JPH0992950A - フレックスリジッド配線板及び該フレックスリジッド 配線板の筐体実装方法 - Google Patents

フレックスリジッド配線板及び該フレックスリジッド 配線板の筐体実装方法

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JPH0992950A
JPH0992950A JP24407795A JP24407795A JPH0992950A JP H0992950 A JPH0992950 A JP H0992950A JP 24407795 A JP24407795 A JP 24407795A JP 24407795 A JP24407795 A JP 24407795A JP H0992950 A JPH0992950 A JP H0992950A
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JP
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rigid wiring
rigid
flex
flexible
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JP24407795A
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Tomoyuki Hatakeyama
智之 畠山
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Olympus Optical Co Ltd
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    • H—ELECTRICITY
    • H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/46—Manufacturing multilayer circuits
    • H05K3/4688—Composite multilayer circuits, i.e. comprising insulating layers having different properties
    • H05K3/4691—Rigid-flexible multilayer circuits comprising rigid and flexible layers, e.g. having in the bending regions only flexible layers

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  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
  • Combinations Of Printed Boards (AREA)
  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、極端に折り曲げる必要がなく回路
の断線や破壊を防止できるフレックスリジッド配線板を
提供する。 【解決手段】 屈曲性を有し回路５を備えたフレキシブ
ル配線板１と、このフレキシブル配線板１を挟着する状
態で一体化され前記回路５に導通させた少なくとも一組
のリジッド配線板２ａ、２ｂとを有し、前記少なくとも
一組のリジッド配線板２ａ、２ｂのうち、一方のリジッ
ド配線板２ｂを他方のリジッド配線板２ａよりも狭面積
としてこの一方のリジッド配線板２ｂ側に前記フレキシ
ブル配線板１を折り曲げ可能としたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、フレックスリジッ
ド配線板及び該フレックスリジッド配線板の筐体実装方
法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のフレックスリジッド配線板とし
て、特開平６−１７７４９０号公報に開示されたものが
知られている。
