JPH0991349A - 工業所有権手続管理コンピュータシステム - Google Patents

工業所有権手続管理コンピュータシステム

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JPH0991349A
JPH0991349A JP24749795A JP24749795A JPH0991349A JP H0991349 A JPH0991349 A JP H0991349A JP 24749795 A JP24749795 A JP 24749795A JP 24749795 A JP24749795 A JP 24749795A JP H0991349 A JPH0991349 A JP H0991349A
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JP24749795A
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English (en)
Inventor
Takeshi Mishima
健 三島
Hiroshi Yoshimura
洋 吉村
Keiko Komaki
恵子 小牧
Tamie Yamano
太美恵 山野
Chieko Kamiyama
千恵子 上山
Junichi Yoshida
順一 吉田
Minoru Morita
実 守田
Tomomi Ono
知美 大野
Kazuhiro Nishino
和博 西野
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Kobe Steel Ltd
Kobelco Systems Corp
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Kobelco Systems Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 工業所有権に関する管理を迅速正確に行う。 【解決手段】 代理人がなした手続の書誌的事項を入力
する入力部,入力された書誌的事項の中の変化情報のみ
を送信する送信部,書誌的事項を案件毎にまとめた経緯
データを記憶する代理人側経緯データ記憶手段,及び入
力された書誌的事項に基づいて代理人側経緯データ記憶
部に記憶された案件毎の経緯データを更新する代理人側
経緯データ更新手段を備える代理人側コンピュータ,並
びに書誌的事項を案件毎にまとめた経緯データを記憶す
る依頼人側経緯データ記憶手段,代理人側から回線に送
信された変化情報データを受信する受信部,及び受信し
た変化情報データに基づいて,依頼人側経緯データ記憶
部に記憶された案件毎の経緯データを更新する依頼人側
経緯データ更新手段を備える依頼人側コンピュータによ
って情報処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,工業所有権に関す
る所有者側の管理を迅速且つ正確に行いうるとともに,
代理人側と依頼人側との情報の授受におけるロスが少な
い工業所有権手続に関する管理コンピュータシステムに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来,工業所有権に関する出願,請求そ
の他工業所有権に関し特許庁に対してなす手続( 以下手
続という) については代理人を介して行うことが業務の
信頼性,コスト面からして有利であるとの考えが定着し
ており,大部分の手続は代理人を介して行われている。
この場合,上記手続を行った代理人事務所において,案
件毎の管理を行うことは勿論であるが,出願人等の手続
主体(以下依頼人という)においても自己の財産として
の工業所有権を管理する必要があり,代理人と依頼人の
両方でそれぞれ別個に案件の管理を行っている。上記管
理のための手順としては, まず代理人側で手続を完了すると,その書誌的データ
を代理人側のコンピュータにインプットして自己の案件
毎のデータファイルを更新すると共に,上記完了した手
続に関する書類を報告書及び費用に関する請求書と共に
依頼人側に郵送する。 報告書を受けた依頼人は,上記報告書から書誌的デー
タを抽出して依頼人側コンピュータに入力し,依頼人側
コンピュータに記憶されている依頼人側のデータファイ
ルを更新すると共に,発明者側に報告書及び手続書類を
送る。また同時に請求書の処理を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の手順は
一見合理的であるが,実際には種々の問題を含んでい
る。例えば,依頼人側においては,代理人からの報告が
来ないかぎり手続の内容をチェックすることができない
ばかりでなく,手続が実行されたかどうかさえ知ること
ができない。これは依頼人としては,自己の財産の変動
を管理する上で極めて問題である。また,上記手順にお
いては,各手続に関する書誌的事項のデータを代理人側
と依頼人側とで重複してコンピュータ入力しており,手
続上のロスを増加させる原因となっている。そこで,本
発明が目的とするところは,第1に,依頼人が自己の工
業所有権に関する管理を迅速に且つ正確に行いうるよう
にすることであり,第2には手続データをコンピュータ
にインプットする上でのロスを少なくすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に,本発明が採用する主たる手段は,工業所有権に関す
