JP2003108730A - ワークフロー支援システム、ワークフロー支援方法、ワークフロー支援プログラムおよびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

ワークフロー支援システム、ワークフロー支援方法、ワークフロー支援プログラムおよびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2003108730A
JP2003108730A JP2001298666A JP2001298666A JP2003108730A JP 2003108730 A JP2003108730 A JP 2003108730A JP 2001298666 A JP2001298666 A JP 2001298666A JP 2001298666 A JP2001298666 A JP 2001298666A JP 2003108730 A JP2003108730 A JP 2003108730A
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Yuichi Jibiki
優一 地引
Shinobu Kinoshita
忍 木下
Chieko Fukasaku
千恵子 深作
Enshi Nomura
延史 野村
Koji Suzuki
康志 鈴木
Toshiharu Moriki
俊晴 森木
Katsuhiko Takahashi
勝彦 高橋
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数の特許出願の審査請求に要する費用を事
前に正確に把握できるようにすること。 【解決手段】 審査請求に際して特許庁に支払うべき手
数料(審査請求一件あたりの基本料金、一請求項あたり
の基準金額など)、および代理人に支払うべき手数料
(補正により増加する一請求項あたりの標準手数料額な
ど)を所定のテーブルから取得し、手続きを自社により
行うか、特許事務所に委任するかなど個々の案件の事情
に応じて、その審査請求にかかる費用を自動計算する。
また、操作者が任意に選択した複数の案件につき、上記
で計算された個々の案件の費用を合計することにより、
その審査請求にかかる総費用を自動計算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子文書に記述
された情報の価値を評価するためのワークフローの支援
システム、ワークフローの支援方法、ワークフローの支
援プログラムおよびそのプログラムを記録したコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ関連技術の急速な進歩、お
よびコンピュータ関連機器の急速な価格低下を背景に、
PCやLANなどを導入する企業の数が近年飛躍的に増
大している。そして、ある程度以上の規模の企業では、
一般に「グループウェア」と呼ばれるソフトウェア(代
表的なものに米国Lotus社の「Lotus Not
es」がある)を使用して、複数人による情報の共有化
や意思疎通をはかることにより、業務の生産性を大きく
向上させている。
【0003】そして、さらに電子文書を所定の宛先に順
次回付することで、ある事項についての企業としての意
思決定(稟議・決裁)、あるいは意思決定後の事務作業
などを支援するための、一般に「ワークフロー支援シス
テム」などと呼ばれるシステムも広く実用化されてい
る。たとえば特開平11−143963号公報、特開平
11−143980号公報、特開平11−219401
号公報、特開平11−219402号公報、特開平11
−219393号公報などでは、企業による特許出願を
円滑におこなうためのワークフロー支援システムが提案
されている。
【0004】ところでいったん出願した発明について
は、さらにその審査請求をおこなうか否かを出願後七年
以内に決定しなければならない。このように審査請求の
可能な時期には法律上の制限があるため、過誤により権
利化不能となる発明が発生しないよう、発明の価値の検
討は適切な時期に確実におこなわなければならない。そ
して、年間数千件単位の特許出願をおこなう企業では、
年に数度過去のある時期に出願した発明につき一括して
審査請求の要否を検討し、企業にとって必要な発明とそ
うでない発明とを選別するのが一般的である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そして、最終的に審査
請求要と結論された出願については、その審査請求手続
きが取られるが、当該手続きにかかる費用は個々の出願
の事情によって異なっている。たとえば、特許庁に接続
された電子申請専用端末を介して自ら審査請求書を提出
する場合には、費用は特許庁に支払う手数料のみである
が、代理人に審査請求手続きを依頼する場合には、上記
に加えて代理人に支払うべき手数料が発生する。また、
審査請求に際しての補正の有無、補正後の請求項数など
によっても上記費用は異なってくる。
【0006】そして、大企業ともなると上記検討の対象
となる出願の数が一回につき数百件〜数千件といったレ
ベルであり、そのうち最終的に審査請求されるものの件
数も多くなる。そのため、個々の出願につき個々の事情
に応じて審査請求費用を逐一計算することは、非常に煩
雑であるとともに計算ミスなども生じやすくなり、正確
な予算管理が困難になるという問題点があった。
【0007】また、たとえ個々の出願の費用は正確に計
算できたとしても、請求書管理の観点からは特にどの特
許事務所に対して、何月何日に総額いくらの支払いが発
生するかを正確に把握する必要がある。そして、多数あ
る案件の中から特定の事務所に依頼するものだけを拾い
出す際に一件でも過不足が生ずると、請求書に記載の金
額との不一致を生じ、請求元の事務所も巻き込んで混乱
を生じてしまうという問題点があった。
【0008】この発明は上記従来技術の問題点に鑑みて
なされたものであって、多数の特許出願の審査請求に要
する費用を事前に正確に把握することが可能なワークフ
ロー支援システム、ワークフロー支援方法、ワークフロ
ー支援プログラムおよびそのプログラムを記録したコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、請求項1に記載のワークフロー支
援システムは、特許出願の審査請求価値を評価するため
の複数の工程からなり、前記各工程における作業者のメ
ールアドレスに対して前記評価のために必要な情報また
は前記評価のために必要な情報の格納先に関する情報を
電子メールで送信することにより前記評価をおこなうワ
ークフローの支援システムにおいて、前記特許出願の審
査請求時における請求項の個数を算出する第1の算出手
段と、前記特許出願の審査請求に際して特許庁に支払う
べき基本料金および前記請求項ごとの基準金額を読み出
す第1の読み出し手段と、前記特許出願の審査請求に際
して当該審査請求の手続きを代理する代理人に支払うべ
き手数料を読み出す第2の読み出し手段と、前記第1の
算出手段により算出された請求項の個数、および前記第
1の読み出し手段により読み出された基本料金および基
準金額、および/または前記第2の読み出し手段により
読み出された手数料にもとづいて、前記特許出願の審査
請求のために必要な費用を算出する第2の算出手段と、
を備えたことを特徴とする。
【0010】また、請求項2に記載のワークフロー支援
システムは、前記請求項1に記載の発明において、さら
に、前記特許出願の審査請求に際して補正をおこなうか
否かを判定する判定手段を備え、前記第2の算出手段
は、前記判定手段により補正をおこなうと判定された場
合に、前記第1の算出手段により算出された請求項の個
数、前記第1の読み出し手段により読み出された基本料
金および基準金額、および前記第2の読み出し手段によ
り読み出された手数料にもとづいて、前記特許出願の審
査請求のために必要な費用を算出することを特徴とす
る。
【0011】また、請求項3に記載のワークフロー支援
システムは、前記請求項1または請求項2に記載の発明
において、さらに、複数の前記特許出願を選択する選択
手段と、前記選択手段により選択された各特許出願につ
き前記第2の算出手段により算出された費用にもとづい
て、前記選択手段により選択された複数の特許出願の審
査請求のために必要な総費用を算出する第3の算出手段
と、を備えたことを特徴とする。
【0012】また、請求項4に記載のワークフロー支援
方法は、特許出願の審査請求価値を評価するための複数
の工程からなり、前記各工程における作業者のメールア
ドレスに対して前記評価のために必要な情報または前記
評価のために必要な情報の格納先に関する情報を電子メ
ールで送信することにより前記評価をおこなうワークフ
ローの支援方法において、前記特許出願の審査請求時に
おける請求項の個数を算出する第1の算出ステップと、
前記特許出願の審査請求に際して特許庁に支払うべき基
本料金および前記請求項ごとの基準金額を読み出す第1
の読み出しステップと、前記特許出願の審査請求に際し
て当該審査請求の手続きを代理する代理人に支払うべき
手数料を読み出す第2の読み出しステップと、前記第1
の算出ステップで算出された請求項の個数、および前記
第1の読み出しステップで読み出された基本料金および
基準金額、および/または前記第2の読み出しステップ
で読み出された手数料にもとづいて、前記特許出願の審
査請求のために必要な費用を算出する第2の算出ステッ
プと、を含んだことを特徴とする。
【0013】また、請求項5に記載のワークフロー支援
方法は、前記請求項4に記載の発明において、さらに、
前記特許出願の審査請求に際して補正をおこなうか否か
を判定する判定ステップを含み、前記第2の算出ステッ
プでは、前記判定ステップで補正をおこなうと判定され
た場合に、前記第1の算出ステップで算出された請求項
の個数、前記第1の読み出しステップで読み出された基
本料金および基準金額、および前記第2の読み出しステ
ップで読み出された手数料にもとづいて、前記特許出願
の審査請求のために必要な費用を算出することを特徴と
する。
【0014】また、請求項6に記載のワークフロー支援
方法は、前記請求項4または請求項5に記載の発明にお
いて、さらに、複数の前記特許出願を選択する選択ステ
ップと、前記選択ステップで選択された各特許出願につ
き前記第2の算出ステップで算出された費用にもとづい
て、前記選択ステップで選択された複数の特許出願の審
査請求のために必要な総費用を算出する第3の算出ステ
ップと、を含んだことを特徴とする。
【0015】また、請求項7に記載のワークフロー支援
プログラムは、特許出願の審査請求価値を評価するため
の複数の工程からなり、前記各工程における作業者のメ
ールアドレスに対して前記評価のために必要な情報また
は前記評価のために必要な情報の格納先に関する情報を
電子メールで送信することにより前記評価をおこなうワ
ークフローの支援プログラムにおいて、前記特許出願の
審査請求時における請求項の個数を算出する第1の算出
ステップと、前記特許出願の審査請求に際して特許庁に
支払うべき基本料金および前記請求項ごとの基準金額を
読み出す第1の読み出しステップと、前記特許出願の審
査請求に際して当該審査請求の手続きを代理する代理人
に支払うべき手数料を読み出す第2の読み出しステップ
と、前記第1の算出ステップで算出された請求項の個
数、および前記第1の読み出しステップで読み出された
基本料金および基準金額、および/または前記第2の読
み出しステップで読み出された手数料にもとづいて、前
記特許出願の審査請求のために必要な費用を算出する第
2の算出ステップと、をコンピュータに実行させること
を特徴とする。
