JPH0990852A - 画像形成装置の外装カバー取付装置 - Google Patents

画像形成装置の外装カバー取付装置

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JPH0990852A
JPH0990852A JP7245683A JP24568395A JPH0990852A JP H0990852 A JPH0990852 A JP H0990852A JP 7245683 A JP7245683 A JP 7245683A JP 24568395 A JP24568395 A JP 24568395A JP H0990852 A JPH0990852 A JP H0990852A
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holder
image forming
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platen
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JP7245683A
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Takashi Kusunoki
高志 楠
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラテンカバーおよび自動原稿送り装置のい
ずれかの外装カバーを画像形成装置に支持した状態で
も、画像形成装置の保守作業等を容易に行うことができ
る外装カバー取付装置を提供する。 【解決手段】 本発明の画像形成装置の外装カバー取付
装置は、外装カバー15とこの外装カバー15に連結さ
れたヒンジ装置18とを支持するホルダ11をフレーム
筺体のアッパーフレーム6に回動自在に固定している。
同時に、上記ホルダ11は、その弾性部材13の係合部
13aを介して画像形成装置本体上面を構成するトップ
カバー2の係止部2aまたはフレーム筺体に着脱可能に
固定されている。このような外装カバー取付装置におい
て、例えば係止部2aに対する係合部13aの係合を解
除してホルダ11を後方に回動させると、外装カバー1
5が画像形成装置本体上面から退避可能に傾動するの
で、ハウジング1のトップカバー2を容易に取り外すこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機や、複写機
とプリンタ,ファクシミリとの複合機器等における外装
カバー取付装置に関する。より具体的には、これらの画
像形成装置の修理や点検時に、外装カバーを支持するホ
ルダを回動させることにより、プラテンカバーまたは自
動原稿送り装置が画像形成装置本体上面から退避可能に
傾動する外装カバー取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置における従来の外装カバー
の取付装置としては、例えば実開平6−56429号公
報に開示されているような上げ蓋の取り付け装置が知ら
れている。すなわち、この上げ蓋の取り付け装置は、上
げ蓋(プラテンカバー)に連結したヒンジの端部に昇降
用取付体(ホルダ)を貫通する支持杆を昇降自在に連接
し、上げ蓋を装着すべき複写機等の機体を示す被取付体
には、支持杆の下端に設けたストッパまたは昇降用取付
体が通過可能な通口を開口し、昇降用取付体を被取付体
に外装または内装状態でビス等の締着用部材により着脱
自在に取り付けた構造からなる。上記取り付け装置にお
いて、画像形成装置の修理・点検に際しては、締着用部
材を操作して昇降用取付体を被取付体から取り外せば、
通口がストッパまたは昇降用取付体の通過可能な寸法に
形成されているので、上げ蓋を被取付体から取り外すこ
とができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記実
開平6−56429号公報に代表される従来の外装カバ
ー取付装置にあっては、プラテンカバーおよびヒンジ装
置を機体本体から完全に分離して取り外さないと、機体
本体のトップカバーを取り外すことができないため、保
守作業を円滑に行うことができなかった。また、取り外
したプラテンカバーの置き場所に困ったり、不安定な状
態で放置した場合、それらの構成部材を破損する恐れ
や、カバーの原稿押さえシート面に塵埃が付着して汚れ
るという問題もあった。そこで、本発明の目的は、上述
の問題点を解決しようとするものであって、プラテンカ
バーおよび自動原稿送り装置のいずれかの外装カバーを