る手続の内,代理人がなした手続の書誌的事項を入力す
る入力部と,該入力部から入力された書誌的事項の中の
変化情報のみを案件の整理番号とともにリストアップし
た変化情報データを回線に送信する送信部と,手続に関
する書誌的事項を案件毎にまとめた経緯データを記憶す
る代理人側経緯データ記憶手段と,,上記入力された書
誌的事項に基づいて上記代理人側経緯データ記憶部に記
憶された案件毎の経緯データを更新する代理人側経緯デ
ータ更新手段とを備えてなる代理人側コンピュータと,
手続に関する書誌的事項を案件毎にまとめた経緯データ
を記憶する依頼人側経緯データ記憶手段と,上記代理人
側コンピュータから回線に送信された変化情報データを
受信する受信部と,受信した変化情報データに基づい
て,上記依頼人側経緯データ記憶部に記憶された案件毎
の経緯データを更新する依頼人側経緯データ更新手段と
を備えてなる依頼人側コンピュータと,を備えてなる工
業所有権手続管理コンピュータシステムである。また,
上記代理人側コンピュータは,上記変化情報データを依
頼人毎にまとめて上記送信部から回線に送信するするこ
とができる。上記コンピュータシステムは,上記代理人
側コンピュータから送信された変化情報データを受信
し,依頼人毎にまとめて各依頼人に送信する仲介人側コ
ンピュータを有して構成することができる。上記回線を
専用回線により構成することができる。上記回線をメー
ルボックスにより構成することができる。上記コンピュ
ータシステムに,上記代理人側コンピュータが送信した
変化情報データの適合性をチェックする適合性チェック
手段を具備させることができる。受信対象として,手続
の書誌的事項に関する変化情報のみでなく,当該手続に
関する費用情報を加えることができる。上記代理人側コ
ンピュータと依頼人側コンピュータとの送受信を所定の
時間間隔で行うことができる。上記代理人側コンピュー
タと仲介人側コンピュータとの送受信を所定の時間間隔
で行うことができる。上記仲介人側コンピュータと依頼
人側コンピュータとの送受信を所定の時間間隔で行うこ
とができる。上記適合性のチェックを上記依頼人側コン
ピュータにおいて行うことができる。上記適合性のチェ
ックを上記仲介人側コンピュータにおいて行うことがで
きる。
【0005】
【実施の形態】以下添付図面を参照して,本発明を具体
化した実施の形態につき説明し,本発明の理解に供す
る。尚,以下の実施の形態は,本発明を具体化した一例
であって,本発明の技術的範囲を限定する性格のもので
はない。ここに,図1は本発明の一実施の形態に係る手
続データの送受信手順を示すフローチャート,図2は依
頼人,代理人,仲介業者間の情報の伝達経路の概略を示
す説明図,図3は代理人側のコンピュータシステムの概
要を示すブロック図,図4は管理業者側のシステムの概
要を示すブロック図,図5は依頼人側のコンピュータシ
ステムの概要を示すブロック図,図6は変化情報データ
の概念を示す概念図,図7は他の実施例に係る手順を示
すフローチャートである。 −システム概要− まずこの発明の背景となる依頼人,代理人,管理業者の
関係を図2に示す。代理人事務所は夫々複数の依頼人と
自己のコンピュータシステムを介して情報の授受を行
う。管理業者は1または2以上の依頼人と,1または2
以上の代理人との情報交換の仲介を行うべく,各依頼人
側のコンピュータ及び各代理人側のコンピュータとの間
で情報の授受を行う。代理人と依頼人との間に管理業者
が介在するか否かは,上記代理人と依頼人との契約によ
る。従って代理人側から依頼人に送信する場合は,上記
契約に従い,常に管理業者を介するか,または常に依頼
人に直接送信することになる。但し案件によって管理業
者を介したり,直接送信したりする契約がある場合に
は,その契約に従って代理人は管理業者または依頼人に
手続結果を送信する。上記管理業者が仲介人の一例であ
る。上記のような管理業者は,後記するように,規模の
大きい依頼人が自己の関連会社の知的財産等を一括して
管理する場合に特に役立つ存在となる。従って,親会社
が上記管理業者を兼ねる場合も多いものと想定される。 −情報授受手順− 次に代理人側における手続の実行から依頼人側における
情報更新の完了までの手順を図1以下の図面を参照して
説明する。図1において,S1,S2…は手順の番号を
示す。まず代理人と依頼人との間に管理業者が介在する
場合について説明する。 〔代理人事務所における手順〕代理人事務所は,図3に
示すように,通常,依頼人からの依頼を受けて,出願か
ら始まる手続を自己のオンライン端末ON LINE
Compを使って特許庁POに対して実行する。手続が
完了すると,代理人はその手続に関する日付,出願番
号,出願公開,公告番号等の書誌的事項及び当該手続に
関する手数料,その他の費用に関する経理事項を代理人
側コンピュータAt.Compに入力する(S1)。代
理人側コンピュータAt.Compは,書誌的事項を案
件毎にまとめた経緯データを記憶する代理人側経緯デー
タ記憶手段At.Mと接続されており,上記入力された
書誌的事項に基づいて上記代理人側経緯データ記憶手段
At.Mに記憶された案件毎の経緯データを更新する
(代理人側経緯データ更新手段)。また,代理人側コン
ピュータAt.Compは,上記の入力された書誌的事
項の中の変化情報のみを抽出する変化情報データ作成部
を具備し,変化情報データを作成する(S2)。この変
化情報データの作成は上記代理人側コンピュータAt.