【0016】また、請求項8に記載のワークフロー支援
プログラムは、前記請求項7に記載の発明において、さ
らに、複数の前記特許出願を選択する選択ステップと、
前記選択ステップで選択された各特許出願につき前記第
2の算出ステップで算出された費用にもとづいて、前記
選択ステップで選択された複数の特許出願の審査請求の
ために必要な総費用を算出する第3の算出ステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0017】また、請求項9に記載の記録媒体は、前記
請求項7または請求項8のいずれか一つに記載のプログ
ラムを記録したことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、本発
明にかかるワークフロー支援システム、ワークフロー支
援方法、ワークフロー支援プログラムおよびそのプログ
ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体の
好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0019】(システム全体の概略構成)図1は、本発
明の実施の形態によるワークフロー支援システムの概略
構成を示す説明図である。図中、メインフレーム101
には本出願人が出願人あるいは権利者となっている国内
の特許出願、および実用新案登録出願のデータを格納し
た「国内特実マスタ」101aと、本出願人の現在雇用
する、あるいは過去に雇用していた社員に関するデータ
を格納する「人事マスタ」101bとが保持されてい
る。
【0020】また、サーバ102には「審査請求DB
(データベース)」102a(正確には「審査請求要否
評価DB」であるが、以下では単に「審査請求DB」と
いう)が保持されている。
【0021】後述のように、審査請求の要否はメインフ
レーム101に格納された全出願のうち、出願から一定
期間を経過したごく一部について判断されるわけである
が、一連の評価作業の間、評価対象となっている出願の
データだけを、メインフレーム101上の国内特実マス
タ101aからサーバ102上の審査請求DB102a
に読み出しておく。そして要否の判断を終えた後、およ
び必要な出願についてその審査請求をおこなった後に、
審査請求DB102aのデータを国内特実マスタ101
aに書き戻すようにする。
【0022】また、サーバ102には知財区(知財部
門)のPC103や開発区(開発部門)のPC104な
ど、社内の複数のPCがLANにより接続されている。
サーバ102および各PC103・104にはグループ
ウェア、具体的には上述の「Lotus Notes」
がインストールされており、その提供する機能により、
PC103・104からサーバ102上の審査請求DB
102aのデータを参照・編集することができる。な
お、知財区にはPC103のほか、特許庁に対する各種
電子手続きをおこなうための電子申請専用端末105が
設置されている。
【0023】また、サーバ102はファイアウォール
(図示せず)を介してネットワーク回線、さらに「事務
所DB」106aを保持する所定のSPのサーバ106
に接続されている。
【0024】最終的に審査請求が必要とされた案件で、
外部の特許事務所に審査請求の手続きを委任するものに
ついては、審査請求DB102aから必要事項を抜き出
して事務所DB106aにコピーしておく。これによ
り、代理人はその事務所内のPC107から事務所DB
106aの複製をおこなうことで、依頼された案件の詳
細な内容を確認できるようになる。なお、このSPのサ
ーバ106および各事務所のPC107にも、上述の
「Lotus Notes」がインストールされてい
る。
【0025】(ワークフローの概略手順)つぎに、上記
システムにより実現される審査請求要否評価ワークフロ
ー(以下単に「審査請求ワークフロー」という)の概略
手順について説明する。審査請求の要否の評価には、出
願から一定期間を経過した発明につき定期的におこなう
定期審査請求処理と、早急な権利化が要請される発明な
どにつき臨時的におこなう臨時審査請求処理とがある
が、以下ではもっぱら前者について説明する。
【0026】定期審査請求処理(以下単に「定期評価」
という)は、通常その出願後1年半〜2年を経過した発
明についておこなう、審査請求の要否の検討とその実際
の手続きである。定期評価の概略の手順は、 (1)国内特実マスタ101aから審査請求DB102
aへ、今回の評価の対象となる出願のデータを読み出す
(以上、メインフレーム101におけるバッチ処理) (2)上記データに必要な修正を施す(以上、知財区の
事務担当者による処理) (3)各出願につき知財区の担当者や開発区の評価者を
決定する(以上、知財区の知財担当者による処理) (4)各出願につき開発区の評価者を決定するととも
に、開発区において審査請求の要否を判断する(以上、
開発区の評価者およびその上司による処理) (5)各出願につき知財区において審査請求の要否を判
断する(以上、知財区の担当者およびその上司による処
理) (6)審査請求DB102aから国内特実マスタ101
aへデータを書き戻す(以上、サーバ102におけるバ
ッチ処理) (7)審査請求要と判断された出願につき、代理人に審
査請求の依頼をし、あるいは自ら審査請求をおこなう
(以上、知財区の事務担当者による処理) のようになる。以下、各々の作業について順次説明す
る。
【0027】(1)審査請求DB102aへのデータの
読み出し 図2は、メインフレーム101からサーバ102へのデ
ータの読み出し(コピー)の手順を示すフローチャート
である。メインフレーム101上で動作するソフトウェ
ア(具体的には(株)ビーコンインフォメーションテク
ノロジー社の「A−AUTO」)は、あらかじめ設定さ
れた抽出日になると(ステップS201:Yes)、あ
らかじめ設定された抽出条件に合致する出願のレコード
を国内特実マスタ101aから検索するためのバッチプ
ログラムを起動する(ステップS202)。
【0028】なお、この抽出日は本出願人の場合一年に
三回の頻度で設定され、また抽出条件は主として出願日
により、たとえば「1997年2月1日〜同年8月31
日の期間に出願され、かつ審査請求がまだされていない
発明」のように設定される。
【0029】そして、上記条件に合致する出願があった
場合(ステップS203:Yes)、現在注目している
のが何番目の出願であるかを示す変数nを初期化する
(ステップS204)。つぎに、抽出条件に合致した出
願のうちn番目のもの(もしあれば)のデータ、たとえ
ばその社内番号(FNO:File Number)、
出願日、出願番号、公開日、公開番号、発明者、発明の
名称、知財区担当者(以下単に「担当者」ともいう)、
代理人、要約文などを読み出し(ステップS205:Y
es、ステップS206)、CSV形式の転送用ファイ
ルに順次書き込む(ステップS207)。
【0030】その後nがインクリメントされて(ステッ
プS208)、後続の出願につき上記処理が繰り返され
る結果、転送用ファイルには抽出条件に合致したすべて
の出願のデータが記述されることになる。そしてこのフ
ァイルは、メインフレーム101とサーバ102の双方
で動作するソフトウェア(具体的には(株)セゾン情報
システムズ社の「HULFT」)により、所定のプロト
コルにしたがってサーバ102に送信される(ステップ
S209)。
【0031】(2)データの修正 上記のようにしてメインフレーム101から抽出された
各出願のデータは、サーバ102で個々の出願ごとに作
成される「審査請求評価表」(以下単に「評価表」とも
いう)内に格納される。そして、これらの評価表はサー
バ102の審査請求DB102a内に格納される。
【0032】ただし、上記で抽出されたデータは不完全
または不適切で、そのままでは評価表への格納のできな
い場合がある。そこで、上記評価表の作成に先立ってデ
ータをチェックし、不備があれば可能な限り自動で当該
不備を補う。さらに、自動では補い切れなかった不備を
知財区の審査請求管理者(事務担当者)に通知し、手動
で補完をおこなわせる。代表的な不備と、その補完の例
を下記に示す。
【0033】公開番号の欠落 公開番号の項目にデータがない場合である。上述のよう
に定期評価は出願後1年半〜2年で実施されるので、本
来ならば上記抽出の時点ですでに発明は公開され、公開
番号が付与されているはずである。唯一の例外は国内優
先権主張の基礎とされた出願であって、これらの出願は
出願後1年3ヶ月を経過した時点で取り下げたものとみ
なされるため、公開番号が付与されることはない。
【0034】そこで、上記転送用ファイルの各出願のデ
ータを自動でチェックし、公開番号の欠落した出願は一
律にエラー一覧に拾い出してゆく。そして、審査請求管
理者はこのエラー一覧と、別途管理されている紙資料な
どとを照合して、各出願の公開番号の欠落が単なる入力
漏れによるものか、優先権主張によるものかの見極めを
おこなう。その結果、前者の出願については漏れた公開
番号を入力するが、後者の出願についてはそもそも評価
をおこなう実益がない(みなし取下げにより、もはや審
査請求による権利化の余地がない)ため、当該出願を評
価の対象から除外する。
【0035】担当者の欠落、不在など 担当者の項目にデータがない、あるいはデータはあるも
のの、その担当者がすでに人事異動などにより当該発明
の担当を外れているような場合である。前者については
知財区の人事を把握している審査請求管理者に通知し
て、関係者とも協議の上、適切な担当者を入力させれば
よい。また、後者については「担当者移動状況マスタ」
(任を解かれる担当者と新たに任ぜられる担当者との対
照表であり、異動の都度審査請求管理者により更新され
る)にもとづいて、旧担当者から新担当者(現担当者)
への差し替えを自動的におこなう。
【0036】発明者の欠落 発明者の項目にデータがない場合である。発明者全員が
退職者や休職者である場合にこのような欠落が生じう
る。もっとも、これを発見してももっぱら事務を担当す
る審査請求管理者には、不在の発明者に代わる他の者を
選定することは困難である。そのため、通常発明者の欠
落は審査請求管理者の段階で補完されることはなく、
(3)で後述するように、その後段の知財区担当者によ
り新たな評価者の選定がなされることで補完される。
【0037】なお、逆に発明者が複数ある場合には、後
述のようにそのうち一人を代表として評価を依頼するこ
とになるので、評価表の作成の時点でこの代表者(開発
区評価者)を選定しておく。この代表としては、発明者
中の筆頭発明者、すなわち発明者が複数あれば第一番目
の発明者、発明者が一人のみであれば当該発明者が機械
的に任命される。
【0038】(3)担当者と評価者の決定 上記のようにして、自動抽出されたデータに自動あるい
は手動による必要な修正が施されると、つぎに各出願の
知財区担当者に対して、開発区での評価に先立つ事務作
業が依頼される。そして担当者による以後の作業は、
発明内容を確認し、知財区における担当者を決定(必
要に応じて変更)し、開発区における評価者を決定
(必要に応じて変更)する、という手順で進められる。
以下、順に説明する。
【0039】発明内容の確認 図3は、審査請求管理者によるデータ修正後、知財区担
当者に送信される作業依頼メールの一例を示す説明図で
ある。図示するようにメール本文には依頼の趣旨のみが
示され、作業に必要な情報、たとえば発明の内容などは
本文内に埋め込まれたリンクを介して参照するようにな
っている。
【0040】図4は、上記リンク(図中アイコンで示さ
れる)をクリックすると表示される「担当者&評価者変
更」ビュー、また図5は、上記ビューでいずれかの案件
をダブルクリックすると表示される審査請求評価表の一
