103
5が形成される。領域1041の上には絶縁膜が形成さ
れその上にゲート電極1023が形成される。本実施の
形態による昇圧電位発生回路においては、常に領域10
41にホール1037が集まってチャネルを形成してい
る。これは、キャパシタ39がディプリーション型のP
MOSトランジスタであることに基づいている。
【0299】NMOSトランジスタ97は以下のように
して形成される。P型半導体基板1019に、N+ ソー
ス/ドレイン電極1031,1033が形成される。チ
ャネルが形成される領域の上に絶縁膜が形成され、その
上にゲート電極1025が形成される。
【0300】図29は、図27の昇圧電位発生回路の動
作を説明するためのタイミング図である。
【0301】図29を参照して、すべての時刻におい
て、ノードN56とノードN51との間の電位差、すな
わち、ディプリーション型のPMOSトランジスタ10
39のゲート・ソース間電位は常に負である。このた
め、常にPMOSトランジスタ1039にはチャネルが
形成された状態にある。したがって、図24の昇圧電位
発生回路のキャパシタ1017としてエンハンスメント
型のPMOSトランジスタを用いたときのように、リー
ク電流は発生しない。以上のことは、ゲート・ソース間
電位Vgsが、負でさえあれば、常にチャネルが形成さ
れるというディプリーション型のPMOSトランジスタ
の性質を利用したものである。
【0302】以上のように、実施の形態15による昇圧
電位発生回路においては、キャパシタ1039としてデ
ィプリーション型のPMOSトランジスタを用いてい
る。このため、昇圧電位発生回路が動作している間は、
常にPMOSトランジスタ1039にチャネルが形成さ
れているため(PMOSトランジスタ1039はキャパ
シタとして作用するため)、チャネルの解消を原因とし
たリーク電流の発生を防止することができる。
【0303】また、実施の形態15による昇圧電位発生
回路が、図10に示した実施の形態5による昇圧電位発
生回路と異なるのは、信号IN1が入力されるキャパシ
タだけである。このため、実施の形態15による昇圧電
位発生回路は、実施の形態5による昇圧電位発生回路と
同様の効果を奏する。
【0304】なお、図27のレベル変換回路81とし
て、図22のレベル変換回路を用いることもできる。
【0305】(実施の形態16)図30は実施の形態1
6による内部電位発生回路としての昇圧電位発生回路の
詳細を示す回路図である。なお、図27と同様の部分に
ついて同一の参照符号を付しその説明を適宜省略する。
図27の昇圧電位発生回路と図30の昇圧電位発生回路
とが異なるのは、信号IN1が入力されるキャパシタで
ある。すなわち、図27の昇圧電位発生回路のキャパシ
タ1039としてはディプリーション型のPMOSトラ
ンジスタを用いているのに対し、図30の昇圧電位発生
回路のキャパシタ1043としてはディプリーション型
のNMOSトランジスタを用いている点が異なってい
る。図27の昇圧電位発生回路と図30の昇圧電位発生
回路との相違点は、この点のみであるため、図30の昇
圧電位発生回路の説明には、図29のタイミング図を用
いる。
【0306】図30を参照して、ディプリーション型の
NMOSトランジスタ1043のゲートはノードN51
に接続され、ソースおよびドレインはノードN56に接
続されている。
【0307】図31は、図30の昇圧電位発生回路のキ
ャパシタ1043としてのディプリーション型のNMO
SトランジスタおよびNMOSトランジスタ97の構造
を示す図である。なお、図30と同様の部分について同
一の参照符号を付しその説明を適宜省略する。
【0308】図31を参照して、キャパシタ1043と
してのディプリーション型のNMOSトランジスタは以
下のようにして形成されている。P型半導体基板101
9に、N+ ソース/ドレイン電極1047,1049が
形成される。領域1051の上には絶縁膜が形成されそ
の上にゲート電極1045が形成されている。ディプリ
ーション型のNMOSトランジスタ1043では、ゲー
ト電極1045に印加される電位が正でさえあれば、領
域1051には常に電子1053が集まっており、チャ
ネルを形成している。このディプリーション型のNMO
Sトランジスタ1043の特徴としては、ウェルを形成
することなく、直接P型半導体基板1019上にN+
ース/ドレイン電極1047,1049が形成されてい
ることである。
【0309】図30、図31および図29を参照して、
昇圧電位発生回路が動作中は、常に、ノードN51とノ
ードN56との間の電位差、すなわち、NMOSトラン
ジスタ1043のゲート・ソース間電位Vgsは、正で
ある。このため、NMOSトランジスタ1043には常
にチャネルが形成された状態にある。したがって、チャ
ネルの解消を原因としたリーク電流は流れない。
【0310】以上のように、実施の形態16による昇圧
電位発生回路においては、キャパシタ1043としてデ
ィプリーション型のNMOSトランジスタを用いている
ため、昇圧電位発生回路の動作中は常に、NMOSトラ
ンジスタ1043にチャネルが形成されている(常にN
MOSトランジスタ1043がキャパシタとして作用し
ている)。このため、チャネルの解消を原因とするリー
ク電流の発生を防止することができる。
【0311】また、実施の形態16による昇圧電位発生
回路のキャパシタ1043として用いるディプリーショ
ン型のNMOSトランジスタは、P型半導体基板101
9にウェルを形成することなく直接N+ ソース/ドレイ
ン電極1047,1049を形成している。このため、
ウェルを形成してN+ ソース/ドレイン電極を形成した
NMOSトランジスタに比し、しきい値電圧が小さくな
るため、チャネルが形成されやすく、キャパシタとして
の性能が向上する。
【0312】なお、図30のレベル変換回路81として
は、図22のレベル変換回路を用いることができる。
【0313】(実施の形態17)図32は、本発明の実
施の形態17による内部電位発生回路としての降圧電位
発生回路の詳細を示す回路図である。なお、図12と同
様の部分については同様の参照符号を付しその説明を適
宜省略する。図32の降圧電位発生回路と図12の降圧
電位発生回路が異なるのは、信号IN1が入力されるキ
ャパシタである。すなわち、図32の降圧電位発生回路
のキャパシタ1055としては、ディプリーション型の
PMOSトランジスタを用いている。ディプリーション
型のPMOSトランジスタ1055は、図27のディプ
リーション型のPMOSトランジスタ1039と同様で
あり、ゲート・ソース間電位Vgsが、負でありさえす
れば、常にチャネルが形成されている。
【0314】図32を参照して、キャパシタ1055と
してのディプリーション型のPMOSトランジスタのゲ
ートは昇圧電位発生回路の出力側にあるノードN61に
接続され、ソースおよびドレインは信号IN1の入力側
であるノードN66に接続されている。また、キャパシ
タ1055としてのディプリーション型のPMOSトラ
ンジスタの構造は、図27および図28に示したキャパ
シタ1039としてのPMOSトランジスタの構造と同
様である。
【0315】図33は、図32の降圧電位発生回路の動
作を説明するためのタイミング図である。
【0316】図33を参照して、図32の降圧電位発生
回路が動作状態にあるときには、常に、ノードN61と
ノードN66との間の電位差、すなわち、ディプリーシ
ョン型のPMOSトランジスタ1055のゲート・ソー
ス間電位Vgsは、常に負である。このため、PMOS
トランジスタ1055には、常にチャネルが形成された
状態にある。したがって、チャネルの解消を原因として
リーク電流が流れない。
【0317】以上のように、本発明の実施の形態17に
よる降圧電位発生回路においては、キャパシタ1055
としてディプリーション型のPMOSトランジスタを用
いているため、降圧電位発生回路が動作状態にあるとき
には、常に、PMOSトランジスタ1055にチャネル
が形成されている(PMOSトランジスタ1055がキ
ャパシタとして作用している)。このため、リーク電流
の発生を防止することができる。
【0318】また、実施の形態17による降圧電位発生
回路と、図12の降圧電位発生回路とが異なるのは、信
号IN1が入力されるキャパシタだけである。このた
め、実施の形態17による降圧電位発生回路は、実施の
形態6による降圧電位発生回路と同様の効果を奏する。
【0319】なお、図32のレベル変換回路101とし
ては、図23のレベル変換回路を用いることができる。
【0320】(実施の形態18)図34は、本発明の実
施の形態18による内部電位発生回路としての降圧電位
発生回路の詳細を示す回路図である。なお、図32と同
様の部分については同一の参照符号を付しその説明を適
宜省略する。図34の降圧電位発生回路が図32の降圧
電位発生回路と異なるのは、信号IN1が入力されるキ
ャパシタである。すなわち、図32のキャパシタ105
5としてはディプリーション型のPMOSトランジスタ
を用いているのに対し、図34のキャパシタ1057と
しては、ディプリーション型のNMOSトランジスタを
用いてる点で異なっている。相違点はこの点のみである
ため、図34の降圧電位発生回路の説明には、図33の
タイミング図を用いる。
【0321】図34を参照して、本発明の実施の形態1
8による降圧電位発生回路のキャパシタ1057として
用いるディプリーション型のNMOSトランジスタのゲ
ートは信号IN1の入力側であるノードN66に接続さ
れ、ソースおよびドレインは降圧電位発生回路の出力側
であるノードN61に接続されている。キャパシタ10
57としてのディプリーション型のNMOSトランジス
タは、図30のキャパシタ1043としてのディプリー
ション型のNMOSトランジスタと同様に、ゲート・ソ
ース間電位Vgsが正でありさえすれば、常にチャネル
が形成された状態にある。また、キャパシタ1057と
してのディプリーション型のNMOSトランジスタの構
造は、図31に示したキャパシタ1043としてのディ
プリーション型のNMOSトランジスタと同様である。
【0322】図33を参照して、図34の降圧電位発生
回路が動作状態にあるときは、常に、ノードN66とノ
ードN61との間の電位差、すなわち、NMOSトラン
ジスタ1057のゲート・ソース間電位Vgsは、正で
ある。このため常にNMOSトランジスタ1057には
チャネルが形成された状態にある。したがって、チャネ
ルの解消を原因としたリーク電流は流れない。
【0323】以上のように、本発明の実施の形態18に
よる降圧電位発生回路においては、信号IN1が入力さ
れるキャパシタ1057としてディプリーション型のN
MOSトランジスタを用いている。このため、降圧電位
発生回路が動作状態にあるときには常に、NMOSトラ
ンジスタ1057にチャネルが形成されている(NMO
Sトランジスタ1057はキャパシタとして作用してい
る)。このため、リーク電流の発生を防止することがで
きる。
【0324】また、本発明の実施の形態18による降圧
電位発生回路のキャパシタ1057としてのNMOSト
ランジスタは、図30のキャパシタ1043のNMOS
トランジスタと同様に、P型半導体基板1019にウェ
ルを形成することなく直接N + ソース/ドレイン電極1
047,1049が形成されているため、ウェルにN +
ソース/ドレイン電極を形成したNMOSトランジスタ
に比し、しきい値電圧を低くすることができる。このた
め、NMOSトランジスタ1057にはチャネルが形成
されやすくキャパシタとしての性能が向上する。
【0325】なお、レベル変換回路101としては、図
23のレベル変換回路を用いることもできる。
【0326】(実施の形態19)まず、一般的な、LD
D(lightly doped drain )構造を有するNMOSトラ
ンジスタの製造方法について説明する。
【0327】図35は、一般的なNMOSトランジスタ
の製造方法の第1のステップを示す図である。
【0328】図35(a)は、シリコン基板1065を
示す。図35(b)は、図35(a)の上面図である。
このようなシリコン基板1065を用いて、NMOSト
ランジスタを形成することになる。
【0329】図36は、一般的なNMOSトランジスタ
の製造方法の第2のステップを説明するための図であ
る。
【0330】図36(a)を参照して、シリコン基板1
065上に、シリコン酸化膜(SiO2)1067を形成す
る。図36(b)は、図36(a)の上面図である。
【0331】図37は、一般的なNMOSトランジスタ
の製造方法の第3のステップを説明するための図であ
る。
【0332】図37(a)を参照して、シリコン酸化膜
1067上にレジスト1069を形成する。すなわちレ
ジスト1069でマスクする。そして、ボロン1071
を注入し、Pウェル1073を、シリコン基板1065
に形成する。図37(b)は、図37(a)の上面図で
ある。
【0333】図38は、一般的なNMOSトランジスタ
の製造方法の第4のステップを説明するための図であ
る。
【0334】図38(a)を参照して、Pウェル107
3上に、図示しない絶縁膜が形成され、その上にトラン
スファゲート1075が形成される。トランスファゲー
ト1075は、たとえば、ポリシリコンとタングステン
シリサイド(WSi )との2層構造からなる。なお、この
場合には、ポリシリコンの上にタングステンシリサイド
が形成されることになる。図38(b)は、図38
(a)の上面図である。
【0335】図39は、一般的なNMOSトランジスタ
の製造方法の第5のステップを説明するための図であ
る。
【0336】図39(a)を参照して、濃度の低いヒソ
(n- )1077がPウェル1073に注入され、濃度
の低いn- 領域1079が形成される。図39(b)
は、図39(a)の上面図である。
【0337】図40は、一般的なNMOSトランジスタ
の製造方法の第6のステップを説明するための図であ
る。
【0338】図40(a)を参照して、高温酸化膜10
81が、トランスファゲート1075の側壁に形成され
る。この高温酸化膜1081をトランスファゲート10
75の側壁に形成するためには、まず、シリコン酸化膜
1067、n- 領域1079およびトランスファゲート
1075上に高温酸化膜を形成する。そして、異方性エ
ッチングを行なう。こうすることにより、トランスファ
ゲート1075の側壁に、高温酸化膜1081を形成す
ることができる。なお、高温酸化膜1081としては、
たとえば、テトラ・エチル・オルソ・シリケート(Tetr
a Ethyl OrthoSilicate;TEOS )を用いることができ
る。
【0339】図41は、一般的なNMOSトランジスタ
の製造方法の第7のステップを説明するための図であ
る。
【0340】図41(a)を参照して、シリコン酸化膜
1067上にレジスト1087を形成する。そして、濃
度の高いヒソ(n+ )1083を注入することにより、
濃度の高いn+ 領域1085を形成する。図41(b)
は、図41(a)の上面図である。
【0341】図42は、一般的なNMOSトランジスタ
の製造方法の第8のステップを説明するための図であ
る。
【0342】図42(a)を参照して、トランスファゲ
ート1075の側壁に形成された高温酸化膜1081を
エッチングにより除去する。図42(b)は、図42
(a)の上面図である。
【0343】図43は、一般的なNMOSトランジスタ
の製造方法の第9のステップを説明するための図であ
る。
【0344】図43(a)を参照して、シリコン酸化膜
1067、n+ 領域1085、n-領域1079および
トランスファゲート1075上に絶縁膜1091を形成
する。絶縁膜1091には、コンタクトホール1093
