JPH0991030A - プラント監視制御用マンマシン装置 - Google Patents

プラント監視制御用マンマシン装置

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JPH0991030A
JPH0991030A JP24929895A JP24929895A JPH0991030A JP H0991030 A JPH0991030 A JP H0991030A JP 24929895 A JP24929895 A JP 24929895A JP 24929895 A JP24929895 A JP 24929895A JP H0991030 A JPH0991030 A JP H0991030A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各プラント情報を関連づけし、必要なデータ
指定をするだけで必要な機能をただちに呼び出し、迅速
なプラントの運転を支援する。 【解決手段】 マンマシン対話用表示画面に表示されて
いるプラントの状態を示す表示情報の中から特定の表示
情報を選択することにより、リンク情報管理手段(2
0)を介して関連する他のプラント情報を表示画面上に
呼び出すことができるプラント監視制御用マンマシン装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラント監視制御
用マンマシン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプラント監視制御用マンマシン装
置、たとえば発電プラント監視制御用マンマシン装置に
おいては、階層化されたメニュー体系を持ち、警報、自
動化運転、系統図によるプラント状態の監視、特定の入
力点に対するトレンド状態監視等、それぞれの目的に応
じてその機能を使い分けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のプラ
ント監視制御用マンマシン装置では、次のような問題が
ある。
【0004】まず第1には、従来のプラント監視制御用
マンマシン装置では、階層化された各機能で管理される
ある共通データを、複数の機能間にまたがって呼び出す
ことができなかった。複数の機能間にまたがるプラント
情報を連系したい場面は数多くあり、次にその例を示
す。 1)警報を表示している一覧画面から、その警報の原因
となったポイントを含む系統図を呼び出す。 2)警報を表示している一覧画面から、その警報の原因
となったポイントのトレンドグラフを表示する。 3)系統図中のポンプから、該当ポンプの設計図面や工
業用テレビジョンによる現場画面を呼び出す。
【0005】従来のマンマシン装置では、必要なポイン
トや、対象の機器をいったん記憶しておくか、サブ画面
的に元の画面を表示しておきながら、系統図、トレンド
グラフといった機能を呼び出す必要があった。
【0006】第2には、プラント調整の際、ポイントの
修正機能と系統図機能が分かれているため、系統図によ
るデータの確認作業がしにくかった。また、ポイントに
よっては、他ポイント事象から計算で求めているものも
あり、そのポイントの種類によって、異なる修正機能を
呼び出す必要があった。
【0007】本発明の目的は、上記問題を解決するた
め、各プラント情報を関連づけすることにより、迅速な
プラントの運転を支援しうるプラント監視制御用マンマ
シン装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によるプラント監視制御用マンマシン装置
は、マンマシン対話用表示画面を有し、マンマシン対話
処理に共通する画面の制御を行うマンマシン基本制御手
段と、プラント入出力情報のマンマシン対話処理に関連
して各機能毎に設けられた複数の機能制御手段と、複数
の機能制御手段で処理されるプラント入出力情報の各機
能間の関連を管理するリンク情報管理手段と、表示画面
に表示されているプラントの状態を示すプラント情報を
選択する選択手段と、選択手段によるプラント情報の選
択に応動しリンク情報管理手段および機能制御手段を介
して関連する他のプラント情報を表示画面に表示させる
手段とを備えたものである。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