例を示す説明図である。
【0041】上述のように、この評価表は個々の出願ご
とに作成されてサーバ102の審査請求DB102aに
保存されるもので、文書内のどこに何を配置するといっ
た全体のレイアウトは、文書設計情報(フォーム)とし
てあらかじめ規定されている。また、当該フォームに流
し込まれる要約文や書誌的事項、知財区担当者・開発区
評価者などは、サーバ102への抽出後自動もしくは手
動により上述の修正を施されたものである。
【0042】図示するように、評価表の冒頭には発明の
名称と要約とが表示され、さらに「PV起動」ボタンを
クリックすることで、当該出願の公開公報全文を表示さ
せることができる。ここでPV(Patent Vie
wer)とは、本出願人が社内で運用している特許公報
検索システムの名称である。
【0043】また、発明の名称や要約の下には複数のセ
クションが設けられている。このセクションとはLot
us Notesの設計上の用語であって、文書中「セ
クションマーク(下向き矢印もしくは右向き矢印)+セ
クション名」の直下の、任意に開閉できるようになって
いるエリアをいう。
【0044】たとえば、図中「知財区担当者」セクショ
ンと「開発区評価者」セクションとは開いているが、セ
クションマークをクリックすることで、セクションを閉
じてその内容が表示されないようにすることができる。
なお、このときセクションマークは下向き矢印から右向
き矢印に変わる。逆に、図中「書誌的事項」セクション
は閉まっているが、同様にセクションマークをクリック
することで、セクションを開いてその内容を表示させる
ことができる。このときセクションマークは右向き矢印
から下向き矢印に変わる。
【0045】なお、初期状態すなわち評価表を開いた直
後の時点でどのセクションが表示されているか、そして
表示されているセクションのうちどのセクションが開き
どのセクションが閉じているかは、評価がどの段階まで
進んでいるかによって異なるが、この点については後述
する。
【0046】担当者の決定 上記の評価表により発明内容を確認した担当者は、自己
が当該出願の担当者としてふさわしくないと判断したと
きは、自己に代わる担当者を自ら決定し、あるいは自己
の上司にその決定を依頼することができる。なお、自己
が当該出願の担当者として適切であれば、下記の処理は
省略して後述へ進む。
【0047】a)自己に代わる担当者を自ら決定する場
合 まず、図5に示した評価表の「編集」ボタンをクリック
して、当該文書を編集モード(編集可能な状態)にす
る。図6は編集モードの評価表、特にその「知財区担当
者」セクション付近の一例を示す説明図である。
【0048】図中、「知財区担当者」の項目にある「ア
ドレス帳より選択」ボタンをクリックすると、図7に示
すようなアドレス帳が表示されるので、自己以外の適切
な担当者を選択して「OK」ボタンをクリックする。こ
の後「担当者変更」ボタンをクリックすると、変更後の
担当者へ図3に示したのと同様の作業依頼メールが送信
される。
【0049】なお、図4に示した一覧画面で「担当者変
更」ボタンをクリックすることにより、その時点で選択
されている複数の案件(自己が担当者になっているもの
に限る)につき、一括して担当者を変更することもでき
る。
【0050】b)自己に代わる担当者の決定を上司に依
頼する場合 また、担当者が自己に代わる適切な担当者を選定できな
い場合には、図6に示した評価表で「担当者変更依頼」
ボタンをクリックして、図8に示すようなダイアログを
表示させる。そして、担当者変更の依頼先(通常は当該
担当者の承認者)、適切と思われる担当者や発明の概要
など必要事項を記入して「OK」ボタンをクリックする
と、上記依頼先に図9に示すような作業依頼メールが送
信される。
【0051】図10は上記依頼先で上記メールに埋め込
まれたリンクをクリックすると表示される「担当者変更
確定」ビューであり、いずれかの案件をダブルクリック
すれば、当該案件の審査請求評価表を表示させることが
できる。ここで表示される評価表は図5と同様のもので
あり、依頼先では上記と同様の手順で新たな担当者を決
定する。
【0052】なお、担当者は図4に示した一覧画面で
「担当者変更依頼」ボタンをクリックすることにより、
その時点で選択されている複数の案件(自己が担当者に
なっているものに限る)につき、一括して担当者の変更
を依頼することができる。また、その依頼先では図10
に示した一覧画面で「担当者変更」ボタンをクリックす
ることにより、その時点で選択されている複数の案件
(自己が担当者変更依頼先になっているものに限る)に
つき、一括してその担当者を変更することができる。
【0053】評価者の決定(知財区) 上記のようにして担当者が決定されると、つぎに決定さ
れた担当者は、審査請求評価表に記載されている評価者
が当該出願の審査請求要否を判断すべき者として適切で
あるかどうかを判断する。そして、適切でないと判断し
た場合には評価者の変更をおこなう。
【0054】まず、図5に示した評価表の「編集」ボタ
ンをクリックして、当該文書を編集モード(編集可能な
状態)にする。図11は編集モードの評価表、特にその
「開発区評価者」セクション付近の一例を示す説明図で
ある。
【0055】図中、「開発区評価者」の項目にある「発
明者リストより選択」ボタンをクリックすると、図12
に示すような、当該評価表に設定された発明者のリスト
が表示される。また、図11の評価表で「アドレス帳よ
り選択」ボタンをクリックすると、図7に示したのと同
様のアドレス帳が表示される。この発明者リスト、ある
いはアドレス帳から適切な評価者を選択してOKした
後、「評価依頼」ボタンをクリックすると、変更後の評
価者へ図13に示すような作業依頼メールが送信され
る。
【0056】(4)評価者の決定と開発区評価 つぎに、図13の作業依頼メールを受け取った開発区に
おける以後の作業は、発明内容を確認し、評価者を
決定(必要に応じて変更)し、評価者自身が評価をお
こない、さらにその承認者が評価をおこなう、という
手順で進められる。以下、順に説明する。
【0057】発明内容の確認 知財区により担当者と評価者とが決定されると、決定さ
れた評価者には上述のように、図13に示したような作
業依頼メールが送信される。図示するように、上記作業
とは具体的には審査請求の要否の判断であって、メール
本文には依頼の趣旨のみが示され、作業に必要な情報は
本文内に埋め込まれたリンクを介して参照するようにな
っている。
【0058】図14は、上記リンク(図中アイコンで示
される)をクリックすると表示される「開発区評価」ビ
ュー、また図15は、上記ビューでいずれかの案件をダ
ブルクリックすると表示される審査請求評価表の一例を
示す説明図である。
【0059】評価者の決定(開発区) 評価者は、同図の評価表により発明内容を確認し、自己
が当該出願の審査請求要否を判断するのにふさわしくな
いと判断したときは、評価者の変更を知財区の担当者に
依頼することができる。まず、同図の評価表を編集モー
ドにするとともに、その「開発区評価者」セクションを
開く。
【0060】図16は編集モードの評価表、特にその
「開発区評価者」セクション付近の一例を示す説明図で
ある。図11に示した「開発区評価者」セクション(担
当者や評価者の変更に際して、知財区担当者に対して表
示されたもの)とは、新たに「評価者再設定依頼」ボタ
ンが設けられている点で異なっている。このボタンをク
リックすると、評価者の再設定(変更)を依頼する内容
の電子メールが担当者に送信され、これによりいったん
処理を開発区から知財区に差し戻すことができる。
【0061】なお、評価者は図14に示した一覧画面で
「評価者再設定」ボタンをクリックすることにより、そ
の時点で選択されている複数の案件(自己が評価者にな
っているものに限る)につき、一括して評価者の変更を
依頼することができる。また、再設定依頼を受けた知財
区の担当者は、上記と同様の手順で他の適切な評価者を
選定する。
【0062】評価者による評価 また、自己が当該出願の審査請求要否を判断するのに適
切であるときは、評価者は上記を省略して直接評価に
入る。図17は、開発区の評価者による評価の手順を示
すフローチャートである。
【0063】まず、上述のように作業依頼メールにリン
クされた一覧から、自己に割り当てられた案件の評価表
(図15)をオープンし(ステップS2901・S29
02)、その「編集」ボタンをクリックすることによ
り、当該文書を編集モードすなわち編集可能な状態にす
る(ステップS2903:Yes)。
【0064】そして、その「開発区審査請求要否評価」
セクション内の「評価」ボタンをクリックすると(ステ
ップ2904:Yes)、審査請求の要否を選択してそ
れぞれの理由を入力するためのダイアログが開く。この
ダイアログで必要事項を選択・入力してOKすると、表
示中の評価表で、「審査請求要」「審査請求否」のいず
れか選択した側に入力したその理由が表示される(ステ
ップS2905)。
【0065】この後「審査・承認依頼」ボタンをクリッ
クして(ステップS2906:Yes)、図18に示す
ダイアログから適切な承認者を選択しOKすると(ステ
ップS2907)、当該承認者に図19に示すような作
業依頼メールが送信される(ステップS2908)。そ
して、評価表はその「評価結果」に上記要否とその理
由、「承認者」に上記承認者をそれぞれ設定の上クロー
ズされる(ステップS2909・S2910)。
【0066】なお、「審査・承認依頼」ボタンを押さず
に単に「保存して戻る」ボタンを押すのみであったとき
は(ステップS2906:No、ステップS2911:
Yes)、評価表への設定とクローズのみが(ステップ
S2909・S2910)、「戻る」ボタンを押すのみ
であったときは(ステップS2906:No、ステップ
S2911:No、ステップS2912:Yes)、評
価表のクローズのみが(ステップS2910)、それぞ
れおこなわれる。
【0067】また、「保存する」ボタンを押すのみであ
ったときは(ステップS2906:No、ステップS2
911:No、ステップS2912:No、ステップS
2913:Yes)、評価表にその時点での設定内容を
保存後(ステップS2914)、続けて編集待ちとなる
(ステップS2904)。
【0068】なお、図14に示した一覧画面で「一括審
査・承認依頼」ボタンをクリックすれば、その時点で選
択されている複数の案件(自己が評価者になっているも
のに限る)につき、一括して承認を依頼することもでき
る。ちなみに「審査」と「承認」の区別であるが、承認
とは最終の審査のことであって、同一部門内で三人以上
が順次評価に関わる場合、最初の一人が評価者、最後の
一人が承認者、他の者は審査者という関係になる。しか
しここでは説明の便宜上、開発区で評価をおこなうのは
評価者と承認者の二人のみ、すなわち審査者は存在しな
いものとする。
【0069】承認者による評価 上述のように、図18に示したダイアログで選択された
承認者には、図19に示したような作業依頼メールが送
信される。図示するように、メール本文には依頼の趣旨
のみが示され、作業に必要な情報は本文内に埋め込まれ
たリンクを介して参照するようになっている。
【0070】図20は、上記リンク(図中アイコンで示
される)をクリックすると表示される「開発区審査・承
認中」ビューの一例を示す説明図である。この一覧画面
でいずれかの案件をクリックすると、図15に示したの
と同様の評価表が表示される。ただしその「開発区審査
請求要否評価」セクションには、前段の評価者による評
価結果が記述されている(前段の評価者による評価が
「要」であれば、図中「審査請求要」以下にその理
由、「否」であれば「審査請求否」以下にその理由が
