JP2003108720A - ワークフロー支援システム、ワークフロー支援方法、ワークフロー支援プログラムおよびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents
ワークフロー支援システム、ワークフロー支援方法、ワークフロー支援プログラムおよびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体Info
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Landscapes
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
タの信頼性を確保しつつ、個々の業務におけるデータの
安定性を維持すること。 【解決手段】 あらかじめ設定された抽出日になると、
あらかじめ設定された抽出条件に合致する特許出願のデ
ータが、メインフレーム101上の国内特実マスタ10
1aからサーバ102上の審査請求DB102aに読み
出される。そして、以後はもっぱら審査請求DB102
a内のデータ(上記抽出日現在のデータ)を使用して、
個々の出願につき審査請求を要するか否かが検討され、
その検討結果および検討の過程で発見・修正されたエラ
ーももっぱら審査請求DB102aに蓄積される。審査
請求DB102a内のデータは、所定の時期になると国
内特実マスタ101aに書き戻されるが、この読み出し
から書き戻しまでの間、国内特実マスタ101a内のデ
ータは随時更新可能である。
Description
値、特にその審査請求価値を評価するためのワークフロ
ーの支援システム、ワークフローの支援方法、ワークフ
ローの支援プログラムおよびそのプログラムを記録した
コンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
よびコンピュータ関連機器の急速な価格低下を背景に、
PCやLANなどを導入する企業の数が近年飛躍的に増
大している。そして、ある程度以上の規模の企業では、
一般に「グループウェア」と呼ばれるソフトウェア(代
表的なものに米国Lotus社の「Lotus Not
es」がある)を使用して、複数人による情報の共有化
や意思疎通をはかることにより、業務の生産性を大きく
向上させている。
次回付することで、ある事項についての企業としての意
思決定(稟議・決裁)、あるいは意思決定後の事務作業
などを支援するための、一般に「ワークフロー支援シス
テム」などと呼ばれるシステムも広く実用化されてい
る。たとえば特開平11−143963号公報、特開平
11−143980号公報、特開平11−219401
号公報、特開平11−219402号公報、特開平11
−219393号公報などでは、企業による特許出願を
円滑におこなうためのワークフロー支援システムが提案
されている。
は、さらにその審査請求をおこなうか否かを出願後七年
以内に決定しなければならない。このように審査請求の
可能な時期には法律上の制限があるため、過誤により権
利化不能となる発明が発生しないよう、発明の価値の検
討は適切な時期に確実におこなわなければならない。そ
して、年間数千件単位の特許出願をおこなう企業では、
年に数度過去のある時期に出願した発明につき一括して
審査請求の要否を検討し、企業にとって必要な発明とそ
うでない発明とを選別するのが一般的である。
大量の特許出願をおこなう企業では、それらを管理した
り検索したりするための巨大なデータベースを有してい
るのが通例である。そして、各出願につき公開、拒絶、
補正、登録などのイベントが発生する都度、あるいは入
力ミスなどを発見する都度、データベースに保持された
データを随時書き換えてゆく。こうした絶え間ない更新
により、データベースのデータの正確性やリアルタイム
性の確保がはかられている。
々と変化してゆくのではかえって不都合な場合もある。
たとえば上述の審査請求要否の検討では、対象となって
いる出願の番号が途中で変化してしまうと、発明の同一
性が不明確となり業務に支障を生ずるおそれがある。か
といって、たとえば上記検討の間中データベースの編集
や参照を一切禁止するようにすると、現状を反映しない
データしか見られなかったり、それさえも見られなかっ
たりすることになり、上記以外の業務に与える影響が大
きい。
なされたものであって、種々の業務に使用されるデータ
ベースのデータの信頼性を確保しつつ、個々の業務にお
けるデータの安定性を維持することが可能なワークフロ
ー支援システム、ワークフロー支援方法、ワークフロー
支援プログラムおよびそのプログラムを記録したコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体を提供することを目的と
する。
目的を達成するため、請求項1に記載のワークフロー支
援システムは、特許出願の価値を評価するための複数の
工程からなり、前記各工程における作業者のメールアド
レスに対して必要な情報を電子メールで送信することに
より、前記特許出願の価値の評価をおこなうワークフロ
ーの支援システムにおいて、あらかじめ定められた第1
の時期になったか否かを判定する判定手段と、前記判定
手段により前記第1の時期になったと判定された場合
に、前記特許出願のうちあらかじめ定められた条件に合
致するものを検索する検索手段と、前記検索手段により
検索された特許出願に関する情報を第1のデータベース
から読み出す読み出し手段と、前記読み出し手段により
読み出された情報を第2のデータベースに対して送信す
る送信手段と、前記送信手段により送信されてきた情報
を前記第2のデータベースに登録する登録手段と、を備
えたことを特徴とする。
の出願の価値の評価は、実態を反映して随時更新されて
ゆくデータベース(第1のデータベース)でなく、もっ
ぱらその一部を過去の一点で切り出したデータベース
(第2のデータベース)にもとづいておこなわれること
になる。
システムは、前記請求項1に記載の発明において、さら
に、前記特許出願の価値に関する情報を前記第2のデー
タベースに登録する第2の登録手段と、あらかじめ定め
られた第2の時期になったか否かを判定する第2の判定
手段と、前記第2の判定手段により前記第2の時期にな
ったと判定された場合に、前記登録手段および前記第2
の登録手段により前記第2のデータベースに登録された
情報を前記第1のデータベースに対して送信する第2の
送信手段と、前記第2の送信手段により送信されてきた
情報にもとづいて前記第1のデータベースに格納された
情報を更新する更新手段と、を備えたことを特徴とす
る。
の出願の価値の評価は実態を反映して随時更新されてゆ
くデータベース(第1のデータベース)でなく、もっぱ
らその一部を過去の一点で切り出したデータベース(第
2のデータベース)にもとづいておこなわれるととも
に、評価完了後には第2のデータベースに蓄積されてい
た、個々の出願の評価結果がまとめて第1のデータベー
スに反映される。
システムは、前記請求項2に記載の発明において、さら
に、前記登録手段により前記第2のデータベースに登録
された情報を修正する修正手段を備え、前記送信手段
は、前記修正手段により修正された情報および前記第2
の登録手段により登録された情報を送信することを特徴
とする。
の出願の価値の評価は実態を反映して随時更新されてゆ
くデータベース(第1のデータベース)でなく、もっぱ
らその一部を過去の一点で切り出したデータベース(第
2のデータベース)にもとづいておこなわれるととも
に、評価完了後には第2のデータベースに蓄積されてい
た、個々の出願の評価結果や評価の過程で発見・修正さ
れたデータなどがまとめて第1のデータベースに反映さ
れる。
システムは、前記請求項1〜請求項3のいずれか一つに
記載の発明において、前記送信手段および前記第2の送
信手段は、前記情報を単一のファイルに格納して送信す
ることを特徴とする。
のデータベースと第2のデータベースとの間で授受され
るデータのサイズを小さくすることができる。
システムは、前記請求項2〜請求項4のいずれか一つに
記載の発明において、前記第2の登録手段により登録さ
れる前記特許出願の価値に関する情報とは、前記特許出
願について審査請求をおこなう価値があるか否かを示す
情報であることを特徴とする。
の出願の価値の評価は実態を反映して随時更新されてゆ
くデータベース(第1のデータベース)でなく、もっぱ
らその一部を過去の一点で切り出したデータベース(第
2のデータベース)にもとづいておこなわれるととも
に、評価完了後には第2のデータベースに蓄積されてい
た、個々の出願の審査請求価値がまとめて第1のデータ
ベースに反映される。
方法は、特許出願の価値を評価するための複数の工程か
らなり、前記各工程における作業者のメールアドレスに
対して必要な情報を電子メールで送信することにより、
前記特許出願の価値の評価をおこなうワークフローの支
援方法において、あらかじめ定められた第1の時期にな
ったか否かを判定する判定ステップと、前記判定ステッ
プで前記第1の時期になったと判定された場合に、前記
特許出願のうちあらかじめ定められた条件に合致するも
のを検索する検索ステップと、前記検索ステップで検索
された特許出願に関する情報を第1のデータベースから
読み出す読み出しステップと、前記読み出しステップで
読み出された情報を第2のデータベースに対して送信す
る送信ステップと、前記送信ステップで送信されてきた
情報を前記第2のデータベースに登録する登録ステップ
と、を含んだことを特徴とする。
の出願の価値の評価は、実態を反映して随時更新されて
ゆくデータベース(第1のデータベース)でなく、もっ
ぱらその一部を過去の一点で切り出したデータベース
(第2のデータベース)にもとづいておこなわれること
になる。
方法は、前記請求項6に記載の発明において、さらに、
前記特許出願の価値に関する情報を前記第2のデータベ
ースに登録する第2の登録ステップと、あらかじめ定め
られた第2の時期になったか否かを判定する第2の判定
ステップと、前記第2の判定ステップで前記第2の時期
になったと判定された場合に、前記登録ステップおよび
前記第2の登録ステップで前記第2のデータベースに登
録された情報を前記第1のデータベースに対して送信す
る第2の送信ステップと、前記第2の送信ステップで送
信されてきた情報にもとづいて前記第1のデータベース
に格納された情報を更新する更新ステップと、を含んだ
ことを特徴とする。
の出願の価値の評価は実態を反映して随時更新されてゆ
くデータベース(第1のデータベース)でなく、もっぱ
らその一部を過去の一点で切り出したデータベース(第
2のデータベース)にもとづいておこなわれるととも
に、評価完了後には第2のデータベースに蓄積されてい
た、個々の出願の評価結果がまとめて第1のデータベー
スに反映される。
方法は、前記請求項7に記載の発明において、さらに、
前記登録ステップで前記第2のデータベースに登録され
た情報を修正する修正ステップを含み、前記送信ステッ
プでは、前記修正ステップで修正された情報および前記
第2の登録ステップで登録された情報を送信することを
特徴とする。
の出願の価値の評価は実態を反映して随時更新されてゆ
くデータベース(第1のデータベース)でなく、もっぱ
らその一部を過去の一点で切り出したデータベース(第
2のデータベース)にもとづいておこなわれるととも
に、評価完了後には第2のデータベースに蓄積されてい
た、個々の出願の評価結果や評価の過程で発見・修正さ
れたデータなどがまとめて第1のデータベースに反映さ
れる。
方法は、前記請求項6〜請求項8のいずれか一つに記載
の発明において、前記送信ステップおよび前記第2の送
信ステップでは、前記情報を単一のファイルに格納して
送信することを特徴とする。
のデータベースと第2のデータベースとの間で授受され
るデータのサイズを小さくすることができる。
援方法は、前記請求項7〜請求項9のいずれか一つに記
載の発明において、前記第2の登録ステップで登録され
る前記特許出願の価値に関する情報とは、前記特許出願
について審査請求をおこなう価値があるか否かを示す情
報であることを特徴とする。
々の出願の価値の評価は実態を反映して随時更新されて
ゆくデータベース(第1のデータベース)でなく、もっ
ぱらその一部を過去の一点で切り出したデータベース
(第2のデータベース)にもとづいておこなわれるとと
もに、評価完了後には第2のデータベースに蓄積されて
いた、個々の出願の審査請求価値がまとめて第1のデー
タベースに反映される。
援プログラムは、特許出願の価値を評価するための複数
の工程からなり、前記各工程における作業者のメールア
ドレスに対して必要な情報を電子メールで送信すること
により、前記特許出願の価値の評価をおこなうワークフ
ローの支援プログラムにおいて、あらかじめ定められた
第1の時期になったか否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップで前記第1の時期になったと判定され
た場合に、前記特許出願のうちあらかじめ定められた条
件に合致するものを検索する検索ステップと、前記検索
ステップで検索された特許出願に関する情報を第1のデ
ータベースから読み出す読み出しステップと、前記読み
出しステップで読み出された情報を第2のデータベース
に対して送信する送信ステップと、前記送信ステップで
送信されてきた情報を前記第2のデータベースに登録す