マンマシン装置において、表示されているプラント情報
と関連する情報が複数存在し、これら複数の情報の中か
ら特定の情報を選択するためのパネルを表示画面上に表
示させる手段を備えたものである。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項2記載の
マンマシン装置において、表示されているプラント情報
と関連する情報が入力点または出力点、疑似入力点であ
り、マンマシン基本制御手段が入力元または出力元の機
器センサ情報または疑似入力点の計算式を呼び出すよう
にしたものである。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項3記載の
マンマシン装置において、呼び出された機器センサ情報
または計算式を修正する手段を備えたものである。
【0012】請求項5に記載の発明は、請求項1ないし
4のいずれかに記載のマンマシン装置において、表示画
面を次々と切り替えたときの表示順序トレースの履歴を
表示する手段と、表示された表示順序トレースの履歴の
中から特定のものを選択して元の表示画面に戻す手段と
を備えたものである。
【0013】請求項6に記載の発明は、請求項1ないし
5のいずれかに記載のマンマシン装置において、プラン
トエンジニアリングで作成された複数のデータベースに
格納された情報の関連性に関しリンク情報管理手段が必
要とするリンク情報データベースを作成するリンク情報
作成手段を備えたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。 (第1の実施の形態)(請求項1に対応) 図1は、請求項1の発明に対する実施の形態を示すプラ
ント監視制御用マンマシン装置のブロック図である。こ
のプラント監視制御用マンマシン装置1は、マンマシン
基本制御手段2に従属する形で、一般対話制御手段3、
系統図制御手段4、CRTオペレーション制御手段5、
自動化画面制御手段6、警報画面制御手段7、性能計算
画面制御手段8、保守機能制御手段9、ITV画面制御
手段10、および図面管理手段11を備えており、さら
にマンマシン基本制御手段2にはリンク情報管理手段2
0が付設されている。マンマシン装置1はプラント監視
制御装置50に連系されており、またプラント監視制御
装置50自体は個別制御装置80に連系されている。
【0015】マンマシン基本制御手段2は出力機器とし
て画面表示用の複数のディスプレイ(CRT)およびプ
リンタを含むマンマシン出力機器2Sに連系し、またマ
ウスやタッチスクリーン、キーボード等のマンマシン入
力機器2Nに連系しており、マンマシン対話処理に共通
するマンマシン出力機器2SのCRT画面制御、たとえ
ば各機能手段の呼び出し、メイン画面・サブ画面移動の
制御、画面サイズの変更、漢字変換などの処理を行い、
またマンマシン入力機器2Nからの信号の受け取り処理
を行う。
【0016】一般対話制御手段3は、計算機を含むプラ
ント監視制御装置50が持つデータベースを検索し、そ
の結果をマンマシン出力機器2Sに表示させる機能を持
っている。たとえば、プラント入出力情報の検索・表
示、トレンドデータの表示、操作端辞書の検索・表示、
自動化辞書の検索・表示がこれにあたる。系統図制御手
段4は系統図表示に関する制御を行う。CRTオペレー
ション制御手段5はCRTオペレーションに対する制御
を行う。自動化画面制御手段6は自動化進行表示におけ
る画面制御や、自動化渋滞時におけるロジックチャート
の表示を行う。警報画面制御手段7はプラント監視制御
装置50から送られた警報情報や、その警報の原因とな
ったプラント入出力情報を表示する機能を制御する。性
能計算画面制御手段8は性能計算結果の表示や性能計算
式の表示を制御する。保守機能制御手段9はプラント入
出力情報の変更や、シミュレーションデータによるプラ
ント監視、制御計算機の動作確認の制御を行う。ITV
画面制御手段10は指定されたITV画面をマンマシン
出力機器2S上に表示したり、ITVカメラの向きを自
由に変更したりするための制御を行う。図面管理手段1
1は指定された機器に関する設計図面を管理したり、マ
ンマシン出力機器2SたるCRT上に表示したり、プリ
ンタに印刷させたりする。
【0017】リンク情報管理手段20は前記各機能間で
