JPH0992401A - プリチャージ機能を備えた電気接続器、電源装置およ び電子機器 - Google Patents

プリチャージ機能を備えた電気接続器、電源装置およ び電子機器

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JPH0992401A
JPH0992401A JP26920095A JP26920095A JPH0992401A JP H0992401 A JPH0992401 A JP H0992401A JP 26920095 A JP26920095 A JP 26920095A JP 26920095 A JP26920095 A JP 26920095A JP H0992401 A JPH0992401 A JP H0992401A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】起動スイッチを除去し、電気接続器の接続操作
だけで、その接続時の突入電流を防止しながら起動で
き、かつ電気接続器の挿抜操作に連動して電力をオン、
オフできるプリチャージ機能を備えた電気接続器、電源
装置および電子機器を提供すること。 【構成】受電電圧を選択的に接続するコンタクトを複数
有する電気接続器2において、第1の受電電圧を電流制
限手段3を介して選択的に接続する第1のコンタクト2
Aと、第1のコンタクト2Aの接続に遅れて前記第1の
受電電圧を選択的に接続する第2のコンタクト2Cと、
第1のコンタクト2Aの開閉動作とほぼ同時に開閉動作
を行うコンタクトであって、第2の受電電圧を選択的に
接続する第3のコンタクト2Bと、第2のコンタクト2
Cの開閉動作とほぼ同時に開閉動作を行うコンタクトで
あって、前記第2の受電電圧を選択的に接続する第4の
コンタクト2Dとを備えたことを特徴とするプリチャー
ジ機能を備えた電気接続器、それを備えた電源装置およ
び電子機器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,突入電流を防止し得る
プリチャージ機能を備えた電気接続装置、その電気接続
装置を備えた電源装置および電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】電源装置を含む電子機器をコネクタのよ
うな電気接続器により入力電源系統に接続する場合、電
子機器の入力側キャパシタンスに突入電流が流れないよ
うに、種々の方法によって突入電流を抑制することによ
り、電気接続器の接点の損傷防止、半導体素子などの破
壊の防止、及び入力電源系統への悪影響の低減などを図
っている。
【0003】現在、通信用装置などで用いられている簡
便な突入電流抑制方法として、長さの違うコネクタピン
による接触時間差、つまり接続時間差を利用する方法が
ある。図4は、このような接続構成について説明するも
のであり、オンボード電源のような電源やICなどの他
の回路素子を備えている電子回路パッケージ1は、その
一端に固定された接触時間差機能を備えた特殊なプラグ
コネクタ2をレセプタクルコネクタ(図示せず)に接続
することによって他機器と接続される。一般にプラグコ
ネクタ2とレセプタクルコネクタとで電気接続器を構成
する。接触時間差機能を備えた電気接続器のプラグコネ
クタ2は一対の長ピン2A,2Bと単一の短ピン2Cと
を有している。第1の長ピン2Aは抵抗のような電流制
限手段3を通して受電電圧を受けるプリチャージコネク
タピンとなり、その他端は電子回路パッケージ1の受電
端子TP に接続される。第2の長ピン2Bは接地電圧に
接続される接地コネクタピンとなり、その他端は電子回
路パッケージ1の接地端子TG に接続される。そして短
ピン2Cは受電電圧に接続される受電コネクタピンとな
り、その他端は電子回路パッケージ1の受電端子TP
接続される。また、接地ピンである長ピン2Bは起動ス
イッチ7を介して電子回路パッケージ1の起動端子TI
にも接続され得る。
【0004】電子回路パッケージ1は、バイパスコンデ
ンサや電源の入力側コンデンサのキャパシタンスを主と
して、その他に浮遊容量などのキャパシタンスを加えて
なる入力側キャパシタンス1Aと入力側抵抗1Bなどを
等価的に有する。電気接続器のプラグコネクタ2を挿入
すると、先ず短ピン2Cの接触に先立って、長ピン2A
と2Bがそれぞれ接触して接続され、電流は電流制限手
段3を通して入力側キャパシタンス1Aへ流れる。した
がって、電流は電流制限手段3で制限されるから、入力