画像形成装置に支持した状態でも、画像形成装置の保守
作業等を容易に行うことができる外装カバー取付装置を
提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、画像形成装
置の修理・点検をより簡単に行うことができるよう鋭意
検討を重ねてきたところ、ホルダに設けられた弾性部材
を画像形成装置の構成部材に着脱可能に固定し、ホルダ
の回動に応じて、画像形成装置本体の上面から外装カバ
ーを退避姿勢に保持することによって、上記目的が達成
できることを確認したものである。すなわち、本発明の
画像形成装置の外装カバー取付装置は、外装カバーと該
外装カバーに連結されたヒンジ装置とを支持するホルダ
をフレーム筺体に回動自在に固定し、かつ該ホルダをそ
の弾性部材を介してハウジングまたはフレーム筺体に着
脱可能に固定し、ホルダの回動に伴って、上記外装カバ
ーが画像形成装置本体上面から退避可能に傾動すること
を特徴とする。
【0005】
【発明の実施の態様】以下、本発明を実施例によって具
体的に説明するが、本発明は下記の実施例に限定される
ものではない。 実施例1 本実施例は画像形成装置として複写機を使用する例を示
すもので、図1は本体上部にプラテンカバーを装着した
複写機の上部断面図である。また、図2は図1に示す複
写機本体の上面図である。複写機のハウジング1は、ト
ップカバー2,フロントカバー3,リアカバー4,図示
してない左右のサイドカバーおよびボトムカバー等から
構成されている。複写機本体上面のトップカバー2はそ
の前端縁が下方に幾分傾斜していて、その前端縁は複数
の押釦やディスプレーを配置した操作パネル部5を形成
している。複写機本体内の上部には、上端面がトップカ
バー2に近接してフレーム筺体のアッパーフレーム6が
配設されており、アッパーフレーム6にトップカバー2
がその四隅部分で締着部材(ビス)7により着脱自在に
固着されている。また、トップカバー2の中央開口部に
は四辺形のプラテンガラス8が嵌合している。このプラ
テンガラス8は、複写時に原稿を載せるためのもので、
図示してないランプ(露光用光源)からの入射光および
反射光を透過する。
【0006】前記アッパーフレーム6背面の上部両側部
には、図1,3に示すように、一対のホルダ取付部材9
とこれらを連結する第一の回動軸10を介して、取付部
材9の回動軸10の両端部に枢着されたプラスチック製
のホルダ11が回動自在に固定されている。上記取付部
材9は取付部と連結部とが互いに直角に折り曲げられて
おり、取付部にはホルダ11をアッパーフレーム6に固
定するためのビス孔9aが穿孔されている。ホルダ11
は、上面中央部から下部の深さ方向にかけて縦長の挿入
孔12が穿設された直方体状の本体部11aと、本体部
11aの左右から下方へ延び下部が湾曲した脚部片11
bと、上面から前方へ延びる弾性部材13とから構成さ
れる。脚部片11bには上記回動軸10が貫通する軸孔
が穿孔されており、第一の回動軸10の両端はホルダ1
1が抜け落ちないよう上記軸孔の直径より大径となって
いる。
【0007】一方、前記トップカバー2後端の両側部に
は、ホルダ11の回動を受容する凸字状の切欠部14が
形成されている。各切欠部14に連続して、トップカバ
ー2背面およびリアカバー4上端部の上記ホルダ11が
回動する部分にも、図示してない切欠が形成されてい
る。各切欠部14の凸部に対向するトップカバー2およ
び弾性部材13の先端には、図4に拡大して示すよう
に、ホルダ11を着脱自在に固定する係止部2aおよび
係合部13aがそれぞれ形成されている。係止部2aは
後端が上方に屈曲し弾性部材13上面より低い段差部か
らなり、係合部13aは弾性部材13先端の肉厚部から
なる。係合部13aが係止部2aに係止された状態で
は、ホルダ11はその上面とトップカバー2の上面とが
同じ高さとなるように固定される。
【0008】さらに、トップカバー2の上方には、前記
プラテンガラス8表面を被覆可能にプラテンカバー15
が回動自在に配置されている。プラテンカバー15は、
カバー本体16とその周縁部を除く下面にスポンジ層を
介して張設された原稿押さえシート17とからなる。プ
ラテンカバー15はカウンタバランス機能付きヒンジ装
置18を介して前記ホルダ11に支持されている。ヒン
ジ装置18は、支持板19と、その下面に一体成形され
下方に延びる支持杆20と、カバー取付板21と、カウ
ンタバランス機能付き回動機構22とから構成される。
上記支持杆20は、その寸法がホルダ11の前記挿入孔
12より僅かに小さく、挿入孔12に遊嵌して前記プラ
テンカバー15を抜き差し自在に支持する。このプラテ