る登録ステップと、をコンピュータに実行させることを
特徴とする。
々の出願の価値の評価は、実態を反映して随時更新され
てゆくデータベース(第1のデータベース)でなく、も
っぱらその一部を過去の一点で切り出したデータベース
(第2のデータベース)にもとづいておこなわれること
になる。
援プログラムは、前記請求項11に記載の発明におい
て、さらに、前記特許出願の価値に関する情報を前記第
2のデータベースに登録する第2の登録ステップと、あ
らかじめ定められた第2の時期になったか否かを判定す
る第2の判定ステップと、前記第2の判定ステップで前
記第2の時期になったと判定された場合に、前記登録ス
テップおよび前記第2の登録ステップで前記第2のデー
タベースに登録された情報を前記第1のデータベースに
対して送信する第2の送信ステップと、前記第2の送信
ステップで送信されてきた情報にもとづいて前記第1の
データベースに格納された情報を更新する更新ステップ
と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
々の出願の価値の評価は実態を反映して随時更新されて
ゆくデータベース(第1のデータベース)でなく、もっ
ぱらその一部を過去の一点で切り出したデータベース
(第2のデータベース)にもとづいておこなわれるとと
もに、評価完了後には第2のデータベースに蓄積されて
いた、個々の出願の評価結果がまとめて第1のデータベ
ースに反映される。
援プログラムは、前記請求項12に記載の発明におい
て、前記第2の登録ステップで登録される前記特許出願
の価値に関する情報とは、前記特許出願について審査請
求をおこなう価値があるか否かを示す情報であることを
特徴とする。
々の出願の価値の評価は実態を反映して随時更新されて
ゆくデータベース(第1のデータベース)でなく、もっ
ぱらその一部を過去の一点で切り出したデータベース
(第2のデータベース)にもとづいておこなわれるとと
もに、評価完了後には第2のデータベースに蓄積されて
いた、個々の出願の審査請求価値がまとめて第1のデー
タベースに反映される。
記請求項11〜請求項13のいずれか一つに記載のプロ
グラムを記録したことを特徴とする。
記請求項11〜請求項13のいずれか一つに記載のプロ
グラムがコンピュータにより読み取られて実行される。
明にかかるワークフロー支援システム、ワークフロー支
援方法、ワークフロー支援プログラムおよびそのプログ
ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体の
好適な実施の形態を詳細に説明する。
明の実施の形態によるワークフロー支援システムの概略
構成を示す説明図である。図中、メインフレーム101
には本出願人が出願人あるいは権利者となっている国内
の特許出願、および実用新案登録出願のデータを格納し
た「国内特実マスタ」101aと、本出願人の現在雇用
する、あるいは過去に雇用していた社員に関するデータ
を格納する「人事マスタ」101bとが保持されてい
る。
(データベース)」102a(正確には「審査請求要否
評価DB」であるが、以下では単に「審査請求DB」と
いう)が保持されている。
レーム101に格納された全出願のうち、出願から一定
期間を経過したごく一部について判断されるわけである
が、一連の評価作業の間、評価対象となっている出願の
データだけを、メインフレーム101上の国内特実マス
タ101aからサーバ102上の審査請求DB102a
に読み出しておく。そして要否の判断を終えた後、およ
び必要な出願についてその審査請求をおこなった後に、
審査請求DB102aのデータを国内特実マスタ101
aに書き戻すようにする。
門)のPC103や開発区(開発部門)のPC104な
ど、社内の複数のPCがLANにより接続されている。
サーバ102および各PC103・104にはグループ
ウェア、具体的には上述の「Lotus Notes」
がインストールされており、その提供する機能により、
PC103・104からサーバ102上の審査請求DB
102aのデータを参照・編集することができる。な
お、知財区にはPC103のほか、特許庁に対する各種
電子手続きをおこなうための電子申請専用端末105が
設置されている。
(図示せず)を介してネットワーク回線、さらに「事務
所DB」106aを保持する所定のSPのサーバ106
に接続されている。
された案件で、外部の特許事務所に審査請求の手続きを
委任するものについては、審査請求DB102aから必
要事項を抜き出して事務所DB106aにコピーしてお
く。これにより、代理人はその事務所内のPC107か
ら事務所DB106aの複製をおこなうことで、依頼さ
れた案件の詳細な内容を確認できるようになる。なお、
このSPのサーバ106および各事務所のPC107に
も、上述の「Lotus Notes」がインストール
されている。
システムにより実現される審査請求要否評価ワークフロ
ー(以下単に「審査請求ワークフロー」という)の概略
手順について説明する。審査請求の要否の評価には、出
願から一定期間を経過した発明につき定期的におこなう
定期審査請求処理と、早急な権利化が要請される発明な
どにつき臨時的におこなう臨時審査請求処理とがある
が、以下ではもっぱら前者について説明する。
という)は、通常その出願後1年半〜2年を経過した発
明についておこなう、審査請求の要否の検討とその実際
の手続きである。定期評価の概略の手順は、 (1)国内特実マスタ101aから審査請求DB102
aへ、今回の評価の対象となる出願のデータを読み出す
(以上、メインフレーム101におけるバッチ処理) (2)上記データに必要な修正を施す(以上、知財区の
事務担当者による処理) (3)各出願につき知財区の担当者や開発区の評価者を
決定する(以上、知財区の知財担当者による処理) (4)各出願につき開発区の評価者を決定するととも
に、開発区において審査請求の要否を判断する(以上、
開発区の評価者およびその上司による処理) (5)各出願につき知財区において審査請求の要否を判
断する(以上、知財区の担当者およびその上司による処
理) (6)審査請求DB102aから国内特実マスタ101
aへデータを書き戻す(以上、サーバ102におけるバ
ッチ処理) (7)審査請求要と判断された出願につき、代理人に審
査請求の依頼をし、あるいは自ら審査請求をおこなう
(以上、知財区の事務担当者による処理) のようになる。以下、各々の作業について順次説明す
る。
読み出し 図2は、メインフレーム101からサーバ102へのデ
ータの読み出し(コピー)の手順を示すフローチャート
である。メインフレーム101上で動作するソフトウェ
ア(具体的には(株)ビーコンインフォメーションテク
ノロジー社の「A−AUTO」)は、あらかじめ設定さ
れた抽出日になると(ステップS201:Yes)、あ
らかじめ設定された抽出条件に合致する出願のレコード
を国内特実マスタ101aから検索するためのバッチプ
ログラムを起動する(ステップS202)。
三回の頻度で設定され、また抽出条件は主として出願日
により、たとえば「1997年2月1日〜同年8月31
日の期間に出願され、かつ審査請求がまだされていない
発明」のように設定される。
場合(ステップS203:Yes)、現在注目している
のが何番目の出願であるかを示す変数nを初期化する
(ステップS204)。つぎに、抽出条件に合致した出
願のうちn番目のもの(もしあれば)のデータ、たとえ
ばその社内番号(FNO:File Number)、
出願日、出願番号、公開日、公開番号、発明者、発明の
名称、知財区担当者(以下単に「担当者」ともいう)、
代理人、要約文などを読み出し(ステップS205:Y
es、ステップS206)、CSV形式の転送用ファイ
ルに順次書き込む(ステップS207)。
プS208)、後続の出願につき上記処理が繰り返され
る結果、転送用ファイルには抽出条件に合致したすべて
の出願のデータが記述されることになる。そしてこのフ
ァイルは、メインフレーム101とサーバ102の双方
で動作するソフトウェア(具体的には(株)セゾン情報
システムズ社の「HULFT」)により、所定のプロト
コルにしたがってサーバ102に送信される(ステップ
S209)。
主な目的は、後述のように原則として、その出願の発明
者本人に審査請求の要否を判断させるためである。しか
し、この抽出の時点で発明者が退職後、あるいは休職中
である場合には、いずれにせよ他の発明者や発明者に代
わる他の者に判断させることになるので、抽出は無意味
である。そこで、退職後あるいは休職中の発明者は上記
の転送用ファイルに書き込まないようにすることで、審
査請求DB102aに不必要なデータが渡らないように
する。
のうち、退職者でも休職者でもない者だけをサーバ10
2に抽出するための手順を示すフローチャートである。
最初に、現在注目しているのが何番目の出願であるかを
示す変数nを初期化し(ステップS301)、抽出条件
に合致した出願のうちn番目のもの(もしあれば)のデ
ータを読み出す(ステップS302:Yes、ステップ
S303)。
明者であるかを示す変数mを初期化し(ステップS30
4)、n番目の出願のm番目の発明者(もしあれば)
が、人事マスタ101b上で退職あるいは休職になって
いるかどうかを判定する(ステップS305:Yes、
ステップS306)。そして、当該発明者が退職者でも
休職者でもない場合に限り(ステップS306:N
o)、当該発明者をn番目の出願の発明者として転送用
ファイルに書き込む(ステップS307)。
S308)、n番目の出願の全発明者につき同様の判定
と書き込みとを終えると(ステップS305:No)、
つぎにnをインクリメントして(ステップS309)、
後続の出願につき同様の処理を繰り返す。そして、抽出
条件に合致した全出願につき上記処理を終えた時点で
(ステップS302:No)、本フローチャートによる
処理を終了する。
各出願のデータは、サーバ102で個々の出願ごとに作
成される「審査請求評価表」(以下単に「評価表」とも
いう)内に格納される。そして、これらの評価表はサー
バ102の審査請求DB102a内に格納される。
または不適切で、そのままでは評価表への格納のできな
い場合がある。そこで、上記評価表の作成に先立ってデ
ータをチェックし、不備があれば可能な限り自動で当該
不備を補う。さらに、自動では補い切れなかった不備を
知財区の審査請求管理者(事務担当者)に通知し、手動
で補完をおこなわせる。代表的な不備と、その補完の例
を下記に示す。
に定期評価は出願後1年半〜2年で実施されるので、本
来ならば上記抽出の時点ですでに発明は公開され、公開
番号が付与されているはずである。
た出願であって、これらの出願は出願後1年3ヶ月を経
過した時点で取り下げたものとみなされるため、公開番
号が付与されることはない。公開番号の欠落が単なる入
力漏れによるものか、優先権主張によるものかの見極め
は、別途管理されている紙資料などとの照合により審査
請求管理者がおこなう。
ついておこなわれるエラーチェックの手順を示すフロー
チャートである。最初に、現在注目しているのが何番目
の出願であるかを示す変数nを初期化する(ステップS
401)。つぎに、メインフレーム101から受信した
転送用ファイル内のn番目の出願のデータ(もしあれ
ば)を読み出し(ステップS402:Yes、ステップ
S403)、公開済みの出願に限って(ステップS40
4:Yes)、その審査請求評価表を作成する(ステッ
プS405)。
状態(ステータス)が「出願後公開前」のままになって
いたりなど、未公開の兆候のある出願のデータは審査請
求DB102a内の退避ファイルにまとめて格納する
(ステップS404:No、ステップS406)。さら
に、それらの出願を後述するエラー一覧に登録する(ス
テップS407)。
S408)、後続の出願につき上記処理を繰り返し、転
送用ファイル内のすべての出願の処理を終えると(ステ
ップS402:No)、審査請求管理者に対して後述す
る取り込み完了通知メールを送信する(ステップS40
9)。
のの、その担当者がすでに人事異動などにより当該発明
の担当を外れているような場合である。知財区の人事に
ついては審査請求管理者が把握しており、異動の都度、
任を解かれる担当者と新たに任ぜられる担当者との対照
表である「担当者移動状況マスタ」を更新している。そ
して、このマスタにもとづいて、旧担当者から新担当者
(現担当者)への差し替えを自動的におこなう。
いておこなわれるエラーチェックの手順を示すフローチ
ャートである。図4と同様、転送用ファイル内のn番目
の出願を順次チェックしてゆき、担当者のデータがなけ
れば(ステップS504:No)、当該出願を後述する
エラー一覧に登録する(ステップS505)。
担当者として登録されている場合には(ステップS50
4:Yes、ステップS506:Yes)、上記マスタ
から当該旧担当者に対応する新担当者を取り出す(ステ
ップS507)。さらに、転送用ファイル内の担当者、
あるいは当該担当者に代わる新たな担当者について、
「特許共通マスタ」からその承認者、具体的には当該担
当者が所属するグループのGL(Group Lead
er)を取り出す(ステップS508)。
きは(ステップS508:No)、当該出願を担当者の
ない出願と同様にエラー一覧に登録する(ステップS5
05)。そして、いずれにせよ当該出願につき審査請求
評価表を作成し、現時点での担当者および現時点でのそ
の承認者を「担当者」および「承認者」にそれぞれ設定
する(ステップS509)。