【０００３】同公報に開示されたフレックスリジッド配
線板は、図９に示すように、一方の面に回路３５を形成
し、他方の面に絶縁フィルム３４を張り付けたフレキシ
ブル配線板３１と、このフレキシブル配線板３１の両端
部に各々配置した上下一対ずつのリジッド配線板３２
ａ、３２ｂとを具備し、上下一対ずつのリジッド配線板
３２ａ、３２ｂを接着層３３を介してフレキシブル配線
板３１の両端部に挟着した構造となっている。尚、図９
中、３８は、両リジッド配線板３２ａ、３２ｂ及びフレ
キシブル配線板３１を貫くスルーホールである。
【０００４】このようなフレックスリジッド配線板は、
図１０に示すように、上部が開口した箱型状の筐体３６
に対し、前記フレキシブル配線板３１を中央部から折り
曲げるようにして、かつ、片側の一対のリジッド配線板
３２ａ、３２ｂ側を下側にし筐体３６の底部に接触させ
る状態でこの筐体３６内に実装するようにしている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のフレックスリジッド配線板の筐体３６に対する
実装方法の場合、前記筐体３６内に本来不必要な空間３
７が形成されてしまい実装密度が低下するという課題が
ある。これは、前記フレキシブル配線板３１を中央部か
ら極端に折り曲げてしまうと前記回路３５に無理な力が
作用し、この回路３５が極端に折り曲げられる部分にお
いて断線したり破壊したりしてしまうことから、前記フ
レキシブル配線板３１の折り曲げ状態にある程度の余裕
を持たせることが必要であることによる。
【０００６】そこで、本発明は、極端に折り曲げる必要
がなく回路の断線や破壊を防止できるフレックスリジッ
ド配線板を提供するものである。また、本発明は、この
ようなフレックスリジッド配線板を用い高密度実装が可
能なフレックスリジッド配線板の筐体実装方法を提供す
るものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明は、
屈曲性を有し回路を備えたフレキシブル配線板と、この
フレキシブル配線板を挟着する状態で一体化され前記回
路に導通させた少なくとも一組のリジッド配線板とを有
するフレックスリジッド配線板であって、前記少なくと
も一組のリジッド配線板のうち、一方のリジッド配線板
を他方のリジッド配線板よりも狭面積としてこの一方の
リジッド配線板側に前記フレキシブル配線板を折り曲げ
可能としたことを特徴とするものである。
【０００８】請求項２記載の発明は、屈曲性を有し回路
を備えた十字形状の４辺からなるフレキシブル配線板
と、このフレキシブル配線板を挟着する状態で一体化さ
れ前記回路に導通させた一組のリジッド配線板とを有す
るフレックスリジッド配線板であって、 前記少なくと
も一組のリジッド配線板のうち、一方のリジッド配線板
を他方のリジッド配線板よりも狭面積としてこの一方の
リジッド配線板側に前記フレキシブル配線板の十字形状
の４辺を各々折り曲げ可能としたことを特徴とするもの
である。
【０００９】請求項３記載の発明は、屈曲性を有し回路
を備え十字形状の交差領域を形成する４辺を２箇所に有
し、その一辺同士を屈曲部分として連結したフレキシブ
ル配線板と、このフレキシブル配線板を各々挟着する状
態で一体化され前記回路に導通させた２組のリジッド配
線板とを有するフレックスリジッド配線板であって、前
記２組のリジッド配線板のうち、各組の一方のリジッド
配線板を他方のリジッド配線板よりも狭面積とするとと
もに、前記屈曲部分を屈曲させてフレキシブル配線板の
２箇所の交差領域を接近させるとともに、前記各組の狭
面積の一方のリジッド配線板側にそれぞれフレキシブル
配線板の連結部分を除く各辺を折り曲げ可能としたこと
を特徴とするフレックスリジッド配線板。
【００１０】請求項４記載の発明は、屈曲性を有し回路
を備えた放射状の６辺からなるフレキシブル配線板と、
このフレキシブル配線板を挟着する状態で一体化され前
記回路に導通させた一組のリジッド配線板とを有するフ
レックスリジッド配線板であって、前記少なくとも一組
のリジッド配線板のうち、一方のリジッド配線板を他方
のリジッド配線板よりも狭面積としてこの一方のリジッ