使用しているプラント入出力情報の関連を管理してお
り、必要に応じてその関連情報をマンマシン基本制御手
段2に渡す。
【0018】図1の装置の作用説明にあたり、まず最初
に、図2を参照して警報画面制御手段8からの関連情報
表示画面例について説明する。いま、画面G11に警報
一覧が表示され、その原因となったプラント入力点が特
定できているとする。オペレータが関連情報の表示要求
をすると、その要求をマンマシン基本制御手段2が受け
取ってリンク情報管理手段20へ問い合わせを行う。リ
ンク情報管理手段20はその結果得られた関連機能をマ
ンマシン基本制御手段2へ返答する。マンマシン基本制
御手段2は返答された関連機能を呼び出す。
【0019】関連情報呼び出しの例を次に示す。 1)警報表示画面G11から、原因となったプラント入
力点を含む系統図画面G12を呼び出し、その入力点を
含む機器の図面G13を表示させるか、その機器に最も
近いITV画面G14を呼び出す。または、その機器の
操作端を呼び出し、CRTオペレーションを行う。 2)警報表示画面G11から、原因となったプラント入
力点を含むトレンド表示画面を呼び出す。 3)自動化ロジックチャート表示画面から、渋滞の原因
となったポイントの系統図表示画面を呼び出す。 4)プラント入出力点の検索結果(PID辞書)から、
その入出力点が含まれる系統図G12を呼び出し、図面
/ITV画面G13/G14を呼び出す。
【0020】次にリンク情報管理手段20が管理するリ
ンク情報のフォーマット例を図3および図4に示す。図
3は、各機能別に個別の管理コードを使用する場合のフ
ォーマット例を示すものである。一方、図4は複数の機
能にまたがって統一の形式を持ったコードで管理する場
合のフォーマット例を示すものである。
【0021】初めに図3について説明する。通常、各プ
ラント情報の関連を管理する場合、それぞれのプラント
情報を示すコードを使用し、同一の種別毎にまとめて表
とする。また、その際、それぞれのコードの包含関係を
考えて表をまとめる必要がある。図3の例で説明する
と、各プラント入出力点は、必ずいずれかのプラント機
器に含まれるので、表1としてその関連を定義する。ま
た、各機器は、それぞれ個別の設計図面を持ち、場合に
よってはITVによる撮影の対象となり、いずれかの系
統図に属するので、表2としてそれらを管理する。CR
Tオペレーションで使用する操作端は、機器が異なって
も、同一の種別であれば同一の操作端を表示するので、
機器のタイプと操作端の関連情報となり、それを表3と
して管理する。このように、すべてのプラント情報に対
して、それぞれの関連性を正しく定義していけば、リン
ク情報管理手段20を実現することができる。
【0022】ただし、この方法には次のような問題があ
る。 1)プラントに関する情報の数は多く、そのすべてにつ
いて包含関係を整理し、図3の形式にまとめるのは容易
でない。 2)図3は、作成する表の種類に従い、マンマシン装置
1でサポートする関連情報呼び出しの機能が決まってし
まう。例えば、図3における表1〜3のみを用意し、マ
ンマシン装置1を作成した後、性能計算式からそこで使
用するプラント入力点への連系を支援しようとする場
合、性能計算式とプラント入力点の関係を示した表を新
たに作成しなければならない。
【0023】次に図4について説明する。図4の内容が
図3のそれと大きく違う点は、各々のプラントデータを
そのまま使用するのではなく、プラントデータの先頭に
その種別を示すコードをつけ、全プラント関連データを
統一フォーマットのコードで管理する点である。この場
合、種別に関しては1階層ではなく、図示のごとく2階
層にして、第1階層の種別CD1と第2階層の種別CD
2などとコード付けすることができる。この方式の場
合、各コードの種別を意識することなく、どのプラント
データでも関連データについては同一のコードとして管
理することができるので、各々のプラントデータの意味
を考えることなく、関連性のみを管理すればよいことに
なる。
【0024】以上により、図4に示すように、管理する
表は1つのみで、各コードがどのコードに結びつくかを
1行の情報として管理すればよくなる。
【0025】このような方式にすれば次のような利点が
ある。 1)コード単位の関連性しか管理しないので、関連性の
整理が容易。 2)マンマシン装置1が支援する関連情報呼び出しの機