S510)、後続の出願につき上記処理を繰り返し、転
送用ファイル内のすべての出願の処理を終えると(ステ
ップS502:No)、審査請求管理者に対して後述す
る取り込み完了通知メールを送信する(ステップS51
1)。
されている担当者移動状況マスタは審査請求DB102
a内に存在するが、担当者とその承認者との対応(その
他、代理人とその所属する特許事務所との対応など)が
記述されている特許共通マスタは別の場所に存在する。
もっともこれらはいずれも人事に関するデータベースで
あり、一本化することが可能である。本実施の形態にお
いてこれらを別立てとしているのは、別発明である特許
出願ワークフロー支援システム中の特許共通マスタを本
発明でも使い回しているからであって、技術的な要請に
もとづくものではない。
退職者や休職者である場合にこのような欠落が生じう
る。もっとも、これを発見してももっぱら事務を担当す
る審査請求管理者には、不在の発明者に代わる他の者を
選定することは困難である。そのため、通常発明者の欠
落は審査請求管理者の段階で補完されることはなく、
(3)で後述するように、その後段の知財区担当者によ
り新たな評価者の選定がなされることで補完される。
述のようにそのうち一人を代表として評価を依頼するこ
とになるので、評価表の作成の時点でこの代表者(開発
区評価者)を選定しておく。
れる代表者の選定の手順を示すフローチャートである。
図4と同様、転送用ファイル内のn番目の出願を順次チ
ェックしてゆき、発明者のデータがあれば(ステップS
604:Yes)、その筆頭発明者のみを取り出す(ス
テップS605)。なお、筆頭発明者とは発明者が複数
あれば第一番目の発明者、発明者が一人のみであれば当
該発明者である。
作成し、上記で取り出した筆頭発明者のみをその「評価
者」として設定する(ステップS606)。他方、発明
者のデータがなければ(ステップS604:No)、
「評価者」は未設定のまま同様にその評価表を作成する
(ステップS606)。なお、評価表の「発明者」とし
てはいずれにせよ、転送用ファイル内の発明者(0人〜
複数人)をそのまま設定する。
S607)、後続の出願につき上記処理を繰り返し、転
送用ファイル内のすべての出願の処理を終えると(ステ
ップS602:No)、審査請求管理者に対して後述す
る取り込み完了通知メールを送信する(ステップS60
8)。
示した手順の最後に、あらかじめ指定された任意のアド
レス、ここでは審査請求管理者に対して送信される取り
込み完了通知メールの一例を示す説明図である。この電
子メールは、メインフレーム101からサーバ102へ
のデータ取り込みの事実と、自動では補完し切れなかっ
たデータの不備とを通知して、その修正を促す目的で送
信されるものである。
tellectual Property infor
mation System)」とは、本出願人が社内
で運用している自社/他社および国内/国外の特許情報
管理システム(の全体)の名称であるが、ここでは特に
その中枢であるメインフレーム101を指すと考えてよ
い。
確認先として、審査請求DB102a内に作成されたエ
ラー一覧へのリンク(当該一覧のパス)が埋め込まれ、
リンクの部分がアイコンによりグラフィカルに表示され
る。図8は、上記リンクをクリックすると表示される
「取込み結果一覧」ビューの一例を示す説明図である。
同図に示すように、この画面では何らかのエラーの検出
された出願が、そのエラー種別が分かるように一覧表示
される。
黒丸の記号の入っている案件は、公開番号の欠落などに
より未公開とみなされた出願であることを示している。
未公開案件は、審査請求の要否を検討する必要がないも
の(出願後の優先権主張によりみなし取下げとなったた
め)と仮定されて上述の退避ファイルにまとめられてお
り、いったん審査請求ワークフローの評価の対象から除
外された状態なので、これらを通常のワークフローに復
帰させるには個々にエラー解除をおこなわなければなら
ない。
に審査請求ワークフローから除外された出願を、上記フ
ローに復帰させるための手順を示すフローチャートであ
る。図8に示した画面で「エラー解除」ボタンがクリッ
クされると(ステップS901:Yes)、その時点で
選択されている未公開案件がなければ(ステップS90
2:No)、「エラー解除する案件を選択してくださ
い」「公開番号エラー以外の案件はエラー解除できませ
ん」などのエラーメッセージを表示する(ステップS9
03)。
(ステップS902:Yes)、当該案件のデータを退
避ファイルから読み出す(ステップS904)。そして
当該データの修正、具体的には欠落している公開番号の
入力や、「出願後公開前」のままになっている現在の状
態(ステータス)の変更がおこなえるようなダイアログ
を表示し、審査請求管理者からの入力待ちとなる(ステ
ップS905)。
が施されると(ステップS905:Yes)、修正後の
データにもとづいて、当該案件につき審査請求評価表を
作成する(ステップS906)。さらに、当該案件のデ
ータを退避ファイルから削除する(ステップS90
7)。
は手動による必要な修正が施されると、つぎに各出願の
知財区担当者に対して、開発区での評価に先立つ事務作
業が依頼される。そして担当者による以後の作業は、
発明内容を確認し、知財区における担当者を決定(必
要に応じて変更)し、開発区における評価者を決定
(必要に応じて変更)する、という手順で進められる。
以下、順に説明する。
担当者に送信される作業依頼メールの一例を示す説明図
である。図示するようにメール本文には依頼の趣旨のみ
が示され、作業に必要な情報、たとえば発明の内容など
は本文内に埋め込まれたリンクを介して参照するように
なっている。
される)をクリックすると表示される「担当者&評価者
変更」ビュー、また図12は、上記ビューでいずれかの
案件をダブルクリックすると表示される審査請求評価表
の一例を示す説明図である。
とに作成されてサーバ102の審査請求DB102aに
保存されるもので、文書内のどこに何を配置するといっ
た全体のレイアウトは、文書設計情報(フォーム)とし
てあらかじめ規定されている。また、当該フォームに流
し込まれる要約文や書誌的事項、知財区担当者・開発区
評価者などは、サーバ102への抽出後自動もしくは手
動により上述の修正を施されたものである。
名称と要約とが表示され、さらに「PV起動」ボタンを
クリックすることで、当該出願の公開公報全文を表示さ
せることができる。ここでPV(Patent Vie
wer)とは、本出願人が社内で運用している特許公報
検索システムの名称である。
クションが設けられている。このセクションとはLot
us Notesの設計上の用語であって、文書中「セ
クションマーク(下向き矢印もしくは右向き矢印)+セ
クション名」の直下の、任意に開閉できるようになって
いるエリアをいう。
ンと「開発区評価者」セクションとは開いているが、セ
クションマークをクリックすることで、セクションを閉
じてその内容が表示されないようにすることができる。
なお、このときセクションマークは下向き矢印から右向
き矢印に変わる。逆に、図中「書誌的事項」セクション
は閉まっているが、同様にセクションマークをクリック
することで、セクションを開いてその内容を表示させる
ことができる。このときセクションマークは右向き矢印
から下向き矢印に変わる。
が当該出願の担当者としてふさわしくないと判断したと
きは、自己に代わる担当者を自ら決定し、あるいは自己
の上司にその決定を依頼することができる。なお、自己
が当該出願の担当者として適切であれば、下記の処理は
省略して後述へ進む。
合 図13は、担当者自身による担当者の変更の手順を示す
フローチャートである。まず、上述のように作業依頼メ
ールにリンクされた一覧から、自己に割り当てられた案
件の評価表(図12)をオープンし(ステップS160
1・S1602)、その「編集」ボタンをクリックする
ことにより、当該文書を編集モードすなわち編集可能な
状態にする(ステップS1603:Yes)。
「知財区担当者」セクション付近の一例を示す説明図で
ある。図中、「知財区担当者」の項目にある「アドレス
帳より選択」ボタンをクリックすると(ステップS16
04:Yes)、図15に示すようなアドレス帳が表示
されるので(ステップS1605)、自己以外の適切な
担当者を選択して「OK」ボタンをクリックする(ステ
ップS1606:Yes)。
担当者の承認者(具体的にはGL:Group Lea
der)が特許共通マスタから取り出され(ステップS
1607)、表示中の評価表で、「知財区担当者」項目
が上記変更後の担当者、「知財区承認者」項目がその承
認者にそれぞれ置換される(ステップS1608)。
ると(ステップS1609:Yes)、変更後の担当者
へ図10に示したのと同様の作業依頼メールが送信され
る(ステップS1610)。そして、評価表はその「担
当者」および「承認者」に変更後の担当者と承認者とを
設定の上クローズされる(ステップS1611・S16
12)。
に「保存して戻る」ボタンを押すのみであったときは
(ステップS1609:No、ステップS1613:Y
es)、評価表への設定とクローズのみが(ステップS
1611・S1612)、「戻る」ボタンを押すのみで
あったときは(ステップS1609:No、ステップS
1613:No、ステップS1614:Yes)、評価
表のクローズのみが(ステップS1612)、それぞれ
おこなわれる。
ったときは(ステップS1609:No、ステップS1
613:No、ステップS1614:No、ステップS
1615:Yes)、評価表にその時点での設定内容を
保存後(ステップS1616)、続けて編集待ちとなる
(ステップS1604)。
変更」ボタンをクリックすることにより、その時点で選
択されている複数の案件(自己が担当者になっているも
のに限る)につき、一括して担当者を変更することもで
きる。
頼する場合 また、担当者が自己に代わる適切な担当者を選定できな
い場合には、図14に示した評価表で「担当者変更依
頼」ボタンをクリックして、図16に示すようなダイア
ログを表示させる。そして、担当者変更の依頼先(通常
は当該担当者の承認者)、適切と思われる担当者や発明
の概要など必要事項を記入して「OK」ボタンをクリッ
クすると、上記依頼先に図17に示すような作業依頼メ
ールが送信される。
まれたリンクをクリックすると表示される「担当者変更
確定」ビューであり、いずれかの案件をダブルクリック
すれば、当該案件の審査請求評価表を表示させることが
できる。ここで表示される評価表は図12と同様のもの
であり、依頼先では図13に示したのと同様の手順で新
たな担当者を決定する。
「担当者変更依頼」ボタンをクリックすることにより、
その時点で選択されている複数の案件(自己が担当者に
なっているものに限る)につき、一括して担当者の変更
を依頼することができる。また、その依頼先では図18
に示した一覧画面で「担当者変更」ボタンをクリックす
ることにより、その時点で選択されている複数の案件
(自己が担当者変更依頼先になっているものに限る)に
つき、一括してその担当者を変更することができる。
れた担当者は、審査請求評価表に記載されている評価者
が当該出願の審査請求要否を判断すべき者として適切で
あるかどうかを判断する。そして、適切でないと判断し
た場合には評価者の変更をおこなう。
順を示すフローチャートである。まず、上述のように作
業依頼メールにリンクされた一覧から、自己に割り当て
られた案件の評価表(図12)をオープンし(ステップ
S2201・S2202)、その「編集」ボタンをクリ
ックすることにより、当該文書を編集モードすなわち編
集可能な状態にする(ステップS2203:Yes)。
「開発区評価者」セクション付近の一例を示す説明図で
ある。図中、「開発区評価者」の項目にある「発明者リ
ストより選択」ボタンをクリックすると(ステップS2
204:Yes)、図21に示すような、当該評価表に
設定された発明者のリストが表示される(ステップS2
205)。また、図20の評価表で「アドレス帳より選
択」ボタンをクリックすると(ステップS2204:N
o、ステップS2206:Yes)、図15に示したの
と同様のアドレス帳が表示される(ステップS220
7)。
ら適切な評価者を選択してOKすると(ステップS22
08:Yes)、表示中の評価表で、「開発区評価者」
項目が上記変更後の評価者に置換される(ステップS2
209)。この後「評価依頼」ボタンをクリックすると
(ステップS2210:Yes)、変更後の評価者へ図
22に示すような作業依頼メールが送信される(ステッ
プS2211)。そして、評価表はその「評価者」に変
更後の評価者を設定の上クローズされる(ステップS2
212・S2213)。
「保存して戻る」ボタンを押すのみであったときは(ス
テップS2210:No、ステップS2214:Ye
s)、評価表への設定とクローズのみが(ステップS2
212・S2213)、「戻る」ボタンを押すのみであ
ったときは(ステップS2210:No、ステップS2
214:No、ステップS2215:Yes)、評価表
のクローズのみが(ステップS2213)、それぞれお
こなわれる。
ったときは(ステップS2210:No、ステップS2
214:No、ステップS2215:No、ステップS
2216:Yes)、評価表にその時点での設定内容を
保存後(ステップS2217)、続けて編集待ちとなる
(ステップS2204)。
おける以後の作業は、発明内容を確認し、評価者を