ド配線板側に前記フレキシブル配線板の放射状の６辺を
各々折り曲げ可能としたことを特徴とするものである。
【００１１】請求項５記載の発明は、屈曲性を有し回路
を備えたフレキシブル配線板と、このフレキシブル配線
板を挟着する状態で一体化され前記回路に導通させた少
なくとも一組のリジッド配線板とを有するフレックスリ
ジッド配線板を筐体に実装するフレックスリジッド配線
板の筐体実装方法であって、前記少なくとも一組のリジ
ッド配線板のうち、一方のリジッド配線板を他方のリジ
ッド配線板よりも狭面積に形成し、前記フレキシブル配
線板を狭面積の一方のリジッド配線板側に折り曲げ、フ
レキシブル配線板が前記他方のリジッド配線板の端面か
ら外方に突出しないようにして筐体に収納することを特
徴とするものである。
【００１２】請求項１記載の発明によれば、フレキシブ
ル配線板を挟着する少なくとも一組のリジッド配線板の
うち、一方のリジッド配線板を他方のリジッド配線板よ
りも狭面積とし、この一方のリジッド配線板側に前記フ
レキシブル配線板を折り曲げ可能としたので、前記フレ
キシブル配線板に折り曲げによる無理な力をかけること
なく、このフレックスリジッド配線板を実装可能な状態
にすることができ、フレキシブル配線板に設けた回路の
断線や破損を防止できる。
【００１３】請求項２記載の発明によれば、屈曲性を有
し回路を備えた十字形状の４辺からなるフレキシブル配
線板を挟着する一組のリジッド配線板のうち、一方のリ
ジッド配線板を他方のリジッド配線板よりも狭面積と
し、この一方のリジッド配線板側に前記フレキシブル配
線板の十字形状の４辺を各々折り曲げ可能としたので、
前記フレキシブル配線板の十字形状の４辺に折り曲げに
よる無理な力をかけることなく、この４辺を実装可能な
状態にすることができ、フレキシブル配線板に設けた回
路の断線や破損を防止できる。
【００１４】請求項３記載の発明によれば、屈曲性を有
し回路を備え十字形状の交差領域を形成する４辺を２箇
所に有し、その一辺同士を屈曲部分として連結したフレ
キシブル配線板を各々挟着する状態で一体化され前記回
路に導通させた２組のリジッド配線板を備え、各組の一
方のリジッド配線板を他方のリジッド配線板よりも狭面
積とするとともに、前記屈曲部分を屈曲させてフレキシ
ブル配線板の２箇所の交差領域を接近させ、各組の狭面
積の一方のリジッド配線板側にそれぞれフレキシブル配
線板の連結部分を除く各辺を折り曲げ可能としたので、
フレキシブル配線板の合計６個の辺に折り曲げによる無
理な力をかけることなくこの６辺を実装可能な状態にす
ることができ、フレキシブル配線板に設けた回路の断線
や破損を防止しつつ高密度実装が可能となる。
【００１５】請求項４記載の発明によれば、屈曲性を有
し回路を備えた放射状の６辺からなるフレキシブル配線
板を挟着する状態で一体化され、前記回路に導通させた
一組のリジッド配線板のうち、一方のリジッド配線板を
他方のリジッド配線板よりも狭面積とし、この一方のリ
ジッド配線板側に前記フレキシブル配線板の６辺を折り
曲げ可能としたので、前記フレキシブル配線板の６辺に
折り曲げによる無理な力をかけることなく、このフレッ
クスリジッド配線板を実装可能な状態にすることがで
き、フレキシブル配線板に設けた回路の断線や破損を防
止できる。
【００１６】請求項５記載の発明のフレックスリジッド
配線板の筐体実装方法によれば、フレキシブル配線板を
挟着する少なくとも一組のリジッド配線板のうち、一方
のリジッド配線板を他方のリジッド配線板よりも狭面積
とし、前記フレキシブル配線板を狭面積の一方のリジッ
ド配線板側に折り曲げ、フレキシブル配線板が前記他方
のリジッド配線板の端面から外方に突出しないようにし
て筐体に収納するものであるから、フレックスリジッド
配線板に設けた回路の断線や破損を防止しつつこのフレ
ックスリジッド配線板を筐体に高密度で実装することが
できる。
【００１７】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を詳細
に説明する。
【００１８】（実施の形態１）図１は、本発明の実施の
形態１のフレックスリジッド配線板の断面図であり、図