が形成される。そして、絶縁膜1091上に形成された
アルミ配線1089と、n+ 領域1085とは、コンタ
クトホール1093に形成された導電層を介して接続さ
れる。図43(b)は、図43(b)の上面図である。
なお、絶縁膜1091としては、たとえば、上述したT
EOSを用いる。
【0345】以上のようにして形成された一般的なNM
OSトランジスタにおいては、トランスファゲート10
75のエッジと濃度の高いn+ 領域1085との間の距
離(濃度の低いn- 領域1079のゲート長方向の長
さ)LLaは、トランスファゲート1075の側壁に形
成された高温酸化膜1081のゲート長方向の長さによ
って決定される(図41)。このため、トランスファゲ
ート1075のエッジと濃度の高いn+ 領域1085と
の間の距離が短くなってしまう。このため、パンチスル
ーが生じやすく(パンチスルー電圧が低く)、2つのn
+ 領域1085間に高電圧が印加された場合には、トラ
ンジスタが破壊される場合がある。実施の形態19によ
るNMOSトランジスタは、このような問題を解消する
ためになされたものであり、トランスファゲートのエッ
ジと濃度の高いn+ 領域との間の距離を上述した一般的
なNMOSトランジスタよりも長くしている。
【0346】次に、半導体記憶装置、たとえば、DRA
Mのメモリセルに用いられるNMOSトランジスタの製
造方法について説明する。
【0347】図44は、メモリセルに用いられるNMO
Sトランジスタの製造方法の第1ステップを説明するた
めの図である。なお、図35と同様の部分について同一
の参照符号を付し説明を省略する。メモリセルに用いる
NMOSトランジスタの製造方法の第1ステップは、図
35に示した一般的なNMOSトランジスタの製造方法
の第1ステップと同様である。図45は、メモリセルに
用いるNMOSトランジスタの製造方法の第2ステップ
を説明するための図である。なお、図36と同様の部分
については同一の参照符号を付し説明を省略する。メモ
リセルに用いるNMOSトランジスタの製造方法の第2
ステップは、図36に示した一般的なNMOSトランジ
スタの製造方法の第2ステップと同様である。
【0348】図46は、メモリセルに用いるNMOSト
ランジスタの製造方法の第3ステップを説明するための
図である。なお、図37と同様の部分については同一の
参照符号を付し説明を省略する。メモリセルに用いるN
MOSトランジスタの製造方法の第3ステップは、図3
7に示した一般的なNMOSトランジスタの製造方法の
第3ステップと同様である。
【0349】図47は、メモリセルに用いるNMOSト
ランジスタの製造方法の第4ステップを説明するための
図である。なお、図38と同様の部分については同一の
参照符号を付し説明を省略する。メモリセルを用いるN
MOSトランジスタの製造方法の第4ステップは、図3
8に示した一般的なNMOSトランジスタの製造方法の
第4ステップと同様である。
【0350】図48は、メモリセルに用いるNMOSト
ランジスタの製造方法の第5ステップを説明するための
図である。なお、図39と同様の部分については同一の
参照符号を付し説明を省略する。メモリセルを用いるN
MOSトランジスタの製造方法の第5ステップは、図3
9に示した一般的なNMOSトランジスタの製造方法の
第5ステップと同様である。
【0351】図49は、メモリセルに用いるNMOSト
ランジスタの製造方法の第6ステップを説明するための
図である。なお、図40と同様の部分については同一の
参照符号を付し説明を省略する。メモリセルに用いるN
MOSトランジスタの製造方法の第6ステップは、図4
0に示した一般的なNMOSトランジスタの製造方法の
第6ステップと同様である。
【0352】図50は、メモリセルに用いるNMOSト
ランジスタの製造方法の第7ステップを説明するための
図である。なお、図41と同様の部分については同一の
参照符号を付しその説明を適宜省略する。
【0353】図50(a)を参照して、シリコン酸化膜
1067、n- 領域1079および高温酸化膜1081
上にレジスト1087を形成する。すなわち、ヒソ(n
+ )1083が、注入されないように、レジスト108
7で全体をマスクしたものである。このように、ヒソ
(n+ )1083の注入が、メモリセルに用いるNMO
Sトランジスタには不要であるにもかかわらず、このよ
うなヒソ(n+ )1083を注入するステップがあるの
は、図35〜図43に示した一般的なNMOSトランジ
スタの製造工程を利用しているからである。図50
(b)は、図50(a)の上面図である。
【0354】図51は、メモリセルに用いるNMOSト
ランジスタの製造方法の第8ステップを説明するための
図である。なお、図42と同様の部分については同一の
参照符号を付しその説明を適宜省略する。
【0355】図51(a)を参照して、レジスト108
7および高温酸化膜1081を除去する。
【0356】なお、図44(b)〜図51(b)は、そ
れぞれ、図44(a)〜図51(a)の上面図である。
【0357】以上のように、メモリセルに用いるNMO
Sトランジスタには、一般的なNMOSトランジスタに
存在する濃度の高いn+ 領域1085は形成せずに、濃
度の低いn- 領域1079のみを形成する。
【0358】次に、基板トランジスタの製造方法につい
て説明する。なおこの基板トランジスタは、N型であ
る。
【0359】図52は、基板トランジスタの製造方法の
第1ステップを説明するための図である。なお、図35
と同様の部分については同一の参照符号を付し説明を省
略する。基板トランジスタの製造方法の第1ステップ
は、図35に示した一般的なNMOSトランジスタの第
1ステップと同様である。
【0360】図53は、基板トランジスタの製造方法の
第2ステップを説明するための図である。なお、図36
と同様の部分については同一の参照符号を付し説明を省
略する。基板トランジスタの製造方法の第2ステップ
は、図36に示した一般的なNMOSトランジスタの製
造方法の第2ステップと同様である。
【0361】図54は、基板トランジスタの製造方法の
第3ステップを説明するための図である。なお、図37
と同様の部分については同一の参照符号を付しその説明
を適宜省略する。
【0362】図54(a)を参照して、シリコン酸化膜
1067およびシリコン基板1065の全面にレジスト
1069を形成する。すなわち、ボロン1071が、注
入されないようにレジスト1069でマスクしたもので
ある。なお、基板トランジスタでは、ボロン1071を
注入する必要がないにもかかわらず、このようなボロン
1071を注入するためのステップが存在するのは、図
35〜図43に示した一般的なNMOSトランジスタの
製造工程を利用して、基板トランジスタを作製するから
である。図54(b)は、図54(a)の上面図であ
る。
【0363】図55は、基板トランジスタの製造方法の
第4ステップを説明するための図である。なお、図38
と同様の部分については同一の参照符号を付しその説明
を適宜省略する。
【0364】図55(a)を参照して、シリコン基板1
065の上に図示しない絶縁膜が形成される。そしてそ
の図示しない絶縁膜の上にトランスファゲート1075
が形成される。図55(b)は、図55(a)の上面図
である。
【0365】図56は、基板トランジスタの製造方法の
第5ステップを説明するための図である。なお、図39
と同様の部分については同一の参照符号を付しその説明
を適宜省略する。
【0366】図56(a)を参照して、濃度の低いヒソ
(n- )1077を注入することにより、濃度の低いn
- 領域1079を、シリコン基板1065の上に形成す
る。図39と異なるのは、図39は、Pウェル1073
の上にn- 領域1079が形成されているのに対し、図
56では、シリコン基板1065の上に直接n- 領域1
079が形成されている点である。図56(b)は、図
56(a)の上面図である。
【0367】図57は、基板トランジスタの製造方法の
第6ステップを説明するための図である。なお、図40
と同様の部分については同一の参照符号を付しその説明
を適宜省略する。
【0368】図57(a)を参照して、トランスファゲ
ート1075の側壁に高温酸化膜1081が形成され
る。図57(b)は、図57(a)の上面図である。
【0369】図58は、基板トランジスタの製造方法の
第7ステップを説明するための図である。なお、図41
と同様の部分については同一の参照符号を付しその説明
を適宜省略する。
【0370】図58(a)を参照して、シリコン酸化膜
1067上にレジスト1087を形成する。そして、濃
度の高いヒソ(n+ )1083を注入し、シリコン基板
1065に濃度の高いn+ 領域1085を形成する。図
58(b)は、図58(a)の上面図である。
【0371】図59は基板トランジスタの製造方法の第
8ステップを説明するための図である。なお、図42と
同様の部分については同一の参照符号を付しその説明を
適宜省略する。
【0372】図59(a)を参照して、トランスファゲ
ート1075の側壁に形成された高温酸化膜1081を
エッチングにより除去する。図59(b)は、図59
(a)の上面図である。
【0373】図60は、基板トランジスタの製造方法の
第8ステップを説明するための図である。なお、図43
と同様の部分については同一の参照符号を付しその説明
を適宜省略する。
【0374】図60(a)を参照して、シリコン酸化膜
1067、n+ 領域1085、n-領域1079および
トランスファゲート1075の上面に絶縁膜1091が
形成される。この絶縁膜1091にはコンタクトホール
1093が形成される。絶縁膜1091上に形成された
アルミ配線1089とn+ 領域1085とは、コンタク
トホール1093に形成された導電層によって接続され
る。図60(b)は、図60(a)の上面図である。
【0375】このようにして形成された基板トランジス
タの特徴は、シリコン基板1065に直接n- 領域10
79およびn+ 領域1085を形成したことである。な
お、一般的なNMOSトランジスタは、Pウェル107
3にn+ 領域1085およびn- 領域1079を形成す
る(図43)。
【0376】なお、図52(b)〜図60(b)は、そ
れぞれ、図52(a)〜図60(a)の上面図である。
【0377】このような基板トランジスタは、シリコン
基板1065に直接、n+ 領域1085およびn- 領域
1079を形成しているため、一般的なNMOSトラン
ジスタに比し、しきい値電圧が低くなる。この性質を利
用して、基板トランジスタは、図10のキャパシタ8
3,85,87,89、図12のキャパシタ103,1
05,107,109、図14のキャパシタ83,8
5,87,89、図15のキャパシタ103,105,
107,109、図27のキャパシタ83,85,8
7、図30のキャパシタ83,81,87,1043、
図32のキャパシタ105,107,109および図3
4のキャパシタ1057,105,107,109に用
いることができる。
【0378】基板トランジスタは図35〜図43で説明
したような一般的なNMOSトランジスタに比し、しき
い値電圧が小さいため、チャネルが形成されやすく、キ
ャパシタになりやすくなる。すなわち、しきい値の低い
基板トランジスタを用いることにより、キャパシタとし
ての性能を向上させることができる。
【0379】また、このような基板トランジスタは、図
10、図14、図27および図30のNMOSトランジ
スタ91,93,94,95,97に用いることができ
る。その場合には、図35〜図43で説明した一般的な
NMOSトランジスタのしきい値電圧より、基板トラン
ジスタのしきい値電圧が小さいことから、一般的なNM
OSトランジスタに比し、ドレインからソースへの正電
荷の伝達を効率よくすることができる。このため、基板
トランジスタを用いて昇圧電位発生回路全体としての効
率をよくすることができる。なお、実施の形態9で説明
した図17のNMOSトランジスタは、図52〜図60
で説明した基板トランジスタと同様のものである。
【0380】さらに、基板トランジスタは、ディプリー
ション型にもすることができる。本発明の実施の形態1
9による高耐圧NMOSトランジスタの製造方法につい
て説明する。
【0381】図61は、実施の形態19による高耐圧N
MOSトランジスタの製造方法の第1ステップを説明す
るための図である。なお、図35と同様の部分について
は同一の参照符号を付し説明は省略する。実施の形態1
9による高耐圧NMOSトランジスタの製造方法の第1
ステップは、図35に示した一般的なNMOSトランジ
スタの製造方法の第1ステップと同様である。
【0382】図62は、実施の形態19による高耐圧N
MOSトランジスタの製造方法の第2ステップを説明す
るための図である。なお、図36と同様の部分について
は同一の参照符号を付し、説明は省略する。
【0383】図62(a)を参照して、シリコン基板1
065上にシリコン酸化膜1067が形成される。な
お、シリコン基板1065にシリコン酸化膜1067が
形成されていない部分の幅Lは、図36のシリコン基板
1065にシリコン酸化膜1067が形成されていない
部分の幅Lより長くしている。図62(b)は、図62
(a)の上面図である。
【0384】図63は、実施の形態19による高耐圧N
MOSトランジスタの製造方法の第3ステップを説明す
るための図である。なお、図37と同様の部分について
は同一の参照符号を付しその説明は省略する。
【0385】図63(a)を参照して、Pウェル107
3が形成される幅は、図37のPウェル1073の幅よ
り広くなる。図63(b)は、図63(a)の上面図で
ある。
【0386】図64は、実施の形態19による高耐圧N
MOSトランジスタの製造方法の第4ステップを説明す
るための図である。なお、図38と同様の部分について
は同一の参照符号を付しその説明は省略する。実施の形
態19による高耐圧NMOSトランジスタの製造方法の
第4ステップは、図38に示した一般的なNMOSトラ
ンジスタの製造方法の第4ステップと同様である。
【0387】図65は、実施の形態19による高耐圧N
MOSトランジスタの製造方法の第5ステップを説明す
るための図である。なお、図39と同様の部分について
は同一の参照符号を付しその説明を適宜省略する。
【0388】図65(a)を参照して、濃度の低いn-
領域1079のゲート長方向の長さは、図39のn-
域1079のゲート長方向の長さよりも長くしている。
図65(b)は、図65(a)の上面図である。
【0389】図66は、実施の形態19による高耐圧N
MOSトランジスタの製造方法の第6ステップを説明す
るための図である。なお、図40と同様の部分について
は同一の参照符号を付しその説明を省略する。実施の形
態19による高耐圧NMOSトランジスタの製造方法の
第6ステップは、図40に示した一般的なNMOSトラ
ンジスタの製造方法の第6ステップと同様である。
【0390】図67は、実施の形態19による高耐圧N
MOSトランジスタの製造方法の第7ステップを説明す
るための図である。なお、図41と同様の部分について
は同一の参照符号を付しその説明を適宜省略する。
【0391】図67(a)を参照して、濃度の高いn+
領域1085を形成しようとする部分を除いて、シリコ
ン酸化膜1067、n- 領域1079および高温酸化膜
1081上にレジスト1087を形成する。そして、濃
度の高いヒソ(n+ )1083を注入することにより、
濃度の高いn+ 領域1085を、Pウェル1073に形
成する。
【0392】ここで、レジスト1087は、トランスフ
ァゲート1075のエッジとn+ 領域1085との間の