決定(必要に応じて変更)し、評価者自身が評価をお
こない、さらにその承認者が評価をおこなう、という
手順で進められる。以下、順に説明する。
れた評価者には上述のように、図22に示したような作
業依頼メールが送信される。図示するように、上記作業
とは具体的には審査請求の要否の判断であって、メール
本文には依頼の趣旨のみが示され、作業に必要な情報は
本文内に埋め込まれたリンクを介して参照するようにな
っている。
される)をクリックすると表示される「開発区評価」ビ
ュー、また図24は、上記ビューでいずれかの案件をダ
ブルクリックすると表示される審査請求評価表の一例を
示す説明図である。
が当該出願の審査請求要否を判断するのにふさわしくな
いと判断したときは、評価者の変更を知財区の担当者に
依頼することができる。まず、同図の評価表を編集モー
ドにするとともに、その「開発区評価者」セクションを
開く。
「開発区評価者」セクション付近の一例を示す説明図で
ある。図20に示した「開発区評価者」セクション(担
当者や評価者の変更に際して、知財区担当者に対して表
示されたもの)とは、新たに「評価者再設定依頼」ボタ
ンが設けられている点で異なっている。このボタンをク
リックすると、評価者の再設定(変更)を依頼する内容
の電子メールが担当者に送信され、これによりいったん
処理を開発区から知財区に差し戻すことができる。
「評価者再設定」ボタンをクリックすることにより、そ
の時点で選択されている複数の案件(自己が評価者にな
っているものに限る)につき、一括して評価者の変更を
依頼することができる。また、再設定依頼を受けた知財
区の担当者は、図19に示したのと同様の手順で他の適
切な評価者を選定する。
切であるときは、評価者は上記を省略して直接評価に
入る。図26は、開発区の評価者による評価の手順を示
すフローチャートである。
クされた一覧から、自己に割り当てられた案件の評価表
(図24)をオープンし(ステップS2901・S29
02)、その「編集」ボタンをクリックすることによ
り、当該文書を編集モードすなわち編集可能な状態にす
る(ステップS2903:Yes)。
セクション内の「評価」ボタンをクリックすると(ステ
ップ2904:Yes)、審査請求の要否を選択してそ
れぞれの理由を入力するためのダイアログが開く。この
ダイアログで必要事項を選択・入力してOKすると、表
示中の評価表で、「審査請求要」「審査請求否」のいず
れか選択した側に入力したその理由が表示される(ステ
ップS2905)。
クして(ステップS2906:Yes)、図27に示す
ダイアログから適切な承認者を選択しOKすると(ステ
ップS2907)、当該承認者に図28に示すような作
業依頼メールが送信される(ステップS2908)。そ
して、評価表はその「評価結果」に上記要否とその理
由、「承認者」に上記承認者をそれぞれ設定の上クロー
ズされる(ステップS2909・S2910)。
に単に「保存して戻る」ボタンを押すのみであったとき
は(ステップS2906:No、ステップS2911:
Yes)、評価表への設定とクローズのみが(ステップ
S2909・S2910)、「戻る」ボタンを押すのみ
であったときは(ステップS2906:No、ステップ
S2911:No、ステップS2912:Yes)、評
価表のクローズのみが(ステップS2910)、それぞ
れおこなわれる。
ったときは(ステップS2906:No、ステップS2
911:No、ステップS2912:No、ステップS
2913:Yes)、評価表にその時点での設定内容を
保存後(ステップS2914)、続けて編集待ちとなる
(ステップS2904)。
査・承認依頼」ボタンをクリックすれば、その時点で選
択されている複数の案件(自己が評価者になっているも
のに限る)につき、一括して承認を依頼することもでき
る。ちなみに「審査」と「承認」の区別であるが、承認
とは最終の審査のことであって、同一部門内で三人以上
が順次評価に関わる場合、最初の一人が評価者、最後の
一人が承認者、他の者は審査者という関係になる。しか
しここでは説明の便宜上、開発区で評価をおこなうのは
評価者と承認者の二人のみ、すなわち審査者は存在しな
いものとする。
承認者には、図28に示したような作業依頼メールが送
信される。図示するように、メール本文には依頼の趣旨
のみが示され、作業に必要な情報は本文内に埋め込まれ
たリンクを介して参照するようになっている。
される)をクリックすると表示される「開発区審査・承
認中」ビューの一例を示す説明図である。この一覧画面
でいずれかの案件をクリックすると、図24に示したの
と同様の評価表が表示される。ただしその「開発区審査
請求要否評価」セクションには、前段の評価者による評
価結果が記述されている(前段の評価者による評価が
「要」であれば、図中「審査請求要」以下にその理
由、「否」であれば「審査請求否」以下にその理由が
それぞれ表示される)。
順を示すフローチャートである。まず、上述のように作
業依頼メールにリンクされた一覧から、自己に割り当て
られた案件の評価表(図24)をオープンし(ステップ
S3301・S3302)、その「編集」ボタンをクリ
ックすることにより、当該文書を編集モードすなわち編
集可能な状態にする(ステップS3303:Yes)。
特になければ、承認者はその「承認」ボタンをクリック
し(ステップS3304:Yes)、続いて表示される
図31のようなダイアログで「要」「否」のいずれかを
選択する(ステップS3305)。
にせよ、この後図32に示すような承認通知メールが評
価者に送信されるとともに(ステップS3306)、知
財区の担当者に対して図33に示すような作業依頼メー
ルが送信される(ステップS3307)。そして、評価
表は承認者や承認日付、および承認者の評価結果を設定
の上クローズされる(ステップS3308・S330
9)。
認」ボタンをクリックすれば、その時点で選択されてい
る複数の案件(自己が承認者になっているものに限る)
につき、一括して承認することもできる。
るときは、承認者は図24に示した評価表で「否認」ボ
タンをクリックするので(ステップS3304:No、
ステップS3310:Yes)、評価者に対して図34
に示すような否認通知メールを送信し(ステップS33
11)、否認者と否認日付とを設定の上(ステップS3
312)評価表をクローズする(ステップS330
9)。承認者により評価を否認された評価者は、再度評
価をやり直さなければならない。
おける以後の作業は、担当者が評価をおこない、さ
らにその承認者が評価をおこなう、という手順で進めら
れる。この手順は基本的には開発区の評価者・承認者に
よる評価の手順と同一なので、以下では差異を中心に簡
単に説明する。
者には図33に示したような作業依頼メールが送信され
る。図示するように、メール本文には依頼の趣旨のみが
示され、作業に必要な情報は本文内に埋め込まれたリン
クを介して参照するようになっている。
される)をクリックすると表示される「知財区評価」ビ
ュー、また図36は、上記ビューでいずれかの案件をダ
ブルクリックすると表示される審査請求評価表の一例を
示す説明図である。
クションで「評価」ボタンをクリックすると、あらかじ
め用意された審査請求の要否とその理由の組が複数表示
されるので、いずれかを選択してOKする。また、「開
発区と同一評価」ボタンをクリックすると、原則として
開発区でなされた評価と同一の評価をすることができる
(すなわち、開発区での評価を踏襲することができ
る)。
は、審査請求に際して補正や分割、あるいは早期審査の
手続きをおこなうかどうかを上記セクションで設定す
る。なお、補正を「有り」に設定するには、「ファイル
指定」ボタンにより補正内容を記入したファイルを指定
するか、あるいは「補正連絡書添付」欄に直接補正内容
を記入するかしなければならない。また、補正があると
きはそれにより増加あるいは減少する請求項の個数も記
入しなければならない。
いずれにより評価をおこなった場合も、また結論が
「要」「否」のいずれになった場合も、最後に「審査・
承認依頼」ボタンをクリックすることで、後段の承認者
に図37に示すような作業依頼メールを送信した時点
で、担当者の作業は終了となる。
うにその上司である承認者に対し、図37に示したよう
な作業依頼メールが送信される。図示するように、メー
ル本文には依頼の趣旨のみが示され、作業に必要な情報
は本文内に埋め込まれたリンクを介して参照するように
なっている。
される)をクリックすると表示される「知財区審査・承
認中」ビューの一例を示す説明図である。この一覧画面
でいずれかの案件をダブルクリックすると、図36に示
したのと同様の評価表が表示されるので(ただしその
「評価結果」項目には前段の担当者による評価結果が表
示されている)、「承認」ボタンをクリックすれば図3
9に示すような承認通知メールが、「否認」ボタンをク
リックすれば図40に示すような否認通知メールが、そ
れぞれ前段の担当者に送信される。承認者に否認された
場合担当者が評価をやり直さなければならないことは、
開発区で否認があった場合と同様である。
についてまとめておく。知財区の審査請求管理者は、上
述(2)のデータの修正と平行して(あるいはそれに先
立って)、今回の定期評価における作業スケジュールを
決定する。なお、決定されたスケジュールは審査請求D
B102a内の「スケジュールマスタ」に登録され、審
査請求管理者はいつでも閲覧・変更することができる。
たスケジュールの一例を示す説明図である。同図に示す
ように、このスケジュールとは具体的には各段階におけ
る処理のデッドラインであって、たとえば知財区でのデ
ータの修正期限(上述(2))が2001年5月23
日、知財区での担当者と評価者の決定期限(同(3))
が同28日、開発区での評価期限(同(4))が同6月
11日、知財区での評価期限(同(5))が同18日、
のように、それぞれ年月日で設定される。
のスケジュールにしたがって進められ、期限になっても
なされるべき処理がなされていないときは、強制的につ
ぎの段階へ処理を移行したり、あるいは当該処理を怠っ
ている者に催促のメールを送付したりといった措置が自
動的に取られる。以下、具体例により説明する。
き あらかじめ規定された決定期限になっても担当者や評価
者の決定されていない案件があるときは、当該案件はデ
フォルトの設定のまま、強制的に知財区から開発区に移
管される。
案件についておこなわれる、開発区への移管の手順を示
すフローチャートである。知財区での決定期限を経過し
た時点で(ステップS5501:Yes)、まず現在注
目しているのが審査請求DB102a中何番目の評価表
であるかを示す変数nを初期化する(ステップS550
2)。つぎにn番目の評価表をチェックして、評価者が
設定されていれば(ステップS5503:Yes、ステ
ップS5504:Yes)、当該評価者に対して図22
に示した作業依頼メールを送信する(ステップS550
5)。
テップS5504:No)、代わりに評価表に設定され
ている知財区担当者とその承認者に対して図43に示す
ような催促メールを送信する(ステップS5506)。
その後nをインクリメントして(ステップS550
7)、上記処理を終えていない評価表がある限り(ステ
ップS5503:Yes)、同様の処理を繰り返す。
日前)になっても開発区での評価の終わっていない案件
があるときは、その評価者および承認者に電子メールで
催促がなされ、催促にもかかわらず評価のなされない案
件については、上記期限を徒過した時点で強制的に開発
区から知財区に移管される。
なわれる評価者および承認者への催促の手順を示すフロ
ーチャートである。開発区での評価期限まで3日となっ
た時点で(ステップS5701:Yes)、まず現在注
目しているのが審査請求DB102a中何番目の評価表
であるかを示す変数nを初期化する(ステップS570
2)。
価者による評価結果が記入されていない、あるいは評価
結果は記入されているが承認者による承認がない場合に
は(ステップS5704:No)、評価者およびその承
認者に対して図45に示すような催促メールを送信する
(ステップS5705)。その後nをインクリメントし
て(ステップS5706)、上記処理を終えていない評
価表がある限り(ステップS5703:Yes)、同様
の処理を繰り返す。
した案件についておこなわれる、知財区への移管の手順
を示すフローチャートである。開発区での評価期限を経
過した時点で(ステップS5901:Yes)、まず現
在注目しているのが審査請求DB102a中何番目の評
価表であるかを示す変数nを初期化する(ステップS5
902)。
価者による評価結果が記入されていれば(ステップS5
904:Yes)、知財区の担当者に対して図33に示
した作業依頼メールを送信する(ステップS590
5)。
いなければ(ステップS5904:No)、その評価結
果として「仮要」を設定した後(ステップS590
6)、評価者および承認者に対して図47に示すよう
な、仮要を自動設定した旨の通知メールを送信する(ス
テップS5907)。
て、図33に示した作業依頼メールを送信する(ステッ
プS5905)。その後nをインクリメントして(ステ
ップS5908)、上記処理を終えていない評価表があ
る限り(ステップS5903:Yes)、同様の処理を
繰り返す。
日前)になっても知財区での評価の終わっていない案件
があるときは、その担当者および承認者に電子メールで
催促がなされ、催促にもかかわらず評価のなされない案