２は実施の形態１のフレックスリジッド配線板の底面図
である。
【００１９】図１、図２に示す実施の形態１のフレック
スリジッド配線板は、一方の面にＣｕ等の導体により形
成した回路パターンからなる回路５を形成し、他方の面
にポリイミドフィルムからなる絶縁フィルム４を張り付
けて構成されるとともに、全体として４個の辺１ａを十
字状の形状とした屈曲性を有するフレキシブル配線板１
と、このフレキシブル配線板１に対し、その十字状の形
状の交差領域を上下から挟着する状態で、かつ、ガラス
エポキシプリプレグを用いた接着層３を介して各々接合
した例えば平面形状が正方形状を呈するリジッド配線板
２ａ、２ｂとを具備している。
【００２０】また、フレキシブル配線板１と、リジッド
配線板２ａ、２ｂとは、フレキシブル配線板１の十字状
の交差領域の中央部においてスルホール１３により電気
的に接続されている。
【００２１】前記リジッド配線板２ａ、２ｂは、それぞ
れガラスエポキシ積層板を用いて形成されている。
【００２２】ここで、フレキシブル配線板１、リジッド
配線板２ａ、２ｂの寸法関係について説明すると、リジ
ッド配線板２ｂの各辺の長さは、リジッド配線板２ａの
対応する各辺の長さより小さく、即ち、リジッド配線板
２ｂはリジッド配線板２ａよりも狭面積に形成されてい
る。
【００２３】また、フレキシブル配線板１の前記交差領
域の中央部から四方に突出する各辺１ａは、リジッド配
線板２ａの各辺よりもさらに外方に突出し、これによ
り、リジッド配線板２ｂの各辺からリジッド配線板２ｂ
の各辺に至る間のフレキシブル配線板１の各辺１ａにお
いて、図２において斜線を付して示す湾曲部分１０が形
成されるようになっている。
【００２４】このようなフレックスリジッド配線板の筐
体６に対する実装方法を図３を参照して説明する。尚、
図３は実施の形態１のフレックスリジッド配線板を上方
が開口した箱型状の筐体６に実装した状態の断面図であ
る。
【００２５】前記フレックスリジッド配線板を筐体６に
実装するには、前記フレキシブル配線板１における各辺
１ａの湾曲部分１０を、各々面積の狭いリジッド配線板
２ｂ側に折り曲げる。
【００２６】このとき、図２に示すように、各辺１ａの
湾曲部分１０の折り曲げの程度は、フレキシブル配線板
１における各辺１ａがリジッド配線板２ａの各辺の端縁
から外方に突出しない程度する。そして、フレキシブル
配線板１の各辺１ａを折り曲げた状態で、これら各辺１
ａを筐体６内に挿入するとともに、リジッド配線板２ａ
の各辺の下端縁２ｃを筐体６に設けた段部６ａに嵌め付
け、このリジッド配線板２ａにより筐体６の開口を施蓋
する状態とする。
【００２７】上述した実施の形態１のフレックスリジッ
ド配線板によれば、フレキシブル配線板１の十字形状の
４辺１ａに折り曲げによる無理な力をかけることなく、
この各辺１ａを実装可能な状態にすることができ、フレ
キシブル配線板１に設けた回路５の断線や破損を防止で
きる。
【００２８】また、実施の形態１のフレックスリジッド
配線板の実装方法によれば、前記フレキシブル配線板１
に設けた回路５の断線や破損を防止しつつこのフレック
スリジッド配線板を筐体６内に比較的自由に実装するこ
とができる。
【００２９】（実施の形態２）次に、図４乃至図６を参
照して実施の形態２のフレックスリジッド配線板及びフ
レックスリジッド配線板の実装方法を説明する。
【００３０】図４は、本発明の実施の形態２のフレック
スリジッド配線板の断面図、図５は実施の形態２のフレ
ックスリジッド配線板の底面図を示すものである。
【００３１】実施の形態２のフレックスリジッド配線板
は、基本的な構造において実施の形態１のフレックスリ
ジッド配線板と同様であるが、２箇所に十字状の交差領
域を有するフレキシブル配線板１１と、４枚のリジッド
配線板１２ａ、１２ｂ、１２ｃ、１２ｄとを用いて構成
したことが特徴である。
【００３２】即ち、実施の形態２のフレックスリジッド
配線板は、フレキシブル配線板１１を、実施の形態１の
場合と同様な構造の合計６個の辺１１ａ、１１ｂ、１１
ｃ、１１ｄ、１１ｅ、１１ｆを具備し、辺１１ａと辺１