Compにおいて自動的に作成する他,オペレーターに
より手入力によってもよい。上記変化情報データの構造
は図6に示す如く,案件毎の書誌的事項からなってお
り, 依頼人整理番号 代理人整理番号 依頼人コード番号(送信先を指定するためのもの) 出願番号 出願日 出願公開番号 公開日 出願公告番号 公告日 ……… …… 等を案件ごとにリストアップしたものであるが,〜
については全ての変化情報データに付されるキーデータ
であり,以下については,当該手続により変化したも
ののみが記憶され,それ以外は空白となる一定バイトの
レコードである。このように変化した情報のみを記録し
て他を空白とするデータ構造では,空白が多い分だけ送
信データの量が多く必要であるが,各欄毎に手続種別が
定義されているので代理人側と依頼人(或いは管理業
者)側とで手続コードの指定ミス等が入る余地が無く,
その分情報の信頼性が向上する。但しこれは一例であっ
て,上記キーデータに続いて,変化した情報の種別と変
化情報よりなるデータ構造にすることも当然可能であ
り,この場合送信データ量は減少する。次に,代理人側
コンピュータAt.Compは,INTER-NET, NIFTY-ser
veといった電子メールシステムに接続されており,案件
の整理番号とともにリストアップした変化情報データ
を,前記入力された経理事項に従った請求書と共に送信
部を通じて上記電子メールに出力する(S3)。この出
力は,必要に応じて一定のルールに基づいて行われるよ
うコンピュータがセットされる。例えば,一日の所定の
時刻に一斉に出力したり,一週間の所定の週日の所定時
刻に出力をセットする等の場合がある。これにより,依
頼人は実行された手続についての情報をいち早く知るこ
とができ,自己の財産管理を適性に行うことができる。
また定時刻に送信することにより送受両者の管理が明瞭
となる。この時,送信するデータを依頼人毎又は管理業
者毎に予めまとめて送信することができる。これによ
り,管理業者や依頼人におけるチェックの手間が省かれ
る。送信データには当然ながら宛先コードが付されてお
り,電子メールシステムはそれらを仕分けて各宛先の管
理業者または依頼人へ送信する。代理人事務所では,上
記実行された手続に関する書類(出願や中間手続,公報
等)に上記電子メールによる送信の控えを添えて郵便に
より各依頼人に郵送する。これにより郵便を受けた依頼
人は前記送信を受けた手続と郵送されて来た手続書類と
の照合が容易且つ迅速確実となる。 〔管理業者における手順〕管理業者側のコンピュータM
ed.Compは図4に示すように,依頼人からの電子
メールを受信する受信部と,受信したデータについて入
力ミス等のチェックを行うチェック部と,エラーリスト
出力部と,チェック済のデータを依頼人毎に仕分ける仕
分け部と,上記経緯データに基づいて依頼人毎に用意し
た案件毎の経過データを記憶する経緯データ記憶手段M
ed.Mと,所定周期毎または所定時刻毎に仕分けられ
た依頼人ごとの変化情報データ(及び請求書)を各依頼
人に送信する電子メールシステムに出力する送信部とを
具備している。但しここでは,先ず管理業者はデータの
仲介をするだけで依頼人の経緯データの管理を行わない
場合について説明する。従ってこの場合,チェックにつ
いては依頼人側に任せて,管理業者は行わない。従っ
て,電子メールからの変化情報データ及び請求書を受信
した(S4)管理業者側のコンピュータMed.Com
pは,受信したデータについて,上記受信したデータを
蓄積し(S5),所定周期毎にまたは所定時刻毎に依頼
人ごとに電子メールに出力する(S6)。 〔依頼人における手順〕依頼人側のコンピュータAP.