件については、上記期限を徒過した時点でさらに同様の
催促がなされる。
なわれる担当者および承認者への催促の手順を示すフロ
ーチャートである。同図の手順は基本的に、図44に示
した開発区の評価者および承認者に対する催促手順と同
一であるのでここでは繰り返さない。なお、図49は作
業を懈怠している知財区の担当者およびその承認者に送
信される、催促メールの一例を示す説明図である。
した時点でおこなわれる、評価完了処理の手順を示すフ
ローチャートである。この評価完了処理には、以下で説
明するように評価が終わっていない案件についての催促
のほか、最終的に審査請求要とされた案件についての、
審査請求に要する費用の算出が含まれる。
テップS6301:Yes)、まず現在注目しているの
が審査請求DB102a中何番目の評価表であるかを示
す変数nを初期化する(ステップS6302)。つぎに
n番目の評価表をチェックして、担当者による評価結果
が記入されていない、あるいは評価結果は記入されてい
るが承認者による承認がない場合には(ステップS63
04:No)、担当者およびその承認者に対して、速や
かに処理を完了させるべき旨の催促メールを送信する
(ステップS6305)。
れ、かつその承認者による承認も済んでいる場合には
(ステップS6304:Yes)、最終的な結論が「審
査請求要」である場合に限り(ステップS6306:Y
es)、後述する手順にしたがってその審査請求にかか
る費用を算出する(ステップS6307)。その後nを
インクリメントして(ステップS6308)、上記処理
を終えていない評価表がある限り(ステップS630
3:Yes)、同様の処理を繰り返す。
の算出の手順を詳細に示すフローチャートである。費用
算出の手順は、注目している案件の審査請求が自社によ
りなされるものであるか、代理人によりなされるもので
あるかにより異なる。
プS6401:Yes)、後述のように審査請求に際し
て補正や分割などの手続きを取らない場合であり、費用
は特許庁に支払う手数料のみとなる。
もに(ステップS6402)、あらかじめ用意されてい
る金額テーブルから一出願あたりの基本料金と一請求項
あたりの基準金額とを読み出して(ステップS640
3)、基本料金に請求項数分の基準金額を足しあわせる
ことで、上記手数料を算出する(ステップS640
4)。そして、この金額を評価表の「予想金額」に設定
する(ステップS6405)。
ない場合とは(ステップS6401:No)、後述のよ
うに審査請求に際して補正や分割などが必要な場合で、
代理人に一切の手続きを委任する場合であるので、上記
のほか代理人に支払う手数料が必要である。
よる請求項の増加数、明細書全文訂正の有無、誤記訂正
がある図面の数など、代理人手数料の額に影響する諸要
素を読み出す(ステップS6406)。つぎに、上記金
額テーブルから一出願あたりの基本料金と一請求項あた
りの基準金額、および上記各要素に応じた標準(代理
人)手数料額を読み出し(ステップS6407)、これ
らから特許庁に支払う手数料と代理人に支払う手数料と
を合わせた合計を算出する(ステップS6408)。そ
して、この金額を同様に評価表の「予想金額」に設定す
る(ステップS6405)。
の書き戻し 上記のようにして開発区・知財区による評価が完了する
と、つぎにサーバ102の審査請求DB102aからメ
インフレーム101の国内特実マスタ101aへのデー
タの書き戻しをおこなう。
ム101へのデータの書き戻し(コピー)の手順を示す
フローチャートである。サーバ102上で動作するソフ
トウェアは、あらかじめ設定された日、具体的には知財
区における評価期限を経過すると(ステップS650
1:Yes)、現在注目しているのが審査請求DB10
2a中何番目の評価表であるかを示す変数nを初期化す
る(ステップS6502)。なお、ここではデータの書
き戻しを知財区評価期限におこなうようにしているが、
当該期限以降であればどの時点であってもよい。
設定されたデータをCSV形式の転送用ファイルに順次
書き込み(ステップS6503:Yes、ステップS6
504)、nをインクリメントして(ステップS650
5)、すべての評価表につき上記処理を終えた時点で
(ステップS6503:No)、上記転送用ファイルを
所定のプロトコルにしたがってメインフレーム101に
送信する(ステップS6506)。そして、メインフレ
ーム101では受信した転送用ファイルにもとづき、国
内特実マスタ101aのデータを更新する(ステップS
6507)。
ーム101ともサーバ102とも異なる第3のコンピュ
ータ(図示せず)上で動作する、IBM社のミドルウェ
ア「MQ」によりおこなう。もっとも、サーバ102が
上記処理を担当しないのはもっぱらシステム構築上の都
合によるものであるので、ここでは説明の便宜上、上記
処理はサーバ102によりおこなうものとして説明す
る。
国内特実マスタ101aへの書き戻しは、上述(1)の
読み出しとちょうど反対に、審査請求DB102a内の
評価表から必要事項を抜き出してCSVファイルを作成
・転送すればよいのであるが、特に取下げとみなされた
国内優先権主張の基礎出願については、図4で上述のよ
うにそもそも審査請求評価表が作成されないため、別途
配慮が必要である。
きメインフレーム101への書き戻し時におこなわれる
データの修正の手順を示すフローチャートである。同図
に示す処理は、図52に示した書き戻しの手順中、すべ
ての評価表のデータを転送用ファイルに記入し終えた直
後(当該ファイルをメインフレーム101に送信する直
前、と言ってもよい)におこなわれる。
中何番目の出願であるかを示す変数mを初期化する(ス
テップS6601)。そして、退避ファイルにm番目の
出願のデータがあれば(ステップS6602:Ye
s)、当該出願の現在の状態を「出願後公開前」から
「みなし取下げ」に置換の上(ステップS6603)、
転送用ファイルに順次書き込む(ステップS660
4)。さらに、退避ファイル中のデータを削除した後
(ステップS6605)、mをインクリメントして(ス
テップS6606)、退避ファイル中のすべての出願に
つき上記処理を繰り返す。
の時点でまだ退避ファイルに残っている出願は、結局開
発区・知財区による審査請求要否の検討がなされなかっ
たものなので、上記の手順で国内特実マスタ101aに
「みなし取下げ」を設定するということは、それらの出
願が評価の対象から除外されていた事実を設定すること
と意味的に同じである。
求が必要と判断された出願については、この後主として
知財区の審査請求管理者のもとで、特許庁に対する審査
請求の手続きが取られる。
せる場合と(審査請求依頼)、特許庁と接続された専
用端末105により自らおこなう場合(自社審査請求)
とがある。そして、ある出願が上記いずれの扱いになる
かは、その審査請求と同時に補正・分割あるいは早期審
査の手続きを取るか否かにより機械的に決定される。
知財区の担当者が補正・分割あるいは早期審査のいずれ
かに「有り」を設定していた場合に、上記の扱いとな
り、いずれも「無し」に設定していた場合に、上記の
扱いとなる。以下、順に説明する。
ローチャートである。知財区の審査請求管理者は、サー
バ102の審査請求DB102aを開いて、審査請求依
頼の対象案件すなわち知財区により補正・分割あるいは
早期審査が必要とされた案件を表示させる(ステップS
6701)。図55は、審査請求DB102aにおいて
「事務所依頼」ボタンをクリックすると表示される、
「事務所依頼」ビューの一例を示す説明図である。
て「事務所依頼」ボタンをクリックすると(ステップS
6702:Yes、ステップS6703:Yes)、選
択された案件の評価表に設定されている代理人ごとに、
図56に示すような、審査請求手続きを委任する旨の作
業依頼メールが作成・送信される(ステップS670
4)。なお、何も選択せずに上記ボタンを押すと(ステ
ップS6703:No)、「依頼する案件を選択してく
ださい」などのエラー表示がなされる(ステップS67
05)。
とに、図57に示すような手続き依頼一覧が作成され
(ステップS6706)、この依頼一覧と、各案件のデ
ータのうち代理人の作業に必要なものとが、サーバ10
2上の審査請求DB102aからSPのサーバ106上
の事務所DB106aにコピーされる(ステップS67
07)。
め込まれたリンク(図中アイコンで示される)をクリッ
クすると、事務所DB106a上にコピーされた図57
の依頼一覧が表示され、さらにこの依頼一覧に埋め込ま
れたリンク(図中アイコンで示される)をクリックする
と、同じく事務所DB106a上にコピーされた各案件
のデータにもとづいて、図58に示すような個々の案件
の依頼書が作成・表示される。このように、代理人は受
信した作業依頼メールからリンクをたどってゆくこと
で、必要なデータをいつでも参照することができる。
る審査請求の手順を示すフローチャートである。図59
は審査請求書の作成手順、図60は専用端末105にお
ける審査請求手順、図61は審査請求評価表への審査請
求日の設定手順、また図62は審査請求完了後の代理人
への通知手順をそれぞれ示している。
02の審査請求DB102aを開いて、自社審査請求の
対象案件すなわち知財区により補正・分割あるいは早期
審査のいずれも不要とされた案件を表示させる(図59
ステップS7201)。図63は、審査請求DB102
aにおいて「自社手続き分」ボタンをクリックすると表
示される、「自社審査請求」ビューの一例を示す説明図
である。
のいずれかの案件を選択して「FD作成」ボタンをクリ
ックすると(ステップS7202:Yes、ステップS
7203:Yes)、FDのセット待ちとなる。なお、
「自社審査請求待ち」以外の案件を選択したり、あるい
は何も選択せずに上記ボタンを押すと(ステップS72
03:No)、「FDはすでに作成されています」「F
Dを作成する案件を選択してください」などのエラー表
示がなされる(ステップS7204)。
(ステップS7205:Yes)、現在注目しているの
が何番目の案件であるかを示す変数nが初期化され(ス
テップS7206)、選択されたうちn番目の案件の評
価表から審査請求書の作成に必要な事項、具体的には出
願番号、請求項数、請求人識別番号および代理人が読み
出される(ステップS7208)。
の審査請求書が作成され(ステップS7209)、FD
に出力される(ステップS7210)。その後nがイン
クリメントされ(ステップS7211)、選択したすべ
ての案件につき上記処理が繰り返される。
れ(図60ステップS7301:Yes)、FD内のす
べての審査請求書が読み出される(ステップS730
2)。そして、読み出された審査請求書のうち所望のも
のを選択して「発送」ボタンをクリックすると(ステッ
プS7303:Yes、ステップS7304:Ye
s)、審査請求書を特許庁形式に変換の上(ステップS
7305)、特許庁に対して送信する(ステップS73
06)。
るのを待ち、プルーフを受信すると(ステップS730
8:Yes)、当該プルーフをFDに出力する(ステッ
プS7309)。なお、どの案件も選択せずに「発送」
ボタンを押すと(ステップS7304:No)、「審査
請求する出願を選択してください」などのエラー表示が
なされる(ステップS7307)。
末105から再び審査請求DB102aにアクセス可能
な端末に戻され(図61ステップS7401:Ye
s)、まず現在注目しているのがFD内の何番目のプル
ーフであるかを示す変数nが初期化される(ステップS
7402)。そしてn番目のプルーフがあれば(ステッ
プS7403:Yes)、つぎに現在注目しているのが
プルーフ内の何番目の出願であるかを示す変数mが初期
化される(ステップS7404)。
ついて(なお、周知のようにプルーフには審査請求書の
提出された複数の出願が記載されている)、その評価表
を審査請求DB102aから検索し(ステップS740
6)、プルーフに記述された「提出日」を当該評価表の
「審査請求日」に設定する(ステップS7407)。
S7408)、プルーフ内の全出願につき審査請求日を
設定し終えると(ステップS7405:No)、nをイ
ンクリメントして(ステップS7409)、FD内の全
プルーフにつき上記処理を繰り返す。
審査請求DB102aを開いて、図63に示したように
自社審査請求の対象案件を一覧表示させ(図62ステッ
プS7501)、一覧中「自社FD作成済み」以下のい
ずれかの案件を選択して「審査請求完了」ボタンをクリ
ックする(ステップS7502:Yes、ステップS7
503:Yes)。
選択したり、あるいは何も選択せずに上記ボタンを押す
と(ステップS7503:No)、「まだ審査請求のな
されていない案件です」「すでに完了しています」など
のエラーメッセージが表示される(ステップS750
4)。
出願につき審査請求がなされたことを示す情報が設定さ
れるとともに(ステップS7505)、そこに設定され
た代理人が読み出される(ステップS7506)。そし
て、当該代理人のメールアドレスが特許共通マスタから
取得され(ステップS7507)、このアドレスに対し
て図64に示すような、審査請求の完了を通知する内容
の電子メールが送信される(ステップS7508)。
庁へのその送信がなされていなかった、という事態を避
けるため、審査請求書作成後一定期間(具体的には10
日間)を経過してもプルーフの受信できていない案件が
あれば、審査請求管理者に警告をおこなうようにする。
るかどうか、プルーフが受信できているかどうかといっ