それぞれ表示される)。
【0071】図21は、開発区の承認者による評価の手
順を示すフローチャートである。まず、上述のように作
業依頼メールにリンクされた一覧から、自己に割り当て
られた案件の評価表(図15)をオープンし(ステップ
S3301・S3302)、その「編集」ボタンをクリ
ックすることにより、当該文書を編集モードすなわち編
集可能な状態にする(ステップS3303:Yes)。
【0072】そして、前段の評価をやり直させる必要が
特になければ、承認者はその「承認」ボタンをクリック
し(ステップS3304:Yes)、続いて表示される
図22のようなダイアログで「要」「否」のいずれかを
選択する(ステップS3305)。
【0073】そして、承認者の結論が要否いずれである
にせよ、この後図23に示すような承認通知メールが評
価者に送信されるとともに(ステップS3306)、知
財区の担当者に対して図24に示すような作業依頼メー
ルが送信される(ステップS3307)。そして、評価
表は承認者や承認日付、および承認者の評価結果を設定
の上クローズされる(ステップS3308・S330
9)。
【0074】なお、図20に示した一覧画面で「一括承
認」ボタンをクリックすれば、その時点で選択されてい
る複数の案件(自己が承認者になっているものに限る)
につき、一括して承認することもできる。
【0075】また、前段の評価をやり直させる必要があ
るときは、承認者は図15に示した評価表で「否認」ボ
タンをクリックするので(ステップS3304:No、
ステップS3310:Yes)、評価者に対して図25
に示すような否認通知メールを送信し(ステップS33
11)、否認者と否認日付とを設定の上(ステップS3
312)評価表をクローズする(ステップS330
9)。承認者により評価を否認された評価者は、再度評
価をやり直さなければならない。
【0076】(5)知財区評価 つぎに、図24の作業依頼メールを受け取った知財区に
おける以後の作業は、担当者が評価をおこない、さ
らにその承認者が評価をおこなう、という手順で進めら
れる。この手順は基本的には開発区の評価者・承認者に
よる評価の手順と同一なので、以下では差異を中心に簡
単に説明する。
【0077】担当者による評価 開発区での評価が終わると、上述のように知財区の担当
者には図24に示したような作業依頼メールが送信され
る。図示するように、メール本文には依頼の趣旨のみが
示され、作業に必要な情報は本文内に埋め込まれたリン
クを介して参照するようになっている。
【0078】図26は、上記リンク(図中アイコンで示
される)をクリックすると表示される「知財区評価」ビ
ュー、また図27は、上記ビューでいずれかの案件をダ
ブルクリックすると表示される審査請求評価表の一例を
示す説明図である。
【0079】同図に示す「知財区審査請求要否評価」セ
クションで「評価」ボタンをクリックすると、あらかじ
め用意された審査請求の要否とその理由の組が複数表示
されるので、いずれかを選択してOKする。また、「開
発区と同一評価」ボタンをクリックすると、原則として
開発区でなされた評価と同一の評価をすることができる
(すなわち、開発区での評価を踏襲することができ
る)。
【0080】なお、いずれにせよ結論が要となる場合に
は、審査請求に際して補正や分割、あるいは早期審査の
手続きをおこなうかどうかを上記セクションで設定す
る。なお、補正を「有り」に設定するには、「ファイル
指定」ボタンにより補正内容を記入したファイルを指定
するか、あるいは「補正連絡書添付」欄に直接補正内容
を記入するかしなければならない。また、補正があると
きはそれにより増加あるいは減少する請求項の個数も記
入しなければならない。
【0081】そして、「評価」「開発区と同一評価」の
いずれにより評価をおこなった場合も、また結論が
「要」「否」のいずれになった場合も、最後に「審査・
承認依頼」ボタンをクリックすることで、後段の承認者
に図28に示すような作業依頼メールを送信した時点
で、担当者の作業は終了となる。
【0082】承認者による評価 このようにして担当者による評価が終わると、上述のよ
うにその上司である承認者に対し、図28に示したよう
な作業依頼メールが送信される。図示するように、メー
ル本文には依頼の趣旨のみが示され、作業に必要な情報
は本文内に埋め込まれたリンクを介して参照するように
なっている。
【0083】図29は、上記リンク(図中アイコンで示
される)をクリックすると表示される「知財区審査・承
認中」ビューの一例を示す説明図である。この一覧画面
でいずれかの案件をダブルクリックすると、図27に示
したのと同様の評価表が表示されるので(ただしその
「評価結果」項目には前段の担当者による評価結果が表
示されている)、「承認」ボタンをクリックすれば図3
0に示すような承認通知メールが、「否認」ボタンをク
リックすれば図31に示すような否認通知メールが、そ
れぞれ前段の担当者に送信される。承認者に否認された
場合担当者が評価をやり直さなければならないことは、
開発区で否認があった場合と同様である。
【0084】評価完了までのスケジュールについて なお、ここで上述(2)〜(5)の作業のスケジュール
についてまとめておく。知財区の審査請求管理者は、上
述(2)のデータの修正と平行して(あるいはそれに先
立って)、今回の定期評価における作業スケジュールを
決定する。なお、決定されたスケジュールは審査請求D
B102a内の「スケジュールマスタ」に登録され、審
査請求管理者はいつでも閲覧・変更することができる。
【0085】図32は、スケジュールマスタに登録され
たスケジュールの一例を示す説明図である。同図に示す
ように、このスケジュールとは具体的には各段階におけ
る処理のデッドラインであって、たとえば知財区でのデ
ータの修正期限(上述(2))が2001年5月23
日、知財区での担当者と評価者の決定期限(同(3))
が同28日、開発区での評価期限(同(4))が同6月
11日、知財区での評価期限(同(5))が同18日、
のように、それぞれ年月日で設定される。
【0086】そして、上述(2)〜(5)の各作業はこ
のスケジュールにしたがって進められ、期限になっても
なされるべき処理がなされていないときは、強制的につ
ぎの段階へ処理を移行したり、あるいは当該処理を怠っ
ている者に催促のメールを送付したりといった措置が自
動的に取られる。以下、具体例により説明する。
【0087】a)担当者や評価者の決定が遅れていると
き あらかじめ規定された決定期限になっても担当者や評価
者の決定されていない案件があるときは、当該案件はデ
フォルトの設定のまま、強制的に知財区から開発区に移
管される。
【0088】図33は、知財区での決定期限を徒過した
案件についておこなわれる、開発区への移管の手順を示
すフローチャートである。知財区での決定期限を経過し
た時点で(ステップS5501:Yes)、まず現在注
目しているのが審査請求DB102a中何番目の評価表
であるかを示す変数nを初期化する(ステップS550
2)。つぎにn番目の評価表をチェックして、評価者が
設定されていれば(ステップS5503:Yes、ステ
ップS5504:Yes)、当該評価者に対して図13
に示した作業依頼メールを送信する(ステップS550
5)。
【0089】また、評価者が設定されていなければ(ス
テップS5504:No)、代わりに評価表に設定され
ている知財区担当者とその承認者に対して図34に示す
ような催促メールを送信する(ステップS5506)。
その後nをインクリメントして(ステップS550
7)、上記処理を終えていない評価表がある限り(ステ
ップS5503:Yes)、同様の処理を繰り返す。
【0090】b)開発区での評価が遅れているとき あらかじめ規定された評価期限の数日前(具体的には3
日前)になっても開発区での評価の終わっていない案件
があるときは、その評価者および承認者に電子メールで
催促がなされ、催促にもかかわらず評価のなされない案
件については、上記期限を徒過した時点で強制的に開発
区から知財区に移管される。
【0091】図35は、開発区での評価期限直前におこ
なわれる評価者および承認者への催促の手順を示すフロ
ーチャートである。開発区での評価期限まで3日となっ
た時点で(ステップS5701:Yes)、まず現在注
目しているのが審査請求DB102a中何番目の評価表
であるかを示す変数nを初期化する(ステップS570
2)。
【0092】つぎにn番目の評価表をチェックして、評
価者による評価結果が記入されていない、あるいは評価
結果は記入されているが承認者による承認がない場合に
は(ステップS5704:No)、評価者およびその承
認者に対して図36に示すような催促メールを送信する
(ステップS5705)。その後nをインクリメントし
て(ステップS5706)、上記処理を終えていない評
価表がある限り(ステップS5703:Yes)、同様
の処理を繰り返す。
【0093】また、図37は開発区での評価期限を徒過
した案件についておこなわれる、知財区への移管の手順
を示すフローチャートである。開発区での評価期限を経
過した時点で(ステップS5901:Yes)、まず現
在注目しているのが審査請求DB102a中何番目の評
価表であるかを示す変数nを初期化する(ステップS5
902)。
【0094】つぎにn番目の評価表をチェックして、評
価者による評価結果が記入されていれば(ステップS5
904:Yes)、知財区の担当者に対して図24に示
した作業依頼メールを送信する(ステップS590
5)。
【0095】また、評価者による評価結果が記入されて
いなければ(ステップS5904:No)、その評価結
果として「仮要」を設定した後(ステップS590
6)、評価者および承認者に対して図38に示すよう
な、仮要を自動設定した旨の通知メールを送信する(ス
テップS5907)。
【0096】そして、この場合も知財区の担当者に対し
て、図24に示した作業依頼メールを送信する(ステッ
プS5905)。その後nをインクリメントして(ステ
ップS5908)、上記処理を終えていない評価表があ
る限り(ステップS5903:Yes)、同様の処理を
繰り返す。
【0097】c)知財区での評価が遅れているとき あらかじめ規定された評価期限の数日前(具体的には3
日前)になっても知財区での評価の終わっていない案件
があるときは、その担当者および承認者に電子メールで
催促がなされ、催促にもかかわらず評価のなされない案
件については、上記期限を徒過した時点でさらに同様の
催促がなされる。
【0098】図39は、知財区での評価期限直前におこ
なわれる担当者および承認者への催促の手順を示すフロ
ーチャートである。同図の手順は基本的に、図35に示
した開発区の評価者および承認者に対する催促手順と同
一であるのでここでは繰り返さない。なお、図40は作
業を懈怠している知財区の担当者およびその承認者に送
信される、催促メールの一例を示す説明図である。
【0099】また、図41は知財区での評価期限を経過
した時点でおこなわれる、評価完了処理の手順を示すフ
ローチャートである。この評価完了処理には、以下で説
明するように評価が終わっていない案件についての催促
のほか、最終的に審査請求要とされた案件についての、
審査請求に要する費用の算出が含まれる。
【0100】知財区での評価期限を経過した時点で(ス
テップS6301:Yes)、まず現在注目しているの
が審査請求DB102a中何番目の評価表であるかを示
す変数nを初期化する(ステップS6302)。つぎに
n番目の評価表をチェックして、担当者による評価結果
が記入されていない、あるいは評価結果は記入されてい
るが承認者による承認がない場合には(ステップS63
04:No)、担当者およびその承認者に対して、速や
