JPH0992356A - 速結端子台 - Google Patents
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- JPH0992356A JPH0992356A JP23998095A JP23998095A JPH0992356A JP H0992356 A JPH0992356 A JP H0992356A JP 23998095 A JP23998095 A JP 23998095A JP 23998095 A JP23998095 A JP 23998095A JP H0992356 A JPH0992356 A JP H0992356A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】電線解除時の操作性の向上と小型化及び部品点
数の削減による低価格化を達成し得る速結端子台を提供
することにある。 【解決手段】絶縁性のある端子台本体１１の内部に、挿
入電線３の導体接触部１４を有する通電金具１５と、こ
の通電金具の導体接触部１４に対向するばね板部１６ａ
を有し該ばね板部と前記導体接触部１４との間で電線導
体３ａを挾持して電気的且つ機械的に接続する錠ばね１
６とからなる速結端子装置１７を組込んだ速結端子台に
おいて、この端子台本体１１に挿入された電線３と、こ
の挿入電線の導体３ａを挾持する速結端子装置１７との
相対位置を前記電線３が挿入方向と直角方向に傾動変位
するように移動させて、速結端子装置１７に対する挿入
電線３の施錠保持を解除できる構成としたことを特徴と
する。
数の削減による低価格化を達成し得る速結端子台を提供
することにある。 【解決手段】絶縁性のある端子台本体１１の内部に、挿
入電線３の導体接触部１４を有する通電金具１５と、こ
の通電金具の導体接触部１４に対向するばね板部１６ａ
を有し該ばね板部と前記導体接触部１４との間で電線導
体３ａを挾持して電気的且つ機械的に接続する錠ばね１
６とからなる速結端子装置１７を組込んだ速結端子台に
おいて、この端子台本体１１に挿入された電線３と、こ
の挿入電線の導体３ａを挾持する速結端子装置１７との
相対位置を前記電線３が挿入方向と直角方向に傾動変位
するように移動させて、速結端子装置１７に対する挿入
電線３の施錠保持を解除できる構成としたことを特徴と
する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ねじ等を使用せず
錠ばねの施錠効果を利用して、電線を電気的且つ機械的
に接続する速結端子台に関するものである。
錠ばねの施錠効果を利用して、電線を電気的且つ機械的
に接続する速結端子台に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図２０乃至図２３は、従来の速結端子台
を示した構成説明図であって、この従来の速結端子台
は、絶縁性のある端子台本体１の内部に、本体外部露出
の接続端子２及び挿入電線３の導体接触部４を有する通
電金具５と、この通電金具５の導体接触部４に対向する
ばね板部６ａを有し該ばね板部と前記導体接触部４との
間で電線導体３ａ（電線被覆を剥した裸線部分）を挾持
して電気的且つ機械的に接続する錠ばね６とからなる複
数の速結端子装置７を組込み、前記本体１の錠ばね操作
部（本体上壁部の貫通孔１ａ）に電線３を着脱するため
の絶縁性のある施錠解除釦８を設けると共に、前記本体
１の通電金具５と錠ばね６との間に対向した外壁部位置
に複数の電線挿入孔９を設けた構成となっている。
を示した構成説明図であって、この従来の速結端子台
は、絶縁性のある端子台本体１の内部に、本体外部露出
の接続端子２及び挿入電線３の導体接触部４を有する通
電金具５と、この通電金具５の導体接触部４に対向する
ばね板部６ａを有し該ばね板部と前記導体接触部４との