た各出願の状態(ステータス)は、後述のように状態区
分コードとして審査請求評価表に保持されているので、
審査請求DB102a内の各評価表を定期的にチェック
して、FD作成後放置されているものがあれば審査請求
管理者にメールで通知する。
た種々の文書が使用されるので、最後に主なものについ
て、その異同をまとめておく。上記ワークフローで使用
される文書には、大別して各作業者に送付される文書
と、サーバ102に存在して各作業者から参照・編集
される文書とがあり、の主なものが上述の作業依頼メ
ール、の主なものが上述の審査請求評価表である。
発区の評価者・承認者それぞれに送付される作業依頼メ
ールは、依頼内容が異なるだけで、いずれもほぼ同様の
スタイルである。メール本文の末尾には、上述のように
審査請求DB102a内の文書へのリンク(その位置情
報、と言ってもよい)が埋め込まれ、各人の作業に必要
な情報を即座に閲覧できるようになっている。
02に保持されている依頼文(定型文)の中からいずれ
かを選択の上、スケジュールマスタに設定された作業期
限をはめ込むことで作成されるが、使用する依頼文と期
限とは一連の作業がどの段階まで終了しているかにより
決定される。そして、ある出願につき処理がどこまで進
んでいるかは、その評価表内に「状態区分コード」とし
て保持されている。
味とをまとめた表である。たとえば、知財区の担当者が
図20に示した評価表で「評価依頼」ボタンをクリック
した結果、あるいは知財区における担当者および評価者
の決定期限を徒過した結果、開発区の評価者に図22に
示した作業依頼メールが送信された時点で、状態区分コ
ードは「2x」から「3x」に変更される。
評価表で「承認」ボタンをクリックした結果、あるいは
開発区における評価期限を徒過した結果、知財区の担当
者に図33に示した作業依頼メールが送信された時点
で、状態区分コードは「3x」から「4x」に変更され
る。
時点で、審査請求要かつその請求に際して補正・分割な
どが必要と判断されたもの、すなわち審査請求を代理人
に依頼するものについては状態区分コードが「4x」か
ら「6x」に、審査請求要だが補正・分割などはいずれ
も不要と判断されたもの、すなわち審査請求を自社でお
こなうものについては状態区分コードが「4x」から
「7x」に、それぞれ変更される。
ぎは誰にどんな作業を依頼すべきかが分かるので、複数
の依頼文の中から当該作業を依頼する内容のものを選択
することができる。また、その作業期限はスケジュール
マスタから取得することができるので、これを上記依頼
文の適切な位置にはめ込むことで、上述した種々の作業
依頼メールを作成することができる。
てサーバ102で公開されるものであるが、状態区分コ
ードによってその表示形態が異なり、また参照に加えて
編集が可能であるかどうかも異なっている。
れば分かるように、評価の各段階で各作業者に対して表
示される評価表は必ずしも同一ではない。もっとも、評
価表の冒頭にある発明の名称や要約などは常に(誰に対
しても)表示されており、異なるのはその下のセクショ
ン部分である。
ンの、各段階におけるデフォルトでの表示形態をまとめ
た表である。図中、マル印はセクションが開いた状態で
表示されることを示し、三角印はセクションが閉じた状
態で表示されることを示し、バツ印はセクションそのも
のが表示されない(「セクションマーク+セクション
名」さえも表示されない)ことを示している。
の担当者と開発区の評価者とを決定する局面(状態区分
コード=2x)で表示されるものであるが、図66の通
り初期状態では「書誌的事項」セクションが閉、「知財
区担当者」「開発区評価者」セクションが開の状態で表
示され、「開発区審査請求要否評価」「知財区審査請求
要否評価」セクションはいずれも表示されていない。
ける評価の局面(状態区分コード=3x)で表示される
ものであるが、上記と異なり「知財区担当者」「開発区
評価者」セクションは閉の状態で表示されるとともに、
新たに「開発区審査請求要否評価」セクションが開の状
態で表示されている。
は、図36に示すように知財区における評価の局面(状
態区分コード=4x)で初めて開状態で表示されるが、
このとき他のセクションはいずれも閉状態である。いず
れの局面でいずれのセクションを表示し、また表示する
として開とするか閉とするかは、主としてその局面で閲
覧者にどの情報が必要かにより決定されている。
の参照権限や編集権限(参照権限を含む)を与えるかも
状態区分コードにより異なっている。図67は、各段階
における審査請求評価表の参照権者および編集権者をま
とめた表である。
る局面で評価表の編集権限を有している。これは評価表
のデータに誤りがあった場合などに、随時その修正がで
きるようにするためである。
局面(状態区分コード=2x)では、審査請求管理者の
ほか、知財区の担当者および承認者のみが評価表を見た
り書き換えたりすることができる。開発区での評価の局
面では(状態区分コード=3x)、審査請求管理者、開
発区の評価者と承認者のほか、評価者としては選定され
なかった当該出願の他の発明者(もしあれば)全員に編
集権が与えられる。
理が差し戻された場合(開発区の評価者が、自己は当該
出願の審査請求要否を判断するのに適切でないと考えた
場合)には、状態区分コードが3xから2xに戻る結
果、開発区のメンバーに付与された編集権は剥奪され、
審査請求管理者を除く知財区メンバーに、いったん剥奪
された編集権が参照権に代えて付与される。
分コード=4x)、知財区のメンバーに編集権を与える
のはもちろんであるが、評価の行方に利害関係を有する
開発区のメンバーにも参照権のみを与える。
者を書き込むための欄があり、状態区分コードの変更の
都度、評価表に設定された担当者やその承認者、評価者
やその承認者、あるいは発明者などが参照されて、その
IDが参照権者や編集権者の欄に書き込まれる。
に、本発明の実施の形態によるワークフロー支援システ
ムの中核をなす、サーバ102のハードウェア構成につ
いて説明する。図68は、本発明の実施の形態によるサ
ーバ102のハードウェア構成を示す説明図である。図
中、8801は装置全体を制御するCPUを、8802
は基本入出力プログラムを記憶したROMを、8803
はCPU8801のワークエリアとして使用されるRA
Mを、それぞれ示している。
したがってHD(ハードディスク)8805に対するデ
ータのリード/ライトを制御するHDD(ハードディス
クドライブ)を、8805はHDD8804の制御にし
たがって書き込まれたデータを記憶するHDを、それぞ
れ示している。
したがってFD(フロッピー(登録商標)ディスク)8
807に対するデータのリード/ライトを制御するFD
D(フロッピーディスクドライブ)を、8807はFD
D8806の制御にしたがって書き込まれたデータを記
憶する着脱自在のFDを、それぞれ示している。
ィンドウ、あるいは文字や画像などの各種データを表示
するディスプレイを、8809は通信ケーブル8810
を介してLANなどのネットワークに接続され、当該ネ
ットワークとCPU8801とのインターフェースとし
て機能するネットワークI/F(インターフェース)
を、それぞれ示している。
どの入力のための複数のキーを備えたキーボードを、8
812は各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カー
ソルの移動などをおこなうマウスを、それぞれ示してい
る。また、8813は着脱可能な記録媒体であるCD−
ROMを、8814はCD−ROM8813に対するデ
ータのリードを制御するCD−ROMドライブを、88
15は上記各部を接続するためのバスまたはケーブル
を、それぞれ示している。
ハードウェア構成であるが、知財区のPC103や開発
区のPC104、電子申請専用端末105、あるいはS
Pのサーバ106や各特許事務所のPC107もハード
ウェアの概略は同じである。
2の機能的構成)つぎに、本発明の実施の形態によるワ
ークフロー支援システムの中核をなす、メインフレーム
101およびサーバ102の機能的構成について説明す
る。図69は、本発明の実施の形態によるメインフレー
ム101およびサーバ102の機能的構成を示す説明図
である。ただし、同図には請求項に記載の発明を説明す
るために必要な最小限の機能部しか示していない。
ム101の機能部である。まず、8901はデータベー
ス記憶部であり、具体的には上述の国内特実マスタ10
1aを保持している。8902はスケジュール管理部で
あり、あらかじめ定められた抽出日が到来したことを検
知すると、その事実を後述する検索部8903に通知す
る。
理部8902からの通知を受けると、所定の条件に合致
する特許出願、具体的にはその出願日が所定の対象期間
内にある出願をデータベース記憶部8901から検索す
る。そして、検索にヒットした出願を特定する情報、た
とえばそのレコードIDなどを、後述する読み出し/書
き込み部8904に引き渡す。
検索部8903により検索された出願のデータをデータ
ベース記憶部8901から読み出して、後述する送受信
部8905に引き渡す。あるいは逆に、後述のように送
受信部8905から引き渡された出願のデータを、デー
タベース記憶部8901に書き込む。このように、読み
出し/書き込み部8904はデータベース記憶部890
1からの/へのデータの読み出し/書き込み全般を制御
する。
き込み部8904から引き渡されたデータをCSV形式
の転送用ファイルに編成して、後述するサーバ102側
の送受信部8909に送信する。また、逆にサーバ10
2側の送受信部8909から受信した転送用ファイル
を、読み出し/書き込み部8904に引き渡す。
02の機能部である。まず、8906はデータベース記
憶部であり、具体的には上述の審査請求DB102aを
保持している。8907はスケジュール管理部であり、
あらかじめ定められた時期、具体的には知財区における
評価期限が到来したことを検知すると、その事実を後述
する読み出し/書き込み部8908に通知する。
データベース記憶部8906からの/へのデータの読み
出し/書き込み全般を制御する。なお、後述する送受信
部8909から引き渡された転送用ファイル内の各出願
を、データベース記憶部8906に登録する際には、ま
ずその審査請求評価表を作成の上、当該評価表の所定の
箇所に上記ファイル内のデータを設定してゆく。また、
各作業者による処理結果、たとえば審査請求管理者によ
る修正後のデータや、評価者・担当者による評価結果な
ども随時この評価表に書き込んでゆく。
の通知を受けると、今回の定期評価の対象となっている
全出願のデータをデータベース記憶部8906から読み
出して、後述する送受信部8909に引き渡す。
ム側の送受信部8905から受信した転送用ファイルを
読み出し/書き込み部8908に引き渡す。逆に、読み
出し/書き込み部8908から引き渡された出願のデー
タをCSV形式の転送用ファイルに編成して、メインフ
レーム101側の送受信部8905に送信する。
検索部8903、読み出し/書き込み部8904、送受
信部8905、スケジュール管理部8907、読み出し
/書き込み部8908および送受信部8909は、それ
ぞれHD8805などからRAM8803に読み出され
たプログラムの命令にしたがって、CPU8801が命
令処理を実行することにより、各部の機能を実現するも
のである。このプログラムはHD8805のほか、FD
8807、CD−ROM8813あるいはMOなどの各
種記録媒体に格納することができ、あるいはネットワー
クを介して配布することもできる。
902が請求項にいう「判定手段」に、そのおこなう処
理が請求項にいう「判定ステップ」に、それぞれ相当す
る。また、検索部8903が請求項にいう「検索手段」
に、そのおこなう処理が請求項にいう「検索ステップ」
に、それぞれ相当する。
求項にいう「読み出し手段」および「更新手段」に、そ
のおこなう処理が請求項にいう「読み出しステップ」お
よび「更新ステップ」に、それぞれ相当する。また、送
受信部8905が請求項にいう「送信手段」に、そのお
こなう処理が請求項にいう「送信ステップ」に、それぞ
れ相当する。
項にいう「第2の判定手段」に、そのおこなう処理が請
求項にいう「第2の判定ステップ」に、それぞれ相当す
る。また、読み出し/書き込み部8908が請求項にい
う「登録手段」「第2の登録手段」および「修正手段」
に、そのおこなう処理が請求項にいう「登録ステップ」
「第2の登録ステップ」および「修正ステップ」に、そ
れぞれ相当する。また、送受信部8909が請求項にい
う「第2の送信手段」に、そのおこなう処理が請求項に
いう「第2の送信ステップ」に、それぞれ相当する。
ワークフロー支援システムにおいては、今回の定期評価
の対象になっている出願のデータだけが国内特実マスタ
101aから審査請求DB102aにコピーされ、以後
の評価作業はもっぱらコピー先である審査請求DB10
2aのデータにもとづいておこなわれる。
01aのデータが変化しても、その影響が評価作業にま
で波及することはなく、逆に言えば評価作業に悪影響を
及ぼすおそれがないので、国内特実マスタ101aのデ
ータはいつでも自由に書き換えることができる。また、
変更点を事後的に評価の関係者に対して通知する必要も
ない。
業務において参照される国内特実マスタ101aのデー
タの信頼性、たとえばその正確性やリアルタイム性など
が確保される一方で、評価作業に使用される審査請求D
B102aのデータは原則として抽出日現在で固定され