かに処理を完了させるべき旨の催促メールを送信する
(ステップS6305)。
【0101】また、評価表に担当者の評価結果が記入さ
れ、かつその承認者による承認も済んでいる場合には
(ステップS6304:Yes)、最終的な結論が「審
査請求要」である場合に限り(ステップS6306:Y
es)、後述する手順にしたがってその審査請求にかか
る費用を算出する(ステップS6307)。その後nを
インクリメントして(ステップS6308)、上記処理
を終えていない評価表がある限り(ステップS630
3:Yes)、同様の処理を繰り返す。
【0102】つぎに、図42は図41中、審査請求費用
の算出の手順を詳細に示すフローチャートである。費用
算出の手順は、注目している案件の審査請求が自社によ
りなされるものであるか、代理人によりなされるもので
あるかにより異なる。
【0103】自ら審査請求をおこなう場合とは(ステッ
プS6401:Yes)、後述のように審査請求に際し
て補正や分割などの手続きを取らない場合であり、費用
は特許庁に支払う手数料のみとなる。
【0104】まず、評価表から請求項数を読み出すとと
もに(ステップS6402)、あらかじめ用意されてい
る金額テーブルから一出願あたりの基本料金と一請求項
あたりの基準金額とを読み出して(ステップS640
3)、基本料金に請求項数分の基準金額を足しあわせる
ことで、上記手数料を算出する(ステップS640
4)。そして、この金額を評価表の「予想金額」に設定
する(ステップS6405)。
【0105】これに対し、審査請求を自社ではおこなわ
ない場合とは(ステップS6401:No)、後述のよ
うに審査請求に際して補正や分割などが必要な場合で、
代理人に一切の手続きを委任する場合であるので、上記
のほか代理人に支払う手数料が必要である。
【0106】まず、評価表から請求項数のほか、補正に
よる請求項の増加数、明細書全文訂正の有無、誤記訂正
がある図面の数など、代理人手数料の額に影響する諸要
素を読み出す(ステップS6406)。つぎに、上記金
額テーブルから一出願あたりの基本料金と一請求項あた
りの基準金額、および上記各要素に応じた標準(代理
人)手数料額を読み出し(ステップS6407)、これ
らから特許庁に支払う手数料と代理人に支払う手数料と
を合わせた合計を算出する(ステップS6408)。そ
して、この金額を同様に評価表の「予想金額」に設定す
る(ステップS6405)。
【0107】(6)国内特実マスタ101aへのデータ
の書き戻し 上記のようにして開発区・知財区による評価が完了する
と、つぎにサーバ102の審査請求DB102aからメ
インフレーム101の国内特実マスタ101aへのデー
タの書き戻しをおこなう。
【0108】図43は、サーバ102からメインフレー
ム101へのデータの書き戻し(コピー)の手順を示す
フローチャートである。サーバ102上で動作するソフ
トウェアは、あらかじめ設定された日、具体的には知財
区における評価期限を経過すると(ステップS650
1:Yes)、現在注目しているのが審査請求DB10
2a中何番目の評価表であるかを示す変数nを初期化す
る(ステップS6502)。なお、ここではデータの書
き戻しを知財区評価期限におこなうようにしているが、
当該期限以降であればどの時点であってもよい。
【0109】つぎに、n番目の評価表(もしあれば)に
設定されたデータをCSV形式の転送用ファイルに順次
書き込み(ステップS6503:Yes、ステップS6
504)、nをインクリメントして(ステップS650
5)、すべての評価表につき上記処理を終えた時点で
(ステップS6503:No)、上記転送用ファイルを
所定のプロトコルにしたがってメインフレーム101に
送信する(ステップS6506)。そして、メインフレ
ーム101では受信した転送用ファイルにもとづき、国
内特実マスタ101aのデータを更新する(ステップS
6507)。
【0110】なお、上記の処理は実際には、メインフレ
ーム101ともサーバ102とも異なる第3のコンピュ
ータ(図示せず)上で動作する、IBM社のミドルウェ
ア「MQ」によりおこなう。もっとも、サーバ102が
上記処理を担当しないのはもっぱらシステム構築上の都
合によるものであるので、ここでは説明の便宜上、上記
処理はサーバ102によりおこなうものとして説明す
る。
【0111】(7)審査請求 開発区および知財区による評価を経て、最終的に審査請
求が必要と判断された出願については、この後主として
知財区の審査請求管理者のもとで、特許庁に対する審査
請求の手続きが取られる。
【0112】審査請求は、代理人に依頼しておこなわ
せる場合と(審査請求依頼)、特許庁と接続された専
用端末105により自らおこなう場合(自社審査請求)
とがある。そして、ある出願が上記いずれの扱いになる
かは、その審査請求と同時に補正・分割あるいは早期審
査の手続きを取るか否かにより機械的に決定される。
【0113】すなわち図27に示した評価表において、
知財区の担当者が補正・分割あるいは早期審査のいずれ
かに「有り」を設定していた場合に、上記の扱いとな
り、いずれも「無し」に設定していた場合に、上記の
扱いとなる。以下、順に説明する。
【0114】審査請求依頼 代理人に手続きを依頼すべき案件がある場合、知財区の
審査請求管理者はサーバ102の審査請求DB102a
を開いて、図44に示すような「事務所依頼」ビューを
表示させる。そして、一覧中のいずれかの案件を選択し
て「事務所依頼」ボタンをクリックすると、選択された
案件の評価表に設定されている代理人ごとに、図45に
示すような審査請求手続きを委任する旨の作業依頼メー
ルが作成・送信される。
【0115】さらに、上記で選択された案件の代理人ご
とに図46に示すような手続き依頼一覧が作成され、こ
の依頼一覧と各案件のデータのうち代理人の作業に必要
なものとが、サーバ102上の審査請求DB102aか
らSPのサーバ106上の事務所DB106aにコピー
される。
【0116】なお、図45に示した作業依頼メールに埋
め込まれたリンク(図中アイコンで示される)をクリッ
クすると、事務所DB106a上にコピーされた図46
の依頼一覧が表示され、さらにこの依頼一覧に埋め込ま
れたリンク(図中アイコンで示される)をクリックする
と、同じく事務所DB106a上にコピーされた各案件
のデータにもとづいて、図47に示すような個々の案件
の依頼書が作成・表示される。このように、代理人は受
信した作業依頼メールからリンクをたどってゆくこと
で、必要なデータをいつでも参照することができる。
【0117】自社審査請求 また、自社により手続きすべき案件がある場合、知財区
の審査請求管理者は審査請求DB102aを開いて、図
48に示すような「自社審査請求」ビューを表示させ
る。そして、一覧中「自社審査請求待ち」以下のいずれ
かの案件を選択して「FD作成」ボタンをクリックし、
FDを挿入すると、評価表内のデータにもとづいて作成
された審査請求書が上記FDに出力される。この後、上
記FDは電子申請専用端末105に挿入され、所定の手
順にしたがって特許庁への審査請求がおこなわれる。
【0118】なお、図44や図48に示した一覧では、
各案件につき図42の手順により算出された予想金額が
表示されているが、任意に選択した複数の案件の費用合
計を計算させることもできる。
【0119】図49は、複数の案件の審査請求にかかる
総費用の算出の手順を示すフローチャートである。たと
えば図44のような一覧を表示させて(ステップS78
01)、「費用計算」ボタンをクリックすると(ステッ
プS7802:Yes)、その時点で選択されている案
件があれば(ステップS7803:Yes)、各案件の
予想金額がその評価表から読み出され(ステップS78
04)、その合計が計算される(ステップS780
5)。
【0120】つぎに、図50に示すようなダイアログが
開いてその中に合計金額が表示され(ステップS780
6)、OKボタンをクリックすれば(ステップS780
7:Yes)ダイアログを閉じることができる(ステッ
プS7808)。なお、図中チェックマークの入ってい
る案件が選択された案件である。また、ここでは事務所
依頼分の案件の費用合計を計算・表示させたが、自社手
続き分の案件の費用合計も同様に計算・表示させられる
ことは言うまでもない。
【0121】(8)各種文書の異同について なお、上述した審査請求ワークフローでは互いに類似し
た種々の文書が使用されるので、最後に主なものについ
て、その異同をまとめておく。上記ワークフローで使用
される文書には、大別して各作業者に送付される文書
と、サーバ102に存在して各作業者から参照・編集
される文書とがあり、の主なものが上述の作業依頼メ
ール、の主なものが上述の審査請求評価表である。
【0122】作業依頼メール 審査請求管理者や知財区の担当者・承認者、あるいは開
発区の評価者・承認者それぞれに送付される作業依頼メ
ールは、依頼内容が異なるだけで、いずれもほぼ同様の
スタイルである。メール本文の末尾には、上述のように
審査請求DB102a内の文書へのリンク(その位置情
報、と言ってもよい)が埋め込まれ、各人の作業に必要
な情報を即座に閲覧できるようになっている。
【0123】なお、本文中の文章はあらかじめサーバ1
02に保持されている依頼文(定型文)の中からいずれ
かを選択の上、スケジュールマスタに設定された作業期
限をはめ込むことで作成されるが、使用する依頼文と期
限とは一連の作業がどの段階まで終了しているかにより
決定される。そして、ある出願につき処理がどこまで進
んでいるかは、その評価表内に「状態区分コード」とし
て保持されている。
【0124】図51は、各々の状態区分コードとその意
味とをまとめた説明図である。たとえば、知財区の担当
者が図11に示した評価表で「評価依頼」ボタンをクリ
ックした結果、あるいは知財区における担当者および評
価者の決定期限を徒過した結果、開発区の評価者に図1
3に示した作業依頼メールが送信された時点で、状態区
分コードは「2x」から「3x」に変更される。
【0125】同様に、開発区の承認者が図15に示した
評価表で「承認」ボタンをクリックした結果、あるいは
開発区における評価期限を徒過した結果、知財区の担当
者に図24に示した作業依頼メールが送信された時点
で、状態区分コードは「3x」から「4x」に変更され
る。
【0126】また、知財区における評価期限を経過した
時点で、審査請求要かつその請求に際して補正・分割な
どが必要と判断されたもの、すなわち審査請求を代理人
に依頼するものについては状態区分コードが「4x」か
ら「6x」に、審査請求要だが補正・分割などはいずれ
も不要と判断されたもの、すなわち審査請求を自社でお
こなうものについては状態区分コードが「4x」から
「7x」に、それぞれ変更される。
【0127】この状態区分コードを参照することで、つ
ぎは誰にどんな作業を依頼すべきかが分かるので、複数
の依頼文の中から当該作業を依頼する内容のものを選択
することができる。また、その作業期限はスケジュール
マスタから取得することができるので、これを上記依頼
文の適切な位置にはめ込むことで、上述した種々の作業
依頼メールを作成することができる。
【0128】審査請求評価表 審査請求評価表は、上述のように各出願につき作成され
てサーバ102で公開されるものであるが、状態区分コ
ードによってその表示形態が異なり、また参照に加えて
編集が可能であるかどうかも異なっている。
【0129】a)表示形態の差異 図5、図15あるいは図27に示した評価表を比較すれ
ば分かるように、評価の各段階で各作業者に対して表示
される評価表は必ずしも同一ではない。もっとも、評価
表の冒頭にある発明の名称や要約などは常に(誰に対し
ても)表示されており、異なるのはその下のセクション