側キャパシタンス1Aは図5で示されるように比較的緩
やかに充電され、次に短ピン2Cが受電電圧に直接結合
されことにより、入力側キャパシタンス1Aは急激に受
電電圧Vinまで充電される。長ピン2Aと2Bの接触時
点から短ピン2Cの接触時点までの時間差内に入力側キ
ャパシタンス1Aが所定レベル以上に充電されていれ
ば、電気接続器のプラグコネクタ2の接続時に流れる電
流は問題のないレベルに制限される。しかる後に、電子
回路パッケージ1の起動スイッチ7が手動で閉じられ
る。
【0005】電子回路パッケージ1の電源が動作を始め
ると、入力側抵抗1Bが非常に小さくなる。したがっ
て、電源を起動させた状態で、入力側キャパシタンス1
Aを充電させると、入力側キャパシタンス1Aの電圧は
所望レベルまで上昇せず、短ピン2Cには比較的高い電
圧が印加されるので、少なくともその接触寸前には短ピ
ン2Cとその対応する接点間には放電が発生し、短ピン
2Cに放電痕ができてしまう。また、電子部品にも悪影
響を与えることがある。したがって、電気接続器のプラ
グコネクタ2の挿入接触時には起動スイッチ7を必ず開
いた状態におかねばならない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のもの
の場合には、起動スイッチ7を備えねばならず、コネク
タを接続しても起動スイッチをオンにしなければ、電源
を起動できないという2重の手間がかかる。特に、通信
設備にあっては分散給電が行われており、その保守時に
は電力供給を遮断することなく、通信架に配置されてい
る多数の電子回路パッケージの活線挿抜を行わなければ
ならないので、各電子回路パッケージの活線挿抜ごとに
その電源の起動スイッチをオン、オフさせるのは手間が
かかる。また、起動スイッチを備えるスペースを確保し
なければならず、電子回路および電源のパッケージ化が
進んでいるなかで、その小型・薄型化を究極まで追求す
る上で、負担となっている。
【0007】本発明は、起動スイッチを除去し、電気接
続器の接続操作だけで、その接続時の初期電流を制限し
ながら起動でき、かつ電気接続器の挿抜操作に連動して
電力をオン、オフできるプリチャージ機能を備えた電気
接続器、電源装置および電子回路を提供することを目的
としている。
【0008】
【問題を解決するための手段】前述のような問題を解決
するため,請求項1の発明では、受電電圧を選択的に開
閉するコンタクトを複数有する電気接続器において、第
1の受電電圧を選択的に接続する第1のコンタクトと、
この第1のコンタクトの接続に遅れて前記第1の受電電
圧を選択的に接続する第2のコンタクトと、前記第1の
コンタクトの開閉動作とほぼ同時に開閉動作を行うコン
タクトであって、前記電圧の接続された側に備えられた
電流制限手段を介して第2の受電電圧を選択的に接続す
る第3のコンタクトと、前記第2のコンタクトの開閉動
作とほぼ同時に開閉動作を行うコンタクトであって、前
記第2の受電電圧を選択的に接続する第4のコンタクト
とを備えたことを特徴とするプリチャージ機能を備えた
電気接続器を提供する。
【0009】前述のような問題を解決するため,請求項
2の発明では、前記電流制限手段と並列にスイッチング
半導体素子を接続するとともに、その制御端子を前記第
4のコンタクトの前記第2の受電電圧の印加される側に
接続したことを特徴とする請求項1に記載のプリチャー
ジ機能を備えた電気接続器を提供する。
【0010】前述のような問題を解決するため,請求項
3の発明では、入力電圧を選択的に開閉するコンタクト
を複数有する電気接続器において、第1の電圧を選択的
に接続する第1のコンタクトと、この第1のコンタクト
の接続に遅れて前記第1の電圧を選択的に接続する第2
のコンタクトと、前記第1のコンタクトの開閉動作とほ
ぼ同時に開閉動作を行うコンタクトであって、電流制限
手段を介して第2の電圧を選択的に接続する第3のコン
タクトと、前記第1のコンタクトと前記第2のコンタク
トの開閉動作時点の間で開閉動作を行うコンタクトであ
って、前記第2の電圧を選択的に接続する第5のコンタ
クトとを備えたことを特徴とするプリチャージ機能を備
えた電気接続器を提供する。
【0011】前述のような問題を解決するため,請求項
4の発明では、請求項1ないし請求項3のいずれかに記
載の前記プリチャージ機能を備えた電気接続器を備えた
電源において、前記第1と第3のコンタクトが閉じるこ
とにより入力側キャパシタンスのプリチャージが行わ