Compは,図5に示すように,管理業者からの電子メ
ール(変化情報データ)を受信する受信部と,受信した
変化情報データについて入力ミス等のチェックを行うチ
ェック部と,エラーリスト出力部と,経緯データ更新部
と,経緯データ記憶記憶手段と,帳票出力部と,送信部
とを具備している。上記受信部において管理業者からの
電子メールを受信した(S7)コンピュータAP.Co
mpは,チェック部において,データの適合性のチェッ
クを行う(S8)。データ適合性チェックは例えば, a)受信データに前記キー情報(依頼人整理番号,代理
人整理番号,依頼人コード)が付されているか。 b)日付等のチェック(13月等存在しえないものや数
字以外のコードが入っているか)。 c)論理的チェック 例えば,公告番号が前記経緯データ記憶手段APP.M
に記憶されていないのに登録番号が入力されて来た場合
や,手続が出願手続の場合に発明の名称,出願番号,出
願日,請求項の数が抜けていないか,等であり,このチ
ェックで不備が発見された場合には,エラーリスト出力
部においてエラーリストを出力し(S9),このリスト
に従ってエラーの内容を送信部から,代理人に電子メー
ルを使って送信し,正しいデータを催告する。依頼人側
のコンピュータAP.Compは,エラーチェックの済
んだ変化情報データに基づいて,自己の経緯データ記憶
手段AP.Mに記憶された案件毎の経緯データを案件毎
に更新(S10)すると共に,上記受信した変化情報デ
ータまたは更新された経緯データについての帳票及び請
求書を出力する(S11)。この時点で請求書の処理が
可能となる。このコンピュータAP.Compは,各案
件の発明者等が所属する事業部の端末にも接続されてお
り,出力内容と同じものが各事業部に発信される。以上
述べたように,上記依頼人側では,代理人からの変化情
報データを受入れるだけて,依頼人側で改めて自己のコ
ンピュータAP.Compに変化情報を入力する必要が
ない。従って,代理人側と依頼人側とで重複してデータ
入力する必要がなくなり,入力のロスが少なくなるとも
に,入力に伴うエラーやミスの減少も期待される。
【0006】
【実施例】上記実施の形態では,管理業者は単に変化情
報データを仕分けて各依頼人に送付するだけである。し
かし管理業者の存在意義は,前記したように大規模企業
の関連企業等の工業所有権に関する管理を一括して当該
管理業者が行う場合に強力に発揮される。このような管
理業者における手順を図7を参照して説明する。この場
合,管理業者のコンピュータMed.Compに備わっ
た前記チェック部や経緯データメモリ及びその更新部が
威力を発揮する。図7に示したS1〜S4の手順は図1
の場合と同一であるので,ここではその説明を省略す
る。S4において電子メールから変化情報データを受信
した管理業者側のコンピュータMed.Compは,前
記依頼人側のコンピュータと同様,受信した変化情報デ
ータの適合性チェックをチェック部において行う。チェ
ックの内容及びエラーリスト出力,更にはエラーリスト
の代理人への送信については,前記した実施の形態にお
いて依頼人側で行ったものと同様である。そしてチェッ
クの済んだ変化情報データに基づいて経緯データ記憶手
段に記憶された各依頼人毎の経緯データが更新される
(S10)。このようにこの実施例では,管理業者が契
約している依頼人については,依頼人側で自己の権利管
理を行う必要がなく,管理業者側のデータベース(経緯
データ記憶手段)に全ての案件毎の経緯データが蓄積・
記憶され,管理される。そのため,代理人からの変化情
報データについても上記したように,管理業者側でチェ
ックを行う。ファイル(経緯データ)の更新が終わった
データは帳票として出力され(S11),報告のため依
頼人に郵送される。この時,請求書も依頼人に送られ
る。上記実施の形態では,依頼人,代理人,管理業者間
のデータの送受を電子メールシステムを利用して行って
いるが,これに限らず,データ送受の機能をコンピュー
タ側に装備し,専用回線や一般回線を使用して送信して
もよい。
【0007】
【発明の効果】本発明は,上記したように,工業所有権
に関する出願,請求その他工業所有権に関し特許庁に対
してなす手続( 以下手続という) の内,代理人がなした
手続の書誌的事項を入力する入力部と,該入力部から入
力された書誌的事項の中の変化情報のみを案件の整理番
号とともにリストアップした変化情報データを回線に送
信する送信部と,手続に関する書誌的事項を案件毎にま
とめた経緯データを記憶する代理人側経緯データ記憶手
段と,,上記入力された書誌的事項に基づいて上記代理
人側経緯データ記憶部に記憶された案件毎の経緯データ