部分である。
【0130】図52は、審査請求評価表中の各セクショ
ンの、各段階におけるデフォルトでの表示形態をまとめ
た説明図である。図中、マル印はセクションが開いた状
態で表示されることを示し、三角印はセクションが閉じ
た状態で表示されることを示し、バツ印はセクションそ
のものが表示されない(「セクションマーク+セクショ
ン名」さえも表示されない)ことを示している。
【0131】たとえば図5に示した評価表は、知財区の
担当者と開発区の評価者とを決定する局面(状態区分コ
ード=2x)で表示されるものであるが、図52の通り
初期状態では「書誌的事項」セクションが閉、「知財区
担当者」「開発区評価者」セクションが開の状態で表示
され、「開発区審査請求要否評価」「知財区審査請求要
否評価」セクションはいずれも表示されていない。
【0132】また図15に示した評価表は、開発区にお
ける評価の局面(状態区分コード=3x)で表示される
ものであるが、上記と異なり「知財区担当者」「開発区
評価者」セクションは閉の状態で表示されるとともに、
新たに「開発区審査請求要否評価」セクションが開の状
態で表示されている。
【0133】「知財区審査請求要否評価」セクション
は、図27に示すように知財区における評価の局面(状
態区分コード=4x)で初めて開状態で表示されるが、
このとき他のセクションはいずれも閉状態である。いず
れの局面でいずれのセクションを表示し、また表示する
として開とするか閉とするかは、主としてその局面で閲
覧者にどの情報が必要かにより決定されている。
【0134】b)権限の差異 また、評価表をどのように見せるかだけでなく、誰にそ
の参照権限や編集権限(参照権限を含む)を与えるかも
状態区分コードにより異なっている。図53は、各段階
における審査請求評価表の参照権者および編集権者をま
とめた説明図である。
【0135】図示するように、審査請求管理者はあらゆ
る局面で評価表の編集権限を有している。これは評価表
のデータに誤りがあった場合などに、随時その修正がで
きるようにするためである。
【0136】また、知財区で担当者や評価者を決定する
局面(状態区分コード=2x)では、審査請求管理者の
ほか、知財区の担当者および承認者のみが評価表を見た
り書き換えたりすることができる。開発区での評価の局
面では(状態区分コード=3x)、審査請求管理者、開
発区の評価者と承認者のほか、評価者としては選定され
なかった当該出願の他の発明者(もしあれば)全員に編
集権が与えられる。また、知財区での評価の局面では
(状態区分コード=4x)、知財区のメンバーに編集権
を与えるのはもちろんであるが、評価の行方に利害関係
を有する開発区のメンバーにも参照権のみを与える。
【0137】なお、各評価表にはその参照権者や編集権
者を書き込むための欄があり、状態区分コードの変更の
都度、評価表に設定された担当者やその承認者、評価者
やその承認者、あるいは発明者などが参照されて、その
IDが参照権者や編集権者の欄に書き込まれる。
【0138】(システムのハードウェア構成)つぎに、
本発明の実施の形態によるワークフロー支援システムを
構成する、個々のコンピュータのハードウェア構成につ
いて説明する。説明の便宜上、サーバ102〜特許事務
所PC107はいずれも同一のハードウェア構成を有す
るものとする。
【0139】図54は、本発明の実施の形態によるワー
クフロー支援システムを構成する、個々のコンピュータ
のハードウェア構成を示す説明図である。図中、880
1は装置全体を制御するCPUを、8802は基本入出
力プログラムを記憶したROMを、8803はCPU8
801のワークエリアとして使用されるRAMを、それ
ぞれ示している。
【0140】また、8804はCPU8801の制御に
したがってHD(ハードディスク)8805に対するデ
ータのリード/ライトを制御するHDD(ハードディス
クドライブ)を、8805はHDD8804の制御にし
たがって書き込まれたデータを記憶するHDを、それぞ
れ示している。
【0141】また、8806はCPU8801の制御に
したがってFD(フロッピー(登録商標)ディスク)8
807に対するデータのリード/ライトを制御するFD
D(フロッピーディスクドライブ)を、8807はFD
D8806の制御にしたがって書き込まれたデータを記
憶する着脱自在のFDを、それぞれ示している。
【0142】また、8808はカーソル、メニュー、ウ
ィンドウ、あるいは文字や画像などの各種データを表示
するディスプレイを、8809は通信ケーブル8810
を介してLANなどのネットワークに接続され、当該ネ
ットワークとCPU8801とのインターフェースとし
て機能するネットワークI/F(インターフェース)
を、それぞれ示している。
【0143】また、8811は文字、数値、各種指示な
どの入力のための複数のキーを備えたキーボードを、8
812は各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カー
ソルの移動などをおこなうマウスを、それぞれ示してい
る。また、8813は着脱可能な記録媒体であるCD−
ROMを、8814はCD−ROM8813に対するデ
ータのリードを制御するCD−ROMドライブを、88
15は上記各部を接続するためのバスまたはケーブル
を、それぞれ示している。
【0144】(システムの機能的構成)つぎに、本発明
の実施の形態によるワークフロー支援システムの機能的
構成について説明する。図55は、本発明の実施の形態
によるワークフロー支援システムの機能的構成を示す説
明図である。ただし、同図には請求項に記載の発明を説
明するために必要な最小限の機能部しか示していない。
【0145】図中、8901〜8905はサーバ102
の機能部である。まず、8901は評価表記憶部であ
り、個々の出願につき作成された審査請求評価表を保持
している。上述のように、評価表には各出願の名称や要
約など評価の参考となる事項のほか、ワークフロー内の
各工程における作業者(知財区担当者・承認者や開発区
評価者・承認者など)、各作業者による評価結果(審査
請求の要否、審査請求時の補正・分割・早期審査の有無
など)、状態区分コードなどが保持されている。
【0146】8902はスケジュール管理部であり、ワ
ークフロー内の各工程における作業期限が記述された、
上述のスケジュールマスタを保持している。そして、上
記マスタから読み出した期限と現在日時との関係を常時
監視して、期限切迫や期限経過の事実を検知すると、後
述する電子メール作成/送信部8904に通知して、各
種の作業依頼メールや催促メールを送信させる。また、
特に上述の知財区評価期限が到来したことを検知したと
きは、後述する審査請求費用算出部8905に通知し
て、最終的に審査請求要と結論された案件の審査請求費
用を算出させる。
【0147】8903は読み出し/書き込み部であり、
評価表記憶部8901からのデータの読み出しおよび評
価表記憶部8901へのデータの書き込み全般を制御す
る。また、特に後述する審査請求費用算出部8905か
らの指示を受けて、審査請求が要に設定された評価表を
検索するとともに、当該評価表から審査請求費用の算出
のために必要な事項(審査請求費用に影響を与える事
項、と言ってもよい)を読み出して、審査請求費用算出
部8905に引き渡す。
【0148】8904は電子メール作成/送信部であ
り、スケジュール管理部8902からの指示を受けて、
上述した各種の作業依頼メール(図3など)、催促メー
ル(図34など)を作成し、適切な作業者のメールアド
レスに対して送信する。なお、各作業者のメールアドレ
スは図示しないアドレス帳から取得する。
【0149】8905は審査請求費用算出部であり、上
述の個々の出願の審査請求に要する費用の算出、およ
び複数の出願の審査請求に要する総費用の算出をおこ
なう。
【0150】個々の出願の審査請求に要する費用の算
出(図42参照) 個々の出願の審査請求費用の算出は、上述のように知財
区評価期限の到来時に、スケジュール管理部8902か
らの指示を受けておこなうものである。審査請求費用算
出部8905は、スケジュール管理部8902から知財
区評価期限の到来を通知されると、まず読み出し/書き
込み部8903に指示して、最終的に審査請求要と結論
された案件の評価表を評価表記憶部8901から検索さ
せる。
【0151】そして検索された各案件につき、当該案件
の審査請求手続きを代理人に依頼するか、自らおこなう
かを判定する。具体的には、評価表内に設定されている
補正・分割・早期審査の有無を読み出し/書き込み部8
903に読み出させ、いずれか一つでも「有」に設定さ
れている案件は前者、いずれも「無」に設定されている
案件は後者とする。
【0152】そして、さらに読み出し/書き込み部89
03に指示して、前者については現時点での請求項の個
数および補正により増減する請求項の個数を、後者につ
いては現時点での請求項の個数(のみ)を、それぞれ評
価表内から読み出させる。そして、前者については現時
点での請求項数に補正によるその増減を足し合わせたも
のを、後者については現時点での請求項数をそのまま、
それぞれ審査請求時の請求項の個数とする。
【0153】つぎに、審査請求費用算出部8905はそ
の保持する金額テーブル8905aから、審査請求一件
あたりの基本料金および一請求項あたりの基準金額を読
み出し、各案件につき「基本料金+基準金額×審査請求
時の請求項数」を算出する。そして、上述の後者すなわ
ち審査請求を自社でおこなう場合には、この金額が審査
請求費用となる。
【0154】一方、前者すなわち審査請求を代理人にお
こなわせる場合には、上記金額に当該代理人に支払う手
数料を足し合わせたものが審査請求費用となる。審査請
求費用算出部8905はまず読み出し/書き込み部89
03に指示して、代理人手数料の算出の基礎となる諸要
素(たとえば本出願人の例であれば、補正による請求項
の増加数、明細書全文訂正の有無、誤記訂正がある図面
の数など)を評価表から読み出させる。つぎに、上記各
要素についての標準手数料額(たとえば増加する請求項
一個あたりの手数料額、誤記訂正がある図面一枚あたり
の手数料額など)を金額テーブル8905aから読み出
して、代理人手数料の総額を算出する。
【0155】そして、最終的に算出された審査請求費用
は、審査請求費用算出部8905の指示を受けた読み出
し/書き込み部8903により、評価表記憶部8901
内の各評価表に「予想金額」として設定される。
【0156】複数の出願の審査請求に要する総費用の
算出(図49参照) つぎに、複数の出願の審査請求にかかる総費用の算出
は、知財区PC103(のうち特に審査請求管理者が使
用するPC)の後述する費用計算指示部8906からの
指示を受けておこなうものである。
【0157】後述する費用計算指示部8906から、費
用計算の指示およびその時点で選択されている案件(費
用計算の対象となっている案件、と言ってもよい)を特
定できる情報を受信すると、審査請求費用算出部890
5は読み出し/書き込み部8903に指示して、上記案
件のそれぞれの評価表を検索させる。さらに、検索され
た各評価表の予想金額を読み出し/書き込み部8903
に読み出させ、これらを合計することで対象案件の審査
請求に要する総費用を算出する。そして、この総費用を
知財区PC103の後述する費用表示部8907に送信
する。
【0158】つぎに、8906および8907は知財区
PC103、中でも特に審査請求管理者が使用するPC
の機能部である。まず、8906は費用計算指示部であ
り、図44に示したビューで「費用計算」ボタンがクリ
ックされたことを検知すると、その事実をその時点で選
択中の案件(を特定できる情報)とともに審査請求費用
算出部8905に通知する。