ンカバー15を回動自在に取り付けるためのビス孔21
a(図5参照)がカバー取付板21の四隅に穿孔されて
いて、カバー本体16後部の両側部がビス孔21aを挿
通するビスにより固着される。
【0009】次に、回動機構22の詳細について図5に
基づいて説明する。図5は支持板19に対してカバー取
付板21を90°近くまで上方へ最大に回動させた時の
ヒンジ装置18の斜視図である。支持板19上には、背
面および側面が垂直で前方へ延びる薄肉の前部を除いて
上面後端縁から前下端部にかけ湾曲したカム23が、支
持板19と一体成形されている。また、カム23の湾曲
面において、下部および上部にはそれぞれ円弧状の凹部
24,25が形成されている。カム23湾曲面中央部の
上下方向には、上記凹部24,25を僅かに越えて細い
ガイド溝26が刻設されている。一方、カバー取付板2
1がプラテンガラス8と平行に位置する時(図1参照)
を基準にして、取付板21の前部から後端までの中央部
下面には、前下部が傾斜し後部が幾分幅広で中空の直方
体状回動体27が、カバー取付板21と一体成形されて
いる。回動体27の後部は、回動体27が回動する際上
記カム23と接触しないよう、両側壁を残して取り除か
れている。
【0010】回動体27の両側壁後部には、前上方に僅
かに傾斜する横長孔28が穿孔されている。一方、上記
カム23内部に穿孔された軸孔を貫通する第二の回動軸
29の両端部が横長孔28の後端部に軸架され、その両
端は回動体27が抜け落ちないよう横長孔28の孔幅よ
り大径となっている。同時に、横長孔28には回動体2
7内に装着されたスプリング30によって、カム23の
湾曲面に押圧されるように付勢された別の軸体31が軸
架されている。軸体31の軸方向中央には、プラテンカ
バー15の回動時に、前記ガイド溝26に沿って案内さ
れる環状の凸部32が突設され、軸体31はスプリング
30に付勢されながら前記カム23表面を摺動する。そ
して、前記プラテンカバー15が回動して、その原稿押
さえシート17がプラテンガラス8表面に接する時は、
上記軸体31の軸方向下部がカム23表面に形成された
前記円弧状の凹部24に没入する。また、図5に示すよ
うに、プラテンカバー15がプラテンガラス8面に対し
て90°近くまで後方に回動した時は、軸体31の下部
が前記凹部25に没入して、後方へのそれ以上の回動が
阻止される。なお、第二の回動軸29およびスプリング
30を除いて、ヒンジ装置18はプラスチックで構成さ
れている。
【0011】以上のような回動機構22は、プラテンカ
バー15の自重と軸体31へのスプリング30の付勢力
とが常にバランスするよう、スプリング30の付勢力を
予め調整している。したがって、プラテンカバー15を
回動させた時、たとえプラテンカバー15から手を離し
ても前方または後方に回動するようなことはなく、プラ
テンガラス8に対するプラテンカバー15の開き角度を
任意に保持することができる。すなわち、プラテンカバ
ー15は、原稿押さえシート17がプラテンガラス8表
面に接する位置から前記軸体31の下部がカム23の凹
部25に没入するまでの約0°〜約90°の範囲で、任
意の開き角度に回動保持することができる。
【0012】(実施例1の作用)本実施例の複写機を操
作して原稿の複写物を得る際、プラテンカバー15を持
ち上げると、カウンタバランス機能付きヒンジ装置18
の回動機構22により、プラテンカバー15は任意の開
き角度に保持される。この状態で原稿の印字面を裏側に
してプラテンガラス8上に載せ、プラテンカバー15を
押し下げて原稿押さえシート17を原稿に押し当てた
後、操作パネル部5に配置した押釦を操作すると複写物
が得られる。複数枚の原稿を複写する場合には、このよ
うな操作を繰り返すことにより所望の複写物を得ること
ができる。ところで、複写機の定期点検等の保守または
何らかの理由で複写機が故障した時、複写機内部の状態
を点検し更には修理を施さなければならないことがあ
る。このような場合、本実施例の複写機においては、図
6に示すように、次のようにしてトップカバー2を取り
外すことができる。
【0013】複写時と同様に、まずプラテンカバー15
を持ち上げ、プラテンガラス8に対してプラテンカバー
15を適宜の開き角度(普通30°以上)に保持する。
次いで、ホルダ11の弾性部材13を引っ張り上げて、
トップカバー2後部の両側部に形成された係止部2aに
係合していた弾性部材先端の係合部13aの係合を解除
する。前述したように、プラテンカバー15はヒンジ装
置18のカバー取付板21に固着されており、かつヒン
ジ装置18はその支持杆20がホルダ11の挿入孔12
に抜き差し自在に支持されている。そのため、プラテン