たままなので(必要に応じてエラーの修正などはなされ
るが)、評価対象の出願のデータがいつの間にか変動し
て作業に混乱を生ずることもない。
なるべく早い時期(上述の実施の形態では知財区評価期
限)に自動的に国内特実マスタ101aに書き戻される
ので、コピー先に蓄積されている審査請求ワークフロー
の成果、すなわち評価結果や評価の過程で発見されたエ
ラーなどを速やかに、かつ漏れなくコピー元にも反映す
ることができる。
DB102aとの間のデータの授受に使用される転送用
ファイルは、多数の出願のデータを保持していながら、
CSV形式であるためそのサイズがごく小さい。したが
って、データベース間のデータの授受が社内のネットワ
ークに与える影響も最小限に抑えることができる。
明は、特許出願の価値を評価するための複数の工程から
なり、前記各工程における作業者のメールアドレスに対
して必要な情報を電子メールで送信することにより、前
記特許出願の価値の評価をおこなうワークフローの支援
システムにおいて、あらかじめ定められた第1の時期に
なったか否かを判定する判定手段と、前記判定手段によ
り前記第1の時期になったと判定された場合に、前記特
許出願のうちあらかじめ定められた条件に合致するもの
を検索する検索手段と、前記検索手段により検索された
特許出願に関する情報を第1のデータベースから読み出
す読み出し手段と、前記読み出し手段により読み出され
た情報を第2のデータベースに対して送信する送信手段
と、前記送信手段により送信されてきた情報を前記第2
のデータベースに登録する登録手段と、を備えたので、
個々の出願の価値の評価は、実態を反映して随時更新さ
れてゆくデータベース(第1のデータベース)でなく、
もっぱらその一部を過去の一点で切り出したデータベー
ス(第2のデータベース)にもとづいておこなわれるこ
とになり、これによって、種々の業務に使用されるデー
タベースのデータの信頼性を確保しつつ、個々の業務に
おけるデータの安定性を維持することが可能なワークフ
ロー支援システムが得られるという効果を奏する。
項1に記載の発明において、さらに、前記特許出願の価
値に関する情報を前記第2のデータベースに登録する第
2の登録手段と、あらかじめ定められた第2の時期にな
ったか否かを判定する第2の判定手段と、前記第2の判
定手段により前記第2の時期になったと判定された場合
に、前記登録手段および前記第2の登録手段により前記
第2のデータベースに登録された情報を前記第1のデー
タベースに対して送信する第2の送信手段と、前記第2
の送信手段により送信されてきた情報にもとづいて前記
第1のデータベースに格納された情報を更新する更新手
段と、を備えたので、個々の出願の価値の評価は実態を
反映して随時更新されてゆくデータベース(第1のデー
タベース)でなく、もっぱらその一部を過去の一点で切
り出したデータベース(第2のデータベース)にもとづ
いておこなわれるとともに、評価完了後には第2のデー
タベースに蓄積されていた、個々の出願の評価結果がま
とめて第1のデータベースに反映され、これによって、
種々の業務に使用されるデータベースのデータの信頼性
を確保しつつ、個々の業務におけるデータの安定性を維
持することが可能なワークフロー支援システムが得られ
るという効果を奏する。
項2に記載の発明において、さらに、前記登録手段によ
り前記第2のデータベースに登録された情報を修正する
修正手段を備え、前記送信手段は、前記修正手段により
修正された情報および前記第2の登録手段により登録さ
れた情報を送信するので、個々の出願の価値の評価は実
態を反映して随時更新されてゆくデータベース(第1の
データベース)でなく、もっぱらその一部を過去の一点
で切り出したデータベース(第2のデータベース)にも
とづいておこなわれるとともに、評価完了後には第2の
データベースに蓄積されていた、個々の出願の評価結果
や評価の過程で発見・修正されたデータなどがまとめて
第1のデータベースに反映され、これによって、種々の
業務に使用されるデータベースのデータの信頼性を確保
しつつ、個々の業務におけるデータの安定性を維持する
ことが可能なワークフロー支援システムが得られるとい
う効果を奏する。
項1〜請求項3のいずれか一つに記載の発明において、
前記送信手段および前記第2の送信手段は、前記情報を
単一のファイルに格納して送信するので、第1のデータ
ベースと第2のデータベースとの間で授受されるデータ
のサイズを小さくすることができ、これによって、種々
の業務に使用されるデータベースのデータの信頼性の確
保と、個々の業務におけるデータの安定性の維持とを、
ネットワークへの負荷を最小限に抑えて実現することが
可能なワークフロー支援システムが得られるという効果
を奏する。
項2〜請求項4のいずれか一つに記載の発明において、
前記第2の登録手段により登録される前記特許出願の価
値に関する情報とは、前記特許出願について審査請求を
おこなう価値があるか否かを示す情報であるので、個々
の出願の価値の評価は実態を反映して随時更新されてゆ
くデータベース(第1のデータベース)でなく、もっぱ
らその一部を過去の一点で切り出したデータベース(第
2のデータベース)にもとづいておこなわれるととも
に、評価完了後には第2のデータベースに蓄積されてい
た、個々の出願の審査請求価値がまとめて第1のデータ
ベースに反映され、これによって、種々の業務に使用さ
れるデータベースのデータの信頼性を確保しつつ、個々
の業務におけるデータの安定性を維持することが可能な
ワークフロー支援システムが得られるという効果を奏す
る。
の価値を評価するための複数の工程からなり、前記各工
程における作業者のメールアドレスに対して必要な情報
を電子メールで送信することにより、前記特許出願の価
値の評価をおこなうワークフローの支援方法において、
あらかじめ定められた第1の時期になったか否かを判定
する判定ステップと、前記判定ステップで前記第1の時
期になったと判定された場合に、前記特許出願のうちあ
らかじめ定められた条件に合致するものを検索する検索
ステップと、前記検索ステップで検索された特許出願に
関する情報を第1のデータベースから読み出す読み出し
ステップと、前記読み出しステップで読み出された情報
を第2のデータベースに対して送信する送信ステップ
と、前記送信ステップで送信されてきた情報を前記第2
のデータベースに登録する登録ステップと、を含んだの
で、個々の出願の価値の評価は、実態を反映して随時更
新されてゆくデータベース(第1のデータベース)でな
く、もっぱらその一部を過去の一点で切り出したデータ
ベース(第2のデータベース)にもとづいておこなわれ
ることになり、これによって、種々の業務に使用される
データベースのデータの信頼性を確保しつつ、個々の業
務におけるデータの安定性を維持することが可能なワー
クフロー支援方法が得られるという効果を奏する。
項6に記載の発明において、さらに、前記特許出願の価
値に関する情報を前記第2のデータベースに登録する第
2の登録ステップと、あらかじめ定められた第2の時期
になったか否かを判定する第2の判定ステップと、前記
第2の判定ステップで前記第2の時期になったと判定さ
れた場合に、前記登録ステップおよび前記第2の登録ス
テップで前記第2のデータベースに登録された情報を前
記第1のデータベースに対して送信する第2の送信ステ
ップと、前記第2の送信ステップで送信されてきた情報
にもとづいて前記第1のデータベースに格納された情報
を更新する更新ステップと、を含んだので、個々の出願
の価値の評価は実態を反映して随時更新されてゆくデー
タベース(第1のデータベース)でなく、もっぱらその
一部を過去の一点で切り出したデータベース(第2のデ
ータベース)にもとづいておこなわれるとともに、評価
完了後には第2のデータベースに蓄積されていた、個々
の出願の評価結果がまとめて第1のデータベースに反映
され、これによって、種々の業務に使用されるデータベ
ースのデータの信頼性を確保しつつ、個々の業務におけ
るデータの安定性を維持することが可能なワークフロー
支援方法が得られるという効果を奏する。
項7に記載の発明において、さらに、前記登録ステップ
で前記第2のデータベースに登録された情報を修正する
修正ステップを含み、前記送信ステップでは、前記修正
ステップで修正された情報および前記第2の登録ステッ
プで登録された情報を送信するので、個々の出願の価値
の評価は実態を反映して随時更新されてゆくデータベー
ス(第1のデータベース)でなく、もっぱらその一部を
過去の一点で切り出したデータベース(第2のデータベ
ース)にもとづいておこなわれるとともに、評価完了後
には第2のデータベースに蓄積されていた、個々の出願
の評価結果や評価の過程で発見・修正されたデータなど
がまとめて第1のデータベースに反映され、これによっ
て、種々の業務に使用されるデータベースのデータの信
頼性を確保しつつ、個々の業務におけるデータの安定性
を維持することが可能なワークフロー支援方法が得られ
るという効果を奏する。
項6〜請求項8のいずれか一つに記載の発明において、
前記送信ステップおよび前記第2の送信ステップでは、
前記情報を単一のファイルに格納して送信するので、第
1のデータベースと第2のデータベースとの間で授受さ
れるデータのサイズを小さくすることができ、これによ
って、種々の業務に使用されるデータベースのデータの
信頼性の確保と、個々の業務におけるデータの安定性の
維持とを、ネットワークへの負荷を最小限に抑えて実現
することが可能なワークフロー支援方法が得られるとい
う効果を奏する。
求項7〜請求項9のいずれか一つに記載の発明におい
て、前記第2の登録ステップで登録される前記特許出願
の価値に関する情報とは、前記特許出願について審査請
求をおこなう価値があるか否かを示す情報であるので、
個々の出願の価値の評価は実態を反映して随時更新され
てゆくデータベース(第1のデータベース)でなく、も
っぱらその一部を過去の一点で切り出したデータベース
(第2のデータベース)にもとづいておこなわれるとと
もに、評価完了後には第2のデータベースに蓄積されて
いた、個々の出願の審査請求価値がまとめて第1のデー
タベースに反映され、これによって、種々の業務に使用
されるデータベースのデータの信頼性を確保しつつ、個
々の業務におけるデータの安定性を維持することが可能
なワークフロー支援方法が得られるという効果を奏す
る。
願の価値を評価するための複数の工程からなり、前記各
工程における作業者のメールアドレスに対して必要な情
報を電子メールで送信することにより、前記特許出願の
価値の評価をおこなうワークフローの支援プログラムに
おいて、あらかじめ定められた第1の時期になったか否
かを判定する判定ステップと、前記判定ステップで前記
第1の時期になったと判定された場合に、前記特許出願
のうちあらかじめ定められた条件に合致するものを検索
する検索ステップと、前記検索ステップで検索された特
許出願に関する情報を第1のデータベースから読み出す
読み出しステップと、前記読み出しステップで読み出さ
れた情報を第2のデータベースに対して送信する送信ス
テップと、前記送信ステップで送信されてきた情報を前
記第2のデータベースに登録する登録ステップと、をコ
ンピュータに実行させるので、個々の出願の価値の評価
は、実態を反映して随時更新されてゆくデータベース
(第1のデータベース)でなく、もっぱらその一部を過
去の一点で切り出したデータベース(第2のデータベー
ス)にもとづいておこなわれることになり、これによっ
て、種々の業務に使用されるデータベースのデータの信
頼性を確保しつつ、個々の業務におけるデータの安定性
を維持することが可能なワークフロー支援プログラムが
得られるという効果を奏する。
求項11に記載の発明において、さらに、前記特許出願
の価値に関する情報を前記第2のデータベースに登録す
る第2の登録ステップと、あらかじめ定められた第2の
時期になったか否かを判定する第2の判定ステップと、
前記第2の判定ステップで前記第2の時期になったと判
定された場合に、前記登録ステップおよび前記第2の登
録ステップで前記第2のデータベースに登録された情報
を前記第1のデータベースに対して送信する第2の送信
ステップと、前記第2の送信ステップで送信されてきた
情報にもとづいて前記第1のデータベースに格納された
情報を更新する更新ステップと、をコンピュータに実行
させるので、個々の出願の価値の評価は実態を反映して
随時更新されてゆくデータベース(第1のデータベー
ス)でなく、もっぱらその一部を過去の一点で切り出し
たデータベース(第2のデータベース)にもとづいてお
こなわれるとともに、評価完了後には第2のデータベー
スに蓄積されていた、個々の出願の評価結果がまとめて
第1のデータベースに反映され、これによって、種々の
業務に使用されるデータベースのデータの信頼性を確保
しつつ、個々の業務におけるデータの安定性を維持する
ことが可能なワークフロー支援プログラムが得られると
いう効果を奏する。
求項12に記載の発明において、前記第2の登録ステッ
プで登録される前記特許出願の価値に関する情報とは、
前記特許出願について審査請求をおこなう価値があるか
否かを示す情報であるので、個々の出願の価値の評価は
実態を反映して随時更新されてゆくデータベース(第1
のデータベース)でなく、もっぱらその一部を過去の一
点で切り出したデータベース(第2のデータベース)に
もとづいておこなわれるとともに、評価完了後には第2