能を追加したとしても、表の追加がない。
【0026】ただし、この方式には次のような欠点もあ
り、その用途を踏まえて図3または図4の方式を選択す
ればよい。 1)全プラントデータを対象にした統一フォーマットの
コード体系の設定作業が困難である。 2)図3の方式に比較して、関連性データの整合性チェ
ック作業を厳密に行う必要がある。
【0027】この実施形態によれば、現在表示している
画面から、機能を意識することなく必要な関連画面を迅
速に呼び出すことができ、警報の発生や不慮の事故の発
生などに際して、適切な情報をオペレータに通知し、安
全なプラント運転を行うことができる。 (第2の実施の形態)(請求項2に対応) 図5は請求項2の発明に対する実施の形態を示すもので
ある。一般に1つのプラント入出力点をとった場合、そ
れに関連する情報は複数(ITV、図面、系統図等)あ
ることが予想される。したがって、所望の情報をオペレ
ータに正しく選択させるマンマシン対話処理が重要にな
る。
【0028】図5の方式は、関連情報を呼び出して表示
画面G21に表示させた後、そこで選択できる関連情報
の一覧を表示画面G22上のパネルP22で表示し、そ
こからオペレータにどの情報を要求するのかを選択させ
て表示画面G23に関連情報を表示させる方式である。
この方式の利点は、関連データのない情報をオペレータ
が選択してしまうという事態が起こらないことである。
しかし、他方では欠点として、関連データが多数ある場
合、オペレータが所望する情報を見つけるまでに時間が
かかってしまうという問題がある。
【0029】一方、図6の方式は、関連情報を呼び出し
て表示画面G31に表示させた後、その中から見たい関
連情報の種別を予め選択し(表示画面G32)、その中
から関連情報を要求してそれを表示させる(表示画面G
33)方式である。この方式の利点および欠点は図5の
方式と逆の関係になる。
【0030】なお、変形実施形態として、図5および図
6の方式を組み合わせた方式もありうる。
【0031】この第2の実施形態によれば、関連情報が
多くなっても、オペレータを惑わすことなく、必要な情
報をオペレータに提供することができる。 (第3の実施の形態)(請求項3に対応) 図7は請求項3の発明に対する実施の形態を示すもので
ある。プラント監視制御装置50は、プラント入出力情
報データベース31および性能計算データベース32を
持っている。プラント入出力情報データベース31は各
プラント入出力点が属する個別制御装置80(図1参
照)や、値の形式(EU値等)、機器センサの出力情報
等を管理する。また、性能計算データベース32は、プ
ラント疑似入力点で計算される計算式、入力となるプラ
ント入力点等を管理する。
【0032】マンマシン基本制御手段2は、リンク情報
管理手段20の情報をもとにしてプラント入出力IDを
一意に決定すれば、データベース31,32を検索する
ことにより、関連情報として機器センサの情報や疑似入
力点における計算式を検索しその結果を表示画面を通し
てオペレータに提供することができる。
【0033】第3の実施形態によれば、画面に表示され
ている系統図や、CRTオペレーションにおける操作端
や、性能計算結果表示画面より、実際のプラントへの入
出力点を確認することができ、プラント調整時における
計算機への設定情報の確認作業を容易にすることができ
る。 (第4の実施の形態)(請求項4に対応) 図8は請求項4の発明に対する実施の形態を示すもので
ある。通常、1つのプラント監視制御装置50に対して
複数のマンマシン装置1a,1b,…が接続されるた
め、プラント監視制御装置50内のデータを変更する際
には、複数のマンマシン装置1a,1b,…からの要求
を整理し、データベース変更の排他制御を行うデータベ
ース管理手段21が必要になる。
【0034】データベース管理手段21は、あるマンマ
シン装置からの書き替え要求があると、対象のデータベ
ースにおける書き替え対象のデータをロックする。ロッ
クされたデータは、他のマンマシン装置による書き替え
が不可能になる。ただし、プラントのデータベースは、
多数のプロセスからリアルタイムに参照されていること
があり、安全上、参照についてのロックは行わない場合
が多い。書き替えが終了し、要求したマンマシン装置か
らデータ確定の要求があると、データベース管理手段2