カバー15を後方に押し当てると、ホルダ11を回動自
在に枢着する第一の回動軸10を中心として、プラテン
カバー15,ヒンジ装置18およびホルダ11が一緒に
なって時計回りに回動する。プラテンカバー15等が更
に後方に傾動して、ホルダの脚部片11b後端がリアカ
バー4上面に当接すると、上記構成要素(15,18,
11)の回動は規制される。ここで、リアカバー4の上
面は、上記脚部片11b後端の曲率とほぼ一致するよう
に前下方に傾斜しており、ストッパとして機能する。そ
の後、ビス7を取り外すことにより、アッパーフレーム
6に固着されていたトップカバー2を取り外すことがで
きる。
【0014】したがって、本実施例の複写機では、ホル
ダ11における係合部13aの係合を解除させるという
簡単な操作を経て、ホルダ11の回動により、プラテン
カバー15を複写機本体上面から上後方へ退避させるこ
とができる。しかも、プラテンカバー15が複写機本体
を構成するトップカバー2上面から退避した後は、ビス
7の取り外しが容易に行われ、複写機内部の修理・点検
を容易に行うことができる。また、プラテンカバー15
をホルダ11に支持した状態で、トップカバー2を取り
外して保守作業等を行うことができるため、上記構成要
素(15,18,11)の破損や特に原稿押さえシート
17の塵埃の付着による汚れの恐れがない。
【0015】実施例2 本実施例は実施例1とはホルダのストッパ手段が異な
る。なお、本実施例以降において、図1に示す構成要素
と同様の構成要素には同一の符号を付しており、重複す
る説明は省略する。図7において、35は前記ホルダ1
1の回動を規制するストッパピンである。このストッパ
ピン35は、前記切欠部14に連続する切欠部に対向す
るアッパーフレーム6背面の上部両側部にビスを介して
固着された各ホルダ取付部材9の連結部に、両端部が外
方に突出して固設されている。一方、ホルダの脚部片1
1bは、矩形状の上部とそれより幅狭の湾曲した下部と
からなる。弾性部材の係合部13aがトップカバーの係
止部2aに係合した状態では、各ストッパピン35の端
部は、上記脚部片11bの上部より下方に位置し、脚部
片11bの湾曲した下部の後方側に近接している。ま
た、リアカバー4の上端は、ストッパピン35よりやや
下方に位置し、その上面は平坦となっている。
【0016】(実施例2の作用)本実施例では、実施例
1と同様に、プラテンカバー15を後方に回動させた
後、トップカバーの係止部2aに係合していた弾性部材
の係合部13aの係合を解除する。次いで、プラテンカ
バー15を後方に押し当てると、プラテンカバー15,
ヒンジ装置18およびホルダ11全体が後方に傾動し
て、ホルダの脚部片11b後端がストッパピン35に当
接すると、上記構成要素(15,18,11)の回動は
規制される。ヒンジ装置18はカウンタバランス機能付
き回動機構22を有するので、プラテンカバー15が複
写機本体上面から退避した状態でビス7を取り外すこと
により、アッパーフレーム6に固着されていたトップカ
バー2を容易に取り外すことができる。したがって、本
実施例の複写機は、図8に示すように、ホルダ11にお
ける係合部13aの係合を解除させるという簡単な操作
により、実施例1と同様に、複写機内部の修理・点検を
容易に行うことができる。
【0017】実施例3 本実施例は外装カバーとしてプラテンカバーに代えて自
動原稿送り装置を装着した例を示す。図9において、4
0は前記プラテンガラス8表面を被覆可能に回動する自
動原稿送り装置(以下、「ADF」と略記する)であ
る。このADF40は、下面にスポンジ層を介して張設
された原稿押さえシート17の他に、原稿載置部,給紙
部,搬送部,排紙部等を備えている。ADF40には、
その後端と複写機本体とに取り付けられ図示してない接
続部を介して、原稿の給紙・搬送を制御するための制御
信号を送受信するハーネスケーブル41が接続してい
る。このようなADF40は、その後部の両側部がビス
によりヒンジ装置18の前記カバー取付板21に固着さ
れている。
【0018】(実施例3の作用)本実施例では、実施例
1と同様に、ADF40を後方に回動させた後、トップ
カバーの係止部2aに係合していた弾性部材の係合部1
3aの係合を解除する。次いで、ADF40を後方に押
し当てると、ADF40,ヒンジ装置18およびホルダ
11全体が後方に傾動して、ホルダの脚部片11b後端
がリアカバー4上面に当接すると、上記構成要素(4
0,18,11)の回動は規制される。ヒンジ装置18
はカウンタバランス機能付き回動機構22を有するの
で、ADF40が複写機本体上面から退避した状態でビ