１ｃとを図５における一方の十字状の交差領域において
上下方向に対抗配置に、また辺１１ｂと辺１１ｄとを図
５において左右方向に対抗配置に形成するとともに、辺
１１ｄのみを他の辺１１ａ、１１ｂ、１１ｃより長く形
成して、この辺１１ｄの途中（略中央）に他方の十字状
の交差領域を形成するようになっている。
【００３３】この他方の十字状の交差領域には、前記フ
レキシブル配線板１１の辺１１ｅ、１１ｆを図５におい
て上下方向に対抗配置に形成している。
【００３４】そして、前記辺１１ｄにおける両交差領域
の間の部分を湾曲部１４として機能させるようになって
いる。
【００３５】また、前記一方の十字状の交差領域にリジ
ッド配線板１２ａ、１２ｂを、他方の十字状の交差領域
にリジッド配線板１２ｃ、１２ｄを、各々フレキシブル
配線板１１を接着層３を介して挟着する状態に接合して
いる。
【００３６】また、フレキシブル配線板１１の一方の十
字状の交差領域にスルホール１３を設けてこのフレキシ
ブル配線板１１をリジッド配線板１２ａ、１２ｂと電気
的に接続し、フレキシブル配線板１１の他方の十字状の
交差領域にスルホール１３を設けてこのフレキシブル配
線板１１をリジッド配線板１２ｃ、１２ｄと電気的に接
続している。
【００３７】前記リジッド配線板１２ａ乃至１２ｄの寸
法関係を説明すると、リジッド配線板１２ａ乃至１２ｄ
の面積を各々Ｓ1 乃至Ｓ4 とすると、Ｓ1 ＞Ｓ2 ≧Ｓ4
＞Ｓ3の関係に設定している。
【００３８】次に、前記フレックスリジッド配線板の筐
体６に対する実装方法を図６を参照して説明する。尚、
図６は実施の形態１のフレックスリジッド配線板を上方
が開口した箱型状の筐体１６に実装した状態の断面図で
ある。
【００３９】前記フレックスリジッド配線板を筐体１６
に実装するには、前記フレキシブル配線板１１における
湾曲部分１４を図６に示すように前記リジッド配線板１
２ｄがリジッド配線板１２ｂと平行に、かつ、若干の空
間を生じるように弧状に折り曲げるとともに、前記各辺
１１ａ、１１ｂ、１１ｃを図６に示すようにリジッド配
線板１２ａの各突出端から外側に突出しないようにリジ
ッド配線板１２ｂ側に略９０度程度折り曲げ、さらに、
前記各辺１１ｅ、１１ｆ、１１ｄを図６に示すようにリ
ジッド配線板１２ｃ側に略９０度程度折り曲げ、前記各
辺１１ａ、１１ｂ、１１ｃにより前記各辺１１ｄ、１１
ｅ、１１ｆを三方から取り囲むようにする。
【００４０】この状態で、これら各辺１１ａ、１１ｂ、
１１ｃ及び各辺１１ｄ、１１ｅ、１１ｆを筐体１６内に
挿入し、リジッド配線板１２ａの各辺の下端縁１２ｇを
筐体１６に設けた段部１６ａに嵌め付け、このリジッド
配線板１２ａにより筐体６の開口を施蓋する状態とす
る。
【００４１】この結果、前記各辺１１ａ乃至１１ｆの突
出端部に設けた接触端子１５が前記筐体１６の底面１６
ｂに接触することになり、必要に応じて筐体１６の底面
１６ｂに回路パターンを予め形成しておくことで、前記
各辺１１ａ乃至１１ｆに設ける実施の形態１の場合と同
様な回路５間の配線処理が可能となる。
【００４２】上述した実施の形態２のフレックスリジッ
ド配線板によれば、フレキシブル配線板１１の辺１１
ａ、１１ｂ、１１ｃ及び辺１１ｄ、１１ｅ、１１ｆから
なる合計６個の辺を折り曲げによる無理な力をかけるこ
となく実装可能な状態にすることができ、フレキシブル
配線板１１に設けた回路５の断線や破損を防止できる。
【００４３】また、実施の形態２のフレックスリジッド
配線板の実装方法によれば、前記フレキシブル配線板１
に設けた回路５の断線や破損を防止しつつこのフレック
スリジッド配線板の合計６個の辺１１ａ、１１ｂ、１１
ｃ及び辺１１ｄ、１１ｅ、１１ｆを筐体６内に高密度に
実装することができる。
【００４４】（実施の形態３）次に、図７、図８を参照
して実施の形態３のフレックスリジッド配線板及びフレ
ックスリジッド配線板の実装方法を説明する。
【００４５】図７は本発明の実施の形態３のフレックス
リジッド配線板の底面図、図８は実施の形態３のフレッ
クスリジッド配線板の筐体２６に対する実装方法を示す
斜視図である。
【００４６】実施の形態３のフレックスリジッド配線板