れ、前記第2と第4のコンタクトが閉じることにより起
動することを特徴とする電源装置を提供する。
【0012】前述のような問題を解決するため,請求項
5の発明では、請求項1ないし請求項3のいずれかに記
載の前記プリチャージ機能を備えた電気接続器を備える
電子機器において、前記電気接続器の前記第1と第3の
コンタクトがそれぞれ閉じることにより入力側キャパシ
タンスのプリチャージが行われ、前記第2と第4のコン
タクトがそれぞれ閉じることにより起動することを特徴
とする電子機器を提供する。
【0013】
【実施例】先ず図1により本発明を通信装置に適用した
一実施例を説明すると,図1において、図4で用いた記
号と同一の記号は相当する部材を示すものとする。この
実施例では、プリチャージ機能を備えた電気接続器のプ
ラグコネクタ2がレセプタクルコネクタ2’に対して第
1の短ピン2Cの挿抜とほぼ同時に挿抜したい第2の短
ピン2Dを備え、その短ピン2Dが電源2の起動端子T
I に接続されたことを特徴としている。
【0014】通信設備にあっては分散給電が行われてお
り、その保守時には電力供給を遮断することなく、通信
架に配置されている多数の電子回路パッケージの活線挿
抜を行っている。電子回路パッケージは、一般に電気接
続器のプラグコネクタをその一端に備え、レセプタクル
コネクタの機能を行うバックワイヤリングボード(BW
B)と称される相互接続部分で所定の接続が行われる。
また、それぞれの電子回路パッケージは、それぞれオン
ボード電源とこのオンボード電源から給電されるICな
どの電子部品を備えている。各電子回路パッケージのオ
ンボード電源は、BWBを通してDC電圧を受電して、
DC電圧をその電子回路パッケージ内のICなどに給電
する。
【0015】このような多数の電子回路パッケージ1の
活線挿抜などに用いられるこの電気接続器のプラグコネ
クタ2は、実質的に長さの等しい一対の長ピン2Aと2
B、およびこれら長ピン2Aと2Bよりも長さの短い一
対の短ピン2Cと2Dを有する。これら一対の短ピン2
Cと2Dも実質的に長さが等しい。また、図示していな
いが、BWB側のレセプタクルコネクタ2’には長ピン
2Aと2Bおよび短ピン2Cと2Dと同一レベルで接触
する接点が備えられており、これらは各一対でそれぞれ
電気的に独立した4個のコンタクトを形成する。
【0016】第1の長ピン2Aはプリチャージ用の電流
制限手段3を通してオンボード電源のような電子回路パ
ッケージ1の受電端子TP に接続され、第2の長ピン2
Bは電源2の接地端子TG に接続されている。また、第
1の短ピン2Cは電流制限手段3を介することなく電子
回路パッケージ1の受電端子TP に接続され、第2の短
ピン2Dは電子回路パッケージ1の起動端子TI に接続
されている。
【0017】次に、このように構成されたプリチャージ
機能を備えた電気接続器2の挿抜について説明する。電
気接続器のプラグコネクタ2の各ピンをレセプタクルコ
ネクタ2’に均等に挿し込むと、先ず長ピン2Aと2B
が接触し、図5に示したように、電子回路パッケージ1
の入力側キャパシタンスが電流制限手段3を通して比較
的緩やかにプリチャージされる。次にこれに若干遅れて
短ピン2Cと2Dがレセプタクルコネクタ2’に接続さ
れ、この結果、短ピン2Cが電子回路パッケージ1の受
電端子TP に直接接続され、短ピン2Dは電子回路パッ
ケージ1の起動端子TI に直接接続される。これに伴
い、電子回路パッケージ1内のオンボード電源(図示せ
ず)が起動するとともに、電子回路パッケージ1の受電
端子TP と接地端子TG 間には電流制限手段3による電
圧降下の影響を受けない受電電圧が印加され、電子回路
パッケージ1は通常の動作状態に入る。
【0018】プリチャージ機能を備えた電気接続器にお
いてプラグコネクタ2をレセプタクルコネクタ2’から
抜く場合には、先ず短ピン2Cと2Dが接触点から離れ
て、電子回路パッケージ1内のオンボード電源を停止に
至らせる。そして、短ピン2Cと2Dが接触点から離れ
た時点から若干遅れて、長ピン2Aと2Bが接触点から
離れる。長ピン2Aと2Bが接触点から離れるときに
は、回路に存在する電流制限手段3により電流が制限さ
れる状態にあるので、それらピンを損傷させるような放
電は発生しない。
【0019】次に図2により本発明の別の実施例につい
て説明を行う。図2において、図1で用いた記号と同一
の記号は相当する部材を示すものとする。図2の実施例
は、前記実施例で起きる可能性もある不都合を解決する