1はデータを確定し、ロックを解除する。
【0035】第4の実施形態によれば、画面に表示され
ている系統図や、CRTオペレーションにおける操作端
や、性能計算結果表示画面を用いて、実際のプラント入
出力情報を変更することができ、プラント改造等におけ
る作業を容易にすることができる。 (第5の実施の形態)(請求項5に対応) 図9および図10は請求項5の発明に対する実施の形態
を示すものである。関連情報へジャンプした画面の履歴
のオペレータへの提示の方式には、図9および図10の
2つの方式が考えられる。
【0036】図9の表示画面G41は、いままで画面遷
移してきた履歴をパネルP41によりオペレータに提示
する方式である。その際、スタック番号Q1、画面名Q
2、表示日時Q3などの付随情報を一緒に表示し、オペ
レータが画面を選択しやすいようにする。この方式は、
指定された任意の画面へ容易に戻ることができるが、一
旦パネルP11を呼び出す必要があり、操作が煩雑にな
りやすい傾向がある。
【0037】図10の表示画面G42は、一つ前の表示
画面に戻すためのボタン15aと、一つ先に進めるため
のボタン15bをいつも画面G42上に表示しておき、
そのボタンを選択することにより元の画面に戻る方式で
ある。この方式だと操作の簡略化を図ることができる反
面、任意の画面へ一つの操作で戻ることができないとい
う不都合もある。実際は、図9および図10の両方式を
サポートし、どちらを使用するかはオペレータの判断に
任せるのがよい。
【0038】第5の実施形態によれば、次々に関連情報
を呼び出し画面を切り替えても、オペレータは自分が行
った操作を見失うことなく、自由に元の画面に戻すこと
ができ、機能間で自由に画面切り替えを行うことによる
対話画面遷移の分かりにくさを緩和し、オペレーション
ミスを防ぐことができる。 (第6の実施の形態)(請求項6に対応) 図11は請求項6の発明に対する実施の形態を示すもの
である。プラントのエンジニアリングにおいては、種々
のデータベース、たとえばプラント入出力情報データベ
ース31、性能計算データベース32のほかに、系統図
の絵柄とプラント入出力点との関連性を定義した系統図
データベース33、操作端の絵柄とプラント入出力点と
の関連性を定義したCRTオペレーションデータベース
34、自動化データとプラント入出力点との関連性を定
義した自動化データベース35、機器単位の図面を管理
する図面管理データベース36、機器単位のITVの番
号を示すITVデータベース37などを作成する。リン
ク情報作成手段22は、これらエンジニアリングにおい
て作成されたデータベースに基づいて、リンク情報管理
手段20(図1、図7参照)が必要とするリンク情報デ
ータベース38を作成するものである。
【0039】リンク情報作成の過程について説明する。
初めにリンク情報管理手段20がプラント入出力情報デ
ータベース31を検索する。この検索によりプラント入
出力点IDと機器IDを取り出し、関連のあるIDどう
しを関連情報として記録していく。次に性能計算データ
ベース32を検索する。ここで計算式IDを新たにキー
として追加していくとともに、計算式の中で使用されて
いるプラント入出力点IDに、関連情報として計算式I
Dを追加していく。以下、全てのデータベースについて
同様の処理を繰り返すことにより、全てのデータベース
に対する関連情報を作成することができる。
【0040】第6の実施形態によれば、数万にも達する
プラント関連情報のリンク情報を作成するといった膨大
なエンジニアリンク業務を自動化し、プラント監視制御
装置用データベース作成の効率化と、正確な情報の作成
を行うことができる。
【0041】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
現在表示している画面から、種々の機能を意識すること
なく必要な関連画面を迅速に呼び出すことができ、警報
の発生や不慮の事故の発生時などに、適切な情報をオペ
レータに迅速に通知し、安全なプラント運転を遂行する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態によるマンマシン装置
のブロック図。
【図2】図1の装置における関連情報切り替えの例を示
す説明図。
【図3】図1の装置におけるリンク情報管理の第1の例
を示す説明図。