ゲート長方向の距離LLbが、図41に示した一般的な
NMOSトランジスタのトランスファゲート1075の
エッジとn+ 領域1085との間の距離LLaより長く
なるように、図67のレジスト1087を形成する。す
なわち、LLb>LLaとなるように、図67のレジス
ト1087を形成する。なお、レジスト1087がある
部分は、ヒソ(n+ )1083は注入されない。
【0393】また、高耐圧NMOSトランジスタの製造
方法の第7ステップにおいて、レジスト1087を形成
する工程は、図50で示したメモリセルに用いるNMO
Sトランジスタの製造方法の第7ステップでレジスト1
087を形成する工程を用いることができる。このた
め、メモリセルを有する半導体記憶装置において、実施
の形態19による高耐圧NMOSトランジスタを用いる
場合には、新たな工程を追加する必要がない。
【0394】図68は、実施の形態19による高耐圧N
MOSトランジスタの製造方法の第8ステップを説明す
るための図である。なお、図42と同様の部分について
は同一の参照符号を付し説明を省略する。実施の形態1
9による高耐圧NMOSトランジスタの製造方法の第8
ステップは、図42で示した一般的なNMOSトランジ
スタの製造方法の第8ステップと同様である。
【0395】図69は、実施の形態19による高耐圧N
MOSトランジスタの製造方法の第9ステップを説明す
るための図である。なお、図43と同様の部分について
は同一の参照符号を付し説明を省略する。実施の形態1
9による高耐圧NMOSトランジスタの製造方法の第9
ステップは、図43に示した一般的なNMOSトランジ
スタの製造方法の第9ステップと同様である。
【0396】図61(b)〜図69(b)は、それぞ
れ、図61(a)〜図69(a)の上面図である。
【0397】以上の、図61〜69で説明した製造方法
によって作成された実施の形態19による高耐圧NMO
Sトランジスタのトランスファゲート1075のエッジ
と濃度の高いn+ 領域1085との間の距離LLb(図
67)は、図35〜図43で説明した製造方法によって
作成された一般的なNMOSトランジスタのトランスフ
ァゲート1075のエッジと濃度の高いn+ 領域108
5との間の距離LLaよりも長くなる。このため、実施
の形態19による高耐圧NMOSトランジスタでは、一
般的なNMOSトランジスタに比し、パンチスルーが生
じにくい。すなわち、実施の形態19による高耐圧NM
OSトランジスタでは、一般的なNMOSトランジスタ
に比し、パンチスルーが生じる電圧が高くなる。このた
め、2つのn+ 領域1085間に高い電圧が印加されて
も、一般的なNMOSトランジスタに比し、パンチスル
ーを起こしにくく、トランジスタの破壊を防止すること
ができる。
【0398】実施の形態19による高耐圧NMOSトラ
ンジスタは、実施の形態10で用いた高耐圧NMOSト
ランジスタとして用いることができる。すなわち、図1
0および図14のNMOSトランジスタ93として、実
施の形態19による高耐圧NMOSトランジスタを用い
ることができる。さらに、図27および図30のNMO
Sトランジスタ93として実施の形態19による高耐圧
NMOSトランジスタを用いることができる。
【0399】このように、内部電位発生回路、すなわ
ち、半導体装置に含まれているNMOSトランジスタの
うち、ソース・ドレイン間に高電圧が印加されるNMO
Sトランジスタとして実施の形態19による高耐圧NM
OSトランジスタを用いることにより、高電圧が印加さ
れてもパンチスルーを起こしにくく、トランジスタの破
壊を防止できる。すなわち、図35〜図43で説明した
製造方法によって作成された一般的なNMOSトランジ
スタを、高電圧が印加される部分に用いる場合に比し、
実施の形態19による高耐圧NMOSトランジスタを用
いた方が、高電圧が印加された場合にパンチスルーが生
じにくく、トランジスタの破壊を防止できる。このこと
は、内部電位発生回路(半導体装置)の信頼性を向上さ
せることにつながる。
【0400】(実施の形態20)図70は、本発明の実
施の形態20による内部電位発生回路としての昇圧電位
発生回路の詳細を示す回路図である。なお、図14およ
び図27と同様の部分については同一の参照符号を付
し、その説明を適宜省略する。
【0401】図70の実施の形態20による昇圧電位発
生回路は、図27の昇圧電位発生回路のノードN52と
ノードN54との間に直列に接続された高耐圧NMOS
トランジスタ1059およびNMOSトランジスタ12
3,125を設けたものである。その他の部分は、図2
7の昇圧電位発生回路と同様である。なお、図70の高
耐圧NMOSトランジスタ1059およびNMOSトラ
ンジスタ123,125は、それぞれ、図14の昇圧電
位発生回路のNMOSトランジスタ121,123,1
25に相当するものであり、図70の高耐圧NMOSト
ランジスタ1059およびNMOSトランジスタ12
3,125の機能は、図14のNMOSトランジスタ1
21,123,125と同様である。ただ異なるのは、
図14のノードN52に接続されるNMOSトランジス
タ121と、図70のノードN52に接続される高耐圧
NMOSトランジスタ1059である。なお、高耐圧N
MOSトランジスタ1059は、実施の形態19による
高耐圧NMOSトランジスタと同様である。
【0402】このように、ノードN52に接続されるN
MOSトランジスタを高耐圧NMOSトランジスタ10
59にした理由は以下のとおりである。まず、図35〜
図43で説明した製造方法によって作成される一般的な
NMOSトランジスタにおいては、n+ 領域1085と
Pウェル1073との接合部(図43)に加え得る最大
の電圧は7〜8Vである。すなわち、これ以上の電圧が
接合部に印加された場合には、パンチスルーを起こしや
すく、トランジスタが破壊されてしまう恐れがある。
【0403】ここで、図70のような昇圧電位発生回路
では、ノードN52の電位は、最大で約8.6Vであ
る。すなわち、昇圧電位Vpp+電源電位Vcc=5V
+3.6V=8.6Vである。一方、基板電位Vbb
は、−1Vである。したがって、ノードN52に接続さ
れる高耐圧NMOSトランジスタ1059のn+ ソース
/ドレイン電極と図示しない基板との間の接合部には、
約10Vの電圧が加わることになる。すなわち、接合部
に印加される電圧は、Vpp+Vcc+|Vbb|≒1
0Vである。したがって、高耐圧NMOSトランジスタ
1059が用いられている部分に、一般的なNMOSト
ランジスタを用いた場合には、パンチスルーが生じやす
く、トランジスタの破壊を招く恐れがある。
【0404】以上のような理由から、ノードN52に接
続されるNMOSトランジスタとして、高耐圧NMOS
トランジスタ1059を用いている。この高耐圧NMO
Sトランジスタ1059として、実施の形態19による
高耐圧NMOSトランジスタを用いた場合には、その接
合部に加え得る最大の電圧はたとえば、12〜13Vに
することができる。このため、ノードN52に、Vpp
+Vcc=5V+3.6Vの電位が印加され、基板電位
Vbb=−1Vであっても、高耐圧NMOSトランジス
タ1059はパンチスルーを起こしにくく、破壊される
こともない。
【0405】以上のように、実施の形態20による昇圧
電位発生回路では、高電圧が印加される部分、すなわ
ち、ノードN52とノードN54との間に直列に接続さ
れる3つのNMOSトランジスタのうちノードN52に
接続されるNMOSトランジスタとして、高耐圧NMO
Sトランジスタ1059(実施の形態19による高耐圧
NMOSトランジスタ)を用いている。このため、ノー
ドN52に高電圧が印加されても、高耐圧NMOSトラ
ンジスタ1059はパンチスルーを起こしにくく、破壊
されにくい。すなわち、実施の形態20による昇圧電位
発生回路においては、高耐圧NMOSトランジスタ10
59を用いることにより、その信頼性を向上させること
ができる。
【0406】また、実施の形態20による昇圧電位発生
回路は、図14の昇圧電位発生回路の構成および図27
の昇圧電位発生回路の構成を含んでいる。このため、実
施の形態20による昇圧電位発生回路は、実施の形態7
による昇圧電位発生回路および実施の形態15による昇
圧電位発生回路と同様の効果を奏する。
【0407】なお、図14のレベル変換回路81とし
て、図22のレベル変換回路を用いることができる。そ
して、さらに、図14のNMOSトランジスタ121と
して実施の形態19による高耐圧NMOSトランジスタ
を用いることができる。そして、さらに、図14のキャ
パシタ89として、図27のキャパシタ1039または
図30のキャパシタ1043を用いることができる。
【0408】図71は、実施の形態20による内部電位
発生回路としての昇圧電位発生回路の変更例を詳細に示
す回路図である。なお、図70と同様の部分については
同一の参照符号を付しその説明は適宜省略する。
【0409】図71の昇圧電位発生回路は、図70の昇
圧電位発生回路のNMOSトランジスタ123,125
として、高耐圧NMOSトランジスタ1061,106
3を設けたものである。なお、この高耐圧NMOSトラ
ンジスタ1061,1063は、実施の形態19による
高耐圧NMOSトランジスタと同様である。
【0410】このように、実施の形態20による昇圧電
位発生回路の変更例においては、ノードN52とノード
N54との間に直列に接続される3つのNMOSトラン
ジスタのすべてを、高耐圧NMOSトランジスタ105
9,1061,1063としている。このため、実施の
形態20による昇圧電位発生回路の変更例は、図70に
示した実施の形態20による昇圧電位発生回路と同様の
効果を奏する。
【0411】なお、図14のレベル変換回路81として
図22のレベル変換回路を用いることもできる。そし
て、さらに、図14のNMOSトランジスタ121,1
23,125をすべて、実施の形態19による高耐圧N
MOSトランジスタにすることもできる。そして、さら
に、図14のキャパシタ89として、図27のキャパシ
タ1039または図30のキャパシタ1043を用いる
ことができる。
【0412】(実施の形態21)図72は、昇圧電位発
生回路、内部電源電位発生回路および基板電位発生回路
を有する、一般的な半導体装置において、昇圧電位発生
回路、内部電源電位発生回路および基板電位発生回路の
動作開始のタイミングを説明するための図である。図7
2を参照して、縦軸は電圧を示し、横軸は時間を示して
いる。
【0413】図72を参照して、一般的な半導体装置に
おいては、外部電源電位extVccがまず入力され
る。そして、この外部電源電位extVccを受けて、
内部電源電位発生回路が動作を開始し、内部電源電位i
ntVccを発生する。この内部電源電位intVcc
を受けて、昇圧電位発生回路が動作を開始し、昇圧電位
Vppを発生し始める。一方、基板電位発生回路もまた
内部電源電位intVccを受けて、動作を開始し、基
板電位Vbbを発生し始める。
【0414】ここで、外部電源電位extVccが入力
されると、それに応じて、基板電位発生回路の動作が開
始していないにもかかわらず、基板電位Vbbが上昇す
る。このため、基板電位Vbbが上昇した時刻(基板電
位Vbbが正である時刻)に、昇圧電位発生回路が動作
し始め、昇圧電位Vppを発生した場合には半導体装置
を構成するトランジスタが破壊される恐れがある。実施
の形態21による半導体装置はこのような問題点を解決
するためになされたものである。
【0415】図73は、本発明の実施の形態21による
半導体装置の概略を示すブロック図である。
【0416】図73を参照して、実施の形態21による
半導体装置は、基板電位発生回路1095、内部電源電
位発生回路1097および昇圧電位発生回路1099を
含む。
【0417】基板電位発生回路1095は、外部電源電
位extVccを受けて、動作を開始し始め、基板電位
Vbbを発生する。内部電源電位発生回路1097は、
外部電源電位extVccを受けて、動作を開始し、内
部電源電位intVccを発生する。そして、昇圧電位
発生回路1099は、内部電源電位intVccを受け
て、動作を開始し、昇圧電位Vppを発生する。
【0418】図74は、図73の半導体装置を構成する
基板電位発生回路1095、内部電源電位発生回路10
97および昇圧電位発生回路1099が動作を開始する
タイミングを説明するための図である。図74を参照し
て、縦軸は電圧を示し、横軸は時間を示している。
【0419】まず、半導体装置には、外部電源電位ex
tVccが入力される。それに応じて、半導体装置の基
板電位が上昇する。時刻aにおいて、基板電位発生回路
は外部電源電位extVccに基づき動作を開始する。
そして、基板電位Vbbを発生し、時間とともに、基板
電位Vbbは負になっていく。
【0420】次に、基板電位発生回路1095が動作を
開始した後、内部電源電位発生回路1097が動作を開
始し、時刻bにおいて、内部電源電位intVccが急
速に立上がり始める。
【0421】次に、昇圧電位発生回路1099は、内部
電源電位発生回路1097からの内部電源電位intV
ccを受けて、動作を開始し始め、時刻cにおいて、昇
圧電位Vppは急速に立上がり始める。
【0422】以上のように、実施の形態21による半導
体装置においては、基板電位発生回路1095を外部電
源電位extVccに基づき動作させるとともに、昇圧
電位発生回路1099は内部電源電位発生回路1097
からの内部電源電位intVccに基づき動作するよう
にしている。このため、基板電位発生回路1095が動
作した後に、昇圧電位発生回路1099が動作する。し
たがって、基板電位Vbbが正のときに大きな昇圧電位
Vppが半導体装置に印加されることはなく、すなわ
ち、基板電位Vbbが十分負になったときに大きな昇圧
電位Vppが半導体装置に印加されるため、半導体装置
を構成するトランジスタの破壊を防止することができ
る。すなわち、実施の形態21による半導体装置におい
ては、その信頼性を向上させることができる。
【0423】なお、図73の基板電位発生回路1095
としては、図12、図15、図32および図34の降圧
電位発生回路を用いることができる。また、図73の昇
圧電位発生回路1099としては、図10、図14、図
27、図30、図70および図71の昇圧電位発生回路
を用いることができる。
【0424】
【発明の効果】以上ように、本発明の請求項1のレベル
変換回路においては、第1および第2の電流遮断手段
は、レベルシフト手段の入力部または出力部に貫通電流
が流れる状態になる前に、第1のノードと第2のノード
との間の電流経路を遮断する。
【0425】このため、第1のノードと第2のノードと
の間の貫通電流を阻止できる。本発明の請求項2のレベ
ル変換回路においては、入力部電流遮断用の第1導電型
トランジスタおよび出力部電流遮断用の第2導電型トラ
ンジスタは第1のレベルの信号が入力される前にオフに
なる。出力部電流遮断用の第1導電型トランジスタおよ
び入力部電流遮断用の第2導電型トランジスタは、第1
のレベルの信号の入力か停止される前にオフになる。
【0426】すなわち、入力部電流遮断用の第1導電型
トランジスタ、出力部電流遮断用の第2導電型トランジ
スタ、出力部電流遮断用第1導電型トランジスタまたは
入力部電流遮断用の第2導電型トランジスタは、レベル
シフト手段の入力部または出力部に貫通電流が流れる状
態になる前に、第1のノードと第2のノードとの間の電
流経路を遮断する。
【0427】このため、第1のノードと第2のノードと
の間の貫通電流を阻止することができる。
【0428】本発明の請求項3のレベル変換回路におい
ては、第1および第2の電流遮断手段は、レベルシフト