ために、電気接続器において電流制限手段3と並列にス
イッチング半導体素子としてトランジスタ4を接続する
と共に、第1の長ピン2Aと第2の短ピン2Dとの間に
互いに直列接続された抵抗5と6を接続し、それらの接
続点にトランジスタ4のベースを接続したものである。
【0020】例えば図1の実施例で、プリチャージ機能
を備えた電気接続器におけるプラグコネクタ2のレセプ
タクルコネクタ2’に対する挿入の仕方が悪いために、
第1の短ピン2Cよりも第2の短ピン2Dが先に接触し
たとすると、電子回路パッケージ1内のオンボード電源
が起動するが、短ピン2Cは未だ接触していないので、
電流は電流制限手段3を通して流れることになる。この
ことは電流制限手段3の発熱を招くばかりでなく、その
電圧降下によって、電子回路パッケージ1内のオンボー
ド電源が正常に起動できない場合を生じる。
【0021】この実施例では、前述のように第1の短ピ
ン2Cよりも第2の短ピン2Dが先に接触した場合に
は、第2の短ピン2Dから抵抗5と6を通して第1の長
ピン2Aに流れ、トランジスタ4のベース−エミッタ間
を順バイアスするので、トランジスタ4がターンオンす
る。したがって、電流はトランジスタ4を流れるので、
電流制限手段3による電圧降下が発生せず、電子回路パ
ッケージ1内のオンボード電源は正常に起動できる。
【0022】図2では単一のトランジスタを用いたが、
平常時における抵抗5と6の電力損失を極力小さくする
ために、抵抗5と6の抵抗値を大きくしてそれらを流れ
る電流を小さくしたい。このためには、トランジスタ4
としてダーリントン接続された増幅率の大きいトランジ
スタを用いる必要があり、このように電流増幅率の大き
いトランジスタを用いる場合には、そのベース−エミッ
タ間に高周波バイパス用のコンデンサ(図示せず)を接
続するのが好ましい。
【0023】次に図3により本発明の別の実施例につい
て説明を行う。図3において、図1および図2で用いた
記号と同一の記号は相当する部材を示すものとする。図
3の実施例は、前述のような不都合を解決するため、図
1又は図2において必ず第2の短ピン2Dよりも第1の
短ピン2Cが先に接触するように、プリチャージ機能を
備えた電気接続器の第1の短ピン2Cに対応するピン2
C’を第2の短ピン2Dよりも長くして中ピンとし、長
ピン2A、2Bよりも短くしたところに特徴がある。
【0024】このような構造にすることにより、プリチ
ャージ機能を備えた電気接続器におけるプラグコネクタ
2のレセプタクルコネクタ2’に対する挿入の仕方が悪
い場合でも、必ず先ず長ピン2A、2Bが接触すること
により、電子回路パッケージ1の入力側キャパシタンス
が電流制限手段3を通して比較的緩やかにプリチャージ
され、次に中ピン2C’が接触し、その状態で最後に短
ピン2Dが接触することにより、電子回路パッケージ1
内のオンボード電源が正常に起動できる。
【0025】以上の実施例では通信装置を例にあげて、
回路1をオンボード電源を有する電子回路パッケージと
して説明してきたが、電子回路パッケージ1は複数のオ
ンボード電源が回路基板に搭載された電源パッケージ、
あるいは小型・薄型のオンボード電源から容量の大きな
電源装置までの各種の電源装置、又はオンボード電源な
どを内蔵せずにプリチャージ機能を備えた電気接続器を
通して受電する電力で動作する種々の電子機器であって
も、同様に適用できる。
【0026】また、以上の実施例ではコンタクトを形成
する一方の部材であるピンの長さを長、短、あるいは中
として組み合わせたが、ピンの長さを同一とし、コンタ
クトを形成する他方の部材である接点の位置を、前方、
後方、あるは中間にして、接点とピンとの間の距離を
長、短、あるいは中としても同様な作用、効果が得られ
る。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように,本発明によれば,起
動スイッチを除去し、電気接続器の接続操作だけで、そ
の接続時の突入電流を防止しながら起動でき、かつ電気
接続器の挿抜操作に連動して電力をオン、オフできるプ
リチャージ機能を備えた電気接続器、それを備えた電源
装置および電子機器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を説明するための図である。
【図2】本発明の他の一実施例を説明するための図であ
る。
【図3】本発明のさらに別の一実施例を説明するための
図である。
【図4】従来例を説明するための図である。