は、基本的な構造において実施の形態１のフレックスリ
ジッド配線板と同様であるが、図７に示すように、前記
フレキシブル配線板１と同様な構造で、隣り合う辺２１
ａ同士が６０度の角度をもった合計６個の屈曲性を有す
る辺２１ａを中央部の交差領域からそれぞれ突出させた
フレキシブル配線板２１を用いるとともに、このフレキ
シブル配線板２１を中央部の交差領域において挟着する
リジッド配線板２２ａ、２２ｂのうち狭面積のリジッド
配線板２２ｂを正６角形としたことが特徴である。前記
各辺２１ａの突出端には、各々接触端子１５が形成さ
れ、また、フレキシブル配線板２１の中央部の交差領域
に形成するスルーホール１３により、フレキシブル配線
板２１と、リジッド配線板２２ａ、２２ｂとを電気的に
接続している。
【００４７】次に、実施の形態３のフレックスリジッド
配線板を図８に示すような筐体２６に実装する方法を説
明する。
【００４８】前記筐体２６の内部には、例えば円形状
（又は６角形状）の穴部２７を有する内装体２８が配置
されており、また、前記筐体２６の開口の部分には段部
２６ａが形成されている。
【００４９】この筐体２６にフレックスリジッド配線板
を実装するに際しては、前記フレキシブル配線板２１の
各辺２１ａを、図８に示すように、各々リジッド配線板
２２ｂ側に折り曲げ、この状態で、折り曲げた各辺２１
ａを図８に示す矢印方向に沿って前記筐体２６の穴部２
７内に挿入し、リジッド配線板２２ａの各辺の下端縁２
２ｃを筐体２６に設けた段部２６ａに嵌め付け、このリ
ジッド配線板２２ａにより筐体２６の開口を施蓋する状
態とする。
【００５０】この結果、筐体２６の穴部２７内にフレキ
シブル配線板２１の６個の辺２１ａを実装でき、小形化
を目指す電気機器又は電子機器等の実装において、無駄
な空間が生じない高密度実装を実現できる。
【００５１】
【発明の効果】請求項１記載の発明によれば、フレキシ
ブル配線板に折り曲げによる無理な力をかけることなく
このフレキシブル配線板に設けた回路の断線や破損を防
止しつつ実装可能な状態にすることができるフレックス
リジッド配線板を提供することができる
【００５２】請求項２記載の発明によれば、フレキシブ
ル配線板の十字形状の４辺に折り曲げによる無理な力を
かけることなくこのフレキシブル配線板に設けた回路の
断線や破損を防止しつつ実装可能な状態にすることがで
きるフレックスリジッド配線板を提供することができ
る。
【００５３】請求項３記載の発明によれば、フレキシブ
ル配線板の合計６個の辺に折り曲げによる無理な力をか
けることなくこの６辺を実装可能な状態にすることがで
き、回路の断線や破損を防止しつつ高密度実装が可能な
フレックスリジッド配線板を提供することができる。
【００５４】請求項４記載の発明によれば、前記フレキ
シブル配線板の放射状の６辺に折り曲げによる無理な力
をかけることなくこの６辺を実装可能な状態にすること
ができ、回路の断線や破損を防止しつつ高密度実装が可
能なフレックスリジッド配線板を提供することができ
る。
【００５５】請求項５記載の発明のフレックスリジッド
配線板の筐体実装方法によれば、フレックスリジッド配
線板に設けた回路の断線や破損を防止しつつこのフレッ
クスリジッド配線板を筐体に高密度で実装することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態１のフレックスリジッド配
線板の断面図である。
【図２】実施の形態１のフレックスリジッド配線板の底
面図である。
【図３】実施の形態１のフレックスリジッド配線板を筐
体に実装した状態の断面図である。
【図４】実施の形態２のフレックスリジッド配線板の断
面図である。
【図５】実施の形態２のフレックスリジッド配線板の底
面図である。
【図６】実施の形態２のフレックスリジッド配線板を筐
体に実装した状態の断面図である。
【図７】実施の形態３のフレックスリジッド配線板の底
面図である。
【図８】実施の形態３のフレックスリジッド配線板の筐
体に対する実装方法を示す斜視図である。
【図９】従来のフレックスリジッド配線板を示す断面図
である。
【図１０】従来のフレックスリジッド配線板の筐体に対