【0159】8907は費用表示部であり、審査請求費
用算出部8905から送信されてきた総費用をあらかじ
め保持しているダイアログの画像と合成することで、図
50に示したようなダイアログを作成して、そのディス
プレイ8808に表示する。
【0160】なお、このスケジュール管理部8902、
読み出し/書き込み部8903、電子メール作成/送信
部8904、審査請求費用算出部8905、費用計算指
示部8906および費用表示部8907は、それぞれH
D8805などからRAM8803に読み出されたプロ
グラムの命令にしたがって、CPU8801が命令処理
を実行することにより、各部の機能を実現するものであ
る。このプログラムはHD8805のほか、FD880
7、CD−ROM8813あるいはMOなどの各種記録
媒体に格納することができ、あるいはネットワークを介
して配布することもできる。
【0161】また、図55に示す審査請求費用算出部8
905が請求項にいう「第1の算出手段」「第2の算出
手段」「第3の算出手段」「第1の読み出し手段」「第
2の読み出し手段」および「判定手段」に相当し、その
おこなう処理の中に請求項にいう「第1の算出ステッ
プ」「第2の算出ステップ」「第3の算出ステップ」
「第1の読み出しステップ」「第2の読み出しステッ
プ」および「判定ステップ」が含まれる。また、費用計
算指示部8906が請求項にいう「選択手段」に相当
し、そのおこなう処理の中に請求項にいう「選択ステッ
プ」が含まれる。
【0162】以上説明したように本実施の形態にかかる
ワークフロー支援システムによれば、最終的に審査請求
を要すると結論された案件につき、その審査請求にかか
る費用が個々の事情(手続きを代理人に委任するか、自
社によりおこなうか、など)に応じて自動的に算出され
る。
【0163】また、任意に選択された複数の案件につ
き、その審査請求に要する総費用を計算させることもで
きる。しかも、図44に示したビューでは各案件が審査
請求依頼の予定日別にソートされているので、同一予定
日の案件を連続的に選択することにより、特定の日にど
れだけの費用が発生するかを容易に把握することができ
る。また、あらかじめ各案件を代理人別にソートしてお
けば、どの代理人にどれだけの手数料を支払うことにな
るかも即座に(すなわち、一ヶ所にまとまっている案件
を選択するだけで)計算させることができる。
【0164】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、特
許出願の審査請求価値を評価するための複数の工程から
なり、前記各工程における作業者のメールアドレスに対
して前記評価のために必要な情報または前記評価のため
に必要な情報の格納先に関する情報を電子メールで送信
することにより前記評価をおこなうワークフローの支援
システムにおいて、前記特許出願の審査請求時における
請求項の個数を算出する第1の算出手段と、前記特許出
願の審査請求に際して特許庁に支払うべき基本料金およ
び前記請求項ごとの基準金額を読み出す第1の読み出し
手段と、前記特許出願の審査請求に際して当該審査請求
の手続きを代理する代理人に支払うべき手数料を読み出
す第2の読み出し手段と、前記特許出願の審査請求に際
して補正をおこなうか否かを判定する判定手段と、前記
判定手段により補正をおこなうと判定された場合に、前
記第1の算出手段により算出された請求項の個数、前記
第1の読み出し手段により読み出された基本料金および
基準金額、および前記第2の読み出し手段により読み出
された手数料にもとづいて、前記特許出願の審査請求の
ために必要な費用を算出する第2の算出手段と、複数の
前記特許出願を選択する選択手段と、前記選択手段によ
り選択された各特許出願につき前記第2の算出手段によ
り算出された費用にもとづいて、前記選択手段により選
択された複数の特許出願の審査請求のために必要な総費
用を算出する第3の算出手段と、を備えたので、個々の
特許出願の審査請求費用、および任意に選択された複数
の特許出願の審査請求費用の総額が自動計算され、これ
によって、多数の特許出願の審査請求に要する費用を事
前に正確に把握することが可能なワークフロー支援シス
テムが得られるという効果を奏する。
【0165】また、別の発明によれば、特許出願の審査
請求価値を評価するための複数の工程からなり、前記各
工程における作業者のメールアドレスに対して前記評価
のために必要な情報または前記評価のために必要な情報
の格納先に関する情報を電子メールで送信することによ
り前記評価をおこなうワークフローの支援方法におい
て、前記特許出願の審査請求時における請求項の個数を
算出する第1の算出ステップと、前記特許出願の審査請
求に際して特許庁に支払うべき基本料金および前記請求
項ごとの基準金額を読み出す第1の読み出しステップ
と、前記特許出願の審査請求に際して当該審査請求の手
続きを代理する代理人に支払うべき手数料を読み出す第
2の読み出しステップと、前記特許出願の審査請求に際
して補正をおこなうか否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップで補正をおこなうと判定された場合
に、前記第1の算出ステップで算出された請求項の個
数、前記第1の読み出しステップで読み出された基本料
金および基準金額、および前記第2の読み出しステップ
で読み出された手数料にもとづいて、前記特許出願の審
査請求のために必要な費用を算出する第2の算出ステッ
プと、複数の前記特許出願を選択する選択ステップと、
前記選択ステップで選択された各特許出願につき前記第
2の算出ステップで算出された費用にもとづいて、前記
選択ステップで選択された複数の特許出願の審査請求の
ために必要な総費用を算出する第3の算出ステップと、
を含んだので、個々の特許出願の審査請求費用、および
任意に選択された複数の特許出願の審査請求費用の総額
が自動計算され、これによって、多数の特許出願の審査
請求に要する費用を事前に正確に把握することが可能な
ワークフロー支援方法が得られるという効果を奏する。
【0166】また、別の発明によれば、特許出願の審査
請求価値を評価するための複数の工程からなり、前記各
工程における作業者のメールアドレスに対して前記評価
のために必要な情報または前記評価のために必要な情報
の格納先に関する情報を電子メールで送信することによ
り前記評価をおこなうワークフローの支援プログラムに
おいて、前記特許出願の審査請求時における請求項の個
数を算出する第1の算出ステップと、前記特許出願の審
査請求に際して特許庁に支払うべき基本料金および前記
請求項ごとの基準金額を読み出す第1の読み出しステッ
プと、前記特許出願の審査請求に際して当該審査請求の
手続きを代理する代理人に支払うべき手数料を読み出す
第2の読み出しステップと、前記第1の算出ステップで
算出された請求項の個数、および前記第1の読み出しス
テップで読み出された基本料金および基準金額、および
/または前記第2の読み出しステップで読み出された手
数料にもとづいて、前記特許出願の審査請求のために必
要な費用を算出する第2の算出ステップと、複数の前記
特許出願を選択する選択ステップと、前記選択ステップ
で選択された各特許出願につき前記第2の算出ステップ
で算出された費用にもとづいて、前記選択ステップで選
択された複数の特許出願の審査請求のために必要な総費
用を算出する第3の算出ステップと、をコンピュータに
実行させるので、個々の特許出願の審査請求費用、およ
び任意に選択された複数の特許出願の審査請求費用の総
額が自動計算され、これによって、多数の特許出願の審
査請求に要する費用を事前に正確に把握することが可能
なワークフロー支援プログラムが得られるという効果を
奏する。
【0167】また、別の発明によれば、上記発明にかか
るプログラムを記録したことで、そのプログラムをコン
ピュータ読み取り可能とすることができ、これによっ
て、上記発明の処理をコンピュータによって実現するこ
とが可能な記録媒体が得られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるワークフロー支援シ
ステムの概略構成を示す説明図である。
【図2】メインフレーム101からサーバ102へのデ
ータの読み出し(コピー)の手順を示すフローチャート
である。
【図3】審査請求管理者によるデータ修正後、知財区担
当者に送信される作業依頼メールの一例を示す説明図で
ある。
【図4】知財区担当者に対する作業依頼メール中のリン
クをクリックすると表示される、「担当者&評価者変
更」ビューの一例を示す説明図である。
【図5】「担当者&評価者変更」ビューでいずれかの案
件をダブルクリックすると表示される、審査請求評価表
の一例を示す説明図である。
【図6】知財区担当者による編集中の評価表、特にその
「知財区担当者」セクション付近の一例を示す説明図で
ある。
【図7】「アドレス帳より選択」ボタンをクリックする
と表示されるアドレス帳の一例を示す説明図である。
【図8】「担当者変更依頼」ボタンをクリックすると表
示されるダイアログの一例を示す説明図である。
【図9】担当者変更依頼先に対して送信される作業依頼
メールの一例を示す説明図である。
【図10】担当者変更依頼先に対する作業依頼メール中
のリンクをクリックすると表示される、「担当者変更確
定」ビューの一例を示す説明図である。
【図11】知財区担当者による編集中の評価表、特にそ
の「開発区評価者」セクション付近の一例を示す説明図
である。
【図12】「発明者リストより選択」ボタンをクリック
すると表示される発明者リストの一例を示す説明図であ
る。
【図13】知財区担当者による担当者および評価者の決
定後、開発区評価者に送信される作業依頼メールの一例
を示す説明図である。
【図14】開発区評価者に対する作業依頼メール中のリ
ンクをクリックすると表示される、「開発区評価」ビュ
ーの一例を示す説明図である。
【図15】「開発区評価」ビューでいずれかの案件をダ
ブルクリックすると表示される、審査請求評価表の一例
を示す説明図である。
【図16】開発区担当者による編集中の評価表、特にそ
の「開発区評価者」セクション付近の一例を示す説明図
である。
【図17】開発区評価者による評価の手順を示すフロー
チャートである。
【図18】「審査・承認依頼」ボタンをクリックすると
表示されるダイアログの一例を示す説明図である。
【図19】開発区評価者による評価後、開発区承認者に
送信される作業依頼メールの一例を示す説明図である。
【図20】開発区承認者に対する作業依頼メール中のリ
ンクをクリックすると表示される、「開発区審査・承認
中」ビューの一例を示す説明図である。
【図21】開発区承認者による評価の手順を示すフロー
チャートである。
【図22】「承認」ボタンをクリックすると表示される
ダイアログの一例を示す説明図である。
【図23】開発区承認者による承認後、開発区評価者に
送信される承認通知メールの一例を示す説明図である。
【図24】開発区承認者による承認後、知財区担当者に
送信される作業依頼メールの一例を示す説明図である。
【図25】開発区承認者による否認後、開発区評価者に
送信される否認通知メールの一例を示す説明図である。
【図26】知財区担当者に対する作業依頼メール中のリ
ンクをクリックすると表示される、「知財区評価」ビュ
ーの一例を示す説明図である。
【図27】「知財区評価」ビューでいずれかの案件をダ
ブルクリックすると表示される、審査請求評価表の一例
を示す説明図である。
【図28】知財区担当者による評価後、知財区承認者に
送信される作業依頼メールの一例を示す説明図である。
【図29】知財区承認者に対する作業依頼メール中のリ
ンクをクリックすると表示される、「知財区審査・承認