【図4】図1の装置におけるリンク情報管理の第2の例
を示す説明図。
【図5】本発明の第2の実施形態による第1のマンマシ
ン画面例を示す説明図。
【図6】本発明の第2の実施形態による第2のマンマシ
ン画面例を示す説明図。
【図7】本発明の第3の実施形態によるマンマシン装置
のブロック図。
【図8】本発明の第4の実施形態によるマンマシン装置
のブロック図。
【図9】本発明の第5の実施形態による第1のマンマシ
ン画面例を示す説明図。
【図10】本発明の第5の実施形態による第2のマンマ
シン画面例を示す説明図。
【図11】本発明の第6の実施形態によるリンク情報作
成のためのハードウェア構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1 マンマシン装置 2 マンマシン基本制御手段 3 一般対話制御手段 4 系統図制御手段 5 CRTオペレーション制御手段 6 自動化画面制御手段 7 警報画面制御手段 8 性能計算画面制御手段 9 保守機能制御手段 10 ITV画面制御手段 11 図面管理手段 20 リンク情報管理手段 21 データベース管理手段 22 リンク情報作成手段 31 プラント入出力情報データベース 32 性能計算データベース 33 系統図データベース 34 CRTオペレーションデータベース 35 自動化データベース 36 図面管理データベース 37 ITVデータベース 38 リンク情報データベース 50 プラント監視制御装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マンマシン対話用表示画面を有し、マンマ
    シン対話処理に共通する画面の制御を行うマンマシン基
    本制御手段と、 プラント入出力情報のマンマシン対話処理に関連して各
    機能毎に設けられた複数の機能制御手段と、 前記複数の機能制御手段で処理されるプラント入出力情
    報の各機能間の関連を管理するリンク情報管理手段と、 前記表示画面に表示されているプラントの状態を示すプ
    ラント情報を選択する選択手段と、 前記選択手段によるプラント情報の選択に応動し前記リ
    ンク情報管理手段および前記機能制御手段を介して関連
    する他のプラント情報を前記表示画面に表示させる手段
    とを備えたプラント監視制御用マンマシン装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のマンマシン装置において、
    表示されているプラント情報と関連する情報が複数存在
    し、これら複数の情報の中から特定の情報を選択するた
    めのパネルを表示画面上に表示させる手段を備えたプラ
    ント監視制御用マンマシン装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載のマンマシン装置において、
    表示されているプラント情報と関連する情報が入力点ま
    たは出力点、疑似入力点であり、前記マンマシン基本制
    御手段が入力元または出力元の機器センサ情報または前
    記疑似入力点の計算式を呼び出すプラント監視制御用マ
    ンマシン装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載のマンマシン装置において、
    呼び出された機器センサ情報または計算式を修正する手
    段を備えたプラント監視制御用マンマシン装置。
  5. 【請求項5】請求項1ないし4のいずれかに記載のマン
    マシン装置において、表示画面を次々と切り替えたとき
    の表示順序トレースの履歴を表示する手段と、表示され
    た表示順序トレースの履歴の中から特定のものを選択し
    て表示させる手段とを備えたプラント監視制御用マンマ
    シン装置。
  6. 【請求項6】請求項1ないし5のいずれかに記載のマン
    マシン装置において、プラントエンジニアリングで作成
    された複数のデータベースに格納された情報の関連性に
    関し前記リンク情報管理手段が必要とするリンク情報デ
    ータベースを作成するリンク情報作成手段を備えたプラ
    ント監視制御用マンマシン装置。
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