間で電線導体３ａ（電線被覆を剥した裸線部分）を挾持
して電気的且つ機械的に接続する錠ばね６とからなる複
数の速結端子装置７を組込み、前記本体１の錠ばね操作
部（本体上壁部の貫通孔１ａ）に電線３を着脱するため
の絶縁性のある施錠解除釦８を設けると共に、前記本体
１の通電金具５と錠ばね６との間に対向した外壁部位置
に複数の電線挿入孔９を設けた構成となっている。
【０００３】この従来の速結端子台は、電線挿入孔９か
ら電線３を図２３（Ａ）（Ｂ）の如く挿入し（電線導体
３ａの先端で錠ばね６のばね板部６ａを変形させながら
差し込む）、通電金具５と錠ばね６とで電線導体３ａを
挾持することで電線３を速結端子装置７に対して電気的
且つ機械的に接続する。
ら電線３を図２３（Ａ）（Ｂ）の如く挿入し（電線導体
３ａの先端で錠ばね６のばね板部６ａを変形させながら
差し込む）、通電金具５と錠ばね６とで電線導体３ａを
挾持することで電線３を速結端子装置７に対して電気的
且つ機械的に接続する。
【０００４】また、施錠解除釦８を押すことにより、速
結端子装置７の錠ばね６（ばね板部６ａ）を電線挾持位
置から離す方向に図２３（Ｃ）の如く変形させ、この状
態で電線３を図２３（Ｃ）の如く引き抜く。
結端子装置７の錠ばね６（ばね板部６ａ）を電線挾持位
置から離す方向に図２３（Ｃ）の如く変形させ、この状
態で電線３を図２３（Ｃ）の如く引き抜く。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の速結端子台
では、電線３の接続時及び解除時に錠ばね６を変形させ
ながら電線３を抜き差しするためばね力の抵抗があり、
この錠ばね６のばね定数は通常、接続電線径が大きいほ
ど大きく設定されている。
では、電線３の接続時及び解除時に錠ばね６を変形させ
ながら電線３を抜き差しするためばね力の抵抗があり、
この錠ばね６のばね定数は通常、接続電線径が大きいほ
ど大きく設定されている。
【０００６】エアコン用配線は、通常電線径１．６mm又
は２mmで、２芯乃至３芯のＶＶＦ線（６００Ｖビニール
絶縁ビニールシースケーブル平形）が使用されており、
２芯乃至３芯を同時に抜き差しするため、非常に大きな
操作力（１０〜１５Ｋｇｆ程度）が必要である。このた
め各極ごと又は２／３極に１つの施錠解除釦８が必要で
ある。また、電線の施錠解除時に錠ばね６のばね板部６
ａを変形させるので、電線径以上の空間を本体内に作る
必要がある。
は２mmで、２芯乃至３芯のＶＶＦ線（６００Ｖビニール
絶縁ビニールシースケーブル平形）が使用されており、
２芯乃至３芯を同時に抜き差しするため、非常に大きな
操作力（１０〜１５Ｋｇｆ程度）が必要である。このた
め各極ごと又は２／３極に１つの施錠解除釦８が必要で
ある。また、電線の施錠解除時に錠ばね６のばね板部６
ａを変形させるので、電線径以上の空間を本体内に作る
必要がある。
【０００７】本発明は前記従来の問題を解消するために
なされたもので、その目的は電線解除時の操作性の向上
と小型化及び部品点数の削減による低価格化を達成し得
る速結端子台を提供することにある。
なされたもので、その目的は電線解除時の操作性の向上
と小型化及び部品点数の削減による低価格化を達成し得
る速結端子台を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明では絶縁性のある端子台本体の内部に、挿
入電線の導体接触部を有する通電金具と、この通電金具
の導体接触部に対向するばね板部を有し該ばね板部と前
記導体接触部との間で電線導体を挾持して電気的且つ機
械的に接続する錠ばねとからなる速結端子装置を組込ん
だ速結端子台において、この端子台本体に挿入された電
線と、この挿入電線の導体を挾持する速結端子装置との
相対位置を前記電線が挿入方向と直角方向に傾動変位す
るように移動させて、速結端子装置に対する挿入電線の