手段の入力部または出力部に貫通電流が流れる状態にな
るときに、第1のノードと第2のノードとの間の電流経
路を遮断する。
【0429】このため、第1のノードと第2のノードと
の間の貫通電流を阻止できる。本発明の請求項4のレベ
ル変換回路においては、入力部遮断用の第1導電型トラ
ンジスタおよび出力部電流遮断用の第2導電型トランジ
スタは、第1のレベルの信号が入力されるときにオフに
なる。出力部電流遮断用の第1導電型トランジスタおよ
び入力部電流遮断用の第2導電型トランジスタは、第1
のレベルの信号の入力が停止されることきにオフにな
る。
【0430】すなわち、入力部電流遮断用の第1導電型
トランジスタ、出力部電流遮断用の第2導電型トランジ
スタ、出力部電流遮断用の第1導電型トランジスタまた
は入力部電流遮断用の第2導電型トランジスタは、レベ
ルシフト手段の入力部または出力部に貫通電流が流れる
状態になるときに、第1のノードと第2のノードとの間
の電流経路を遮断する。
【0431】このため、第1のノードと第2のノードと
の間の貫通電流を阻止できる。本発明の請求項5のレベ
ル変換回路においては、第1の入力部電位設定手段、第
1の出力部電位設定手段、第2の入力部電位設定手段お
よび第2の出力部電位設定手段は、それぞれ、入力部電
流遮断用の第1導電型トランジスタと入力部第1導電型
トランジスタとの間のノード、出力部電流遮断用の第1
導電型トランジスタと出力部第1導電型トランジスタと
の間のノード、入力部電流遮断用の第2導電型トランジ
スタと入力部第2導電型トランジスタとの間のノードお
よび出力部電流遮断用の第2導電型トランジスタと出力
部第2導電型トランジスタとの間のノードの電位を所定
の電位に設定する。
【0432】このため、入力部電流遮断用の第1導電型
トランジスタと入力部第1導電型トランジスタとの間の
ノード、出力部電流遮断用の第1導電型トランジスタと
出力部第1導電型トランジスタとの間のノード、入力部
電流遮断用の第2導電型トランジスタと入力部第2導電
型トランジスタとの間のノードおよび出力部電流遮断用
の第2導電型トランジスタと出力部第2導電型トランジ
スタとの間のノードにノイズが乗るのを防止でき、ラッ
チアップの要因を除去できる。
【0433】本発明の請求項6のレベル変換回路におい
ては、第1の入力部用の抵抗、第1の出力部用の抵抗、
第2の入力部用の抵抗および第2の出力部用の抵抗は、
それぞれ、入力部電流遮断用の第1導電型トランジスタ
と入力部第1導電型トランジスタとの間のノード、出力
部電流遮断用の第1導電型トランジスタと出力部第1導
電型トランジスタとの間のノード、入力部電流遮断用の
第2導電型トランジスタと入力部第2導電型トランジス
タとの間のノードおよび出力部電流遮断用の第2導電型
トランジスタと出力部第2導電型トランジスタとの間の
ノードの電位を所定の電位に設定する。
【0434】このため、入力部電流遮断用の第1導電型
トランジスタと入力部第1導電型トランジスタとの間の
ノード、出力部電流用の第1導電型トランジスタと出力
部第1導電型トランジスタとの間のノード、入力部電流
遮断用の第2導電型トランジスタと入力部第2導電型ト
ランジスタとの間のノードおよび出力部電流遮断用の第
2導電型トランジスタと出力部第2導電型トランジスタ
との間のノードにノイズが乗るのを防止でき、ラッチア
ップの要因を除去できる。
【0435】本発明の請求項7のレベル変換回路におい
ては、第1の入力部電位設定手段としての第1導電型ト
ランジスタ、第1の出力部電位設定手段としての第1導
電型トランジスタ、第2の入力部電位設定手段としての
第2導電型トランジスタおよび第2の出力部電位設定手
段としての第2導電型トランジスタは、それぞれ、入力
部電流遮断用の第1導電型トランジスタと入力部第1導
電型トランジスタとの間のノード、出力部電流遮断用の
第1導電型トランジスタと出力部第1導電型トランジス
タとの間のノード、入力部電力遮断用の第2導電型トラ
ンジスタと入力部第2導電型トランジスタとの間のノー
ドおよび出力部電流遮断用の第2導電型トランジスタと
を出力部第2導電型トランジスタとの間のノードの電位
を所定の電位に設定する。
【0436】このため、入力部電流遮断用の第1導電型
トランジスタと入力部第1導電型トランジスタとの間の
ノード、出力部電流遮断用の第1導電型トランジスタと
出力部第1導電型トランジスタとの間のノード、入力電
流遮断用第2導電型トランジスタと入力部第2導電型ト
ランジスタとの間のノードおよび出力部電流遮断用の第
2導電型トランジスタと出力部第2導電型トランジスタ
との間のノードにノイズが乗るのを防止でき、ラッチア
ップの要因を除去できる。
【0437】本発明の請求項8のレベル変換回路におい
ては、遅延手段により、遅延させた第1のレベルの信号
がレベルシフト手段に入力される。すなわち、レベルシ
フト手段の入力部または出力部は、遅延後の第1のレベ
ルの信号に基づいて、貫通電流が流れる状態になる。
【0438】第1および第2の電流遮断手段は、遅延前
の第1のレベルの信号に基づき、第1のノードと第2の
ノードとの間の電流経路を遮断し、貫通電流を阻止す
る。
【0439】このように、遅延手段を設けることによ
り、レベルシフト手段に入力する信号と、第1および第
2の電流遮断手段に入力する信号とを共通にして、貫通
電流を阻止しているため、別々にする場合に比し、信号
配線の本数を減らすことができる。
【0440】本発明の請求項9のレベル変換回路におい
ては、遅延手段により遅延させた第1のレベルの信号が
レベルシフト手段に入力される。すなわち、レベルシフ
ト手段の入力部または出力部は、遅延後の第1のレベル
の信号に基づいて、貫通電流が流れる状態になる。
【0441】入力部電流遮断用の第1導電型トランジス
タおよび出力部電流遮断用の第2導電型トランジスタ
は、遅延前の第1のレベルの信号の入力に応じてオフに
なる。出力部電流遮断用の第1導電型トランジスタおよ
び入力部電流遮断用の第2導電型トランジスタは、遅延
前の第1のレベルの信号の入力停止に応じてオフにな
る。
【0442】すなわち、入力電流遮断用の第1導電型ト
ランジスタ、出力部電流遮断用の第2導電型トランジス
タ、出力部電流遮断用の第1導電型トランジスタまたは
入力部電流遮断用の第2導電型トランジスタは、遅延前
の第1のレベルの信号に応じて、レベルシフト手段の入
力部または出力部に貫通電流が流れる状態になる前に、
第1のノードと第2のノードとの間の電流経路を遮断
し、貫通電流を阻止する。
【0443】このように、遅延手段を設けることによ
り、レベルシフト手段に入力する信号と、入力部電流遮
断用の第1導電型トランジスタ、出力部電流遮断用の第
2導電型トランジスタ、出力部電流遮断用の第1導電型
トランジスタおよび入力部電流遮断用の第2導電型トラ
ンジスタに入力する信号とを共通にして、貫通電流を阻
止しているため、別々にする場合に比し、信号配線の本
数を減らすことができる。
【0444】本発明の請求項10の内部電位発生回路に
おいては、レベル変換手段は、そこに貫通電流が流れる
状態になる前に、第2のレベルの電位を有する第1のノ
ードと第3のレベルの電位を有する第2のノードとの間
の電流経路を遮断する。このため、第1のノードと第2
のノードとの間の貫通電流を阻止できる。
【0445】ポンプ手段の電荷伝達トランジスタは、そ
の制御電極に、第4のレベルの電位を受けたときにオン
し、電荷を第3のノードに出力する。これにより、第3
のノードは、第2のレベルの電位になる。
【0446】第4のレベルの電位と第2のレベルの電位
との電位差の絶対値は、電荷伝達トランジスタのしきい
値電圧の絶対値よりも大きい。第3のノードと第1のノ
ードとは接続されており、レベル変換手段は、第3のノ
ードの第2のレベルの電位に基づき、第2のレベルの信
号を出力する。
【0447】このように、第3のノードの電位と電荷伝
達トランジスタの制御電極の電位との電位差の絶対値
が、電荷伝達トランジスタのしきい値電圧の絶対値より
も大きいため、効率よく第3のノードに電荷を伝達でき
る。
【0448】さらに、第3のノードと第1のノードとが
接続されているが、第1のノードと第2のノードとの間
の貫通電流を阻止できるため、効率よく、内部電位を発
生できる。
【0449】本発明の請求項11の内部電位発生回路に
おいては、レベル変換手段は、そこに貫通電流が流れる
状態になるときに、第2のレベルの電位を有する第1の
ノードと第3のレベルの電位を有する第2のノードとの
間の電流経路を遮断する。このため、第1のノードと第
2のノードとの間の貫通電流を阻止できる。
【0450】ポンプ手段の電荷伝達トランジスタは、そ
の制御電極に、第4のレベルの電位を受けたときにオン
し、電荷を第3のノードに出力する。これにより、第3
のノードは、第2のレベルの電位になる。
【0451】第4のレベルの電位と第2のレベルの電位
との電位差の絶対値は、電荷伝達トランジスタのしきい
値電圧の絶対値よりも大きい。第3のノードと第1のノ
ードとは接続されており、レベル変換手段は、第3のノ
ードの第2のレベルの電位に基づき第2のレベルの信号
を出力する。
【0452】このように、第3のノードの電位と電荷伝
達トランジスタの制御電極の電位との電位差の絶対値
が、電荷伝達トランジスタのしきい値電圧の絶対値より
も大きいため、効率よく第3のノードに電荷を出力でき
る。
【0453】さらに、第3のノードと第1のノードとが
接続されているが、第1のノードと第2のノードとの間
の貫通電流を阻止できるため、効率よく内部電位を発生
できる。
【0454】本発明の請求項12の内部電位発生回路に
おいては、ポンプ手段に含まれる電位決定手段は、レベ
ル変換手段からパルスとして出力される第2のレベルの
信号に応答して、その電位が変化する第4のノードの電
位の変化の絶対値が、所定値よりも小さく変化するよう
に、第4のノードの電位を決定する。このため、第4の
ノードの電位の、上がりすぎ、または下がりすぎを防止
できる。
【0455】本発明の請求項13の内部電位発生回路に
おいては、ダイオード接続されたトランジスタは、レベ
ル変換手段からパルスとして出力される第2のレベルの
信号に応答して、その電位が変化する第4のノードの電
位の変化の絶対値が、所定値よりも小さく変化するよう
に第4のノードの電位を決定する。このため、第4のノ
ードの電位の上がりすぎ、または下がりすぎを防止する
ことができる。
【0456】本発明の請求項14の内部電位発生回路に
おいては、トランジスタは、その制御電極に第4のレベ
ルの信号が繰り返し印加されても破壊されない、高耐圧
トランジスタである。このため、内部電位発生回路の信
頼性を向上させることができる。
【0457】本発明の請求項15の内部電位発生回路に
おいては、レベル変換手段は、そこに貫通電流が流れる
状態になる前に、第2のレベルの電位を有する第1のノ
ードと第3のレベルの電位を有する第2のノードとの間
の電流経路を遮断する。このため、第1のノードと第2
のノードとの間の貫通電流を阻止できる。
【0458】ポンプ手段の電荷伝達トランジスタは、そ
の制御電極に、第4のレベルの電位を受けたときにオン
し、電荷を第5のノードに出力する。これにより、第5
のノードは、第2のレベルの電位になる。
【0459】第4のレベルの電位と第2のレベルの電位
との電位差の絶対値は、電荷伝達トランジスタのしきい
値電圧の絶対値よりも大きい。第5のノードと第1のノ
ードとは接続されており、レベル変換手段は、第5のノ
ードの第2のレベルの電位に基づき、第2のレベルの信
号を出力する。
【0460】このように、第5のノードの電位と電荷伝
達トランジスタの制御電極の電位との電位差の絶対値
が、電荷伝達トランジスタのしきい値電圧の絶対値より
も大きいため、効率よく第5のノードに電荷を伝達でき
る。
【0461】さらに、第5のノードと第1のノードとが
接続されているが、第1のノードと第2のノードとの間
の貫通電流を阻止できるため、効率よく、内部電位を発
生できる。
【0462】本発明の請求項16の内部電位発生回路に
おいては、レベル変換手段は、そこに貫通電流が流れる
状態になるときに、第2のレベルの電位を有する第1の
ノードと第3のレベルの電位を有する第2のノードとの
間の電流経路を遮断する。このため、第1のノードと第
2のノードとの間の貫通電流を阻止できる。
【0463】ポンプ手段の電荷伝達トランジスタは、そ
の制御電極に、第4のレベルの電位を受けたときにオン
し、電荷を第5のノードに出力する。これにより、第5
のノードは、第2のレベルの電位になる。
【0464】第4のレベルの電位と第2のレベルの電位
との電位差の絶対値は、電荷伝達トランジスタのしきい
値電圧の絶対値よりも大きい。第5のノードと第1のノ
ードとは接続されており、レベル変換手段は、第5のノ
ードの第2のレベルの電位に基づき、第2のレベルの信
号を出力する。
【0465】このように、第5のノードの電位と電荷伝
達トランジスタの制御電極の電位との電位差の絶対値
が、電荷伝達トランジスタのしきい値電圧の絶対値より
も大きいため、効率よく第5のノードに電荷を出力でき
る。
【0466】さらに、第5のノードと第1のノードとが
接続されているが、第1のノードと第2のノードとの間
の貫通電流を阻止できるため、効率よく内部電位を発生
できる。
【0467】本発明の請求項17の内部電位発生回路に
おいては、ポンプ手段に含まれる電位決定手段は、レベ
ル変換手段からパルスとして出力される第2のレベルの
信号に応答して、その電位が変化する第6のノードの電
位の変化の絶対値が、所定値よりも小さく変化するよう
に、第6のノードの電位を決定する。このため、第6の
ノードの電位の上がりすぎ、または下がりすぎを防止で
きる。
【0468】本発明の請求項18の内部電位発生回路に
おいては、ダイオード接続されたトランジスタは、レベ
ル変換手段からパルスとして出力される第2のレベルの
信号に応答して、その電位が変化する第6のノードの電
位の変化の絶対値が、所定値よりも小さく変化するよう
に第6のノードの電位を決定する。このため、第6のノ
ードの電位の上がりすぎ、または下がりすぎを防止する
ことができる。
【0469】本発明の請求項19の内部電位発生回路に
おいては、トランジスタは、その制御電極に第4のレベ
ルの信号が繰返し印加されても破壊されない、高耐圧ト
ランジスタである。このため、内部電位発生回路の信頼
性を向上させることができる。
【0470】本発明の請求項20の内部電位発生回路に
おいては、トランジスタの不純物を含む領域の濃度の高
い部分と制御電極のエッジとの間の距離が、制御電極の
側壁に形成された絶縁膜により、制御電極のエッジと不
純物を含む領域の濃度の高い部分との間の距離が決定さ
れるトランジスタに比し、長い。
【0471】このため、本発明の請求項20の内部電位
発生回路が有するトランジスタは、制御電極の側壁に形
成された絶縁膜により制御電極のエッジと不純物を含む
領域の濃度の高い部分との間の距離が決定されるトラン
ジスタに比し、高電圧が印加されてもパンチスルーを起
こしにくく、破壊されにくい。すなわち、この内部電位
発生回路は高電圧が印加されても破壊されにくいトラン
ジスタを有しているため、その信頼性が高い。
【0472】本発明の請求項21の内部電位発生回路に
おいては、MOSトランジスタからなるキャパシタ、電
位固定MOSトランジスタまたは電荷伝達トランジスタ
は、ウェルを形成することなく、半導体基板上に直接、
第1電極および第2電極が形成されているため、しきい
値電圧の絶対値が小さくなる。このため、MOSトラン
ジスタは、キャパシタになりやすい。さらに、電位固定
MOSトランジスタおよび電荷伝達トランジスタは、効