を更新する代理人側経緯データ更新手段とを備えてなる
代理人側コンピュータと,手続に関する書誌的事項を案
件毎にまとめた経緯データを記憶する依頼人側経緯デー
タ記憶手段と,上記代理人側コンピュータから回線に送
信された変化情報データを受信する受信部と,受信した
変化情報データに基づいて,上記依頼人側経緯データ記
憶部に記憶された案件毎の経緯データを更新する依頼人
側経緯データ更新手段とを備えてなる依頼人側コンピュ
ータと,を備えてなる工業所有権手続管理コンピュータ
システムとして構成されている。従って,手続に関する
情報の入力が,代理人側で一回入力されるだけで依頼人
側での入力の必要がないので,入力時の間違いが少なく
なりデータの信頼性が向上する。また入力に関する手間
が省け,ロスの少ないシステムを構成することができ
る。更に,従来は,依頼人側においては,代理人からの
報告が来ないかぎり手続の内容をチェックすることがで
きないばかりでなく,手続が実行されたかどうかさえ知
ることができなかったため,依頼人としては,自己の財
産の変動を管理する上で極めて問題であったが,依頼人
側で必要な手続上の書誌的事項が手続完了後すぐに依頼
人側に伝えられるようになり,依頼人側の管理が適切に
行われるようになった。上記代理人側コンピュータが上
記変化情報データを依頼人毎にまとめて上記送信部から
回線に送信する場合には,送受信データが纏められて受
信側の態勢に都合がよい。上記代理人側コンピュータか
ら送信された変化情報データを受信し,依頼人毎にまと
めて各依頼人に送信する仲介人側コンピュータを有して
構成された場合には,仲介人側で依頼人の情報を管理す
ることが可能となり,管理能力のない依頼人にとって極
めて便利となると共に,一括管理により管理費用の削減
も可能となる。上記回線として専用回線を用いれば,デ
ータの信頼性が向上する。また上記回線としてメールボ
ックスを用いることにより,僅かの費用で送受信機能を
持つことができ,またその多様な機能を用いることがで
きるので,費用面でもまた機能面でも有利である。上記
代理人側コンピュータが送信した変化情報データの適合
性をチェックする適合性チェック手段を具備すれば,依
頼人側ではチェックを行う必要がなくなり,さらに費用
面での効率が増大する。手続の書誌的事項に関する変化
情報のみでなく,当該手続に関する費用情報をも送受信
の対象とすることにより,請求書の処理が早くなり,ま
た手続とそれに対応する請求書との照合が簡単且つ確実
となる利点が期待できる。上記代理人側コンピュータと
依頼人側コンピュータとの送受信を所定の時間間隔で行
うようにすれば,依頼人側で受信の計画が立てられ,事
務処理の能率がさらに向上する。上記代理人側コンピュ
ータと仲介人側コンピュータとの送受信間隔,上記仲介
人側コンピュータと依頼人側コンピュータとの送受信間
隔についても同様である。上記適合性のチェックを上記
依頼人側コンピュータにおいて行うことにより,チェッ
クの責任体制が明確となる。上記適合性のチェックを上
記仲介人側コンピュータにおいて行うことは,仲介人が
依頼人のデータ管理を請け負っている場合には必須の機
能である。
【0008】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態に係る手順を示すフロ
ーチャート。
【図2】 依頼人,代理人,管理業者間の情報の伝達経
路の概略を示す説明図。
【図3】 代理人側のコンピュータシステムの概要を示
すブロック図。
【図4】 管理業者側のシステムの概要を示すブロック
図。
【図5】 依頼人側のコンピュータシステムの概要を示
すブロック図。
【図6】 変化情報データのデータ構造を示す概念図。
【図7】 他の実施例に係る手順を示すフローチャー
ト。
【符号の説明】
AP.Comp…依頼人側のコンピュータ At.Comp…代理人側のコンピュータ Med.Comp…管理業者側のコンピュータ AP.M…依頼人側の経緯データ記憶手段 At.Momp…代理人側の経緯データ記憶手段 Med.Momp…管理業者側の経緯データ記憶手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉村 洋 兵庫県神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会社神戸製鋼所神戸総合技術研究所内 (72)発明者 小牧 恵子 兵庫県神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会社神戸製鋼所神戸総合技術研究所内 (72)発明者 山野 太美恵 兵庫県神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会社神戸製鋼所神戸総合技術研究所内 (72)発明者 上山 千恵子 兵庫県神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会社神戸製鋼所神戸総合技術研究所内 (72)発明者 吉田 順一 兵庫県神戸市西区高塚台1丁目5番5号 コベルコシステム株式会社内 (72)発明者 守田 実 兵庫県神戸市西区高塚台1丁目5番5号 コベルコシステム株式会社内 (72)発明者 大野 知美 兵庫県神戸市西区高塚台1丁目5番5号 コベルコシステム株式会社内 (72)発明者 西野 和博 兵庫県神戸市西区高塚台1丁目5番5号 コベルコシステム株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工業所有権に関する手続の内,代理人が
    なした手続の書誌的事項を入力する入力部と,該入力部
    から入力された書誌的事項の中の変化情報のみを案件の
    整理番号とともにリストアップした変化情報データを回
    線に送信する送信部と,手続に関する書誌的事項を案件
    毎にまとめた経緯データを記憶する代理人側経緯データ
    記憶手段と,上記入力された書誌的事項に基づいて上記
    代理人側経緯データ記憶部に記憶された案件毎の経緯デ
    ータを更新する代理人側経緯データ更新手段とを備えて
    なる代理人側コンピュータと,手続に関する書誌的事項
    を案件毎にまとめた経緯データを記憶する依頼人側経緯
    データ記憶手段と,上記代理人側コンピュータから回線
    に送信された変化情報データを受信する受信部と,受信
    した変化情報データに基づいて,上記依頼人側経緯デー
    タ記憶部に記憶された案件毎の経緯データを更新する依
    頼人側経緯データ更新手段とを備えてなる依頼人側コン
    ピュータと,を備えてなる工業所有権手続管理コンピュ
    ータシステム。
  2. 【請求項2】 上記代理人側コンピュータが上記変化情
    報データを依頼人毎にまとめて上記送信部から回線に送
    信する請求項1記載の工業所有権手続管理コンピュータ
    システム。
  3. 【請求項3】 上記代理人側コンピュータから送信され
    た変化情報データを受信し,依頼人毎にまとめて各依頼
    人に送信する仲介人側コンピュータを有してなる請求項
    1記載の工業所有権手続管理コンピュータシステム。
  4. 【請求項4】 上記回線が専用回線である請求項1,2
    又は3のいずれかに記載の工業所有権手続管理コンピュ
    ータシステム。
  5. 【請求項5】 上記回線がメールボックスである請求項
    1,2又は3のいずれかに記載の工業所有権手続管理コ
    ンピュータシステム。
  6. 【請求項6】 上記代理人側コンピュータが送信した変
    化情報データの適合性をチェックする適合性チェック手
    段を具備してなる請求項1,2又は3のいずれかに記載
    の工業所有権手続管理コンピュータシステム。
  7. 【請求項7】 手続の書誌的事項に関する変化情報のみ
    でなく,当該手続に関する費用情報をも送受信の対象と
    する請求項1,2又は3のいずれかに記載の工業所有権
    手続管理コンピュータシステム。
  8. 【請求項8】 上記代理人側コンピュータと依頼人側コ
    ンピュータとの送受信が所定の時間間隔で行われる請求
    項1記載の工業所有権手続管理コンピュータシステム。
  9. 【請求項9】 上記代理人側コンピュータと仲介人側コ
    ンピュータとの送受信が所定の時間間隔で行われる請求
    項3に記載の工業所有権手続管理コンピュータシステ
    ム。
  10. 【請求項10】 上記仲介人側コンピュータと依頼人側
    コンピュータとの送受信が所定の時間間隔で行われる請
    求項3に記載の工業所有権手続管理コンピュータシステ
    ム。
  11. 【請求項11】 上記適合性のチェックを上記依頼人側
    コンピュータにおいて行う請求項6記載の工業所有権手
    続管理コンピュータシステム。
  12. 【請求項12】 上記適合性のチェックを上記仲介人側
    コンピュータにおいて行う請求項6記載の工業所有権手
    続管理コンピュータシステム。
JP24749795A 1995-09-26 1995-09-26 工業所有権手続管理コンピュータシステム Pending JPH0991349A (ja)

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