施錠保持を解除できる構成としたことを要旨とする。
めに、本発明では絶縁性のある端子台本体の内部に、挿
入電線の導体接触部を有する通電金具と、この通電金具
の導体接触部に対向するばね板部を有し該ばね板部と前
記導体接触部との間で電線導体を挾持して電気的且つ機
械的に接続する錠ばねとからなる速結端子装置を組込ん
だ速結端子台において、この端子台本体に挿入された電
線と、この挿入電線の導体を挾持する速結端子装置との
相対位置を前記電線が挿入方向と直角方向に傾動変位す
るように移動させて、速結端子装置に対する挿入電線の
施錠保持を解除できる構成としたことを要旨とする。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第１の実施例を図
１乃至図１２に従い具体的に説明する。
１乃至図１２に従い具体的に説明する。
【００１０】図中１１は絶縁性のある合成樹脂で一体成
形した端子台本体で、この端子台本体１１の内部には本
体外部露出の接続端子１２及び挿入電線３の導体接触部
１４を有する通電金具１５と、この通電金具１５の導体
接触部１４に対向するばね板部１６ａを有し該ばね板部
と前記導体接触部１４との間で電線導体３ａ（電線被覆
を剥した裸線部分）を挾持して電気的且つ機械的に接続
する錠ばね１６とからなる複数の速結端子装置１７が図
４，図５の如く組込まれている。
形した端子台本体で、この端子台本体１１の内部には本
体外部露出の接続端子１２及び挿入電線３の導体接触部
１４を有する通電金具１５と、この通電金具１５の導体
接触部１４に対向するばね板部１６ａを有し該ばね板部
と前記導体接触部１４との間で電線導体３ａ（電線被覆
を剥した裸線部分）を挾持して電気的且つ機械的に接続
する錠ばね１６とからなる複数の速結端子装置１７が図
４，図５の如く組込まれている。
【００１１】前記端子台本体１１には、通電金具１５の
導体接触部１４と錠ばね１６のばね板部１６ａとの間の
電線挿入部１０を電線導体３ａの直径よりも広い溝幅で
本体上面側に開口させるスリット状の電線傾動溝２１
と、複数個の上面枢支部２２とが図５，図１０の如く設
けられている。
導体接触部１４と錠ばね１６のばね板部１６ａとの間の
電線挿入部１０を電線導体３ａの直径よりも広い溝幅で
本体上面側に開口させるスリット状の電線傾動溝２１
と、複数個の上面枢支部２２とが図５，図１０の如く設
けられている。
【００１２】２３は端子台本体１１の上面枢支部２２に
電線傾動溝２１を開閉できるように枢着された合成樹脂
製の開閉カバーで、前記枢支部２２に係合するヒンジ部
２４及び枢支部突出孔２５と、電線挿入部１０と位置対
応する複数の電線挿入孔１９とを有した図１１に示すよ
うな起倒回動式のヒンジカバーで構成されている。
電線傾動溝２１を開閉できるように枢着された合成樹脂
製の開閉カバーで、前記枢支部２２に係合するヒンジ部
２４及び枢支部突出孔２５と、電線挿入部１０と位置対
応する複数の電線挿入孔１９とを有した図１１に示すよ
うな起倒回動式のヒンジカバーで構成されている。
【００１３】前記構成の速結端子台は開閉カバー２３の
電線挿入孔１９から電線３を図６の如く挿入し、通電金
具１５と錠ばね１６とで電線導体３ａを図４の如く挾持
することで電線３を速結端子装置１７に対して電気的且
つ機械的に接続するもので、この操作は従来と同様であ
る。
電線挿入孔１９から電線３を図６の如く挿入し、通電金
具１５と錠ばね１６とで電線導体３ａを図４の如く挾持
することで電線３を速結端子装置１７に対して電気的且
つ機械的に接続するもので、この操作は従来と同様であ
る。
【００１４】また、電線３を取外す時には、前記カバー
２３を図７に示すような状態に開放させる。そうする
と、電線３が挿入方向と直角方向（電線傾動溝２１の方
向）に傾動し、電線導体３ａが錠ばね１６のばね板部１
６ａから係合離脱して電線３の保持が解除される（この