率よく電荷を伝達することができる。
【0473】本発明の請求項22の内部電位発生回路に
おいては、チャージポンプを行なうキャパシタがディプ
リーショントランジスタであるため、内部電位発生回路
の動作範囲で、常にチャネルが形成されている。このた
め、チャネルの解消によるリーク電流の発生を防止でき
る。
【0474】本発明の請求項23の内部電位発生回路に
おいては、チャージポンプを行なうキャパシタとしての
ディプリーショントランジスタは、ウェルを形成するこ
となく、半導体基板上に直接、第1電極および第2電極
が形成するため、しきい値電圧の絶対値が小さくなる。
このため、ディプリーショントランジスタは、キャパシ
タになりやすい。
【0475】本発明の請求項24の内部電位発生ユニッ
トにおいては、第2の駆動信号発生手段は、制御信号発
生手段からの制御信号に応じて、第2の駆動信号の発生
を制御する。すなわち、制御信号により第2の内部電位
発生手段のオン/オフを制御する。
【0476】このため、制御信号のレベルを変えるだけ
で、容易に、内部電位発生ユニットの能力を切替えるこ
とができる。
【0477】本発明の請求項25の内部電位発生ユニッ
トにおいては、制御手段は、第2の内部電位発生手段へ
の駆動信号の入力を制御する制御信号を発生することに
より、第2の内部電位発生手段の駆動を制御する。すな
わち、制御信号により第2の内部電位発生手段のオン/
オフを制御する。
【0478】このため、制御信号のレベルを変えるだけ
で、容易に内部電位発生ユニットの能力を切替えること
ができる。
【0479】本発明の請求項26のレベル変換回路にお
いては、入力部用の第1および第2電流遮断手段は、入
力部用の第1および第2導電型トランジスタが同時にオ
ンになる前に、第1のノードと第2のノードとの間の電
流経路を遮断する。さらに、出力部用の第1および第2
の電流遮断手段は、出力部用の第1および第2導電型ト
ランジスタが同時にオンになる前に、第1のノードと第
2のノードとの間の電流経路を遮断する。このため、第
1のノードと第2のノードとの間の貫通電流を阻止でき
る。
【0480】本発明の請求項27のレベル変換回路にお
いては、第1導電型トランジスタである入力部用の第1
電流遮断手段および第2導電型トランジスタである入力
部用の第2電流遮断手段は、入力部用の第1および第2
導電型トランジスタが同時にオンになる前に、第1のノ
ードと第2のノードとの間の電流経路を遮断する。さら
に、第1導電型トランジスタである出力部用の第1電流
遮断手段および第2導電型トランジスタである出力部用
の第2電流遮断手段は、出力部用の第1および第2導電
型トランジスタが同時にオンになる前に、第1のノード
と第2のノードとの間の電流経路を遮断する。このた
め、第1のノードと第2のノードとの間の貫通電流を阻
止することができる。
【0481】本発明の請求項28のレベル変換回路にお
いては、入力部用の第1および第2の電流遮断手段は、
入力部用の第1および第2導電型トランジスタが同時に
オンになるときに、第1のノードと第2のノードとの間
の電流経路を遮断する。さらに、出力部用の第1および
第2の電流遮断手段は、出力部用の第1および第2導電
型トランジスタが同時にオンになるときに、第1のノー
ドと第2のノードとの間の電流経路を遮断する。このた
め、第1のノードと第2のノードとの間の貫通電流を阻
止できる。
【0482】本発明の請求項29のレベル電位発生回路
において、第1導電型トランジスタである入力部用の第
1電流遮断手段および第2導電型トランジスタである入
力部用の第2電流遮断手段は、入力部用の第1および第
2導電型トランジスタが同時にオンになるときに、第1
のノードと第2のノードとの間の電流経路を遮断する。
さらに、第1導電型トランジスタである出力部用の第1
電流遮断手段および第2導電型トランジスタである出力
部用の第2電流遮断手段は、出力部用の第1および第2
導電型トランジスタが同時にオンになるときに、第1の
ノードと第2のノードとの間の電流経路を遮断する。こ
のため、第1のノードと第2のノードとの間の貫通電流
を阻止することができる。
【0483】本発明の請求項30の半導体装置において
は、第2のトランジスタの第2不純物領域の、制御電極
長方向の長さは、第1のトランジスタの第2不純物領域
の、制御電極長方向の長さより長いため、第2のトラン
ジスタに高電圧が印加されても、第1のトランジスタに
比し、パンチスルーが生じにくく、破壊されにくい。こ
のため第2のトランジスタを有する半導体装置は、その
信頼性を向上できる。
【0484】本発明の請求項31の半導体装置において
は、基板電位発生手段に入力される外部信号よりも遅い
タイミングで、昇圧電位発生手段に内部信号が入力され
るため、基板電位発生手段が動作を開始した後に、昇圧
電位発生手段が動作を開始する。このため、基板電位が
正の状態にあるときに、大きな昇圧電位が発生されるこ
とがないため、半導体装置を構成するトランジスタの破
壊を防止できる。すなわち、半導体装置の信頼性を向上
させることができる。
【0485】本発明の請求項32の半導体装置において
は、基板電位発生手段を動作させるために入力される外
部電源電位に基づいて発生される内部電源電位により昇
圧電位発生手段は動作を開始するため、基板電位発生手
段が動作を開始した後に、昇圧電位発生手段は動作を開
始する。このため、基板電位が正の状態にあるときに、
大きい昇圧電位が発生されることがないため、半導体装
置を構成するトランジスタの破壊を防止できる。すなわ
ち、半導体装置の信頼性を向上できる。
【0486】本発明の請求項33のトランジスタ製造方
法においては、制御電極の側壁に、絶縁膜を形成すると
ともに、その側壁の絶縁膜に覆われていない不純物を含
む領域の表面上にレジストを形成して、濃度の高い不純
物を、不純物を含む領域に注入するため、制御電極の側
壁に絶縁膜のみを形成して、濃度の高い不純物を、不純
物を含む領域に注入する場合に比し、不純物を含む領域
の濃度の高い部分と制御電極のエッジとの間の距離を、
長くすることができる。このため、このトランジスタ製
造方法において作成されたトランジスタは、パンチスル
ーを起こす電圧が高く、すなわち、パンチスルーを生じ
にくく、高電圧を印加しても破壊されにくい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1によるレベル変換回路
の詳細を示す回路図である。
【図2】 図1のレベル変換回路の動作を説明するため
のタイミング図である。
【図3】 本発明の実施の形態2によるレベル変換回路
の詳細を示す回路図である。
【図4】 図3のレベル変換回路の動作を説明するため
のタイミング図である。
【図5】 本発明の実施の形態3によるレベル変換回路
の詳細を示す回路図である。
【図6】 本発明の実施の形態3によるレベル変換回路
の変更例の詳細を示す回路図である。
【図7】 本発明の実施の形態4によるレベル変換回路
の詳細を示す回路図である。
【図8】 一般的な、昇圧電位発生回路の詳細を示す回
路図である。
【図9】 図8の昇圧電位発生回路の動作を説明するた
めのタイミング図である。
【図10】 本発明の実施の形態5による内部電位発生
回路としての昇圧電位発生回路の詳細を示す回路図であ
る。
【図11】 図10の昇圧電位発生回路の動作を説明す
るためのタイミング図である。
【図12】 本発明の実施の形態6による内部電位発生
回路としての降圧電位発生回路の詳細を示す回路図であ
る。
【図13】 図12の降圧電位発生回路の動作を説明す
るためのタイミング図である。
【図14】 本発明の実施の形態7による内部電位発生
回路としての昇圧電位発生回路の詳細を示す回路図であ
る。
【図15】 本発明の実施の形態8による内部電位発生
回路としての降圧電位発生回路の詳細を示す回路図であ
る。
【図16】 一般的な、MOSトランジスタの構造を示
す図である。
【図17】 本発明の実施の形態9による内部電位発生
回路に用いられるMOSトランジスタの構造を示す図で
ある。
【図18】 本発明の実施の形態11による内部電位発
生ユニットを示す概略ブロック図である。
【図19】 図18の内部電位発生ユニットの動作を説
明するためのタイミング図である。
【図20】 本発明の実施の形態12による内部電位発
生ユニットを示す概略ブロック図である。
【図21】 図20の内部電位発生ユニットの動作を説
明するためのタイミング図である。
【図22】 本発明の実施の形態13によるレベル変換
回路の詳細を示す回路図である。
【図23】 本発明の実施の形態14によるレベル変換
回路の詳細を示す回路図である。
【図24】 一般的な内部電位発生回路としての昇圧電
位発生回路の詳細を示す回路図である。
【図25】 図24のキャパシタ1017およびNMO
Sトランジスタ77の構造を示す図である。
【図26】 図24の一般的な昇圧電位発生回路の動作
を説明するためのタイミング図である。
【図27】 本発明の実施の形態15による内部電位発
生回路としての昇圧電位発生回路の詳細を示す回路図で
ある。
【図28】 図27のキャパシタ1039およびNMO
Sトランジスタ97の構造を示す図である。
【図29】 図27の昇圧電位発生回路の動作を説明す
るためのタイミング図である。
【図30】 本発明の実施の形態16による内部電位発
生回路としての昇圧電位発生回路の詳細を示す回路図で
ある。
【図31】 図30のキャパシタ1043およびNMO
Sトランジスタ97の構造を示す図である。
【図32】 本発明の実施の形態17による内部電位発
生回路としての降圧電位発生回路の詳細を示す回路図で
ある。
【図33】 図32の降圧電位発生回路の動作を説明す
るためのタイミング図である。
【図34】 本発明の実施の形態18による内部電位発
生回路としての降圧電位発生回路の詳細を示す回路図で
ある。
【図35】 一般的なNMOSトランジスタの製造方法
の第1のステップを説明するための図である。
【図36】 一般的なNMOSトランジスタの製造方法
の第2のステップを説明するための図である。
【図37】 一般的なNMOSトランジスタの製造方法
の第3のステップを説明するための図である。
【図38】 一般的なNMOSトランジスタの製造方法
の第4のステップを説明するための図である。
【図39】 一般的なNMOSトランジスタの製造方法
の第5のステップを説明するための図である。
【図40】 一般的なNMOSトランジスタの製造方法
の第6のステップを説明するための図である。
【図41】 一般的なNMOSトランジスタの製造方法
の第7のステップを説明するための図である。
【図42】 一般的なNMOSトランジスタの製造方法
の第8のステップを説明するための図である。
【図43】 一般的なNMOSトランジスタの製造方法
の第9のステップを説明するための図である。
【図44】 メモリセルに用いるNMOSトランジスタ
の製造方法の第1のステップを説明するための図であ
る。
【図45】 メモリセルに用いるNMOSトランジスタ
の製造方法の第2のステップを説明するための図であ
る。
【図46】 メモリセルに用いるNMOSトランジスタ
の製造方法の第3のステップを説明するための図であ
る。
【図47】 メモリセルに用いるNMOSトランジスタ
の製造方法の第4のステップを説明するための図であ
る。
【図48】 メモリセルに用いるNMOSトランジスタ
の製造方法の第5のステップを説明するための図であ
る。
【図49】 メモリセルに用いるNMOSトランジスタ
の製造方法の第6のステップを説明するための図であ
る。
【図50】 メモリセルに用いるNMOSトランジスタ
の製造方法の第7のステップを説明するための図であ
る。
【図51】 メモリセルに用いるNMOSトランジスタ
の製造方法の第8のステップを説明するための図であ
る。
【図52】 基板トランジスタの製造方法の第1のステ
ップを説明するための図である。
【図53】 基板トランジスタの製造方法の第2のステ
ップを説明するための図である。
【図54】 基板トランジスタの製造方法の第3のステ
ップを説明するための図である。
【図55】 基板トランジスタの製造方法の第4のステ
ップを説明するための図である。
【図56】 基板トランジスタの製造方法の第5のステ
ップを説明するための図である。
【図57】 基板トランジスタの製造方法の第6のステ
ップを説明するための図である。
【図58】 基板トランジスタの製造方法の第7のステ
ップを説明するための図である。
【図59】 基板トランジスタの製造方法の第8のステ
ップを説明するための図である。
【図60】 基板トランジスタの製造方法の第9のステ
ップを説明するための図である。
【図61】 本発明の実施の形態19による高耐圧NM
OSトランジスタの製造方法の第1のステップを説明す
るための図である。
【図62】 本発明の実施の形態19による高耐圧NM
OSトランジスタの製造方法の第2のステップを説明す
るための図である。
【図63】 本発明の実施の形態19による高耐圧NM
OSトランジスタの製造方法の第3のステップを説明す
るための図である。
【図64】 本発明の実施の形態19による高耐圧NM
OSトランジスタの製造方法の第4のステップを説明す
るための図である。
【図65】 本発明の実施の形態19による高耐圧NM
OSトランジスタの製造方法の第5のステップを説明す
るための図である。
【図66】 本発明の実施の形態19による高耐圧NM
OSトランジスタの製造方法の第6のステップを説明す
るための図である。
【図67】 本発明の実施の形態19による高耐圧NM
OSトランジスタの製造方法の第7のステップを説明す
るための図である。
【図68】 本発明の実施の形態19による高耐圧NM
OSトランジスタの製造方法の第8のステップを説明す
るための図である。
【図69】 本発明の実施の形態19による高耐圧NM
OSトランジスタの製造方法の第9のステップを説明す
るための図である。
【図70】 本発明の実施の形態20による内部電位発
生回路としての昇圧電位発生回路の詳細を示す回路図で
ある。
【図71】 本発明の実施の形態20による内部電位発
生回路としての昇圧電位発生回路の変更例を詳細に示す
回路図である。
【図72】 昇圧電位発生回路、内部電源電位発生回路
および基板電位発生回路を有する一般的な半導体装置に
おいて、昇圧電位発生回路、内部電源電位発生回路およ
び基板電位発生回路が動作を開始するタイミングを説明
するための図である。
【図73】 本発明の実施の形態21による半導体装置
の概略を示すブロック図である。
【図74】 図73の半導体装置を構成する基板電位発
生回路、内部電源電位発生回路および昇圧電位発生回路
が動作を開始するタイミングを説明するための図であ
る。
【図75】 従来のレベル変換回路の詳細を示す回路図
である。
【符号の説明】
1,27 入力部電流遮断用PMOSトランジスタ、
3,25 入力部用PMOSトランジスタ、5,23
入力部用NMOSトランジスタ、7,21 入力部電流
遮断用NMOSトランジスタ、9,35 出力部電流遮
断用PMOSトランジスタ、11,33 出力部用PM
OSトランジスタ、13,31 出力部用NMOSトラ
ンジスタ、15,29 出力部電流遮断用NMOSトラ
ンジスタ、17,19,37,39,61,151,1
53,175,177 インバータ、41 第1の入力
部用抵抗、43 第2の入力部用抵抗、45 第1の出
力部用抵抗、47 第2の出力部用抵抗、51,55,
111〜117,127〜131,1001,100
3,1009,1011 PMOSトランジスタ、5
3,57,69〜77,91〜97,121〜125,
1005,1007,1013,1015 NMOSト