中」ビューの一例を示す説明図である。
【図30】知財区承認者による承認後、知財区担当者に
送信される承認通知メールの一例を示す説明図である。
【図31】知財区承認者による否認後、知財区担当者に
送信される否認通知メールの一例を示す説明図である。
【図32】スケジュールマスタに登録されたスケジュー
ルの一例を示す説明図である。
【図33】知財区での決定期限を徒過した案件について
おこなわれる、開発区への移管の手順を示すフローチャ
ートである。
【図34】作業を懈怠している知財区担当者とその承認
者に送信される、催促メールの一例を示す説明図であ
る。
【図35】開発区での評価期限直前におこなわれる評価
者および承認者への催促の手順を示すフローチャートで
ある。
【図36】作業を懈怠している開発区評価者とその承認
者に送信される、催促メールの一例を示す説明図であ
る。
【図37】開発区での評価期限を徒過した案件について
おこなわれる、知財区への移管の手順を示すフローチャ
ートである。
【図38】作業を懈怠している開発区評価者とその承認
者に送信される、評価結果に「仮要」を自動設定した旨
の通知メールの一例を示す説明図である。
【図39】知財区での評価期限直前におこなわれる担当
者および承認者への催促の手順を示すフローチャートで
ある。
【図40】作業を懈怠している知財区担当者とその承認
者に送信される、催促メールの一例を示す説明図であ
る。
【図41】知財区での評価期限を経過した時点でおこな
われる、評価完了処理の手順を示すフローチャートであ
る。
【図42】審査請求費用の算出の手順を詳細に示すフロ
ーチャートである。
【図43】サーバ102からメインフレーム101への
データの書き戻し(コピー)の手順を示すフローチャー
トである。
【図44】審査請求DB102aにおいて「事務所依
頼」ボタンをクリックすると表示される、「事務所依
頼」ビューの一例を示す説明図である。
【図45】開発区および知財区による評価完了後、代理
人に対して送信される作業依頼メールの一例を示す説明
図である。
【図46】代理人に対する作業依頼メール中のリンクを
クリックすると表示される、手続き依頼一覧の一例を示
す説明図である。
【図47】手続き依頼一覧中のリンクをクリックすると
表示される、個々の案件の審査請求手続き依頼書の一例
を示す説明図である。
【図48】審査請求DB102aにおいて「自社手続き
分」ボタンをクリックすると表示される、「自社審査請
求」ビューの一例を示す説明図である。
【図49】複数の案件の審査請求にかかる総費用の算出
の手順を示すフローチャートである。
【図50】「費用計算」ボタンをクリックすると表示さ
れるダイアログの一例を示す説明図である。
【図51】各々の状態区分コードとその意味とをまとめ
た説明図である。
【図52】審査請求評価表中の各セクションの、各段階
におけるデフォルトでの表示形態をまとめた説明図であ
る。
【図53】各段階における審査請求評価表の参照権者お
よび編集権者をまとめた説明図である。
【図54】本発明の実施の形態によるワークフロー支援
システムを構成する、個々のコンピュータのハードウェ
ア構成を示す説明図である。
【図55】本発明の実施の形態によるワークフロー支援
システムの機能的構成を示す説明図である。
【符号の説明】
101 メインフレーム 101a 国内特実マスタ 101b 人事マスタ 102 サーバ 102a 審査請求DB 103 知財区PC 104 開発区PC 105 電子申請専用端末 106 SPのサーバ 106a 事務所DB 107 特許事務所PC 8801 CPU 8802 ROM 8803 RAM 8804 HDD 8805 HD 8806 FDD 8807 FD 8808 ディスプレイ 8809 ネットワークI/F 8810 通信ケーブル 8811 キーボード 8812 マウス 8813 CD−ROM 8814 CD−ROMドライブ 8815 バスまたはケーブル 8901 評価表記憶部 8902 スケジュール管理部 8903 読み出し/書き込み部 8904 電子メール作成/送信部 8905 審査請求費用算出部 8905a 金額テーブル 8906 費用計算指示部 8907 費用表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 深作 千恵子 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 野村 延史 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 鈴木 康志 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 森木 俊晴 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 高橋 勝彦 東京都台東区東上野2−1−11

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特許出願の審査請求価値を評価するため
    の複数の工程からなり、前記各工程における作業者のメ
    ールアドレスに対して前記評価のために必要な情報また
    は前記評価のために必要な情報の格納先に関する情報を
    電子メールで送信することにより前記評価をおこなうワ
    ークフローの支援システムにおいて、 前記特許出願の審査請求時における請求項の個数を算出
    する第1の算出手段と、 前記特許出願の審査請求に際して特許庁に支払うべき基
    本料金および前記請求項ごとの基準金額を読み出す第1
    の読み出し手段と、 前記特許出願の審査請求に際して当該審査請求の手続き
    を代理する代理人に支払うべき手数料を読み出す第2の
    読み出し手段と、 前記第1の算出手段により算出された請求項の個数、お
    よび前記第1の読み出し手段により読み出された基本料
    金および基準金額、および/または前記第2の読み出し
    手段により読み出された手数料にもとづいて、前記特許
    出願の審査請求のために必要な費用を算出する第2の算
    出手段と、 を備えたことを特徴とするワークフロー支援システム。
  2. 【請求項2】 さらに、前記特許出願の審査請求に際し
    て補正をおこなうか否かを判定する判定手段を備え、 前記第2の算出手段は、前記判定手段により補正をおこ
    なうと判定された場合に、前記第1の算出手段により算
    出された請求項の個数、前記第1の読み出し手段により
    読み出された基本料金および基準金額、および前記第2
    の読み出し手段により読み出された手数料にもとづい
    て、前記特許出願の審査請求のために必要な費用を算出
    することを特徴とする前記請求項1に記載のワークフロ
    ー支援システム。
  3. 【請求項3】 さらに、複数の前記特許出願を選択する
    選択手段と、 前記選択手段により選択された各特許出願につき前記第
    2の算出手段により算出された費用にもとづいて、前記
    選択手段により選択された複数の特許出願の審査請求の
    ために必要な総費用を算出する第3の算出手段と、 を備えたことを特徴とする前記請求項1または請求項2
    に記載のワークフロー支援システム。
  4. 【請求項4】 特許出願の審査請求価値を評価するため
    の複数の工程からなり、前記各工程における作業者のメ
    ールアドレスに対して前記評価のために必要な情報また
    は前記評価のために必要な情報の格納先に関する情報を
    電子メールで送信することにより前記評価をおこなうワ
    ークフローの支援方法において、 前記特許出願の審査請求時における請求項の個数を算出
    する第1の算出ステップと、 前記特許出願の審査請求に際して特許庁に支払うべき基
    本料金および前記請求項ごとの基準金額を読み出す第1
    の読み出しステップと、 前記特許出願の審査請求に際して当該審査請求の手続き
    を代理する代理人に支払うべき手数料を読み出す第2の
    読み出しステップと、 前記第1の算出ステップで算出された請求項の個数、お
    よび前記第1の読み出しステップで読み出された基本料
    金および基準金額、および/または前記第2の読み出し
    ステップで読み出された手数料にもとづいて、前記特許
    出願の審査請求のために必要な費用を算出する第2の算
    出ステップと、 を含んだことを特徴とするワークフロー支援方法。
  5. 【請求項5】 さらに、前記特許出願の審査請求に際し
    て補正をおこなうか否かを判定する判定ステップを含
    み、 前記第2の算出ステップでは、前記判定ステップで補正
    をおこなうと判定された場合に、前記第1の算出ステッ
    プで算出された請求項の個数、前記第1の読み出しステ
    ップで読み出された基本料金および基準金額、および前
    記第2の読み出しステップで読み出された手数料にもと
    づいて、前記特許出願の審査請求のために必要な費用を
    算出することを特徴とする前記請求項4に記載のワーク
    フロー支援方法。
  6. 【請求項6】 さらに、複数の前記特許出願を選択する
    選択ステップと、 前記選択ステップで選択された各特許出願につき前記第
    2の算出ステップで算出された費用にもとづいて、前記
    選択ステップで選択された複数の特許出願の審査請求の
    ために必要な総費用を算出する第3の算出ステップと、 を含んだことを特徴とする前記請求項4または請求項5
    に記載のワークフロー支援方法。
  7. 【請求項7】 特許出願の審査請求価値を評価するため
    の複数の工程からなり、前記各工程における作業者のメ
    ールアドレスに対して前記評価のために必要な情報また
    は前記評価のために必要な情報の格納先に関する情報を
    電子メールで送信することにより前記評価をおこなうワ
    ークフローの支援プログラムにおいて、 前記特許出願の審査請求時における請求項の個数を算出
    する第1の算出ステップと、 前記特許出願の審査請求に際して特許庁に支払うべき基
    本料金および前記請求項ごとの基準金額を読み出す第1
    の読み出しステップと、 前記特許出願の審査請求に際して当該審査請求の手続き
    を代理する代理人に支払うべき手数料を読み出す第2の
    読み出しステップと、 前記第1の算出ステップで算出された請求項の個数、お
    よび前記第1の読み出しステップで読み出された基本料
    金および基準金額、および/または前記第2の読み出し
    ステップで読み出された手数料にもとづいて、前記特許
    出願の審査請求のために必要な費用を算出する第2の算
    出ステップと、 をコンピュータに実行させることを特徴とするワークフ
    ロー支援プログラム。
  8. 【請求項8】 さらに、複数の前記特許出願を選択する
    選択ステップと、 前記選択ステップで選択された各特許出願につき前記第
    2の算出ステップで算出された費用にもとづいて、前記
    選択ステップで選択された複数の特許出願の審査請求の
    ために必要な総費用を算出する第3の算出ステップと、 をコンピュータに実行させることを特徴とする前記請求
    項7に記載のワークフロー支援プログラム。
  9. 【請求項9】 前記請求項7または請求項8に記載のプ
    ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
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