時、錠ばね１６は電線導体３ａの径以上には変形されな
い）ので、電線３を図８の如く引き抜くことにより簡単
に取外すことができる。なお、前記ばね板部１６ａは電
線挿入方向と逆方向に電線３を引っ張ると、電線導体３
ａに食い込む作用をするように構成されているが、電線
挿入方向と直角方向には弱い力で電線導体３ａを移動さ
せることができる。
２３を図７に示すような状態に開放させる。そうする
と、電線３が挿入方向と直角方向（電線傾動溝２１の方
向）に傾動し、電線導体３ａが錠ばね１６のばね板部１
６ａから係合離脱して電線３の保持が解除される（この
時、錠ばね１６は電線導体３ａの径以上には変形されな
い）ので、電線３を図８の如く引き抜くことにより簡単
に取外すことができる。なお、前記ばね板部１６ａは電
線挿入方向と逆方向に電線３を引っ張ると、電線導体３
ａに食い込む作用をするように構成されているが、電線
挿入方向と直角方向には弱い力で電線導体３ａを移動さ
せることができる。
【００１５】次に、本発明の第２の実施例を図１３乃至
図１９に従い説明する。
図１９に従い説明する。
【００１６】この第２の実施例は、前記カバー２３を端
子台本体１１の外側に電線傾動溝２１の閉塞位置と電線
傾動溝２１の開放位置とに進退移動できるように嵌挿さ
れ、電線傾動溝２１の閉塞位置で掛止される電線挿入方
向へ位置移動可能な摺動式のスライドカバー２３ａとし
て構成した点、端子台本体１１が電線挿入部１０と位置
対応するＵ形状の電線挿入孔１９ａと、この電線挿入孔
１９ａに連続し電線挿入部１０を電線導体３ａの直径よ
りも広い溝幅で本体上面側に開口させるスリット状の電
線傾動溝２１とを有し、この端子台本体１１の左右両側
に係止突起２６ａ，２７ａを有する突起係合離脱方向に
撓曲可能な一対のスライドガイド２６，２７を設け、こ
のスライドガイドの係止突起２６ａ，２７ａにスライド
カバー２３ａの凹部２８ａ，２８ｂを図１５の如く係合
させて、このスライドカバー２３ａを電線傾動溝２１の
閉塞位置で掛止させる構成とした点が前記第１実施例と
相違している。
子台本体１１の外側に電線傾動溝２１の閉塞位置と電線
傾動溝２１の開放位置とに進退移動できるように嵌挿さ
れ、電線傾動溝２１の閉塞位置で掛止される電線挿入方
向へ位置移動可能な摺動式のスライドカバー２３ａとし
て構成した点、端子台本体１１が電線挿入部１０と位置
対応するＵ形状の電線挿入孔１９ａと、この電線挿入孔
１９ａに連続し電線挿入部１０を電線導体３ａの直径よ
りも広い溝幅で本体上面側に開口させるスリット状の電
線傾動溝２１とを有し、この端子台本体１１の左右両側
に係止突起２６ａ，２７ａを有する突起係合離脱方向に
撓曲可能な一対のスライドガイド２６，２７を設け、こ
のスライドガイドの係止突起２６ａ，２７ａにスライド
カバー２３ａの凹部２８ａ，２８ｂを図１５の如く係合
させて、このスライドカバー２３ａを電線傾動溝２１の
閉塞位置で掛止させる構成とした点が前記第１実施例と
相違している。
【００１７】その他の構成と作用は、第１の実施例と同
様であるから、同一部分に同符号を付して詳細な説明は
省略する。
様であるから、同一部分に同符号を付して詳細な説明は
省略する。
【００１８】
【発明の効果】本発明の速結端子台によれば、「解除釦
を押しながら電線を抜く」というような従来の如き同時
操作が不要であり、開閉カバーの移動及び電線保持の解
除に大きな操作力を必要としないので、電線解除時の操
作性が向上する。
を押しながら電線を抜く」というような従来の如き同時
操作が不要であり、開閉カバーの移動及び電線保持の解
除に大きな操作力を必要としないので、電線解除時の操
作性が向上する。
【００１９】また、本発明の速結端子台には従来の如き
解除釦がないので、錠ばねの板ばね幅を小さくできる。
更に、本発明の速結端子台では電線導体径以上に錠ばね