ランジスタ、59 遅延回路、63,65,67,83
〜89,103〜109,1017,1039,104
3,1055,1057 キャパシタ、81,101
レベル変換回路、141,1019 P型半導体基板、
143,1073 Pウェル、145,1023,10
25,1045 ゲート電極、147 ソース電極、1
49 ドレイン電極、155,173制御信号発生回
路、157,179 NAND回路、159 第1の波
形発生部、161 第2の波形発生部、163 第1の
内部電位発生回路、165 第2の内部電位発生回路、
171 波形発生部,1021 Nウェル、1027,
1029 P+ ソース/ドレイン電極、1031,10
33,1047,1049 N+ ソース/ドレイン電
極、1035 電位固定層、1037 ホール、104
1,1051 領域、1053 電子、1059,10
61,1063 高耐圧NMOSトランジスタ、106
5 シリコン基板、1067 シリコン酸化膜、106
9,1087 レジスト、1071 ボロン、1075
トランスファゲート、1077 ヒソ(n- )、10
79 n- 領域、1081 高温酸化膜、1083 ヒ
ソ(n+ )、1085 n+ 領域、1089 アルミ配
線、1091 絶縁膜、1093 コンタクトホール、
1095 基板電位発生回路、1097 内部電源電位
発生回路、1099 昇圧電位発生回路。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年12月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図26
【補正方法】変更
【補正内容】
【図26】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図29
【補正方法】変更
【補正内容】
【図29】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図33
【補正方法】変更
【補正内容】
【図33】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図72
【補正方法】変更
【補正内容】
【図72】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図74
【補正方法】変更
【補正内容】
【図74】
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/40 H03K 19/094 A H03K 19/003 19/0944 (72)発明者 朝倉 幹雄 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のレベルの信号に応じて、第2のレ
    ベルの信号を出力するレベルシフト手段を備え、 前記レベルシフト手段は、 前記第2のレベルの電位を供給する第1のノードと、第
    3のレベルの電位を供給する第2のノードとの間に接続
    され、前記第1のレベルの信号が入力される入力部と、 前記第1のノードと、前記第2のノードとの間に接続さ
    れ、前記入力部に前記第1のレベルの信号が入力された
    ことに応じて、前記第2のレベルの信号を出力する出力
    部とを含み、 前記入力部または前記出力部は、前記第1のレベルの信
    号の遷移に応じて、貫通して電流が流れる状態になり、 前記レベルシフト手段と、前記第1のノードとの間に接
    続される第1の電流遮断手段と、 前記レベルシフト手段と、前記第2のノードとの間に接
    続される第2の電流遮断手段とをさらに備え、 前記第1の電流遮断手段は、 前記第1のレベルの信号が入力される前に、前記第1の
    ノードと前記入力部との間の電流経路を遮断し、前記第
    1のレベルの信号の入力が停止される前に、前記第1の
    ノードと前記出力部との間の電流経路を遮断し、 前記第2の電流遮断手段は、 前記第1のレベルの信号が入力される前に、前記第2の
    ノードと前記出力部との間の電流経路を遮断し、前記第
    1のレベルの信号の入力が停止される前に、前記第2の
    ノードと前記入力部との間の電流経路を遮断する、レベ
    ル変換回路。
  2. 【請求項2】 前記入力部は、 入力部用の第1導電型トランジスタと、 前記入力部用の第1導電型トランジスタと直列に接続さ
    れ、前記第1のレベルの信号を、その制御電極に受ける
    入力部用の第2導電型トランジスタとを含み、 前記入力部用の第1導電型トランジスタと、前記入力部
    用の第2導電型トランジスタとは、前記第1のレベルの
    信号の遷移時に、同時にオンし、 前記出力部は、 出力部用の第1導電型トランジスタと、 前記出力部用の第1導電型トランジスタと直列に接続さ
    れ、前記第1のレベルの信号を反転した信号を、その制
    御電極に受ける出力部用の第2導電型トランジスタとを
    含み、 前記出力部用の第1導電型トランジスタと、前記出力部
    用の第2導電型トランジスタとは、前記第1のレベルの
    信号の遷移時に、同時にオンし、 前記第1の電流遮断手段は、 前記第1のノードと、前記入力部用の第1導電型トラン
    ジスタの一方の電極との間に接続される入力部電流遮断
    用の第1導電型トランジスタと、 前記第1のノードと、前記出力部用の第1導電型トラン
    ジスタの一方の電極との間に接続される出力部電流遮断
    用の第1導電型トランジスタとを含み、 前記第2の電流遮断手段は、 前記第2のノードと、前記入力部用の第2導電型トラン
    ジスタの一方の電極との間に接続される入力部電流遮断
    用の第2導電型トランジスタと、 前記第2のノードと、前記出力部用の第2導電型トラン
    ジスタの一方の電極との間に接続される出力部電流遮断
    用の第2導電型トランジスタとを含み、 前記入力部電流遮断用の第1導電型トランジスタおよび
    前記出力部電流遮断用の第2導電型トランジスタは、前
    記第1のレベルの信号が、前記入力部用の第2の導電型
    トランジスタに入力される前に、オフになり、 前記出力部電流遮断用の第1導電型トランジスタおよび
    前記入力部電流遮断用の第2導電型トランジスタは、前
    記入力部用の第2導電型トランジスタへの、前記第1の
    レベルの信号の入力が停止される前にオフになる、請求
    項1に記載のレベル変換回路。
  3. 【請求項3】 第1のレベルの信号に応じて第2のレベ
    ルの信号を出力するレベルシフト手段を備え、 前記レベルシフト手段は、 前記第2のレベルの電位を供給する第1のノードと、第
    3のレベルの電位を供給する第2のノードとの間に接続
    され、前記第1のレベルの信号が入力される入力部と、 前記第1のノードと、前記第2のノードとの間に接続さ
    れ、前記入力部に前記第1のレベルの信号が入力された
    ことに応じて、前記第2のレベル信号を出力する出力部
    とを含み、 前記入力部または前記出力部は、前記第1のレベルの信
    号の遷移に応じて、貫通して電流が流れる状態になり、 前記レベルシフト手段と、前記第1のノードとの間に接
    続される第1の電流遮断手段と、 前記レベルシフト手段と、前記第2のノードとの間に接
    続される第2の電流遮断手段とをさらに備え、 前記第1の電流遮断手段は、 前記第1のレベルの信号が入力されるときに、前記第1
    のノードと前記入力部との間の電流経路を遮断し、前記
    第1のレベルの信号の入力が停止されるときに、前記第
    1のノードと前記出力部との間の電流経路を遮断し、 前記第2の電流遮断手段は、 前記第1のレベルの信号が入力されるときに、前記第2
    のノードと前記出力部との間の電流経路を遮断し、前記
    第1のレベルの信号の入力が停止されるときに、前記第
    2のノードと前記入力部との間の電流経路を遮断する、
    レベル変換回路。
  4. 【請求項4】 前記入力部は、 入力部用の第1導電型トランジスタと、 前記入力部用の第1導電型と直列に接続され、前記第1
    のレベルの信号を、その制御電極に受ける入力部用の第
    2導電型トランジスタとを含み、 前記入力部用の第1導電型トランジスタと、前記入力部
    用の第2導電型トランジスタとは、前記第1のレベルの
    信号の遷移時に、同時にオンし、 前記出力部は、 出力部用の第1導電型トランジスタと、 前記出力部用の第1導電型トランジスタと直列に接続さ
    れ、前記第1のレベルの信号を反転した信号を、その制
    御電極に受ける、出力部用の第2導電型トランジスタと
    を含み、 前記出力部用の第1導電型トランジスタと、前記出力部
    用の第2導電型トランジスタとは、前記第1のレベルの
    信号の遷移時に、同時にオンし、 前記第1の電流遮断手段は、 前記第1のノードと、前記入力部用の第1導電型トラン
    ジスタの一方の電極との間に接続される入力部電流遮断
    用の第1導電型トランジスタと、 前記第1のノードと、前記出力部用の第1導電型トラン
    ジスタの一方の電極との間に接続される出力部電流遮断
    用の第1導電型トランジスタとを含み、 前記第2の電流遮断手段は、 前記第2のノードと、前記入力部用の第2導電型トラン
    ジスタの一方の電極との間に接続される入力部電流遮断
    用の第2導電型トランジスタと、 前記第2のノードと、前記出力部用の第2導電型トラン
    ジスタの一方の電極との間に接続される出力部電流遮断
    用の第2導電型トランジスタとを含み、 前記入力部電流遮断用の第1導電型トランジスタおよび
    前記出力部電流遮断用の第2導電型トランジスタは、前
    記第1のレベルの信号が、前記入力部用の第2導電型ト
    ランジスタに入力されるときに、オフになり、 前記出力部電流遮断用の第1導電型トランジスタおよび
    前記入力部電流遮断用の第2導電型トランジスタは前記
    入力部用の第2導電型トランジスタへの、前記第1のレ
    ベルの信号の入力が停止されるときにオフになる、請求
    項3に記載のレベル変換回路。
  5. 【請求項5】 前記第1の電流遮断手段は、 前記入力部電流遮断用の第1導電型トランジスタと、前
    記入力部用の第1導電型トランジスタとの間のノードの
    電位を設定するための第1の入力部電位設定手段と、 前記出力部電流遮断用の第1導電型トランジスタと、前
    記出力部用の第1導電型トランジスタとの間のノードの
    電位を設定するための第1の出力部電位設定手段とをさ
    らに含み、 前記第2の電流遮断手段は、 前記入力部電流遮断用の第2導電型トランジスタと、前
    記入力部用の第2導電型トランジスタとの間のノードの
    電位を設定するための第2の入力部電位設定手段と、 前記出力部電流遮断用の第2導電型トランジスタと、前
    記出力部用の第2導電型トランジスタとの間のノードの
    電位を設定するための第2の出力部電位設定手段とをさ
    らに含む、請求項2または4に記載のレベル変換回路。
  6. 【請求項6】 前記第1の入力部電位設定手段は、 前記入力部電流遮断用の第1導電型トランジスタに並列
    に接続される第1の入力部用の抵抗であり、 前記第1の出力部電位設定手段は、 前記出力部電流遮断用の第1導電型トランジスタに並列
    に接続される第1の出力部用の抵抗であり、 前記第2の入力部電位設定手段は、 前記入力部電流遮断用の第2導電型トランジスタに並列
    に接続される第2の入力部用の抵抗であり、 前記第2の出力部電位設定手段は、 前記出力部電流遮断用の第2導電型トランジスタに並列
    に接続される第2の出力部用の抵抗である、請求項5に
    記載のレベル変換回路。
  7. 【請求項7】 前記第1の入力部電位設定手段は、 前記入力部電流遮断用の第1導電型トランジスタに並列
    に接続される第1導電型トランジスタであり、 前記第1の出力部電位設定手段は、 前記出力部電流遮断用の第1導電型トランジスタに並列
    に接続される第1導電型トランジスタであり、 前記第2の入力部電位設定手段は、 前記入力部電流遮断用の第2導電型トランジスタに並列
    に接続される第2導電型トランジスタであり、 前記第2の出力部電位設定手段は、 前記出力部電流遮断用の第2導電型トランジスタに並列
    に接続される第2導電型トランジスタである、請求項5
    に記載のレベル変換回路。
  8. 【請求項8】 前記第1のレベルの信号を遅延させて、
    前記入力部に入力する遅延手段をさらに備え、 前記第1の電流遮断手段は、 前記第1の電流遮断手段への、遅延前の前記第1のレベ
    ルの信号の入力に応じて、前記第1のノードと前記入力
    部との間の電流経路を遮断し、前記第1の電流遮断手段
    への、遅延前の前記第1のレベルの信号の入力停止に応
    じて、前記第1のノードと前記出力部との間の電流経路
    を遮断し、 前記第2の電流遮断手段は、 前記第2の電流遮断手段への、遅延前の前記第1のレベ
    ルの信号の入力に応じて、前記第2のノードと前記出力
    部との間の電流経路を遮断し、前記第2の電流遮断手段
    への、遅延前の前記第1のレベルの信号の入力停止に応
    じて、前記第2のノードと前記入力部との間の電流経路
    を遮断する、請求項1に記載のレベル変換回路。
  9. 【請求項9】 前記入力部は、 入力部用の第1導電型トランジスタと、 前記入力部用の第1導電型トランジスタと直列に接続さ
    れ、遅延された前記第1のレベルの信号を、その制御電
    極に受ける入力部用の第2導電型トランジスタとを含
    み、 前記入力部用の第1導電型トランジスタと、前記入力部
    用の第2導電型トランジスタとは、前記第1のレベルの
    信号の遷移時に、同時にオンし、 前記出力部は、 出力部用の第1導電型トランジスタと、 前記出力部用の第1導電型トランジスタと直列に接続さ
    れ、遅延された前記第1のレベルの信号を反転した信号
    を、その制御電極に受ける、出力部用の第2導電型トラ
    ンジスタとを含み、 前記出力部用の第1導電型トランジスタと、前記出力部
    用の第2導電型トランジスタとは、前記第1のレベルの
    信号の遷移時に、同時にオンし、 前記第1の電流遮断手段は、 前記第1のノードと、前記入力部用の第1導電型トラン
    ジスタの一方の電極との間に接続される入力部電流遮断
    用の第1導電型トランジスタと、 前記第1のノードと、前記出力部用の第1導電型トラン
    ジスタの一方の電極との間に接続される出力部電流遮断
    用の第1導電型トランジスタとを含み、 前記第2の電流遮断手段は、 前記第2のノードと、前記入力部用の第2導電型トラン
    ジスタの一方の電極との間に接続される入力部電流遮断
    用の第2導電型トランジスタと、 前記第2のノードと、前記出力部用の第2導電型トラン
    ジスタの一方の電極との間に接続される出力部電流遮断
    用の第2導電型トランジスタとを含み、 前記入力部電流遮断用の第1導電型トランジスタおよび
    前記出力部電流遮断用の第2導電型トランジスタは、遅
    延前の前記第1のレベルの信号に応じてオフになり、 前記出力部電流遮断用の第1導電型トランジスタおよび
    前記入力部電流遮断用の第2導電型トランジスタは、遅
    延前の前記第1のレベルの信号の入力停止に応じてオフ
    になる、請求項8に記載のレベル変換回路。