のデータベースに蓄積されていた、個々の出願の審査請
求価値がまとめて第1のデータベースに反映され、これ
によって、種々の業務に使用されるデータベースのデー
タの信頼性を確保しつつ、個々の業務におけるデータの
安定性を維持することが可能なワークフロー支援プログ
ラムが得られるという効果を奏する。
前記請求項11〜請求項13のいずれか一つに記載のプ
ログラムをコンピュータに実行させることが可能な記録
媒体が得られるという効果を奏する。
ステムの概略構成を示す説明図である。
ータの読み出し(コピー)の手順を示すフローチャート
である。
者でも休職者でもない者だけをサーバ102に抽出する
ための手順を示すフローチャートである。
われるエラーチェックの手順を示すフローチャートであ
る。
れるエラーチェックの手順を示すフローチャートであ
る。
選定の手順を示すフローチャートである。
了通知メールの一例を示す説明図である。
ル中のリンクをクリックすると表示される、「取込み結
果一覧」ビューの一例を示す説明図である。
ークフローから除外された出願を、上記フローに復帰さ
せるための手順を示すフローチャートである。
担当者に送信される作業依頼メールの一例を示す説明図
である。
ンクをクリックすると表示される、「担当者&評価者変
更」ビューの一例を示す説明図である。
案件をダブルクリックすると表示される、審査請求評価
表の一例を示す説明図である。
フローチャートである。
の「知財区担当者」セクション付近の一例を示す説明図
である。
ると表示されるアドレス帳の一例を示す説明図である。
表示されるダイアログの一例を示す説明図である。
頼メールの一例を示す説明図である。
のリンクをクリックすると表示される、「担当者変更確
定」ビューの一例を示す説明図である。
ーチャートである。
の「開発区評価者」セクション付近の一例を示す説明図
である。
すると表示される発明者リストの一例を示す説明図であ
る。
定後、開発区評価者に送信される作業依頼メールの一例
を示す説明図である。
ンクをクリックすると表示される、「開発区評価」ビュ
ーの一例を示す説明図である。
ブルクリックすると表示される、審査請求評価表の一例
を示す説明図である。
の「開発区評価者」セクション付近の一例を示す説明図
である。
チャートである。
表示されるダイアログの一例を示す説明図である。
送信される作業依頼メールの一例を示す説明図である。
ンクをクリックすると表示される、「開発区審査・承認
中」ビューの一例を示す説明図である。
チャートである。
ダイアログの一例を示す説明図である。
送信される承認通知メールの一例を示す説明図である。
送信される作業依頼メールの一例を示す説明図である。
送信される否認通知メールの一例を示す説明図である。
ンクをクリックすると表示される、「知財区評価」ビュ
ーの一例を示す説明図である。
ブルクリックすると表示される、審査請求評価表の一例
を示す説明図である。
送信される作業依頼メールの一例を示す説明図である。
ンクをクリックすると表示される、「知財区審査・承認
中」ビューの一例を示す説明図である。
送信される承認通知メールの一例を示す説明図である。
送信される否認通知メールの一例を示す説明図である。
ルの一例を示す説明図である。
おこなわれる、開発区への移管の手順を示すフローチャ
ートである。
者に送信される、催促メールの一例を示す説明図であ
る。
者および承認者への催促の手順を示すフローチャートで
ある。
者に送信される、催促メールの一例を示す説明図であ
る。
おこなわれる、知財区への移管の手順を示すフローチャ
ートである。
者に送信される、評価結果に「仮要」を自動設定した旨
の通知メールの一例を示す説明図である。
者および承認者への催促の手順を示すフローチャートで
ある。
者に送信される、催促メールの一例を示す説明図であ
る。
われる、評価完了処理の手順を示すフローチャートであ
る。
ーチャートである。
データの書き戻し(コピー)の手順を示すフローチャー
トである。
ーム101への書き戻し時におこなわれるデータの修正
の手順を示すフローチャートである。
ローチャートである。
頼」ボタンをクリックすると表示される、「事務所依
頼」ビューの一例を示す説明図である。
人に対して送信される作業依頼メールの一例を示す説明
図である。
クリックすると表示される、手続き依頼一覧の一例を示
す説明図である。
表示される、個々の案件の審査請求手続き依頼書の一例
を示す説明図である。
手順)を示すフローチャートである。
における審査請求手順)を示すフローチャートである。
への審査請求日の設定手順)を示すフローチャートであ
る。
の代理人への通知手順)を示すフローチャートである。
分」ボタンをクリックすると表示される、「自社審査請
求」ビューの一例を示す説明図である。
して送信される通知メールの一例を示す説明図である。
た表である。
におけるデフォルトでの表示形態をまとめた表である。
よび編集権者をまとめた表である。
ードウェア構成を示す説明図である。
01およびサーバ102の機能的構成を示す説明図であ
る。
Claims (14)
- 【請求項1】 特許出願の価値を評価するための複数の
工程からなり、前記各工程における作業者のメールアド
レスに対して必要な情報を電子メールで送信することに
より、前記特許出願の価値の評価をおこなうワークフロ
ーの支援システムにおいて、 あらかじめ定められた第1の時期になったか否かを判定
する判定手段と、 前記判定手段により前記第1の時期になったと判定され
た場合に、前記特許出願のうちあらかじめ定められた条
件に合致するものを検索する検索手段と、 前記検索手段により検索された特許出願に関する情報を
第1のデータベースから読み出す読み出し手段と、 前記読み出し手段により読み出された情報を第2のデー
タベースに対して送信する送信手段と、 前記送信手段により送信されてきた情報を前記第2のデ
ータベースに登録する登録手段と、 を備えたことを特徴とするワークフロー支援システム。 - 【請求項2】 さらに、前記特許出願の価値に関する情
報を前記第2のデータベースに登録する第2の登録手段
と、 あらかじめ定められた第2の時期になったか否かを判定
する第2の判定手段と、 前記第2の判定手段により前記第2の時期になったと判
定された場合に、前記登録手段および前記第2の登録手
段により前記第2のデータベースに登録された情報を前
記第1のデータベースに対して送信する第2の送信手段
と、 前記第2の送信手段により送信されてきた情報にもとづ
いて前記第1のデータベースに格納された情報を更新す
る更新手段と、 を備えたことを特徴とする前記請求項1に記載のワーク
フロー支援システム。 - 【請求項3】 さらに、前記登録手段により前記第2の
データベースに登録された情報を修正する修正手段を備
え、 前記送信手段は、前記修正手段により修正された情報お
よび前記第2の登録手段により登録された情報を送信す
ることを特徴とする前記請求項2に記載のワークフロー
支援システム。 - 【請求項4】 前記送信手段および前記第2の送信手段
は、前記情報を単一のファイルに格納して送信すること
を特徴とする前記請求項1〜請求項3のいずれか一つに
記載のワークフロー支援システム。 - 【請求項5】 前記第2の登録手段により登録される前
記特許出願の価値に関する情報とは、前記特許出願につ
いて審査請求をおこなう価値があるか否かを示す情報で
あることを特徴とする前記請求項2〜請求項4のいずれ
か一つに記載のワークフロー支援システム。 - 【請求項6】 特許出願の価値を評価するための複数の
工程からなり、前記各工程における作業者のメールアド
レスに対して必要な情報を電子メールで送信することに
より、前記特許出願の価値の評価をおこなうワークフロ
ーの支援方法において、 あらかじめ定められた第1の時期になったか否かを判定
する判定ステップと、 前記判定ステップで前記第1の時期になったと判定され
た場合に、前記特許出願のうちあらかじめ定められた条
件に合致するものを検索する検索ステップと、 前記検索ステップで検索された特許出願に関する情報を
第1のデータベースから読み出す読み出しステップと、 前記読み出しステップで読み出された情報を第2のデー
タベースに対して送信する送信ステップと、 前記送信ステップで送信されてきた情報を前記第2のデ
ータベースに登録する登録ステップと、 を含んだことを特徴とするワークフロー支援方法。 - 【請求項7】 さらに、前記特許出願の価値に関する情
報を前記第2のデータベースに登録する第2の登録ステ
ップと、 あらかじめ定められた第2の時期になったか否かを判定
する第2の判定ステップと、 前記第2の判定ステップで前記第2の時期になったと判
定された場合に、前記登録ステップおよび前記第2の登
録ステップで前記第2のデータベースに登録された情報
を前記第1のデータベースに対して送信する第2の送信
ステップと、 前記第2の送信ステップで送信されてきた情報にもとづ
いて前記第1のデータベースに格納された情報を更新す
る更新ステップと、 を含んだことを特徴とする前記請求項6に記載のワーク
フロー支援方法。 - 【請求項8】 さらに、前記登録ステップで前記第2の
データベースに登録された情報を修正する修正ステップ
を含み、 前記送信ステップでは、前記修正ステップで修正された
情報および前記第2の登録ステップで登録された情報を
送信することを特徴とする前記請求項7に記載のワーク
フロー支援方法。 - 【請求項9】 前記送信ステップおよび前記第2の送信
ステップでは、前記情報を単一のファイルに格納して送
信することを特徴とする前記請求項6〜請求項8のいず
れか一つに記載のワークフロー支援方法。 - 【請求項10】 前記第2の登録ステップで登録される
前記特許出願の価値に関する情報とは、前記特許出願に
ついて審査請求をおこなう価値があるか否かを示す情報
であることを特徴とする前記請求項7〜請求項9のいず
れか一つに記載のワークフロー支援方法。 - 【請求項11】 特許出願の価値を評価するための複数
の工程からなり、前記各工程における作業者のメールア
ドレスに対して必要な情報を電子メールで送信すること
により、前記特許出願の価値の評価をおこなうワークフ
ローの支援プログラムにおいて、 あらかじめ定められた第1の時期になったか否かを判定
する判定ステップと、 前記判定ステップで前記第1の時期になったと判定され
た場合に、前記特許出願のうちあらかじめ定められた条
件に合致するものを検索する検索ステップと、 前記検索ステップで検索された特許出願に関する情報を
第1のデータベースから読み出す読み出しステップと、 前記読み出しステップで読み出された情報を第2のデー
タベースに対して送信する送信ステップと、 前記送信ステップで送信されてきた情報を前記第2のデ
ータベースに登録する登録ステップと、 をコンピュータに実行させることを特徴とするワークフ
ロー支援プログラム。 - 【請求項12】 さらに、前記特許出願の価値に関する
情報を前記第2のデータベースに登録する第2の登録ス
テップと、 あらかじめ定められた第2の時期になったか否かを判定
する第2の判定ステップと、 前記第2の判定ステップで前記第2の時期になったと判
定された場合に、前記登録ステップおよび前記第2の登
録ステップで前記第2のデータベースに登録された情報
を前記第1のデータベースに対して送信する第2の送信
ステップと、 前記第2の送信ステップで送信されてきた情報にもとづ
いて前記第1のデータベースに格納された情報を更新す
る更新ステップと、 をコンピュータに実行させることを特徴とする前記請求
項11に記載のワークフロー支援プログラム。 - 【請求項13】 前記第2の登録ステップで登録される
前記特許出願の価値に関する情報とは、前記特許出願に
ついて審査請求をおこなう価値があるか否かを示す情報
であることを特徴とする前記請求項12に記載のワーク
フロー支援プログラム。 - 【請求項14】 前記請求項11〜請求項13のいずれ
か一つに記載のプログラムを記録したコンピュータ読み
取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001295177A JP2003108720A (ja) | 2001-09-26 | 2001-09-26 | ワークフロー支援システム、ワークフロー支援方法、ワークフロー支援プログラムおよびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001295177A JP2003108720A (ja) | 2001-09-26 | 2001-09-26 | ワークフロー支援システム、ワークフロー支援方法、ワークフロー支援プログラムおよびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Family Applications (1)
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JP2001295177A Pending JP2003108720A (ja) | 2001-09-26 | 2001-09-26 | ワークフロー支援システム、ワークフロー支援方法、ワークフロー支援プログラムおよびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
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