を変形させないので、錠ばねの弾性限界を低くでき、板
ばねの寸法を小さくできる。このため端子台を全体的に
小型化することができ、また部品点数の削減による低価
格化を達成することができる。
解除釦がないので、錠ばねの板ばね幅を小さくできる。
更に、本発明の速結端子台では電線導体径以上に錠ばね
を変形させないので、錠ばねの弾性限界を低くでき、板
ばねの寸法を小さくできる。このため端子台を全体的に
小型化することができ、また部品点数の削減による低価
格化を達成することができる。
【図１】本発明の第１の実施例による速結端子台の平面
図。
図。
【図２】前記端子台を電線挿入孔側から見た正面図。
【図３】図１に示す速結端子台を右側から見た側面図。
【図４】図２のＸーＸ線に沿う横断平面図。
【図５】図４のＹーＹ線に沿う縦断面図。
【図６】前記端子台に電線を差し込んだ状態の縦断面
図。
図。
【図７】前記端子台を電線取外時のカバー開放状態で示
した縦断面図。
した縦断面図。
【図８】前記端子台をカバー開放の電線引抜き状態で示
した縦断面図。
した縦断面図。
【図９】前記端子台に組込まれる錠ばねの平面図。
【図１０】端子台本体を平面図と右側面図と正面図で示
した本体部品の構成説明図。
した本体部品の構成説明図。
【図１１】前記端子台に枢着される開閉カバー（ヒンジ
カバー）を平面図と右側面図と正面図で示したカバー部
品の構成説明図。
カバー）を平面図と右側面図と正面図で示したカバー部
品の構成説明図。
【図１２】前記端子台に組込まれる通電金具を平面図と
左側面図と正面図で示した金具部品の構成説明図。
左側面図と正面図で示した金具部品の構成説明図。
【図１３】本発明の第２の実施例による速結端子台の平
面図。
面図。
【図１４】前記端子台を電線挿入孔側から見た正面図。
【図１５】図１４のＺーＺ線に沿う横断平面図。
【図１６】前記端子台を電線取外時の状態で示した平面
図。
図。
【図１７】前記端子台の本体を平面図と正面図で示した
本体部品の構成説明図。
本体部品の構成説明図。
【図１８】前記端子台に嵌挿される開閉カバー（スライ
ドカバー）を平面図と正面図で示したカバー部品の構成
説明図。
ドカバー）を平面図と正面図で示したカバー部品の構成
説明図。
【図１９】第２の実施例に適用される通電金具の平面
図。
図。
【図２０】従来の速結端子台を示した平面図。
【図２１】従来の速結端子台を電線挿入孔側から見た正
面図。
面図。
【図２２】前記端子台の中央縦断面図。
【図２３】同図（Ａ）及び（Ｂ）は従来の速結端子台に
よる電線接続時の作用説明図、同図（Ｃ）及び（Ｄ）は
同電線取外時の作用説明図。
よる電線接続時の作用説明図、同図（Ｃ）及び（Ｄ）は
同電線取外時の作用説明図。
３…電線、３ａ…電線の導体、１０…電線挿入部、１１
…端子台本体、１２…接続端子、１４…導体接触部、１
５…通電金具、１６…錠ばね、１６ａ…ばね板部、１７
…速結端子装置、１９，１９ａ…電線挿入孔、２１…ス
リット状の電線傾動溝、２２…端子台本体の上面枢支
部、２３…開閉カバー、２３ａ…スライドカバー、２
６，２７…スライドガイド、２６ａ，２７ａ…スライド
ガイドの係止突起、２８ａ，２８ｂ…凹部。
…端子台本体、１２…接続端子、１４…導体接触部、１
５…通電金具、１６…錠ばね、１６ａ…ばね板部、１７
…速結端子装置、１９，１９ａ…電線挿入孔、２１…ス
リット状の電線傾動溝、２２…端子台本体の上面枢支
部、２３…開閉カバー、２３ａ…スライドカバー、２
６，２７…スライドガイド、２６ａ，２７ａ…スライド
ガイドの係止突起、２８ａ，２８ｂ…凹部。
Claims (5)
- 【請求項１】 絶縁性のある端子台本体の内部に、挿入
電線の導体接触部を有する通電金具と、この通電金具の
導体接触部に対向するばね板部を有し該ばね板部と前記
導体接触部との間で電線導体を挾持して電気的且つ機械
的に接続する錠ばねとからなる速結端子装置を組込んだ