  10. 【請求項10】 パルスとして入力される第1のレベル
    の信号に応じて、第2のレベルの信号をパルスとして出
    力するレベル変換手段を備え、 前記レベル変換手段は、 そこから出力される前記第2のレベルの信号の供給源と
    なる前記第2のレベルの電位を有する第1のノードと、
    第3のレベルの電位を有する第2のノードとの間に接続
    され、 前記レベル変換手段は、 前記第1のレベルの信号に応じて前記第2のレベルの信
    号を出力するレベルシフト手段を含み、 前記レベルシフト手段は、 前記第1のレベルの信号が入力される入力部と、 前記入力部に前記第1のレベルの信号が入力されたこと
    に応じて、前記第2のレベルの信号を出力する出力部と
    を含み、 前記入力部または前記出力部は、前記第1のレベルの信
    号の遷移に応じて、貫通して電流が流れる状態になり、 前記レベルシフト手段は、 前記レベルシフト手段と、前記第1のノードとの間に接
    続される第1の電流遮断手段と、 前記レベルシフト手段と、前記第2のノードとの間に接
    続される第2の電流遮断手段とをさらに含み、 前記第1の電流遮断手段は、 前記第1のレベルの信号が入力される前に、前記第1の
    ノードと前記入力部との間の電流経路を遮断し、前記第
    1のレベルの信号の入力が停止される前に、前記第1の
    ノードと前記出力部との間の電流経路を遮断し、 前記第2の電流遮断手段は、 前記第1のレベルの信号が入力される前に、第2のノー
    ドと前記出力部との間の電流経路を遮断し、前記第1の
    レベルの信号の入力が停止される前に、前記第2のノー
    ドと前記入力部との間の電流経路を遮断し、 前記レベル変換手段からパルスとして出力される前記第
    2のレベルの信号に応じて、電荷を断続的に出力するポ
    ンプ手段をさらに備え、 前記ポンプ手段の出力ノードである第3のノードは、断
    続的に出力される前記電荷により、内部電位としての前
    記第2のレベルの電位にされ、 前記第1のノードと前記第3のノードとが接続され、 前記ポンプ手段は、 前記レベル変換手段からパルスとして出力される前記第
    2のレベルの信号に応答して、その電位が変化する第4
    のノードに、その制御電極が接続される電荷伝達トラン
    ジスタを含み、 前記電荷伝達トランジスタは、前記第4のノードの電位
    が、前記第2のレベルの信号の出力に応じた第4のレベ
    ルになったときにオンし、前記電荷を前記第3のノード
    に出力し、 前記第4のレベルの電位と前記第2のレベルの電位との
    電位差の絶対値は、前記電荷伝達トランジスタのしきい
    値電圧の絶対値より大きい、内部電位発生回路。
  11. 【請求項11】 パルスとして入力される第1のレベル
    の信号に応じて、第2のレベルの信号をパルスとして出
    力するレベル変換手段を備え、 前記レベル変換手段は、 そこから出力される前記第2のレベルの信号の供給源と
    なる前記第2のレベルの電位を有する第1のノードと第
    3のレベルの電位を有する第2のノードとの間に接続さ
    れ、 前記レベル変換手段は、 前記第1のレベルの信号に応じて前記第2のレベルの信
    号を出力するレベルシフト手段を含み、 前記レベルシフト手段は、 前記第1のレベルの信号が入力される入力部と、 前記入力部に前記第1のレベルの信号が入力されたこと
    に応じて、前記第2のレベルの信号を出力する出力部と
    を含み、 前記入力部または前記出力部は、前記第1のレベルの信
    号の遷移に応じて、貫通して電流が流れる状態になり、 前記レベルシフト手段は、 前記レベルシフト手段と、前記第1のノードとの間に接
    続される第1の電流遮断手段と、 前記レベルシフト手段と、前記第2のノードとの間に接
    続される第2の電流遮断手段とをさらに含み、 前記第1の電流遮断手段は、 前記第1のレベルの信号が入力されるときに、前記第1
    のノードと前記入力部との間の電流経路を遮断し、前記
    第1のレベルの信号の入力が停止されるときに、前記第
    1のノードと前記出力部との間の電流経路を遮断し、 前記第2の電流遮断手段は、 前記第1のレベルの信号が入力されるときに、第2のノ
    ードと前記出力部との間の電流経路を遮断し、前記第1
    のレベルの信号の入力が停止されるときに、前記第2の
    ノードと前記入力部との間の電流経路を遮断し、 前記レベル変換手段からパルスとして出力される前記第
    2のレベルの信号に応じて、電荷を断続的に出力するポ
    ンプ手段をさらに備え、 前記ポンプ手段の出力ノードである第3のノードは、断
    続的に出力される前記電荷により、内部電位としての前
    記第2のレベルの電位にされ、 前記第1のノードと前記第3のノードとは接続され、 前記ポンプ手段は、 前記レベル変換手段からパルスとして出力される前記第
    2のレベルの信号に応答して、その電位が変化する第4
    のノードに、その制御電極が接続される電荷伝達トラン
    ジスタを含み、 前記電荷伝達トランジスタは、前記第4のノードの電位
    が、前記第2のレベルの信号の出力に応じた第4のレベ
    ルになったときにオンし、前記電荷を前記第3のノード
    に出力し、 前記第4のレベルの電位と前記第2のレベルの電位との
    電位差の絶対値は、前記電荷伝達トランジスタのしきい
    値電圧の絶対値より大きい、内部電位発生回路。
  12. 【請求項12】 前記ポンプ手段は、 前記レベル変換手段からパルスとして出力される前記第
    2のレベルの信号に応答して、その電位が変化する前記
    第4のノードの電位の変化の絶対値が、所定値よりも小
    さく変化するように、前記第4のノードの電位を決定す
    る電位決定手段を含む、請求項10または11に記載の
    内部電位発生回路。
  13. 【請求項13】 前記電位決定手段は、 前記第3のノードと、前記第4のノードとの間に直列に
    接続される少なくとも1つのトランジスタであり、前記
    少なくとも1つのトランジスタはダイオード接続され
    る、請求項12に記載の内部電位発生回路。
  14. 【請求項14】 前記ポンプ手段は、 その一方の電極が、前記レベル変換手段からパルスとし
    て出力される前記第2のレベルの信号に応答して、その
    電位が変化する第4のノードに接続されるトランジスタ
    を含み、 前記トランジスタは、 前記第4のノードに接続された一方の電極に前記第4の
    レベルの電位が繰り返し印加されても破壊されない、請
    求項10または11に記載の内部電位発生回路。
  15. 【請求項15】 パルスとして入力される第1のレベル
    の信号に応じて、第2のレベルの信号をパルスとして出
    力するレベル変換手段を備え、 前記レベル変換手段は、 そこから出力される前記第2のレベルの信号の供給源と
    なる前記第2のレベルの電位を有する第1のノードと、
    第3のレベルの電位を有する第2のノードとの間に接続
    され、 前記レベル変換手段は、 前記第1のノードと、前記第2のノードとの間に接続さ
    れ、前記第1のレベルの信号が入力される入力部と、 前記第1のノードと、前記第2のノードとの間に接続さ
    れ、前記入力部に前記第1のレベルの信号が入力される
    ことに応じて、前記第2のレベルの信号を出力する出力
    部と含み、 前記入力部は、 その一方電極が前記第1のノードに接続される入力部用
    の第1導電型トランジスタと、 その一方電極が前記第2のノードに接続され、前記第1
    のレベルの信号を、その制御電極に受ける入力部用の第
    2導電型トランジスタと、 前記入力部用の第1導電型トランジスタの他方電極と第
    3のノードとの間に接続される入力部用の第1電流遮断
    手段と、 前記入力部用の第2導電型トランジスタの他方電極と前
    記第3のノードとの間に接続される入力部用の第2電流
    遮断手段とを含み、 前記入力部用の第1電流遮断手段は、 前記第1のレベルの信号が入力される前に前記入力部用
    の第1導電型トランジスタと前記第3のノードとの間の
    電流経路を遮断し、前記第1のレベルの信号の入力が停
    止される前に、前記入力部用の第1導電型トランジスタ
    と前記第3のノードとの間を導通させ、 前記入力部用の第2電流遮断手段は、 前記第1のレベルの信号の入力が停止される前に、前記
    入力部用の第2導電型トランジスタと前記第3のノード
    との間の電流経路を遮断し、前記第1のレベルの信号が
    入力される前に、前記入力部用の第2導電型トランジス
    タと前記第3のノードとの間を導通させ、 前記出力部は、 その一方電極が前記第1のノードに接続される出力部用
    の第1導電型トランジスタと、 その一方電極が前記第2のノードに接続され、前記第1
    のレベルの信号を反転した信号を、その制御電極に受け
    る出力部用の第2導電型トランジスタと、 前記出力部用の第1導電型トランジスタの他方電極と第
    4のノードとの間に接続される出力部用の第1電流遮断
    手段と、 前記出力部用の第2導電型トランジスタの他方電極と前
    記第4のノードとの間に接続される出力部用の第2電流
    遮断手段とを含み、 前記出力部用の第1電流遮断手段は、 前記第1のレベルの信号の入力が停止される前に前記出
    力部用の第1導電型トランジスタと前記第4のノードと
    の間の電流経路を遮断し、前記第1のレベルの信号が入
    力される前に、前記出力部用の第1導電型トランジスタ
    と前記第4のノードとの間を導通させ、 前記出力部用の第2電流遮断手段は、 前記第1のレベルの信号が入力される前に、前記出力部
    用の第2導電型トランジスタと第4のノードとの間に電
    経路を遮断し、前記第1のレベルの信号の入力が停止さ
    れる前に、前記出力部用の第2導電型トランジスタと前
    記第4のノードとの間を導通させ、 前記入力部用の第1導電型トランジスタの制御電極は前
    記第4のノードに接続され、 前記出力部用の第1導電型トランジスタの制御電極は、
    前記第3のノードに接続され、 前記レベル変換手段からパルスとして出力される前記第
    2のレベルの信号に応じて、電荷を断続的に出力するポ
    ンプ手段をさらに備え、 前記ポンプ手段の出力ノードである第5のノードは断続
    的に出力される前記電荷により、内部電位としての前記
    第2のレベルの電位にされ、 前記第1のノードと前記第5のノードとが接続され、 前記ポンプ手段は、 前記レベル変換手段からパルスとして出力される前記第
    2のレベルの信号に応答して、その電位が変化する第6
    のノードに、その制御電極が接続される電荷伝達トラン
    ジスタを含み、 前記電荷伝達トランジスタは、前記第6のノードの電位
    が、前記第2のレベルの信号の出力に応じて第4のレベ
    ルになったときにオンし、前記電荷を前記第5のノード
    に出力し、 前記第4のレベルの電位と前記第2のレベルの電位との
    電位差の絶対値は、前記電荷伝達トランジスタのしきい
    値電圧の絶対値より大きい、内部電位発生回路。
  16. 【請求項16】 パルスとして入力される第1のレベル
    の信号に応じて、第2のレベルの信号をパルスとして出
    力するレベル変換手段を備え、 前記レベル変換手段は、 そこから出力される前記第2のレベルの信号の供給源と
    なる前記第2のレベルの電位を有する第1のノードと第
    3のレベルの電位を有する第2のノードとの間に接続さ
    れ、 前記レベル変換手段は、 前記第1のノードと、前記第2のノードとの間に接続さ
    れ、前記第1のレベルの信号が入力される入力部と、 前記第1のノードと、前記第2のノードとの間に接続さ
    れ、前記入力部に前記第1のレベルの信号が入力された
    ことに応じて、前記第2のレベルの信号を出力する出力
    部とを含み、 前記入力部は、 その一方電極が前記第1のノードに接続される入力部用
    の第1導電型トランジスタと、 その一方電極が前記第2のノードに接続され、前記第1
    のレベルの信号をその制御電極に受ける入力部用の第2
    導電型トランジスタと、 前記入力部用の第1導電型トランジスタの他方電極と第
    3のノードとの間に接続される入力部用の第1電流遮断
    手段と、 前記入力部用の第2導電型トランジスタの他方電極と前
    記第3のノードとの間に接続される入力部用の第2電流
    遮断手段とを含み、 前記入力部用の第1電流遮断手段は、 前記第1のレベルの信号が入力されるときに前記入力部
    用の第1導電型トランジスタと前記第3のノードとの間
    の電流経路を遮断し、前記第1のレベルの信号の入力が
    停止されるときに、前記入力部用の第1導電型トランジ
    スタと前記第3のノードとの間を導通させ、 前記入力部用の第2電流遮断手段は、 前記第1のレベルの信号の入力が停止されるときに、前
    記入力部用の第2導電型トランジスタと前記第3のノー
    ドとの間の電流経路を遮断し、前記第1のレベルの信号
    が入力されるときに、前記入力第用の第2導電型トラン
    ジスタと前記第3のノードとの間を導通させ、 前記出力部は、 その一方電極が前記第1のノードに接続される出力部用
    の第1導電型トランジスタと、 その一方電極が前記第2のノードに接続され、前記第1
    のレベルの信号を反転した信号を、その制御電極に受け
    る出力部用の第2導電型トランジスタと、 前記出力部用の第1導電型トランジスタの他方電極と第
    4のノードとの間に接続される出力部用の第1電流遮断
    手段と、 前記出力部用の第2導電型トランジスタの他方電極と前
    記第4のノードとの間に接続される出力部用の第2電流
    遮断手段とを含み、 前記出力部用の第1電流遮断手段は、 前記第1のレベルの信号の入力が停止されるときに前記
    出力部用の第1導電型トランジスタと前記第4のノード
    との間の電流経路を遮断し、前記第1のレベルの信号が
    入力されるときに、前記出力部用の第1導電型トランジ
    スタと前記第4のノードとの間を導通させ、 前記出力部用の第2電流遮断手段は、 前記第1のレベルの信号が入力されるときに、前記出力
    部用の第2導電型トランジスタと前記第4のノードとの
    間の電流経路を遮断し、前記第1のレベルの信号の入力
    が停止されるときに、前記出力部用の第2導電型トラン
    ジスタと前記第4のノードとの間を導通させ、 前記入力部用の第1導電型トランジスタの制御電極は、
    前記第4のノードに接続され、 前記出力部用の第1導電型トランジスタの制御電極は、
    前記第3のノードに接続され、 前記レベル変換手段からパルスとして出力される前記第
    2のレベルの信号に応じて、電荷を断続的に出力するポ
    ンプ手段をさらに備え、 前記ポンプ手段の出力ノードである第5のノードは、断
    続的に出力される前記電荷により、内部電位としての前
    記第2のレベルの電位にされ、 前記第1のノードと前記第5のノードとが接続され、 前記ポンプ手段は、 前記レベル変換手段からパルスとして出力される前記第
    2のレベルの信号に応答して、その電位が変化する第6
    のノードに、その制御電極が接続される電荷伝達トラン