ス7を取り外すと、アッパーフレーム6に固着されてい
たトップカバー2を容易に取り外すことができる。した
がって、本実施例の複写機は、ホルダ11における係合
部13aの係合を解除させるという簡単な操作により、
実施例1と同様に、複写機内部の修理・点検を容易に行
うことができる。しかも、外装カバーとしてADF40
を用いる本実施例では、複写機本体に接続するハーネス
コネクタを外したりする手間やADF40の置き場所が
不要であり、ADF40を再度搭載した後のアライメン
トの調整も不要となる。
【0019】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求
の範囲に記載された範囲内で種々の変更が可能である。
その幾つかの例を下記に示す。 1. 各実施例では、トップカバーの係止部(2a)に係合
する弾性部材(13)をプラスチック製としたが、本発明
における弾性部材(13)は、該弾性部材(13)とホルダ
の本体部(11a)および脚部片(11b)とを別体とし
て、例えば先端に係合部(13a)を設けた金属製の板バ
ネや硬質ゴム等の復元力のある剛性材料であればよい。 2. 本発明において、ホルダ(11)を着脱可能に固定手
段するとしては、任意の手段を採用することができる。
例えばトップカバーの係止部(2a)に代えて、上記係止
部(2a)に対応するトップカバー(2)の後端縁を切り欠
くと共に、フレーム筺体のアッパーフレーム(6)後端か
ら垂直状に延びる係止片を立設してもよい。
【0020】3. 本発明においては、支持杆(20)がホ
ルダの本体部(11a)を貫通するよう挿入孔(12)を穿
孔し、上記支持杆(20)の下端部に抜け止め用のストッ
パを設けて、ヒンジ装置(18)がホルダ(11)から抜け
出ないように構成することができる。 4. 実施例1,3において、画像形成装置内部の修理・
点検時に、ホルダの脚部片(11b)が当接するリアカバ
ー(4)部分にゴム等の衝撃吸収部材を設けてもよい。 5. ヒンジ装置(18)は各実施例に示したようなカウン
タバランス機能を有することが好ましい。しかし、修理
・点検時に外装カバー(15,40)を後方へ回動させる
かまたはその前方への回動を規制する適宜のストッパ手
段を設けておけば、本発明における外装カバー(15,
40)は、前述のようにして、画像形成装置本体上面か
ら退避するので、ヒンジ装置(18)にカウンタバランス
機能を必ずしも持たせる必要はない。
【0021】
【発明の効果】本発明の画像形成装置の外装カバー取付
装置は、プラテンカバーやADFを画像形成装置に支持
した状態でも、トップカバーを取り外して保守作業等が
行えるため、外装カバーの置き場所が不要であるだけで
なく、その構成部材の破損や塵埃の付着による汚れの恐
れがない。また、プラテンカバーに代えてADFを画像
形成装置本体に装着した場合は、装置本体に接続するハ
ーネスコネクタを外したりする手間や、ADFを再度搭
載した後のアライメント調整が不要になる等のメリット
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一実施例における複写機上部の構
造を示し、図2のI−I線断面図である。
【図2】 図1のII−II線で示される矢視図であり、複
写機本体の上面図を示す。
【図3】 図1に示すホルダの斜視図である。
【図4】 ホルダが複写機本体に固定された状態を示す
図1の要部拡大図である。
【図5】 図1に示すヒンジ装置の斜視図である。
【図6】 第一実施例の作用説明図である。
【図7】 本発明の第二実施例におけるホルダの斜視図
を示す。
【図8】 第二実施例の作用説明図である。
【図9】 本発明の第三実施例における複写機上部の一
部断面図を示す。
【符号の説明】
1…ハウジング、6…フレーム筺体(アッパーフレー
ム)、8…プラテンガラス、11…ホルダ、13…弾性
部材、15…プラテンカバー(外装カバー)、18…ヒ
ンジ装置、40…自動原稿送り装置(外装カバー)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外装カバーと該外装カバーに連結された
    ヒンジ装置とを支持するホルダをフレーム筺体に回動自
    在に固定し、かつ該ホルダをその弾性部材を介してハウ
    ジングまたはフレーム筺体に着脱可能に固定し、ホルダ
    の回動に伴って、上記外装カバーが画像形成装置本体上
    面から退避可能に傾動することを特徴とする画像形成装
    置の外装カバー取付装置。
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