速結端子台において、この端子台本体に挿入された電線
と、この挿入電線の導体を挾持する速結端子装置との相
対位置を前記電線が挿入方向と直角方向に傾動変位する
ように移動させて、速結端子装置に対する挿入電線の施
錠保持を解除できる構成としたことを特徴とする速結端
子台。 - 【請求項２】 絶縁性のある端子台本体の内部に、挿入
電線の導体接触部を有する通電金具と、この通電金具の
導体接触部に対向するばね板部を有し該ばね板部と前記
導体接触部との間で電線導体を挾持して電気的且つ機械
的に接続する錠ばねとからなる速結端子装置を組込んだ
速結端子台において、この端子台本体に通電金具と錠ば
ね間の電線挿入部を電線導体の直径よりも広い溝幅で本
体上面側に開口させるスリット状の電線傾動溝を設け、
この電線傾動溝を電線の接続時に閉塞し電線の取外時に
開放させる開閉カバーを前記端子台本体に装着し、挿入
電線と速結端子装置との相対位置を前記電線が挿入方向
と直角方向に傾動変位するように移動させて、速結端子
装置に対する挿入電線の施錠保持を解除できるようにし
たことを特徴とする速結端子台。 - 【請求項３】 前記カバーが電線挿入部と位置対応する
電線挿入孔を有し、前記端子台本体の上面枢支部に電線
傾動溝を開閉できるように枢着された起倒回動式のヒン
ジカバーであることを特徴とする請求項２に記載の速結
端子台。 - 【請求項４】 前記カバーが端子台本体の外側に電線傾
動溝の閉塞位置と電線傾動溝の開放位置とに進退移動で
きるように嵌挿され、電線傾動溝の閉塞位置で掛止され
る電線挿入方向へ位置移動可能な摺動式のスライドカバ
ーであることを特徴とする請求項２に記載の速結端子
台。 - 【請求項５】 前記端子台本体が電線挿入部と位置対応
するＵ形状の電線挿入孔と、この電線挿入孔に連続し電
線挿入部を電線導体の直径よりも広い溝幅で本体上面側
に開口させるスリット状の電線傾動溝とを有し、この端
子台本体の左右両側に係止突起を有する突起係合離脱方
向に撓曲可能な一対のスライドガイドを設け、このスラ
イドガイドの係止突起に前記スライドカバーの凹部を係
合させて、該カバーを電線傾動溝の閉塞位置で掛止させ
る構成としたことを特徴とする請求項４に記載の速結端
子台。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23998095A JPH0992356A (ja) | 1995-09-19 | 1995-09-19 | 速結端子台 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23998095A JPH0992356A (ja) | 1995-09-19 | 1995-09-19 | 速結端子台 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0992356A true JPH0992356A (ja) | 1997-04-04 |
Family
ID=17052694
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23998095A Pending JPH0992356A (ja) | 1995-09-19 | 1995-09-19 | 速結端子台 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0992356A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2007149585A (ja) * | 2005-11-30 | 2007-06-14 | Kawamura Electric Inc | 回路遮断器 |
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