    ジスタを含み、 前記電荷伝達トランジスタは、前記第6のノードの電位
    が、前記第2のレベルの信号の出力に応じた第4のレベ
    ルになったときにオンし、前記電荷を前記第5のノード
    に出力し、 前記第4のレベルの電位と前記第2のレベルの電位との
    電位差の絶対値は、前記電荷伝達トランジスタのしきい
    値電圧の絶対値より大きい、内部電位発生回路。
  17. 【請求項17】 前記ポンプ手段は、 前記レベル変換手段からパルスとして出力される前記第
    2のレベルの信号に応答して、その電位が変化する前記
    第6のノードの電位の変化の絶対値が、所定値よりも小
    さく変化するように、前記第6のノードの電位を決定す
    る電位決定手段を含む、請求項15または16に記載の
    内部電位発生回路。
  18. 【請求項18】 前記電位決定手段は、 前記第5のノードと前記第6のノードとの間に直列に接
    続される少なくとも1つのトランジスタであり、前記少
    なくとも1つのトランジスタはダイオード接続される、
    請求項17に記載の内部電位発生回路。
  19. 【請求項19】 前記ポンプ手段は、 その一方電極が、前記レベル変換手段からパルスとして
    出力される前記第2のレベルの信号に応答して、その電
    位が変化する第6のノードに接続されるトランジスタを
    含み、 前記トランジスタは、 前記第6のノードに接続された前記一方の電極に前記第
    4のレベルの電位が繰返し印加されても破壊されない、
    請求項15または16に記載の内部電位発生回路。
  20. 【請求項20】 前記トランジスタにおいては、 異方性エッチングを経て、その制御電極の側壁に絶縁膜
    を形成し、その絶縁膜に覆われていない不純物を含む領
    域の表面上にレジストを形成し、前記不純物を含む領域
    の濃度より高い前記不純物を、前記レジストが形成され
    ていない、前記不純物を含む領域に注入することによ
    り、前記不純物を含む領域に濃度の高い部分が作られ
    る、請求項13、14、18または19のいずれか1項
    に記載の内部電位発生回路。
  21. 【請求項21】 前記ポンプ手段は、 チャージポンプを行なう少なくとも1つのキャパシタ
    と、 少なくとも1つのノードを所定の電位に固定する少なく
    とも1つの電位固定MOSトランジスタとを含み、 前記キャパシタはMOSトランジスタであり、 前記キャパシタ、前記電位固定MOSトランジスタまた
    は前記電荷伝達トランジスタは、 ウェルを形成することなく、半導体基板上に直接、第1
    電極および第2電極が形成される、請求項10、11、
    15または16のいずれか1項に記載の内部電位発生回
    路。
  22. 【請求項22】 前記ポンプ手段は、チャージポンプを
    行なうキャパシタを含み、 前記キャパシタは、ディプリーショントランジスタであ
    る、請求項10、11、15または16のいずれか1項
    に記載の内部電位発生回路。
  23. 【請求項23】 前記ディプリーショントランジスタ
    は、ウェルを形成することなく、半導体基板上に直接、
    第1および第2電極が形成される、請求項22に記載の
    内部電位発生回路。
  24. 【請求項24】 第1のノードに第1の内部電位を出力
    する第1の内部電位発生手段と、 前記第1のノードに第2の内部電位を出力する第2の内
    部電位発生手段と、 前記第1の内部電位発生手段を駆動させるための第1の
    駆動信号をパルスとして発生する第1の駆動信号発生手
    段と、 前記第2の内部電位発生手段を駆動させるための第2の
    駆動信号をパルスとして発生する第2の駆動信号発生手
    段と、 前記第2の駆動信号発生手段を制御する制御信号を発生
    する制御信号発生手段とを備え、 前記第2の駆動信号発生手段は、 前記制御信号に応じて、前記第2の駆動信号の発生を制
    御する、内部電位発生ユニット。
  25. 【請求項25】 第1のノードに第1の内部電位を出力
    する第1の内部電位発生手段と、 前記第1のノードに第2の内部電位を出力する第2の内
    部電位発生手段と、 前記第1および第2の内部電位発生手段を駆動させるた
    めの駆動信号を発生する駆動信号発生手段と、 前記第2の内部電位発生手段への前記駆動信号の入力を
    制御する制御信号を発生することにより、前記第2の内
    部電位発生手段の駆動を制御する制御手段とを備える、
    内部電位発生ユニット。
  26. 【請求項26】 第1のレベルの信号に応じて、第2の
    レベルの信号を出力するレベル変換回路であって、 前記第2のレベルの電位を供給する第1のノードと、第
    3のレベルの電位を供給する第2のノードとの間に接続
    され、前記第1のレベルの信号が入力される入力部と、 前記第1のノードと、前記第2のノードとの間に接続さ
    れ、前記入力部に前記第1のレベルの信号が入力された
    ことに応じて、前記第2のレベルの信号を出力する出力
    部とを含み、 前記入力部は、 その一方電極が前記第1のノードに接続される入力部用
    の第1導電型トランジスタと、 その一方電極が前記第2のノードに接続され、前記第1
    のレベルの信号を、その制御電極に受ける入力部用の第
    2導電型トランジスタと、 前記入力部用の第1導電型トランジスタの他方電極と第
    3のノードとの間に接続される入力部用の第1電流遮断
    手段と、 前記入力部用の第2導電型トランジスタの他方電極と前
    記第3のノードとの間接続される入力部用の第2電流遮
    断手段とを含み、 前記入力部用の第1電流遮断手段は、 前記第1のレベルの信号が入力される前に前記入力部用
    の第1導電型トランジスタと前記第3のノードとの間の
    電流経路を遮断し、前記第1のレベルの信号の入力が停
    止される前に、前記入力部用の第1導電型トランジスタ
    と前記第3のノードとの間を導通させ、 前記入力部用の第2電流遮断手段は、 前記第1のレベルの信号の入力が停止される前に、前記
    入力部用の第2導電型トランジスタと前記第3のノード
    との間の電流経路を遮断し、前記第1のレベルの信号が
    入力される前に、前記入力部用の第2導電型トランジス
    タと前記第3のノードとの間を導通させ、 前記出力部は、 その一方電極が前記第1のノードとに接続される出力部
    用の第1導電型トランジスタと、 その一方電極が前記第2のノードに接続され、前記第1
    のレベルの信号を反転した信号を、その制御電極に受け
    る出力部用の第2導電型トランジスタと、 前記出力部用の第1導電型トランジスタの他方電極と第
    4のノードとの間に接続される出力部用の第1電流遮断
    手段と、 前記出力部用の第2導電型トランジスタの他方電極と前
    記第4のノードとの間に接続される出力部用の第2電流
    遮断手段とを含み、 前記出力部用の第1電流遮断手段は、 前記第1のレベルの信号の入力が停止される前に前記出
    力部用の第1導電型トランジスタと前記第4のノードと
    の間の電流経路を遮断し、前記第1のレベルの信号が入
    力される前に、前記出力部用の第1導電型トランジスタ
    と前記第4のノードとの間を導通させ、 前記出力部用の第2電流遮断手段は、 前記第1のレベルの信号が入力される前に、前記出力部
    用の第2導電型トランジスタと前記第4のノードとの間
    の電流経路を遮断し、前記第1のレベルの信号の入力が
    停止される前に、前記出力部用の第2導電型トランジス
    タと前記第4のノードとの間を導通させ、 前記入力部用の第1導電型トランジスタの制御電極は、
    前記第4のノードに接続され、 前記出力部用の第1導電型トランジスタの制御電極は、
    前記第3のノードに接続される、レベル変換回路。
  27. 【請求項27】 前記入力部の第1電流遮断手段および
    前記出力部用の第1電流遮断手段は、第1導電型トラン
    ジスタであり、その第1導電型トランジスタは、その制
    御電極に、第4のレベルの信号が入力されたときに、オ
    フになり、前記第4のレベルの信号の入力が停止された
    ときにオンになり、 前記入力部用の第2電流遮断手段および前記出力部用の
    第2電流遮断手段は、第2導電型トランジスタであり、
    その第2導電型トランジスタは、その制御電極に、前記
    第4のレベルの信号が入力されたときにオンになり、前
    記第4のレベルの信号の入力が停止されたときにオフに
    なり、 前記第4のレベルの信号は、前記第1のレベルの信号よ
    りも早いタイミングで入力または停止される、請求項2
    6に記載のレベル変換回路。
  28. 【請求項28】 第1のレベルの信号に応じて、第2の
    レベルの信号を出力するレベル変換回路であって、 前記第2のレベルの電位を供給する第1のノードと、第
    3のレベルの電位を供給する第2のノードとの間に接続
    され、前記第1のレベルの信号が入力される入力部と、 前記第1のノードと、前記第2のノードとの間に接続さ
    れ、前記入力部に前記第1のレベルの信号が入力された
    ことに応じて、前記第2のレベルの信号を出力する出力
    部とを含み、 前記入力部は、 その一方電極が前記第1のノードに接続される入力部用
    の第1導電型トランジスタと、 その一方電極が前記第2のノードに接続され、前記第1
    のレベルの信号を、その制御電極に受ける入力部用の第
    2導電型トランジスタと、 前記入力部用の第1導電型トランジスタの他方電極と第
    3のノードとの間に接続される入力部用の第1電流遮断
    手段と、 前記入力部用の第2の導電型トランジスタの他方電極と
    前記第3のノードとの間に接続される入力部用の第2電
    流遮断手段とを含み、 前記入力部用の第1電流遮断手段は、 前記第1のレベルの信号が入力されるときに前記入力部
    用の第1導電型トランジスタと前記第3のノードとの間
    の電流経路を遮断し、前記第1のレベルの信号の入力が
    停止されるときに、前記入力部用の第1導電型トランジ
    スタと前記第3のノードとの間を導通させ、 前記入力部用の第2電流遮断手段は、 前記第1のレベルの信号の入力が停止されるときに、前
    記入力部用の第2導電型トランジスタと前記第3のノー
    ドとの間の電流経路を遮断し、前記第1のレベルの信号
    が入力されるときに、前記入力部用の第2導電型トラン
    ジスタと前記第3のノードとの間を導通させ、 前記出力部は、 その一方電極が前記第1のノードに接続される出力部用
    の第1導電型トランジスタと、 その一方電極が前記第2のノードに接続され、前記第1
    のレベルの信号を反転した信号を、その制御電極に受け
    る出力部用の第2導電型トランジスタと、 前記出力部用の第1導電型トランジスタの他方電極と第
    4のノードとの間に接続される出力部用の第1電流遮断
    手段と、 前記出力部用の第2導電型トランジスタの他方電極と前
    記第4のノードとの間に接続される出力部用の第2電流
    遮断手段とを含み、 前記出力部用の第1電流遮断手段は、 前記第1のレベルの信号の入力が停止されるときに前記
    出力部用の第1導電型トランジスタと前記第4のノード
    との間の電流経路を遮断し、前記第1のレベルの信号が
    入力されるときに、前記出力部用の第1導電型トランジ
    スタと前記第4のノードとの間を導通させ、 前記出力部用の第2電流遮断手段は、 前記第1のレベルの信号が入力されるときに、前記出力
    部用の第2導電型トランジスタと前記第4のノードとの
    間の電流経路を遮断し、前記第1のレベルの信号の入力
    が停止されるときに、前記出力部用の第2導電型トラン
    ジスタと前記第4のノードとの間を導通させ、 前記入力部用の第1導電型トランジスタの制御電極は前
    記第4のノードとに接続され、 前記出力部用の第1導電型トランジスタの制御電極は、
    前記第3のノードに接続される、レベル変換回路。
  29. 【請求項29】 前記入力部用の第1電流遮断手段およ
    び前記出力部用の第1電流遮断手段は、 第1導電型トランジスタであり、その第1導電型トラン
    ジスタは、その制御電極に第4のレベルの信号が入力さ
    れたときにオフになり、前記第4のレベルの信号が停止
    されたときにオンになり、 前記入力部用の第2電流遮断手段および前記出力部用の
    第2電流遮断手段は、第2導電型トランジスタであり、
    その第2導電型トランジスタは、その制御電極に、前記
    第4のレベルの信号が入力されたときにオンになり、前
    記第4のレベルの信号の入力が停止されたときにオフに
    なり、 前記第4のレベルの信号は、前記第1のレベルの信号と
    同じタイミングで、入力または停止される、請求項28
    に記載のレベル変換回路。
  30. 【請求項30】 第1のトランジスタと、 第2のトランジスタとを備え、 前記第1のトランジスタは、 制御電極と、 第1電極と、 第2電極とを含み、 前記第1電極は、 第1不純物領域と、 前記第2電極側に設けられ、前記第1不純物領域より低
    い濃度を有する第2不純物領域とを含み、 前記第2不純物領域の、前記制御電極長方向の長さは、
    前記制御電極の側壁に異方性エッチングを経て形成され
    た絶縁膜の前記制御電極長方向の長さによって決定さ
    れ、 前記第2のトランジスタは、 制御電極と、 第1電極と、 第2電極とを含み、 前記第2電極は、 第1不純物領域と、 前記第2電極側に設けられ、前記第1不純物領域より低
    い濃度を有する第2不純物領域とを含み、 前記第2のトランジスタの前記第2不純物領域の、前記
    制御電極長方向の長さは、前記第1のトランジスタの前
    記第2不純物領域の、前記制御電極長方向の長さより長
    い、半導体装置。
  31. 【請求項31】 外部信号に応答して動作を開始し、基
    板電位を発生する基板電位発生手段と、 内部信号に応答して動作を開始し、昇圧電位を発生する
    昇圧電位発生手段と、 前記外部信号の入力より遅いタイミングで前記内部信号
    を発生する内部信号発生手段とを備える、半導体装置。
  32. 【請求項32】 前記外部信号は、外部電源電位であ
    り、前記内部信号は、内部電源電位であり、前記内部信
    号発生手段は、前記外部電源電位に基づき、前記内部電
    源電位を発生する内部電源電位発生手段である、請求項
    31に記載の半導体装置。
  33. 【請求項33】 半導体基板に形成された制御電極およ
    び不純物を含む領域の表面上に絶縁膜を形成するステッ
    プと、 異方性エッチングして、前記制御電極の側壁に、前記絶
    縁膜を残すステップと、 前記側壁の絶縁膜に覆われていない前記不純物を含む領
    域の表面上に、レジストを形成するステップと、 前記不純物を含む領域より濃度の高い前記不純物を、前
    記レジストが形成されていない前記不純物を含む領域に
    注入し、前記不純物を含む領域に濃度の高い部分を形成
    するステップとを含む、トランジスタ製造方法。
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