する実装方法を示す断面図である。
【符号の説明】
１ フレキシブル配線板 ２ａ リジット配線板 ２ｂ リジット配線板 ３ 接着層 ４ 絶縁フィルム ５ 回路 ６ 筐体 ８ 端面 ９ ストッパー面 １３ スルーホール

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 屈曲性を有し回路を備えたフレキシブル
    配線板と、このフレキシブル配線板を挟着する状態で一
    体化され前記回路に導通させた少なくとも一組のリジッ
    ド配線板とを有するフレックスリジッド配線板であっ
    て、 前記少なくとも一組のリジッド配線板のうち、一方のリ
    ジッド配線板を他方のリジッド配線板よりも狭面積とし
    てこの一方のリジッド配線板側に前記フレキシブル配線
    板を折り曲げ可能としたことを特徴とするフレックスリ
    ジッド配線板。
  2. 【請求項２】 屈曲性を有し回路を備えた十字形状の４
    辺からなるフレキシブル配線板と、このフレキシブル配
    線板を挟着する状態で一体化され前記回路に導通させた
    一組のリジッド配線板とを有するフレックスリジッド配
    線板であって、 前記少なくとも一組のリジッド配線板
    のうち、一方のリジッド配線板を他方のリジッド配線板
    よりも狭面積としてこの一方のリジッド配線板側に前記
    フレキシブル配線板の十字形状の４辺を各々折り曲げ可
    能としたことを特徴とするフレックスリジッド配線板。
  3. 【請求項３】 屈曲性を有し回路を備え十字形状の交差
    領域を形成する４辺を２箇所に有し、その一辺同士を屈
    曲部分として連結したフレキシブル配線板と、このフレ
    キシブル配線板を各々挟着する状態で一体化され前記回
    路に導通させた２組のリジッド配線板とを有するフレッ
    クスリジッド配線板であって、 前記２組のリジッド配線板のうち、各組の一方のリジッ
    ド配線板を他方のリジッド配線板よりも狭面積とすると
    ともに、前記屈曲部分を屈曲させてフレキシブル配線板
    の２箇所の交差領域を接近させるとともに、前記各組の
    狭面積の一方のリジッド配線板側にそれぞれフレキシブ
    ル配線板の連結部分を除く各辺を折り曲げ可能としたこ
    とを特徴とするフレックスリジッド配線板。
  4. 【請求項４】 屈曲性を有し回路を備えた放射状の６辺
    からなるフレキシブル配線板と、このフレキシブル配線
    板を挟着する状態で一体化され前記回路に導通させた一
    組のリジッド配線板とを有するフレックスリジッド配線
    板であって、 前記少なくとも一組のリジッド配線板のうち、一方のリ
    ジッド配線板を他方のリジッド配線板よりも狭面積とし
    てこの一方のリジッド配線板側に前記フレキシブル配線
    板の放射状の６辺を各々折り曲げ可能としたことを特徴
    とするフレックスリジッド配線板。
  5. 【請求項５】 屈曲性を有し回路を備えたフレキシブル
    配線板と、このフレキシブル配線板を挟着する状態で一
    体化され前記回路に導通させた少なくとも一組のリジッ
    ド配線板とを有するフレックスリジッド配線板を筐体に
    実装するフレックスリジッド配線板の筐体実装方法であ
    って、 前記少なくとも一組のリジッド配線板のうち、一方のリ
    ジッド配線板を他方のリジッド配線板よりも狭面積に形
    成し、 前記フレキシブル配線板を狭面積の一方のリジッド配線
    板側に折り曲げ、フレキシブル配線板が前記他方のリジ
    ッド配線板の端面から外方に突出しないようにして筐体
    に収納することを特徴とするフレックスリジッド配線板
    の筐体実装方法。
JP24407795A 1995-09-22 1995-09-22 フレックスリジッド配線板及び該フレックスリジッド 配線板の筐体実装方法 Withdrawn JPH0992950A (ja)

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