【図5】回路の入力側キャパシタンスのプリチャージを
説明するための図である。
【符号の説明】
1・・・・・・電子回路パッケージ(電子機器) 2・・・・・・電気接続器のプラグコネクタ 2’・・・・・電気接続器のレセプタクルコネクタ 2A・・・・・対応する接点と第1のコンタクトを形成
する第1の長ピン 2B・・・・・対応する接点と第3のコンタクトを形成
する第2の長ピン 2C・・・・・対応する接点と第2のコンタクトを形成
する第1の短ピン 2D・・・・・対応する接点と第4のコンタクトを形成
する第2の短ピン 2C’・・・・対応する接点と別の第4のコンタクトを
形成する中短ピン 3・・・・・・電流制限手段 4・・・・・・スイッチング半導体素子 5、6・・・・抵抗 7・・・・・・起動スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新井 幸次 東京都豊島区高田1丁目18番1号 オリジ ン電気株式会社内 (72)発明者 山下 暢彦 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 谷内 利明 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 村上 直樹 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 関口 衛 東京都千代田区大手町2丁目2番1号 新 電元工業株式会社内 (72)発明者 村川 泰也 埼玉県新座市北野3丁目6番3号 サンケ ン電気株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受電電圧を選択的に接続するコンタクト
    を複数有する電気接続器において、 第1の受電電圧を電流制限手段を介して選択的に接続す
    る第1のコンタクトと、 該第1のコンタクトの接続に遅れて前記第1の受電電圧
    を選択的に接続する第2のコンタクトと、 前記第1のコンタクトの開閉動作とほぼ同時に開閉動作
    を行うコンタクトであって、第2の受電電圧を選択的に
    接続する第3のコンタクトと、 前記第2のコンタクトの開閉動作とほぼ同時に開閉動作
    を行うコンタクトであって、前記第2の受電電圧を選択
    的に接続する第4のコンタクトとを備えたことを特徴と
    するプリチャージ機能を備えた電気接続器。
  2. 【請求項2】 前記電流制限手段と並列にスイッチング
    半導体素子を接続するとともに、その制御端子を前記第
    4のコンタクトの前記第2の受電電圧の印加される側に
    接続したことを特徴とする請求項1に記載のプリチャー
    ジ機能を備えた電気接続器。
  3. 【請求項3】 受電電圧を選択的に開閉するコンタクト
    を複数有する電気接続器において、 第1の受電電圧を電流制限手段を介して選択的に接続す
    る第1のコンタクトと、 前記第1の受電電圧を選択的に接続する第2のコンタク
    トと、 前記第1のコンタクトの開閉動作とほぼ同時に開閉動作
    を行うコンタクトであって、第2の受電電圧を選択的に
    接続する第3のコンタクトと、 該第3のコンタクトの接続に遅れて前記第2の受電電圧
    を選択的に接続する第4のコンタクトとを備え、 前記第2のコンタクトは、前記第1のコンタクトと前記
    第4のコンタクトの開閉動作時点の間で開閉動作を行う
    ことを特徴とするプリチャージ機能を備えた電気接続
    器。
  4. 【請求項4】請求項1ないし請求項3のいずれかに記載
    の前記プリチャージ機能を備えた電気接続器を備えた電
    源において、前記第1と第3のコンタクトが閉じること
    により入力側キャパシタンスのプリチャージが行われ、
    前記第2と第4のコンタクトが閉じることにより起動す
    ることを特徴とする電源装置。
  5. 【請求項5】請求項1ないし請求項3のいずれかに記載
    の前記プリチャージ機能を備えた電気接続器を備えてな
    る電子機器において、前記電気接続器の前記第1と第3
    のコンタクトがそれぞれ閉じることにより入力側キャパ
    シタンスのプリチャージが行われ、前記第2と第4のコ
    ンタクトがそれぞれ閉じることにより起動することを特
    徴とする電子機器。
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